JP2008224122A - 冷却庫の殺菌装置 - Google Patents

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Takuya Yamazaki
拓也 山崎
Shigeaki Tamaki
重彰 玉木
Shinya Sakano
慎哉 坂野
Hiroshi Yano
寛 矢野
Yoshiyuki Ukai
義之 鵜飼
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Abstract

【課題】紫外線を浴びることを最小限に抑えた上で、紫外線発光ランプの作動の確認を行えるようにする。
【解決手段】紫外線発光ランプ40の作動の確認は、トレイTが庫外に出された状態で断熱扉14を開いて行われる。断熱扉14が開けられた段階で紫外線発光ランプ40は消灯状態にあり、殺菌装置30のスライド扉50が閉じていればこれを開放する。「確認モード」にセットしたのち確認ボタン73を押圧すると、制御装置80の確認用点灯部83の機能により、紫外線発光ランプ40が10秒間点灯し、その後に消灯する。この間、収納室15の前方から紫外線発光ランプ40を目視し、実際に点灯すれば作動は正常であり、確認ボタン73を押したにも拘わらず紫外線発光ランプ40が点灯しなければ、ランプ切れ等の作動に異常があることが確認される。ユーザーが紫外線を浴びる可能性は、10秒に限られる。
【選択図】図9

Description

本発明は、紫外線発光ランプを備えた冷却庫の殺菌装置に関する。
冷却庫の収納室内に生じた雑菌を殺菌するために、紫外線発光ランプからなる殺菌装置を庫内に装備するのが有効であることが知られているが、その一方で、紫外線が食品に照射された場合には、食品の品質等に影響を及ぼすことも認識されるようになった。そのため例えば、加熱調理後の食品を急速冷却することに用いる急速冷却庫は、急速冷却するべく庫内に食品が収納されているときと、冷却後に食品が取り出されて庫内に食品が存在しないときとが明確に分かれるため、庫内に食品が存在しないときのみに紫外線発光ランプを点灯する、といった使い方をすることができる。ここで同紫外線は、ユーザーが浴びることも芳しくないから、収納室の扉が開けられたときにはランプを消灯するようにしている。
一方、紫外線発光ランプが正常に作動しているか否か、例えばランプ切れがあるかないかを確認したい場合があるが、上記のようにランプが点灯するのは、庫内に食品がない場合でかつ扉が閉じている状態に限られるため、ランプの作動の適否を目視によって確認することができないという事情がある。そこで、特許文献1では、紫外線発光ランプが点灯中に扉が開けられると、ランプを若干遅らせて消灯制御するようにし、この間に、ランプの作動の適否を確認できるようになっている。
特開2000−337757公報
しかしながら上記従来方法では、ユーザーがランプ作動の確認を所望するか否かに拘わらず、紫外線発光ランプが点灯中に扉が開けられるたびに、例え短時間ではあってもユーザーが紫外線を浴びることになるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ユーザーが紫外線を浴びることを最小限に抑えた上で、紫外線発光ランプの作動の確認を行えるようにするところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、前面に開口して内部に食品を収納する収納室が設けられた冷却庫本体と、この冷却庫本体の前記開口を開閉する開閉扉とを備え、前記収納室内に冷気を流通させることで冷却するとともに、前記収納室内に紫外線発光ランプが設けられた冷却庫において、前記紫外線発光ランプの点灯・消灯を切り替えるランプスイッチ手段と、前記開閉扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、この扉開閉検知手段が開扉を検知したときは前記紫外線発光ランプを消灯するランプ消灯手段と、前記紫外線発光ランプの作動の正否を確認するべく操作される確認操作部と、前記確認操作部の操作に伴い前記紫外線発光ランプを点灯しかつ予め定められた所定時間経過後に消灯する確認用点灯手段と、が具備された構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記確認用点灯手段が、前記扉開閉検知手段が開扉を検知したときに限って実行可能となっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記紫外線発光ランプが庫内側に開口したケース内に収納されて設けられ、このケースの開口には同開口を開閉する扉が装着されているとともに、前記扉が閉じられた状態においても前記冷気を前記ケース内に流通可能とした冷気流通部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
