JP2008222836A - 発泡体、発泡体を用いた回路基板、及びこれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
0.01〜10μmの微細な気泡径を有し、260℃以上の優れたはんだ耐熱性を有し、30×10−6/℃以下の低線膨張係数、2.9以下の低比誘電率を有するポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られるシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を非反応性ガスと加圧下で接触、浸透させた後に圧力を減少し、次いで加熱後に発泡させて得られる。
【選択図】なし
Description
化学的発泡は、樹脂に添加した発泡剤である化合物の熱分解により生じたガスにより気泡を形成させ、発泡体を得る方法である。しかしこの発泡方法は、発泡後に発泡剤の残渣が発泡体中に残りやすく、電子部品等の用途においては低汚染性の要求が強いため、この方法では問題が生ずる。
また、物理的発泡は、発泡剤である炭化水素、フルオロカーボン等の低沸点液体を樹脂に分散させた後に、加熱により発泡剤を揮発させる方法である。この方法の場合も同様に発泡剤として用いる物質の有害性による環境問題、可燃性等の問題がある。
またこのような発泡方式の場合には、数十μm以上の気泡径を有する発泡体を得るのには適した方法であるが、0.01〜10μm程度の微細な気泡径を有する発泡体を得ることは困難である。
また、特許文献2には、マイクロセルラープロセスを用い、耐熱性に優れ、微細なセル構造を有する耐熱性ポリマー発泡体とその製造方法が記載されている。しかし特許文献2に開示されている熱可塑性樹脂のガラス転移温度が120℃以上であるので、発泡して得られる発泡体基材を電子回路基板として適用する場合、はんだ耐熱性及びリフロー耐熱性が必ずしも十分とはいえない。一般に使用されるSn−Pbはんだの融点は183℃程度であることが知られており、Pbフリーのはんだに至っては、融点が220℃程度のものもある。また近年は回路基板の実装密度が大きくなる傾向にあり、回路基板のリフロー耐熱性として260℃程度を要求されるものもある。
本発明の目的は、0.01〜10μmの微細な気泡径を有し、260℃以上の優れたはんだ耐熱性を有し、30×10−6/℃以下の低線膨張係数、2.9以下の低比誘電率を有するポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体及びその製造方法を提供することにある。
(1)テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られるシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を発泡させて得られる平均気泡径が0.01〜10μmのポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体であって、前記発泡体のガラス転移温度が260℃以上、線膨張係数が30×10−6/℃以下、比誘電率が1.5〜2.9であることを特徴とするポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体。(実施形態1)
(2)前記(1)に記載の発泡体の少なくとも1つの面に導電層が積層されている回路基板。(実施形態2)
(3)前記(2)に記載の導電層が金属、金属合金、導電性樹脂、及びカーボンから選択された1種以上であることを特徴とする回路基板。(実施形態3)
(4)前記(2)または(3)に記載のフレキシブル性を有するフレキシブル回路基板。(実施形態4)
(5)テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られたシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を非反応性ガスと加圧下で接触、浸透させた後に圧力を減少し、次いで加熱後に発泡させて得られる、平均気泡径が0.01〜10μmであるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体の製造方法。(実施形態5)
(1)物性の測定法
本明細書において、各発泡体の物性の測定は以下の方法によった。
(i)ガラス転移温度
DSC法により、示差走査熱量計を用いてガラス転移温度を測定した。
(ii)平均気泡径
ASTM D3576−77に準じて平均気泡径を求めた。すなわち、成形体の断面のSEM写真を撮影し、SEM写真上に水平方向と垂直方向に直線を引き、直線が横切る気泡の弦の長さtを平均した。写真の倍率をMとして、下記式に代入して平均気泡径dを求めた。
d=t/(0.616×M)
(iii)体積発泡率
水置換法により発泡体の密度(Pf)を求め、無発泡シートの密度(Po)から、以下の計算式により体積発泡率を算出した。
体積発泡率=(1−Pf/Po)×100 (%)
(iv)比誘電率
高周波I−V法により、試料のインピーダンスを測定し、誘電率を算出した。使用した計測器はマテリアルアナライザHP4291B(ヒューレットパッカード製)で、測定周波数は1GHzとした。
(v)線膨張係数
JIS K7197に基づき線膨張係数試験(温度範囲50〜200℃、測定装置 リガク製TMA8310)を行った。
本発明ではアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化してポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を得て、そのポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を発泡させてポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体を得る。
本発明に用いられるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸はテトラカルボン酸二無水物(a)及びジアミン(b)を反応させて得られるポリアミック酸(1)とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物(2)を反応させて得られるシラン変性ポリアミック酸(α)に、更にテトラカルボン酸二無水物(β)及びジアミン(γ)を反応させて得られる。
