JP2008232449A - 二重管式熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

二重管式熱交換器及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008232449A
JP2008232449A JP2007068055A JP2007068055A JP2008232449A JP 2008232449 A JP2008232449 A JP 2008232449A JP 2007068055 A JP2007068055 A JP 2007068055A JP 2007068055 A JP2007068055 A JP 2007068055A JP 2008232449 A JP2008232449 A JP 2008232449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
heat exchanger
fluid
double
outer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007068055A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoe Sasaki
直栄 佐々木
Takahiko Mizuta
貴彦 水田
Takeo Nagashima
武夫 長島
Tetsuo Ishii
哲夫 石井
Kishin Tachibana
紀伸 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIYAMA SEISAKUSHO KK
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
NISHIYAMA SEISAKUSHO KK
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIYAMA SEISAKUSHO KK, Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical NISHIYAMA SEISAKUSHO KK
Priority to JP2007068055A priority Critical patent/JP2008232449A/ja
Publication of JP2008232449A publication Critical patent/JP2008232449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
    • F28D7/106Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of two coaxial conduits or modules of two coaxial conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • F28F1/06Tubular elements of cross-section which is non-circular crimped or corrugated in cross-section
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/08Tubular elements crimped or corrugated in longitudinal section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】内管と外管との間の流路を流通せしめられる流体が低流量の流体の場合にあっても、有利に伝熱促進効果を発揮することの出来る二重管式熱交換器を提供すること。
【解決手段】外管12の内部に、周方向に山部18と谷部16とが繰り返す波形形状とされた多葉管を内管14を収容し、内管14の山部18の頂部20を、外管20の内周面に密着させると共に、外管12の外周面に、軸方向に螺旋状に連続して延びる凹溝22を形成して、二重管式の熱交換器10を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、管の内側を流れる流体と、管の外側を流れる流体との間で熱交換を行なう二重管式熱交換器に関し、特に、管の外側を流れる流体、即ち内管と外管との間の間隙を流通する低流量の流体の伝熱促進を図った二重管式熱交換器に関するものである。
従来より、大径の外管の内部に小径の伝熱管を配置し、内管と外管との間の間隙に第1の流体を流通させる一方、内管内に第2の流体を流通させることによって、それら第1の流体と第2の流体との間で熱交換を行なうように構成した、二重管式の熱交換器が、各種用いられてきている。
そして、そのような熱交換器の一つとして、内管と外管との間の間隙に第1の流体として低温の水を流通させる一方、内管内に第2の流体として高温の冷媒を流通せしめることによって、それら冷媒と水との間で熱交換を行なうようにした給湯機用熱交換器が、知られている。また、これとは逆に、内管内に第2流体として低温の水を流通させ、内管と外管との間の間隙には、第1流体として高温の冷媒を流通させるようにしたものも、よく知られている。
さらに、このような二重管式熱交換器においては、高温の冷媒の代わりに、給湯機によって加熱された高温の水を流通させることによって、それら高温の水と低温の水との間で熱交換を行なうようにした二重管式熱交換器、即ち、内管と外管との間の間隙に第1の流体として低温の水を流通させる一方、内管内に第2の流体として高温の水を流通させた、追焚用熱交換器も、よく知られている。
しかしながら、このような追焚用熱交換器においては、内管と外間との間に形成される水の流路が狭くされている場合に、かかる流路を通過する水の中に混濁している汚濁物質が、加熱された際に流路内に析出し、流路が詰まり易くなるといった問題を内在するものであった。そこで、そのような流路詰まりの対策として、内管内に低温の水を流通させる一方、内管と外管との間隙に高温の水を流通させるようにした追焚用熱交換器も、各種知られている。
ところで、これら二重管式熱交換器においては、従来、内管や外管の両方に、単純な円形断面をもつ管体が用いられていたが、そのような管体を用いて二重管式熱交換器を構成した場合、内管内を流通する流体と、その外部を流通する流体との間における熱交換性能が充分でないという問題を内在していた。
