JP2008221635A - 射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブル回転状態表示画像において、回転テーブルの現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の回転テーブル上の各金型を、個別に容易・確実に識別できるようにすること。
【解決手段】複数の金型を所定角度間隔で回転テーブルに搭載し、該回転テーブルを前記所定角度ずつ間欠回転させて、該間欠回転毎に型締めと射出を行う射出成形機において、表示装置のテーブル回転状態表示画像に、回転テーブルの現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の回転テーブル上の各金型を個別に識別するための表示を行わせる。すなわち、例えば、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブルの現在の回転停止角度数値と、回転テーブルのシンボル図形および回転テーブル上の各金型のシンボル図形と、各金型を個別に識別するための識別符号とを、表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の金型を搭載した回転テーブルを備えた射出成形機に係り、特に、回転テーブルの回転停止状態などを表示するテーブル回転状態表示画像にかかわる技術に関する。
回転テーブル上に2つの下金型を180°間隔で搭載し、回転テーブルを180°ずつ正逆方向に間欠回転させることで、2つの下金型のうちの1つを交番的に1つの(唯一設けられた)上金型と対向する位置に停止させるようにした2ステージタイプの縦型の射出成形機や、回転テーブル上に4つの下金型を90°間隔で搭載し、回転テーブルを90°ずつ一定方向に間欠回転させることで、4つの下金型のうちの1つを、順次1つの(唯一設けられた)上金型と対向する位置に停止させるようにした4ステージタイプの縦型の射出成形機は公知である。
このような射出成形機は、インサート成形などに用いて利便性があり、金型へのインサート物品の載置・位置決めと、溶融樹脂の射出・充填とを、別ステージで行うことで、成形サイクルの短縮化を図ることができる。さらに、回転テーブルに搭載する下金型の種類を異ならせることで、回転テーブルの間欠回転毎に異なる成形品を得ることもできる。
また、回転テーブルに2つの可動側金型を搭載し、2つの固定側金型を搭載した固定ダイプレートに対して回転テーブルを前後進可能な構成とするか、または、回転テーブルに2つの固定側金型を搭載し、2つの可動側金型を搭載した可動ダイプレートを回転テーブルに対して前後進可能な構成として、回転テーブルを180°ずつ正逆方向に間欠回転させることで可動側金型と固定側金型との組み合わせを交番的に替え、2組の金型に対してそれぞれ設けられた射出ユニットにより射出を行うようにした、横型または縦型の射出成形機も知られている。このような回転テーブルと2つの射出ユニットを備えた射出成形機は、A種樹脂(A色樹脂)とB種樹脂(B色樹脂)とによる成形品を得る2色成形に用いて利便性がある。
上記のような回転テーブルを備えた射出成形機においては、射出成形機の表示装置上に、回転テーブルの現在の回転停止角度(回転停止位置)を確認可能なテーブル回転状態表示画像を、呼び出しできる機種が存在する。図9、図10は、回転テーブル上に2つの下金型を180°間隔で搭載し、回転テーブルを180°ずつ正逆方向に間欠回転させることで、2つの下金型のうちの1つを交番的に1つの上金型と対向する位置に停止させるようにした2ステージタイプの射出成形機における、従来のテーブル回転状態表示画像の例を示す図である。この図9、図10に示したテーブル回転状態表示画像においては、回転テーブルのシンボル図形101、回転テーブル上の2つの金型(下金型)のシンボル図形102、型開閉メカニズムのシンボル図形103、回転テーブルの現在の回転停止角度数値104などを表示するようになっており、図9が0°の回転停止角度での状態を、図10が180°の回転停止角度での状態を、それぞれ表している。
