JP2008216453A - トナーカートリッジおよび現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の漏れを確実に防止することができるトナーカートリッジおよび現像装置を提供すること。
【解決手段】トナーカートリッジ31において、外側筐体82には、外側通過口109を水平方向に向けたときに、外側通過口109の下端縁に、水平方向に対して交差する方向に傾斜する外側傾斜面80が形成されている。また、内側筐体81には、内側通過口89を水平方向に向けたときに、内側通過口89の下端縁に、水平方向に対して交差する方向に傾斜する内側傾斜面79が形成されている。トナーは、外側傾斜面80および内側傾斜面79に沿って移動するので、外側通過口109および内側通過口89の各下端縁においてトナーが溜まることはない。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に装備される現像装置およびトナーカートリッジに関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置において、現像装置の現像筐体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジが知られている。
たとえば、このようなトナーカートリッジとして、特許文献1に記載のトナーカートリッジは、現像装置のケースに着脱可能に装着される。
このトナーカートリッジには、第1開口が形成されており、現像装置のケースには、第2開口が形成されている。そして、トナーカートリッジを現像装置のケースに装着して、第1開口と第2開口とを互いに連通させると、トナーカートリッジに収容されたトナーを、第1開口および第2開口を介して、現像装置に供給することができる。
特開平7−225514号公報
特許文献1のトナーカートリッジおよび現像装置では、トナーカートリッジに収容されたトナーを現像装置に供給する場合、トナーは、第1開口および第2開口を通過する。そのため、トナーの供給を停止した場合には、第1開口および第2開口を通過途中のトナーが、トナーカートリッジにおける第1開口の下端縁および現像装置のケースにおける第2開口の下端縁に溜まるおそれがある。この状態でトナーカートリッジを現像装置のケースから離脱させると、第1開口および第2開口のそれぞれの下端縁に溜まったトナーが外側へ漏れ出すおそれがある。
本発明の目的は、現像剤の漏れを確実に防止することができるトナーカートリッジおよび現像装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、トナーカートリッジであって、現像剤を収容し、内側と外側とを連通させるためのカートリッジ側開口が形成されたカートリッジ筐体を備え、前記カートリッジ筐体には、前記カートリッジ側開口を水平方向に向けたときに、前記カートリッジ側開口の下端縁に、前記水平方向に対して交差する方向に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記カートリッジ筐体は、内側と外側とを連通させるための外側開口が形成された外側筐体と、前記外側筐体に収容され、前記外側開口に対向可能な内側開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備え、前記カートリッジ側開口は、前記外側開口および前記内側開口を含み、前記傾斜面は、前記外側筐体において前記外側開口の下端縁に形成され、前記内側筐体において前記内側開口の下端縁に形成されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記内側筐体は、前記外側筐体に対して回動可能であり、前記外側筐体において前記外側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、内側から外側へ向かうに従って、下向きに傾斜しており、前記内側筐体において前記内側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜していることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記内側筐体は、前記外側開口を水平方向に向けたときに、前記内側開口が前記外側開口から上昇する方向へ回動して、前記外側開口を閉じることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記外側筐体と前記内側筐体とは相対的に回動可能に構成され、前記外側筐体において前記外側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜しており、前記内側筐体において前記内側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜していることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記外側筐体は、前記内側開口を水平方向に向けたときに、前記外側開口が前記内側開口から上昇する方向へ回動して、前記内側開口を閉じることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記内側筐体は、前記外側開口を水平方向に向けたときに、前記内側開口が前記外側開口から下降する方向へ回動して、前記外側開口を閉じることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明において、水平面に対する前記傾斜面の傾斜角度は、現像剤の安息角より大きいことを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、現像装置であって、請求項1ないし8のいずれかに記載のトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジが着脱可能であり、前記カートリッジ側開口に対向して現像剤を受け入れ可能な現像側開口が形成された現像筐体と、上昇することで前記現像側開口を閉鎖し、下降することで前記現像側開口を開放する開閉部材と、前記現像筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体とを備え、前記現像筐体には、前記現像側開口を水平方向に向けたときに、前記現像側開口の下端縁に、外側から内側へ向かうに従って、前記水平方向に対して下向きに傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、水平面に対する前記傾斜面の傾斜角度は、現像剤の安息角より大きいことを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載の発明において、前記トナーカートリッジが前記現像筐体に装着された状態において、前記カートリッジ側開口と前記現像側開口とが水平方向に対向することを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、現像装置であって、請求項1ないし8のいずれかに記載のトナーカートリッジと、前記カートリッジ側開口に対向して現像剤を受け入れ可能な現像側開口が形成された現像筐体と、前記現像筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体とを備えていることを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明は、現像装置であって、現像剤を収容するトナーカートリッジを装着するためのカートリッジ収容部と、前記トナーカートリッジから供給される現像剤を受入可能な現像側開口が形成された現像筐体と、上昇することで前記現像側開口を閉鎖し、下降することで前記現像側開口を開放する開閉部材と、前記現像筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体とを備え、前記現像筐体には、前記現像側開口を水平方向に向けたときに、前記現像側開口の下端縁に、外側から内側へ向かうに従って、前記水平方向に対して下向きに傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
請求項1および12に記載の発明によれば、カートリッジ筐体には、カートリッジ側開口を水平方向に向けたときに、カートリッジ側開口の下端縁に、水平方向に対して交差する方向に傾斜する傾斜面が形成されている。これにより、この下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って移動するので、この下端縁に現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、カートリッジ筐体は、外側開口が形成された外側筐体と、外側筐体に収容され、外側開口に対向可能な内側開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備えているので、カートリッジ筐体を、外側筐体と内側筐体とを備える2重構造にすることができる。また、外側開口と内側開口とを対向させることで、外側開口および内側開口を介して、現像剤を、カートリッジ筐体の内外へ移動させることができる。
そして、カートリッジ側開口は、外側開口および内側開口を含んでいるので、つまり、外側筐体において外側開口の下端縁に傾斜面が形成され、内側筐体において内側開口の下端縁に傾斜面が形成されている。これにより、外側開口および内側開口の各下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って移動するので、外側開口および内側開口の各下端縁において現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、内側筐体は、外側筐体に対して回動可能であり、内側筐体において内側開口の下端縁に形成された傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜している。これにより、内側筐体が外側筐体に対して回動すると、内側開口の下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って内側筐体の内側へ移動する。そのため、この下端縁や、内側筐体と外側筐体との間に現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、内側開口が外側開口から上昇する方向へ内側筐体が回動して外側開口を閉じるのに従って、内側筐体において内側開口の下端縁に形成された傾斜面の、水平方向に対する内側下向きへの傾斜がきつくなるので、現像剤を、内側開口の下端縁から内側筐体の内側へ確実に移動させることができる。そのため、現像剤の漏れを一層確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、外側筐体と内側筐体とは相対的に回動可能に構成され、外側筐体において外側開口の下端縁に形成された傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜している。