庫内の殺菌は紫外線発光ランプを点灯することで行われ、このとき開閉扉が開けられると紫外線発光ランプは消灯する。すなわち開閉扉が開けられたときには、発光状態にあった紫外線発光ランプは一旦消灯する。ランプ作動の確認を行う場合は、上記のように開閉扉が開いた状態で、確認操作部を操作すると、紫外線発光ランプが点灯し、そののち所定時間経過後に消灯する。確認操作部の操作後に、所定時間紫外線発光ランプが点灯すれば同ランプの作動が正常であり、点灯しなければ、ランプ切れ等の異常があったことが確認できる。
すなわち本発明によれば、ユーザーが紫外線を浴びる可能性があるときが、紫外線発光ランプの作動の確認をする意思を持った場合の短時間のみに限られ、その上で、同作動の確認を目視によって行うことができる。
<請求項2の発明>
紫外線発光ランプの作動確認用の点灯・消灯を、開扉状態に限って行うようにしたから、それだけランプのオンオフ動作を減少することができて、ランプ寿命を延ばすことにさらに実効がある。
<請求項3の発明>
食品が収納室にないときには、ケースの扉を開けておいて紫外線発光ランプを点灯すると、紫外線発光ランプからの紫外線が収納室の壁面に向けて照射されて、壁面の殺菌が行われる。食品の冷却中は、ケースの扉を閉めておいて紫外線ランプを点灯すると、紫外線が食品に照射されることは規制される一方で、収納室を循環する冷気は、冷気流通部からケース内に流通することで、同冷気中の殺菌が行われる。
また、ランプ作動の確認は、ケースの扉を閉めた状態で行うと、冷気流通部からの漏光で紫外線発光ランプが点灯したことが確認できる一方で、ケースの扉が閉じていることにより、ユーザーが紫外線を浴びる可能性をさらに低くすることができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1ないし図11に基づいて説明する。この実施形態では、急速冷却庫に適用した場合を例示している。
本実施形態の急速冷却庫は、図1に示すように、機械室11の上面に冷却庫本体10(以下、単に本体10という)が載置され、機械室11の底面に配された脚12によって支持されている。
本体10は前面が開口された縦長の断熱箱体からなり、同本体10の前面開口部13には、断熱扉14(図2)が、正面から見た左側縁を中心として揺動開閉可能に装着されている。
本体10の内部すなわち庫内では、図2及び図3に示すように、正面から見た右側の6割程度の領域が、食品の収納室15とされ、残りの左側の領域が、冷却ユニット20の設置室17となっている。
冷却ユニット20は、冷却器21と2個の冷却ファン22とを組み付けてユニット化したものである。冷却器21は、庫内の高さよりも若干低い高さ寸法と、同庫内の奥行きの半分強の幅とを持った縦長のブロック状に形成され、収納室15側の面と、その反対側の面の両面に開口部を設けた冷却器カバー21Aに収められている。一方、冷却ファン22は、ファンケース22A内に縦方向に2個並んで装置されており、同ファンケース22Aが、冷却器カバー21Aの正面側に揺動開閉可能に取り付けられることで、冷却ユニット20が形成されている。冷却ユニット20では、冷却器21の直前において2個の冷却ファン22が上下に並んで配された状態となる。
このような冷却ユニット20が庫内の左側の設置室17に設置され、より詳細には、庫内の高さ方向並びに奥行方向のほぼ中央部において、冷却器カバー21Aの背面(収納室15とは反対側の面)と庫内の左側壁10Lとの間に所定の間隔を開けた形態で設置されている。また、冷却器21に対して出し入れされる冷媒管23が、機械室11内に装備された冷凍装置(図示せず)と循環接続されて、冷凍回路が構成されている。
