JP2008218167A - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドエントリー方式の試料ステージを有する荷電粒子線装置において、試料ステージの光軸方向の可動範囲以外のフォーカス位置にて、寸法校正ができる手段を提供する。
【解決手段】本発明の荷電粒子線装置のサイドエントリー方式の試料ステージの試料ホルダーには、寸法校正用試料用の試料台が装着される。寸法校正用試料用の試料台は、試料ホルダーの凹部に係合するホルダー装着部と、寸法校正用試を保持する試料貼付部と、ホルダー装着部に対して寸法校正用試料の位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サイドエントリー方式の試料ステージを有する荷電粒子線装置に関し、特に、寸法校正用の試料を保持するための試料台に関する。
小型の試料観察用の高分解能走査電子顕微鏡として、インレンズ方式の走査電子顕微鏡が知られている。インレンズ方式の走査電子顕微鏡では、通常、試料を対物レンズの上磁極と下磁極の間に配置するユーセントリック型のサイドエントリー方式の試料ステージが用いられる。サイドエントリー方式の試料ステージでは、試料の光軸方向の移動量は概ね±0.5mm以下に制限される。
近年、測長用走査電子顕微鏡では、より高い分解能及びより高い寸法測定精度が要求されている。例えば、分解能が0.5nm以下、寸法測長精度が1.5%以下の高い性能が要求されている。
高い寸法測長精度を得るために、寸法校正を実施する必要がある。寸法校正には、寸法校正用試料を用いる。寸法校正用試料には、寸法が既知の且つ寸法精度が保証されたパターンが形成されている。寸法校正用試料にフォーカスを合わせて、寸法校正用試料のパターンのピッチ寸法を測定する。この測定値を、既知の寸法と比較することによって、寸法校正を行う。
特許文献1には、寸法校正用試料の例が記載されている。特許文献2には、寸法校正作業を自動化するために、マーキングを付す例が示されている。
特開平8−031363号公報 特開2006−10522号公報
従来の寸法校正は、基準位置にて、即ち、1つのフォーカス位置にて、実施すればよかった。しかしながら、近年では、観察可能なフォーカス範囲の全ての位置にて、所定の寸法測長精度が要求されるようになってきた。そのため、フォーカス範囲内の複数のフォーカス位置にて、寸法校正を行う必要がある。
上述のように、サイドエントリー方式の試料ステージでは、試料ステージの光軸方向の移動量が制限される。従って、複数のフォーカス位置にて寸法校正を行うことは困難である。例えば、所定のフォーカス位置に寸法校正用の試料を配置しようとしても、試料ステージの光軸方向の移動量が制限されているため、そのフォーカス位置に寸法校正用試料を配置することができない。
本発明の目的は、ユーセントリック型のサイドエントリー方式の試料ステージを有する荷電粒子線装置において、試料ステージの光軸方向の可動範囲以外のフォーカス位置にて、寸法校正ができる手段を提供することにある。
本発明の荷電粒子線装置のサイドエントリー方式の試料ステージの試料ホルダーには、寸法校正用試料用の試料台が装着される。寸法校正用試料用の試料台は、試料ホルダーの凹部に係合するホルダー装着部と、寸法校正用試料を保持する試料貼付部と、ホルダー装着部に対して寸法校正用試料の位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構と、を有する。
本発明によると、表示装置にて、寸法校正用試料における寸法校正に利用可能な範囲を表示し、同時に、既に寸法校正に使用した位置を表示する。また、既に寸法校正を行った条件に基づいて抽出した寸法校正履歴情報を表示する。
本発明によると、試料ステージの光軸方向の可動範囲以外のフォーカス位置にて、寸法校正ができる。
図1を参照して、本発明の荷電粒子線装置の例として走査電子顕微鏡を説明する。本例の走査電子顕微鏡は、電子銃1、第一収束レンズ3、第二収束レンズ4、偏向コイル6、対物レンズ5、試料7を保持する試料ステージ8、二次電子検出器9、増幅器10、制御装置11、信号処理装置12、表示装置13、及び、入力装置14を有する。
本例の走査電子顕微鏡は、インレンズ方式である。インレンズ方式では、試料ステージ8に保持された試料7は、図示のように、対物レンズ5の内部に配置される。
