JP2010115346A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機内部に配した基板間においてシリアル音声信号を転送する際の配線を減少させ、音声を転送させるためのソフトウェアの負担を軽減させる。
【解決手段】 時系列の音声情報を生成する音声情報生成手段(DSP72)と、音声情報と音声情報を抽出するためのサンプリングクロックとを重畳させたシリアル音声信号を生成して出力する音声信号出力手段(S/PDIF変換器92)と、音声情報生成手段及び音声信号出力手段を配した制御基板(副制御回路56)と、シリアル音声信号を取得して重畳されているサンプリングクロックを用いて音声情報を抽出する音声情報抽出手段(S/PDIF逆変換器94)と、音声情報抽出手段を配した周辺基板(周辺基板90)とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチスロ、パチンコその他の遊技機に関する。
従来、パチスロやパチンコ等の遊技機においては、基本となる遊技状態の「一般遊技状態」と、所定の条件を満たしたこと又は抽籤結果等に基づいて遷移することにより、遊技者にとって有利となる遊技を実行することが可能な複数種類の「特別遊技状態」とが設定されており、これらの種々の遊技状態に応じて、装飾ランプや液晶表示装置、又は音声発生装置等を用いた演出が実行されるように構成されている。
これらの各遊技状態の決定や、演出の実行を実現するために、遊技機の内部には、主に遊技処理動作を制御する主制御回路と、主制御回路から送信される制御信号に基づいて演出等を実行する副制御回路とが配されている。また、副制御回路には、光、映像又は音声による演出を実現するための、装飾ランプ、液晶表示装置、音声発生装置等の周辺装置が多数接続されている。
特に近年では、遊技中における多彩な演出を実現するために、遊技機前面に3個以上のスピーカを配置するとともに、遊技機の側面や背面にも複数のスピーカを配置して、多チャンネルの音響効果を提供する遊技機も存在している。
例えば、特開2008−237536号公報(以下、特許文献1という。)の図9には、遊技機の前面上部に2つの上部スピーカが配置され、同前面下部に一つの下部スピーカ、同側面に2つのサイドスピーカ、同背面に背面スピーカが配置されている遊技機が開示されている。
特許文献1に記載されている遊技機によれば、1つの制御基板内における演算素子間、又は異なる制御基板における演算素子間の通信用に、一対のUSB(Universal Serial Bus)等の通信線を用いたシリアル通信を用いることによって、各演算素子間の電気配線数を少なくすることができるとしている。そして、電気配線数が少なくなった分、制御基板上に配置する演算素子の数を増加させて制御基板の集積度を大きくしたり、基板面積を縮小させることも可能であるとしている。
また、制御基板に搭載する演算素子の配置の自由度も増えるため、制御基板の設計が比較的容易になり、制御基板の設計費、ひいては遊技機の製造価格が削減されるとしている。また、制御基板間の通信に標準規格化されたシリアル通信を用いることで、予め用意されている通信制御のプログラムを用いることができ、従来のように、通信ICのプログラムを独自に作成する作業が不要になり、プログラムの制作価格が大幅に減少するとしている。
更に、通信方式としてUSB規格に従う通信方式を用いることによって、静電気に対する感受性を低下させるとともに、活線挿抜が可能となる。また、USB規格の通信方式を用いることによって、演算素子間の通信において正しいデータを送受信出来るまで信号を再送し、また、双方向の信号のエラーを検知することが可能となり、従来の通信に比べて信号通信品質が高くなるとしている。
特開2008−237536号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている標準規格化されたシリアル通信方式を用いる場合のうち、USB規格やイーサネット規格(「イーサネット」は富士ゼロックス(株)の登録商標である。)の通信方式を用いた場合には、一つのターゲット基板に対して3本乃至8本の通信用の電線が必要となる。これらの通信用の電線は、基板間のスペースを圧迫し、大きなコネクタが基板のスペースを圧迫することになる。
また、これらのUSB規格等は、複数の異なる機能を有する機器間における情報の送受信を行うために設計された汎用の規格であるために、ハンドシェイクやエラー復帰等におけるイニシャライズ処理を厳格に行わなければならず、開発時や実装時におけるソフトウェアの負担が大き過ぎるという不具合を生じていた。
また、音声情報の転送にUSB規格等を用いる場合には、演出用のサウンドジェネレータ(以下、音声情報生成手段と呼ぶ。)にUSBコントローラを内蔵している素子を選択するか、又は、別途USBコントローラを接続して配置する必要があった。これらは、いずれも製品価格の上昇や、製品の開発期間が延びる要素となる。
なお、同一基板上における各素子間では、AC97(Audio Codec'97)やAC−Link、I2S(Inter−IC Sound Bus)等の音声情報の転送規格が多く用いられている。
