JP2008237536A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の遊技機は、制御基板内の各演算素子間の通信が多数本のバスを介するパラレル通信で行われ、各演算素子間の電気配線数が多かった。また、制御基板間の通信を行うために搭載された通信ICのプログラムを独自に作成し、予めROMに記憶させておく作業が必要になる。
【解決手段】サブ制御基板100内のUSBハブ82とUSBコーデック83a間の通信は一対の通信線を用いたシリアル通信で行われるため、各演算素子間の電気配線数は少なくなり、サブ制御基板100の集積度を大きくしたり、基板面積を縮小できる。また、サブ制御基板100と遊技状態表示基板143間の通信が標準規格化されたUSB規格に従うため、通信制御プログラムは市販されて予め用意されており、従来の、通信ICのプログラムを独自に作成する作業が不要になり、プログラムの制作コストが大幅に減少する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、制御基板内または制御基板間における演算素子間で通信が行われる遊技機に関するものである。
従来この種の遊技機としては、下記の特許文献1に開示されたパチスロ機がある。このパチスロ機は、遊技の進行に関する種々の遊技処理を制御するメインCPU(中央演算処理装置)を備えたメイン制御基板、メインCPUの制御の下、種々の演出を液晶表示装置などに表示する制御を行うサブCPUを備えた映像制御基板、およびサブCPUの制御の下、スピーカに放音させて音響効果を出す音制御基板から構成されている。
各制御基板内におけるCPUやその周辺素子といった各演算素子間の通信は、アドレスバスおよびデータバスを介して行われている。アドレスバスおよびデータバスはアドレス情報およびデータ情報を送受信する多数本の信号線から構成され、各信号線に信号が同時に伝送されてパラレル通信が行われる。
各制御基板には通信IC(高集積化回路)が搭載されており、各制御基板間では、この通信ICの制御により、一対の信号線を介して信号が1ビットずつ送信されるシリアル通信が行われる。このシリアル通信は、その制御種別が表されるコマンド種別とそのコマンドの内容が表されるパラメータとのセットで構成される信号により行われ、その通信プロトコルは制御基板上のROM(読出専用メモリ)に予めプログラムされて記憶されている。
特開2006−198253号公報
上記従来の遊技機は、制御基板内における各演算素子間が、上述したように多数本のアドレスバスやデータバスで接続されている。従って、制御基板内の各演算素子間における電気配線数は非常に大きくなるため、制御基板上に配置できる演算素子の数は限られてしまう。また、制御基板に搭載する演算素子の配置の自由度も制限されてしまう。
また、上記従来の遊技機は、上述したように、制御基板間の通信が各制御基板に搭載された通信ICによって行われる。従って、上記従来の遊技機は、予め通信ICのプログラムを独自に作成し、予めROMに記憶させておく作業が必要になる。また、音響効果やランプ・映像等の新しい演出を行う制御基板を追加する場合、追加する制御基板の演出機能によって通信ICの通信プロトコルが異なるため、新しい制御基板を追加するたびに、新しいプロトコルのプログラムを作成し、ROMに組み込まなければならず、遊技機の製造コストが増大する。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、遊技動作を制御する1つの制御基板内における演算素子間、または遊技動作を制御する異なる制御基板における演算素子間の通信を行う通信手段を備えた遊技機において、通信手段が、一対の通信線でシリアル通信を行う標準規格化された通信方式を用いることを特徴とする。
本構成によれば、制御基板内における各演算素子間の通信は、一対の通信線を用いたシリアル通信によって行われる。このため、従来の遊技機のように多数本のアドレスバスやデータバスによって通信を行う場合に比較して、各演算素子間の電気配線数は少なくなる。従って、電気配線数が少なくなった分、制御基板上に配置する演算素子の数を増加させて制御基板の集積度を大きくしたり、また、基板面積を縮小させることも可能である。また、制御基板に搭載する演算素子の配置の自由度も増えるため、制御基板の設計が比較的容易になり、制御基板の設計費、ひいては遊技機の製造コストが削減される。また、制御基板間の通信が標準規格化されたシリアル通信によって行われ、通信制御のプログラムが予め用意されているため、従来の、通信ICのプログラムを独自に作成する作業が不要になり、プログラムの制作コストが大幅に減少する。
