JP2008217080A - Etcシステム、車載装置及び端末 - Google Patents

Etcシステム、車載装置及び端末 Download PDF

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Abstract

【課題】ICカードのカード情報を車載装置に記憶させて利用するようにした場合でも、簡便な方法で有人出口ゲートを速やかに通過することができるようにしたETCシステムを提供する。
【解決手段】携帯電話50は、車両内において車載装置20からETC情報等を受け取り記憶する。そして、携帯電話50は料金所の収受員に渡され、携帯電話50は、ETC情報等を課金端末60へ移動させる。課金端末60は、ETC情報等を受け取ると、ETC情報等に基づいて通行料金の計算を行い、削除指令及び利用情報を生成する。そして、課金端末60のハンディ部61が収受員から運転者へ渡され、ハンディ部61から車載装置20へ利用情報等がコピーされる。車載装置20へ利用情報等がコピーされると、車載装置20からETC情報等が削除されるとともに利用情報が報知される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ETCシステム( Electric Toll Collection System)に関する。
近年、ETCシステムが広く普及している。しかし、現在のETCシステムは、接触型のICカードを車載装置に挿入して用いる形式であるため、ICカードと車載装置との間の接点不良や、運転者がICカードを挿入し忘れることにより、ETCシステムの入口ゲートや出口ゲートを正常に車両が通過できない事象が発生している。
そこで、このような問題を解決するために本願の出願人は、ICカードからカード情報を車載装置に予めコピーしておき、そのコピーしておいたカード情報をゲート通過時に利用することによってICカードがなくてもゲートを通過できるようにした発明を先に出願した(先行出願1参照)。
[先行出願1]特願2006−313377号
ところが、ETCシステムは現在も整備途中であり、ETCシステム用の路側装置が設置されていない有料道路の出口(有人出口ゲート)も存在する。このような有人出口ゲートにも対応させるため、現在のETCシステムは、有人出口ゲート通過時には入口情報(どの入口より有料道路に進入したかを示す情報)及びカード情報の記憶されたICカードを運転者が車載装置から抜出し、有人出口ゲートの収受員に渡すことによって料金の課金処理を行うようになっている。しかし、出願人が先に出願した発明の場合は、収受員にICカードを渡すことによって課金処理を行うことができない。なぜなら、ETCシステム利用時にICカードが必須ではないからである。したがって、出願人が先に出願した発明を、有人出口ゲートを通過する場合についても対応させるためには、車載装置に記憶された入口情報及びカード情報を読み出して収受員の操作する課金端末に入力する仕組みが別途必要になる。
この仕組みとしては、例えば、有人出口ゲートに設置された課金端末と車載装置とを、通信ケーブルによって接続することが考えられる。しかしながら、有料道路を通行する車両は大型車や小型車や二輪車といった多種多様の車両が通行する上、車両内において車載装置が設置された場所も様々である。このため、車載装置に記憶された入口情報及びカード情報を、通信ケーブルを用いて読み出すようにすると、通信ケーブルの取り回しの問題やゲート通過時に要する停車時間が問題になると考えられる。また、通信ケーブルを用いる替わりに、無線通信を用いることも考えられるが、入口情報及びカード情報をやりとりするためだけの無線手段を、車載装置と課金端末の両方に別途設けるのであれば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)による通信が可能な路側装置自体をゲートに設置してしまった方がよいと考えられる。
本願発明は、このような事情にかんがみなされたものであり、ICカードのカード情報を車載装置に記憶させて利用するようにした場合でも、簡便な方法で有人出口ゲートを速やかに通過することができるようにしたETCシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のETCシステムは、車載装置と第
一の端末と第二の端末とを有する。
車載装置は、車載装置側第一通信手段と、車載装置側第二通信手段と、車載装置側第三通信手段と、車載装置側記憶手段と、これらの手段を統括的に制御するとともに料金決済に必要なデータ処理(車載装置側第一通信手段を介してカード情報の送信等)を行う車載装置側制御手段とを備える。第一の端末は、第一の端末側第一通信手段と、第一の端末側第二通信手段と、第一の端末側記憶手段と、これらの手段を統括的に制御する第一の端末側制御手段とを備える。第二の端末は、第二の端末側第一通信手段と、第二の端末側第二通信手段と、第二の端末側記憶手段と、これらの手段を統括的に制御する第二の端末側制御手段とを備える。
そして、上記各制御手段は、以下のように動作する。
(1)車載装置側制御手段は、車載装置側第一通信手段を介して入口情報(どの入口より有料道路に進入したかを示す情報)を取得すると車載装置側記憶手段に記憶させ、入口情報と予め車載装置側記憶手段に記憶させておいたカード情報(課金に必要な情報であって、例えば、課金対象のクレジットカード番号や利用者番号等)とを、所定の条件を満たした際(例えば、第一の端末から要求があった際や、ユーザが車載装置自体に指示した際等)に車載装置側第二通信手段を介して第一の端末へ送信する。
(2)第一の端末側制御手段は、第一の端末側第一通信手段を介して車載装置からカード情報及び入口情報を受信すると第一の端末側記憶手段に記憶させ、第一の端末側第二通信手段を介して第二の端末からカード情報及び入口情報の送信要求を受け付けると、第一の端末側第二通信手段を介して第二の端末へカード情報及び入口情報を送信する。
(3)第二の端末側制御手段は、第二の端末側第二通信手段を介して第一の端末へ送信要求を行った後、第二の端末側第二通信手段を介して第一の端末からカード情報及び入口情報を受信すると、受信したカード情報及び入口情報に基づいて課金情報を生成し、所定の条件を満たした際(例えば、車載装置から要求があった際や、ユーザが第二の端末自体に指示した際や、第二の端末と車載装置とが通信可能になった際等)に、第二の端末側第一通信手段を介して車載装置へ課金情報を送信する。なお、課金情報というのは、例えば、通行料金の情報や、課金処理の一部又は全部が正常に実行できた旨の通知情報等、課金に関する情報である。
