JP2008229670A - ヘミング加工装置及びヘミング加工方法 - Google Patents

ヘミング加工装置及びヘミング加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008229670A
JP2008229670A JP2007073288A JP2007073288A JP2008229670A JP 2008229670 A JP2008229670 A JP 2008229670A JP 2007073288 A JP2007073288 A JP 2007073288A JP 2007073288 A JP2007073288 A JP 2007073288A JP 2008229670 A JP2008229670 A JP 2008229670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
workpiece
hem
hemming
bent portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007073288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4495184B2 (ja
Inventor
Tetsukazu Okamoto
哲和 岡本
Hall Robert
ホール ロバート
Matheson George
マテソン ジョージ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirotec Corp
Original Assignee
Hirotec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirotec Corp filed Critical Hirotec Corp
Priority to JP2007073288A priority Critical patent/JP4495184B2/ja
Publication of JP2008229670A publication Critical patent/JP2008229670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4495184B2 publication Critical patent/JP4495184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ワークの折り曲げ部を予備曲げした後に本曲げする場合に、予備曲げ工程において、ワークの折り曲げ部を狙い通りに予備曲げできるようにして加工精度を高める。
【解決手段】第1型は、ワークWをその折り曲げ部Waの基端側から支持するヘミングダイ10と、予備曲げ部32b及び本曲げ部32cを有するヘムパンチ32と、ヘムパンチ32を支持するスライドカム30とを備えている。第2型は、ヘミングダイ10に載置されたワークWを押圧するプレッサーと、スライドカム30に係合するドライバカムと、ヘムパンチ32に対して折り曲げ部Waへの押し付け力を作用させる押し付け機構とを備えている。ドライバカムは、ヘムパンチ32を、予備曲げ位置と本曲げ位置とに切り替えるように構成する。押し付け機構は、ヘムパンチ32が予備曲げ位置にあるときに、折り曲げ部Waに対し先端から基端へ向かう押し付け力を作用させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば金属板等のワークを折り曲げ加工するヘミング加工装置及びヘミング加工方法に関する。
従来より、例えば自動車のドアパネル等のワークを折り曲げ加工するヘミング加工装置として、例えば、特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1のヘミング加工装置は、互いに対向するように配置された上型及び下型と、上型を上下方向に移動させる駆動装置とを備えている。
下型には、ワークが載置されるヘミングダイが設けられるとともに、このヘミングダイに近接して配置されたヘムパンチが設けられている。このヘムパンチは、カムフォロアーを有するスライドカムに固定され、さらに、このスライドカムは、該スライドカムをヘミングダイに接離する方向に案内する案内機構を介して下型のクッションホルダに取り付けられている。上記ヘムパンチには、ワークの折り曲げ部を予備的に曲げるための予備曲げ部と、予備曲げされた部分を最終形状となるまで折り曲げるための本曲げ部とが設けられている。また、クッションホルダは、上下動自在となっている。一方、上型には、ヘミングダイに載置されたワークを押圧して固定するプレッサーと、上記スライドカムのカムフォロアーに係合するドライバカムと、上記ヘムパンチを下方へ押圧するライナとを備えている。
そして、上記ヘミング加工装置を用いてワークを折り曲げ加工する際には、まず、ワークを下型のヘミングダイに載置する。このワークの折り曲げ部は、本体部分から立ち上がるように予め成形されている。
その後、駆動装置により上型を下方へ移動させていく。上型が下方に移動していくと、プレッサーがワークを押圧し、該ワークがヘミングダイに固定された状態になる。この上型の移動により、上型のドライバカムが下型のカムフォロアを押動する。これにより、下型のスライドカム及びヘムパンチが案内機構によってクッションホルダ上をワークの折り曲げ部に近づくように案内されて移動し、ヘムパンチの予備曲げ部がワークの折り曲げ部に対し、その側方から折り曲げ力を作用させる。このように側方から折り曲げ力を受けたワークの折り曲げ部は、倒れて予備曲げされた状態となる。この予備曲げ工程の後、上記ヘムパンチは、さらに移動していき、本曲げ部がワークの折り曲げ部に対向する位置となる。このタイミングで上型のライナがヘムパンチを下方へ押圧する。これにより、ワークの折り曲げ部は、ヘムパンチの本曲げ部により下方へ折り曲げられて最終形状となる。
特許第3598489号公報