また、本発明は、通信方式がUSB規格またはイーサネット規格(「イーサネット」は富士ゼロックス(株)の登録商標である)に従う通信方式であることを特徴とする。
本構成によれば、通信方式がUSB規格に従う通信方式の場合、静電気に強いため、遊技機本体の電源が入っている状態で演算素子をUSB接続することができ、活線挿抜が可能となる。また、USB規格の通信方式は、演算素子間の通信において正しいデータを送受信出来るまで信号を再送し、また、双方向の信号のエラーを検知するので、従来の通信に比べて信号通信品質が高くなる。また、通信方式がイーサネット規格の場合、双方向の信号のエラー訂正を行い、信号を再送するので、このイーサネット規格によっても信号通信品質は高くなる。
また、本発明は、複数対の通信線を集線するハブを有する制御基板を備え、演算素子間の通信がこのハブを介して行われることを特徴とする。
本構成によれば、標準規格化されたシリアル通信方式を用いて通信を行っている制御基板間に、音響効果やランプ・映像等の新しい演出を行う制御基板を追加する場合、追加する制御基板にハブを備えることにより、元々あった制御基板と追加する制御基板との間の通信は、ハブを介して標準規格化されたシリアル通信によって行える。従って、元々あった制御基板を設計変更することなく、新しい制御基板を追加することが可能となる。また、この際、新しい制御基板をUSB接続する場合、制御基板内の演算素子が接続されたUSB接続のインターフェイス・クラスコードを読んで、対応する通信制御プログラムを自動的にセットする自動認識機能が働く。このため、より容易に新しい制御基板を追加することが可能になる。
本発明による遊技機によれば、上述したように、各演算素子間の電気配線数は少なくなるため、制御基板の集積度を大きくしたり、また、基板面積を縮小させることも可能である。また、制御基板に搭載する演算素子の配置の自由度も増えるため、制御基板の設計費、ひいては遊技機の製造コストが削減される。また、制御基板間の通信が標準規格化されたシリアル通信で行われ、通信制御のプログラムが予め用意されているため、従来の、通信ICのプログラムを独自に作成する作業が不要になり、プログラムの制作コストが大幅に減少する。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本実施形態によるパチスロ機1の外観を示す正面図である。パチスロ機1は、筐体の前面に前面ドア1Aを備えて構成されている。前面ドア1Aは、パチスロ機1の図示しない筐体の前面開口を塞ぐ扉体であり、その片側が筐体の前面の片側に開閉自在に軸支されている。筐体内部には、パチスロ機1における遊技動作を制御する各種基板をはじめ、パチスロ遊技に用いられる各種機器が収納されている。また、前面ドア1Aの中央部にはミニリール表示窓部13が設けられている。ミニリール表示窓部13の背後には、3個のミニリール40a,40b,40c(図2および図3参照)が回転自在に設けられている。各ミニリール40a〜40cの外周面には複数種類の図柄(以下、シンボルという)から成るシンボル列が描かれている。ミニリール表示窓部13に形成された表示窓を通して、各ミニリール40a〜40cの外周面に描かれたシンボルがそれぞれ3個ずつ観察される。また、ミニリール表示窓部13の上方には、20インチの大型の透明液晶からなる液晶表示装置11が設けられている。液晶表示装置11の表示画面には、演出画像などの種々の情報が表示される。液晶表示装置11は、遊技に関する種々の情報を表示する液晶表示部を構成している。