(4)車載装置側制御手段は、車載装置側第三通信手段を介して第二の端末から課金情報を受信すると、車載装置側記憶手段に記憶されている入口情報を削除する。
このようなETCシステムは、例えば、以下のような運用がなされることになる。
運転者は有人出口ゲートに到着すると、カード情報及び入口情報を車載装置から第一の端末へコピーさせ、第一の端末を有人出口ゲートの収受員に渡す。第一の端末を受け取った収受員はカード情報及び入口情報を第二の端末へコピーさせ、第二の端末にて課金情報を生成させる。そして、収受員は第二の端末を運転者へ渡し、運転者は第二の端末に記憶されている課金情報を車載装置にコピーさせ、車載装置にて入口情報を削除させる。その後、運転者は第二の端末を収受員に返すとともに収受員から第一の端末を返してもらう。なお、課金サーバに対して課金依頼を行う処理は、課金情報が生成された際に行われるようになっていてもよいし、第二の端末が運転者から収受員に返された後に収受員が第二の端末を操作すること等によって行われるようになっていてもよい。
したがって、本願の出願人が先に出願した発明のように、カード情報を車載装置に記憶
させて利用するようにした場合でも、有人出口ゲートにおいて通行料金の課金が可能になる。しかも、その際、通信ケーブルを用いなくても、課金が可能なため、通信ケーブルの取り回し等の問題が生じない。
ところで、第一の端末から第二の端末へカード情報及び入口情報がコピーされた後に、第一の端末内にカード情報及び入口情報が残ったままになっていると、その情報が利用されて別の機会や別の有人出口ゲートにおいて課金が行われるおそれがある。したがって、そのような不正を防止するため、第一の端末側制御手段は、カード情報及び入口情報を第二の端末へ送信すると、第一の端末側記憶手段からカード情報及び入口情報を消去させるようになっているとよい(請求項2)。
このようになっていれば、第二の端末へカード情報及び入口情報がコピーされた後に第一の端末内に残ったカード情報及び入口情報が、別の機会や別の有人出口ゲートにおいて課金に用いられることを防止できる。
また、入口情報が記憶された第一の端末同士がサービスエリア等で交換されることにより、別の車両の入口情報によって課金が行われるおそれもある。したがって、そのような不正を防止するため、第一の端末側制御手段は、カード情報及び入口情報を第一の端末側記憶手段に記憶させた後、所定時間後にカード情報及び入口情報を第一の端末側記憶手段から消去させるようになっているとよい(請求項3)。ここでいう「所定時間」というのは、1,2のIC(インターチェンジ)間しか移動できず、第一の端末を交換するメリットをほとんどもたらさない程度の時間(例えば10分〜20分)や、IC間の移動が実際上不可能な程度の時間(例えば3分)が考えられる。
このようになっていれば、別の車両の入口情報によって課金が行われ可能性を最小限に抑えることができる。
また、一台の車載装置から複数の第一の端末へ同一のカード情報や入口情報がコピーできるようになっていると、そのコピーされた情報が別車両の通行料金の課金時に利用される可能性が発生する。したがって、そのような不正を防止するため、車載装置側制御手段は、カード情報及び入口情報を第一の端末へ送信する際に、第一の端末の固有識別情報を、車載装置側第二通信手段を介して第一の端末から取得して車載装置側記憶手段に記憶させ、以降、入口情報が車載装置側記憶手段から消去されるまで、同一の固有識別情報を有する端末に対してのみカード情報及び入口情報を送信するようになっているとよい(請求項4)。
このようになっていれば、一台の車載装置から複数の第一の端末へ同一のカード情報や入口情報がコピーされて別車両の通行料金の課金時に利用されることを防止できる。また、車載装置から入口情報が消去されるまで(車載装置側の課金の処理が終わるまで)は同一の第一の端末には再コピーができるため、請求項3に係るETCシステムのように、コピー後、所定時間が経過することによって第一の端末からカード情報及び入口情報が消去された場合にも、再度第一の端末へカード情報及び入口情報コピーすることによって、課金を行わせることができる。
また、サービスエリア等で第一の端末同士が交換されることを防止する別の方法としては、課金対象の車両とは異なる車両の入口情報が記憶された第一の端末が有人出口ゲートで用いられた場合には、車載装置から入口情報が消去されないようになっているとよい。なぜ、入口情報が消去されないようになっていると不正の防止に役立つかというと、通常、入口情報が車載装置に残っている状態のままでは入口ゲートを通行できないため、悪用者は車載装置に入口情報が残ったままの状態になることは避けたいと考えるからである。
したがって、具体的には請求項5に記載のように、車載装置側制御手段は、カード情報及び入口情報に加えて車載装置の固有識別番号を第一の端末へ送信し、第一の端末側制御手段は、カード情報及び入口情報に加えて車載装置の固有識別番号を第二の端末へ送信するようになっているとよい。そして、第二の端末側制御手段は、前記第二の端末側第二通信手段を介して第一の端末から受信した車載装置の固有識別番号を、生成した課金情報とともに車載装置に送信し、車載装置側制御手段は、車載装置側第三通信手段を介して第二の端末から受信した車載装置の固有識別番号が当該車載装置の固有識別番号と一致する場合にのみ入口情報を削除するようになっているとよい。
このようになっていれば、課金対象の車両とは異なる車両の入口情報が記憶された第一の端末が有人出口ゲートで用いられた場合には、収受員から渡された第二の端末では車載装置の入口情報を消去できない。したがって、結果として、サービスエリア等で第一の端末同士が交換されることの防止に役立つ。
ところで、第一の端末は、ETCシステムに用いる専用端末であってもよいが、さらに電話機能を有しており、携帯電話として用いることができるようになっていると特によい(請求項6)。なぜなら、携帯電話であれば、車両の運転者又は同席者のいずれかが持っていることが多いと考えられるが、第一の端末を道路事業者が保有しているとすれば、一連の手順の最初に収受員が出口ゲートにおいて運転者に第一の端末を渡さなければならないからである。また、運転者が収受員と対面する以前に、第一の端末にカード情報等を車載装置からコピーしておくことができないからである。
それに対し、第一の端末が携帯電話であれば、車両の運転者又は同席者のいずれかが持っていると考えられるため、運転者が収受員と対面する以前に、第一の端末にカード情報等を車載装置からコピーしておくことができる。したがって、出口ゲートでの手続をスムーズに行うことができる。