庫内右側の収納室15には、ホテルパン等のトレイTが複数段にわたり、前方から出し入れされて収納可能となっている。そのため、収納室15の左右の側面となる冷却ユニット20におけるファンケース22Aの正面板と、庫内の右側壁10Rとには、一対のトレイ受け25が対向して取り付けられるようになっている。
トレイ受け25はステンレス鋼線等の線材を素材として形成され、大まかには、縦長の長方形をなす枠体26を有し、両縦枠の間に載置棒27が一定のピッチで複数段(図示12段)にわたって差し渡されているとともに、枠体26の四隅の位置に、縦長の環形をなす取付部28が形成されている。
一方、ファンケース22Aの正面板と、庫内の右側壁10Rとには、それぞれ対応する4箇所に取付具29が取り付けられていて、各トレイ受け25は、四隅の取付部28を対応する取付具29に掛止することにより、収納室15の左右の側面に対向した形態で着脱可能に取り付けられるようになっている。そしてトレイTは、図2に示すように、左右のフランジを同じ段で対向した載置棒27に載せつつ、前方から出し入れされて収納されるようになっている。
冷却運転は、冷凍装置(圧縮機)と冷却ファン22とが駆動されることで行われ、図3の矢線に示すように、収納室15の空気がファンケース22Aを通って冷却ユニット20内に吸引されて冷却器21を通過する間に冷気が生成され、冷却ユニット20の背面側に吹き出された冷気が、庫内の左側壁10Lに当たって手前と奥に分かれて同冷却ユニット20の手前側と奥側の側面に回り込んだのち、一部が右側壁10R側まで流通しつつ収納室15に送り込まれるといった循環流を生じ、これによりトレイTに入れられた食品が急速冷却されるようになっている。
収納室15の右側壁10Rには、紫外線発光ランプ40を備えた殺菌装置30が設けられている。殺菌装置30の構造は図5ないし図9に示されている。
収納室15の右側壁10R、詳細にはトレイ受け25の装着領域内における奥行方向のほぼ中央部で、かつ上部寄りの位置には、縦長の長方形状をなす取付凹部32が形成されており、同取付凹部32内にはランプ収納ケース33が埋設されている。このケース33は、庫内側に開口33Aを有する箱形をなし、その開口縁を、同右側壁10Rの内面を構成する内装板34よりも板厚一枚分内側に位置させて埋設されており、同ケース33の開口33Aには、保護カバー35が、内装板34と面一となるように張設されている。
この保護カバー35は、上記したケース33の開口33Aよりも高さが大きく、幅は少し小さい方形状をなす金属板製であって、図9に示すように、上下両側の所定領域を除いたほぼ全面にわたり、多数の方形状の窓孔36が整列して打ち抜き形成されている。同保護カバー35は、その下端部が取付凹部32の下側の孔縁にねじ37で固定されることにより、上記のように内装板34と面一の状態でケース33の開口33Aを覆って張られている。だだし、図6に示すように、保護カバー35における収納室15側から見た左右両側縁は、ケース33の開口33Aにおける左右の開口縁の少し内側に位置して、若干の間隙sが形成されており、また、同保護カバー35の左右両側縁には、ケース33の内側に向けて斜め姿勢を採ったガイド板38がそれぞれ形成されている。
紫外線発光ランプ40(以下、適宜にランプ40という)は、ガラス管41内に発光部42が挿入された直管タイプであって、同ランプ40が2本、収納室15側から見て左右方向に並んで配されている。より詳細には、ケース33内の上部位置にブラケット45がねじ37Aで張られ、各ランプ40は、その基部43側をブラケット45に嵌めることで、吊り下げ状態に支持されている。各ランプ40のリード線44は、ケース33の天井部に引き出された電源線47と、コネクタ48を介して接続されている。
一方、上記したケース33における保護カバー35が張られた開口33Aを開閉するスライド扉50が設けられている。スライド扉50は金属板を曲げ加工して形成され、ケース33の開口33Aよりも一回り大きい方形状をなす本体板51を有するとともに、その本体板51の上下両端には、裏面側と外側とに二度直角曲げされた当接部52が、全幅にわたって形成されている。上下の当接部52は、上記した右側壁10Rの取付凹部32における上下の表側の孔縁に、摺動可能に当接されるようになっており、両当接部52が、同孔縁に当接された状態では、スライド扉50の本体板51と、ケース33の開口33Aに張られた保護カバー35、すなわち右側壁10Rの表面との間に、所定の間隙S(本発明の冷気流通部に相当する。)が設けられるようになっている。