ミニリール40a〜40cは、図2に示す回転リールユニットとして構成されており、フレーム41にブラケット42を介して取り付けられている。各ミニリール40a〜40cは、リールドラム43の外周にリール帯44が貼られて構成されており、リール帯44の外周面には上述したシンボル列が描かれている。また、各ブラケット42にはステッピングモータ(回胴モータ)45が設けられており、各ミニリール40a〜40cはこれらステッピングモータ45が駆動されて回転する。また、回転リールユニットの近傍には、各ミニリール40a〜40cの照明用の図示しないバックライト214(図4参照)が設けられている。
各ミニリール40a〜40cの構造は図3(a)に示される。なお、同図において図2と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
リール帯44の背後のリールドラム43内部にはランプケース46が設けられており、このランプケース46の3個の各部屋にはそれぞれバックランプ47a,47b,47cが取り付けられている。これら各バックランプ47a〜47cは発光光量の大きい白色LED(発光ダイオード)からなり、同図(b)に示すようにフォトセンサ図柄表示基板48に実装されて、このフォトセンサ図柄表示基板48がランプケース46の背後に取り付けられている。これら各バックランプ47a〜47cの点灯により、リール帯44に描かれたシンボルの内、各バックランプ47の前部に位置する3個のシンボルが背後から個別に照らし出され、ミニリール表示窓部13の表示窓にそれぞれ3個ずつのシンボルが映し出される。また、ブラケット42にはフォトセンサ49が取り付けられている。このフォトセンサ49は、フォトセンサ図柄表示基板48に接続されており、リールドラム43に設けられた遮蔽板50がリールドラム43の回転に伴ってフォトセンサ49を通過するのを検出する。
また、図1に示すように、ミニリール表示窓部13の右側には、遊技者が遊技媒体であるメダルを投入するためのメダル投入口12が設けられている。また、ミニリール表示窓部13の左側には、1貯留メダル投入ボタン(1BETボタン)14a、3貯留メダル投入ボタン(MAXBETボタン)14b、選択ボタン15a、および決定ボタン15bが設けられている。各貯留メダル投入ボタン14a,14bは、メダルがクレジットされている際にメダル投入口12へのメダル投入に代えて1回のゲームに1枚または3枚のメダルを賭ける際に使用される。選択ボタン15aは、液晶表示装置11における表示項目の選択に用いられる。また、決定ボタン15bは、選択ボタン15aに対する操作によって選択された表示項目の決定に用いられる。
また、ミニリール表示窓部13の下方には、左側から、精算ボタン16、スタートレバー17、および停止ボタン18a,18b,18cが設けられている。精算ボタン16は、パチスロ機1内部にメダルをクレジットして遊技を行なうか直接メダル投入口12にメダルを投入して遊技を行なうかを切り替える際、およびパチスロ機1内部にクレジットされている全てのメダルを払い出して精算する際に使用される。また、スタートレバー17の操作により、ミニリール表示窓部13の背後のミニリール40a〜40cの回転が一斉に開始される。各停止ボタン18a〜18cは、各ミニリール40a〜40cに対応して配置されており、各ミニリール40a〜40cの回転が一定速度に達したときそれぞれ操作が有効化され、遊技者の操作に応じてミニリール40a〜40cの回転は停止する。
また、液晶表示装置11の上方には、装飾用の上部LED141(図4参照)を覆う上部レンズカバー21が取り付けられており、液晶表示装置11の両側には、装飾用のサイドLED142(図4参照)を覆うサイドレンズカバー23が取り付けられている。上部レンズカバー21の両側には、放音口22aを有するスピーカカバー22が設けられており、このスピーカカバー22の内部にはスピーカ20a,20bが設けられている。また、前面ドア1Aの正面下部には腰部ガラス3が設けられており、この腰部ガラス3の下方にはメダル受皿19が設けられている。メダル受皿19はメダル払出口19aから払い出されるメダルを貯めるものであり、メダル払出口19aの右方の機器表面に形成された放音口の背後には、下部スピーカ31が設けられている。
図4は、上述したパチスロ機1内部の電気的接続構成を示すブロック図である。なお、同図において、図1〜図3と同一または相当する部分には同一の符号を付して説明する。