図9、図10に示したようなテーブル回転状態表示画像を、表示装置に表示させることで、回転テーブルの現在の回転停止角度(回転停止位置)を、回転停止角度数値104の表示によって確認することができる。しかしながら、回転テーブルが例えば0°の回転停止角度である際において、型開閉メカニズムと対応する関係にある回転テーブル上の下金型が、Aという下金型であるのかBという下金型であるのかは、作業者の記憶に頼っているのが現状であり、これを正確に把握するには、設計仕様書などをいちいち確認する必要があった。Aという下金型とBという下金型の温調条件が全く同一で、温調用の配線や温調水の配管が、2つの下金型で全く同一である場合には問題がないが、Aという下金型とBという下金型の外観形状が同一乃至似かよってはいるも、2つの下金型に対する温調用の配線や温調水の配管が異なっている場合には、配線や配管を逆にすると、成形品は全くの不良となる。このため、Aという下金型とBという下金型に対する配線、配管は慎重に行う必要があるが、例えばメンテナンス時などにおいて、図9、図10に示したようなテーブル回転状態表示画像を呼び出すことだけで、時間に追われてうっかりと、配線や配管を逆してしまうケースがまま生じていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、テーブル回転状態表示画像において、回転テーブルの現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の回転テーブル上の各金型を、個別に容易・確実に識別できるようにすることにある。
本発明は上記した目的を達成するため、複数の金型を所定角度間隔で回転テーブルに搭載し、該回転テーブルを前記所定角度ずつ間欠回転させて、該間欠回転毎に型締めと射出を行う射出成形機において、表示装置のテーブル回転状態表示画像に、回転テーブルの現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の回転テーブル上の各金型を個別に識別するための表示を行わせる。すなわち、例えば、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブルの現在の回転停止角度数値と、回転テーブルのシンボル図形および回転テーブル上の各金型のシンボル図形と、各金型を個別に識別するための識別符号とを、表示する。
また、テーブル回転状態表示画像においては、回転テーブルが回転している際には、回転テーブルが回転している旨の情報と、回転テーブルの回転方向とを、表示する。
また、テーブル回転状態表示画像においては、回転テーブルが前記した所定角度以外の回転を行って停止した場合の状態も表示する。
本発明では、回転テーブルが回転停止している際には、テーブル回転状態表示画像では、その際の回転停止角度にあるときの回転テーブル上の各金型を個別に識別するための表示を行うので、作業者は、テーブル回転状態表示画像によって、回転テーブル上の各金型を、個別に容易・確実に識別することが可能となり、メンテナンス時などにおいて、温調用の配線や配管を識別した金型毎に正しく取り付けることができる。また、金型にかかわるアラームが発生した場合にも、アラーム表示された金型が、回転テーブルの現在の回転停止角度(回転停止位置)において、回転テーブル上のどの金型であるのかを、テーブル回転状態表示画像によって正しく迅速に把握できる。さらに、回転テーブルの現在の回転停止角度数値と、回転テーブルのシンボル図形および回転テーブル上の各金型のシンボル図形と、各金型を個別に識別するための識別符号とを、併せて表示することで、作業者によって視認性のよい表示とすることができる。
また、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブルが回転している際には、回転テーブルが回転している旨の情報と、回転テーブルの回転方向とを表示するので、作業者は、回転テーブルが回転中であることやその回転方向を、把握することができる。
また、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブルが前記した所定角度(金型配置角度)以外の回転を行って停止した場合の状態も表示するので、例えば、このような所定角度以外の回転で停止した状態で、回転テーブル上の金型交換を行う際にも、金型を取り違える虞がなくなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)による回転テーブルを備えた射出成形機に係り、本実施形態は、回転テーブル上に2つの下金型を180°間隔で搭載し、回転テーブルを180°ずつ正逆方向に間欠回転させることで、2つの下金型のうちの1つを交番的に1つの(唯一設けられた)上金型と対向する位置に停止させるようにした2ステージタイプの、縦型締め・縦射出式の射出成形機への適用例である。なお、本発明は、縦型締め・横射出式の射出成形機や、横型締め・横射出式の射出成形機や、横型締め・縦射出式の射出成形機にも適用可能である。また、本発明の回転テーブルを備えた射出成形機では、回転テーブルに搭載する金型は、型開閉時に前後進しない固定側金型であっても、型開閉時に前後進する可動側金型であってもよく、また、回転テーブルに搭載する金型の数は2つ以外にも4つであってもよい。
