JP4138685B2 - 引込み戸 - Google Patents

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Description

本発明は、主として、浴室やシャワー室等の水場の出入口として設けられる引込み戸に関するものである。
従来、この種の引込み戸として、浴室の出入口に適用した2枚引込み戸が知られている(例えば、特許文献1参照)。この2枚引込み戸は、開口部に設けた引き戸枠と、引き戸枠に開閉自在に装着した戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸から成る引き戸本体とを備えており、引き戸本体の閉塞時に、戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止されるようになっている。この場合、戸側煙返しは、形材で形成された戸尻縦框の浴室側の見付け面に一体に形成され、同様に枠側煙返しは、形材で形成された召合せ縦枠の脱衣室側の見付け面に一体に形成されている。
特開平9−125831号公報
このような従来の2枚引込み戸では、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面に形成した枠側煙返しは、2枚引込み戸の開放時には戸先引き戸により覆われ且つ閉塞時には戸尻引き戸により覆われてしまう。同様に、戸尻縦框の浴室側見付け面に形成した戸側煙返しは、2枚引込み戸の開放時には召合せ縦枠に対面し、閉塞時には引込み壁部に対面してしまう。一方、戸側煙返しは戸尻縦框に一体に形成され、また枠側煙返しは召合せ縦枠に一体に形成されているため、枠側煙返しを含む召合せ縦枠の脱衣室側見付け面や、戸側煙返しを含む戸尻縦框の浴室側見付け面を清掃する場合には、引き戸枠から戸先引き戸および戸尻引き戸(引き戸本体)を外す必要があり、ユーザに煩雑な作業を強いることになる。
本発明は、引き戸本体を外すことなく、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面および戸尻縦框の浴室側見付け面を清掃可能な引込み戸を提供することを課題としている。
本発明の引込み戸は、開口部に設けた引き戸枠と、引き戸枠に開閉自在に装着され、戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸を含む複数の引き戸から成る引き戸本体とを備え、引き戸本体の閉塞時に、戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止される引込み戸において、戸尻縦框と戸側煙返しとの間には、戸尻引き戸の召合せ縦枠を越えた戸先側への移動を許容するように、枠側煙返しに対する戸側煙返しの係止状態を解除可能な係止解除機構が構成され、係止解除機構は、戸尻縦框および戸側煙返しの基部のいずれか一方に設けられ、先端部に形成した太径の抜止め部、およびこれに連なる細径の係止軸部から成る係止突起と、他方に形成され、抜止め部の挿入を許容する挿入開口部、およびこれに連なると共に、係止軸部に係合し且つ抜止め部の引き抜きを阻止する抜止め開口部から成る係止開口と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、係止解除機構により、枠側煙返しに対する戸側煙返しの係止状態を解除することで、戸尻引き戸の召合せ縦枠を越えた戸先側への移動が可能となる。このため、上記の係止解除後に、戸先引き戸と共に戸尻引き戸(および中間引き戸)を戸先縦枠側に寄せれば、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面および戸尻縦框の浴室側見付け面を露出させることができる。
また、係止開口の挿入開口部に対して係止突起をその抜止め部から相対的に挿入し、この状態で係止突起を移動させ、その抜止め部を係止開口の抜止め開口部に臨ませる。これにより、係止突起は係止開口に対し、相対的に抜止め状態で係止される。また、逆の手順で、係止突起は係止開口に対し相対的に係止解除される。したがって、戸尻縦框に対し戸側煙返しを着脱することができる。