パチスロ機1内部の各電気的部品は、キャビネット本体内部に構成されるキャビネットブロック200、前面ドア1Aの裏面に取り付けられるミドルドアに構成されるミドルドアブロック210、および上記キャビネットブロック200と上記ミドルドアブロック210以外の部分であり、前面ドア1Aの裏面に構成される前面ドアブロックの3つのブロックに設けられている。
ミドルドアブロック210には、パチスロ機1における遊技の進行に関する種々の処理を行なう主基板160、前面ドアブロックには、遊技の演出に関する種々の処理を行なうサブ制御基板100が設けられている。主基板160は設定スイッチ161を備えており、この設定スイッチ161が操作されることで、パチスロ機1の出玉率などが設定される。主基板160には、ドア中継基板162を介して、上述した前面ドア1Aの前面に設けられたスタートレバー17、各BETボタン14a,14b、停止ボタン18a〜18c、および精算ボタン16などの各操作部が接続されており、これら各操作部が操作されると、ドア中継基板162を介して主基板160へ操作信号が出力される。また、ドア中継基板162には、セレクタ30および打ち止め解除センサ163が接続されている。セレクタ30は、メダル投入口12から投入されたメダルの選別を行ない、その投入枚数をカウントする。また、打ち止め解除センサ163は、店員により打ち止めを解除するときに使用される。
サブ制御基板100は、スルー接続するサブ中継基板140およびメインサブ中継基板150を介して主基板160と接続されており、主基板160からの制御信号に基づき、種々の演出処理などを行なう。サブ制御基板100には、液晶中継基板120を介して液晶表示装置11が接続されており、サブ制御基板100は、ROMカートリッジ104から読み込んだ画像データに基づいて液晶表示装置11で種々の演出画像を表示する。ROMカートリッジ104は、取り外し可能なカートリッジ方式の画像データROMであり、サブ制御基板100は、このROMカートリッジ104に格納されている画像データに基づいて液晶表示装置11に画像を表示させる。
サブ中継基板140には、遊技状態表示基板143を介して上述した上部スピーカ20a,20bが接続されており、また、上述した上部LED141、サイドLED142,142も接続されている。これら上部スピーカ20a,20bおよび各LED141,142,142は、サブ制御基板100によって駆動される。また、サブ中継基板140には、24時間ドア監視ユニット144を介して前面ドア監視スイッチ145およびミドルドア開閉監視スイッチ146が接続されている。24時間ドア監視ユニット144は、各スイッチ145,146からの入力信号に基づいて前面ドア1Aの開閉状態やミドルドアの回動状態を監視するものである。また、サブ中継基板140には、上述した選択ボタン15aおよび決定ボタン15b、下部スピーカ31、およびインバータ基板147が接続されている。インバータ基板147は、サブ制御基板100からの制御信号に基づいて、腰部ガラス3内部に収納される腰部装飾照明用の腰部冷陰極管148の発光を制御する。
キャビネットブロック200には、電源ユニット201、キャビネット中継基板202および背面スピーカ203が設けられている。電源ユニット201は、主基板160およびキャビネット中継基板202に接続されて各電気部品に電源を供給している。
キャビネット中継基板202には、補助収納庫スイッチ基板204、外部集中端子板205、遊技メダル払出しカウントスイッチ207およびホッパーモータ208が接続されている。パチスロ機1のキャビネット本体内部には、メダル投入口12から投入されたメダルを貯留すると共に上記のホッパーモータ208によって遊技者にメダルを払い出すためのホッパー装置206が設けられている。ホッパー装置206によって払い出されるメダルの枚数は、上記の遊技メダル払出しカウントスイッチ207によって計数される。また、パチスロ機1のキャビネット本体内部には、ホッパー装置206がメダルで満杯の際にホッパー装置206とは別にメダルを貯留する図示しない補助収納庫が設けられており、この補助収納庫のメダル貯留状況は上記の補助収納庫スイッチ基板204により監視される。この補助収納庫がメダルで満杯になると、補助収納庫スイッチ基板204から主基板160に満杯信号が出力される。また、背面スピーカ203は、キャビネット本体における腰部ガラス3の背面側で機械の裏側に向けて設けられており、サブ制御基板100によって上部スピーカ20a,20bおよび下部スピーカ31と共に駆動制御される。
