JP2008222032A - 電気自動車用ケーブル接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器に導線ケーブルが接続された電気自動車において、メンテナンス作業性の向上を図るとともにコストを低減できるようにした、電気自動車用ケーブル接続構造を提供する。
【解決手段】取り外し可能な電気機器2に導線ケーブル端子6Aが接続された、電気自動車用ケーブル接続構造であって、取り外し方向に対して法線方向が傾斜した傾斜面21Cを有する電気機器本体21と、これに隣接して別体に形成され、導線ケーブル6を挿通する挿通用開口28を有するとともに、傾斜面21Cに沿って密着する密着面25を有する箱状の端子接続部22と、電気機器本体21内部から端子接続部側22に突出し、端子接続部22の内部において導線ケーブル端子6Aと電気的に接続されたバスバー23と、傾斜面21Cと密着面25とを貫通する接合用ボルト18A〜18Dとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気自動車において、バッテリからの電力を導く導線ケーブルを車両内の機器に接続するための電気自動車用ケーブル接続構造に関する。
近年、ハイブリッド電気自動車を含め、電動機(以下、走行駆動用モータという)により車両を駆動する電気自動車に対する注目が高まっている。
電気自動車は、一般に、バッテリ等からの電力をケーブルにより導き、車両の走行駆動用のモータに給電するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−48164号公報
ここで、本発明の創案過程で得られた電気自動車の走行駆動用モータ周辺の概略構成について図9を用いて説明する。図9は、電気自動車を車両後方から一部透視して示す模式的な斜視図である。
図9に示すように、この電気自動車(車両)100は、車両100を駆動するための走行駆動用モータ101と、内部にインバータやコントローラ(いずれも図示略)を有するMCU(モータコントロールユニット)102と、充電器(図示略)を内部に備えたDC/DCコンバータ103とを有している。
走行駆動用モータ101は、リヤアクスル上に配設されるとともに、その上方にMCU102が配設されており、このMCU102の左側部に隣接してDC/DCコンバータ103が配設されている。
これらの走行駆動用モータ101,MCU102及びDC/DCコンバータ103は、図示しないブラケット等を介してモータマウントフレーム104に固定されており、このモータマウントフレーム104は図示しない車両100のクロスメンバに固設されている。
また、MCU102よりも前方側であって、車両100のフロア下部には、車両100を駆動するための電力を蓄電するための図示しないバッテリが搭載されている。
そして、MCU102と走行駆動用モータ101及びMCU102とバッテリとは、複数の導線ケーブル106を介して電気的に接続され、バッテリからMCU102に直流電流が供給され、MCU102内のインバータにより三相交流電流に変換された上で走行駆動用モータ101に電力が供給されるようになっている。
なお、符号105は、駆動系機構を示している。駆動系機構105は、走行駆動用モータ101の駆動力を図示しない駆動輪に伝達するための動力伝達機構であって、デファレンシャルギアや各種シャフト等(いずれも図示略)により構成され、走行駆動用モータ101に動力伝達可能に接続されている。
ここで、導線ケーブル106とMCU102との接続部の構成についてより詳しく説明する。図10に示すように、MCU102には、下方に配設されたモータ101及びバッテリとMCU102との間を接続する導線ケーブル106の端子106Aを接続するための端子接続部102Aが形成されている。この端子接続部102Aは、MCU本体102Bの上部が片持梁状に水平方向に張り出すように形成されている。
また、MCU102の内部には導線ケーブル106とMCU本体102Bとを電気的に接続するバスバー102Cが設けられており、このバスバー102Cの先端にはボルト113に対応したネジ溝を有するボルト穴が穿設されている。
一方、導線ケーブル106は、端子接続部102Aの下方からフランジ111を介してMCU102内に挿入されており、フランジ111はボルト112により端子接続部102の下面に圧着されている。これにより、導線ケーブル106の挿入部からMCU102内部への水の浸入を防止できるようになっている。
導線ケーブル106の先端はいわゆる丸端子となっており、端子106Aはボルト113が貫通しうるように丸く環状に形成されている。そして、導線ケーブル106の端子106Aとバスバー102Cとは、ボルト113により車両の前後方向から締結されている。これにより、MCU102と導線ケーブル106とが電気的に接続されるようになっている。なお、端子接続部102Aの後方側の面には、ボルト113の締結作業を行うために、開閉可能な作業窓114が設けられている。