以上、請求項1〜請求項6に記載したETCシステムについて述べたが、上述したようなETCシステムに用いる車載装置、第一及び第二の端末をそれぞれ単体で構成して市場に流通させてもよい(請求項7〜請求項13)。それぞれを単体で構成しても、対応した端末や車載装置と組み合わせることによって上述した効果を奏する。また、請求項14に記載したETCシステムであっても、請求項1に記載したETCシステムと同様の効果を奏する。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1は、ETCシステム10の構成を示すブロック図である。ETCシステム10は、車両に搭載された車載装置20と、有料道路の入口ゲート、出口ゲートに設けられている路側装置30と、課金処理に必要な情報を記憶するICカード40と、車両の乗員が所有する携帯電話50と、有人出口ゲートに設置された課金端末60とを備える。なお、図1には車載装置20、路側装置30、ICカード40、携帯電話50及び課金端末60が1台ずつ記載されているが、通常は、システム全体で複数台存在する。
次に、車載装置20の詳細について図2(a)のブロック図を用いて説明する。車載装置20は、車両に搭載されて用いられるETC用の車載装置であり、無線アンテナ21と
、DSRC部22と、HMI23と、SAM24と、非接触通信インターフェース25と、記憶部26と、制御部27とを備える。
無線アンテナ21は、DSRC用のアンテナである。
DSRC部22は、無線アンテナ21を介してDSRCによる情報の送受信を行う部位である。なお、通信対象は路側装置30である。
HMI23は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェース(Human Machine Interface)を提供する部位である。具体的には、操作ボタンやLEDやスピーカ等から構成される。
SAM24は、路側装置30との通信情報の暗号化・復号化、及び、固有識別情報(管理番号、形式登録番号、車両のナンバー等)の暗号化・復号化を行う。(※SAM:Secure Application Module)
非接触通信インターフェース25は、ICカード40及び携帯電話50と、非接触の近距離無線通信を行うための機能を有する部位である。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい(その場合はICカード40及び携帯電話50が接触型の通信インターフェースを有している必要がある)。
記憶部26は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
制御部27は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、DSRC部22、HMI23、SAM24、非接触通信インターフェース25及び記憶部26をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
次に、携帯電話50の詳細について図2(b)のブロック図を用いて説明する。携帯電話50は、車両の乗員が保有している携帯電話であり、無線アンテナ51、公衆通信部52、HMI53、非接触通信インターフェース54、記憶部55、及び、制御部56を備える。
無線アンテナ51は、無線公衆回線網に無線接続するためのアンテナである。
公衆通信部52は、無線アンテナ51を介して無線通信(例えば、CDMA等の通信)によって情報の送受信を行う機能を有する部位である。
HMI53は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェースを提供する部位である。具体的には、操作ボタンや液晶ディスプレイやスピーカやマイク等から構成される。
非接触通信インターフェース54は、車載装置20及び課金端末60と非接触の近距離無線通信を行うための機能を有する部位である。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい(その場合は車載装置20及び課金端末60が接触型の通信インターフェースを有している必要がある)。
記憶部55は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
制御部56は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、公衆通信部52、H
MI53、非接触通信インターフェース54及び記憶部55をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
次に、課金端末60の詳細について図3のブロック図を用いて説明する。課金端末60は、有人出口ゲートに設置された端末であり、ハンディ部61と本体部71とから構成される。ハンディ部61は、本体部71とは別筐体で構成されており、本体部71と分離して利用することができるようになっている。なお、ハンディ部61の大きさや重さは、人が片手で握ることができる程度の大きさである。一方、本体部71は、据え置き型の筐体であり、出口ゲートの収受員のボックス内に固定されて設置されている。
ハンディ部61は、HMI62、記憶部63、非接触通信インターフェース64、無線LANインターフェース65、SAM67、及び、制御部66を備える。
HMI62は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェースを提供する部位である。具体的には、操作ボタンや液晶ディスプレイやスピーカ等から構成される。
記憶部63は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、フラッシュメモリ)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
非接触通信インターフェース64は、車載装置20及び携帯電話50と非接触の近距離無線通信を行うための機能を有する部位である。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい(その場合は車載装置20及び携帯電話50が接触型の通信インターフェースを有している必要がある)。
無線LANインターフェース65は、本体部71と無線LAN(例えばIEEE802.11b等)による通信を行うための機能を有する部位である。
SAM67は、情報の暗号化・復号化を行う。