ミドルドアブロック210には、上述したミニリール40a,40b,40cを有する回転リールユニットおよびバックライト214が設けられており、各ミニリール40a,40b,40c毎に、回胴中継基板211,212,213が設けられている。これら各回胴中継基板211〜213は、主基板160と接続されており、上述したステッピングモータ45やフォトセンサ図柄表示基板48に実装された各バックランプ47a〜47cは、これら各回胴中継基板211〜213を介して主基板160から入力された制御信号に基づいて駆動制御される。また、バックライト214は、サブ中継基板140を介してサブ制御基板100に接続されており、サブ制御基板100により発光態様が制御される。
図5は、上述したサブ制御基板100および遊技状態表示基板143のより詳細な構成を示すブロック図である。サブ制御基板100には遊技演出を統括制御するサブCPU81が搭載されており、このサブCPU81には、複数対の通信線を集線するUSBハブ82が備えられている。また、サブ制御基板100にはデジタル化した音声信号をアナログ信号へD/A変換するUSBコーデック83aが搭載されており、このUSBコーデック83aは一対の通信線によりUSBハブ82を介してサブCPU81にUSB接続されている。また、USBコーデック83aはサブ中継基板140を介して背面スピーカー203および下部スピーカー31に接続されている。サブCPU81は、遊技動作を制御する1つのサブ制御基板100内におけるサブCPU81とUSBコーデック83aとの間の通信を行う通信手段を構成している。本実施形態では、この通信手段は、一対の通信線でシリアル通信を行う、USBオーディオ規格に従う標準規格化された通信方式を用いている。
また、遊技状態表示基板143にも上記のUSBコーデック83aと同様なUSBコーデック83bが搭載されており、このUSBコーデック83bは、一対の通信線によりサブ中継基板140を経由し、USBハブ82を介してサブCPU81にUSB接続されている。また、USBコーデック83bは、左側の上部スピーカ20aおよび右側の上部スピーカ20bに接続されている。サブCPU81は、遊技動作を制御する異なるサブ制御基板100と遊技状態表示基板143における、サブCPU81とUSBコーデック83bとの間の通信を行う通信手段を構成している。本実施形態では、この通信手段は、一対の通信線でシリアル通信を行う、USBオーディオ規格に従う標準規格化された通信方式を用いている。サブ中継基板140には図示しないコネクタが設けられており、USBコーデック83bとサブ中継基板140との間のUSB接続はこのコネクタを用いて行われる。また、サブ制御基板100には図示しないROMが搭載されている。このROMには、USB規格化に従う種々のシリアル通信を行うための通信プロトコルが予め記憶されている。
次に、図6に示すメインフローチャートを参照して、主基板160のメインCPUの制御動作について説明する。
初めに、メインCPUは、ゲーム開始時の初期化処理を行う(図6,S1参照)。具体的には、主基板160の制御RAMの記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いて、メインCPUは、ゲーム終了時の指定RAM領域のクリア処理を行う(S2)。この処理では、前回のゲームに使用された制御RAMにおける指定格納領域がクリアされる。
次に、メインCPUは、ボーナス作動監視処理を行い(S3)、メダル投入・スタートチェック処理を行う(S4)。次に、メインCPUは、乱数発生器で発生した抽籤用の乱数をサンプリング回路によって抽出し(S5)、抽出した乱数値を制御RAMの乱数格納領域に格納する。次に、メインCPUは、遊技状態監視処理を行い(S6)、続いて、内部抽籤処理を行う(S7)。遊技状態監視処理では、そのときに“オン”となっている作動中フラグに対応した遊技状態を示す識別子が遊技状態格納領域にセットされる。内部抽籤処理では、S5で抽出した乱数を用いて単位遊技における内部当籤役が抽籤される。次に、遊技開始コマンドを制御RAMの通信データ記憶領域にセットする(S8)。遊技開始コマンドは、S6で識別した遊技状態、S7の内部抽籤処理で抽籤した内部当籤役等の情報を含むコマンドである。次に、メインCPUは、回胴停止初期設定処理を行う(S9)。