本発明に用いられるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸、及びそれを得るためのテトラカルボン酸二無水物(a)及び(β)、ジアミン(b)及び(γ)、ポリアミック酸(1)、エポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物(2)、シラン変性ポリアミック酸(α)、さらにはそれらを反応させて本発明に用いられるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を得る方法等については特願2005−068408に開示されたもの、方法が使用できる。
また、アルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸の市販品としてはコンポセランH800(荒川化学(株)製)が挙げられる。
例えば、アルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を基材にコーティングもしくはキャストした後、最終的に300℃〜500℃程度で硬化させることにより、コーティング膜やフィルム等が得られる。硬化温度が300℃未満の場合には、アミド酸基からイミド基への閉環反応が不完全となり、500℃を超える場合には、ポリアミック酸の種類によってはポリイミド−シリカハイブリッド硬化物が熱分解するため好ましくない。
また、アルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を基材にコーティングもしくはキャストした後、80〜200℃で乾燥/硬化させた半硬化物を後述の発泡体の製造方法に供してもよい。
なお、本発明に用いられるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物の形状は得に限定されるものではなく、例えばシートやフィルム状の形状が挙げられる。
本発明の製造方法において、非反応性ガスは発泡剤として機能する。そのようなガスとしては、上記耐熱性を有するポリイミド−シリカハイブリッド硬化物に対して非反応性であり且つ前記ポリイミド−シリカハイブリッド硬化物に浸透可能なものであれば特に制限されることがなく、例えば、二酸化炭素、窒素ガス、空気等が挙げられる。これらのガスは、単独で使用してもよく、混合して使用してもよい。これらのうち、実用的上、前記ポリイミド−シリカハイブリッド硬化物への浸透量が多く、浸透速度も速い二酸化炭素の使用が特に好ましい。
本発明におけるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体における発泡成形体部分は、前記ポリイミド−シリカハイブリッド硬化物に非反応性ガス発泡剤を接触させて、前記ポリイミド−シリカハイブリッド硬化物の軟化する温度付近で発泡成形することにより得られる平均気泡径が0.01〜10μmのポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体である。発泡成形方法は、前記マイクロセルラープロセスを用いることが特に望ましい。発泡体を得る方法の具体例については、後述する。
次に、発明を実施するための実施形態1〜5について説明する。
(i)実施形態1に係る発泡体
実施形態1に係る発泡体は、テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られるシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を発泡させて得られる平均気泡径が0.01〜10μmのポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体であって、前記発泡体のガラス転移温度が260℃以上、線膨張係数が30×10−6/℃以下、比誘電率が1.5〜2.9であることを特徴とする。
該発泡体の平均気泡径は、後述する製造方法により0.01〜10μm、好ましくは0.05〜5μm程度の範囲にある。
(εi−εc)/(εi−εa)=(F/100)×[3εc/(2εc−εa)]
ここで εc:発泡体の比誘電率、εi:絶縁物の比誘電率、
εa:発泡の比誘電率(εa=1)、F:発泡体の容積比(%)
例えばポリイミド−シリカハイブリッド硬化物の比誘電率が3.0〜4.0であるとした場合、発泡により等価比誘電率を2.9以下(液晶ポリマーに相当する比誘電率)まで下げることを考慮すると、初期比誘電率が3.0の場合5%、4.0の場合22%以上の体積発泡率が必要である。なお、体積発泡率を大とすることで等価比誘電率はさらに小さくなり、低誘電率材料として知られているPTFE樹脂(比誘電率2.2)付近まで下げるためには、初期比誘電率が3.0の場合35%、4.0の場合50%以上の体積発泡率が必要となる。
尚、比誘電率を2.9以下とすることが望ましいが、通常その下限界は発泡体の強度等の兼ね合いから1.2程度、好ましくは1.5程度である。
後述する方法により得られる実施形態1に係る発泡体は、均一で微細な気泡を有し、耐熱性に優れ、線膨張係数、誘電率と相対密度も低く、さらに機械的性質、耐摩耗性等に優れたものであるので、例えば、電子機器等の回路基板などとして好適に使用できる。
実施形態2に係る回路基板は、前記(i)に記載の発泡体の少なくとも1つの面に導電層が積層されていることを特徴とし、実施形態3に係る回路基板は前記導電層が金属、金属合金、導電性樹脂、及びカーボンから選択された1種以上であることを特徴とし、実施形態4に係る回路基板は前記回路基板がフレキシブル性を有することを特徴とする。
実施形態1に係る発泡体を回路基板として使用するには、後述する方法により前記発泡体の少なくとも1つの面に導電層を積層する必要がある。このような導電層としては、金属、金属合金、導電性樹脂、及びカーボンから選択された1種以上が例示できる。前記金属と金属合金としては、金、銀、白金、ルテニウム、ニッケルあるいはこれらの合金が例示できるが、銅がもっとも好ましい。
尚、積層構造としては、発泡体/接着層/導電層、導電層/接着層/発泡体/接着層/導電層、導電層/接着層/発泡体/接着層/導電層/接着層/発泡体/接着層/導電層のような3層構造から5層以上の多層構造等が例示できる。
また真空成膜法とめっきを併用することも可能である。例えばスパッタ法にて極薄の導電層を成膜した後に、電解めっき法を用いて厚み数μmの導電層を成膜することができる。さらに無電解めっき等のウエットプロセスを適用することで、従来のスパッタ法などの真空成膜より低コストで、金属等を連続成膜することも可能である。この場合は、発泡樹脂体フィルムを無電解めっきで厚みが0.1から1.0μm程度の導電層を形成し、その後に電解めっき処理によって厚みが数μmの導電層を積層させることが望ましい。