ところで、特許文献1のヘミング加工装置では、予備曲げ工程において、ヘムパンチの予備曲げ部をワークの折り曲げ部に対し、その側方から押し付けるようにしている。側方からの力を受けた折り曲げ部は、倒れるように変形するだけでなく、力を受けた方向へ逃げるように変形して狙い通りの形状とならない虞れがある。このように予備曲げ工程でワークの折り曲げ部が狙い通りの形状にならないと、本曲げ工程で得られる最終形状も狙い通りの形状とならず、ひいては、加工精度が低下してしまう。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ワークの折り曲げ部を予備曲げした後に本曲げする場合に、予備曲げ工程において、ワークの折り曲げ部を狙い通りに予備曲げできるようにして、加工精度を高めることにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、予備曲げ位置にあるヘムパンチをワークの折り曲げ部へ押し付けるようにした。
具体的には、請求項1の発明では、第1型と、該第1型に対向するように配置された第2型とを備え、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形された折り曲げ部を折り曲げ加工するように構成されたヘミング加工装置において、上記第1型は、上記ワークをその折り曲げ部の基端側から支持するヘミングダイと、上記ワークの折り曲げ部を折り曲げ加工する予備曲げ部及び本曲げ部を有するヘムパンチと、該ヘムパンチを支持するスライドカムと、該スライドカムを上記折り曲げ部に接離する方向に案内する案内機構と、該案内機構を支持するクッションホルダとを備え、上記第2型は、上記スライドカムに係合するドライバカムと、上記ヘムパンチに対して上記折り曲げ部への押し付け力を作用させる押し付け機構とを備え、上記ドライバカムは、上記スライドカムを移動させることにより、上記ヘムパンチを、上記予備曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に対向するように位置する予備曲げ位置と、上記本曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に対向するように位置する本曲げ位置とに切り替えるように構成され、上記押し付け機構は、上記ヘムパンチが予備曲げ位置にあるときに、上記ワークの折り曲げ部に対し先端から基端へ向かう押し付け力を作用させるように構成されているものとする。
この構成によれば、例えば第2型を第1型に接近する方向に移動させると、第2型のドライバカムに係合する第1型のスライドカムによってヘムパンチが予備曲げ位置となり、予備曲げ部がワークの折り曲げ部に対向する。この予備曲げ位置にあるヘムパンチには、押し付け機構によりワークの折り曲げ部の先端から基端へ向かう押し付け力が作用する。これにより、ワークの折り曲げ部はその先端から基端に向かう力を受ける。このとき、ワークは、その折り曲げ部がヘミングダイによって基端側から支持されているので、力を受けた方向に逃げるように変形することはなく、予備曲げ部によって狙い通りの形状に予備曲げされる。そして、ドライバカムによりスライドカムを移動させることによってヘムパンチが本曲げ位置となり、本曲げ部がワークの折り曲げ位置に対向する。この本曲げ位置にあるヘムパンチには、押し付け機構によりワークの折り曲げ部への押し付け力が作用する。これにより、ヘムパンチの本曲げ部がワークの折り曲げ部に押し付けられ、折り曲げ部が本曲げされて最終形状となる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、第1型は、複数のヘムパンチと、該ヘムパンチ毎に独立した複数のスライドカム及び案内機構とを備え、第2型は、各スライドカムに係合するドライバカムを複数備えている構成とする。
この構成によれば、ワークの折り曲げ部の形状が部位により異なっている場合に、複数のヘムパンチを独立して移動させて、ワークの折り曲げ部の全体を同時に折り曲げることが可能になる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、第1型と、該第1型に対向するように配置された第2型とを用意し、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形された折り曲げ部を折り曲げ加工するヘミング加工方法であって、上記第1型のヘミングダイによって上記ワークを折り曲げ部の基端側から支持するワーク支持工程と、ワーク支持工程の後、上記第1型のヘムパンチが有する予備曲げ部を、上記ワークの折り曲げ部に対向するように配置した後、上記ヘムパンチを該折り曲げ部に対しその先端から基端へ押し付けて予備曲げする予備曲げ工程と、予備曲げ工程の後、上記ヘムパンチが有する本曲げ部を、上記ワークの折り曲げ部に対向するように配置した後、上記ヘムパンチを該折り曲げ部に押し付けて本曲げする本曲げ工程とを備えている構成とする。
この構成によれば、予備曲げ工程において、ワークの折り曲げ部には、先端から基端に向かう力が作用する。このとき、ワークは、ヘミングダイによって折り曲げ部の基端側から支持されているので、力を受けた方向に逃げるように変形することはなく、予備曲げ部によって狙い通りの形状に予備曲げされる。そして、本曲げ工程において、ヘムパンチの本曲げ部がワークの折り曲げ部に押し付けられ、折り曲げ部が本曲げされて最終形状となる。
請求項1の発明によれば、ワークを、第1型のヘミングダイによりその折り曲げ部の基端側から支持し、予備曲げ位置にあるヘムパンチが、ワークの折り曲げ部に対し先端から基端へ向かう力を作用させるので、予備曲げ工程において、ワークの折り曲げ部が力を受けた方向に逃げるようになることはなく、該折り曲げ部を狙い通りの形状に予備曲げできる。これにより、ヘムパンチの本曲げ部による本曲げも狙い通りの形状にでき、加工精度を十分に高めることができる。