本発明の他の引込み戸は、開口部に設けた引き戸枠と、引き戸枠に開閉自在に装着され、戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸を含む複数の引き戸から成る引き戸本体とを備え、引き戸本体の閉塞時に、戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止される引込み戸において、戸尻縦框と戸側煙返しとの間には、戸尻引き戸の召合せ縦枠を越えた戸先側への移動を許容するように、枠側煙返しに対する戸側煙返しの係止状態を解除可能な係止解除機構が構成され、係止解除機構は、戸尻縦框および戸側煙返しの基部のいずれか一方に設けられ、上下方向に回動軸部および回動止め軸部を連ねて成る支軸と、他方に設けられ、着座位置で回動止め軸部に係合し、相対的上動位置で回動軸部に係合する軸受け部と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、係止解除機構により、枠側煙返しに対する戸側煙返しの係止状態を解除することで、戸尻引き戸の召合せ縦枠を越えた戸先側への移動が可能となる。このため、上記の係止解除後に、戸先引き戸と共に戸尻引き戸(および中間引き戸)を戸先縦枠側に寄せれば、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面および戸尻縦框の浴室側見付け面を露出させることができる。
また、軸受け部に対し支軸を相対的上動位置に移動させることにより、戸側煙返しが回動自在となる。また、逆の手順で、軸受け部に対し支軸を着座位置に相対的に移動させることにより、戸側煙返しが回動止め状態となる。したがって、戸側煙返しを上動させた後、回動させることにより、戸側煙返しが枠側煙返しに対し係止解除される。
本発明の他の引込み戸は、開口部に設けた引き戸枠と、引き戸枠に開閉自在に装着され、戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸を含む複数の引き戸から成る引き戸本体とを備え、引き戸本体の閉塞時に、戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止される引込み戸において、戸尻縦框と戸側煙返しとの間には、戸尻引き戸の召合せ縦枠を越えた戸先側への移動を許容するように、枠側煙返しに対する戸側煙返しの係止状態を解除可能な係止解除機構が構成され、係止解除機構は、戸尻縦框に取り付けた締結ねじ部材と、戸側煙返しの基部に見込み方向に長く形成され、締結ねじ部材が挿通する長孔と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、係止解除機構により、枠側煙返しに対する戸側煙返しの係止状態を解除することで、戸尻引き戸の召合せ縦枠を越えた戸先側への移動が可能となる。このため、上記の係止解除後に、戸先引き戸と共に戸尻引き戸(および中間引き戸)を戸先縦枠側に寄せれば、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面および戸尻縦框の浴室側見付け面を露出させることができる。
また、締結ねじ部材を緩めた後、戸側煙返しを手前に移動させれば、戸側煙返しが枠側煙返しに対し係止解除される。また、逆の手順で、戸側煙返しを枠側煙返しに係止することができる。