また、ポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体のシートまたはフィルムは良好な可とう性(フレキシブル性)を有するので、前記導電層を有する回路基板も同様に可とう性(フレキシブル性)を有する。回路基板を構成するポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体の厚みは20〜200μmが好ましく、より好ましくは25〜100μmである。前記発泡体の厚みが20μmに満たないと体積発泡率が小さくなる傾向があり、誘電率の制御が難しくなるためであり、前記発泡体の厚みが200μmを超えると可撓性が低下し、フレキシブル性が損なわれるためである。ただし、フレキシブル性を必要としない用途では前記発泡体の厚みを200μm以上にしてもよい。
実施形態5に係る発泡体の製造方法は、テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られたシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を非反応性ガスと加圧下で接触、浸透させた後に圧力を減少し、次いで加熱後に発泡させて得られる、平均気泡径が0.01〜10μmであるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体の製造方法である。すなわち、ポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を非反応性ガスと加圧下で接触、浸透させ(ガス浸透工程)、その後に圧力を減少し(圧力減少工程)、次いで加熱・軟化により発泡させる(加熱発泡工程)、ことを特徴とする。
非反応性ガスは、適宜選択できるが、例えば二酸化炭素を用いる場合には、浸透させる際の圧力は1〜10MPaである。また、ガス浸透工程における温度は、用いるガスの種類やガス浸透量によってその好ましい条件は異なり、浸透時の温度が高すぎると気泡径が大きくなり易いので、好ましい温度は0℃以上で熱可塑性樹脂のガラス転移温度以下の範囲である。
[実施例1]
アルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸(商品名:コンポセランH800(荒川化学社製))を、150℃、10分間乾燥/硬化させた後に、さらに300℃、30分間硬化させて得たポリイミド−シリカハイブリッド硬化物フィルム(厚さ25μm、ガラス転移温度300℃)を加圧容器中に設置し、そこに6.0MPaの炭酸ガスを導入し、48時間放置して炭酸ガスを浸透させた。次に炭酸ガスを浸透したフィルムを前記硬化物が軟化する温度(約300〜320℃)に設定した空気式循環恒温槽内にて数十秒間保持し、発泡させることにより、平均気泡径0.1μm、体積発泡率15%のポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体フィルムを作製した。
得られた発泡体のガラス転移温度は300℃、線膨張係数は19×10−6/℃、比誘電率は発泡前の3.3に対し、発泡後は2.8にまで低下した。また、得られた発泡体は非常に可とう性(フレキシブル性)の高いものであった。
厚さ50μmの熱硬化性ポリイミド樹脂フィルム(商品名:カプトン(東レ・デュポン社製))を用い、発泡温度を400℃とする以外は実施例と同様な方法で発泡体フィルムを作成したが、均一な微細発泡を有する良好な発泡体は得られなかった。なお、発泡前後の比誘電率は共に3.4で同等であった。
実施例1で作成したポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体フィルムの片面に真空成膜装置(スパッタ)にて銅を約0.5μm成膜させた後に、その上にさらに電解めっきにて約5μmの銅を成膜し、片側銅張積層基板を作成した。得られた片側銅張積層基板は非常に可とう性(フレキシブル性)の高いものであった。
前記銅張積層基板を260℃に設定した恒温槽中で60秒保持した後、外観等の観察を行ったところ、変形、変質等はみられなかった。また、実施例1で示したように該銅張積層基板に用いた発泡体の線膨張係数は19×10−6/℃、比誘電率は2.8なので、高速通信用・高周波対応の回路基板に応用可能である。
Claims (5)
- テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られるシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を発泡させて得られる平均気泡径が0.01〜10μmのポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体であって、前記発泡体のガラス転移温度が260℃以上、線膨張係数が30×10−6/℃以下、比誘電率が1.5〜2.9であることを特徴とするポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体。
- 請求項1記載の発泡体の少なくとも1つの面に導電層が積層されている回路基板。
- 前記導電層が金属、金属合金、導電性樹脂、及びカーボンから選択された1種以上であることを特徴とする請求項2記載の回路基板。
- 請求項2または3記載のフレキシブル性を有するフレキシブル回路基板。
- テトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるポリアミック酸とエポキシ基含有アルコキシシラン部分縮合物を反応させて得られたシラン変性ポリアミック酸に、更にテトラカルボン酸二無水物及びジアミンを反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性ブロック共重合型ポリアミック酸を熱硬化させて得られるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物を非反応性ガスと加圧下で接触、浸透させた後に圧力を減少し、次いで加熱後に発泡させて得られる、平均気泡径が0.01〜10μmであるポリイミド−シリカハイブリッド硬化物発泡体の製造方法。
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