続いて、メインCPUは、前回のリール回転開始から4.1秒が経過したか否かを判別する(S10)。この判別が“NO”のときは、4.1秒が経過するまでウエイト処理(S11)が行われる。ウエイト処理では、遊技者のゲームを開始する操作に基づく入力を無効にする処理(ここでは、ミニリール40a〜40cの回転の開始を待機させる処理)が行われる。
前回のリール回転開始から4.1秒が経過すると、次に、メインCPUは、全ミニリール40a〜40cの回転開始を要求し(S12)、全ミニリール40a〜40cの回転を開始させる。続いて、リール停止許可コマンドを制御RAMの通信データ記憶領域にセットする(S13)。リール停止許可コマンドは、停止ボタン18a〜18cの操作に基づくミニリール40a〜40cの回転の停止を許可する情報を含むコマンドである。次に、メインCPUは、ミニリール40a〜40cの回転を停止制御する停止制御処理を行い(S14)、ミニリール40a〜40cに停止表示されたシンボル組合せに基づいて表示役を特定する表示役検索処理を行う(S15)。続いて、メインCPUは、特定された表示役とS7で抽籤された内部当籤役とが異なって表示役に誤りがある場合には、配当枚数表示部にイリーガルエラーを表示するエラーチェック処理を行う(S16)。
次に、メインCPUは、表示役コマンドを制御RAMの通信データ記憶領域にセットする(S17)。表示役コマンドは、有効化入賞ライン上に実際に揃って表示されているシンボルの組合せの種類などを含んだコマンドである。次に、メインCPUは、メダル払出処理を行う(S18)。この処理では、クレジットで遊技が行われている状態であれば、入賞によって獲得したメダル数分、貯留枚数表示部に表示される貯留枚数が増加され、また、投入口12へのメダル投入で遊技が行われている状態であれば、入賞によって獲得した枚数のメダルがメダル受皿19へ払い出される。続いて、メインCPUは、メダルの払出枚数に基づいて、ボーナスゲーム中に払い出されるメダルを計数するボーナス終了枚数カウンタを更新する(S19)。つまり、BB(ビック・ボーナス)ゲームといったボーナスゲームが行なわれていてボーナス終了枚数カウンタが1以上であれば、メダルの払出枚数に応じて当該カウンタを減算する。
次に、メインCPUは、払出終了コマンドを制御RAMの通信データ記憶領域にセットする(S20)。払出終了コマンドは、メダルの払出が終了したことを表す情報を含むコマンドである。次に、メインCPUは、ボーナス作動中フラグが“オン”であるか否かを判別し(S21)、ボーナス作動中フラグが“オン”である場合には、ボーナス終了チェック処理を行い(S22)、ボーナス作動中フラグが“オン”でない場合には、ボーナス作動チェック処理を行う(S23)。S22または23の処理が終了すると、メインCPUは、リプレイ作動チェック処理を行なう(S24)。この処理では、メインCPUは、リプレイの表示役が特定されたときに、今回の単位遊技におけるメダルの投入枚数と同じ値を自動投入カウンタに複写する処理を行なう。S24の処理の後、遊技処理はS2に戻って次の新たな単位遊技が開始される。
次に、図7を参照して、例えば、1.1173[ms]毎に主基板160で行われる定期割込処理について説明する。
この定期割込処理において、まず、メインCPUは、I/Oポートへの信号の入力を確認する入力ポートチェック処理を行い(図7,S241参照)、続いて、通信データ送信処理を行う(S242)。通信データ送信処理は、主基板160における制御RAMの通信データ記憶領域にセットされたコマンド情報を、サブ制御基板100へ送信する処理である。次に、メインCPUは、ミニリール40a〜40cの回転を制御するリール制御処理を行い(S243)、7SEG駆動処理を行い(S244)、続いて、ランプ駆動処理を行う(S245)。7SEG駆動処理では、各表示部(貯留枚数表示部やボーナスカウント表示部、配当枚数表示部など)を、表示数値に応じて点灯または消灯する。ランプ駆動処理では、各種ランプ(ベットランプ、スタートランプ、WINランプ、インサートランプなど)を、各ランプの点灯または消灯のタイミングに応じて点灯または消灯する。次に、メインCPUは、デモ用タイマの値の更新等を行うタイマ管理処理を行い(S246)、定期割込処理を終了する。