制御部66は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、HMI62、記憶部63、非接触通信インターフェース64、及び、無線LANインターフェース65をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
一方、本体部71は、HMI72、記憶部73、無線LANインターフェース74、WANインターフェース75、及び、制御部76を備える。
HMI72は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインターフェースを提供する部位である。具体的には、キーボードや液晶ディスプレイやスピーカ等から構成される。
記憶部73は、記憶保持動作が不要なデバイス(例えば、ハードディスク)から構成され、各種の情報を記憶することができる。
無線LANインターフェース74は、ハンディ部61と無線LAN(例えばIEEE802.11b等)による通信を行うための機能を有する部位である。
WANインターフェース75は、ETCシステムの課金サーバ等とWAN回線(専用線等)を介して通信を行うための機能を有する部位である。
制御部76は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、HMI72、記憶部73、無線LANインターフェース74、及び、WANインターフェース75をプログラムに基づいて統括的に制御する部位である。
[動作の説明]
次に、ETCシステム10の動作について説明する。
(1)車載装置20へのカード情報の記憶について
まず、ICカード40から車載装置20へカード情報が登録される処理の様子と、有料道路の入口ゲートで実行される処理の様子について、図4のシーケンス図を用いて説明する。
車載装置20において、HMI23(具体的には操作ボタン)を介してユーザからカード情報のコピーが指示されると、車載装置20の制御部27は、ICカード40に対してカード情報を要求する(S100)。カード情報というのは、有料道路の通行料金の課金に必要な情報であり、カード番号、有効期限、カード会社番号等である。なお、ICカード40に記憶されたカード情報は、暗号化されている。
車載装置20からカード情報の要求を受けたICカード40は、カード情報を車載装置20へ送信する(S105)。
カード情報を受信した車載装置20の制御部27は、受信したカード情報をSAM24によって復号化した後、記憶部26に記憶させる(S110)。
その後、車載装置20を搭載した車両が入口料金所に到達したとする。すると、車載装置20の制御部27は、路側装置30から送信されたBST(Beacon Service Table)信号を受信し(S115)、その信号に応答してVST(Vehicle Service Table)信号を、路側装置30へ送信する(S120)。そして、車載装置20の制御部27は、記憶部26に記憶させておいたカード情報と、予め記憶部26に記憶されている車載装置20の固有識別情報(管理番号、形式登録番号、車両のナンバー等)とをSAM24に暗号化させ、路側装置30へDSRC部22を介して送信する(S125)。
車載装置20よりカード情報と車載装置20の固有識別情報とを受け取った路側装置30は、路側装置30が内蔵するSAMによりこれらの情報を復号化し、復号化したこれらの情報と入口情報(どのインターチェンジの入口を通過したのかを特定するための情報)とから所定のアルゴリズムにしたがってETC情報を生成する。そして、生成したETC情報を図示しないSAMに暗号化させて車載装置20へ送信する(S130)。
路側装置30よりETC情報を受け取った車載装置20の制御部27は、その受け取ったETC情報をSAM24により復号化し、復号化したETC情報を記憶部26に記憶させる(S135)。なお、出口ゲートに路側装置30が設置されている場合(つまり、有人出口ゲートではない場合)は、車載装置20の制御部27は、出口ゲートに設置された路側装置30からの要求にしたがって記憶部26からETC情報が読み出し、SAM24によって暗号化させて路側装置30へ送信する(この説明については省略する)。
(2)有人出口ゲートにおける処理全体の流れについて
次に、カード情報を車載装置20に記憶させて利用する場合の有人出口ゲートにおける処理の全体について、図5の説明図を用いて説明する。
まず、車内において、車載装置20から携帯電話50へ、ETC情報(入口情報、カー
ド情報、車載装置20の固有識別情報)及び車載装置20の固有識別情報がコピーされるとともに、携帯電話50から車載装置20へ携帯電話50の固有識別情報がコピーされる。なお、ETC情報と車載装置20の固有識別情報は改ざんされることを防止するため、車載装置20のSAM24によって暗号化された上でコピーされる。また、車載装置20の固有識別情報は、ETC情報内に存在するものと単体で存在するものとがあるが、ETC情報内の固有識別情報は、課金端末60で課金の際に用いられる情報であり、単体の固有識別情報は、車載装置20でETC情報等を削除する際(具体的には、後述するS410実行の際)に用いられる情報であり、用途が区別されている。
次に、携帯電話50が料金所の収受員に渡され、料金所内で携帯電話50から課金端末60へ、ETC情報と車載装置20の固有識別情報とが移動され、携帯電話50の固有識別情報がコピーされる。そして、課金端末60において料金が計算され、課金端末60のハンディ部61が収受員から運転者に渡される。
課金端末60のハンディ部61が運転者に渡されると、ハンディ部61から車載装置20へ、削除指令、車載装置20の固有識別情報、携帯電話50の固有識別情報、利用情報とが渡される。すると、車載装置20に記憶されている車載装置20の固有識別情報と、ハンディ部61から渡された車載装置20の固有識別情報とが一致し、かつ、車載装置20に記憶されている携帯電話50の固有識別情報と、ハンディ部61から渡された携帯電話50の固有識別情報とが一致するか否かが確認され、共に一致する場合には、車載装置20からETC情報と携帯電話50の固有識別情報とが削除される。
以下、これらの各処理の詳細について説明する。
(3)車載装置20及び携帯電話50間の処理
まず、車載装置20及び携帯電話50間の処理について、図6のシーケンス図を用いて説明する。
携帯電話50のHMI53(具体的には操作ボタン)を介してユーザからETC情報のコピーが指示されると、携帯電話50の制御部56は、非接触通信インターフェース54を介して車載装置20にETC情報を要求する(S205)。