ここで、従来一般的に用いられているI2S規格に基づいた音声情報の転送について、図7を用いて説明する。図7は、例えば遊技機のフロントドア側に配置された副制御回路156(制御基板)から、遊技機のキャビネット裏側に配置したスピーカ21に音声情報を転送する際の信号の転送状態について説明する図である。
図7に示すように、DSP72(音声情報生成手段)からは、遊技時の演出内容に応じて生成される効果音、台詞、BGM、報知音その他の時系列の音声情報が、I2S規格に基づくシリアル音声信号で出力される。DSP72から出力されるI2S規格の信号は、一般に同一基板上における素子間の通信を目的としているために、離れた場所の周辺基板190までシリアル音声信号を転送するにはノイズの影響を受けやすい。したがって、副制御回路156と周辺基板190との間では、双方の基板にバスバッファ192(音声信号出力手段の一形態)を設け、当該バスバッファ192を介してシリアル音声信号を転送することになる。
2S規格では、転送中の音声情報が左チャンネルの音声情報であるか、又は、右チャンネルの音声情報であるかを示すためのLRCLK線と、各ビットの音声情報のサンプリングクロックとなるBCLK線と、各ビット毎の音声情報を表すDATA線とが必要となる。図7には示していないが、各素子間においては別途グランドリターン用のGND線が必要となる。また、接続する素子によっては、マスタクロック用のMCLK線が必要になる場合もある。
2S規格に基づくシリアル音声信号を周辺基板190のパワーアンプ75Aが受信すると、そのI2S規格に基づくシリアル音声信号に対して各チャンネル毎にD/A変換を行って、アナログの音声情報に変換し、そのアナログの音声情報に対して電力増幅を行って、それぞれのスピーカ21に出力する。
上記のようなI2Sや、AC97、AC−Linkによる転送規格では、クロック、音声情報、グランドリターン用として4本乃至5本の電線が必要となるので、配線の本数を更に減少させることができない。また、これらの転送規格は、元々同一基板上での通信を目的として作られた規格であるために、基板間で音声情報の送信を行おうとすると、ノイズやジッタの影響を受けて音声情報が正しく転送できなくなるなどの不具合を生ずる可能性が高い。
特にパチスロやパチンコなどの遊技機においては、遊技者が遊技中にパチスロやパチンコの遊技機に対して電波を照射したり放電させたりすることにより、遊技機内において誤動作を誘発させたり、予め細工を加えた遊技機において不正なプログラムを起動させるなどの、不正なゴト行為を行う場合があり得る。音声情報生成手段を実装した制御基板と各ターゲット基板との間を長い電線で接続すると、これらのゴト行為による電磁波を受信して、音声情報が正しく転送できなくなったり、遊技機内において誤動作を誘発するなどの不具合を生ずる可能性がある。
また、ゴト行為に限らず、遊技者の衣類等に静電気が帯電しており、遊技者が遊技機に触れた瞬間に静電気が遊技機に放電した場合や、遊技者が携行する携帯電話機が発する電磁波により、音声情報生成手段を実装した制御基板と各ターゲット基板との間を接続する電線に電流が流れ、音声情報が正しく転送できなくなるなどの不具合を生ずる可能性もある。
上記問題点に鑑み本発明は、シリアル音声信号を各基板に転送する際の基板間の配線を減少させ、音声を転送させるためのソフトウェアの負担を軽減させ、外来ノイズに強く、価格の上昇を抑えることが可能な遊技機を提供することを目的としている。
本発明に係る遊技機は、時系列の音声情報を生成する音声情報生成手段と、前記音声情報をシリアル音声信号に変換して出力する音声信号出力手段と、前記音声情報生成手段及び前記音声信号出力手段を配した制御基板と、前記シリアル音声信号を取得して音声情報を抽出する音声情報抽出手段と、前記音声情報抽出手段を配した周辺基板とを有する遊技機において、前記音声信号出力手段は、前記音声情報と前記音声情報を抽出するためのサンプリングクロックとを重畳させたシリアル音声信号を生成して出力し、前記音声情報抽出手段は、前記シリアル音声信号を取得して前記重畳されているサンプリングクロックを用いて音声情報を抽出することを特徴とする。
本発明に係る遊技機によれば、音声情報とサンプリングクロックとを重畳させたシリアル音声信号を用いて制御基板から周辺基板に音声情報を転送するようにしたので、信号線とリターン線又は平衡伝送線を用いた少ない配線で、より確実に遊技機内の基板間におけるシリアル音声信号の転送を行うことができる。これにより、多くの配線が基板間のスペースを圧迫することを防止するとともに、大きなコネクタが基板のスペースを圧迫することを防止して、配線に関するトラブルを減少させ、メンテナンス性を向上させ、遊技機内における冷却効果を向上させ、遊技機の価格を低減することができる。
また、音声情報とサンプリングクロックとを重畳させたシリアル音声信号を用いて音声情報を転送することにより、サンプリングクロックとシリアル音声信号とを別々に伝送する場合に発生し易いジッタやノイズによる影響を低減させることができる。
また、本発明に係る遊技機の前記音声情報抽出手段及び前記音声信号出力手段は、アイソクロナス転送を行うことを特徴とする。
本発明によれば、アイソクロナス転送により音声情報を転送するようにしたので、通信開始時のハンドシェイクや、エラー復帰等におけるイニシャライズ処理が不用となり、開発時や実装時におけるソフトウェアの負担を軽減することができる。