この車両100のように、レイアウト設計上、走行駆動用モータ101及びバッテリがMCU102よりも下方に配設されている場合には、図示するように導線ケーブル106の長さを最短にするために導線ケーブル106がMCU102(端子導入部102A)の下方からMCU102に接続されるように配索するのが好ましい。
ところで、図9,図10を用いて説明した車両100において、MCU102よりも下方に配設されたモータ101等の機器のメンテナンスを行う場合には、図11に示すように、MCU102を車両100から取り外す必要がある。もちろん、MCU102自体のメンテナンスを行う際にもMCU102を車両100から取り外す必要がある。
ところが、車両100のフロア(ここでは荷室のフロア)120よりも下方にMCU102が配設されている場合、上述したようにMCU102の内部において、バスバー102Cと導線ケーブル106とが前後方向からボルト113により接続されているため、MCU102をフロア120に設けられたフロア開口120Aを通して車両100から取り外す際には、一旦、作業者が、作業窓114を通じて導線ケーブル106を取り外す作業を行うことができる程度の高さ(即ち、ボルト113がフロア120よりも高くなる程度の高さ)までMCU102を持ち上げる必要がある。また、作業者が、MCU102を持ち上げた状態で、ボルト113の締結解除作業を行う必要がある。このため、上述のような車両100においては、MCU102及びMCU102の下方にある機器のメンテナンス作業が煩雑となるという課題があった。
また、作業窓114を通じての作業が可能な高さにまでMCU102を持ち上げる必要があるため、その分、導線ケーブル106には十分な余長を確保する必要があり、この余長分だけ導線ケーブル106のコストが大きくなる上、車両の重量増の一因となっていた。
なお、上述したような電気自動車に用いられる導線ケーブル106は径が大きく剛性が高いため、弾性変形し難い。このため、仮に導線ケーブル106に十分な余長を与えても、この余長分の弾性によりMCU102を上方に押し上げようとする力が加わり、通常の設置において端子106Aに不要な負荷がかかる。また、反対に導線ケーブル106の余長を少なめに設定した場合には、導線ケーブル106の剛性により、MCU102を持ち上げる際にさらに大きな負荷が加わり、作業性が低下するという課題もある。
これらの課題は、MCU102に導線ケーブル106が接続される場合に限らず、電気機器の種類や用途に関わらず同様の課題が生じる。
また、電気機器の取り外し方向についても上下方向に限らず、電気機器の取り外し方向とは異なる方向から導線ケーブルが接続されている場合には同様の課題が生じる。
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、電気機器の車両からの取り外し方向とは異なる方向から電気機器に導線ケーブルが接続された電気自動車において、メンテナンス作業性の向上を図るとともにコストを低減できるようにした、電気自動車用ケーブル接続構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項1)は、電動機の駆動力により走行する車両において、該車両から取り外し可能な所定の電気機器に導線ケーブルの端子が接続された、電気自動車における電気自動車用ケーブル接続構造であって、該電気機器の主要部をなし、該取り外し方向に対して法線方向が傾斜した傾斜面を有する電気機器本体と、該電気機器本体に隣接して該電気機器本体とは別体に形成され、該導線ケーブルを挿通する挿通用開口を有するとともに、該傾斜面に沿って密着する密着面を有する箱状の端子接続部と、該電気機器本体から該傾斜面及び該密着面を通って該端子接続部側に突出し、一端側が該電気機器本体の内部と電気的に接続されるとともに他端側が該端子接続部の内部において該導線ケーブルの該端子と電気的に接続されたバスバーと、該傾斜面と該密着面とを貫通し、該電気機器本体と該端子接続部とを脱着可能に接合するための接合用ボルトと、を有していることを特徴としている。
また、該車両を駆動するための電力を蓄電するバッテリを有し、該電気機器が、該バッテリから供給された電力を調整するとともに、該電動機に供給する電力を制御するモータコントロールユニットであることが好ましい(請求項2)。
また、該取り外し方向とは鉛直方向であって、該端子接続部は該電気機器本体の側面に隣接するように配設されていることが好ましい(請求項3)。
また、該導線ケーブルの該端子と該バスバーとが、ボルトにより該取り外し方向から脱着可能に接続され、該端子接続部には、該導線ケーブルの該端子と該バスバーとの脱着作業を該取り外し方向から行うために開閉可能なアクセス窓が設けられていることが好ましい(請求項4)。