携帯電話50からETC情報の要求を受けた車載装置20の制御部27は、記憶部26に携帯電話50の固有識別情報(例えば、端末シリアルナンバー、電話番号等)が記憶されているか否かを判定する(S210)。なお、ここでいう「携帯電話50の固有識別情報」というのはETC情報内の固有識別情報ではなく、単体の固有識別情報である(図5参考)。記憶部26に携帯電話50の固有識別情報が記憶されていると判定した場合は(S210:Yes)、後述するS215を実行し、記憶部26に携帯電話50の固有識別情報が記憶されていないと判定した場合は(S210:No)、S215〜S225の処理をスキップし、S230を実行する。
記憶部55に携帯電話50の固有識別情報が記憶されていると車載装置20の制御部27が判定した場合、制御部27は携帯電話50に対し、携帯電話50の固有識別情報を要求する(S215)。
固有識別情報を要求された携帯電話50の制御部56は、予め記憶部55に記憶されている携帯電話50の固有識別情報を車載装置20へ送信する(S220)。なお、予め記憶部55に記憶されている固有識別情報の替わりに、制御部56がユニークな番号や文字列を生成し、その生成した番号や文字列を携帯電話50の固有識別情報として用いてもよい。
携帯電話50の固有識別情報を受信した車載装置20の制御部27は、記憶部26に記憶されている携帯電話50の固有識別情報と、受信した携帯電話50の固有識別情報とが一致するか否かを判定する(S225)。一致する場合には、引き続き処理を続行し、一致しない場合にはHMI53(具体的にはスピーカや液晶ディスプレイ)を介してユーザへエラーを通知し、以降、処理を続行しない。
受信した固有識別情報と記憶部26に記憶されている固有識別情報とが一致すると判定した場合(S225:Yes)、及び、S210において記憶部26に携帯電話50の固有識別情報が記憶されていないと判定した場合は(S210:No)、車載装置20の制御部27は、記憶部26に記憶されているETC情報と、車載装置20の固有識別情報とを携帯電話50へ送信する(S230)。なお、これら情報はSAM24にて暗号化して携帯電話50へ送信する。
ETC情報と車載装置20の固有識別情報とを受信した携帯電話50の制御部56は、受信したETC情報と車載装置20の固有識別情報とを記憶部55に記憶する(S235)。そして、制御部56は、予め記憶部55に記憶されている携帯電話50の固有識別情報を車載装置20へ送信する(S220)。なお、S220において既に携帯電話50の固有識別情報を送信している場合は、固有識別情報の送信を省略してもよい。
携帯電話50の固有識別情報を受信した車載装置20の制御部27は、受信した携帯電話50の固有識別情報を記憶部55に記憶させる(S245)。なお、この記憶させた固有識別情報が、上述したS210の判定で参照される情報である。
(4)携帯電話50及び課金端末60間の処理について
次に、上記(3)によりETC情報等が記憶された携帯電話50が、運転者から有人出口ゲートの収受員に渡された後に実行される携帯電話50及び課金端末60間の処理について図7のシーケンス図を用いて説明する。
携帯電話50から課金端末60へのETC情報等を移動させる旨の指示が、課金端末60のハンディ部61のHMI62(具体的には操作ボタン)を介して収受員からなされると、課金端末60の制御部66は、非接触通信インターフェース64を介して携帯電話50に、ETC情報、車載装置20の固有識別情報、及び、携帯電話50の固有識別情報を要求する(S305)。
要求を受け取った携帯電話50の制御部56は、これら情報を記憶部55から読み出して非接触通信インターフェース54を介して課金端末60へ送信する(S310)。
これらの情報を受け取った課金端末60のハンディ部61の制御部66は、ETC情報と車載装置20の固有識別情報とを削除する指令を携帯電話50へ送信する(S315)。
この指令を受け取った携帯電話50の制御部56は、ETC情報と車載装置20の固有識別情報とを記憶部55から削除する(S320)。
一方、課金端末60のハンディ部61の制御部66は、ETC情報を復号化し、所定のアルゴリズムにしたがってETC情報から、カード情報と、車載装置20の固有識別情報と、入口情報とを抽出する。そして、これらの情報に基づいて通行料金を計算し(S325)、利用情報(通行料金、利用日時等から構成される情報)を生成し(S330)、記憶部63に記憶させる。
(5)課金端末60及び車載装置20間の処理について
次に、上記(4)により利用情報が生成された課金端末60のハンディ部61が、収受員から運転者に渡された後に実行される課金端末60及び車載装置20間の処理について図8のシーケンス図を用いて説明する。
車載装置20に記憶された情報を削除する旨の指示が、課金端末60のハンディ部61のHMI62(具体的には操作ボタン)を介して運転者からなされると、課金端末60のハンディ部61の制御部66は、非接触通信インターフェース64を介して車載装置20へ、削除通知、車載装置20の固有識別情報、携帯電話50の固有識別情報、及び、利用情報を送信する(S405)。
これらの情報等を受け取った車載装置20の制御部27は、受け取った車載装置20の固有識別情報と、記憶部26が記憶する車載装置20の固有識別情報とが一致するか否か、及び、受け取った携帯電話50の固有識別情報と、記憶部26が記憶する携帯電話50の固有識別情報とがそれぞれ一致するか否かを判定する(S410)。共に一致する場合は(S410:Yes)、そのまま処理を続行し、少なくともいずれか一方でも一致しない場合は(S410:No)、HMI23(具体的にはスピーカやLED)を介してユーザへエラーを通知し、以降、処理を続行しない。
続いて、車載装置20の制御部27は、ETC情報と携帯電話50の固有識別情報とを記憶部26から削除する(S415)。削除を完了すると、非接触通信インターフェース25を介して課金端末60のハンディ部61へ削除が完了した旨を通知する(S420)。そして、S405において受信した利用情報によって利用履歴を更新する(S425)。この利用履歴というのは、過去の利用情報の集合である。
続いて、車載装置20の制御部27は、HMI23(具体的には、スピーカ)を介して利用情報を音声によって報知する(S430)。なお、これ以降も、ユーザが車載装置20のHMI23(具体的には、利用履歴を報知する機能が割り当てられた操作ボタン)を操作することによっても、利用履歴を構成する任意の利用情報を報知させることができる。
一方、削除が完了した旨の通知を受けた課金端末60のハンディ部61の制御部66は、無線LANインターフェース65を介して、課金端末60の本体部71へ課金実行の指令を送る。具体的には、指令とともにカード情報、車載装置20の固有識別情報、通行料金、入口情報、及び、出口特定情報等を送る。