そこで、その熱交換効率を向上させるべく、従来から様々な工夫が為されてきており、例えば、特開2001−201275号公報(特許文献1)においては、内管と外管からなる二重管式の熱交換器において、内管と外管との間に形成される流路を螺旋状に仕切る伝熱促進体を介設して、かかる流路の流路長を増大させると共に、流れる流体の流速および乱流化を増大せしめたり、或いは内管内にネジレテープ等からなる内管用伝熱促進体を挿入することによって、内管内を流れる流体から内管と外管との間を流れる流体への伝熱が促進されるようにした二重管式熱交換器が、明らかにされている。
また、特開2004−278854号公報(特許文献2)には、外管となる大径管の内周に、螺旋状に凸条が突設形成されると共に、かかる凸条が、大径管の周方向に180度毎に分断されて、その分断部分には凸条の存在しない部位が形成されてなる二重管型熱交換器が、明らかにされており、さらに特開2006−258378号公報(特許文献3)においては、内管の外表面や外管の内表面に凸部を設けた熱交換器が、明らかにされている。
しかしながら、それらの二重管式熱交換器においては、水の流れる流路、即ち内管と外管との間隙に形成される流路が、螺旋状の複雑な形状とされていたり、或いは流路内に大きく突出した凸条が形成されているために、かかる流路における水側の圧力損失が大きくなってしまうといった問題が内在しているのである。そして、そのような圧力損失が大きくなった場合には、その問題の解決のために、給水ポンプの能力を大きくする必要があるところから、熱交換器の生産コストが上昇してしまうといった問題を、新たに惹起することとなる。
さらに、これらの二重管式熱交換器にあっては、流路に凸条や凸部を設けることによって、伝熱面積を増大して、伝熱性能の向上を図っているのであるが、内管と外管との間の間隙に流通せしめられる流体の流量が低流量である場合、流体の伝熱促進効果を充分に発揮することが出来ない問題を内在していた。
特に、内管と外管の間の間隙に形成された流路における流体の流速、即ち、追焚用熱交換器における高温の水が流通せしめられる流路の流速や給湯機用熱交換器における低温の水が流通せしめられる流路の流速は、約4L/min以下の低流速となるところから、このような条件下においても高い熱交換性能を発揮することが出来る二重管式熱交換器が求められているのである。
特開2001−201275号公報 特開2004−278854号公報 特開2006−258378号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、内管と外管との間隙に流通せしめられる流体が低流量の流体の場合にあっても、有利に伝熱促進効果を発揮することの出来る二重管式熱交換器を提供することにある。また、本発明にあっては、このような二重管式熱交換器を有利に製造する方法を提供することも、その解決課題としている。
そして、本発明にあっては、かくの如き課題の解決のために、内管として、管壁が周方向に山部と谷部とが繰り返す波形形状を呈するように形成されてなる多葉管を用いて、該多葉管を外管内に収容し、かかる多葉管の山部頂部を該外管の内面に密着してなる構造を有し、それら内管と外間との間の間隙にて構成される流路には第1流体が流通させられる一方、該内管内の流路には第2流体が流通せしめられるようにした二重管式熱交換器にして、該外管の外周面には、軸方向に延びる螺旋状の凹溝が、該多葉管の谷部の深さよりも浅い溝深さにおいて形成されて、該多葉管の山部に対して該外管の凹溝形成部が食い込んでいる一方、前記谷部の開口部位に対してそれを横切るように入り込んでなる形態とされていることを特徴とする二重管式熱交換器を、その要旨とするものである。
なお、このような本発明に従う二重管式熱交換器の望ましい態様の一つによれば、前記第1流体を高温水とする一方、前記第2流体を低温水として、追焚用の二重管式熱交換器が構成されることとなる。
さらに、このような本発明に従う二重管式熱交換器の別の望ましい態様の一つにあっては、前記第1流体を炭酸ガスを主成分とする冷媒とする一方、前記第2流体を低温水とすることによって、給湯機用の二重管式熱交換器が構成されることとなる。
加えて、本発明にあっては、前記した二重管式熱交換器の有利な製造方法として、内管として、管壁が周方向に山部と谷部とが繰り返す波形形状を呈するように形成されてなる多葉管を準備する工程と、単純円形断面で且つその内径が該多葉管の最大外径よりも大きな金属管からなる外管内に、該多葉管を挿入する工程と、該金属管と該多葉管の対応する一端部を固定して縮径加工することにより、該多葉管の山部頂部を該金属管の内面に密着させる工程と、該金属管の外周面に、軸方向に連続して延びる螺旋状の凹溝を、該多葉管の谷部の深さよりも浅い溝深さにおいて形成して、該多葉管の山部に対して該金属管の凹溝形成部を食い込ませる一方、該谷部の開口部位に対してそれを横切るように入り込ませた形態とする工程とを含むことを特徴とする二重管式熱交換器の製造方法をも、その要旨とするものである。
従って、かかる本発明に従う二重管式熱交換器の構成によれば、内管として、管壁が周方向に山部と谷部とを繰り返す波形形状を呈している多葉管を用いているところから、内管の内周面や外周面の表面積、即ち、内管の中を流通する流体や内管の外部を流通する流体と内管との接触する面積が効果的に増大されることとなり、以て、断面が単純な円形形状とされた内管を用いた場合よりも、熱伝達性能を有利に向上することが可能となる。また、そのような波形形状とされた内管の山部頂部が、かかる内管の収容された外管の内面に密着しているため、内管と外管との間における熱の伝達が、かかる密着部分を介して、より効果的に行なわれることとなる。
さらに、外管の外表面には、軸方向に連続して延びる螺旋状の凹溝が形成されているため、外管の内面側には、かかる凹溝に対応して突出する螺旋状の凸条が形成されて、この凸条によって、内管の外周面と外管の内周面との間の間隙に流通する流体が、効果的に撹乱されることとなる。そして、このような流体の撹乱効果によって、内管壁を介して行なわれる、内管内を流通する流体と内管の外部を流通する流体との熱の伝達が有利に促進され、以て、高い熱交換性能を発揮することが可能となる。更にまた、そのような撹乱効果により、内管の外周面と外管の内周面との間の間隙に流通する流体と外管との間の熱の伝達も有利に促進されることとなる。そして、そのように外管に伝達された熱は、内管の波形形状の山部頂部と外管の内面との接触部分を介して内管に伝達され、更に内管から内管内を流通せしめられる流体に伝達されることとなり、以て、より高い熱交換性能を得ることが出来るのである。