また、該電気機器本体の取り外し側端面が、該端子接続部の取り外し側端面と略同一平面上に位置するように配設されていることが好ましい(請求項5)。
また、電気機器本体の取り外し側端面が、端子接続部の取り外し側端面よりも、取り外し側の位置に配設されていることが好ましい。即ち、端子接続部の取り外し側端面が電気機器本体の傾斜面の最上端及びそれよりも下方から水平に延在するように形成することが好ましい。
また、該端子接続部には、該バスバーを該連通用開口部から該導線ケーブルの該端子側に導くバスバー導入部と、該密着面に形成され、該接合用ボルト用のボルト穴が設けられた板状のボルト締結部とを有していることが好ましい(請求項6)。
本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項1)によれば、電気機器を取り外す場合には、接合用ボルトをゆるめることにより、電気機器本体と端子接続部との接合を解除することができ、電気機器本体をそのまま車両から取り外すことができる。これにより、電気機器を一旦取り外し方向に動かす作業が必要ない上、取り外し方向に対して接合用ボルトが傾斜しているため、作業者が接合用ボルトの脱着作業を容易に行うことができ、メンテナンス時における作業性を大幅に向上させることができる。
また、導線ケーブルの余長を低減できるので、コスト及び重量を低減することができるとともに車両の省スペース化を実現できるという効果もある。
さらに、電気機器本体と端子接続部とが、傾斜面及び密着面のみで接合しているため、この接合面のみにシーリング処理を行うだけで十分な液密性を得ることができ、導線ケーブルの接続構造を簡素化できる。
本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項2)によれば、MCUには、より多くの導線ケーブルが導入される上、MCUには、比較的高電流を導通する必要があるため、導線ケーブルとしてケーブル径が大きいものを用いるため、各導線ケーブルは剛性が高く、重量が大きいものとなる。しかしながら、このMCUに導入される導線ケーブルを従来のものよりも短く設定することにより、メンテナンス性の向上とコストの低減とをより効果的に実現することができる。
本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項3)によれば、下方から導線ケーブルが導入される電気機器を有する電気自動車において、電気機器を取り外す場合に重量が大きい電気機器を鉛直方向に一旦持ち上げる必要なく、メンテナンス作業にかかる作業性をさらに良好にすることができる。
本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項4)によれば、導線ケーブルの端子とバスバーとを確実に接続することができるとともに、アクセス窓を介して導線ケーブルの端子とバスバーとの脱着作業を取り外し方向側から容易に行うことができる。
本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項5)によれば、端子接続部の取り外し側端面が電気機器本体の取り外し側端面よりも取り外し側へ突出することなく、車両内の省スペース化を図ることができる。
本発明の電気自動車用ケーブル接続構造(請求項6)によれば、電気機器本体の傾斜面及び端子接続部の密着面に形成される連通用開口部を通ってバスバーを導線ケーブルの該端子側に導くことができる。
また、端子接続部の密着面に板状のボルト締結部を設けることにより、接合用ボルトが端子接続部の内部の空間を通過することが無いため、接合用ボルトを強固に締結した場合の端子接続部の変形等を考慮する必要が無く、電気機器本体と端子接続部とをより強固に締結することができる。これにより、電気機器本体と端子接続部との密着性を向上させ、液密性の向上図ることができる。さらに、使用する接合用ボルトをより安価なネジ部の短いものを用いることができるという効果もある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1〜図6は、いずれも本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、図1は電気機器と導線ケーブルとの接続部の構成を側面視で模式的に示す図、図2は電気自動車の車両後部付近の構成を車両後方からの視点で一部透視して模式的に示す斜視図、図3は電気自動車の車両後部付近の構成を上方視で模式的に示す斜視図、図4は電気機器本体のみを模式的に示す斜視図、図5は端子接続部のみを車両後方からの視点で模式的に示す斜視図、図6は端子接続部のみを車両前方からの視点で模式的に示す斜視図である。