れら場合、引き戸本体は、戸先引き戸および戸尻引き戸の2枚の引き戸から成り、引き戸枠の下枠は、下枠本体と、下枠本体の上面に着脱自在に設けられ、下レールを形成すると共に下枠本体との間に排水空間を構成する下枠アタッチメントと、を有し、下枠アタッチメントは、見付け方向の略中間位置で分割した戸先側アタッチメントと戸尻側アタッチメントとで構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、上記の係止解除後に、戸先引き戸と共に戸尻引き戸を戸先縦枠側に寄せれば、戸尻側アタッチメントが離脱可能となり、これを外して排水空間(の戸尻側半部)を清掃することができる。同様に、戸先引き戸と共に戸尻引き戸を戸尻縦枠側に寄せれば、戸先側アタッチメントが離脱可能となり、これを外して排水空間(の戸先側半部)を清掃することができる。すなわち、戸先引き戸と共に戸尻引き戸を外すことなく、下枠本体と下枠アタッチメントとの間の排水空間をメンテナンスすることができる。
以上のように本発明の引込み戸によれば、枠側煙返しと戸側煙返しとの係止状態を解除した後、戸先引き戸と共に戸尻引き戸(および中間引き戸)を戸先縦枠側に寄せることで、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面および戸尻縦框の浴室側見付け面を露出させることができ、メンテナンス(主に清掃)が可能となる。すなわち、戸先引き戸と共に戸尻引き戸を外すことなく、召合せ縦枠の脱衣室側見付け面および戸尻縦框の浴室側見付け面を清掃することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の引込み戸を、浴室の出入口開口部に設けた2枚引込み戸に適用した場合について説明する。この浴室は、脱衣室との間にほぼ段差を無くした(実際には3mm程度の段差がある)バリアフリー設計となっており、ユニットバスで構成した浴室と脱衣室との間の出入口開口部に、2枚引込み戸が取り付けられている。図1は2枚引込み戸の浴室側から見た姿図であり、2枚引込み戸1は、出入口開口部に設けた引き戸枠2と、引き戸枠2に開閉自在に装着した戸先引き戸4および戸尻引き戸5から成る引き戸本体3と、引き戸本体の引込み壁部に構成したフィックス窓6と、で構成されている。
フィックス窓6は、引き戸本体3と略同一の高さを有し且つ引き戸本体3より幅狭に形成されており、窓枠11と窓枠11に装着した樹脂製の窓パネル12とで構成されている。窓枠11は、それぞれアルミニウムの形材等で形成して窓上枠14、窓下枠15および左右の両窓縦枠16a,16bを方形に枠組みして構成され、この框体を兼ねる窓枠11に、窓パネル12が脱衣室B側から押縁形式で装着されている。また、一方の窓縦枠16aは、後述する戸尻縦枠44と一体に形成され、他方の窓縦枠16bは、後述する召合せ縦枠45と一体に形成されている。
引き戸本体3は、大型の内外両ハンドル21a(21b)を取り付けた戸先側の戸先引き戸4と、これに共引きされる戸尻側の戸尻引き戸5とで構成されている。内外各ハンドル21a(21b)により引込み壁部から戸先引き戸4が先行して引き出されると、これに共引きされるようにして戸尻引き戸5が引き出されて、引き戸本体3は閉塞状態となる。逆に、内外各ハンドル21a(21b)により戸先引き戸4を開放してゆくと、途中から戸先引き戸4に引っかかって戸尻引き戸5も開放されてゆき、最終的に戸先引き戸4および戸尻引き戸5が重なるようにして、引込み壁部に収容される(開放)。
図2ないし4に示すように、引き戸枠2は、それぞれアルミニウムの形材等で形成した上枠41、下枠42、戸先縦枠43、戸尻縦枠44および中間の召合せ縦枠45を枠組みして、構成されている。この場合、戸先縦枠43は、出入口の見込み方向の幅いっぱいに設けられ、戸尻縦枠44は、引き戸本体3を収容する見込み幅に形成されると共に、フィックス窓6の一方の窓縦16aと一体に形成されている。同様に、召合せ縦枠45は、出入口の見込み方向の突出幅と略同幅に形成されると共に、フィックス窓6の他方の窓縦16bと一体に形成されている。そして、ユニットバスの防水パン7で構成される浴室床7aと、引き戸枠3の下枠42と、脱衣室Bの脱衣室床8とはほぼ面一に、すなわち段差が生じないように配設されている。