これにより、外側筐体が内側筐体に対して回動すると、外側開口の下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って外側筐体の内側、つまり内側開口へ移動する。また、内側筐体において内側開口の下端縁に形成された傾斜面も、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜しているので、内側開口の下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って内側筐体の内側へ移動する。
一方、内側筐体が外側筐体に対して回動すると、内側開口の下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って内側筐体の内側へ移動する。
その結果、外側開口および内側開口の各下端縁において、現像剤は、各傾斜面に沿って内側筐体の内側へ移動するので、各下端縁の現像剤が内側に誘い込まれるため、現像剤の漏れを確実に防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、外側開口が内側開口から上昇する方向へ外側筐体が回動して内側開口を閉じるのに従って、外側筐体において外側開口の下端縁に形成された傾斜面の、水平方向に対する内側下向きへの傾斜がきつくなるので、現像剤を、外側開口の下端縁から内側筐体の内側へ確実に移動させることができる。そのため、現像剤の漏れを一層確実に防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、内側筐体が外側開口を閉じるときに、内側開口が外側開口から下降するので、現像剤を、外側開口の下端縁から内側開口へ確実に移動させることができる。そのため、現像剤の漏れを一層確実に防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、カートリッジ筐体において、水平方向に向けたカートリッジ側開口の下端縁に形成された傾斜面の、水平面に対する傾斜角度は、現像剤の安息角より大きい。そのため、この下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って確実に移動するので、この下端縁に現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを一層確実に防止することができる。
請求項9および13に記載の発明によれば、現像筐体には、現像側開口を水平方向に向けたときに、現像側開口の下端縁に、外側から内側へ向かうに従って、水平方向に対して下向きに傾斜する傾斜面が形成されている。そのため、この下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って現像筐体の内側へ移動するので、この下端縁や、現像筐体とトナーカートリッジとの間に現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを確実に防止することができる。
また、開閉部材は、上昇することで現像側開口を閉鎖するので、現像側開口の閉動作時には、現像側開口の下端縁において、現像剤が外側へ移動することを阻止し、現像剤の漏れを確実に防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、現像筐体において、水平方向に向けた現像側開口の下端縁に形成された傾斜面の、水平面に対する傾斜角度は、現像剤の安息角より大きい。そのため、この下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って現像筐体の内側へ確実に移動するので、この下端縁や、現像筐体とトナーカートリッジとの間に現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを一層確実に防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態において、カートリッジ側開口と現像側開口とが水平方向に対向する。これにより、カートリッジ筐体においてカートリッジ側開口の下端縁に形成された傾斜面と、現像筐体において現像側開口の下端縁に形成された傾斜面とは、水平方向に対して交差する方向に確実に傾斜するので、カートリッジ側開口および現像側開口の各下端縁において、現像剤は、傾斜面に沿って移動する。そのため、これらの下端縁に現像剤が溜まることはなく、現像剤の漏れを一層確実に防止することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。図2(a)は、図1に示すレーザプリンタのプロセスカートリッジ(トナーカートリッジ装着状態)およびトナーカートリッジ単体の側断面図であり、図2(b)は、図2(a)の要部拡大図である。
このレーザプリンタ1は、図1に示すように、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙する排紙部6と、を備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、ボックス形状に形成されており、その一方側の側壁には、開放口が形成され、その開放口を開閉するフロントカバー7が設けられている。そのフロントカバー7を開くことにより、プロセスカートリッジ17(後述する)を、本体ケーシング2に着脱させることができる。