加えて、本発明に従う二重管式熱交換器を製造する方法として、外管と、かかる外管内に挿入した波形形状を呈する内管とを、その一端部を固定して縮径加工して、外管の内周面と内管の波形形状の山部頂部を密着せしめて一体化した後、外管の外周面に対して螺旋状の凹溝を形成するようにした方法を採用することによって、従来の、例えば内管と外管とをロウ付けによって一体化して二重管式熱交換器を構成する方法よりも、内管と外管とを一体化するための単純な縮径ダイスを用いた抽伸加工や押出加工、プレス加工といった比較的容易な加工と、凹溝を形成するディスク転造加工等を組み合わせることによって、目的とする二重管式熱交換器を構成することが出来るのである。その結果、熱交換器の生産性を有利に向上して、生産コストを低下することが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1及び図2には、本発明に従う二重管式熱交換器の一実施形態が、それぞれ示されている。即ち、図1には、そのような二重管式熱交換器について、その一部が切り欠かれた断面を表す正面図の形態が示され、また図2には、横断面図(図1におけるA−A断面)の形態が、それぞれ示されているのである。そして、そこにおいて、熱交換器10は、軸方向の断面形状が略円形を呈している外管12の内部に、谷部16と山部18が周方向に交互に繰り返し形成された波形形状を呈する内管14が配置されて、構成されている。また、そこでは、内管14の山部18の頂部20と、外管12の内周面とが、密着せしめられて、外管12と内管14とが一体化されており、更に、外管12の外周面には、管軸方向に螺旋状に連続して延びる凹溝22が形成されている。
より詳細には、内管14は、管材質としてアルミニウムや銅又はそれらの合金等の金属材料を用いて、複数の山部18と谷部16、ここでは6つの山部18と6つの谷部16とが周方向に交互に形成された波形形状の、換言すれば、軸直角方向の断面形状が略湾曲星型を呈する異形金属管(多葉管)として、形成されている。また、その径方向の大きさ、即ち、山部18の頂部20をつないで描かれる円(外接円)の直径は、一般に、10mm〜25mm程度、望ましくは、14mm〜22mm程度とされている。
なお、この山部18(谷部16)の高さは、内管14や外管12の大きさや、熱交換器10に求められる熱交換性能に応じて、適宜に選択されることとなるが、一般に、内管14の最大外径(外接円直径)の1/9〜4/9程度とされることが望ましい。これは、山部18の高さが低いと、内管14の表面積の増加量が少なくなり、充分な伝熱促進効果が得られなくなってしまうことに加えて、外管12の内周面と内管14の外周面との間に形成される流路の大きさが、小さくなってしまうからである。一方、その高さが高くなり過ぎると、逆に、内管14の内部の流路の大きさが小さくなってしまい、内管14内の圧力損失が増大してしまう恐れがあるからである。
また、かかる山部18(谷部16)の条数にあっても、内管14や外管12の大きさや、熱交換器10に求められる熱交換性能に応じて、適宜に選択されることとなるが、一般に、条数は5条以上であることが望ましい。これは、条数が5条未満とされた場合にあっては、外管12に組み付けて二重管式の熱交換器10を構成した際に、外管12の内周面と接触する山部18の数が少なくなり、外管12と内管14との間の熱の伝達が充分に行なわれ得なくなるからである。
さらに、外管12は、アルミニウムや銅又はそれらの合金等の金属材料を用いて構成された、軸直角方向の断面が略円形形状を呈する管体であって、その直径は、一般に、15mm〜24mm程度とされて、内管14の山部18の頂部20が外管12の内周面と密着する大きさとなっている。そして、その外周面には、図1の平面図や図2の断面図にも示されるように、円弧状に所定深さ窪んだ凹溝22が、軸方向に螺旋状に連続して、所定のリード角、即ち軸芯に対して為す角度(螺旋角度:α)と、所定の間隔(ピッチ:P)をもって形成されている。また、管内周面には、そのような凹溝22に対応して形成された凸条24が、所定高さ(hs:図3参照)をもって、管軸方向に螺旋状に連続して形成されており、その一部は、図4に示されるように、内管14の山部18の頂部20に食い込んだ状態となっている。この、山部18に凸条24が食い込んでいる部分は、山部18の頂部20が変形せしめられて凸条24が食い込んでいるため、かかる箇所における凸条24の高さは、山部18に食い込んでいない部分の凸条24の高さ(hs)よりも、僅かに小さい高さとなっている。
なお、そのような凸条24の高さ(hs)は、内管14の山部18の高さ(谷部16の深さ)よりも小さくされており、望ましくは、山部18の高さの1/20〜10/20程度とされて、内管14の外周面と外管12の内周面との間に形成される流路26を閉塞しない程度の高さとなっている。また、かかる凹溝22(凸条24)の管軸に対する螺旋角度(リード角)や軸方向の間隔(ピッチ)は、望ましくは、リード角:20°〜50°程度、ピッチ:30mm〜60mm程度とされることとなる。
そして、このような構成とされた熱交換器10は、外管12の内周面と内管14の外周面との間の間隙にて形成される流路26内に、第1の流体として、高温の流体を流通させる一方、内管14内に、第2の流体として低温の流体を流通させることによって、それら高温の流体と低温の流体との間で熱交換が行われるようになっているのである。なお、かかる構成とされた熱交換器10は、第1流体として高温の水を流通させると共に、第2流体として低温の水を流通させた追焚用熱交換器として、或いは、第1流体として炭酸ガスを主成分とする高温の冷媒を流通させる共に、第2流体として低温の水を流通させた給湯機用熱交換器として、好適に用いられることとなる。
従って、このような本発明に従う二重管式の熱交換器10にあっては、内管14が、山部18と谷部16とが周方向に交互に繰り返す波形形状とされているところから、内管14の内部と外部との間で熱を伝えるための伝熱面積、即ち内管14の表面積が、有利に増大され得ることとなり、内管14の中を流通する流体と内管14、更には内管14の外部を流通する流体と内管14とが、充分な面積をもって接触することとなる。その結果、断面が単純な円形形状とされた内管を用いた二重管式熱交換器よりも、高い熱交換性能を発揮することが可能となるのである。
また、波形形状とされた内管14の山部18の頂部20が、外管12の内周面に密着せしめられているところから、内管14と外管12との間における熱の伝達が、かかる密着部分を介して、より効果的に行なわれることとなる。
