JP2008222416A - 鉄塔及びこの鉄塔の組み立て工法 - Google Patents

鉄塔及びこの鉄塔の組み立て工法 Download PDF

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Abstract

【課題】足場を組み込み式としたことにより、据付現場得の機材搬入回数を減らし、制限の多い環境下での作業効率を向上させることができる構造の鉄塔、及びその鉄塔の組み立て工法を提供する。
【解決手段】エレベータ昇降路のピット部分20に、ピットユニット12を設置する。このピットユニット12上に下階部ユニット13、中間部ユニット14,15,16を順次載置し、その4隅の支柱部材21と各ユニットの4本の柱材24,34,44,54,64とを直線状に連結する。前記各ユニット13,14,15,16,17にはそれぞれ足場が事前に組み込まれており、これらユニットを連結することにより、鉄塔11内には、所定の高さピッチPで足場27,37,47,58,67が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ昇降路の基体となる鉄塔及びこの鉄塔の組み立て工法に関する。
近年、鉄道設備の駅舎などに、後付けでエレベータ施設を設置することが増えている。この場合、昇降路を構成し、エレベータ設備を取り付けるために鉄塔状の構造体が用いられる(例えば、特許文献1参照)。この鉄塔は、鉄骨により平面形状が矩形で、縦長に構成された枠組を有するもので、その一外側面を駅舎などの建築物に沿わせて取り付けられる。この鉄塔はエレベータ施設の基体となるもので、その内側空間は、縦長の昇降路として用いられ、かつ各構造材部分にはエレベータ施設を構成する各種の機器が取り付けられ、最終的には外壁が取り付けられる。
従来、この種の鉄塔を構築するに当っては、縦長の鉄塔を複数のピースに分割し、これらピースを設置現場に搬送し、クレーンなどを用いて1ピース単位で積み上げ、相互にジョイントして、所定階層分の高さを有する鉄塔を構成していた。
また、このように組み立てられた鉄塔は、前述のようにエレベータの昇降路の基体となるものであり、その内部で各種の部品取り付け作業などが行われる。このため、鉄塔内には所定の高さピッチで作業用の足場が必要となる。この足場は、鉄塔として組み立てられた後、足場材を搬入して鉄塔内で組み立てられていた。
特開2003−155177号公報
しかし、このように足場材を鉄塔内に搬入して鉄塔内部に足場を組み立てることは、足場部材の重量が大きいことから、運搬や固定作業、足場として組み立てるための段取りに多くの時間や労力がかかる。特に上階部に足場を組み立てる作業は高所作業となり、より一層、作業の困難性が増加する。また、コスト面についても、制作費・取り付け費が高額になる。
また、エレベータの設置箇所が駅舎の場合、駅舎への搬入には多くの書類作成や打ち合わせが必要であり、作業時間に関する制約も多い。このため、鉄塔の搬入のほかに足場材の搬入・組み立てを要することは、その文書類作成や打ち合わせが多くなり、作業効率の面で改良の余地がある。
本発明の目的は、据付現場得の機材搬入回数を減らし、制限の多い環境下での作業効率を向上させることができる構造の鉄塔、及びその鉄塔の組み立て工法を提供することにある。
本発明の鉄塔は、エレベータ昇降路の基体となる鉄塔であって、ピット部分に設置され、平面矩形を成す4隅に配置された支柱部材、及びこれら支柱部材相互間を一体に連結する横部材とで構成されたピットユニットと、このピットユニットの前記支柱部材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた下階部ユニットと、この下階部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材,これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた中間部ユニットと、この中間部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に設けられた足場材を有する頂部ユニットとを備え、前記ピットユニットの支柱部材上に、前記下階部ユニット、中間部ユニット、及び頂部ユニットの4本の柱材が順次連結されたことを特徴とする。
また、本発明による鉄塔の組み立て工法は、エレベータ昇降路の基体となる鉄塔の組み立て工法であって、平面矩形を成す4隅に配置された支柱部材、及びこれら支柱部材相互間を一体に連結する横部材とで構成されたピットユニットを前記エレベータ昇降路のピット部分に設置する工程と、このピットユニットの前記支柱部材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた下階部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記ピットユニットの支柱部材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、この下階部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた中間部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記下階部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、前記中間部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた頂部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記中間部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程とを有することを特徴とする。