なお、以下の説明では、フロントカバー7が設けられる側を前側(正面側)とし、その反対側を後側(背面側)とする。また、図1における紙厚方向手前側を左側とし、図1における紙厚方向奥側を右側とする。また、左右方向と幅方向とは同義である。また、後述するプロセスカートリッジ17およびトナーカートリッジ31の説明においては、後述するフレーム側通過口34およびカートリッジ側通過口47が水平方向に向いている状態を基準とする。
(2)給紙部
給紙部4は、給紙トレイ9と、給紙ローラ10と、給紙パッド11と、紙粉取りローラ12および13と、レジストローラ14と、用紙押圧板15とを備えている。そして、用紙押圧板15の最上位にある用紙3は、給紙ローラ10と給紙パッド11とで1枚毎に送り出されて各種ローラ12〜14を通った後、画像形成部5の転写位置(後述する)に搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット16、現像装置の一例としてのプロセスカートリッジ17、および、定着部18を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー19、複数のレンズ20および複数の反射鏡21を備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19で反射され、複数のレンズ20および複数の反射鏡21を通過または反射して、プロセスカートリッジ17の感光ドラム25(後述する)の表面へ走査される。
(3−2)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2内においてスキャナユニット16の下方に配置され、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される。
プロセスカートリッジ17は、図2に示すように、用紙3の通過を許容する転写パス29が形成された、現像筐体の一例としてのプロセスフレーム22と、プロセスフレーム22のカートリッジ収容部33に着脱可能に装着されるトナーカートリッジ31とを備えている。
プロセスフレーム22において、その前後方向における略中央位置には、上下方向に延びる仕切壁57が設けられており、仕切壁57の後側部分は現像部32とされ、仕切壁57の前側部分は、上述したカートリッジ収容部33とされている。仕切壁57には、現像側開口の一例としてのフレーム側通過口34が形成されている。
現像部32内には、感光体の一例としての感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26、転写ローラ28、オーガ35、供給ローラ36、現像剤担持体の一例としての現像ローラ37、および、層厚規制ブレード38が備えられている。
感光ドラム25は、プロセスフレーム22に回転自在に支持されている。スコロトロン型帯電器26は、感光ドラム25の上方において、感光ドラム25と間隔を隔てて、プロセスフレーム22に支持されている。転写ローラ28は、感光ドラム25の下側から感光ドラム25と対向配置され、プロセスフレーム22に回転自在に支持されている。現像ローラ37は、幅方向に長手であり、感光ドラム25の前側に対向配置されている。供給ローラ36は、現像ローラ37の前側に対向配置されている。現像ローラ37および供給ローラ36は、プロセスフレーム22に回転自在に支持されている。層厚規制ブレード38は、薄板形状に形成される板ばね部材45と、その板ばね部材45の下端部に設けられる圧接ゴム46とを備えている。板ばね部材45の上端部は、プロセスフレーム22に固定され、圧接ゴム46は、板ばね部材45の弾性力により現像ローラ37の表面を押圧している。オーガ35は、フレーム側通過口34の後側において、フレーム側通過口34と対向配置されている。オーガ35は、オーガ軸39と、オーガ軸39の周りに設けられるスクリュー40とを備えている。オーガ軸39は、その軸中心が幅方向に沿って延びるように、配置され、供給ローラ36の上方において、プロセスフレーム22に回転自在に支持されている。
トナーカートリッジ31は、プロセスフレーム22に対して、カートリッジ収容部33において、着脱自在に装着されている。トナーカートリッジ31は、略円筒形状に形成されている。トナーカートリッジ31には、カートリッジ側開口の一例として内側と外側とを連通させるためのカートリッジ側通過口47(後述する)が形成されている。
トナーカートリッジ31内には、アジテータ93(後述する)が設けられている。また、トナーカートリッジ31内には、現像剤の一例としての、非磁性一成分の正帯電性トナーが収容されている。
トナーカートリッジ31内のトナーは、アジテータ93の回転により攪拌され、カートリッジ側通過口47からフレーム側通過口34に受け入れられて、現像部32内へ放出される。放出されたトナーは、オーガ35の回転により幅方向中央から幅方向両側へ搬送されながら、供給ローラ36に供給される。また、トナーの一部は、フレーム側通過口34およびカートリッジ側通過口47を介して、トナーカートリッジ31内へ戻される。これによって、トナーカートリッジ31とプロセスフレーム22の現像部32との間でのトナーの循環が確保される。