さらに、外管12の内面側、即ち、外管12の内周面と内管14の外周面の間に形成されている流路26には、外管12の外表面に形成された軸方向に連続して延びる螺旋状の凹溝22に対応して、外管12の内面側に突出する凸条24が、螺旋状に軸方向に連続して形成されているところから、かかる流路26内を流通せしめられる流体が、そのような凸条24によって撹乱されて、流体が内管14の外周面や外管12の内周面と効果的に接触するようになっている。そして、このように流体と内管14や外管12との接触が促進されることによって、内管14の管壁を介して行なわれる、内管14内を流通している流体と流路26内を流通している流体との熱交換が、効果的に促進され得ることとなるのであり、以て、高い熱交換性能を発揮することが可能となる。
更にまた、そのような凸条24による流体の撹乱効果により、流路26内を流通している流体と外管12との間の熱の伝達も有利に促進されるため、流体から外管12に伝達された熱が、内管14の山部18の頂部20と外管12の内周面との接触部分を介して内管14に伝達され、この内管14に伝達された熱は、内管14の管壁から内管14内を流通している流体に伝達されることとなる。このように、流路26内の流体から内管14内の流体への熱の伝達が、更に促進されることとなり、以て、より熱交換性能を向上することが出来るのである。
このように、本発明に従う熱交換器10によれば、内管14の外周面と外管12の内周面の間の間隙に形成される流路26内を流通せしめられる流体が、かかる流路26内に突出した凸条24によって、効果的に撹乱されて、流体と内管14や外管12との接触が促進されているところから、流路26内を流通する流体が低流量な場合にあっても、有利に伝熱促進効果を発揮して、高い熱交換性能を実現することが可能となるのである。
ところで、このような構成とされた熱交換器10は、以下に示すような、公知の抽伸加工法や転造加工法とを組み合わせて、製作されることとなる。
すなわち、先ず、断面が単純な円形形状を呈する、アルミニウムや銅又はそれらの合金にて形成された金属管に対して、多葉管断面形状とされたダイスを用いる抽伸加工や、ボール転造加工等の公知の加工を施すことにより、図5に示されるような、周方向に山部32と谷部34とが交互に繰り返し形成された多葉管30に加工し、内管(14)の原管として、準備する。
次いで、二重管式熱交換器の外管(12)として、アルミニウムや銅又はそれらの合金にて形成された、断面形状が単純な円形形状とされた金属管を用意する。この外管として用意する金属管は、内管として準備された多葉管の、波形形状とされた外形の山部の頂部を周方向に繋いで形成される外接円の直径(最大外径)よりも僅かに大きな内径とされると共に、外周面や内周面は平滑な面とされている。
そして、そのように外管として準備された金属管の内部に、内管として準備した多葉管を挿入した後に、かかる金属管と多葉管の一方の端部に対して、多葉管が金属管から抜け出さないように固定する加工、所謂口付け加工を行う。その後、このように一端部を固定した内管と外管とを、縮径ダイスを用いた抽伸加工や、押出加工、プレス加工等の公知の加工方法を用いて、縮径加工を行ない、外管の内周面と内管の波形形状とされた外表面のうち山部の頂部部位とを密着させて一体化する。このとき、内管の山部の頂部部位は、縮径された外管の内周面にて押圧されることによって、かかる部位が僅かに変形しつつ、外管の内周面と密着せしめられることとなる。
その後、所望の断面形状と深さをもつ凹溝を形成するための転造ディスクを備えた、ディスク転造加工装置によって、外管の外周面に対して転造加工を行い、軸方向に螺旋状に連続して延びる凹溝を形成する。このとき、管外周面に形成された凹溝に対応して、外管の内周面には、軸方向に螺旋状に連続して延びる凸条が形成されることとなる。このように外管の内周面に形成される凸条は、内管の波形形状の谷部の開口部位においては、それを横切るように入り込ませた状態となっている一方、山部においては、その頂上部に食い込むように、形成されることとなる。このような工程を経て、図1や図2に示されるような、本発明に従う二重管式の熱交換器10が形成されるのである。
このように、縮径加工と転造加工等を組み合わせて、本発明に従う熱交換器10を製作する手法を用いることによって、従来からの手間のかかるロウ付け加工等を用いる必要が全くなくなり、二重管式熱交換器を構成するために必要な工程を、効果的に減少することが可能となったため、熱交換器10の生産性を高め、またその生産コストを、有利に低減することが出来ることとなったのである。
また、外管の縮径加工によって、外管と内管とを一体化しているところから、従来のロウ付けによって外管と内管とを一体化していた二重管式熱交換器において発生する恐れのあった、ロウ付け不良により、外管と内管との密着度の低下が発生して、それらの間の熱伝達効率が低下してしまうような問題も、効果的に解消され得ることとなり、以て、伝熱促進効果を充分に発揮させることが可能となるのである。
以上、本発明の代表的な実施形態の一つとその製作方法について詳述してきたが、それらは、あくまでも例示に過ぎないものであって、本発明は、そのような実施形態に係る具体的な記述によって、何等限定的に解釈されるものではないことが、理解されるべきである。
例えば、外管12の外周面に形成される凹溝22の条数は、前述の実施形態に示される如く1条の凹溝とする他、2条や3条、或いはそれ以上の条数とすることも、勿論可能であり、目的とする熱交換器10の大きさや熱交換性能に応じて、適宜選択されることとなる。また、その断面形状も、例示したような断面が円弧状とされた凹溝22のみならず、矩形形状や台形形状の断面を呈する凹溝や、V字形状の断面を呈する凹溝とすることも、勿論可能である。
さらに、前述の実施形態においては、内管14として用いられる多葉管は、図5に示されるような、山部と谷部とが軸方向に直線状に連続したものを採用して、図1や図2に示される如く二重管式熱交換器10を構成していたが、このような直線状のものの他、図6に示されるような、周方向に交互に設けられた山部32と谷部34とが、軸方向に螺旋状に連続した形態とされている多葉管36を採用してもよいのである。また、このような螺旋状の多葉管を用いた場合には、外管12の外周面に形成される凹溝の螺旋の方向や螺旋角度を、内管の螺旋の方向や螺旋角度と変化させることによって、流体の撹乱効果を、より効果的に発揮させることが可能となる。
その他、一々列挙はしないが、本発明が、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施されるものであり、またそのような実施の態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本発明の範疇に属するものであることは、言うまでもないところである。
以下に、本発明の代表的な実施例の一つを示し、本発明の特徴を更に明確にすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。