これらの情報を受信した本体部71の制御部76は、WANインターフェースを介して課金サーバにこれらの情報を送信することによって課金処理を依頼する(S435)。
[実施形態の効果]
このようなETCシステム10であれば、カード情報を車載装置20に記憶させて利用する場合でも、有人出口ゲートにおいて通行料金の課金が可能である。しかも、その際、通信ケーブルを用いなくても、課金が可能であるため、通信ケーブルの取り回し等の問題が生じない。
また、上述したETCシステム10では、以下のような不正利用の防止策が施されている。
(1)携帯電話50からETC情報等が課金端末60へ送信されると(S310)、課
金端末60から携帯電話50へ削除指令が送信され(S315)、携帯電話50の記憶部55からETC情報と車載装置20の固有識別情報とが削除されるようになっている(S320)。
このため、一度、有人出口ゲートで用いられたETC情報が、再度、同一又は別の有人出口ゲートで課金に利用されることを、防止することができる。
(2)車載装置20は、既に携帯電話50へETC情報の送信を行っている場合、再度、携帯電話50からETC情報の要求を受けると、携帯電話50に対して携帯電話50の固有識別情報を要求し(S215)、既に記憶している携帯電話50の固有識別情報と比較するようになっている(S225)。そして、一致する場合にのみ、再度のETC情報の送信を行うようになっている(S230)。
このため、一台の車載装置20から複数の携帯電話50へ同一のETC情報がコピーされて別車両の通行料金の課金時に利用されることを防止できる。
(3)車載装置20は、ETC情報とともに車載装置20の固有識別情報を携帯電話50へ送信し(S230)、携帯電話50は、ETC情報とともに車載装置20の固有識別情報を課金端末60へ送信し(S310)、課金端末60は、利用情報とともに車載装置20の固有識別情報を車載装置20へ送信する(S405)。そして、車載装置20は、受信した固有識別情報と、自信の固有識別情報とが一致する場合にのみ、ETC情報を削除するようになっている(S410,S415)。
このため、課金対象の車両とは異なる車両の車載装置20からETC情報がコピーされた携帯電話50が、有人出口ゲートで収受員に渡された場合には、収受員から渡された課金端末60では当該車両に搭載された車載装置20のETC情報を消去できない。したがって、サービスエリア等で携帯電話50が交換されること、すなわち不正が行われることを防止できる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。無線アンテナ21及びDSRC部22が車載装置側第一通信手段に相当し、非接触通信インターフェース25が車載装置側第二通信手段及び車載装置側第三通信手段に相当し、記憶部26が車載装置側記憶手段に相当し、制御部27が車載装置側制御手段に相当する。
また、携帯電話50が第一の端末に相当し、非接触通信インターフェース54が第一の端末側第一通信手段及び第一の端末側第二通信手段に相当し、記憶部55が第一の端末側記憶手段に相当し、制御部56が第一の端末側制御手段に相当する。
また、課金端末60が第二の端末に相当し、非接触通信インターフェース64が第二の端末側第一通信手段及び第二の端末側第二通信手段に相当し、記憶部63が第二の端末側記憶手段に相当し、制御部66が第二の端末側制御手段に相当する。
[他の実施形態]
(1)車載装置20から携帯電話50へETC情報等がコピーされた後、一定時間(例えば、10分〜20分)が経過した後は、携帯電話50はETC情報等を自動的に削除するようになっているとよい。
このようになっていれば、サービスエリア等においてETC情報等がコピーされた直後の携帯電話50を入手したとしても、1,2のIC(インターチェンジ)間しか移動でき
ず、不正利用のメリットをほとんどもたらさない。したがって、サービスエリア等で携帯電話50が交換されて別の車両のETC情報によって課金が行われるという不正の防止に役立つ。
(2)上記実施形態では、車載装置20の非接触通信インターフェース25が、特許請求の範囲に記載した車載装置側第二通信手段及び車載装置側第三通信手段に相当するが、それぞれの手段に対応したインターフェースを個別に設けてもよい。また、携帯電話50の非接触通信インターフェース54(第一の端末側第一通信手段及び第一の端末側第二通信手段)、及び、課金端末60のハンディ部61の非接触通信インターフェース64(第二の端末側第一通信手段及び第二の端末側第二通信手段)についても同様である。
(3)乗員の誰もが携帯電話50を持っていなかった場合のため、携帯電話50を用いずに、車載装置20から課金端末60へ直接にETC情報等をコピーするようになっていてもよい。
その場合は、図9の説明図に示すように、料金所の収受員によって運転者に課金端末60のハンディ部61が渡され、ハンディ部61へ直接にETC情報と車載装置20の固有識別情報とがコピーされるとともに課金端末60の固有識別情報が車載装置20へコピーされるようにする。
そして、課金端末60のハンディ部61が運転者から収受員に渡され、収受員によって通行料金の計算指示が課金端末60に対してなされると、課金端末60は、通行料金を計算し、削除指令と利用情報とを生成する。そして、課金端末60のハンディ部61が収受員によって再び運転者へ渡され、ハンディ部61を渡された運転者は、ハンディ部61を車載装置20に近づけ、削除指令の実行と、車載装置20及び課金端末60の固有識別情報のコピー実行を指示する。その結果、車載装置20は、上述した実施形態の処理と同様の処理により、ETC情報及び課金端末60の固有識別情報の削除を行うとともに、利用情報によって利用履歴を更新する。なお、同様の処理といっても、上述した実施形態の処理のうち、携帯電話50の固有識別情報については、課金端末60の固有識別情報に読み替える。
このようになっていれば、乗員の誰もが携帯電話50を持っていなかった場合でも、課金を行えるとともに車載装置20からETC情報等の消去を行うことができる。
(4)乗員の誰もが携帯電話50を持っていなかった場合のため、例外的に、料金所の収受員に口頭で入口IC名(有料道路に入った入口IC名)やカード情報等を伝達することにより、課金を行うことができるようにしてもよい。