第一収束レンズ3、第二収束レンズ4、対物レンズ5、及び、偏向コイル6は制御装置11により制御される。試料ステージ8は、入力装置14から入力された情報により、制御装置11を介して制御される。
電子銃1より発生した電子ビーム2は、第一収束レンズ3、及び、第二収束レンズ4によって集束され、偏向コイル6によって偏向され、対物レンズ5によって、試料7上に収束される。こうして、電子ビーム2は、試料7上を走査する。試料7から発生した二次電子は、二次電子検出器9によって検出される。検出信号は、増幅器10で増幅され、信号処理装置12により映像信号に変換され画像データとして蓄積される。また画像データは、表示装置13に表示される。
ところで、走査電子顕微鏡では、コンタミネーションの問題がある。試料上に電子線を照射すると、表面が汚染されてダメージを受ける。そのため、試料上の既に観察した領域を再度観察すると、正確な寸法測定ができない。従って、寸法校正においても、寸法校正済みの位置において、重複して寸法校正を行うことは好ましくない。
本発明によると、寸法校正に利用可能な範囲の情報と共に寸法校正済みの位置を表示する。そのため、寸法校正用試料上にて新規に寸法校正に用いる位置を指定することが容易である。
本発明によると、表示装置13に寸法校正の履歴情報を表示することができる。オペレータが入力装置14を介して、寸法校正条件を入力すると、信号処理装置12は、記憶装置から、同一の寸法校正条件によって既に実行された寸法校正があるか否かを判定し、同一の寸法校正条件による寸法校正履歴情報を抽出し、それを表示装置13に表示する。
従って、オペレータは、過去の寸法校正履歴上方から、所望の使用頻度や寸法校正条件を容易に把握できるようになる。
図2を参照して、本発明による試料ステージ8の詳細を説明する。本例の試料ステージ8は、ユーセントリックタイプのサイドエントリー型試料ステージである。このような試料ステージは、通常、小型の試料観察に用いられるインレンズ方式の高分解能走査形電子顕微鏡にて用いられる。
本例の試料ステージ8は、上磁極5a及び下磁極5bによって構成される対物レンズ5の側面に設けられている。試料ステージ8は、試料ホルダー81と、試料ホルダー81を保持する傾斜筒82と、傾斜筒82を回転可能に保持する回転機構83とを有する。試料7は、試料ホルダー81の先端に固定される。ここで、電子ビーム2の光軸をZ軸、紙面に垂直に且つZ軸に垂直にY軸、Y軸及びZ軸に垂直にX軸を設定する。試料ホルダー81が初期位置にあるとき、試料ホルダー81の軸線は、X軸上にある。
傾斜筒82は、球体軸受け84によって、鏡体21aに保持されている。従って、傾斜筒82は、球体軸受け84の中心の周りに自由に立体的に回転させることができる。傾斜筒82は、駆動機構85を介して回転機構83に装着されている。傾斜筒82は駆動機構85によって、Y軸方向及びZ軸方向に沿って移動可能である。
試料ホルダー81の周囲にはOリング806が装着されている。このOリング806によって、鏡体21a、21bの内部の真空雰囲気と外部の大気圧の間がシールされる。
反対側の鏡体21bには、駆動機構86が設けられている。駆動機構86の中心軸線は、X軸上にある。駆動機構86の先端部は、試料ホルダー81の先端に接続されている。駆動機構86は、試料ホルダー81の先端をX軸方向に沿って駆動する。
図3は、本発明による試料ホルダー例を示す。試料ホルダー81は、先端部801、支持棒803、根元部804、及び、グリップ805を有する。図示のように、先端部801、支持棒803、根元部804、グリップ805の順に外径が大きくなっている。従って、先端部801の外径は最も小さく、グリップ805の外径は最も大きい。先端部801には、試料を搭載する試料搭載部802が形成されている。根元部804には、Oリング806とガイドピン807が設けられている。Oリング806は、図2を参照して説明したように、試料ホルダー81の先端部が配置された真空排気された鏡体21a、21b内と、試料ホルダー81のグリップ805が配置された大気圧の外気の間をシールする。ガイドピン807は、試料ステージ8の位置決めに用いられる。