先ず、図1、図2に示すような、本発明に従う構造の二重管式熱交換器10を作製するために、内管14として、図5に示す如く、周方向に6つの山部32と谷部34が交互に形成された波形形状を呈している多葉管30を準備した。そして、このような多葉管30を、断面が単純な円形形状の平滑管の中に挿入、配置して、前述した本発明に従う熱交換器の製作方法に従って、縮径ダイスを用いた抽伸加工による縮径、ディスク転造加工による外管の外面への凹溝の形成を行い、二重管式熱交換器10を作製し、これを、実施例1とした。なお、かかる実施例1の二重管式熱交換器10は、外管12の外径が21.7mm、内径が20.1mm、管肉厚が0.8mmとなるように縮径されると共に、外管12の外面に形成された凹溝22の軸方向ピッチが32mm、螺旋角度が45°、凹溝22に対応して外管12の内周面に形成される凸条24の高さが1.5mmとなるようにした。また、それら内管14と外管12の材質は、りん脱酸銅(JIS H 3300 C1220)を用いた。
また、比較のために、内管として、外径:15.88mm、内径:14.28mm、管肉厚:0.8mmの単純な円形断面を呈する平滑管と、外管として、外径:21.7mm、内径:20.1mm、管肉厚:0.8mmの、内管と同様に単純な円形断面の平滑管を用意して、外管の内部に内管が同軸的に挿入、配置せしめられた構造の二重管式熱交換器を作製し、これを比較例1とした。一方、実施例1と同様に、内管として多葉管を用いると共に、かかる多葉管が山部の頂上部において外管の内周面と密着せしめられている構造とされるが、外管の外周面に凹溝が設けられていない二重管式熱交換器を作製し、これを比較例2とした。
なお、それら比較例1や比較例2の内管や外管の材質は、実施例1と同様に、りん脱酸銅(JIS H 3300 C1220)を用いた。更に、比較例2で内管として用いた多葉管の各寸法及び外管の仕上がり寸法は、実施例1で用いた多葉管や外管と同一となるようにした。また、このように構成された実施例1及び比較例1、比較例2の二重管式熱交換器の長さ、即ち内管と外管の長さは、何れも1750mmとした。
そして、これら準備した実施例1、比較例1,2の3種の二重管式熱交換器において、内管と外管との間に形成された流路内に、40℃の高温水を流通させる一方、内管内に、20℃の低温水を、内管と音管との間の流路内部を流通させられる高温水とは反対となる方向に、つまり対向流にて流通させて、それら高温水と低温水との間で熱交換を行い、それぞれの熱交換器の熱交換性能を測定した。このとき、低温水側(内管の内側)の流量を8L/minの一定流量とする一方、高温水側(内管と外管との間の流路側)の流量を、1.5、4.0、5.0L/minと変化させて、それぞれの場合の熱交換性能を評価した。なお、熱交換性能の評価は、下式(1)、(2)及び(3)から導かれる熱コンダクタンス:KA[W/K]により評価し、その結果を、下記表1に示した。また、表1の各値は、比較例1の熱交換器(内管に平滑管を用いたもの)の性能を100とした際の、それぞれの性能を示している。
Figure 2008232449
但し、cp :定圧比熱[kJ/(kg・K)] Wh :質量流量[kg/h]
hi:高温側熱交換器入口温度[℃] Tho:高温側熱交換器出口温度[℃]
ci:低温側熱交換器入口温度[℃] Tco:低温側熱交換器出口温度[℃]
とする。
Figure 2008232449
かかる表1の結果からも明らかなように、実施例1の熱交換器は、比較例1の、内管に平滑管を用いた熱交換器や、比較例2の、内管に多葉管を用いつつも外管の外周面に螺旋状の凹溝が形成されていない熱交換器よりも、何れの流量の場合においても、高い熱交換性能を発揮することが確認された。特に、1.5L/minや4.0L/minの低流量の場合においても、伝熱性能の向上が大きいことが確認出来る。
本発明に従う二重管式熱交換器の一例を示す一部切欠き正面説明図である。 図1に示される二重管式熱交換器の横断面形態の一つを示す、図1のA−A断面位置での説明図である。 図2の一部を拡大して説明する断面説明図である。 図1に示される二重管式熱交換器の横断面形態の他の一つを示す、図1のB−B断面位置での説明図である。 本発明に従う二重管式熱交換器の内管として用いられる多葉管の一例を示す斜視説明図である。 本発明に従う二重管式熱交換器の内管として用いられる多葉管の別の一例を示す斜視説明図である。
符号の説明
10 熱交換器
12 外管
14 内管
16 谷部
18 山部
20 頂部
22 凹溝
24 凸条
26 流路

Claims (4)

  1. 内管として、管壁が周方向に山部と谷部とが繰り返す波形形状を呈するように形成されてなる多葉管を用いて、該多葉管を外管内に収容し、かかる多葉管の山部頂部を該外管の内面に密着してなる構造を有し、それら内管と外間との間の間隙にて構成される流路には第1流体が流通させられる一方、該内管内の流路には第2流体が流通せしめられるようにした二重管式熱交換器にして、
    該外管の外周面には、軸方向に延びる螺旋状の凹溝が、該多葉管の谷部の深さよりも浅い溝深さにおいて形成されて、該多葉管の山部に対して該外管の凹溝形成部が食い込んでいる一方、前記谷部の開口部位に対してそれを横切るように入り込んでなる形態とされていることを特徴とする二重管式熱交換器。
  2. 前記第1流体が高温水とされる一方、前記第2流体が低温水とされる追焚用であることを特徴とする請求項1に記載の二重管式熱交換器。
  3. 前記第1流体が炭酸ガスを主成分とする冷媒とされる一方、前記第2流体が低温水とされる給湯機用であることを特徴とする請求項1に記載の二重管式熱交換器。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の二重管式熱交換器の製造方法であって、
    内管として、管壁が周方向に山部と谷部とが繰り返す波形形状を呈するように形成されてなる多葉管を準備する工程と、
    単純円形断面で且つその内径が該多葉管の最大外径よりも大きな金属管からなる外管内に、該多葉管を挿入する工程と、
    該金属管と該多葉管の対応する一端部を固定して縮径加工することにより、該多葉管の山部頂部を該金属管の内面に密着させる工程と、
    該金属管の外周面に、軸方向に連続して延びる螺旋状の凹溝を、該多葉管の谷部の深さよりも浅い溝深さにおいて形成して、該多葉管の山部に対して該金属管の凹溝形成部を食い込ませる一方、該谷部の開口部位に対してそれを横切るように入り込ませた形態とする工程とを
    含むことを特徴とする二重管式熱交換器の製造方法。