さらに、本発明による鉄塔の組み立て工法は、平面矩形を成す4隅に配置された4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた下階部ユニットを仮置きする工程と、この下階部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材,これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた中間部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記下階部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、前記中間部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた頂部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記中間部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、前記下階部ユニット、中間部ユニット、及び頂部ユニットを一体化した鉄塔ユニットを揚重して所定の据付場所に移動させ、一体的に据付固定する工程とを有する工法でもよい。
本発明によれば、組み立てられるユニットに、事前に足場が組み込まれているため、鉄塔搬入後における足場材の搬入やその組み立てなどが不要となるなど、作業効率を向上させることができ、作業時間などの制限の多い作業環境下における鉄塔の組み立て作業を容易化すると共に、据付搬入パターンの幅が広がるので、現場状況にあった作業の採用が可能となった。
以下、本発明の鉄塔及びその鉄塔の組み立て工法の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は組み立てられた鉄塔を示す正面図である。図1において、11は鉄塔であって、エレベータ昇降路の基体となる。この鉄塔11は、ピットユニット12、下階部ユニット13、中階部ユニット14,15、上階部ユニット16及び頂部ユニット17から構成される。なお、中階部ユニット14,15及び上階部ユニット16を、下階部ユニット13及び頂部ユニット17に対する中間部ユニットとする。また、この鉄塔11は、駅舎に設置されるものとし、図中1Fはホーム階の床面レベルを表し、2Fは駅舎2階の床面レベルを表している。
ピットユニット12は、鉄塔部分の基礎となるもので、エレベータ昇降路のピット部分20に設置され、その平面形状は矩形を成す。そして、この矩形の4隅には4本の支柱部材21が配置されており、これら支柱部材21は、横部材22により、相互に一体に連結されている。
下階部ユニット13は、図2(正面図)及び図7(平面図)で示すように、4本の柱材24、及びこれら柱材24の相互間を連結する梁材25により直方体状の骨組に構成されている。上記4本の柱材24は、ピットユニット12を構成する4本の支柱部材21の延長線上に配置されて、突合せ状に連結されるもので、その下端部にはレベル調整用のジャッキ26が内蔵されている。
また、4本の柱材24及び梁材25により構成された直方体状の骨組み内には、図7で示すように、足場27が水平方向に沿って取外し可能に設けられている。この足場27は、パイプ材による足場枠27aと足場板27bとからなる。この足場27は、図1で示すように、鉄塔11の高さ方向に対して所定のピッチP(例えば、1700mm)で取り付けられるため、図2で示すように、下階部ユニット13内には、上下2段に配置されている。また、この下階部ユニット13内の足場27の上方には、パイプ材による振れ止めを兼ねる手すり28が、平面が井桁状を成すように取外し可能に構成されている。
中間部ユニットは、高さ寸法の大きな第1の中階部ユニット14及び上階部ユニット16と、高さ寸法の小さな第2の中階部ユニット15とがある。これらは組み立て後における鉄塔の高さに応じて適宜選択され、或いは数を増加されて使用される。図1の鉄塔11では、中間部ユニットとして、第1の中階部ユニット14、第2の中階部ユニット15及び上階部ユニット16がすべて使用され、段積み構成されている。
先ず、第1の中階部ユニット14について、図3(正面図)及び図8(平面図)を用いて説明する。基本的には、前述した下階部ユニット13と同様の構成であり、4本の柱材34、及びこれら柱材34の相互間を連結する梁材35により直方体状の骨組に構成されている。この骨組の周囲4面には、ブレース33を設けて強度を高めている。
上記4本の柱材34は、前記下階部ユニット13の4本の柱材24の延長線上に配置され、突合せ状に連結されるもので、その下端部にはレベル調整用のジャッキ36が内蔵されている。
また、4本の柱材34及び梁材35により直方体状の骨組み内には、図8で示すように、足場37が水平方向に沿って取外し可能に設けられている。この足場37も、パイプ材による足場枠37aと足場板37bとからなる。また、この足場37と同一平面で、足場板37b以外の部分には落下防止用の防護ネット39が設置されている。この防護ネット39は、図1で示すように、下階部ユニット13の、下方の足場27に対応する同じ部分にも設けられている。この他、パイプ材による振れ止めを兼ねる手すり38が、平面が井桁状を成すように取外し可能に構成されている。