また、本発明に係る遊技機の前記音声情報抽出手段及び前記音声信号出力手段は、S/PDIFの規格に基づいたシリアル音声信号を入出力することを特徴とする。
本発明によれば、S/PDIFの規格に基づいて変換したシリアル音声信号を用いた通信を行うようにしたので、ノイズによる影響を低減するとともに、多種流通しているS/PDIF用の素子を用いることが可能となる。これにより、開発期間を短縮し、遊技機の価格を低減することができる。
また、本発明に係る遊技機の前記音声情報抽出手段及び前記音声信号出力手段は、前記シリアル音声信号を光変換したシリアル光信号を入出力することを特徴とする。
本発明によれば、光通信を行うことによって、情報の転送レートを維持しつつ、通信線や電源線等を経由して混入する外来ノイズによる誤動作を減少させることができる。また、多種流通しているS/PDIF用の光変換素子を用いることができるので、開発期間を短縮し、遊技機の価格を低減することができる。
本発明によれば、遊技機内に配した基板間において、シリアル音声信号線を用いて音声情報を転送することにより、各基板に転送する際の基板間の配線を減少させ、価格の上昇を抑えることが可能となる。
また、遊技機内に配した基板間の配線を減少させることで、筐体内における放熱効率を向上させ、電線の断線や接続不良等による故障の発生率を低下させ、遊技機のメンテナンスを容易にし、遊技機の製造価格を抑えるとともに、情報の転送レートを維持しつつ、外来ノイズによる影響を低減することが可能となる。
本発明をパチスロ1に適用した場合の実施の形態について、以下図面を参照しながら説明する。なお、本発明をパチンコ遊技機、その他の遊技機に適用することも可能である。
図1は、パチスロ1の外観斜視図であり、図2は、キャビネット2の前面に開閉可能に軸支されているフロントドア9を開いて、パチスロ1の内部を観察した斜視図である。
パチスロ1は、リール3や回路基板等を収容するキャビネット2と、キャビネット2に対して開閉可能に取り付けられるフロントドア9とを備える。キャビネット2の内部には、3つのリール3が横並びに設けられている。各リール3は、円筒状のフレームの周面に、複数の図柄(例えば21個)が回転方向に沿って連続的に配された帯状のシートを貼り付けて構成されている。
フロントドア9の中央には、液晶表示装置5が設けられている。液晶表示装置5は、図柄表示領域を含む表示画面を備え、正面から見て3つのリール3に重畳する手前側に位置するように設けられている。図柄表示領域は、3つのリール3のそれぞれに対応して設けられており、その背後に設けられたリール3を透過することが可能な構成を備えている。
つまり、図柄表示領域は、表示窓4としての機能を果たすものであり、その背後に設けられたリール3の回転及びその停止の動作が遊技者側から視認可能となる。また、本実施の形態では、図柄表示領域を含めた表示画面の全体を使って、映像の表示が行われ、演出が実行される。
図柄表示領域(以下、表示窓4)は、その背後に設けられたリール3の回転が停止されたとき、リール3の表面に配された複数種類の図柄のうち、その枠内における上段、中段及び下段の各領域にそれぞれ1個の図柄(合計で3個)を表示する。また、各表示窓4が有する上段、中段及び下段からなる3つの領域のうち予め定められた何れかをそれぞれ組合せてなる擬似的なラインを、入賞か否かの判定を行う対象となるライン(入賞判定ライン8)として定義する。
本実施の形態では、各表示窓4の上段を組合せてなるトップライン、各表示窓4の中段を組合せてなるセンターライン、各表示窓4の下段を組合せてなるボトムライン、左表示窓の上段、中表示窓の中段及び右表示窓の下段を組合せてなるクロスダウンライン、左表示窓の下段、中表示窓の中段及び右表示窓の上段を組合せてなるクロスアップラインの5つを入賞判定ライン8として設けている。
フロントドア9には、遊技者による操作の対象となる各種装置が設けられている。台座部右側に配されているメダル投入口15は、遊技者によって外部から投下されるメダルを受け入れるために設けられる。メダル投入口15に受け入れられたメダルは、所定枚数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に投入されることとなり、所定枚数を超えた分はパチスロ1内部に預けることが可能となる(いわゆるクレジット機能)。
台座部左側に配されているベットボタン13は、パチスロ1内部に預けられているメダルから1回の遊技に投入する枚数を決定するために設けられる。精算ボタン14は、パチスロ1内部に預けられているメダルを外部に引き出すために設けられる。
台座部左側に配されているスタートレバー6は、全てのリール3の回転を開始するために設けられる。ストップボタン7は、3つのリール3のそれぞれに対応づけられ、対応するリール3の回転を停止するために設けられる。
リール3の左側に配されている7セグ表示器12は、7セグメントLEDからなり、今回の遊技に投入されたメダルの枚数(以下、投入枚数)、特典として遊技者に対して払い出すメダルの枚数(以下、払出枚数)、パチスロ1内部に預けられているメダルの枚数(以下、クレジット枚数)等の情報を遊技者に対してデジタル表示する。