図4は、本発明による試料ホルダーの先端部801に形成された試料搭載部802の例を示す。試料搭載部802は、凹部31を有する。この凹部31内に、試料台32と試料台押さえ33が並んで挿入されている。従って、凹部31は、試料台32と試料台押さえ33の両者を収容することができるような寸法を有する。試料台32の上には、試料7が保持されている。試料台押さえ33は、L字形に形成されており、上側部33Aと足部33Bを有する。上側部33Aは、支持棒803に形成された凹部803Aに係合するように構成されている。一方、足部33Bは、試料台32と凹部31の内壁の間に挿入される。試料台押さえ33の足部33Bが、試料台32と凹部31の内壁の間の空間内にて移動可能な範囲にて、試料台押さえ33は移動可能である。
試料台32の両側の側面には突起32A、32Bが設けられている。一方、凹部31の内壁には、溝状のガイド31Aが形成されている。更に、試料台押さえ33の足部33Bには、溝状のガイド33Cが形成されている。試料台32の両側の突起32A、32Bは、凹部31の内壁のガイド31Aと、試料台押さえ33の足部33Bのガイド33Cに、それぞれ係合するように構成されている。
試料台32の形状は、試料7の形状及び寸法、更に、観察の方向及び目的によって、変更することが必要である。試料台32の形状が変化しても、試料台32の両側には、図示のような突起32A、32Bを設ける必要がある。本例では、試料台32は、取り外し可能は構造となっているため、試料台32の形状を容易に変更することが可能である。
図5を参照して、本発明の本発明による試料ホルダーに寸法校正用試料を装着する方法を説明する。寸法校正を行う場合には、試料7の代わりに寸法校正用試料7Aを試料台32の上に装着する。試料台32は、図4に示したように、試料ホルダーの先端部801に形成された試料搭載部802の凹部31に装着される。図5では、試料台押さえ33の図示は省略されている。試料の走査像を得る場合と同様に、寸法校正用試料7Aに電子線を照射し、寸法校正用試料7Aから発生した二次電子を、二次電子検出器9によって検出する。検出信号は、増幅器10で増幅され、信号処理装置12により映像信号に変換され画像データが得られる。この画像データより、信号処理装置12によって、寸法計測がなされる。寸法校正は、偏向コイル6の制御や、信号処理装置12に記録した倍率係数により行われる。
図6〜図8を参照して、本発明の寸法校正用試料用の試料台の例を説明する。本発明によると、寸法校正用試料7Aを、電子線の光軸に沿って異なる位置に配置することができる。従って、異なるフォーカス位置において、寸法校正用試料7Aを用いて、寸法校正を行うことができる。
図6を参照して、本発明の寸法校正用試料用の試料台の第1の例を説明する。本例の試料台は、両端に突起321A、321Bが設けられたホルダー装着部321と、その上に装着された試料貼付部322とを有する。試料貼付部322はベース部322Aとその上に突出した台座部322Bを有する。試料貼付部322のベース部322Aは、ネジ323によって、ホルダー装着部321に固定される。試料貼付部322の台座部322Bの上には、寸法校正用試料7Aが配置される。参照符号7Bは、寸法校正用試料7Aの表面の一部を拡大して示す。寸法校正用試料7Aは、シリコンウェハに形成された連続パターンを有する。この連続パターンの寸法の既知であり、寸法精度は、第3者機関によって保証されている。例えば、240nmピッチの連続パターンを有する寸法校正用試料7Aが知られている。近年では、100nmピッチの連続パターンを有する寸法校正用試料7Aも知られている。
こうして寸法校正用試料用7Aが装着された試料台32を、図4に示したように試料ホルダー81の先端部801に形成された試料搭載部802に装着する。この場合、ホルダー装着部321の両側の突起321A、321Bは、それぞれ、凹部31の溝状のガイド31A及び試料台押さえ33の足部33Bの溝状のガイド33Cに係合する。
次に、図5に示したように、寸法校正用試料7Aを観察する。寸法校正用試料7Aの連続パターンは、表示装置13に表示される。信号処理装置12は、連続パターンのピッチ寸法を測定する。この測定値を既知の寸法値によって校正することにより、倍率の校正を行う。
図7A及び図7Bを参照して、本発明の寸法校正用試料用の試料台の第2の例を説明する。図6の試料台と比較して、本例の試料台では、ホルダー装着部321に対して寸法校正用試料7Aの位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構が設けられている点が異なる。本例では、位置調節機構として、ホルダー装着部321と試料貼付部322の間に調節板が挿入されている。図7Aの例では、1枚の調節板324が挿入され、図7Bの例では、同一厚さの2枚の調節板324、325が挿入されている。