図1は、本実施形態の射出成形機のメカニズムの概要を示す右側面から見た説明図である。図1において、1は、マシン(射出成形機)の骨格を構成するフレーム、2は、フレーム1の上部構造部1a上に、回転保持部3を介して回転可能であるように組み付けられた回転テーブル、4は、フレーム1の上部構造部1aに取り付けられたテーブル回転用モータ(テーブル回転用電動サーボモータ)、5は、フレーム1の上部構造部1aに配設され、テーブル回転用モータ4の回転を回転テーブル2に伝えて、回転テーブル2を回転させる回転伝達機構、6は、回転テーブル2上に180°間隔で搭載された2つの下金型である。下金型6は、回転テーブル2の間欠的な180°回転で、型開閉・射出ステージS1(図1において右側の位置で、マシンの背面寄り位置に相当する)とエジェクトステージS2(図1において左側の位置で、マシンの正面寄り位置に相当する)とを、交番的にとるようになっており、型開閉・射出ステージS1に位置付けられた下金型6は、型開閉・射出ステージS1の可動ダイプレート9に取り付けられた上金型7とで、対をなす金型を構成するようになっている。
8は、型開閉・射出ステージS1におけるフレーム1の上部構造部1aの下側に配置されて、上部構造部1aに対して上下動可能なテールストック、9は、型開閉・射出ステージS1におけるフレーム1の上部構造部1aの上側に配置されて、上部構造部1aに対して上下動可能な可動ダイプレート、10は、その一端をテールストック8に固定され、その他端を可動ダイプレート9に固定された3本のタイバーで、該タイバー10により、テールストック8と可動ダイプレート9とが一体となって上下動するように連結されている。3本のタイバー10のうち、回転テーブル2の回転中心に位置するタイバー10は、フレーム1の上部構造部1aおよび回転保持部3を挿通して上下方向に摺動可能となっており、残りの2本のタイバー10は、フレーム1の上部構造部1aを挿通して上下方向に摺動可能となっている。なお、可動ダイプレート9の下面側には上金型7が取り付けられており、可動ダイプレート9の上面側には射出ユニット11が搭載されており、射出ユニット11は可動ダイプレート9と共に上下動するようになっている。
12は、テールストック8に搭載された型開閉用モータ(型開閉用電動サーボモータ)、13、その回転部(ここでは、例えばナット体)をテールストック8に回転可能に保持されたボールネジ機構で、型開閉用モータ12の回転は、ボールネジ機構13の回転部に伝達され、これにより回転部に螺合したボールネジ機構13の直動部(ここでは、例えばボールネジ軸)が直線移動(ここでは、上下方向に移動)するようになっている。14は、型開閉・射出ステージS1におけるフレーム1の上部構造部1aの下面側と、テールストック8の上面側との間に設けられた(上部構造部1aの下面側とテールストック8の上面側とを連結した)トグルリンク機構で、このトグルリンク機構14の力の入力端であるクロスヘッド14aが、型開閉用モータ12の回転を直線運動に変換するボールネジ機構13の直動部により上下方向に駆動されることによって、トグルリンク機構14は折り畳み駆動または伸張駆動されるようになっている。
本実施形態では、トグルリンク機構14が伸張駆動されると(クロスヘッド14aが上昇駆動されると)、テールストック8が下降駆動され、これと一体となってタイバー10、可動ダイプレート9、上金型7、射出ユニット11が下降して、型開閉・射出ステージS1にある下金型6に対して上金型7が下降することで型閉じが行われ、金型タッチ後にさらにクロスヘッド14aが所定量だけ上昇駆動されて、上金型7と下金型6とに対して型締め力が付与されるようになっている。また、トグルリンク機構14が折り畳み駆動されると(クロスヘッド14aが下降駆動されると)、テールストック8が上昇駆動され、これと一体となってタイバー10、可動ダイプレート9、上金型7、射出ユニット11が上昇して、型開きが行われるようになっている。