供給ローラ36に供給されたトナーは、その供給ローラ36の回転により、現像ローラ37に供給される。このとき、このトナーは、供給ローラ36と現像ローラ37との間で正極性に摩擦帯電される。続いて、現像ローラ37に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴なって、圧接ゴム46と現像ローラ37との間に進入し、それらの間で層厚が規制されながら、現像ローラ37の表面に薄層として担持される。
そして、感光ドラム25の表面は、その感光ドラム25の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器26により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームにより露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ37の回転により、現像ローラ37の表面に担持されているトナーが、感光ドラム25に対向して接触するときに、感光ドラム25の表面に形成されている静電潜像に供給される。これによって、静電潜像は現像(可視像化)されて、感光ドラム25の表面にトナー像が担持される。このトナー像は、転写パス29において感光ドラム25と転写ローラ28との間(転写位置)に搬送された用紙3上に転写される。
(3−3)定着部
定着部18は、図1に示すように、プロセスカートリッジ17の後側に設けられている。定着部18は、加熱ローラ48と、加熱ローラ48に対して下側から圧接される加圧ローラ49と、それらの後側に配置される1対の搬送ローラ50とを備えている。
定着部18では、転写位置において用紙3に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ48と加圧ローラ49との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を1対の搬送ローラ50によって、排紙部6に搬送する。
(4)排紙部
排紙部6は、排紙パス51、排紙ローラ52および排紙トレイ53を備えている。そして、定着部18から排紙パス51に搬送された用紙3は、その排紙パス51から排紙ローラ52に搬送され、その排紙ローラ52によって排紙トレイ53上に排紙される。
2.プロセスカートリッジの詳細
図3は、プロセスカートリッジを斜め右前側から見た一部切欠斜視図である。図4は、プロセスカートリッジを斜め右前側から見た分解斜視図である。図5は、プロセスカートリッジ(トナーカートリッジ離脱状態)の、シャッタを省略した斜視図である。図6は、トナーカートリッジ(内側筐体が開放位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。図7は、トナーカートリッジ(内側筐体が閉鎖位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。図8は、図6に示すトナーカートリッジの内側筐体を斜め左後側から見た斜視図である。
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム22は、図2(a)に示すように、上記したように、現像部32およびカートリッジ収容部33を一体的に備えている。
(1−1)現像部
現像部32は、図2(a)および図3に示すように、上壁54、底壁55、両側壁56および仕切壁57を一体的に備えている。両側壁56は、幅方向において互いに間隔を隔てて対向配置されている。各側壁56は、前後方向に沿って配置されている。
現像ローラ37は、両側壁56の前側部に回転自在に支持されることにより、プロセスフレーム22に支持されている。
また、供給ローラ36は、現像ローラ37の前側において、両側壁56の前側部に回転自在に支持されることにより、プロセスフレーム22に支持されている。
また、オーガ35は、供給ローラ36の上側において、オーガ軸39が両側壁56の前側部に回転自在に支持されることにより、プロセスフレーム22に支持されている。
また、仕切壁57には、図2(a)に示すように、上下方向途中おいて、トナーカートリッジ31の外周面に沿う湾曲部分が形成されている。
仕切壁57の湾曲部分には、図5に示すように、上記したフレーム側通過口34が形成されている。
フレーム側通過口34は、具体的には、幅方向に間隔を隔てて3つ形成されている。各フレーム側通過口34は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。フレーム側通過口34のうち、仕切壁57の幅方向中央に形成されるフレーム側通過口34が、フレーム側供給口60とされ、そのフレーム側供給口60の幅方向両側のフレーム側通過口34が、フレーム側戻り口61とされている。
フレーム側戻り口61の幅方向外側端部は、供給ローラ36のローラ部分の幅方向外側端部よりも幅方向内側(幅方向中央側)に配置されている。
また、仕切壁57には、各フレーム側通過口34(フレーム側供給口60およびフレーム側戻り口61)の下端縁の全てに亘って、傾斜面(フレーム側傾斜面78という。)が形成されている。図2(b)に示すように、フレーム側傾斜面78は、水平方向に対して交差する方向、詳しくは、プロセスフレーム22の外側から内側に向かうに従って、下向きに傾斜している。ここで、水平面に対するフレーム側傾斜面78の傾斜角度をXと規定すると、この傾斜角度Xは、トナーの安息角(たとえば、このレーザプリンタ1で使用される非磁性一成分のトナーの場合には、約30°)よりも大きく設定されている。