液晶表示装置5の側方及び上方には、多数のランプ24(LED等)が配されており、演出内容に応じて、点灯状態の移動、点灯状態の回転、ストロボ状の発光、その他の点消灯のパターンにて発光する。液晶表示装置5の下方左右に配されている一対のスピーカ21は、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力する。メダル払出口16は、後述のメダル払出装置の駆動により排出されるメダルを外部に導く。メダル払出口16から排出されたメダルは、メダル受皿17に貯められる。
液晶表示装置5の下方かつ台座部の上方には、図柄組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当パネル23が配設されている。また、台座部の下方には、機械名称やキャラクタの図柄を表示する腰部パネル25が設けられている。なお、腰部パネル25下方のメダル受皿17の奥にも、演出等の音響効果を高める一対のスピーカ21が設けられている。
図2は、本実施の形態におけるパチスロ1の内部構造を示す図であり、フロントドア9が開放され、フロントドア9の裏面側の構造及びキャビネット2内部の構造が現れた状態が示されている。
キャビネット2内部の上方には、主制御回路55を構成する基板(以下、主基板)が設けられている。主制御回路55は、内部当籤役の決定、リール3の回転及び停止、入賞の有無の判定といった、パチスロ1における遊技の主な流れを制御する回路である。
キャビネット2内部の中央には、3つのリール3が設けられている。各リール3のそれぞれには、所定の減速比をもったギアを介してステッピングモータが接続されている。
キャビネット2内部の下方には、多量のメダルを収容可能で、それらを1枚ずつ排出可能な構造を有するメダル払出装置43が設けられている。メダル払出装置43の左側には、パチスロ1が有する各装置に対して必要な電力を供給するための電源装置54が設けられている。
フロントドア9の裏側の上部には、副制御回路56を構成する基板(制御基板)が設けられている。副制御回路56は、ランプ24の点消灯、音声の発生、映像の表示等による演出の実行を制御する回路である。副制御回路56の具体的な構成は後述する。
フロントドア9の裏側の中央、表示窓4の下方には、セレクタ51が設けられている。セレクタ51は、材質や形状等が適正であるメダルか否かを選別する装置であり、メダル投入口15に受け入れられた適正なメダルをメダル払出装置43へ案内する。尚、セレクタ51内においてメダルが通過する経路上には、後述のメダルセンサ50(図3参照。)が設けられており、適正なメダルが通過したことを検出する。
パチスロ1の構造についての説明は以上である。次に、図3を参照して、本実施の形態におけるパチスロ1の、フロントドアブロック(フロントドア9の裏側)及びキャビネットブロック(キャビネット2の内部)に備える回路の構成について説明する。本実施の形態におけるパチスロ1は、主制御回路55、副制御回路56及びこれらと電気的に接続する中継基板、周辺基板、周辺装置を備える。
主制御回路55は、回路基板上に設置されたマイクロコンピュータを主たる構成要素としている。マイクロコンピュータは、CPU(以下、メインCPU)、ROM(以下、メインROM)、RAM(以下、メインRAM)、I/O、通信回路等により構成される。
メインROMには、メインCPUにより実行される制御プログラム、内部抽籤テーブル等のデータテーブル、副制御回路56に対して各種制御指令(コマンド)を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAMには、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
主制御回路55のメインCPUには、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路等が接続されており、メインCPUは、発生されたクロックパルスに基づいて、制御プログラムを実行する。乱数発生器は、予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生し、サンプリング回路は、発生された乱数の中から1つの値を抽出して、遊技に関する抽籤処理を行う。
主制御回路55の主基板は、電力を供給する電源装置54、リール3の回転及び停止制御を行うリールモータ駆動回路39、メダルの払い出し制御を行うメダル払出装置43、遊技場のホストコンピュータ等と情報の送受信を行う外部集中端子板82、ドア中継基板81等の各中継基板と接続されている。
更に主制御回路55は、演出用としてランプ24や液晶表示装置5、又は音声発生装置等の制御を実行する副制御回路56に対して、メダルの投入、スタートレバー6の操作、ストップボタン7の操作、内部当籤役、表示役、遊技状態等の各種の情報を送信する。そのために主制御回路55の主基板は、副制御回路56の制御基板と通信により接続されている。
主制御回路55に接続されているドア中継基板81には、パチスロ1の操作部に配されている各種スイッチ等の配線が接続されている。ドア中継基板81に接続されているメダルセンサ50は、メダル投入口15に受け入れられたメダルが前述のセレクタ51内を通過したことを検出する。