一方、戸先引き戸4は、それぞれアルミニウムの形材等で形成した上框23、下框24、戸先縦框25および召合せ縦框26を方形に框組みし、これに樹脂製のパネル体27を組み込んで、構成されている。同様に、戸尻引き戸5は、それぞれアルミニウムの形材等で形成した上框23、下框24、戸尻縦框28および召合せ縦框29を方形に框組みし、これに樹脂製のパネル体27を組み込んで、構成されている。戸先縦框25の見付け面には、上記の内ハンドル21aおよび外ハンドル21bが設けられ、またその中空部内には、内外両ハンドル21a,21bによって操作されるドア錠31が組み込まれている。浴室A側に設けられる内ハンドル21aは浴室A側に大きく突出し、脱衣室B側に設けられる外ハンドル21bは脱衣室B側に小さく突出している。また、両下框24,24には、着脱自在に構成した隔板32を介して上下4連の換気口33が形成されている。
戸先引き戸4の召合せ縦框26には、浴室A側に位置して引き戸間煙返し26aが一体に形成され、これに対応して、戸尻引き戸5の召合せ縦框29には、脱衣室B側に位置して引き戸間煙返し29aが一体に形成されている。この引き戸間煙返し同士26a,29aが係合(噛み合う)することで、戸先引き戸4に戸尻引き戸5が共引きされると共に、戸先引き戸4と戸尻引き戸5との間隙がシールされる。また、詳細は後述するが、戸尻縦框28の後端部には、戸側煙返し35が着脱自在に取り付けられると共に、これに対応して、召合せ縦枠45には枠側煙返し95が一体に形成されている。この戸側煙返し35と枠側煙返し95とが係合(噛み合う)することで、戸尻引き戸5が閉塞位置に位置規制されると共に、戸尻引き戸5と召合せ縦枠45との間隙がシールされる。
上枠41は、戸先縦枠43および戸尻縦枠44間に配設されたレール部上枠47と、戸先縦枠43および召合せ縦枠45間に配設された開口部上枠48と、で構成されている。脱衣室Bに位置するレール部上枠47と浴室A側に位置する開口部上枠48とは別体で構成され、レール部上枠47に対し開口部上枠48がスナップイン形式で装着されている。また、レール部上枠47には、戸先引き戸4および戸尻引き戸5がスライド自在に装着される下向きの2本の上レール49,49が垂設されている。
下枠42は、戸先縦枠43および戸尻縦枠44間に配設されたレール部下枠51と、戸先縦枠43および召合せ縦枠45間に配設された開口部下枠52と、で構成されている。脱衣室Bに位置するレール部下枠51と浴室B側に位置する開口部下枠52とは別体で構成され、シーラー等のシール材53を介して相互に突き合せるようにして水密に接合されている。開口部下枠52は、防水パン7の載置段部7bに着座する開口部下枠本体55と、開口部下枠本体55の上側に装着したスロープアタッチメント56と、で構成されている。開口部下枠本体55の上面は、防水パン7の浴室床7aと面一に配設され、後述するレール部下枠本体58からの排水を防水パン(浴室床7a)7に導き得るようになっている。
レール部下枠51は、レール部下枠本体58と、レール部下枠本体58の上面に着脱自在に装着したレールアタッチメント59と、で構成されている。レール部下枠本体58は、見付け方向の略中間位置で2分割された戸先側下枠本体58aと戸尻側下枠本体58bとで構成されている。同様に、レールアタッチメント59は、見付け方向の略中間位置(レール部下枠本体58と同位置)で2分割された戸先側アタッチメント59aと戸尻側アタッチメント59bとで構成されている。そして、レール部下枠本体58およびレールアタッチメント59の分割位置には、下枠本体同士58a,58bおよびアタッチメント同士59a,59bを水密に接合する板状のシールプレート60が介設されている(図3参照)。
レール部下枠本体58は、その上面を構成すると共に浴室A側に向かってわずかに下り傾斜となる上板部62と、上板部62の下側に形成した本体中空部63と、上板部62の浴室A側端から立ち上がったシート取付片部64と、上板部62の脱衣室B側端から立ち上がり脱衣室B側に屈曲して延びる脱衣室見切り片部65と、で一体に形成されている。シート取付片部64には、戸尻引き戸5に摺接する第1下枠シール部材66が装着される一方、脱衣室見切り片部65の浴室A側部位には、弾性材(シール材)で構成した止水板67が立設されている。また、シート取付片部64の基部には複数の連通孔が形成されており(図示省略)、レールアタッチメント59から上板部62の上面に流下した排水を、この複数の連通孔を介して上記の開口部下枠本体55の上面に導き得るようになっている。なお、戸先側下枠本体58aと戸尻側下枠本体58bとは本体中空部63の高さが異なるが、同一の基本形態を有している(図2および図4参照)。