図2に示すように、この電気自動車(車両)50は、車両50を駆動するための走行駆動用モータ(電動機)1と、内部にインバータやコントローラ(いずれも図示略)を有し、バッテリから供給された電力を調整するとともに、走行駆動用モータ1に供給する電力を制御するMCU(モータコントロールユニット,電気機器)2と、充電器(図示略)を内部に収納してアッセンブリ化したDC/DCコンバータ3とを有している。
走行駆動用モータ1は、リヤアクスル上に配設されるとともに、その上方にMCU2が配設されており、このMCU2の左側部に隣接してDC/DCコンバータ3が配設されている。なお、走行駆動用モータ1は車両50を走行させるとともに、車両50の回生制動時には発電機としても機能し、回生電力を発電するようになっている。
これらの走行駆動用モータ1,MCU2及びDC/DCコンバータ3は、図示しないブラケット等を介してモータマウントフレーム4に固定されており、このモータマウントフレーム4は図示しない車両50のクロスメンバに固設されている。
また、MCU2よりも前方側であって車両50のフロア(図示省略)の下部には、車両50を駆動するための電力を蓄電するバッテリ(図示省略)が搭載されている。
そして、MCU2と走行駆動用モータ1及びMCU2とバッテリとは、それぞれ導線ケーブル6を介して電気的に接続され、バッテリからMCU2に直流電流が供給され、MCU2内のインバータにより三相交流電流に変換された上で走行駆動用モータ1に電力が供給されるようになっている。
また、MCU2とDC/DCコンバータ3との間も電気的に接続されており、走行駆動用モータで発電した回生電力を一旦DC/DCコンバータ3内部において整流した上でバッテリに電力供給しうるように構成されている。
なお、電気自動車である車両50において、MCU2,走行駆動用モータ1及びDC/DCコンバータ3等には、比較的大電流を導通する必要があり、導電時の発熱等を抑制するため、導線ケーブル6は比較的径が大きく剛性が高いものに設定されている。
なお、符号5は、駆動系機構を示している。駆動系機構5は、走行駆動用モータ1の駆動力を図示しない駆動輪に伝達するための動力伝達機構であって、デファレンシャルギアや各種シャフト等(いずれも図示略)により構成され、走行駆動用モータ1に動力伝達可能に接続されている。
また、図1,図3に示すように、MCU2は、車両50のフロア40に設けられたメンテナンス用のフロア開口40Aを通して、鉛直方向(取り外し方向)に車両50から取り外し可能となっている。
即ち、MCU2を車両50から取り外すことにより、MCU2自体のメンテナンスはもちろん、MCU2よりも下方に配設された走行駆動用モータ1やその他の図示しない機器類のメンテナンスを行えるようになっている。
ここで、複数の導線ケーブル6とMCU2との接続部の構成についてより詳しく説明する。
図1に示すように、MCU2は、MCU本体(電気機器本体)21及び端子接続部22から構成されており、MCU2の上面は、車両50のフロア40及びメンテナンス用のフロア開口40Aよりも下方に配設されている。
MCU本体21は内部にインバータ及びコントローラ(いずれも図示略)を収納しており、MCU2の主要部をなしている。
また、MCU本体21の上面21Aと後側面21Bとの間は、斜め上方(後方且つ上方)に臨む傾斜面21Cが形成されている。即ち、傾斜面21Cの法線Pは鉛直方向に対して車両50の後方側に傾斜している。
図4に示すように、傾斜面21Cには、開口部(連通用開口部)24が形成されており、この開口部24を通じて複数のバスバー23がMCU本体21の内部から後方に略水平に突出している。
バスバー23の数量は導線ケーブル6及び端子6Aの数量に対応しており、各バスバー23の一端はそれぞれMCU本体21の図示しない内部機器と電気的に接続されている。また、各バスバー23の他端側には、ボルト14に対応したネジ溝が切設された図示省略のボルト穴が設けられている。
一方、端子接続部22は、MCU本体21の後方側に隣接してMCU本体21とは別体に配設されており、内部にケーブル6の端子6Aやバスバー23の他端側を収納するための空間を有するように箱状に形成されている。
図1に示すように、端子接続部22は、MCU本体21の後側面21B及び傾斜面21Cに沿ってMCU本体21に接するように配設されている。
以下、説明を容易にするために、端子接続部22を端子接続箱部22Aと取付部22Bとに区分して説明する。なお、端子接続部22のMCU本体21の後側面21Bよりも車両後方側に位置する部分を端子接続箱部22Aとし、この端子接続箱部22Aよりも車両前方側に位置する部分を取付部22Bとする。
後述するように、端子接続箱部22Aは、各導線ケーブル6及び各バスバー23の接続部分を収納する部位であり、取付部22Bは、MCU本体21と端子接続部22とをバスバー23を連通可能に接合する部位である。