この第1の中階部ユニット14は、下階部ユニット13上に設けられるため、その足場37は、図1で示すように、下階部ユニット13の足場(上部配置のもの)27から所定の高さピッチPを隔てて配置される。また、手すり38は、下階部ユニット13内の上部足場27に対応するものであるため、図3で示すように足場37より低い位置に配置されている。
第2の中間階ユニット15は、図1の鉄塔11では第1の中階部ユニット14上に設けられており、図4で示すように、下端部にレベル調整用のジャッキ46が内蔵された4本の柱材44及び梁材45により直方体状の骨組みに構成されている。また、その内部には、足場47及び手すり48が、第1の中階部ユニット14に設けられた足場37に対応した位置関係で、水平方向に沿って取外し可能に設けられている。
上階部ユニット16は、基本的には、前述した下階部ユニット13及び第1の中階部ユニット14と同様の構成であり、図5で示すように、4本の柱材54、及びこれら柱材54の相互間を連結する梁材55により直方体状の骨組に構成されている。この上階部ユニット16は、図1の鉄塔11では第2の中階部ユニット15上に設置されるもので、その4本の柱材54は、第2の中階部ユニット15の4本の柱材44の延長線上に配置され、突合せ状に連結される。また、その下端部にはレベル調整用のジャッキ56が内蔵されている。
また、4本の柱材54及び梁材55により直方体状に構成された骨組みの内部には、足場57及び手すり58が、第2の中階部ユニット15に設けられた足場47に対応した位置関係で、水平方向に沿って取外し可能に設けられている。また、この足場57と同一の平面で足場板57b以外の部分には、同じく落下防止用の防護ネット39が設置されている。
頂部ユニット17は、図1で示すように上階部ユニット16上に設けられるもので、図6で示すように、4本の柱材64及び梁材65により直方体状の骨組みに構成されている。また、その内部には、足場67が水平方向に沿って取外し可能に設けられている。さらにこの頂部ユニット17内の上部には、水平方向に設けられた2本のチャンネル材などによる揚重用の吊り冶具69が設けられている。
これら下階部ユニット13、中間部ユニット14,15,16及び頂部ユニット17は、前記ピットユニット12上に順次連結され鉄塔11を構成している。
次に、この鉄塔11の組み立て工法を説明する。前述のように、この鉄塔11はエレベータ昇降路の基体となるもので、駅舎に設けられるものとする。組み立てに当っては、先ず、ピットユニット12を、エレベータ昇降路のピット部分20に設置する。すなわち、矩形を成す平面の4隅に配置された支柱部材21の下端を、ピット部分20の床面上に強固に植設する。
次に、このピットユニット12上に下階部ユニット13を設置する。すなわち、下階部ユニット13をクレーンにより吊り上げ、その4本の柱材24の下端をピットユニット12の支柱部材21の上端部に突合せ、ジャッキ26で水平レベルを保つように調整した後、図示しないジョイント冶具により一体的に連結する。
この後、この下階部ユニット13上に中間部ユニット14,15,16を順次積み上げ、連結する。まず、第1の中階部ユニット14を設置すべくクレーンにより吊り上げ、その4本の柱材34の下端部を下階部ユニット13の4本の柱材24の上端部に突合せ、ジャッキ36で水平レベルを保つように調整した後、図示しないジョイント冶具により一体的に連結する。
以下、同様にして、第1の中階部ユニット14上に第2の中階部ユニット15を設置し、この第2の中階部ユニット15上に上階部ユニット16を連結する。
そして、最後に頂部ユニット17を上階部ユニット16上に連結して、図1で示す鉄塔を構成する。
このように組み立てられた鉄塔11には、組み立て完了時点において、高さ方向に所定のピッチPで足場が設けられている。すなわち、鉄塔11を構成する各ユニット13,14,15,16,17には、そのユニット製作工場において、足場27,37,47,57,67が組み込まれているので、これらを鉄塔11として組み立てれば、その組み立て完了時点において、その内部に高さ方向に所定のピッチPで足場27,37,47,57が設けられることとなる。
したがって、従来のように、鉄塔組み立て後に足場を再度搬入し、鉄塔内の狭い空間にて高所作業により足場を設置する必要はなく、鉄塔の据付組み立て時間を大幅に短縮でき、作業の安全性も向上する。
上記組み立て工法では、下階部ユニット13、中間部ユニット14,15,16及び頂部ユニット17を、据付現場で順次積み上げて連結することにより鉄塔11を組み立てているが、駅舎などの現場では作業時間が深夜帯に限られるなど、時間的制限を受けることがある。この場合は、各ユニット13,14,15,16,17を据付現場で順次積み上げて連結する工法は、時間的に採用困難となる。
そこで、このような場合は、これらユニット13,14,15,16,17を作業時間や作業スペースなどの制約がない場所で組み立てた後、これを大形クレーンで吊り上げ、所定の据付場所、例えば、図1で示したピットユニット12上に設置して一体的に連結する。すなわち、頂部ユニット17の上部には、水平方向に設けられた2本のチャンネル材などにより強固に作られた揚重用の吊り冶具69が設けられているので、この吊り冶具69に4本のワイヤを掛け、安定した状態で鉄塔11を吊り上げ、所定の据付場所に載置させる。
このようにすれば、駅舎などのように、据付場所における作業時間や作業スペースに制約がある場合でも、予め鉄塔部分を組み立てておくので、現地作業の時間を短縮でき、また、据付場所では広い作業スペースを要しないので、問題なく鉄塔11の組立作業を実施することができる。