次に、サブ制御基板100のサブCPU81によって制御される遊技処理について説明する。
図8は、サブCPU81によって行われるリセット割込処理の概略を示すフローチャートである。
このリセット割込処理では、パチスロ機1に電源が投入され、サブCPU81のリセット端子に信号が入力されると、サブCPU81は、制御RAMの初期化や、割込を許可する初期化処理を実行すると共に、主基板160からの制御信号などの入力を監視する入力監視処理を行う(図8,S301参照)。その後、サブCPU81は、主基板160からコマンドを入力したか否かを判別する(S302)。この判別が“NO”である場合は、S301およびS302の処理が繰り返される。また、S302の判別が“YES”である場合、サブCPU81は、入力したコマンドの種別に応じたコマンド入力処理を行う(S303)。続いて、サブCPU81は、制御RAMに記憶されている演出データに応じて、液晶表示装置11に画像演出の表示指令を出力したり、各スピーカ20a、20b、31、203に音声の出力を指令したりするコマンド出力処理を行う(S304)。S304の処理が終了すると、処理はS301に戻り、上述の処理が繰り返される。
このような本実施形態によるパチスロ機1によれば、サブ制御基板100の内部におけるUSBハブ82とUSBコーデック83aとの間の通信は、図5を用いて説明したように、一対の通信線を用いたUSB規格のシリアル通信によって行われる。このため、従来のパチスロ機のように多数本のアドレスバスやデータバスによって通信を行う場合に比較して、各演算素子間の電気配線数は少なくなる。従って、電気配線数が少なくなった分、制御基板上に配置する演算素子の数を増加させてサブ制御基板100の集積度を大きくしたり、また、サブ制御基板100の基板面積を縮小させることも可能である。また、サブ制御基板100に搭載する演算素子の配置の自由度も増えるため、サブ制御基板100のの設計が比較的容易になり、サブ制御基板100の設計費、ひいてはパチスロ機1の製造コストが削減される。また、サブ制御基板100と遊技状態表示基板143との間の通信が標準規格化されたシリアル通信によって行われ、通信制御のプログラムが市販されて予め用意されているため、従来の、通信ICのプログラムを独自に作成する作業が不要になり、プログラムの制作コストが大幅に減少する。
また、本実施形態によるパチスロ機1では、演算素子間の通信方式がUSB規格に従う通信方式であり、静電気に強いため、パチスロ機1の本体の電源が入っている状態で演算素子をUSB接続することができ、活線挿抜が可能となる。また、USB規格の通信方式は、演算素子間の通信において正しいデータを送受信出来るまで信号を再送し、また、双方向の信号のエラーを検知するので、従来の通信に比べて信号通信品質が高くなる。
また、本実施形態によるパチスロ機1によれば、標準規格化されたUSB規格のシリアル通信を用いて通信を行っているサブ制御基板100と遊技状態表示基板143との間に、新しい演出を行う制御基板、例えばパチスロ機1の正面両サイドのサイドスピーカ91a,91bからも放音して音響効果を高める、図9に示す制御基板90を追加する場合、追加する制御基板90にUSBハブ84を備えることにより、元々あったサブ制御基板100および遊技状態表示基板143を設計変更することなく、新しい制御基板90を追加することが可能となる。なお、図9において図5と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。この場合、制御基板90にはD/A変換を行うUSBコーデック83cが搭載され、サブCPU81とUSBコーデック83cとの間の通信は、USBハブ82、84を介するUSB規格に従うシリアル通信によって行われる。USBコーデック83cは左右のサイドスピーカ91a,91bに接続される。また、遊技状態表示基板143は、USBコーデック83bがUSBハブ84にUSB接続され、USBコーデック83bは、USBハブ82、84を介してサブCPU81とUSB規格に従うシリアル通信を行う。