請求項2の発明によれば、ワークの折り曲げ部の形状が部位により異なっている場合に、各部の形状に応じてヘムパンチを独立して移動させることができる。これにより、ワークの折り曲げ部の全体に折り曲げ力を同じタイミングで作用させて、同時に折り曲げ加工できる。よって、ワークの折り曲げ部の各部を別々のタイミングで折り曲げ加工した場合に比べて、折り曲げ部の歪みを低減できる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明と同様に、予備曲げ工程において、ワークの折り曲げ部が力を受けた方向に逃げるようになることはなく、該折り曲げ部を狙い通りの形状に予備曲げでき、加工精度を十分に高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るヘミング加工装置1を示すものである。このヘミング加工装置1は、上下方向に対向するように配置された上型2及び下型3と、上型2を上下方向に移動させて下型に対し接離させる駆動装置4とを備えている。駆動装置4は、周知の油圧シリンダ等で構成されている。
このヘミング加工装置1によって加工されるワークWは、図2及び図3に仮想線で示すように、自動車の側部に配設されるドアである。このドアは、図4に示すように、インナパネルW1と、アウタパネルW2と、サッシュ部に配設されるウインドガラス保持用のチャンネル部材W3とを備えている。チャンネル部材W3がインナパネルW1とアウタパネルW2とに挟まれるようにして配置され、これらW1〜W3が接合されている。アウタパネルW2には、サッシュ部の内周部に設定された内周側折り曲げ部Waと、サッシュ部の外周部に設定された外周側折り曲げ部Wbとが設けられている。図4(b)に示すように、内周側折り曲げ部Waは、折り曲げ加工(ヘミング加工)された状態でチャンネル部材W3の端部に重なるようになっている。また、外周側折り曲げ部Wbは、同様にインナパネルW1の外周部に重なるようになっている。
図1に示すように、上記下型3には、略水平に延びるように形成されたクッションホルダ5が上下動自在に設けられている。このクッションホルダ5の上面には、図2及び図3に示すように、ヘミング加工されるワークWの内周側折り曲げ部Waの形状に対応して、内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dが配置されている。図1に示すように、下型3におけるクッションホルダ5の外周を囲む部分には、ワークWを下方から支持するヘミングダイ10が内周ヘム機構A,C,Eに対向するように設けられ、このヘミングダイ10よりも外側には、図2及び図3に示すように、ワークWの外周側折り曲げ部Wbの形状に対応して、外周予備曲げ機構a,c,e及び外周角部予備曲げ機構b,dが配設されている。つまり、ヘミングダイ10は、内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dと、外周予備曲げ機構a,c,e及び外周角部予備曲げ機構b,dとの間に位置している。また、下型3が、本発明の第1型を構成している。
図1に示すように、上記下型3には、クッションホルダ5の下方に、第1ガススプリング11、第2ガススプリング12及び複数の押し切りブロック13が互いに間隔をあけて設けられている。第1ガススプリング11は、クッションホルダ5を常時下方から支持するためのものである。ロッド11aは、上下方向に延びるように配置されて上方に付勢されている。この第1ガススプリング11は、シリンダ11bが下方に位置した状態で下型3に固定されている。また、クッションホルダ5の下面には、下方へ突出する第1支持部14が設けられている。この第1支持部14の下端面に、ロッド11aの上端面が当接している。
上記第2ガススプリング12は、第1ガススプリング11と同様に構成され、ロッド12aが上下方向に延びるように配置されて上方に付勢されている。第2ガススプリング12は、シリンダ12bが下方に位置した状態で下型3に固定されている。また、クッションホルダ5の下面には、下方へ突出する第2支持部15が第1支持部14から離れて設けられている。この第2支持部15の下端面に、ロッド12aの上端面が当接するようになっている。クッションホルダ5が第1ガススプリング11に支持された状態で、第2支持部15の下端面は、第2ガススプリング12のロッド12aの上端面から浮いており、これら第2支持部15とロッド12aとの間には、隙間L1が形成されている。
また、クッションホルダ5の下面には、各押し切りブロック13に対向するブロック当接部16が複数設けられている。クッションホルダ5が第1ガススプリング11に支持された状態では、ブロック当接部16の下端面が押し切りブロック13の上端面から浮いており、これらブロック当接部16と押し切りブロック13との間には、上記隙間L1よりも広い隙間L2が形成されている。
クッションホルダ5の上面には、第2支持部15の直上方に第1突出部20が設けられ、これら第2支持部15と第1突出部20とは同一直線状に配置されている。また、クッションホルダ5の上面には、ブロック当接部16の直上方に第2突出部21が設けられている。これらブロック当接部16と第2突出部21とも同一直線上に配置されている。
内周ヘム機構A,C,Eは、同じ構造であるため、そのうちの1つについて詳細に説明する。内周ヘム機構Aは、スライドカム30と、スライドカム30をクッションホルダ5上面に支持し、所定方向に案内する案内機構31と、スライドカム30の上部側に固定されたヘムパンチ32とを備えている。案内機構31は、クッションホルダ5の上面に固定されたレール(図示せず)を備えている。このレールにスライドカム30が係合しており、この係合状態で、スライドカム30がクッションホルダ5に対して上下方向には移動しないようになっている。レールは、クッションホルダ5の上面に沿ってヘミングダイ10に接離する方向に延びており、レールによってスライドカム30がヘミングダイ10に接離する方向に案内されるようになっている。さらに、案内機構31は、スライドカム30をヘミングダイ10から離れる方向(図1に矢印Yで示す方向)に付勢する付勢部材としてのスプリング31aを有している。