また、図5に示すように、仕切壁57の湾曲部分には、フレーム側通過口34の周縁部において、フレーム側通過口34からのトナーの漏れを防止するためのフレーム側シール62が設けられている。
フレーム側シール62は、フェルトなどの弾性材料から、幅方向に延びる帯状に形成されており、各フレーム側通過口34に対応して切欠部分
が形成されている。フレーム側シール62は、仕切壁57の上下方向途中において、各切欠部分が各フレーム側通過口34に対向するように、幅方向に沿って貼着されている。
これによって、フレーム側シール62は、各フレーム側通過口34の周縁部を被覆し、かつ、各フレーム側通過口34の間に連続するように、仕切壁57の湾曲部分の表面(前面)に設けられる。なお、フレーム側シール62は、説明の便宜上、図5以外の図においては、表れていない。
(1−2)カートリッジ収容部
カートリッジ収容部33は、両側板63および底板64を備えている。カートリッジ収容部33の両側板63および底板64は、現像部32の両側壁56および底壁55と、連続して一体的に形成されている。
両側板63の幅方向内側面には、シャッタ支持部65が設けられている。シャッタ支持部65は、両側板63の幅方向内側面から内側に膨出する略矩形状をなし、両側板63の後端部において、上下方向に延びるように設けられている。
各シャッタ支持部65の幅方向内側面には、シャッタガイド部144が設けられている。各シャッタガイド部144は、シャッタ支持部65の幅方向内側面から内側に膨出する凸条をなし、仕切壁57の湾曲部分と前後方向にわずかな間隔を隔てて対向配置されている。各シャッタガイド部144は、仕切壁57の湾曲部分とほぼ同じ曲率の湾曲形状に形成されている。
また、各シャッタ支持部65の上端面は、各側板63の上端縁よりやや下方に配置されている。各シャッタ支持部65の上端面は、上側固定部66とされている。
また、底板64には、前端縁の幅方向中央において、前側にわずかに突出する下側固定部67が形成されている。
また、カートリッジ収容部33には、フレーム側通過口34を開閉する開閉部材の一例としてのシャッタ68が設けられている。
シャッタ68は、図4に示すように、幅方向に延びる略矩形板状をなし、仕切壁57の湾曲部分とほぼ同じ曲率の湾曲形状に形成されている。シャッタ68は、幅方向において各シャッタガイド部144の間に延び、上下方向において各シャッタガイド部144よりやや短く延びるように、形成されている。また、シャッタ68には、各フレーム側通過口34に対応して、それらに対向できる3つのシャッタ開口部69が形成されている。
シャッタ68は、仕切壁57の湾曲部分に対向配置され、その幅方向両端部が、仕切壁57と各シャッタガイド部144との間でスライド自在に挟持されている。
これによって、シャッタ68は、各シャッタガイド部144に沿って、フレーム側通過口34を開放する開放位置(図2(a)参照)と、フレーム側通過口34を閉鎖する閉鎖位置(図4参照)との間を上下方向に揺動自在に、支持される。シャッタ68が開放位置にあるとき、各フレーム側通過口34は、対応するシャッタ開口部69と対向し、外側(前側)に開放される。シャッタ68が閉鎖位置にあるとき、各フレーム側通過口34は、シャッタ68においてシャッタ開口部69よりも下側の部分によって、前側から閉鎖される。つまり、シャッタ68は、上昇することでフレーム側通過口34を閉鎖し、下降することでフレーム側通過口34を開放する。
また、カートリッジ収容部33には、揺動アーム70が設けられている。揺動アーム70は、平面視略U字状に形成されている。揺動アーム70は、幅方向に延びる把持杆71と、その把持杆71の幅方向両端部から後側に延びるアーム側板72とを一体的に備えている。
各アーム側板72の後端部には、幅方向外方に突出するボス73が設けられている。各ボス73は、各側板63に形成されている丸穴74に回動自在に支持されている。
また、各アーム側板72の後端部の上側縁には、下側へ窪むように切り欠かれる受入凹部75が形成されている。
把持杆71の幅方向中央部には、上側へ窪む把持部76が形成されている。また、把持杆71の幅方向両端部には、押圧突部77が設けられている。
揺動アーム70は、各アーム側板72のボス73を支点として、各アーム側板72の下端縁が底板64の前端縁と接触する押圧解除位置(図4および図5参照)と、トナーカートリッジ31がカートリッジ収容部33に収容されたときに、トナーカートリッジ31を前側から押圧する押圧位置(図2および図3参照)との間を揺動する。
(2)トナーカートリッジ
トナーカートリッジ31は、図6ないし図8に示すように、トナーを収容する内側筐体81と、内側筐体81を収容する外側筐体82とを備えている。内側筐体81および外側筐体82は、カートリッジ筐体の一例として機能する。
(2−1)内側筐体
内側筐体81は、図8に示すように、幅方向に延びる円筒形状の内側周壁83と、内側周壁83の幅方向両端部を閉鎖する円板形状の内側側壁84とを一体的に備えている。
各内側側壁84には、中心部において、幅方向外側に膨出する厚板円板形状のボス部85が設けられている。
また、各内側側壁84には、その上側部分であって、ボス部85より径方向外側において、スライド突起86が設けられている。スライド突起86は、内側側壁84の外周面に沿う側面視円弧形状(中心角約60°の円弧形状)に形成されており、内側側壁84から幅方向外側へ突出するように設けられている。