また、図1において、15は、エジェクトステージS2におけるフレーム1の上部構造部1aの下側に取り付けられたエジェクト用モータ(エジェクト用電動サーボモータ)、16は、その回転部(ここでは、例えばナット体)を、エジェクトステージS2におけるフレーム1の上部構造部1aの下側に回転可能に保持されたボールネジ機構で、エジェクト用モータ15の回転は、ボールネジ機構16の回転部に伝達され、これにより回転部に螺合したボールネジ機構16の直動部(ここでは、例えばボールネジ軸)が直線移動(ここでは、上下方向に移動)するようになっている。17は、エジェクトステージS2におけるフレーム1の上部構造部1aの下側において所定量だけ上下動可能であるように配置されたエジェクトプレートで、このエジェクトプレート17には、ボールネジ機構16の直動部の端部が固定されており、エジェクト用モータ15の駆動力で、エジェクトプレート17が上昇駆動もしくは下降駆動されるようになっている。エジェクトプレート17は、フレーム1の上部構造部1aに垂下・固定された複数のガイドピン18に沿って上下動するようになっており、エジェクトプレート17には、第1エジェクトピン19が立設・固定されている。第1エジェクトピン19は、フレーム1の上部構造部1a並びに回転テーブル2の貫通穴内を挿通して、エジェクトステージS2にある下金型6内を上下動可能とされている。下金型6内には、図示していないが所定量だけ上下動可能とされた第2エジェクトピンが設けられており、第2エジェクトピンは第1エジェクトピン19により押し上げ駆動可能となっている。
エジェクト用モータ15の駆動力によりエジェクトプレート17が上昇駆動されると(エジェクト前進駆動されると)、第1エジェクトピン19が図示せぬ第2エジェクトピンに当接して、この当接後は、第1エジェクトピン19が第2エジェクトピンを押し上げて、下金型6からの成形品の突き出しが行われる。エジェクト前進工程が完了すると、エジェクト用モータ15の駆動力によりエジェクトプレート17が下降駆動され(エジェクト後退駆動され)、これと一体となって第1エジェクトピン19も下降する。第1エジェクトピン19が下降すると、金型内の図示せぬ第2エジェクトピンは、バネの力で下降する。このようなエジェクト前進、後退工程が完了すると、エジェクト前進工程で下金型6から離型された成形品は、ロボットまたは作業者による手作業により取り出される。成形品の取り出し後、エジェクトステージS2にある下金型6に対して、ロボットまたは作業者による手作業によって、インサート物品の載置・位置決めが行われる。
ここで、本実施形態では、回転テーブル2に搭載された2つの下金型6は、その型厚(ダイハイト)は同一であるも、キャビティ形成面の形状が異なったものとなっていて、回転テーブルの180°回転毎に、異なる形状のインサート成形品が交互に得ることができるようになっている。したがって、2つの下金型6に対する温調条件が異なったものとなっていて、2つの下金型6に対する温調用の配線(電気配線)や配管も、互いに異なったものとなっている。
図2は、本実施形態の射出成形機を上方から見た簡略図であり、同図では射出ユニット11を割愛してある。図2に示すように、正三角形配置された3本のタイバー10のうちの1本が、回転テーブル2の回転中心に位置しており、回転テーブル2上には、2つの下金型6が180°間隔で搭載されている。
図3は、本実施形態の射出成形機の制御系の構成を簡略化して示すブロック図である。図3において、31は、マシン(射出成形機)全体の制御を司るシステムコントローラ、32は、作業者が各種の入力操作を行うための入力装置、33は、作業者に各種の表示モードの画像を表示するための表示装置、34は、マシンの各部に配設された多数のセンサ(位置センサ、速度センサ、圧力センサ、回転量検出センサ、温度センサ等)よりなるセンサ群、35は、マシンの各部に配置されたアクチュエータ(前記したモータ4、12、15や射出ユニット11のモータ等)やヒータなどを駆動制御するための多数のドライバ(モータドライバ、ヒータドライバ等)からなるドライバ群である。
また、システムコントローラ31内において、36は運転条件設定格納部、37は測定値格納部、38は運転プロセス制御部、39は表示制御部、40は手動・半自動運転制御部である。
運転条件設定格納部36には、入力装置32を用いて入力された、成形サイクルの各工程(テーブル回転、型閉じ(型締め)、射出、計量、型開き、エジェクト前進、エジェクト後退の各工程)の運転制御条件が書き換え可能に格納され、測定値格納部37には、センサ群34などによりマシンの各部の計測情報(位置情報、速度情報、圧力情報、回転角情報、回転数情報、温度情報など)がリアルタイムで取り込まれて格納される。運転プロセス制御部38は、予め用意された各工程の運転制御プログラムと、運転条件設定格納部36に格納された各工程の運転条件の設定値とに基づき、測定値格納部37中の計測情報や自身の計時情報を参照しつつ、ドライバ群35を駆動制御して、各工程の運転を実行させる。