レールアタッチメント59は、平板上のアタッチメント本体71と、アタッチメント本体71の上面に立設した一対の下レール72,72と、一対の下レール72,72間に配設したシール取付部73と、アタッチメント本体71の下面に垂設した長短一対の脚片74a,74bと、アタッチメント本体71の浴室A側から水平に延設した係止片75と、で一体に形成されている。一対の下レール72,72には、戸先引き戸4および戸尻引き戸5がスライド自在に装着され、またシール取付部73には、戸先引き戸4に摺接する第2下枠シール部材76が装着されている。係止片75は、レール部下枠本体58のシート取付片部64に下側から係止されており、レールアタッチメント59は、脱衣室B側の部位を引き上げて斜めにすることにより離脱され、且つ逆の手順で装着される。さらに、一対の脚片74a,74bにより、レールアタッチメント59とレール部下枠本体58との間に排水空間78が構成されている。
ところで、防水パン7側から引き戸本体3に向かって流れる排水は、上記の第1下枠シール部材66および第2下枠シール部材76により構成される止水ラインにより止水される。また、この止水ラインから漏れて脱衣室B側に流入する排水は、堰として機能する止水板67により止水される。本実施形態では、止水ラインから漏れ止水板67で止水された排水を、レールアタッチメント(アタッチメント本体71)59に形成した複数の排水孔(図示省略)からレール部下枠本体58の上面、すなわち排水空間78に流下させ、この排水空間78から開口部下枠本体55を介して防水パン7に戻すようにしている。図示では省略したが、複数の排水孔は上記の止水ラインと止水板67との間に位置して、アタッチメント本体71に貫通形成されている。なお、戸先側アタッチメント59aと戸尻側アタッチメント59bとは、同一の形態を有している(図2および図4参照)。
戸先縦枠43は、縦枠中空部82を有する戸先縦枠本体81と、戸先引き戸4の先端部を呑み込む一対の呑込み溝形成片83a,83bと、を備えており、浴室A側の呑込み溝形成片83aには内向きの第1縦枠シール部材84が装着されている。同様に、戸尻縦枠44は、縦枠中空部87を有すると共に上記の窓縦枠16aを兼ねる戸先縦枠本体86と、開放時の戸先引き戸4および戸尻引き戸5が当接される上下一対の当接パッド88と、を備えている。
召合せ縦枠45は、戸先縦枠43に対面し方形中空部92を有する召合せ縦枠本体91と、召合せ縦枠本体91の脱衣室B側端から屈曲して見込み方向に延びると共に上記の窓縦枠16bを兼ねる召合せ部93と、召合せ部93に突設した縦シール取付部94と、縦シール取付部94から戸尻方向に延びる枠側煙返し95と、で一体に形成されている。縦シール取付部94には、戸尻引き戸5に密接する第2縦枠シール部材96が装着され、また詳細は後述するが、枠側煙返し95には、閉塞状態における戸尻引き戸5の戸側煙返し35が係止されるようになっている。
ところで、召合せ縦枠45と閉塞状態の戸尻引き戸5の戸尻縦框28との間は、その下部において、上記の第1下枠シール部材66の端を2縦枠シール部材96に突き当てたシール形態となるため、シール切れを生じ易いものとなる。そこで、本実施形態では、スロープアタッチメント56と、召合せ縦枠45の召合せ縦枠本体91と、閉塞状態の戸尻引き戸5の戸尻縦框28とで囲まれたコーナー部分に、シール強化用のピース部品101が取り付けられている。