また、各内側側壁84には、その後側部分において、周端面から径方向に突出する1対の挟持突起87が設けられている。1対の挟持突起87は、各内側側壁84の周端面において、互いに周方向に間隔(シャッタ68の周方向長さに相当する間隔)を隔てて、配置されている。
内側周壁83には、幅方向両側に配置される1対の挟持突起87(4つの挟持突起87)に囲まれる囲繞部分88において、カートリッジ側通過口47をなす内側開口の一例としての内側通過口89が形成されている。
内側通過口89は、囲繞部分88の上側部分に形成されている。内側通過口89は、具体的には、幅方向に間隔を隔てて3つ形成されている。各内側通過口89は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。内側通過口89のうち、幅方向中央に形成される内側通過口89が、内側供給口90とされ、その内側供給口90の幅方向両側の内側通過口89が、内側戻り口91とされている。
また、内側周壁83には、各内側通過口89(内側供給口90および内側戻り口91)の下端縁の全てに亘って、傾斜面(内側傾斜面79という。)が形成されている。図2(b)に示すように、内側傾斜面79は、水平方向に対して交差する方向、詳しくは、内側筐体81の外側から内側に向かうに従って、下向きに傾斜している。ここで、水平面に対する内側傾斜面79の傾斜角度をYと規定すると、この傾斜角度Yは、上述したトナーの安息角よりも大きく設定されている。
図2(a)に示すように、内側筐体81内には、上述したアジテータ93が設けられている。アジテータ93は、幅方向に延びるアジテータ軸94と、そのアジテータ軸94から径方向外側に延びる攪拌羽根95とを備えている。アジテータ軸94は、両内側側壁84に回転自在に支持されており、画像形成時において、モータ(図示せず)からの駆動力により回転する。これによって、攪拌羽根95も回転し、上述したように、トナーカートリッジ31内のトナーが攪拌される。
(2−2)外側筐体
外側筐体82は、内側筐体81を回動自在に収容すべく、内側筐体81より幅方向および径方向においてやや大きく形成されている。外側筐体82は、図6に示すように、幅方向に延びる略円筒形状の外側周壁101と、外側周壁101の幅方向両端部を閉鎖する円板形状の外側側壁102とを一体的に備えている。
各外側側壁102には、ボス部85を受け入れる円形のボス穴103が形成されている。また、各外側側壁102には、その上側部分において、スライド突起86が挿通されるスライド穴104が形成されている。スライド穴104は、幅方向においてスライド突起86と対向するように配置されている。スライド穴104は、スライド突起86よりも周長が長い側面視円弧形状に形成されている。
また、各外側側壁102の周端面の後側には、後側に突出する上側被固定部105が形成されている。上側被固定部105の後端部には、幅方向外側に突出する位置決めボス106が設けられている。
また、各外側側壁102の周端面の前側下方には、図4に示すように、前側に膨出する被押圧部107が設けられている。被押圧部107は、正面視略矩形状をなし、各外側側壁102の前側から下側にわたって側面視略円弧形状に形成されている。
外側周壁101には、図7に示すように、幅方向両端部において、1対の挟持突起87(4つの挟持突起87)がそれぞれ挿通される4つの長孔108が形成されている。各長孔108は、径方向において各挟持突起87と対向するように配置されている。各長孔108は、背面視おいて上下方向に延びる略矩形状をなし、上述したシャッタ68の開放位置と閉鎖位置との間の揺動範囲に相当する長さで、形成されている。
また、外側周壁101には、4つの長孔108の間(上側の2つの長孔108と下側の2つの長孔108との間)において、カートリッジ側通過口47をなす外側開口の一例としての外側通過口109が形成されている。
外側通過口109は、幅方向に間隔を隔てて3つ形成されている。各外側通過口109は、幅方向に細長い略矩形状に形成されている。外側通過口109のうち、幅方向中央に形成される外側通過口109が、外側供給口110とされ、その外側供給口110の幅方向両側の外側通過口109が、外側戻り口111とされている。
また、外側周壁101には、各外側通過口109(外側供給口110および外側戻り口111)の下端縁の全てに亘って、傾斜面(外側傾斜面80という。)が形成されている。図2(b)に示すように、外側傾斜面80は、水平方向に対して交差する方向、詳しくは、外側筐体82の内側から外側に向かうに従って、下向きに傾斜している。ここで、水平面に対する外側傾斜面80の傾斜角度をZと規定すると、この傾斜角度Zは、上述したトナーの安息角よりも大きく設定されている。
トナーカートリッジ31がプロセスフレーム22に装着された状態において、外側供給口110がフレーム側供給口60と水平方向に対向し、2つの外側戻り口111が2つのフレーム側戻り口61と水平方向に対向する(図2(a)参照)。
また、図2(a)に示すように、外側周壁101の前側には、幅方向中央において、掴み部113が設けられている。
掴み部113は、外側周壁101から前側へ突出する略矩形状の上把持板114と、上把持板114から下側に延びる側面視略J字形状の係止アーム115とを備えている。係止アーム115の上端部は、上把持板114に設けられる支持軸116に揺動自在に支持されている。係止アーム115の下端部には、下側固定部67に係止する係止爪117が設けられている。係止アーム115の上端部近傍には、前側へ突出する略矩形状の下把持板118が設けられている。下把持板118は、上把持板114と間隔を隔てて平行して延びるように、配置されている。