ヘムパンチ32は、スライドカム30のヘミングダイ10側に配置されている。ヘムパンチ32には、スライドカム30よりもヘミングダイ10側へ突出するように形成された成形部32aが形成されている。図4に示すように、この成形部32aには、ワークWの内周側折り曲げ部Waを予備的に曲げるための予備曲げ部32bと、予備曲げされた部分を最終形状となるまで折り曲げるための本曲げ部32cとが設けられている。予備曲げ部32bは、成形部32aの下面におけるスライドカム30側(基端側)に設けられており、スライドカム30から離れるに従って上方に位置するように傾斜する傾斜面で構成されている。本曲げ部32cは、成形部32aの下面における先端側に設けられており、略水平に延びる面で構成されている。また、図1に示すように、スライドカム30のヘムパンチ32と反対側には、カムフォロアー34が設けられている。尚、内周角部ヘム機構B,Dは、上記内周ヘム機構A,C,Eと同様に構成されている。
外周予備曲げヘム機構a,c,eは、同じ構造であるため、そのうちの1つについて、図5に基づいて詳細に説明する。外周予備曲げヘム機構aは、外周予備曲げパンチ36と、この外周予備曲げパンチ36を着脱自在に支持する支持基部37と、この支持基部37を支持固定部38に可動自在に取り付ける2つの取付可動部39、40と、上記一方の取付可動部39に設けられた当接従動部41と、支持基部37に一端が係合し他端が支柱42に係合したスプリング43とを備えている。外周角部予備曲げヘム機構b、dは、上記外周予備曲げヘム機構a,c,eと同じ構造であるため、説明を省略する。
一方、上型2には、図1に示すように、上型2の下面を覆うように略水平に延びるように形成されたパッド45が設けられている。このパッド45は、パッド用ガススプリング46により上下動可能に該上型2に支持されている。パッド用ガススプリング46は、ロッド46aが上下方向に伸縮するように配置され、シリンダ46bが上側に位置した状態で上型2に固定されている。このパッド用ガススプリング46により、パッド45は下方へ付勢されている。尚、上記上型2が、本発明の第2型を構成している。
パッド45の外周部には、ヘミングダイ10に載置されたワークWを上方から押圧するプレッサー47が設けられている。このプレッサー47は、インナパネルW1とアウタパネルW2との外周側の重なった部分を押圧するように位置付けられている。また、パッド45には、上下方向に貫通するピン保持孔45aが形成されている。このピン保持孔45aは、クッションホルダ5の第1突出部20の直上方に位置している。ピン保持孔45aには、上下方向に延びる可動ピン48が保持されている。従って、可動ピン48と第1突出部20とは、同一直線上に位置している。可動ピン48とピン保持孔45aとの間には、可動ピン48をパッド45に対し上下方向に移動させるためのブッシュ(図示せず)が設けられ、可動ピン48は、ブッシュに挿入された状態で落下しないようになっている。
また、上型2には、パッド45のプレッサー47よりも内側に、ドライバカム50が設けられている。このドライバカム50は、パッド45を貫通して下方へ突出しており、上記カムフォロアー34に係合するカム面50aを有している。カム面50aは、大略上下方向に延びており、下部には、上側へ行くほどパッド45の外周部に近づくように形成された下側傾斜面部50bが設けられている。カム面50aの下側傾斜面部50bよりも上側には、略鉛直に延びるように形成された鉛直面部50cが設けられている。また、カム面50aの鉛直面部50cよりも上側には、凹面部50dが設けられている。これら下側傾斜面部50b、鉛直面部50c及び凹面部50dは、連続している。このドライバカム50は、内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dのスライドカム30毎に複数設けられている。従って、各ドライバカム50のカム面50aの形状によって、内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dの作動タイミングや作動量が個別に設定可能となっている。
ドライバカム50は、図1に示す状態から下側へ移動させることで、スライドカム30のカムフォロアー34に係合するようになっている。そして、スライドカム30は、上記カム面50aの形状により案内機構31により案内されながら移動する。ドライバカム50の鉛直面部50cがカムフォロアー34と係合した状態(図6及び図7に示す)にあるときに、ヘムパンチ32が予備曲げ位置とされ、凹面部50dがカムフォロアー34と係合した状態(図8及び図9に示す)にあるときに、ヘムパンチ32が本曲げ位置とされるようになっている。予備曲げ位置とは、予備曲げ部32bがワークWの内周側折り曲げ部Waに上方から対向する位置であり、本曲げ位置とは、本曲げ部32cが内周側折り曲げ部Waに上方から対向する位置である。つまり、ドライバカム50は、ヘムパンチ32を、予備曲げ位置と本曲げ位置とに切り替えるように構成されている。
図1に示すように、上型2には、下方へ延びる押し切りピン52が設けられている。この押し切りピン52は、パッド45を貫通して下方へ突出しており、第2突出部21と同一直線上に位置している。押し切りピン52の下端面が第2突出部21の上端面に当接するようになっている。
上型2には、可動ピン用ガススプリング53が設けられている。この可動ピン用ガススプリング53は、ロッド53aが上下方向に伸縮するように配置され、シリンダ53bが上側に位置した状態で上型2に固定されている。ロッド53aの下端面は、可動ピン48の上端面と対向している。
また、図5に示すように、上型2の外周部には、外周予備曲げ用ドライバカム54が配設されている。この外周予備曲げ用ドライバカム54の当接押動部54aが、上記当接従動部41に当接して、外周予備曲げパンチ36がスプリング43の力に抗してヘミングダイ10に接近する方向に移動するようになっている。移動した外周予備曲げパンチ36を同図に仮想線で示す。