ホルダー装着部321と試料貼付部322の間に挿入された調節板は、ネジ323によって固定されている。図6の例と同様に、この試料台を、試料ホルダー81の先端部801に形成された試料搭載部802に装着する。試料ホルダー81に対するホルダー装着部321の相対的な位置は、図6の例の場合と同様であり、常に一定である。従って、図6の例と比較すると、本例では、調節板の厚み分だけ寸法校正用試料7Aの位置が光軸方向に沿って変化している。図6の場合の寸法校正用試料7Aの位置を基準位置とする。調節板324の板厚が1mmならば、図7Aの例では、寸法校正用試料7Aの位置は基準位置より+1mmだけ、光軸方向に沿って、電子銃1に近づくほうに、移動している。従って、図7Aの試料台では、基準位置より+1mmの位置での寸法校正が可能になる。図7Bの試料台では、寸法校正用試料7Aの位置は基準位置より+2mmだけ、光軸方向に沿って、電子銃1に近づくほうに、移動している。従って、本例の試料台では、基準位置より+2mmの位置での寸法校正が可能になる。
図7Bでは、同一厚さの2枚の調整板324、325を用いる場合を説明したが、3枚以上の調整板を用いてもよい。また、同一の厚さの複数の調整板を用いる代わりに、それに相当する1枚の調整板を用いてもよい。
図6及び図7を参照して説明した例では、調節板324の厚みや枚数を変化させることによって、基準位置に対して任意の位置に寸法校正用試料を移動することができる。しかしながら、以下に説明するように、試料貼付部322の位置が可動なように構成してもよい。
図8を参照して、本発明の寸法校正用試料用の試料台の第3の例を説明する。図6の試料台と比較して、本例の試料台では、ホルダー装着部321に対して寸法校正用試料7Aの位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構が設けられている点が異なる。本例では、位置調節機構として、位置試料貼付部322の下に突起部322Cが設けられ、ホルダー装着部321に凹部321Cが設けられている。突起部322Cは丁度凹部321Cに挿入するように構成されている。従って、試料貼付部322は、ホルダー装着部321に対して、光軸方向に沿って移動することができるが、X軸方向及びY軸方向には移動することはできない。
突起部322Cと凹部321Cの間には、突起部322Cを持ち上げるためのバネが設けられている。このバネによって、試料貼付部322は常に上方に持ち上げられている。本例では、2つのネジ323は、ホルダー装着部321を押えるために設けられている。即ち、2つのネジ323を緩めることによって、ホルダー装着部321は上昇し、2つのネジ323を締めることによって、ホルダー装着部321は下降する。こうして本例では、ネジ323によって、寸法校正用試料の位置を調整することができる。
図6から図8に示した例では、2本のネジ323を用いる。2本のネジ323を使用することによって、ホルダー装着部321に対する、試料貼付部322の光軸回りの回転と水平方向の移動が阻止される。従って、寸法校正用試料7Aが光軸方向に移動しても、寸法校正用試料7A上の観察位置は変化しない。尚、試料貼付部322の光軸回りの回転と水平方向の移動を阻止する手段として、ここでは、2本のネジを用いたが、他の手段を用いてもよい。
図6から図8に示した例では、寸法校正用試料7Aは、試料貼付部322の台座部322Bに配置されている。従って、寸法校正用試料7Aは、台座部322Bの高さだけ、ネジ323の取付面より高い位置に配置されている。従って、ネジ323の締付けによって、粉塵等の異物が発生しても、それが、寸法校正用試料7Aの表面に付着することを防止することができる。なぜなら、このような異物は、横に飛ばされることはあっても、舞い上がってより高い位置に運ばれる可能性は低いからである。
図6から図8の例において、試料台32を構成する部品は、導電性を有する非磁性体の材料によって製造する。このため、電子ビーム2を寸法校正用試料7Aに照射しても、試料台32が帯電(チャージアップ)することはない。従って、試料台32が、電子ビーム2の軌道に影響を与える磁場を生成することはない。磁性による走査像の歪は無い。