ピース部品101は、樹脂製の部品本体102と、部品本体102の脱衣室B側端部に水平姿勢で装着した横シール部材103と、部品本体102の脱衣室B側端部に鉛直姿勢で装着した縦シール部材104とを有している。ピースものの横シール部材103は、第1下枠シール部材66の上側に隣接して戸尻引き戸5の浴室A側下部に密接し、縦シール部材104は、第2縦枠シール部材96に隣接して戸尻引き戸5の浴室A側後端部に密接する。なお、横シール部材103と縦シール部材104とは、相互の交会部分で連続していること、すなわち、単一のシール部材を折り曲げて形成されていることが、好ましい。また、これとは別に、シール強化用に、上記の窓下枠15とレール部下枠51のシール取付片部64との掛止め部分には、シールパッド105が介設されている。
図5は、召合せ縦枠45と戸尻引き戸5の戸尻縦框28との召合せ部分の拡大断面図であり、戸尻引き戸5を閉塞して状態では、召合せ縦枠45の枠側煙返し95と戸尻縦框28の戸側煙返し35とが噛み合うようにして、相互に係止されている。本実施形態では、戸側煙返し35が戸尻縦框28の後端面に着脱自在に取り付けられている。戸側煙返し35は、戸尻縦框28と同じ高さを有しており、枠側煙返し95に係止される先端部片111とこれに連なる基部片112とで断面略「L」字状に形成されている。基部片112には、戸尻縦框28の後端面に形成した浅溝28aに嵌合する一対の小突片113,113が形成され、この一対の小突片113,113間に位置して、長手方向に等間隔となるように複数(図示では1つのみ記載)の係止突起115が固定されている。
係止突起115は、先端部に形成した太径の抜止め部115aとこれに連なる細径の係止軸部115bとから成り、この係止軸部115bの部分で基部片112に固定されると共に、抜止め部115aと上記の一対の小突片113,113とが戸尻縦框28のほぼ肉厚分、離間している。一方、係止突起115に対応して戸尻縦框28の後端面には、抜止め部115aの挿入を許容する挿入開口部116aと挿入開口部116aの下方に連なる抜止め開口部116bとから成る鍵穴形状の複数(図示では1つのみ記載)の係止開口116が形成されている。挿入開口部116aは、抜止め部115aに対し一回り大きく形成され、抜止め開口部116bは、抜止め部115aより小さく且つ係止軸部115bに対し一回り大きく形成されている。
戸側煙返し35を手に持ち、各係止開口116に各係止突起115を位置合わせし、各係止開口116の挿入開口部116aに各係止突起115の抜止め部115aに挿入すると共に、戸側煙返し35をわずかに下方に移動させて抜止め部115aを挿入開口部116aから抜止め開口部116bに臨ませる。これにより、戸側煙返し35が戸尻縦框28に抜止め状態で係止、すなわち装着される。また、この状態から逆の手順で、戸側煙返し35が戸尻縦框28から離脱される。このように、係止突起115と係止開口116とにより、戸尻引き戸5の召合せ縦枠45を越えた戸先側への移動を許容するように前記枠側煙返し95に対する前記戸側煙返し35の係止状態を解除可能な係止解除機構が構成されている。なお、係止開口116を戸側煙返し35に形成し、係止突起115を戸尻縦框28に設ける構成としてもよい。
図3に示すように、戸側煙返し35を戸尻縦框28に装着した状態で、引き戸本体3を閉塞すると、この戸側煙返し35が枠側煙返し95に係止され、引き戸本体3の閉塞状態が位置規制される。一方、図6に示すように、レールアタッチメント59を外して排水空間78を清掃する場合には、戸先引き戸4および戸尻引き戸5を戸尻側に寄せて完全開放状態とし、戸先側アタッチメント59aを外して排水空間78の戸先側半部を清掃する(同図(a)参照)。次に、戸側煙返し35を戸尻縦框28から離脱させた後、戸先引き戸4および戸尻引き戸5を戸先側に最大限寄せ、戸尻側アタッチメント59bを外して排水空間78の戸尻側半部を清掃する(同図(b)参照)。また、この同図(b)の状態では、戸尻縦框28の浴室A側見付け面が浴室A側に開放されるため、この部分の清掃も可能になる。同様に、召合せ縦枠45の召合せ部(枠側煙返し95廻り)93が脱衣室B側に開放されるため、この部分の清掃も可能になる。