ドア中継基板81に接続されているベットスイッチ13Sは、ベットボタン13が遊技者により操作されたことを検出する。また、スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6が遊技者により操作されたことを検出する。
また、ストップスイッチ46は、3つのストップボタン7のそれぞれが遊技者により押されたことを検出する。これらのスイッチ等の入力情報は、ドア中継基板81から主制御回路55の主基板に対して伝達される。主制御回路55は、これらの入力情報に基づいて遊技を進行させ、リールモータ駆動回路39、メダル払出装置43等の周辺装置の動作を制御する。
リールモータ駆動回路39は、各リール3毎に配されたステッピングモータの駆動を制御する。各リール3にはリール位置検出回路が接続されており、このリール位置検出回路は、発光部と受光部とを有する光センサにより、リール3が一回転したことを示すリールインデックスを検出する。
各リール3を回転させるステッピングモータの駆動力は、所定の減速比をもったギアを介してリール3に伝達される。ステッピングモータに対して1回のパルスが出力されるごとに、リール3は一定の角度で回転する。
主制御回路55のメインCPUは、リールインデックスを検出してからステッピングモータに対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、リール3の回転角度(主に、リール3が図柄何個分だけ回転したか)を管理し、リール3の表面に配された各図柄の位置を管理するようにしている。
メダル払出装置43には、メダル検出部が配されており、払い出しを行うメダルの数量を検出して、メダル払出装置43から外部に排出されたメダルが払出枚数に達したか否かをチェックすることができる。
次に、フロントドア9の裏側に配されている副制御回路56の制御基板と、それに接続されている周辺装置及び各種中継基板について、図3及び図4を用いて説明する。図4は、副制御回路56とその周辺の構成を示す図である。
副制御回路56は、主制御回路55と通信により接続されており、主制御回路55から送信されるコマンドに基づいて演出内容の決定や実行等の処理を行う。副制御回路56は、サブCPU61、サブROM62、サブRAM63、レンダリングプロセッサ69、描画用RAM70、表示用のドライバ71、DSP72(Digital Signal Processor)、オーディオRAM73、オーディオ信号出力用のS/PDIF(Sony/Philips Digital Interface Format)に基づいた電線(COAXIAL)又は光ファイバ(OPTICAL)によるインターフェース(S/PDIF変換器92)等を含んで構成されている。
なお、S/PDIFの規格は、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)のIEC60958、及び社団法人電子情報技術産業協会(Japan Electronics and Information Technology Industries Association)のCP-1201において規定されている。なお、S/PDIFの規格に基づいた通信に代えて、AES/EBU(Audio Engineering Society/European Broadcasting Union)の規格に基づいた通信を用いることもできる。なお、AES/EBUは、IEC60958等において規定されている。
なお、本実施の形態では、副制御回路56と周辺基板90との間においてS/PDIFの規格に基づいてシリアル音声信号を転送する実施形態について説明するが、この他にも、音声情報と音声情報を抽出するためのサンプリングクロックとを重畳させた他のシリアル音声信号を用いることができる。
音声情報と音声情報を抽出するためのサンプリングクロックとを重畳させたシリアル音声信号とは、例えば時系列の音声情報「100111…」に対して音声情報の2倍のサンプリングクロックを重畳させることにより、「01 00 11 01 01 01…」のシリアル音声信号を生成したものをいう。
この、音声情報に2倍のサンプリングクロックを重畳させたシリアル音声信号が「01」又は「10」である場合には、元の音声情報が「1」であったことを表す。また、音声情報に2倍のサンプリングクロックを重畳させたシリアル音声信号が「00」又は「11」である場合には、元の音声情報が「0」であったことを表す。なお、このシリアル音声信号は、光変換が容易であるという特徴を有する。
なお、基板間において転送するシリアル音声信号は、通信開始時のハンドシェイクや、エラー復帰等におけるイニシャライズ処理が不用なアイソクロナス転送を用いることが好ましい。
副制御回路56のサブCPU61は、主制御回路55から送信されたコマンドに応じて、サブROM62に記憶されている制御プログラムに従い、映像、音、光の出力の制御を行う。サブRAM63は、決定された演出内容や演出データを登録する格納領域や、主制御回路55から送信される内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられている。サブROM62は、基本的に、プログラム記憶領域とデータ記憶領域によって構成される。