外周予備曲げパンチ36は、予備曲げが終了するとスプリング43の力によりヘミングダイ10から離れる方向に移動するようになっている。この外周予備曲げ用ドライバカム54は、外周予備曲げヘム機構a,c,e及び外周角部予備曲げヘム機構b、d毎に複数設けられている。従って、各外周予備曲げ用ドライバカム54の形状によって、外周予備曲げヘム機構a,c,e及び外周角部予備曲げヘム機構b、dの作動タイミングや作動量が個別に設定可能となっている。
上型2の外周予備曲げ用ドライバカム54よりも内周側には、外周予備曲げヘム機構a,c,eに対応する部位に外周本曲げパンチ55が配設され、外周角部予備曲げヘム機構b、dに対応する部位に外周角部本曲げパンチ(図示せず)が配設されている。
上型2のプレッサー47、可動ピン48、ドライバカム50、可動ピン用ガススプリング53、押し切りピン52の上下方向の位置関係は、上型2を下方へ移動させていったときに、まず、プレッサー47がワークWに当接してから、ドライバカム50の下側傾斜面部50bがカムフォロアー34に係合し、その後、ドライバカム50の鉛直面部50cがカムフォロアー34に係合しているときに、可動ピン48の下端面が第1突出部20に当接するとともに、可動ピン用ガススプリング53のロッド53aが可動ピン48の上端部に当接するように設定されている。そして、最後に、ドライバカム50の凹面部50dがカムフォロアー34に係合したときに、押し切りピン52の下端面が第2突出部21の上端面に当接するようになっている。
また、第1ガススプリング11の付勢力の下限値は、クッションホルダ5、スライドカム30、案内機構31、ヘムパンチ32及びカムフォロア34の重量を合計した荷重と、パッド用ガススプリング46のバネ力とを合わせた荷重がかかったときにクッションホルダ5が下降しないように設定されている。さらに、この第1ガススプリング11の付勢力の上限値は、パッド用ガススプリング46及び可動ピン用ガススプリング53をクッションホルダ5に上方から押し付けたときに、クッションホルダ5が下降するように設定されている。
第2ガススプリング12の付勢力は、パッド用ガススプリング46及び可動ピン用ガススプリング53を上方から押し付けたときにクッションホルダ5が下降しないように設定されている。
次に、上記のように構成されたヘミング加工装置1によりワークWの内周側折り曲げ部Wa及び外周側折り曲げ部Wbを折り曲げ加工する場合について説明する。ワークWは、図1及び図4(a)に示すように、インナパネルW1と、アウタパネルW2と、チャンネル部材W3とが一体化された状態で、かつ、アウタパネルW2の外周側及び内周側折り曲げ部Wa、Wbが本体部分から立ち上がるように予めプレス成形された状態で、ロボット(図示せず)により搬送されて、ヘミングダイ10上に載置される。このとき、アウタパネルW2がインナパネルW1の下側に位置しており、アウタパネルW2がヘミングダイ10に当接するようになっている。
その後、上型2が駆動装置4によって下降すると、まず、パッド45のプレッサー47がインナパネルW1に当接する。これにより、ワークWがヘミングダイ10に上方から押し付けられて固定される。これがワーク支持工程である。このとき、第1ガススプリング11の付勢力が上記の如く設定されていることから、クッションホルダ5が下方へ移動せず、初期の位置で保持され、上型2の下降量に対応してパッド用ガススプリング46が縮んでいく。尚、上型2の下降速度は一定となるように制御されている。
そして、さらに上型2が下降すると、ドライバカム50の下側傾斜面部50bがカムフォロアー34に係合し、カムフォロアー34は、下側傾斜面部50bによってヘミングダイ10側へ押圧される。これにより、スライドカム30は、スプリング31aによる付勢力に抗してヘミングダイ10に接近していく。
次いで、図6に示すように、ドライバカム50の鉛直面部50cがカムフォロアー34に係合すると、ヘムパンチ32は予備曲げ位置となり、図4(b)に示すように、予備曲げ部32bがワークWの内周側折り曲げ部Waの上方に位置するようになる。ヘムパンチ32は、予備曲げ位置となるまで内周側折り曲げ部Waに接触しない。尚、内周ヘム機構A,C,Eと、内周角部ヘム機構B,Dとの作動タイミングは、図3に示すように、内周角部ヘム機構B,Eの方が早く移動するように設定されている。このように作動タイミングを設定することで、内周ヘム機構A,C,Eと、内周角部ヘム機構B,Eとが干渉しないようになっている。上記内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dのヘムパンチ32が予備曲げ位置となった後、パッド45の可動ピン48の下端面が第1突出部20の上端面に当接する。
さらに上型2が下降すると、可動ピン用ガススプリング53のロッド53aが可動ピン48の上端面に当接する。この間、上型2が下降し続けており、可動ピン用ガススプリング53の付勢力により、クッションホルダ5が第1ガススプリング11の付勢力に抗して下方へ押し下げられる。これにより、図7及び図4(c)に示すように、クッションホルダ5に取り付けられているスライドカム30及びヘムパンチ32が下降し、予備曲げ部32bが内周側折り曲げ部Waに対し、その先端から基端に向かって押し付けられる。その結果、内周側折り曲げ部Waは、その先端から基端に向かう力を受ける。このとき、内周側折り曲げ部Waがヘミングダイ10によって基端側から支持されているので、内周側折り曲げ部Waは、力を受けた方向に逃げるようになることはなく、予備曲げ部32bの傾斜角度に沿うように、狙い通りに予備曲げされる。これが予備曲げ工程である。
この予備曲げ工程においては、可動ピン用ガススプリング53は縮んでおらず、パッド用ガススプリング46は縮んでいく。また、クッションホルダ5は、第2支持部15とロッド12aとの間に形成されていた隙間L1だけ下降し、従って、ブロック当接部16と押し切りブロック13の間の隙間L2は、狭くなっている。尚、予備曲げ工程でのヘムパンチ32の下降量は、隙間L1の大きさと同じであるため、隙間L1の大きさによって下降量を任意に設定できる。