また、この際、新しい制御基板90をサブ中継基板140に設けられたコネクタにUSB接続する場合、サブ制御基板100内のサブCPU81が、接続されたUSB接続のインターフェイス・クラスコードを読んで、予めROMに記憶されているUSB規格の通信制御プログラムの中から、対応する通信制御プログラムを自動的にセットする自動認識機能が働く。このため、より容易に新しい制御基板90を追加することが可能となる。
なお、本実施形態では、パチスロ機1の制御基板内および制御基板間における演算素子間の通信は、USB規格に従う通信方式によって行った場合について説明したが、例えば、イーサネット規格に従う一対の通信線を用いたシリアル通信によって行うように構成しても構わない。この場合、双方向の信号のエラー訂正を行い、信号を再送するので、このイーサネット規格によっても信号通信品質は高くなる。また、この場合においても、各演算素子間の電気配線数は少なくなる。従って、電気配線数が少なくなった分、制御基板上に配置する演算素子の数を増加させて、サブ制御基板100の集積度を大きくしたり、また、サブ制御基板100の基板面積を縮小させることも可能である。
また、上記実施形態においては、新しく追加する制御基板が、サイドスピーカ91a,91bによって音響効果を向上させる制御基板90である場合について説明したが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、LEDの発光を制御する発光制御基板や、役物をソレノイドによって駆動する役物駆動ソレノイド制御基板などを追加するようにしてもよい。また、情報を一時記憶するメモリが搭載された制御基板を追加して、メモリ容量を増加するようにしてもよい。
上記実施形態においては、本発明による遊技機をパチスロ機に適用した場合について説明したが、制御基板内または制御基板間における演算素子間で通信が行われる他の遊技機に本発明を適用することも可能である。このような遊技機に本発明を適用した場合においても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
本発明の最良の形態によるパチスロ機の外観を示す正面図である。 図1に示すパチスロ機の回転リールユニットを示す斜視図である。 図2に示す回転リールユニットを構成する各ミニリールの構造を示す斜視図である。 図1に示すパチスロ機内部の電気的接続構成を示すブロック図である。 図4に示すサブ制御基板および遊技状態表示基板のより詳細なブロック図である。 図1に示すパチスロ機の主基板における遊技処理の概略を示すフローチャートである。 図1に示すパチスロ機の主基板における定期割込処理の概略を示すフローチャートである。 図1に示すパチスロ機のサブ制御基板におけるリセット割込処理の概略を示すフローチャートである。 図5に示す回路構成に対して新しい制御基板を仕様追加した場合のブロック図である。
符号の説明
1…パチスロ機
20a,20b…上部スピーカ
31…下部スピーカ
81…サブCPU
82、84…USBハブ
83a,83b,83c…USBコーデック
90…追加する制御基板
91a,91b…サイドスピーカ
100…サブ制御基板
140…サブ中継基板
143…遊技状態表示基板
160…主基板
203…背面スピーカ

Claims (3)

  1. 遊技動作を制御する1つの制御基板内における演算素子間、または遊技動作を制御する異なる制御基板における演算素子間の通信を行う通信手段を備えた遊技機において、
    前記通信手段は、一対の通信線でシリアル通信を行う標準規格化された通信方式を用いることを特徴とする遊技機。
  2. 前記通信方式は、USB規格またはイーサネット規格に従う通信方式であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 複数対の前記通信線を集線するハブを有する制御基板を備え、前記演算素子間の通信はこのハブを介して行われることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
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