プログラム記憶領域には、サブCPU61が実行する制御プログラムが記憶されている。例えば、制御プログラムには、主制御回路55との通信を制御するための主基板通信タスクや、演出用乱数値を抽出し、演出内容(演出データ)の決定及び登録を行うための演出登録タスク、決定した演出内容に基づいて液晶表示装置5による映像の表示を制御する描画制御タスク、ランプ24による光の出力を制御するランプ制御タスク、スピーカ21による音の出力を制御する音声制御タスク等が含まれる。
副制御回路56には、その動作が制御される周辺装置として、液晶表示装置5、ランプ基板58、下皿LED基板80、シリアル音声信号をアナログの音声情報に変換し増幅してスピーカ21に出力する音声用の周辺基板90等が接続されている。
副制御回路56のサブCPU61は、演出内容により指定されたランプデータに従ってランプ24の点灯及び消灯を行う。
ランプ基板58は、副制御回路56から受信した指令に基づいて、主に図1に示すパチスロ1の前面上部の液晶表示装置5の側方に配されている多数のランプ24の点消灯のパターンを切り替えることができる。副制御回路56は、ランプ24の点消灯に関する演出内容に応じたコマンドをランプ基板58に送信する。ランプ基板58が当該コマンドを受信すると、ランプ基板58では多数配置されているランプ24の点灯及び消灯を個々に制御して、点灯状態の移動、点灯状態の回転、ストロボ状の発光、その他の点消灯のパターンにてそれぞれのランプ24を発光させる。
また、副制御回路56のサブCPU61、レンダリングプロセッサ69、描画用RAM70(フレームバッファを含む)及びドライバ71は、演出内容により指定されたアニメーションデータに従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置5に伝達して表示する。
また、副制御回路56のサブCPU61、DSP72(音声情報生成手段)、オーディオRAM73は、演出内容により指定されたサウンドデータに従ってBGM等の時系列の音声情報を生成して、I2S規格に基づくデジタルの音声情報をS/PDIF変換器92(音声信号出力手段の一形態)に出力する。S/PDIF変換器92は、入力したI2S規格に基づく音声情報をS/PDIFに基づくシリアル音声信号に変換して各周辺基板90に出力する。
S/PDIFに基づくシリアル音声信号を各周辺基板90のS/PDIF逆変換器94(音声情報抽出手段)が受信すると、その送信されてきたシリアル音声信号をI2S規格に基づくデジタルの音声情報に変換する。D/A変換器74(音声情報抽出手段)は、I2S規格に基づくデジタルの音声情報をアナログの音声情報に逆変換し、アンプ75がそのアナログの音声情報に対して電力増幅を行って、それぞれのスピーカ21に出力する。各スピーカ21は、周辺基板90のアンプ75から出力される増幅信号を入力して、音声に変換して出力する。
スピーカ21は、例えばパチスロ1の前面中央の左右に2個、前面下部のメダル受皿17の奥に2個、パチスロ1の背面に1個配置されており、それぞれ固有の音や異なる音量、異なる位相の音を発することで、立体的な音響効果を得ることができる。
ここで、副制御回路56が直接多数のスピーカ21を駆動することも可能であるが、直接多数のスピーカ21を駆動するためには、副制御回路56からスピーカ21に対してそれぞれ配線を行わなければならず、副制御回路56の制御基板に多量のスピーカケーブルを接続しなければならなくなる。
スピーカケーブルの専有面積が増加すると、これに伴ってケーブルの接続不良等による故障の発生率が増加したり、パチスロ1のメンテナンスが困難になったり、各素子の冷却が困難になったり、パチスロ1の価格が上昇するなどの不具合を生ずる。
ここで、副制御回路56と周辺基板90との間における音声情報の通信手段として新たな通信規格を採用してしまうと、通信素子の開発やプロトコルの確立に多大な開発期間と費用とが必要となるが、簡易な汎用の通信規格を用いることで、短期間且つ安価にて音声情報の転送を実現することができる。また、パチスロ1の内部には、スイッチング電源やCPU、ソレノイド、ステッピングモータ等のノイズ発生源が多く存在するうえに、遊技者が遊技機に対して電波を照射したり放電させたりすることによる不正なゴト行為や、静電気の放電等によりノイズが混入する可能性があるので、ノイズに強い転送を行う必要がある。
本発明に係るパチスロ1においては、副制御回路56から複数の周辺基板90に対しては例えばS/PDIFに基づいた通信を行って音声情報を転送している。S/PDIFは、元来パソコンやDVD等の機器間における音声情報の送受信用に用いられる通信規格であるので、ノイズの感受性に対しては強いという特徴がある。また、S/PDIFでは、同軸の電線を用いる転送規格と、光ファイバを用いる転送規格とが定められており、これらに対応した素子も多種流通している。また、同一の基盤内で多用されているI2S規格の通信をS/PDIFの通信に変換する変換器や、S/PDIFの通信をI2S規格の通信に変換する逆変換器も多種流通している。