次に、図7を参照して、戸側煙返し35廻り(係止解除機構)の第2実施形態について説明する。この実施形態では、戸尻縦框28の後端面に上下方向に延在する複数(図示では1つのみ記載)の支軸121が設けられる一方、この複数の支軸121に、戸側煙返し35の基部片112に設けた複数(図示では1つのみ記載)の筒状の軸受け部材122が軸着されている。図示では省略したが、各支軸121には、軸受け部材122が回動可能に軸支される回動軸部と、回動軸部の下側に連なる回動止め軸部と、回動止め軸部の下側に連なるストッパとを有している。回動止め軸部の外周面には、複数の凸条が形成され、これに対応して各軸受け部材122の内周面には、複数の凸条にスプライン様に係合する複数の凹条が形成されている。
各支軸121に各軸受け部材122を軸着した状態では、ストッパに位置規制された軸受け部材122が支軸121の回動止め軸部に係合している。これにより、戸側煙返し35は、枠側煙返し95に係止される姿勢を維持する。一方、この状態から戸側煙返し35を上動させると、軸受け部材122が支軸121の回動軸部に係合し、戸側煙返し35が回動可能な状態になる。これにより、枠側煙返し95対する戸側煙返し35の係止を解除させることが可能になる。したがって、上記のレールアタッチメント59等の清掃に際しては、戸側煙返し35を上動させた後、手前側に回動させて戸側煙返し35を枠側煙返し95から離脱(係止解除)させるようにする。なお、支軸121を戸側煙返し35に設け、軸受け部材122を戸尻縦框28に設ける構成としてもよい。ただしこの場合には、支軸121は上下逆向きに設けられる。
次に、図8を参照して、戸側煙返し35廻り(係止解除機構)の第3実施形態について説明する。この実施形態では、戸尻縦框28の後端面に、複数(図示では1つのみ記載)の締結ねじ部材125を介して戸側煙返し35が固定されている。戸側煙返し35の基部片112には、見込み方向に延びる複数(図示では1つのみ記載)の長孔126が形成されており、各締結ねじ部材125は、この各長孔126を貫通すると共に浅溝28aに投入したスペーサ127を介して戸尻縦框28に螺合している。このため、複数の締結ねじ部材125を緩めることにより、戸側煙返し35は見込み方向にスライド自在となり、枠側煙返し95に対し係脱自在となる。したがって、上記のレールアタッチメント59等の清掃に際しては、締結ねじ部材125を緩めて戸側煙返し35を枠側煙返し95から離脱させるようにする。
なお、本実施形態では、戸尻縦框に対し戸側煙返しを着脱自在に構成したが、これとは逆に、召合せ縦枠に対し枠側煙返しを着脱自在に構成してもよい。また、本発明の2枚引込み戸は、浴室の出入口他、シャワー室等の水場の出入口にも適用可能である。さらに、本発明は、3枚引込み戸等(3枚以上のもの)にも適用可能である。
実施形態に係る2枚引込み戸の浴室側から見た姿図である。 実施形態に係る2枚引込み戸の縦断面図である。 実施形態に係る2枚引込み戸の横断面図である。 実施形態に係る2枚引込み戸のフィクス窓側の縦断面図である。 第1実施形態にかかる戸側煙返し廻り(係止解除機構)の拡大横断面図である。 レールアタッチメントの清掃作業時の横断面図である。 第2実施形態にかかる戸側煙返し廻り(係止解除機構)の拡大横断面図である。 第3実施形態にかかる戸側煙返し廻り(係止解除機構)の拡大横断面図である。
符号の説明
1 2枚引込み戸、2 引き戸枠、3 引き戸本体、4 戸先引き戸、5 戸尻引き戸、28 戸尻縦框、35 戸側煙返し、42 下枠、45 召合せ縦枠、51 レール部下枠、58 レール部下枠本体、59 レールアタッチメント、59a 戸先側アタッチメント、59b 戸尻側アタッチメント、78 排水空間、91 召合せ縦枠本体、93 召合せ部、95 枠側煙返し、115 係止突起、115a 抜止め部、115b 係止軸部、116 係止開口、116a 挿入開口部、116b 抜止め開口部、121 支軸、122 軸受け部材、125 締結ねじ部材、126 長孔、A 浴室、B 脱衣室