また、外周側折り曲げ部Wbにおいては、上型2が下降してくると、図5に示すように、当接従動部41が、外周予備曲げ用ドライバカム54の当接押動部54aにより、スプリング43の付勢力に抗して押動される。これにより、外周予備曲げパンチ36が、図4(c)に仮想線で示すように、ヘミングダイ10に接近するように移動して、該パンチ36によって外周側折り曲げ部Wbに側方から力が作用し、外周側折り曲げ部Wbが予備曲げされる。予備曲げ後に外周予備曲げパンチ36はヘミングダイ10から離れていく。外周予備曲げ機構a,c,eと、外周角部予備曲げ機構b,dとの作動タイミングは、図3に示すように、外周角部ヘム機構b,dの方が早く移動するように設定されている。このように作動タイミングを設定することで、外周予備曲げ機構a,c,eと、外周角部予備曲げ機構b,dとが干渉しないようになっている。また、内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dと、外周予備曲げ機構a,c,e及び外周角部予備曲げ機構b,dとは、同時に予備曲げを行うようになっている。
尚、この外周側折り曲げ部Wbには、側方から力を作用させるようにしているが、プレッサー47によりアウタパネルW2の外周部近傍を押圧するようにしているので、力を受けた方向に移動するように変形することは殆どない。
予備曲げが完了した時点で、図7に示すように、クッションホルダ5の第2支持部15が第2ガススプリング12のロッド12aに当接して、クッションホルダ5が下方へ移動しなくなる。一方、上型2は下降し続けているので、その下降量に対応して可動ピン用ガススプリング53及びパッド用ガススプリング46が縮んでいく。そして、図8に示すように、ドライバカム50の凹面部50dがカムフォロアー34に係合すると、スライドカム30は、スプリング31aの付勢力により、ヘミングダイ10から離れる方向(図8の左側)に移動する。これにより、図4(d)にも示すように、ヘムパンチ32は、本曲げ位置となり、本曲げ部32cがワークWの内周側折り曲げ部Waの上方に位置するようになる。この本曲げ位置となった後、押し切りピン52の下端面が第2突出部21の上端面に当接する。ヘムパンチ32は、予備曲げ位置から本曲げ位置に切り替えられる間、内周側折り曲げ部Waに接触しない。
そして、駆動装置4の駆動力が、押し切りピン52を介してクッションホルダ5に伝達され、クッションホルダ5が第1ガススプリング11及び第2ガススプリング12の付勢力に抗して押し下げられる。つまり、クッションホルダ5は、予備曲げ工程よりも大きな力で押し下げられることになる。これにより、図9及び図4(e)に示すように、スライドカム30及びヘムパンチ32が下降し、本曲げ部32cが内周側折り曲げ部Waに押し付けられる。よって、内周側折り曲げ部Waが本曲げ部32cにより最終形状とされる。また、この内周側折り曲げ部Waが最終形状とされた時点で、クッションホルダ5のブロック当接部16が押し切りブロック13の上端面に当接し、クッションホルダ5がこれ以上下降しなくなる。本発明の押し付け機構Fは、上記駆動装置4、可動ピン48、可動ピン用ガススプリング53、押し切りピン52で構成されている。
また、外周側折り曲げ部Wbは、図4(e)に示すように、外周本曲げパンチ55により下方へ押圧され、最終形状となる。この外周側折り曲げ部Wbの本曲げと、内周側折り曲げ部Waの本曲げとは同時に行われるようになっている。このようにして内周側折り曲げ部Wa及び外周側折り曲げ部Wbの本曲げ工程が完了すると、上型2を上昇させてワークWを取り出す。
以上説明したように、この実施形態では、ワークWをヘミングダイ10により内周側折り曲げ部Waの基端側から支持し、予備曲げ位置にあるヘムパンチ32が、内周側折り曲げ部Waに対し先端から基端へ向かう力を作用させるようにしている。これにより、予備曲げ工程において、内周側折り曲げ部Waがヘムパンチ32から力を受けた方向に逃げるようになることはなく、狙い通りの形状に予備曲げできる。その結果、本曲げ部32cによる本曲げも狙い通りの形状にでき、加工精度を十分に高めることができる。
また、複数の内周ヘム機構A,C,E及び内周角部ヘム機構B,Dを設け、これらに対応するように、ドライバカム50を複数設けたので、ワークWの内周側折り曲げ部Waの形状が部位により異なっている場合に、各部の形状に応じてヘムパンチ32を独立して移動させることができる。これにより、ワークWの折り曲げ部Waの全体に折り曲げ力を同じタイミングで作用させて同時に折り曲げ加工できる。よって、各部を別々のタイミングで折り曲げ加工した場合に比べて、内周側折り曲げ部Waの歪みを低減できる。
尚、上記実施形態では、本発明に係るヘミング加工装置及びヘミング加工方法によって自動車のドアを構成するパネルを折り曲げ加工する場合について説明したが、上記ヘミング加工装置及びヘミング加工方法は、自動車のドア以外にも、金属製の各種パネルを折り曲げ加工する際に用いることができる。
また、上記第1ガススプリング11、第2ガススプリング12、パッド用ガススプリング46及び可動ピン用ガススプリング53は、コイルバネ等の弾性部材で構成してもよい。
以上説明したように、本発明に係るヘミング加工装置及びヘミング加工方法は、例えば、自動車のドアを構成するパネルを折り曲げ加工する場合に適している。
本発明の実施形態に係るヘミング加工装置の断面図である。 ヘミング加工装置の下型の平面図である。 ヘミング加工装置の加工状態を示す要部の平面図であり、(a)は、内周角部ヘム機構及び外周角部予備曲げ機構が作動した状態を示し、(b)は、内周ヘム機構及び外周予備曲げ機構が作動した状態を示している。 ワークの加工手順を示す拡大断面図であり、(a)は、ワークをヘミングダイに載置した状態を示し、(b)は、ヘムパンチが予備曲げ位置にある状態を示し、(c)は、予備曲げが完了した状態を示し、(d)は、ヘムパンチが本曲げ位置にある状態を示し、(e)は、本曲げが完了した状態を示している。 ヘミング加工装置の外周部分を示す断面図である。 ヘミングダイが予備曲げ位置にある状態の図1相当図である。 予備曲げが完了した状態の図1相当図である。 ヘミングダイが本曲げ位置にある状態の図1相当図である。 本曲げが完了した状態の図1相当図である。
符号の説明