なお、素子間における音声情報の転送規格として一般的に用いられているI2S規格の通信は、2ch×32bitのデータからなり、32bitのデータからガードbit及びパディングbitを除いた2ch×24bitまでの音声情報を、例えば44.1kHz、96kHz、192kHzのサンプリング周波数で転送することができるものである。なおI2S規格に基づく音声情報は、bit23からbit0に向けて順番に転送される。
S/PDIFも2ch×32bitのデータから構成されるが、その内容は一部異なっており、各チャンネル毎に4bitからなるプリアンブル、24bitの音声情報、オーディオデータの有効性を通知するV−bit、ユーザが独自に設定することが可能なU−bit、チャンネルステータスとして使用することが可能なC−bit、サブフレーム内のパリティチェックを行うためのP−bitが設定されている。なお、S/PDIFにおける音声情報の転送は、先に説明したI2S規格に基づく音声情報の転送とは順番が逆で、bit0からbit23に向けて順番に転送される。また、I2S規格と同様に、音声情報の内容に応じて、サンプリング周波数を変更して転送することができる。
なお、S/PDIFにおける音声情報の領域は、I2S規格と同様に24bit確保されているので、I2S規格に基づく音声情報に対してMSBとLSBとの順番を入れ換える処理と、BMC(Biphase Mark Code)エンコード又はデコードとを行ってから、そのまま挿入して転送することが可能である。したがって、I2S規格に基づく通信とS/PDIFによる通信との相互変換は容易である。
更に、S/PDIFによる通信では、各チャンネルのデータを1フレームとして、192個までのフレームを一纏めにして1ブロックのデータを構成することも許可されているので、リニアPCM信号を転送する他に、5.1chなどの多チャンネルのNon−PCMデータを転送することもできる。一つの通信線を用いて多チャンネルの音声情報を送信することにより、更に音声情報転送用のケーブルを減らすことができる。これは、配置するスピーカ21同士が近接している場合に、有効な手段となる。なお、近年では、複数チャンネルのS/PDIF出力を備えたDSPや、S/PDIF入力のD/A変換器等も多種流通している。
また、上述のように、I2Sインターフェースの音声情報をシリアル光信号に変換して音声情報の転送を行うことも容易である。シリアル光信号を用いて音声情報を転送することによって、基板間の通信における外来ノイズの影響を更に抑制することができ、電波を用いたゴト行為に対しても有利な効果を奏することとなる。
次に、図5を参照して、DSP72からスピーカ21に至るまでの音声情報の転送状態について説明する。なお、図5に示す実施形態では、I2S規格に基づくデジタルの音声情報をアナログの音声情報にD/A変換する機能を有するとともに、D/A変換後の信号に対して電力増幅を行う機能を有するパワーアンプ75Aを備えた実施形態を示している。このように、D/A変換機能を備えたパワーアンプ75Aを用いることにより、周辺基板90を小型化することができる。
図5に示すように、DSP72からは演出内容に応じて生成される時系列の音声情報が、I2S規格に基づくデジタルの音声情報でS/PDIF変換器92に出力される。I2S規格では、転送中の音声情報が左チャンネルの音声情報であるか、又は、右チャンネルの音声情報であるかを示すためのLRCLK線と、各ビットの音声情報のサンプリングクロックとなるBCLK線と、各ビット毎の音声情報を表すDATA線とが必要となる。図5には示していないが、各素子間においては別途グランドリターン用のGND線が必要となる。また、接続する素子によっては、マスタクロック用のMCLK線が必要になる場合もある。
2S規格に基づくデジタルの音声情報をS/PDIF変換器92が入力すると、I2S規格に基づくデジタルの音声情報をS/PDIFの規格に基づいた音声信号に変換し、V−bit、U−bit、C−bit、P−bit等を挿入して、クロック信号とデータ信号とを重畳させる。そして、各フレームの境界を表すプリアンブルとサブフレームの境界を表すプリアンブルとを付加したシリアル音声信号を生成して、各周辺基板90のS/PDIF逆変換器94に出力する。なお、S/PDIFの出力信号は、電線又は光ファイバにより出力することができる。
S/PDIFに基づくシリアル音声信号を周辺基板90のS/PDIF逆変換器94が受信すると、その送信されてきたシリアル音声信号からプリアンブルを検出して、サブフレーム毎に分けてからクロック信号とデータ信号とに分離してLRCLKと、BCLKと、各ビット毎の音声情報を表すDATAとを生成する。そして、パワーアンプ75Aに出力する。
パワーアンプ75Aは、入力したI2S規格に基づくデジタルの音声情報に対して各チャンネル毎にD/A変換を行って、アナログの音声情報に変換し、そのアナログの音声情報に対して電力増幅を行って、それぞれのスピーカ21に出力する。
図7に示したように、I2S規格に基づいた通信では、LRCLKと、BCLKと、DATAとがそれぞれ異なる電線を経由して転送されるために、外来ノイズやジッタ等の影響を受けて読み込むデータのタイミングがずれる等の不具合を生じやすかった。これを、一本のS/PDIF等による通信線に変換して転送することで、外来ノイズやジッタによる影響を低減することができる。更に、副制御回路56と周辺基板90との間でシリアル光信号による通信を行うことによって、外部から混入するノイズの影響を更に低減させることができる。また、通信線がノイズを拾って、副制御回路56や周辺基板90上の素子に影響を与える不具合を減少させることができる。