なお、ユニット13,14,15,16,17を連結した鉄塔部分を所定の据付場所に設置するに当り、図1の例ではピットユニット12上に載置しているが、必ずしもこの構成に限定されるものではなく、最下部に連結された下階部ユニット13をピット部分20に直接載置するようにして組み立ててもよい。
本発明による鉄塔の一実施の形態を示す正面図である。 同上一実施の形態に用いる下階部ユニットの正面図である。 同上一実施の形態に用いる第1の中階部ユニットの正面図である。 同上一実施の形態に用いる第2の中階部ユニットの正面図である。 同上一実施の形態に用いる上階部ユニットの正面図である。 同上一実施の形態に用いる頂部ユニットの正面図である。 同上一実施の形態に用いる下階部ユニットの平面図である。 同上一実施の形態に用いる中階部ユニットの平面図である。
符号の説明
11 鉄塔
12 ピットユニット
13 下階部ユニット
14,15,16 中間部ユニット
17 頂部ユニット
20 ピット部
21 支柱部材
22 横材
24,34,44,54,64 柱材
25.35.45.55.65 梁材
27,37,47,57,67 足場
69 吊り冶具

Claims (3)

  1. エレベータ昇降路の基体となる鉄塔であって、
    ピット部分に設置され、平面矩形を成す4隅に配置された支柱部材、及びこれら支柱部材相互間を一体に連結する横部材とで構成されたピットユニットと、
    このピットユニットの前記支柱部材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた下階部ユニットと、
    この下階部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材,これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた中間部ユニットと、
    この中間部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に設けられた足場材を有する頂部ユニットとを備え、
    前記ピットユニットの支柱部材上に、前記下階部ユニット、中間部ユニット、及び頂部ユニットの4本の柱材が順次連結された
    ことを特徴とする鉄塔。
  2. エレベータ昇降路の基体となる鉄塔の組み立て工法であって、
    平面矩形を成す4隅に配置された支柱部材、及びこれら支柱部材相互間を一体に連結する横部材とで構成されたピットユニットを前記エレベータ昇降路のピット部分に設置する工程と、
    このピットユニットの前記支柱部材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた下階部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記ピットユニットの支柱部材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、
    この下階部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた中間部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記下階部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、
    前記中間部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた頂部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記中間部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、
    を有することを特徴とする鉄塔の組み立て工法。
  3. エレベータ昇降路の基体となる鉄塔の組み立て工法であって、
    平面矩形を成す4隅に配置された4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた下階部ユニットを仮置きする工程と、
    この下階部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材,これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた中間部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記下階部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、
    前記中間部ユニットの4本の柱材の延長線上に配置される4本の柱材、及びこれら柱材の相互間を連結する梁材、これら柱材及び梁材で構成された内部に、水平方向に取外し可能に足場を設けた頂部ユニットを、その4本の柱材の下端が前記中間部ユニットの4本の柱材の上端部と突合せ状態となるように一体的に連結する工程と、
    前記下階部ユニット、中間部ユニット、及び頂部ユニットを一体化した鉄塔ユニットを揚重して所定の据付場所に移動させ、一体的に据付固定する工程と、
    を有することを特徴とする鉄塔の組み立て工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011201613A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Taisei Corp アスベスト除去方法

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