図9を参照して本発明による走査電子顕微鏡における寸法校正処理を説明する。ステップS101にて、表示装置13に寸法校正用試料7Aの寸法校正に利用可能な範囲を表示する。寸法校正に利用可能な範囲の情報と共に寸法校正済みの位置を表示する。上述のように、既に寸法校正に利用した位置で再度寸法校正を行うと、コンタミネ−ションに起因して、誤差が生じる。そこで、既に寸法校正に利用した位置をオペレータが指定しないように、表示する。
ステップS102にて、オペレータは、入力装置14より寸法校正に利用する位置を入力する。この時、オペレータが入力した位置が、既に寸法校正に利用した位置と重なる場合には、表示装置13にエラーを表示し、入力を拒否する。
なお、既に寸法校正に利用した位置は、座標と寸法校正倍率から計算できる。しかしながら、試料ステージ8の制御精度のばらつきや、寸法校正倍率の条件変更等に起因して、計算によって得た位置と、実際の視野内の位置の間には差が生じる。そのため、試料ステージ8の制御精度のばらつき値を考慮し、寸法校正可能な最低倍率による視野を既使用視野として管理してもよい。
ステップS103にて、ステップS102にて指定した、寸法校正に利用する位置が、視野の中心に配置されるように、試料ステージ8を移動する。ステップS104にて、寸法校正を実施する。寸法校正時の視野の中心座標と寸法校正条件を保存する。寸法校正条件は、日時、寸法校正倍率、加速電圧、フォーカス位置、及び、各種レンズ条件等の倍率を決定するパラメータを含む。
また、ステップS101にて、表示装置13に表示した画面には、ステップS104にて保存された寸法校正条件から、日時、寸法校正倍率、加速電圧、フォーカス位置、レンズ条件の情報をピックアップして表示することもできる。
本例によると、寸法校正を行うと、寸法校正に利用した位置の二次元座標と寸法校正条件を記憶装置に記録する。こうして、既に寸法校正に利用した位置で再度寸法校正を行うことを回避することができる。即ち、コンタミネ−ションの問題を容易に回避することができる。記憶装置に記憶した寸法校正条件から、寸法校正履歴の情報を、表示装置13に表示することができる。従って、使用頻度や校正条件の把握が容易になる。
本発明によると、試料台を交換するだけで、寸法校正用試料を、光軸方向に沿って移動させることができる。従って、複数のフォーカス位置にて、寸法校正が可能である。更に、寸法校正用試料が光軸方向に沿って可動であるため、試料ステージの光軸方向の可動範囲以外のフォーカス位置における寸法校正が可能である。
本発明によると、簡単な操作によって、寸法校正用試料を光軸方向に沿って移動させることができる。更に、本発明の試料台では、寸法校正用試料の位置はネジより高い位置に配置されている。従って、寸法校正用試料の位置を調節するために、ネジを回しても、それによって生ずる粉塵等の異物が、寸法校正用試料の表面に付着することを低減することができる。
また、試料台は導電性材料によって形成されているため、寸法校正用試料を任意のフォーカス位置で観察しても、試料台がチャージアップすることがなく、試料台が電子ビームの軌道に影響を与えることはない。
本発明によると、寸法校正に利用可能な範囲の情報と共に寸法校正済みの位置を表示する。そのため、寸法校正用試料上にて新規に寸法校正に用いる位置を指定することが容易である。更に、寸法校正条件を来歴表示できる。そのため、オペレータは所望の使用頻度や寸法校正条件を容易に把握できるようになる。
以上本発明の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者によって容易に理解されよう。
本発明による荷電粒子線装置の例の構成を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置のユーセントリック型のサイドエントリー方式の試料ステージの例を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置のユーセントリック型のサイドエントリー方式の試料ステージの試料ホルダーの例を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置の試料ホルダーの先端の例を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置の試料ホルダーの先端に寸法校正用試料を搭載して電子線を照射する方法を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置の寸法校正用試料を搭載した試料台の第1の例を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置の寸法校正用試料を搭載した試料台の第2の例を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置の寸法校正用試料を搭載した試料台の第3の例を示す図である。 本発明による荷電粒子線装置の寸法校正時の処理を示す図である。