手動・半自動運転制御部40は、作業者によって、入力装置32を用いた適宜操作により、手動運転モードや半自動運転モードをとることを指示された場合には、入力装置32からの操作情報を参照して、手動運転モードや半自動運転モードの運転制御を、運転プロセス制御部38と協働して行う。例えば、手動運転モードによる作業者の操作指示によって、停止状態にある回転テーブル2を、所定方向に90°だけ回転させることを指示された場合には、手動・半自動運転制御部40は運転プロセス制御部38と協働して、回転テーブル2を所定方向に90°だけ回転させた後、回転テーブル2の回転を停止させる。
表示制御部39は、予め用意された各種の表示処理プログラムと、表示用固定データに基づき、必要に応じて、運転条件設定格納部36や測定値格納部37の内容を参照して、各種の表示モードの画像を生成し、これを表示装置33に表示させる。
本実施形態では、表示モードの1つにテーブル回転状態表示モードが設けられていて、このテーブル回転状態表示モードによるテーブル回転状態表示画像では、回転テーブル2が回転停止状態にある際には、回転テーブル2の現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の回転テーブル2上の各下金型6を個別に識別するための表示を行わせる。具体的には、回転テーブル2が回転停止状態にある際には、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブル2の現在の回転停止角度数値と、回転テーブル2のシンボル図形および回転テーブル2上の各下金型6のシンボル図形および型開閉メカニズムのシンボル図形と、各下金型6を個別に識別するための識別符号とを、表示する。各下金型6を個別に識別するための識別符号は、成形運転前の下段取り作業などにおいて、適宜の設定画像を表示装置33上に呼び出して、作業者によって予め付与されるようになっていて、例えば、回転テーブル2が0°の回転停止角度にあるとき、型開閉・射出ステージS1に位置する下金型6を金型「A」、エジェクトステージS2に位置する下金型6を金型「B」というように、設定するようになっている。この設定データは、システムコントローラ31の適宜のメモリ領域に書き替え可能に格納されるようになっている。また、テーブル回転状態表示画像においては、回転テーブル2が回転している際には、回転テーブル2が回転している旨の情報と、回転テーブル2の回転方向とを、表示するようになっている。また、テーブル回転状態表示画像においては、回転テーブル2が所定角度(ここでは180°)以外の回転(例えば90°回転)を行って停止した場合の状態も、表示するようになっている。
図4は、本実施形態におけるテーブル回転状態表示画像の第1例を示す図である。この図4に示したテーブル回転状態表示画像は、連続成形運転を行っているときに、回転テーブル2が0°の回転停止角度にある際の表示画像である。図4において、51は回転テーブル2の現在の回転停止角度数値、52は回転テーブル2のシンボル図形、53は回転テーブル2上の2つの下金型6のシンボル図形、54は型開閉メカニズムのシンボル図形、55は下金型6を個別に識別するための識別符号(ここでは、「A」、「B」)、56は回転停止状態ON/OFF表示マーク、57は回転状態・方向ON/OFF表示マークであり、これらの表示要素51〜57などが図4のテーブル回転状態表示画像では表示されている。このような図4にテーブル回転状態表示画像によって、回転テーブル2が現在0°の回転停止角度にあり、このとき、型開閉・射出ステージS1に位置している下金型6は金型「A」であり、エジェクトステージS2に位置している下金型6は金型「B」であるということを、一目で確認できるようになっている。なお、回転停止状態ON/OFF表示マーク56は、例えば白表示とグリーンの点滅表示とをとり得るようになっていて、図4では、型開閉・射出ステージS1とエジェクトステージS2に対応する回転停止状態ON/OFF表示マーク56がグリーンの点滅表示となっており、他の回転停止状態ON/OFF表示マーク56は白表示となっている。また、回転状態・方向ON/OFF表示マーク57も、例えば白表示とグリーンの点滅表示とをとり得るようになっていて、図4では、回転状態・方向ON/OFF表示マーク57は白表示となっている。
図5は、本実施形態におけるテーブル回転状態表示画像の第2例を示す図である。この図5に示したテーブル回転状態表示画像は、連続成形運転を行っているときに、回転テーブル2が180°の回転停止角度にある際の表示画像であり、図5中の符号は図4と同一のものを指している。このような図5のテーブル回転状態表示画像によって、回転テーブル2が現在180°の回転停止角度にあり、このとき、型開閉・射出ステージS1に位置している下金型6は金型「B」であり、エジェクトステージS2に位置している下金型6は金型「A」であるということを、一目で確認できる。なお、図5でも、型開閉・射出ステージS1とエジェクトステージS2に対応する回転停止状態ON/OFF表示マーク56がグリーンの点滅表示となっており、他の回転停止状態ON/OFF表示マーク56は白表示となっており、また、回転状態・方向ON/OFF表示マーク57は白表示となっている。