スライド扉50の本体板51における上下両端部には、水平方向を向いたガイド溝54が、ほぼ全幅にわたって形成されている。一方、右側壁10Rにおける取付凹部32の手前側の孔縁部には、上下2箇所に、頭部55A付きのねじからなるガイドピン55が装着されている。各ガイドピン55は、スライド扉50の対応するガイド溝54に挿通されたのち取付凹部32の孔縁部にねじ込まれて固定されている。スライド扉50の本体板51における奥側の側縁には、表面側に直角曲げされた把手57が形成されている。
また、取付凹部32の上下の孔縁には、クランク状に曲げ形成された開き止め部材58がねじ59で止められて固定され、スライド扉50の上下の端部の表面側を覆って、スライド扉50が表側すなわち収納室15側に開くことを規制するようになっている。
スライド扉50は、各ガイドピン55をガイド溝54に沿って相対的に摺動させつつ、図7に示す手前側の開放位置と、図6に示す奥側の閉鎖位置との間で摺動可能となっている。開放位置では、スライド扉50がケース33の開口33Aよりも手前側に位置し、図9にも示すように、ケース33の開口33Aに張られた保護カバー35の全面が収納室15に向けて開放される。
一方、閉鎖位置では、図8にも示すように、スライド扉50が、ケース33の開口33Aに張られた保護カバー35の全面を覆うようになっている。ただし、スライド扉50の本体板51と、保護カバー35並びに右側壁10R(内装板34)との間には、所定の間隙Sが形成されるようになっている。
機械室11の正面における上部位置には操作パネル60が装備され、図10に示すように、各種操作ボタン等が配備された操作部61と、情報等を表示する表示部62とが設けられている。操作ボタンの操作により、運転モードの設定や、庫内温度の設定等が行われ、それらが表示部62で表示されるようになっている。操作部61には、図10に示すように、上記した紫外線発光ランプ40のオンオフを切り替えるランプボタン61Aが含まれる。
また、図2に示すように、断熱扉14の上縁に設けられたマグネット64と、本体10の前面開口部13の上縁に設けられた近接スイッチ65とにより、断熱扉14の開閉状態を検知する扉スイッチ72(図11)が形成されており、同検知結果に応じて、冷却ファン22の停止・駆動や、庫内灯の点灯・消灯を制御するようになっている。
さて、この実施形態では、殺菌装置30に装備された紫外線発光ランプ40の作動の確認、すなわち正規に点灯するか否かを確認するために好適な手段が講じられている。
そのため、紫外線発光ランプ40の点灯・消灯を制御する制御装置80が備えられ、同制御装置80には、マイコンが格納されているとともに、タイマ81が装備されている。同制御装置80の入力側には、上記した操作パネル60の操作部61に設けられたランプボタン61Aを押圧することでオンオフされるランプスイッチ71が接続されている。また、同入力側には、上記した扉スイッチ72が接続され、扉スイッチ72から開扉信号が入力されると、同制御装置80に設けられたランプ消灯部82の機能により、紫外線発光ランプ40が点灯していた場合にこれが消灯されるようになっている。
また、制御装置80の入力側には、確認ボタン73が接続されている。この確認ボタン73は、例えば操作パネル60の操作部61に設けられた確定ボタン61Cを長押ししたのち、十字方向キー61Dを用いて、表示部62を見ながら「確認モード」を選択し、その状態における確定ボタン61Cによって構成される。したがって、「確認モード」において確定ボタン61Cを押圧すると、実質的に確認ボタン73がオンされることになる。一方、制御装置80内には、確認用点灯部83が設けられ、この確認用点灯部83は、上記した確認ボタン73がオンされると、紫外線発光ランプ40を短時間(例えば10秒)点灯し、その後に消灯制御するように機能するものである。
続いて、本実施形態の作用を説明する。当該急速冷却庫は、加熱調理後の食品を短時間で冷却することに用いられる。
調理後の食品はトレイTに入れられ、同トレイTは、左右のトレイ受け25の同じ段の載置棒27で受けられつつ、最大12段にわたって収納室15内に収納される。通常の冷却運転時は、殺菌装置30のスライド扉50が閉じられ、また紫外線発光ランプ40は消灯している。