符号の説明
1…電子銃、2…電子ビーム、3…第一収束レンズ、4…第二収束レンズ、5…対物レンズ、5a…上磁極、5b…下磁極、6…偏向コイル、7…試料、7A…寸法校正用試料、8…試料ステージ、9…二次電子検出器、10…増幅器、11…制御装置、12…信号処理装置、13…表示装置、14…入力装置、21a、21b…鏡体、31…凹部、31A…ガイド、32…試料台、32A,32B…突起、33…試料台押さえ、33A…上側部、33B…足部、33C…ガイド、81…試料ホルダー、82…傾斜筒、83…回転機構、84…球体軸受け、85,86…駆動機構、321…ホルダー装着部、321A,321B…突起、321C…凹部、322…試料貼付部、322A…ベース部、322B…台座部、322C…突起部、323…ネジ、324,325…調節板、801…先端部、802…試料搭載部、803…支持棒、804…根元部、805…グリップ、806…Oリング、807…ガイドピン

Claims (19)

  1. 荷電粒子源と、該荷電粒子源からの荷電粒子線を収束するための収束レンズと、該荷電粒子線を偏向するための偏向コイルと、該荷電粒子線を試料上に収束する対物レンズと、試料を保持するサイドエントリー方式の試料ステージと、を有し、
    上記試料ステージは、先端に凹部を備えた試料ホルダーを有し、該試料ホルダーの凹部に、寸法校正用試料用の試料台が装着されるように構成されており、
    上記寸法校正用試料用の試料台は、上記試料ホルダーの凹部に係合するホルダー装着部と、該ホルダー装着部の上に設けられ寸法校正用試料を保持する試料貼付部と、上記ホルダー装着部に対して上記寸法校正用試料の位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構と、を有することを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、上記位置調整機構は、上記ホルダー装着部と上記試料貼付部の間に挿入された調節板によって構成されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、上記位置調整機構は、上記試料貼付部の下に設けられた突起部と上記ホルダー装着部に設けられた凹部と、を有し、上記試料貼付部の突起部が上記ホルダー装着部の凹部に係合した状態で、上記試料貼付部は上記ホルダー装着部に対して相対的に移動可能であることを特徴とする荷電粒子線装置。
  4. 請求項3記載の荷電粒子線装置において、上記試料貼付部を上記ホルダー装着部に対して離れるように押し出すためのバネが設けられ、上記試料貼付部は、上記寸法校正用試料の両側に配置された2つのネジによって上記ホルダー装着部に保持され、該2つのネジを調節することによって、上記ホルダー装着部に対する上記試料貼付部の位置を変化させることができるように構成されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  5. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、上記試料貼付部はベース部と、該ベース部の上に突出した台座部と、を有し、該台座部の上に上記寸法校正用試料が装着されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  6. 請求項5記載の荷電粒子線装置において、上記試料貼付部のベース部は上記寸法校正用試料の両側に配置された2つのネジによって上記ホルダー装着部に固定されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  7. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、上記寸法校正用試料用の試料台は導電性且つ非磁性の材料によって形成されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  8. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、上記ホルダー装着部は、上記試料ホルダーの凹部に形成された溝に係合する突起を有することを特徴とする荷電粒子線装置。