その場合は、図10の説明図に示すように、料金所の収受員は、運転者から口頭によって入口IC名やカード情報等の課金情報を受け付け、課金端末60に入力する。課金端末60は、課金情報の入力を受け付けると、通行料金を計算し、削除指令と利用情報を生成する。そして、ハンディ部61が収受員によって運転者へ渡され、ハンディ部61を渡された運転者は、ハンディ部61を車載装置20に近づけ、削除指令の実行と利用情報の車載装置20へのコピー実行を指示する。その結果、車載装置20は、例外処理として、車載装置20の固有識別情報の一致判定等を行わずに、ETC情報及び携帯電話50の固有識別情報の削除を行うとともに、利用情報によって利用履歴を更新する。
このようになっていれば、乗員の誰もが携帯電話50を持っていなかった場合でも、課金を行えるとともに車載装置20からETC情報等の消去を行うことができる。
ETCシステムの構成を示すブロック図である。 車載装置及び携帯電話の構成を示すブロック図である。 課金端末の構成を示すブロック図である。 ICカードから車載装置へカード情報が記憶される様子を説明するためのシーケンス図である。 有人出口ゲートにおける処理全体の流れを説明するための説明図である。 車載装置及び携帯電話間の処理を説明するためのシーケンス図である。 携帯電話及び課金端末間の処理を説明するためのシーケンス図である。 課金端末及び車載装置間の処理を説明するためのシーケンス図である。 携帯電話を用いずに課金を行う場合を説明するための説明図である。 携帯電話を用いずに課金を行う場合を説明するための説明図である。
符号の説明
10…ETCシステム、20…車載装置、21…無線アンテナ、22…DSRC部、23…HMI、24…SAM、25…非接触通信インターフェース、26…記憶部、27…制御部、30…路側装置、40…ICカード、50…携帯電話、51…無線アンテナ、52…公衆通信部、53…HMI、54…非接触通信インターフェース、55…記憶部、56…制御部、60…課金端末、61…ハンディ部、62…HMI、63…記憶部、64…非接触通信インターフェース、65…無線LANインターフェース、66…制御部、67…SAM、71…本体部、72…HMI、73…記憶部、74…無線LANインターフェース、75…WANインターフェース、76…制御部。

Claims (14)

  1. 車載装置と第一の端末と第二の端末とを有するETCシステムにおいて、
    前記車載装置は、
    路側装置と無線通信を行うための車載装置側第一通信手段と、
    前記第一の端末と通信を行うための車載装置側第二通信手段と、
    前記第二の端末と通信を行うための車載装置側第三通信手段と、
    情報を記憶可能な車載装置側記憶手段と、
    前記車載装置側第一通信手段、前記車載装置側第二通信手段、前記車載装置側第三通信手段及び前記車載装置側記憶手段を統括的に制御し、料金決済に必要なデータ処理を行う車載装置側制御手段と、
    を備え、
    前記第一の端末は、
    前記車載装置と通信を行うための第一の端末側第一通信手段と、
    前記第二の端末と通信を行うための第一の端末側第二通信手段と、
    情報を記憶可能な第一の端末側記憶手段と、
    前記第一の端末側第一通信手段、前記第一の端末側第二通信手段及び前記第一の端末側記憶手段を統括的に制御する第一の端末側制御手段と、
    を備え、
    前記第二の端末は、
    前記車載装置と通信を行うための第二の端末側第一通信手段と、
    前記第一の端末と通信を行うための第二の端末側第二通信手段と、
    情報を記憶可能な第二の端末側記憶手段と、
    前記第二の端末側第一通信手段、前記第二の端末側第二通信手段及び前記第二の端末側記憶手段を統括的に制御する第二の端末側制御手段と、
    を備え、
    前記車載装置側制御手段は、前記車載装置側第一通信手段を介して入口情報を取得すると前記車載装置側記憶手段に記憶させ、前記入口情報と予め前記車載装置側記憶手段に記憶させておいたカード情報とを、所定の条件を満たした際に前記車載装置側第二通信手段を介して前記第一の端末へ送信し、
    前記第一の端末側制御手段は、前記第一の端末側第一通信手段を介して前記車載装置から前記カード情報及び前記入口情報を受信すると前記第一の端末側記憶手段に記憶させ、前記第一の端末側第二通信手段を介して前記第二の端末から前記カード情報及び前記入口情報の送信要求を受け付けると、前記第一の端末側第二通信手段を介して前記第二の端末へ前記カード情報及び前記入口情報を送信し、
    前記第二の端末側制御手段は、前記第二の端末側第二通信手段を介して前記第一の端末へ送信要求を行った後、前記第二の端末側第二通信手段を介して前記第一の端末から前記カード情報及び前記入口情報を受信すると、受信した前記カード情報及び前記入口情報に基づいて課金情報を生成し、所定の条件を満たした際に、前記第二の端末側第一通信手段を介して前記車載装置へ前記課金情報を送信し、
    前記車載装置側制御手段は、前記車載装置側第三通信手段を介して前記第二の端末から前記課金情報を受信すると、前記車載装置側記憶手段に記憶されている前記入口情報を削除すること、
    を特徴とするETCシステム。
  2. 請求項1に記載のETCシステムにおいて、
    前記第一の端末側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報を前記第二の端末へ送信すると、前記第一の端末側記憶手段から前記カード情報及び前記入口情報を消去させること、
    を特徴とするETCシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のETCシステムにおいて、
    前記第一の端末側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報を前記第一の端末側記憶手段に記憶させた後、所定時間後に前記カード情報及び前記入口情報を前記第一の端末側記憶手段から消去させること、
    を特徴とするETCシステム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のETCシステムにおいて、
    前記車載装置側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報を前記第一の端末へ送信する際に、前記第一の端末の固有識別情報を、前記車載装置側第二通信手段を介して前記第一の端末から取得して前記車載装置側記憶手段に記憶させ、以降、前記入口情報が前記車載装置側記憶手段から消去されるまで、同一の固有識別情報を有する端末に対してのみ前記カード情報及び前記入口情報を送信すること、