まず、端子接続箱部22Aについて説明すると、図1に示すように、端子接続箱部22Aの下面には、MCU2よりも下方から鉛直方向(即ち、MCU2の取り外し方向)に沿って複数の導線ケーブル6を挿通しうるように導線ケーブル6と同数の挿通用開口28が穿設されている。そして、各導線ケーブル6は、フランジ11を介して挿通用開口28に挿通されている。
フランジ11には、ボルト12に対応したネジ溝が切設された図示省略のボルト穴が設けられている。即ち、ボルト12を締結することによりフランジ11の上面が端子接続箱部22Aの下面に圧着され、これにより、挿通用開口28に導線ケーブル6を挿入する際においてのMCU2内部への水の浸入を防止して、MCU2の液密性を確保するようになっている。
各導線ケーブル6の先端には、いわゆる丸端子型の端子6Aが形成されている。端子6Aはその基端部分で車両前方側に略直角に屈曲されて端子台13の上面に載置されている。この端子6Aにはボルト14が貫通しうる径で丸く環状のボルト穴が形成されている。
なお、端子台13は端子接続部22に固設されており、上面にはボルト14に対応する図示しないボルト穴が穿設されている。
そして、ボルト14は、上方から各端子6A及び各バスバー23のそれぞれのボルト穴に螺合しており、これにより、各導線ケーブル6の端子6Aと各バスバー23とが電気的に接続されている。
また、図5に示すように端子接続部22の上面には、上方からボルト14の締結作業を行うために、開閉可能な作業窓(アクセス窓)16が設けられている。
次に、取付部22Bについて説明すると、図6に示すように、取付部22BはMCU本体21の傾斜面21Cに沿うように密着する密着面25を有している。密着面25には、開口部24と一致してMCU本体21側から端子接続部22側へと各バスバー23を突出(つまり、連通)させうる開口部(連通用開口部)26が設けられている。
そして、開口部26の周囲には、防水用のシーリング部材(パッキン)27が設けられている。また、パッキン27の四隅の外側近傍には各ボルト18A〜18D(図1,図3及び図5参照)に対応するボルト穴が穿設されている。
取付部22BとMCU本体21とは、図3に示すように、四隅に配置された複数のボルト18A〜18Dにより接合されている。
つまり、取付部22B及びMCU本体21の傾斜面21Cにはボルト18A〜18Dに対応したネジ溝を有する複数のボルト穴(図示略)が切設されており、各ボルト18A〜18Dが傾斜面21Cに対して垂直な方向(即ち、法線Pと略同方向であり、ここでは後方斜め上方)から取付部22B及び傾斜面21Cの対応するボルト穴にそれぞれ螺合することにより取付部22BとMCU本体21とが接合されている。また、MCU本体21と端子接合箱22との間には液密性を保持するためのパッキン(シール部材)27が設けられており、各ボルト18A〜18Dによる締結により、外部接合部22CとMCU本体21との間に水が浸入することを防止してMCU2の液密性が確保されるようになっている。
なお、図1では理解を容易とするため、取付部22BやMCU本体21の内部にあるボルト18A〜18Dについて実線で表示している。
本発明の第1実施形態にかかる電気自動車用ケーブル接続構造はこのように構成されているので、以下のような作用及び効果を奏する。
即ち、車両50からMCU2を鉛直方向上方に取り外す場合には、作業者はまず、作業窓16を開き、作業窓16を通して各ボルト14の締結を緩め、各導線ケーブル6の端子6Aと各バスバー23とのそれぞれの接合を解除する。
次に作業者は、フロア40に形成されたメンテナンス用のフロア開口40Aを通して後ろ斜め上方からボルト18A〜18Dの締結を緩め、MCU本体21と端子接続部22との接合を解除する。
これらの作業によって、MCU本体21と端子接続部22とのボルトによる接合がすべて解除されることとなる。これにより、MCU本体21は、導線ケーブル6に干渉されることなく、容易にフロア開口40Aを通じて車両50から取りはずすことができる。
また、車両50にMCU2を取り付ける場合には、作業者はまず、MCU本体21を車両50内の所定位置に固定し、端子接続部22の取付部22BとMCU本体21とに設けられたボルト穴に各ボルト18A〜18Dを螺合することにより、端子接続部22とMCU本体21とを接合する。
次に、上方から作業窓16を通じて各導線ケーブル6の端子6Aと各バスバー23の他端のボルト穴にボルト13を螺合して各導線ケーブル6と各バスバー23とを接合した後、作業窓16を閉じる。これにより、MCU本体21と各導線ケーブル6とが電気的に接続される。