次に、I2S規格に基づいた通信を用いずに、直接副制御回路56のDSP72A(音声情報生成手段)と、周辺基板90のD/A変換器74A(音声情報抽出手段)との間でS/PDIFによる音声情報を転送する実施形態について、図6を用いて説明する。なお、図4に示したブロックと同一のブロックについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図4に示した実施形態では、DSP72がI2S規格に基づくデジタルの音声情報を出力し、S/PDIF変換器92がその信号をS/PDIFによるシリアル音声信号に変換して出力していた。図6に示す実施形態では、DSP72Aが直接S/PDIFによるシリアル音声信号を出力して、各周辺基板90AのD/A変換器74Aに転送する。D/A変換器74Aは、S/PDIF入力を備えたD/A変換器である。
S/PDIFによるシリアル音声信号を入力したD/A変換器74Aは、シリアル音声信号をアナログの音声情報に直接逆変換して、アンプ75に出力する。アンプ75は、入力したアナログの音声情報に対して電力増幅を行って、それぞれのスピーカ21に出力する。
図6に示すように構成することで、少ない配線でDSP72Aから周辺基板90Aに対して音声情報の転送を行うことができる。また、USB規格に基づいたオーディオデータの転送のように、ハンドシェイクやエラー復帰等を行う必要がないので、開発時や実装時におけるソフトウェアの負担を軽減し、遊技機を安価にて提供することができる。
パチスロの外観斜視図である。 パチスロのフロントドアを開いて、パチスロの内部を観察した斜視図である。 パチスロのフロントドアブロック及びキャビネットブロックに備える回路の構成について説明する図である。 副制御回路とその周辺機器の構成を示す図である。 副制御回路と周辺基板との間において、S/PDIFを用いて音声情報を転送する実施形態を示す図である。 副制御回路とその周辺機器の他の実施形態の構成を示す図である。 副制御回路と周辺基板との間において、I2S規格を用いて音声情報を転送する実施形態を示す図である。
符号の説明
1…パチスロ
2…キャビネット
3…リール
4…表示窓
5…液晶表示装置
6…スタートレバー
6S…スタートスイッチ
7…ストップボタン
8…入賞判定ライン
9…フロントドア
12…7セグ表示器
13…ベットボタン
13S…ベットスイッチ
15…メダル投入口
16…メダル払出口
17…メダル受皿
21…スピーカ
23…配当パネル
24…ランプ
25…腰部パネル
39…リールモータ駆動回路
43…メダル払出装置
46…ストップスイッチ
50…メダルセンサ
51…セレクタ
54…電源装置
55…主制御回路
56…副制御回路(制御基板)
58…ランプ基板
61…サブCPU
62…サブROM
63…サブRAM
69…レンダリングプロセッサ
70…描画用RAM
71…ドライバ
72、72A…DSP(音声情報生成手段、音声信号出力手段)
73…オーディオRAM
74、74A…D/A変換器(音声情報抽出手段)
75…アンプ
75A…パワーアンプ
80…下皿LED基板
81…ドア中継基板
82…外部集中端子板
90、90A…周辺基板
92…S/PDIF変換器(音声信号出力手段)
94…S/PDIF逆変換器(音声情報抽出手段)
156…制御基板
190…周辺基板
192…バスバッファ

Claims (4)

  1. 時系列の音声情報を生成する音声情報生成手段と、
    前記音声情報をシリアル音声信号に変換して出力する音声信号出力手段と、
    前記音声情報生成手段及び前記音声信号出力手段を配した制御基板と、
    前記シリアル音声信号を取得して音声情報を抽出する音声情報抽出手段と、
    前記音声情報抽出手段を配した周辺基板と、
    を有する遊技機において、
    前記音声信号出力手段は、前記音声情報と前記音声情報を抽出するためのサンプリングクロックとを重畳させたシリアル音声信号を生成して出力し、
    前記音声情報抽出手段は、前記シリアル音声信号を取得して前記重畳されているサンプリングクロックを用いて音声情報を抽出することを特徴とする遊技機。
  2. 前記音声情報抽出手段及び前記音声信号出力手段は、アイソクロナス転送を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記音声情報抽出手段及び前記音声信号出力手段は、S/PDIFの規格に基づいたシリアル音声信号を入出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記音声情報抽出手段及び前記音声信号出力手段は、前記シリアル音声信号を光変換したシリアル光信号を入出力することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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