1 ヘミング加工装置
2 上型(第2型)
3 下型(第1型)
4 駆動装置
5 クッションホルダ
10 ヘミングダイ
30 スライドカム
31 案内機構
32 ヘムパンチ
32b 予備曲げ部
32c 本曲げ部
50 ドライバカム
A,C,E 内周ヘム機構
B,D 内周角部ヘム機構
a,c,e 外周予備曲げ機構
b、d 外周角部予備曲げ機構
F 押し付け機構
W ドア(ワーク)
W1 インナパネル
W2 アウタパネル
W3 チャンネル部材
Wa 内周側折り曲げ部
Wb 外周側折り曲げ部

Claims (3)

  1. 第1型と、該第1型に対向するように配置された第2型とを備え、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形された折り曲げ部を折り曲げ加工するように構成されたヘミング加工装置において、
    上記第1型は、上記ワークをその折り曲げ部の基端側から支持するヘミングダイと、上記ワークの折り曲げ部を折り曲げ加工する予備曲げ部及び本曲げ部を有するヘムパンチと、該ヘムパンチを支持するスライドカムと、該スライドカムを上記折り曲げ部に接離する方向に案内する案内機構と、該案内機構を支持するクッションホルダとを備え、
    上記第2型は、上記スライドカムに係合するドライバカムと、上記ヘムパンチに対して上記折り曲げ部への押し付け力を作用させる押し付け機構とを備え、
    上記ドライバカムは、上記スライドカムを移動させることにより、上記ヘムパンチを、上記予備曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に対向するように位置する予備曲げ位置と、上記本曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に対向するように位置する本曲げ位置とに切り替えるように構成され、
    上記押し付け機構は、上記ヘムパンチが予備曲げ位置にあるときに、上記ワークの折り曲げ部に対し先端から基端へ向かう押し付け力を作用させるように構成されていることを特徴とするヘミング加工装置。
  2. 請求項1に記載のヘミング加工装置において、
    第1型は、複数のヘムパンチと、該ヘムパンチ毎に独立した複数のスライドカム及び案内機構とを備え、
    第2型は、各スライドカムに係合するドライバカムを複数備えていることを特徴とするヘミング加工装置。
  3. 第1型と、該第1型に対向するように配置された第2型とを用意し、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形された折り曲げ部を折り曲げ加工するヘミング加工方法であって、
    上記第1型のヘミングダイによって上記ワークを折り曲げ部の基端側から支持するワーク支持工程と、
    ワーク支持工程の後、上記第1型のヘムパンチが有する予備曲げ部を、上記ワークの折り曲げ部に対向するように配置した後、上記ヘムパンチを該折り曲げ部に対しその先端から基端へ押し付けて予備曲げする予備曲げ工程と、
    予備曲げ工程の後、上記ヘムパンチが有する本曲げ部を、上記ワークの折り曲げ部に対向するように配置した後、上記ヘムパンチを該折り曲げ部に押し付けて本曲げする本曲げ工程とを備えていることを特徴とするヘミング加工装置。
JP2007073288A 2007-03-20 2007-03-20 ヘミング加工装置及びヘミング加工方法 Active JP4495184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007073288A JP4495184B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 ヘミング加工装置及びヘミング加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007073288A JP4495184B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 ヘミング加工装置及びヘミング加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008229670A true JP2008229670A (ja) 2008-10-02
JP4495184B2 JP4495184B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=39903084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007073288A Active JP4495184B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 ヘミング加工装置及びヘミング加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4495184B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012130951A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Hirotec Corp 加工装置及び加工方法
CN112808820A (zh) * 2020-12-31 2021-05-18 广州敏惠汽车零部件有限公司 一种门柱向上90°包边的模具结构
CN113843349A (zh) * 2020-06-28 2021-12-28 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 压折装置及使用其的压折方法
US11253902B2 (en) 2017-11-06 2022-02-22 Hirotec Corporation Hemming apparatus