Claims (4)

  1. 開口部に設けた引き戸枠と、前記引き戸枠に開閉自在に装着され、戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸を含む複数の引き戸から成る引き戸本体とを備え、
    前記引き戸本体の閉塞時に、前記戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、前記引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止される引込み戸において、
    前記戸尻縦框と前記戸側煙返しとの間には、前記戸尻引き戸の前記召合せ縦枠を越えた戸先側への移動を許容するように、前記枠側煙返しに対する前記戸側煙返しの係止状態を解除可能な係止解除機構が構成され、
    前記係止解除機構は、前記戸尻縦框および前記戸側煙返しの基部のいずれか一方に設けられ、先端部に形成した太径の抜止め部、およびこれに連なる細径の係止軸部から成る係止突起と、
    他方に形成され、前記抜止め部の挿入を許容する挿入開口部、およびこれに連なると共に、前記係止軸部に係合し且つ前記抜止め部の引き抜きを阻止する抜止め開口部から成る係止開口と、を有していることを特徴とする引込み戸。
  2. 開口部に設けた引き戸枠と、前記引き戸枠に開閉自在に装着され、戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸を含む複数の引き戸から成る引き戸本体とを備え、
    前記引き戸本体の閉塞時に、前記戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、前記引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止される引込み戸において、
    前記戸尻縦框と前記戸側煙返しとの間には、前記戸尻引き戸の前記召合せ縦枠を越えた戸先側への移動を許容するように、前記枠側煙返しに対する前記戸側煙返しの係止状態を解除可能な係止解除機構が構成され、
    前記係止解除機構は、前記戸尻縦框および前記戸側煙返しの基部のいずれか一方に設けられ、上下方向に回動軸部および回動止め軸部を連ねて成る支軸と、
    他方に設けられ、着座位置で前記回動止め軸部に係合し、相対的上動位置で前記回動軸部に係合する軸受け部と、を有していることを特徴とする引込み戸。
  3. 開口部に設けた引き戸枠と、前記引き戸枠に開閉自在に装着され、戸先引き戸およびこれに共引きされる戸尻引き戸を含む複数の引き戸から成る引き戸本体とを備え、
    前記引き戸本体の閉塞時に、前記戸尻引き戸の戸尻縦框に設けた戸側煙返しが、前記引き戸枠の召合せ縦枠に設けた枠側煙返しに係止される引込み戸において、
    前記戸尻縦框と前記戸側煙返しとの間には、前記戸尻引き戸の前記召合せ縦枠を越えた戸先側への移動を許容するように、前記枠側煙返しに対する前記戸側煙返しの係止状態を解除可能な係止解除機構が構成され、
    前記係止解除機構は、前記戸尻縦框に取り付けた締結ねじ部材と、
    前記戸側煙返しの基部に見込み方向に長く形成され、前記締結ねじ部材が挿通する長孔と、を有していることを特徴とする引込み戸。
  4. 前記引き戸本体は、前記戸先引き戸および前記戸尻引き戸の2枚の引き戸から成り、
    前記引き戸枠の下枠は、下枠本体と、前記下枠本体の上面に着脱自在に設けられ、下レールを形成すると共に前記下枠本体との間に排水空間を構成する下枠アタッチメントと、を有し、
    前記下枠アタッチメントは、見付け方向の略中間位置で分割した戸先側アタッチメントと戸尻側アタッチメントとで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の引込み戸。
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