  9. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、上記試料ホルダーの凹部は、上記寸法校正用試料用の試料台に隣接して試料台押さえが収容されるように構成されており、該試料台押さえを、上記凹部の内壁と上記試料台の側面の間の空間内にて移動させることにより、上記試料台を上記凹部内に保持することを特徴とする荷電粒子線装置。
  10. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、更にオペレータが命令を入力するための入力装置と、オペレータが入力を行う画面を表示する表示装置を有し、該表示装置は、寸法校正用試料における寸法校正に利用可能な範囲を表示し、同時に、既に寸法校正に使用した位置を表示することを特徴とする荷電粒子線装置。
  11. 請求項10記載の荷電粒子線装置において、上記入力装置を介してオペレータが、既に寸法校正に使用した位置を寸法校正に使用する位置として指定した場合には、上記表示装置にエラーを表示することを特徴とする荷電粒子線装置。
  12. 請求項10記載の荷電粒子線装置において、上記表示装置は、上記入力装置によってオペレータが入力した既に寸法校正を行った条件に基づいて抽出した寸法校正履歴情報を表示することを特徴とする荷電粒子線装置。
  13. インレンズ方式の走査電子顕微鏡に用いられるサイドエントリー方式の試料ステージの試料ホルダーに用いられる試料台において、
    上記試料ホルダーの凹部に係合するホルダー装着部と、該ホルダー装着部の上に配置された試料貼付部とを有し、該試料貼付部はベース部と該ベース部の上に突出した台座部とを有し、該台座部の上に寸法校正用試料が保持されており、上記ホルダー装着部に対して上記寸法校正用試料の位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構が設けられていることを特徴とする試料台。
  14. 請求項13記載の試料台において、上記位置調整機構は、上記ホルダー装着部と上記試料貼付部のベース部の間に挿入された調節板によって構成されていることを特徴とする試料台。
  15. 請求項13記載の試料台において、上記試料貼付部のベース部は上記寸法校正用試料の両側に配置された2つのネジによって上記ホルダー装着部に固定されていることを特徴とする試料台。
  16. 請求項13記載の試料台において、上記位置調整機構は、上記試料貼付部のベース部の下に設けられた突起部と、該突起部が挿入するための上記ホルダー装着部に設けられた凹部と、上記試料貼付部を上記ホルダー装着部に対して離れるように押し出すためのバネと、該バネに抗して上記試料貼付部を上記ホルダー装着部に対して保持するための2つのネジと、を有し、該2つのネジは上記寸法校正用試料の両側に配置され、且つ、該2つのネジを調節することによって、上記ホルダー装着部に対する上記試料貼付部の位置を変化させることができるように構成されていることを特徴とする試料台。
  17. インレンズ方式の走査電子顕微鏡に用いられるサイドエントリー方式の試料ステージの試料ホルダーにおいて、
    先端に設けられた凹部と、該凹部に装着された寸法校正用試料用の試料台と、を有し、上記試料台は、上記試料ホルダーの凹部に係合するホルダー装着部と、該ホルダー装着部の上に装着され寸法校正用試料を保持する試料貼付部と、上記ホルダー装着部に対して上記寸法校正用試料の位置を光軸方向に沿って相対的に移動させるための位置調整機構と、を有することを特徴とする試料ホルダー。
  18. 請求項17記載の試料ホルダーにおいて、上記試料貼付部はベース部と該ベース部の上に突出した台座部とを有し、該台座部の上に寸法校正用試料が保持されていることを特徴とする試料ホルダー。
  19. 請求項17記載の試料ホルダーにおいて、上記試料ホルダーの凹部は、上記寸法校正用試料用の試料台に隣接して試料台押さえが収容されるように構成されており、該試料台押さえを、上記凹部の内壁と上記試料台の側面の間の空間内にて移動させることにより、上記試料台を上記凹部内に保持することを特徴とする試料ホルダー。
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