このように、本発明の第1実施形態にかかる電気自動車用ケーブル接続構造によれば、MCU2がフロア40のフロア開口40Aよりも下方に配設されている状態であっても、鉛直方向(MCU本体21の取り外し方向)に対してやや後方に傾斜した方向からボルト18A〜18Dを緩めて外部接合部22CとMCU本体21との接合を容易に解除することができる。また、作業窓16を通して鉛直方向(MCU本体21の取り外し方向)からボルト14を緩めてブラケット15とバスバー23との接合を容易に解除することができる。
これにより、MCU2を車両50から取り外す際に、比較的大重量のMCU2を一旦フロア40の高さにまで上方に持ち上げる等の手間をなくすことができ、メンテナンス時における作業性を大幅に向上させることができる。また、本実施形態のように車両50の後方の荷室フロア40を通じてMCU本体21の取り外し作業を行う場合には、作業者は車両50の後方からボルト18A〜18D及びボルト14の脱着作業を行うので、作業者がボルトの脱着作業を行いやすいという利点もある。
また、MCU2をフロア40の高さにまで上方に持ち上げる必要がないので、各導線ケーブル6の余長を大幅に低減することができる。これにより、コスト及び重量を低減することができる。また、各導線ケーブル6を短く設定できる分だけ車両50の省スペース化を実現できるという効果もある。
さらに、導線ケーブル6の余長を低減することができるので、剛性の高い導線ケーブル6の余長が大きい場合に、導線ケーブル6の弾性力に起因して端子6Aやバスバー23にかかる負荷を低減することができる。
さらに、MCU本体21と端子接合箱22とを連通する各開口部(連通用開口部24及び連通用開口部26)の周囲にパッキン27を設けるとともにパッキン27の外側の四隅を各ボルト18A〜18Dの螺合することにより締結でき、これにより、MCU本体21の傾斜面21Cと端子接続部22の密着面25との密着性が向上し、四隅のボルト締めという簡素な構成によりMCU本体21と端子接続部22との接触面においての液密性を十分に得ることができるという利点がある。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態において、端子接続部を除いては第1実施形態のものと同様に構成されており、第1実施形態と同様の箇所については説明を省略し、同様の部材については同符号を用いて説明する。
図7,図8に示すように、本実施形態では、端子接続部32の形状が第1実施形態と異なっている。
なお、ここでも第1実施形態と同様に、端子接続部32のMCU本体21の後側面21Bよりも車両後方側に位置する部分を端子接続箱部32Aとし、この端子接続箱部22Aよりも車両前方側に位置する部分を取付部32Bとして説明する。
端子接続箱部32Aの構成は第1実施形態と同様であり、内部にケーブル6の端子6Aやバスバー23の他端側を収納するための空間を有するように箱状に形成されている。
一方、取付部32Bは、バスバー導入部33及びその左右に設けられる各プレート部(ボルト締結部)34A,34Bから構成されている。
バスバー導入部33は、密着面25の一部をなす連通用開口部26を有する連通面(図示略)と、MCU本体21の上面(つまり、取り外し側端面)21Aと略同一平面上に位置する上面(つまり、取り外し側端面)33Aとを有しており、MCU本体21側から各連通用開口部24,26を通って突出したバスバー23を内部に収納しながら、端子接続箱部32A内の導線ケーブル6の端子6A側に導くように形成されている。
プレート部34Aはそれぞれバスバー導入部33の左側に設けられ、プレート部34Bはそれぞれバスバー導入部33の右側に設けられている。
各プレート部34A,34Bはボルト締結に適した板厚に設定されており、MCU本体21の傾斜面21Cに沿うように形成されている。そして、各プレート部34A,34Bにはそれぞれボルト38A〜38Dに対応するネジ溝を有するボルト穴が上下(あるいは前後)に並列して設けられている。
つまり、各プレート部34A,34Bとバスバー導入部33とによってMCU本体21の傾斜面21Cに沿うように密着する密着面25が形成されており、各ボルト38A〜38Dを締結することによりMCU本体21と端子接続部32とが接合されている。
なお、各開口部(連通用開口部24及び連通用開口部26)の周囲にはパッキン27が設けられ、各ボルト38A〜38Dは、パッキン27の外側の四隅を締結するようになっている。
本発明の第2実施形態にかかる電気自動車用ケーブル接続構造はこのように構成されているので、車両50からMCU2を鉛直方向上方に取り外す場合には、第1実施形態と同様に、作業者はまず、作業窓16を開き、作業窓16を通して各ボルト14の締結を緩め、各導線ケーブル6の端子6Aと各バスバー23とのそれぞれの接合を解除する。
次に作業者は、フロア40に形成されたメンテナンス用のフロア開口40Aを通して後ろ斜め上方からボルト38A〜38Dの締結を緩め、MCU本体21と端子接続部32との接合を解除して、MCU本体21を車両50から取りはずすことができる。