トレイTの収納が完了したら、断熱扉14を閉じてスタートボタン61Bをオンすることにより急速冷却運転が開始され、すなわち冷凍装置(圧縮機)と冷却ファン22とが運転されると、図3の矢線に示すように、冷気が収納室15に循環流通され、これによりトレイTに入れられた食品が急速冷却される。芯温センサ67によって食品が所定温度まで冷却されたことが検知されると急速冷却運転が停止され、必要に応じて保冷運転に切り替わる。
そののち適当なときに、断熱扉14を開いてトレイTが庫外に出される。トレイTが出されたら、断熱扉14を閉じて次の急速冷却運転が開始されるまで待機する。この間に、庫内の壁面の殺菌を行う場合には、断熱扉14が開かれた状態で、図7及び図9に示すように、殺菌装置30のスライド扉50を把手57により手前側に摺動させて、開放位置に持ち来す。
係る状態から断熱扉14を閉じ、ランプボタン61Aを押すことにより紫外線発光ランプ40を点灯する。そうすると、図4の矢線に示すように、紫外線発生ランプ40からの紫外線が保護カバー35の窓孔36を通して収納室15の壁面に向けて照射され、同壁面に付着した雑菌、さらには同収納室15に浮遊した雑菌が有効に殺菌される。再度急速冷却を行うべく断熱扉14が開けられると、これが扉スイッチ72で検知されることにより、紫外線発光ランプ40が消灯する。
また、冷却運転中における殺菌も行うことができる。それには、殺菌装置30のスライド扉50を図6及び図8に示すように閉じておき、断熱扉14を閉じてスタートボタン61Bをオンするとともに、ランプボタン61Aを押して紫外線発光ランプ40を点灯する。スライド扉50が閉じていることで、紫外線発光ランプ40からの紫外線が収納室15に向けて照射されることが遮断され、すなわち紫外線が食品に照射されることが回避されて、品質等に影響を及ぼすことが防止される。
ただし、スライド扉50は閉じていても、図6に示すように、その本体板51と、ケース33の開口33Aに張られた保護カバー35並びに右側壁10R(内装板34)の表面との間には所定の間隙Sが開いており、一方、冷却運転中には、既述したように、冷気の一部が右側壁10Rに沿って流れるから、例えば、図6の矢線に示すように、本体板51の手前側の端縁と内装板34との間隙Sから冷気が流入して、ガイド板38の手前の間隙sや、手前側の窓孔36からケース33内に流通し、反対側の窓孔36や間隙sから奥側に流出するといった現象を呈する。また、冷気の勢いによっては、上記とは反対に奥側から手前側にケース33内を流通する場合もある。いずれにしても、ケース33内を冷気が流通する間に、同冷気中の雑菌が殺菌される。冷却運転が終了してトレイTを庫外に出すべく断熱扉14が開けられると、紫外線発光ランプ40は消灯する。
さて、紫外線発光ランプ40の作動の確認は、冷却運転が終了した場合や、再度冷却運転が開始される前等、トレイTが庫外に出された状態で、断熱扉14を開いて行われる。断熱扉14が開けられた段階で紫外線発光ランプ40は消灯状態にあり、殺菌装置30のスライド扉50が閉じていればこれを開放する。
そして、「確認モード」にセットしたのち確定ボタン61Cすなわち確認ボタン73を押圧すると、確認用点灯部83の機能により、紫外線発光ランプ40が10秒間点灯し、その後に消灯するように制御される。
したがって、収納室15の前方から紫外線発光ランプ40を目視し、実際に点灯すれば作動は正常であり、確定ボタン61C(確認ボタン73)を押したにも拘わらず紫外線発光ランプ40が点灯しなければ、ランプ切れ等の作動に異常があることが確認される。
このように本実施形態によれば、ユーザーが紫外線発光ランプ40から紫外線を浴びる可能性があるときが、同ランプ40の作動の確認をする意思を持った場合の短時間(10秒)のみに限られた上で、同作動の確認を目視によって確実に行うことができる。また、言わば余分であるランプ40のオンオフが、必要時のみに限って行われるのであるから、ランプ40の寿命を延ばすことに実効がある。
なお、ランプ40の作動の確認を、殺菌装置30のスライド扉50を閉めた状態で行うようにしてもよい。この場合は、紫外線発光ランプ40が発光したことが、スライド扉50の本体板51と右側壁10Rの間隙Sからの漏光によって確認できる一方、スライド扉50が閉じていることにより、ユーザーが紫外線を浴びる可能性をさらに低くすることができる。
<実施形態2>