JP2007068055A 2007-03-16 2007-03-16 二重管式熱交換器及びその製造方法 Pending JP2008232449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007068055A JP2008232449A (ja) 2007-03-16 2007-03-16 二重管式熱交換器及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007068055A JP2008232449A (ja) 2007-03-16 2007-03-16 二重管式熱交換器及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008232449A true JP2008232449A (ja) 2008-10-02

Family

ID=39905464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007068055A Pending JP2008232449A (ja) 2007-03-16 2007-03-16 二重管式熱交換器及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008232449A (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131455A1 (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 サンデン株式会社 二重管式熱交換器
JP2011163655A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 捩り管形熱交換器の製造方法及びその製造方法により製造された捩り管形熱交換器
JP2012007767A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用二重管
WO2012017777A1 (ja) * 2010-08-02 2012-02-09 住友軽金属工業株式会社 熱交換器用二重管
KR20120017315A (ko) * 2010-08-18 2012-02-28 한라공조주식회사 이중관식 열교환기 및 그 제조방법
JP2012077985A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daikin Industries Ltd 押出管、その押出管を用いた熱交換器、及びその熱交換器を用いた冷凍装置
JP2012077917A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Hitachi Cable Ltd 内面溝付コルゲート管、及び熱交換器
CN102650480A (zh) * 2011-02-22 2012-08-29 富士电机零售设备系统株式会社 热交换器
JP2013053804A (ja) * 2011-09-03 2013-03-21 Nishiyama Seisakusho Co Ltd 三重管の構造及び熱交換器
CN103032334A (zh) * 2011-10-06 2013-04-10 株式会社日立产机系统 螺杆压缩机
JP2013178079A (ja) * 2012-02-01 2013-09-09 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用二重管
JP2015010757A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 岩谷マテリアル株式会社 3重管式熱交換器
JP2015010758A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 岩谷マテリアル株式会社 3重管式熱交換器
JP2015025577A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 岩谷マテリアル株式会社 3重管式熱交換器の製造方法
JP2015121371A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社ノーリツ 2重管式熱交換器
JP2016099075A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 株式会社ノーリツ 二重管式熱交換器及びこれを備えたヒートポンプ式熱源機
JP2017044451A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社ノーリツ 貯湯給湯装置
ITUB20153729A1 (it) * 2015-09-18 2017-03-18 Flavio Mantovani Bollitore.
JP2017159388A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 三井精機工業株式会社 工作機械の送り軸冷却構造
JP2018089682A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 三菱アルミニウム株式会社 管式熱交換器とその製造方法および熱交換器
JP2018091599A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 三菱アルミニウム株式会社 管式熱交換器とその製造方法
JP2018089681A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 三菱アルミニウム株式会社 管式熱交換器とその製造方法
IT201700051542A1 (it) * 2017-05-12 2018-11-12 Flavio Mantovani Bollitore.
KR102147543B1 (ko) * 2019-10-11 2020-08-24 부산대학교 산학협력단 페탈 형상을 갖는 이중관의 제조 방법
JP2020159572A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 住友精密工業株式会社 オープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置
JP2020531790A (ja) * 2017-09-06 2020-11-05 コンティテヒ・フルイド・コリア・リミテッド 熱交換用二重管
WO2021246137A1 (ja) * 2020-06-04 2021-12-09 Phcホールディングス株式会社 二元冷凍装置