また、車両50にMCU2を取り付ける場合には、作業者はまず、MCU本体21を車両50内の所定位置に固定し、端子接続部32の各プレート部34A,34BとMCU本体21とに設けられたボルト穴に各ボルト38A〜38Dを螺合することにより、端子接続部22とMCU本体21とを接合する。
次に、上方から作業窓16を通じて各導線ケーブル6の端子6Aと各バスバー23の他端のボルト穴にボルト13を螺合して各導線ケーブル6と各バスバー23とを接合した後、作業窓16を閉じる。これにより、MCU本体21と各導線ケーブル6とが電気的に接続される。
このように、本発明の第2実施形態にかかる電気自動車用ケーブル接続構造によれば、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。即ち、作業者は上方からボルトの締結及び締結解除作業を行うことができるので、MCU2を車両50から取り外す際の作業性を大幅に向上させることができる。
さらに、端子接続部32の上端面を形成するバスバー導入部33の上面33Aが、MCU本体21の上面21Aと略同一平面上に形成されているため、端子接続部32がMCU本体21よりも上方へ突出することなく、第1実施形態のものよりも車両50内の省スペース化を図ることができるという効果を得ることができる。
なお、バスバー導入部33の上面33Aは必ずしもMCU本体21の上面21Aと略同一平面上になるように形成される必要はなく、バスバー導入部33の上面33AがMCU本体21の上面21Aよりも下方側に位置するようにバスバー導入部33を形成してもよい。このようにしても端子接続部32の上端がMCU本体21の上端よりも車両の内側に配設されるため、荷室フロア40やフロア開口40Aの高さにかかる設計の自由度を向上させることができる。
また、バスバー導入部33を設けることにより、MCU本体21の傾斜面21C及び端子接続部32の密着面25に形成される各連通用開口部24,26を通ってバスバー23をより確実に導線ケーブル6の端子6A側に導くことができるとともに、密着面25の一部に板状である左右のプレート部34A,34Bを設けることにより、接合用ボルト38A〜38Dが端子接続部32の内部空間を通過することが無いため、接合用ボルト38A〜38Dを強固に締結した場合に生じる端子接続部32の変形等を考慮する必要が無い。
したがって、本実施形態では第1実施形態のものよりも接合用ボルト38A〜38Dを強固に締結することができ、MCU本体21と端子接続部32とをより強固に接合することができる。また、使用する接合用ボルト38A〜38Dとして、よりネジ部の短い安価なものを用いることができるという利点もある。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態においては、導線ケーブルが接続される電気機器としてMCUを一例として説明したが、導線ケーブルが接続される電気機器はMCUに限定されるものではなく、どのような電気機器を適用してもよい。特に、MCUの他にDC/DCコンバータや車両駆動用モータには、比較的大きな電流を導通する必要があるため、より大径且つ大重量の導線ケーブルを接続する必要があり、より効果的なコスト低減効果及び重量低減効果を得ることができる。
また、実施形態では電気機器を車両から取り外す取り外し方向が鉛直方向であるものについて説明したが、本発明において、電気機器の取り外し方向は実施形態の方向に限定されるものではなく、任意の方向であってよい。
また、電気機器に接続される導線ケーブルの接続方向についても、特に限定されるものではなく任意の方向であってよいが、ケーブルの配索方向が電気機器の取り外し方向と一致している場合には特に有効である。
本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、電気機器と導線ケーブルとの接続部の構成を側面視で模式的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、電気自動車の車両後部付近の構成を車両後方からの視点で一部透視して模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、電気自動車の車両後部付近の構成を上方視で模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、電気機器本体のみを模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、端子接続部のみを車両後方からの視点で模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、端子接続部のみを車両前方からの視点で模式的に示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、電気機器と導線ケーブルとの接続部の構成を側面視で模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電気自動車用ケーブル接続構造を説明するためのものであって、端子接続部のみを車両後方からの視点で模式的に示す斜視図である。 