図6は、本実施形態におけるテーブル回転状態表示画像の第3例を示す図である。この図6に示したテーブル回転状態表示画像は、連続成形運転を行っているときに、回転テーブル2が回転途上にある際の表示画像であり、図6中の符号52〜57は、図4、図5と同一のものを指している。図6に示したテーブル回転状態表示画像では、図4、図5中での回転停止角度数値51の表示に代替して、「回転中」の文字51’が表示されている。また、回転停止状態ON/OFF表示マーク56は全て白表示となっていて、2つの回転状態・方向ON/OFF表示マーク57のうち、現在の回転方向に対応する回転状態・方向ON/OFF表示マーク57がグリーンの点滅表示となっている。このような図6のテーブル回転状態表示画像によって、回転テーブル2が回転中であることやその回転方向を、一目で把握することができる。
図7は、本実施形態におけるテーブル回転状態表示画像の第4例を示す図である。この図7に示したテーブル回転状態表示画像は、金型交換時に、手動運転モードによる作業者の操作指示によって、停止状態にある回転テーブル2を所定方向に90°だけ回転させて停止させたときの表示画像であり、図7中の符号は図4、図5と同一のものを指している。このような図7のテーブル回転状態表示画像によって、回転テーブル2が現在90°の回転停止角度にあり、このとき、マシンの正面に立った作業者から見て右側に位置している下金型6は金型「B」であり、マシンの正面に立った作業者から見て左側に位置している下金型6は金型「A」であるということを、一目で確認できる。なお、図7においては、型開閉・射出ステージS1とエジェクトステージS2に対応する回転停止状態ON/OFF表示マーク56が白表示となっており、それ以外の回転停止状態ON/OFF表示マーク56がグリーンの点滅表示となっており、また、回転状態・方向ON/OFF表示マーク57は白表示となっている。
以上のように本実施形態によれば、回転テーブル2が回転停止している際には、テーブル回転状態表示画像において、その際の回転停止角度にあるときの回転テーブル2上の各下金型6を個別に識別するための表示(「A」、「B」の表示)を行わせるので、作業者は、テーブル回転状態表示画像によって、回転テーブル2上の各下金型6を、個別に容易・確実に識別することが可能となり、メンテナンス時などにおいて、温調用の配線や配管を、識別した下金型6毎に正しく取り付けることができる。また、下金型6にかかわるアラームが発生した場合にも、アラーム表示された下金型6が、回転テーブル2の現在の回転停止角度(回転停止位置)において、回転テーブル2上のどの下金型6であるのかを、テーブル回転状態表示画像によって正しく迅速に把握できる。さらに、回転テーブル2の現在の回転停止角度数値51と、回転テーブル2のシンボル図形52および回転テーブル2上の2つの下金型6のシンボル図形53および型開閉メカニズムのシンボル図形54と、下金型6を個別に識別するための識別符号55(「A」、「B」)とを、併せて表示することで、作業者によって視認性のよい表示とすることができる。また、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブル2が回転している際には、回転テーブル2が回転している旨の情報と、回転テーブル2の回転方向とを表示するので、作業者は、回転テーブル2が回転中であることやその回転方向を、把握することができる。また、テーブル回転状態表示画像では、回転テーブルが180°以外の回転(例えば90°の回転)を行って停止した場合の状態も表示するので、例えば、このような所定角度以外の回転で停止した状態で、回転テーブル2上の金型交換を行う際にも、金型を取り違える虞がなくなる。
図8は、本発明の他の実施形態(以下、本他の実施形態と記す)の射出成形機におけるテーブル回転状態表示画像の1例を示す図である。本他の実施形態に係る回転テーブルを備えた射出成形機は、回転テーブル上に4つの下金型を90°間隔で搭載し、回転テーブルを90°ずつ一定方向に間欠回転させることで、4つの下金型のうちの1つを、順次1つの(唯一設けられた)上金型と対向する位置に停止させるようにした4ステージタイプの縦型締め・縦射出式の射出成形機への適用例である。図8のテーブル回転状態表示画像は、連続成形運転を行っているときに、回転テーブルが0°の回転停止角度にある際の表示画像であり、図8中の符号は図4と均等なものを指している。図8のテーブル回転状態表示画像では、4つの下金型のシンボル図形53と、4つの下金型を個別に識別するための識別符号55(「A」、「B」、「C」、「D」)とが表示されている。このように4ステージタイプの射出成形機においても、テーブル回転状態表示画像によって、回転テーブルの現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の回転テーブル上の各下金型を、個別に容易に識別することができる。