US11441850B2 (en) 2020-01-24 2022-09-13 Hamilton Sundstrand Corporation Integral mounting arm for heat exchanger
US11453160B2 (en) 2020-01-24 2022-09-27 Hamilton Sundstrand Corporation Method of building a heat exchanger
US11460252B2 (en) 2020-01-24 2022-10-04 Hamilton Sundstrand Corporation Header arrangement for additively manufactured heat exchanger
US11703283B2 (en) * 2020-01-24 2023-07-18 Hamilton Sundstrand Corporation Radial configuration for heat exchanger core

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000102820A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Nishiyama Seisakusho:Kk 中心軸に対して断面凹凸状に褶曲した管壁を有する異形管の製造方法
JP2002295987A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Usui Internatl Ind Co Ltd 伝熱管及びその製造方法並びにこの伝熱管を使用した多管式熱交換器及びラジエーター組込式オイルクーラー

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000102820A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Nishiyama Seisakusho:Kk 中心軸に対して断面凹凸状に褶曲した管壁を有する異形管の製造方法
JP2002295987A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Usui Internatl Ind Co Ltd 伝熱管及びその製造方法並びにこの伝熱管を使用した多管式熱交換器及びラジエーター組込式オイルクーラー

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131455A1 (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 サンデン株式会社 二重管式熱交換器
JP2011163655A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 捩り管形熱交換器の製造方法及びその製造方法により製造された捩り管形熱交換器
JP2012007767A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用二重管
WO2012017777A1 (ja) * 2010-08-02 2012-02-09 住友軽金属工業株式会社 熱交換器用二重管
JP2012052784A (ja) * 2010-08-02 2012-03-15 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用二重管
KR20120017315A (ko) * 2010-08-18 2012-02-28 한라공조주식회사 이중관식 열교환기 및 그 제조방법
KR101600296B1 (ko) * 2010-08-18 2016-03-07 한온시스템 주식회사 이중관식 열교환기 및 그 제조방법
CN102445101A (zh) * 2010-09-30 2012-05-09 日立电线株式会社 带内面槽的波纹管及换热器
JP2012077917A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Hitachi Cable Ltd 内面溝付コルゲート管、及び熱交換器
JP2012077985A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daikin Industries Ltd 押出管、その押出管を用いた熱交換器、及びその熱交換器を用いた冷凍装置
CN102650480A (zh) * 2011-02-22 2012-08-29 富士电机零售设备系统株式会社 热交换器
JP2013053804A (ja) * 2011-09-03 2013-03-21 Nishiyama Seisakusho Co Ltd 三重管の構造及び熱交換器
CN103032334A (zh) * 2011-10-06 2013-04-10 株式会社日立产机系统 螺杆压缩机
JP2013178079A (ja) * 2012-02-01 2013-09-09 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用二重管
JP2015010757A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 岩谷マテリアル株式会社 3重管式熱交換器
JP2015010758A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 岩谷マテリアル株式会社 3重管式熱交換器
JP2015025577A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 岩谷マテリアル株式会社 3重管式熱交換器の製造方法
JP2015121371A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社ノーリツ 2重管式熱交換器
JP2016099075A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 株式会社ノーリツ 二重管式熱交換器及びこれを備えたヒートポンプ式熱源機
JP2017044451A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社ノーリツ 貯湯給湯装置
ITUB20153729A1 (it) * 2015-09-18 2017-03-18 Flavio Mantovani Bollitore.