CN114535381A (zh) * 2020-11-26 2022-05-27 长城汽车股份有限公司 包边模具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320224A (ja) * 1993-05-14 1994-11-22 Daihatsu Motor Co Ltd ヘミング装置
JPH08318324A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Toyota Motor Corp 曲げ加工方法及び装置
JPH11138222A (ja) * 1997-10-31 1999-05-25 Hirotec Corp ヘミング加工装置
JP2000288660A (ja) * 1999-04-05 2000-10-17 Mitsubishi Motors Corp ヘミング加工装置
JP2004017077A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Hirotec Corp ヘミング加工装置
JP3598489B2 (ja) * 1998-08-03 2004-12-08 株式会社ヒロテック ヘミング加工装置およびヘミング加工方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320224A (ja) * 1993-05-14 1994-11-22 Daihatsu Motor Co Ltd ヘミング装置
JPH08318324A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Toyota Motor Corp 曲げ加工方法及び装置
JPH11138222A (ja) * 1997-10-31 1999-05-25 Hirotec Corp ヘミング加工装置
JP3598489B2 (ja) * 1998-08-03 2004-12-08 株式会社ヒロテック ヘミング加工装置およびヘミング加工方法
JP2000288660A (ja) * 1999-04-05 2000-10-17 Mitsubishi Motors Corp ヘミング加工装置
JP2004017077A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Hirotec Corp ヘミング加工装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012130951A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Hirotec Corp 加工装置及び加工方法
US11253902B2 (en) 2017-11-06 2022-02-22 Hirotec Corporation Hemming apparatus
CN113843349A (zh) * 2020-06-28 2021-12-28 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 压折装置及使用其的压折方法
CN114535381A (zh) * 2020-11-26 2022-05-27 长城汽车股份有限公司 包边模具
CN114535381B (zh) * 2020-11-26 2024-03-26 长城汽车股份有限公司 包边模具
CN112808820A (zh) * 2020-12-31 2021-05-18 广州敏惠汽车零部件有限公司 一种门柱向上90°包边的模具结构
CN112808820B (zh) * 2020-12-31 2023-03-14 广州敏惠汽车零部件有限公司 一种门柱向上90°包边的模具结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4495184B2 (ja) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3598489B2 (ja) ヘミング加工装置およびヘミング加工方法
JP5014069B2 (ja) プレス成形用金型
JP3623474B2 (ja) ヘミング加工装置およびヘミング加工方法
JP2010167480A (ja) プレス成形用金型及びプレス成形方法
JP4495184B2 (ja) ヘミング加工装置及びヘミング加工方法
KR910007926B1 (ko) 헤밍장치
JP4495194B2 (ja) ヘミング加工装置
JPH0587341B2 (ja)
JP6845573B2 (ja) ヘミング加工装置
JP2003230921A (ja) 複合加工プレス型
JP4471533B2 (ja) ヘミング装置
JPS6211929B2 (ja)
JPH08318325A (ja) 穴抜きカーリング加工装置
KR101360332B1 (ko) 프레스 장치
JPH07299527A (ja) プレス成形装置
JPH11138222A (ja) ヘミング加工装置
JP4598297B2 (ja) プレス型の増圧装置およびこれを用いた金型構造
JP2002113538A (ja) 窓枠ヘミングプレス装置及びそれを用いる自動車ドア窓枠の製造方法
JP2016155158A (ja) ヘミング加工方法
KR101229765B1 (ko) 차량의 차체 패널 성형장치
JP2573792Y2 (ja) ヘミング加工装置
JPH09295069A (ja) 抜曲げ加工装置
JPH031084B2 (ja)
JPS637380Y2 (ja)
JP2002361340A (ja) ヘミング加工装置及びヘミング加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091130

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20091130

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4495184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250