上記実施形態では、断熱扉14の開扉時に限らず、閉扉時にも「確認モード」が実行可能であるが、開扉時のみに限って「確認モード」が実行できるようにしてもよい。言い換えると、紫外線発光ランプ40の作動確認用の点灯・消灯を、開扉状態に限って行うようにしたから、それだけランプ40のオンオフ動作を減少することができて、ランプ40の寿命を延ばすことにさらに実効がある。
<関連技術>
紫外線発光ランプ40は、周囲温度が低温であったり高温であると、紫外線照度が小さくなって、殺菌効果が低くなるという事情がある。例えば、加熱調理した食品を収納した直後は、庫内温度が80℃程度になることがあり、また急速冷却運転の終盤では庫内温度が−40℃に達する。
そこで、冷却運転中に紫外線発光ランプ40を点灯して殺菌を行う場合(スライド扉50はもちろん閉じる)は、庫内サーミスタによって庫内温度を検知し、同庫内温度が、例えば5〜35℃にある場合に限って、紫外線発光ランプ40を点灯するとよい。冷気中の殺菌を有効に行った上で、ランプ40の点灯時間を実質的に短くできるから、それだけランプ40の寿命を延ばすことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)ランプの作動確認をするべく確認ボタンをオンさせる手段としては、ランプボタンを長押ししたり、専用の確認ボタンを設ける等、他の手段を講じてもよい。
(2)ランプの作動確認用にランプを点灯する時間は、10秒に限らず、他の短い時間であってもよい。
(3)本発明は、庫内に食品が存在しないときのみ紫外線発光ランプを点灯して庫内殺菌を図るような形式のものにも、同様に適用することができる。
(4)本発明は上記実施形態に例示した急速冷却庫に限らず、殺菌装置としての紫外線発光ランプを庫内に備えた冷却庫全般に広く適用することができる。
本発明の実施形態1に係る急速冷却庫の断熱扉を外した状態の斜視図 庫内構造を示す正面図 同平断面図 庫面殺菌を行っている状態を示す平断面図 殺菌装置の縦断面図 そのスライド扉の閉扉状態の平断面図 開扉状態の平断面図 閉扉状態の斜視図 開扉状態の斜視図 操作パネルの正面図 ランプの作動確認の制御機構部を示すブロック図
符号の説明
10…冷却庫本体 14…断熱扉(開閉扉) 15…収納室 20…冷却ユニット 21…冷却器 22…冷却ファン 30…殺菌装置 33…ランプ収納ケース 33A…(ケース33の)開口 40…紫外線発光ランプ 50…スライド扉(扉) 71…ランプスイッチ(ランプスイッチ手段) 72…扉スイッチ(扉開閉検知手段) 73…確認ボタン(確認操作部) 80…制御装置 81…タイマ 82…ランプ消灯部(ランプ消灯手段) 83…確認用点灯部(確認用点灯手段) S…間隙(冷気流通部) T…トレイ

Claims (3)

  1. 前面に開口して内部に食品を収納する収納室が設けられた冷却庫本体と、この冷却庫本体の前記開口を開閉する開閉扉とを備え、前記収納室内に冷気を流通させることで冷却するとともに、前記収納室内に紫外線発光ランプが設けられた冷却庫において、
    前記紫外線発光ランプの点灯・消灯を切り替えるランプスイッチ手段と、
    前記開閉扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、
    この扉開閉検知手段が開扉を検知したときは前記紫外線発光ランプを消灯するランプ消灯手段と、
    前記紫外線発光ランプの作動の正否を確認するべく操作される確認操作部と、
    前記確認操作部の操作に伴い前記紫外線発光ランプを点灯しかつ予め定められた所定時間経過後に消灯する確認用点灯手段と、
    が具備された冷却庫の殺菌装置。
  2. 前記確認用点灯手段が、前記扉開閉検知手段が開扉を検知したときに限って実行可能となっていることを特徴とする請求項1記載の冷却庫の殺菌装置。
  3. 前記紫外線発光ランプが庫内側に開口したケース内に収納されて設けられ、このケースの開口には同開口を開閉する扉が装着されているとともに、前記扉が閉じられた状態においても前記冷気を前記ケース内に流通可能とした冷気流通部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却庫の殺菌装置。
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