従来技術を説明するためのものであって、電気自動車の車両後部付近の構成を車両後方からの視点で一部透視して模式的に示す斜視図である。 従来技術を説明するためのものであって、電気機器と導線ケーブルとの接続部の構成を側面視で模式的に示す図である。 従来技術を説明するためのものであって、電気自動車の車両後部付近の構成を上方視で模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 車両駆動用モータ(電動機)
2 MCU(モータコントロールユニット,電気機器)
3 DC/DCコンバータ
4 モータマウントフレーム
5 駆動系機構
6 導線ケーブル
6A 端子
11 フランジ
12,14,18A〜18D,38A〜38D ボルト
13 端子台
16 作業窓(アクセス窓)
21 MCU本体
21A MCU本体上面(電気機器本体の取り外し側端面)
21B MCU本体後側面
21C MCU本体傾斜面(傾斜面)
22,32 端子接続部
22A,32A 端子接続箱部
22B,32B 取付部
23 バスバー
24 開口部(連通用開口部)
25 密着面
26 開口部(連通用開口部)
27 シーリング部材(パッキン)
28 挿通用開口
33 バスバー導入部
33A バスバー導入部上面(端子接続部の取り外し側端面)
34A,34B プレート部(ボルト締結部)
40 荷室フロア
40A フロア開口
50 車両

Claims (6)

  1. 電動機の駆動力により走行する車両において、該車両から取り外し可能な所定の電気機器に導線ケーブルの端子が接続された、電気自動車における電気自動車用ケーブル接続構造であって、
    該電気機器の主要部をなし、取り外し方向に対して、法線方向が傾斜した傾斜面を有する電気機器本体と、
    該電気機器本体に隣接して該電気機器本体とは別体に形成され、該導線ケーブルを挿通する挿通用開口を有するとともに、該傾斜面に沿って密着する密着面を有する端子接続部と、
    該電気機器本体から該傾斜面及び該密着面にそれぞれ設けられた連通用開口部を通って該端子接続部側に突出し、一端側が該電気機器本体の内部と電気的に接続されるとともに他端側が該端子接続部の内部において該導線ケーブルの該端子と電気的に接続されたバスバーと、
    該傾斜面と該密着面とを貫通し、該電気機器本体と該端子接続部とを脱着可能に接合するための接合用ボルトと、を有している
    ことを特徴とする、電気自動車用ケーブル接続構造。
  2. 該車両を駆動するための電力を蓄電するバッテリを有し、
    該電気機器が、該バッテリから供給された電力を調整するとともに、該電動機に供給する電力を制御するモータコントロールユニットである
    ことを特徴とする、請求項1記載の電気自動車用ケーブル接続構造。
  3. 該取り外し方向とは鉛直方向であって、
    該端子接続部は該電気機器本体の側面に隣接するように配設されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の電気自動車用ケーブル接続構造。
  4. 該導線ケーブルの該端子と該バスバーとが、ボルトにより該取り外し方向から脱着可能に接続され、
    該端子接続部には、該導線ケーブルの該端子と該バスバーとの脱着作業を該取り外し方向から行うために開閉可能なアクセス窓が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気自動車用ケーブル接続構造。
  5. 該電気機器本体の取り外し側端面が、該端子接続部の取り外し側端面と略同一平面上に位置するように配設されている
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気自動車用ケーブル接続構造。
  6. 該端子接続部には、該バスバーを該連通用開口部から該導線ケーブルの該端子側に導くバスバー導入部と、
    該密着面に形成され、該接合用ボルト用のボルト穴が設けられた板状のボルト締結部と、を有している
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気自動車用ケーブル接続構造。
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