JP2017159388A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 三井精機工業株式会社 工作機械の送り軸冷却構造
JP2018089682A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 三菱アルミニウム株式会社 管式熱交換器とその製造方法および熱交換器
JP2018091599A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 三菱アルミニウム株式会社 管式熱交換器とその製造方法
JP2018089681A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 三菱アルミニウム株式会社 管式熱交換器とその製造方法
IT201700051542A1 (it) * 2017-05-12 2018-11-12 Flavio Mantovani Bollitore.
JP2020531790A (ja) * 2017-09-06 2020-11-05 コンティテヒ・フルイド・コリア・リミテッド 熱交換用二重管
EP3679312A4 (en) * 2017-09-06 2021-03-31 Contitech Fluid Korea Ltd. DOUBLE PIPE FOR A HEAT EXCHANGER
JP2020159572A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 住友精密工業株式会社 オープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置
JP7296227B2 (ja) 2019-03-25 2023-06-22 住友精密工業株式会社 オープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置
KR102147543B1 (ko) * 2019-10-11 2020-08-24 부산대학교 산학협력단 페탈 형상을 갖는 이중관의 제조 방법
US11085706B2 (en) 2019-10-11 2021-08-10 Pusan National University Industry-University Cooperation Foundation Double tube with petal shape and method of manufacturing the same
US11441850B2 (en) 2020-01-24 2022-09-13 Hamilton Sundstrand Corporation Integral mounting arm for heat exchanger
US11453160B2 (en) 2020-01-24 2022-09-27 Hamilton Sundstrand Corporation Method of building a heat exchanger
US11460252B2 (en) 2020-01-24 2022-10-04 Hamilton Sundstrand Corporation Header arrangement for additively manufactured heat exchanger
US11703283B2 (en) * 2020-01-24 2023-07-18 Hamilton Sundstrand Corporation Radial configuration for heat exchanger core
US11752691B2 (en) 2020-01-24 2023-09-12 Hamilton Sundstrand Corporation Method of building a heat exchanger
WO2021246137A1 (ja) * 2020-06-04 2021-12-09 Phcホールディングス株式会社 二元冷凍装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008232449A (ja) 二重管式熱交換器及びその製造方法
JP2008261566A (ja) 二重管式熱交換器
WO2012117440A1 (ja) 熱交換器及びこの熱交換器を備えた冷蔵庫、空気調和機
JP2009041880A (ja) 給湯機用水熱交換器
JP5044365B2 (ja) 二重管式熱交換器
JP6032585B2 (ja) 三重管の構造及び熱交換器
JP3947158B2 (ja) 熱交換器
JP2017531152A (ja) 複数の改良を伴う伝熱管
JP6718666B2 (ja) 熱交換器用伝熱管及びそれを用いた熱交換器
US20140215825A1 (en) Method and apparatus for manufacturing fin-integrated tube for use in heat exchanger
JP2001289583A (ja) Egrガス冷却装置
JP2011075122A (ja) アルミニウム製内面溝付伝熱管
JP2008032296A (ja) 熱交換器
WO1998026239A1 (fr) Tube chauffant pour absorbeur et procede de fabrication correspondant
JP6211313B2 (ja) 3重管式熱交換器
JPS6011800B2 (ja) 凝縮伝熱管の製造法
JP2005055064A (ja) 二重管型熱交換器およびその製造方法
JP5404589B2 (ja) 捩り管形熱交換器
JP2005030619A (ja) 二重管およびこれを用いた二重管式熱交換器
JP2008190787A (ja) スパイラル管およびこれを用いた熱交換器
JP2010091266A (ja) 捩り管形熱交換器
JP2008249163A (ja) 給湯用熱交換器
KR101326759B1 (ko) 이중관식 열교환기
JP5289088B2 (ja) 熱交換器及び伝熱管
JPH0335011B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20091218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110921

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110927

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02