本発明の一実施形態に係る射出成形機のメカニズムの概要を示す右側面から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機を上方から見た簡略化した説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における、制御系の構成を簡略化して示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の第1例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の第2例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の第3例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の第4例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の例を示す説明図である。 従来の射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の例を示す説明図である。 従来の射出成形機において表示装置に表示される、テーブル回転状態表示画像の例を示す説明図である。
符号の説明
1 フレーム
1a フレームの上部構造部
2 回転テーブル
4 テーブル回転用モータ(テーブル回転用電動サーボモータ)
5 回転伝達機構
6 下金型
S1 型開閉・射出ステージ
S2 エジェクトステージ
7 上金型
8 テールストック
9 可動ダイプレート
10 タイバー
11 射出ユニット
12 型開閉用モータ(型開閉用電動サーボモータ)
13 ボールネジ機構
14 トグルリンク機構
14a クロスヘッド
15 エジェクト用モータ(エジェクト用電動サーボモータ)
16 ボールネジ機構
17 エジェクトプレート
18 ガイドピン
19 第1エジェクトピン
31 システムコントローラ
32 入力装置
33 表示装置
34 センサ群
35 ドライバ群
36 運転条件設定格納部
37 測定値格納部
38 運転プロセス制御部
39 表示制御部
40 手動・半自動運転制御部
51 回転テーブルの現在の回転停止角度数値
51’ 「回転中」の文字
52 回転テーブルのシンボル図形
53 下金型のシンボル図形
54 型開閉メカニズムのシンボル図形
55 下金型を個別に識別するための識別符号
56 回転停止状態ON/OFF表示マーク
57 回転状態・方向ON/OFF表示マーク

Claims (4)

  1. 複数の金型を所定角度間隔で回転テーブルに搭載し、該回転テーブルを前記所定角度ずつ間欠回転させて、該間欠回転毎に型締めと射出を行う射出成形機において、
    表示装置のテーブル回転状態表示画像に、前記回転テーブルの現在の回転停止角度に応じて、その回転停止角度にある際の前記回転テーブル上の前記各金型を個別に識別するための表示を行わせるコントローラを備えたことを特徴とする射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機において、
    前記テーブル回転状態表示画像では、前記回転テーブルの現在の回転停止角度数値と、前記回転テーブルのシンボル図形および前記回転テーブル上の前記各金型のシンボル図形と、前記各金型を個別に識別するための識別符号とを、表示することを特徴とする射出成形機。
  3. 請求項1に記載の射出成形機において、
    前記テーブル回転状態表示画像においては、前記回転テーブルが回転している際には、前記回転テーブルが回転している旨の情報と、前記回転テーブルの回転方向とを、表示することを特徴とする射出成形機。
  4. 請求項1に記載の射出成形機において、
    前記テーブル回転状態表示画像においては、前記回転テーブルが前記した所定角度以外の回転を行って停止した場合の状態も表示することを特徴とする射出成形機。
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