    を特徴とするETCシステム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のETCシステムにおいて、
    前記車載装置側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報に加えて前記車載装置の固有識別番号を前記第一の端末へ送信し、
    前記第一の端末側制御手段は、前記第一の端末側第一通信手段を介して前記車載装置から受信した前記車載装置の固有識別番号を、前記カード情報及び前記入口情報とともに前記第一の端末側記憶手段に記憶させ、前記第二の端末から前記送信要求を受け付けると、前記カード情報及び前記入口情報に加えて前記車載装置の固有識別番号を前記第二の端末へ送信し、
    前記第二の端末側制御手段は、前記第二の端末側第二通信手段を介して前記第一の端末から受信した前記車載装置の固有識別番号を、生成した前記課金情報とともに前記車載装置に送信し、
    前記車載装置側制御手段は、前記車載装置側第三通信手段を介して前記第二の端末から受信した前記車載装置の固有識別番号が当該車載装置の固有識別番号と一致する場合にのみ前記入口情報を削除すること、
    を特徴とするETCシステム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のETCシステムにおいて、
    前記第一の端末は、さらに電話機能を有しており、携帯電話として用いられること、
    を特徴とするETCシステム
  7. 路側装置と無線通信を行うための車載装置側第一通信手段と、
    第一の端末と通信を行うための車載装置側第二通信手段と、
    第二の端末と通信を行うための車載装置側第三通信手段と、
    情報を記憶可能な車載装置側記憶手段と、
    前記車載装置側第一通信手段、前記車載装置側第二通信手段、前記車載装置側第三通信手段及び前記車載装置側記憶手段を統括的に制御し、料金決済に必要なデータ処理を行う車載装置側制御手段と、
    を備え、
    前記車載装置側制御手段は、
    前記車載装置側第一通信手段を介して入口情報を取得すると前記車載装置側記憶手段に記憶させ、前記入口情報と予め前記車載装置側記憶手段に記憶させておいたカード情報とを、所定の条件を満たした際に前記車載装置側第二通信手段を介して前記第一の端末へ送信し、
    その後、前記車載装置側第三通信手段を介して第二の端末から課金情報を受信すると、前記車載装置側記憶手段に記憶されている前記入口情報を削除すること、
    を特徴とする車載装置。
  8. 請求項7に記載の車載装置において、
    前記車載装置側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報を前記第一の端末へ送信する際に、前記第一の端末の固有識別情報を、前記車載装置側第二通信手段を介して取得して前記車載装置側記憶手段に記憶させ、以降、前記入口情報が前記車載装置側記憶手段から消去されるまで、同一の固有識別情報を有する端末に対してのみ前記カード情報及び前記入口情報を送信すること、
    を特徴とする車載装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の車載装置において、
    前記車載装置側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報に加えて前記車載装置の固有識別情報を前記第一の端末へ送信し、
    前記車載装置側制御手段は、前記車載装置側第三通信手段を介して第一の端末から受信した前記車載装置の固有識別情報が当該車載装置の固有識別番号と一致する場合にのみ前記入口情報を削除すること、
    を特徴とする車載装置。
  10. 車載装置と通信を行うための第一の端末側第一通信手段と、
    第二の端末と通信を行うための第一の端末側第二通信手段と、
    情報を記憶可能な前記第一の端末側記憶手段と、
    前記第一の端末側第一通信手段、前記第一の端末側第二通信手段及び前記第一の端末側記憶手段を統括的に制御する第一の端末側制御手段と、
    を備え、
    前記第一の端末側制御手段は、前記第一の端末側第一通信手段を介して前記車載装置からカード情報及び入口情報を受信すると前記第一の端末側記憶手段に記憶させ、前記第一の端末側第二通信手段を介して前記第二の端末から前記カード情報及び前記入口情報の送信要求を受け付けると、前記第一の端末側第二通信手段を介して前記第二の端末へ前記カード情報及び前記入口情報を送信すること、
    を特徴とする第一の端末。
  11. 請求項10に記載の第一の端末において、
    前記第一の端末側制御手段は、前記カード情報及び前記入口情報を前記第二の端末へ送信すると、前記第一の端末側記憶手段から前記カード情報及び前記入口情報を消去させること、
    を特徴とする第一の端末。
  12. 請求項10又は請求項11に記載の第一の端末において
    当該第一の端末は、さらに、電話機能を備え、携帯電話として用いられること、
    を特徴とする第一の端末。
  13. 車載装置と通信を行うための第二の端末側第一通信手段と、
    第一の端末と通信を行うための第二の端末側第二通信手段と、
    情報を記憶可能な前記第二の端末側記憶手段と、
    前記第二の端末側第一通信手段、前記第二の端末側第二通信手段及び前記第二の端末側記憶手段を統括的に制御する第二の端末側制御手段と、
    を備え、
    前記第二の端末側制御手段は、前記第二の端末側第二通信手段を介して前記第一の端末へ送信要求を行った後、前記第二の端末側第二通信手段を介して前記第一の端末からカード情報及び入口情報を受信すると、受信した前記カード情報及び前記入口情報に基づいて
    課金情報を生成し、所定の条件を満たした際に、前記第二の端末側第一通信手段を介して前記車載装置へ前記課金情報を送信すること、
    を特徴とする第二の端末。
  14. 車載装置と第一の端末と第二の端末とを有するETCシステムにおいて、
    前記第二の端末は、前記車載装置に記憶された入口情報とカード情報とを、前記第一の端末を介して取得し、取得した前記入口情報と前記カード情報とに基づいて課金情報を生成し、生成した前記課金情報を前記車載装置へ送信し、
    前記課金情報を受信した前記車載装置は、記憶している前記入口情報を消去すること、
    を特徴とするETCシステム。
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