上把持板114と下把持板118との間には、それらを離間する方向に付勢する圧縮ばね(図示せず)が介在されている。
(2−3)内側筐体と外側筐体との相対配置
内側筐体81は、外側筐体82内に回動自在に収容されている。換言すれば、外側筐体82と内側筐体81とは相対的に回動可能である。
具体的には、内側周壁83の外周面は、外側周壁101の内周面に対して、周方向に摺動自在に内嵌されている。また、図示しないが、両内側側壁84の外周面は、両外側側壁102の内周面に対して、周方向に摺動自在に内嵌されている。図6および図7に示すように、ボス穴103には、ボス部85が回動自在に支持されている。スライド穴104には、スライド突起86が挿通されている。各長孔108には、各挟持突起87が挿通され、各挟持突起87は、各長孔108から径方向外側へ突出されている。
内側筐体81は、外側筐体82に対して、内側通過口89が外側通過口109と対向しない閉鎖位置(図7参照)と、内側通過口89が外側通過口109と対向する開放位置(図6参照)との間において、ボス部85を支点する相対回動が許容されている。
内側筐体81が閉鎖位置に配置されているときには、図7に示すように、各スライド突起86は各スライド穴104の前端部に配置され、各挟持突起87が各長孔108の上端部に配置され、内側通過口89が外側通過口109より上側に配置され、外側通過口109が囲繞部分88の下側部分によって閉鎖されている。
そして、ボス部85を支点として、内側筐体81を、外側筐体82に対して、内側通過口89が外側通過口109に向かう方向(下側)に相対回動させる。すると、各スライド突起86は各スライド穴104を前端部から後端部に向かってスライドし、各挟持突起87は各長孔108を上端部から下端部に向かってスライドする。
その後、各スライド突起86が各スライド穴104の後端縁に当接し、各挟持突起87が各長孔108の下端縁に当接すると、図6に示すように、内側筐体81が開放位置に配置される。
内側筐体81が開放位置に配置されているときには、各スライド突起86は各スライド穴104の後端部に配置され、各挟持突起87が各長孔108の下端部に配置され、内側通過口89が外側通過口109と対向し、これらが連通して開放される。
なお、ボス部85を支点として、内側筐体81を、外側筐体82に対して、内側通過口89が外側通過口109から上昇する方向に相対回動させると(図2(b)の太線矢印参照)、各スライド突起86が各スライド穴104の前端縁に当接し、各挟持突起87が各長孔108の上端縁に当接して、図7に示すように、内側筐体81が閉鎖位置に配置される。ここで、内側筐体81が開放位置から閉鎖位置へ移動するの従って、上述した内側傾斜面79の傾斜角度Yが大きく、つまり、内側傾斜面79の、内側筐体81の内側下向きへの傾斜がきつくなる(図2(b)参照)。
(3)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの着脱
(3−1)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの装着
トナーカートリッジ31をプロセスフレーム22へ装着するには、図4に示すように、まず、掴み部113の上把持板114および下把持板118を、それらが近接する方向に挟持する。そして、トナーカートリッジ31(内側筐体81が閉鎖位置に配置されている)を、カートリッジ収容部33(シャッタ68が閉鎖位置に配置されており、揺動アーム70が押圧解除位置に配置されている)へ装着する。
このとき、各位置決めボス106が各上側固定部66上に載置され、かつ、幅方向両側の1対の挟持突起87(図6および図7参照)が、シャッタ68の幅方向両端部の上端縁および下端縁をそれぞれ挟持し、かつ、各スライド突起86が各受入凹部75に嵌合される。
その後、掴み部113の挟持を解除すると、係止爪117が下側固定部67に係止され(図2(a)参照)、トナーカートリッジ31がカートリッジ収容部33に収容される。
外側筐体82は、上側固定部66に対して位置決めボス106が載置され、かつ、下側固定部67に対して係止爪117が係止されていることから、カートリッジ収容部33に固定される。これにより、プロセスフレーム22に対するトナーカートリッジ31の装着が完了する。
そして、揺動アーム70を、押圧解除位置から押圧位置へ揺動させる。すると、図2(a)および図3に示すように、各押圧突部77が各被押圧部107を後側に向けて押圧する。これによって、トナーカートリッジ31は、現像部32に向かって押圧される。
また、揺動アーム70を押圧解除位置から押圧位置へ揺動させると、各受入凹部75に嵌合されている各スライド突起86が、各アーム側板72の揺動に伴って、各スライド穴104を後側へスライドして、各スライド穴104の後端部に配置される。さらに、幅方向両側の1対の挟持突起87が、シャッタ68を挟持したまま、各長孔108を下側へスライドして、各長孔108の下端部に配置される(図6参照)。
これによって、図2(a)に示すように、内側筐体81が開放位置に配置され、内側通過口89が外側通過口109と対向して、これらが連通される。また、シャッタ68が開放位置に配置され、フレーム側通過口34が、カートリッジ側通過口47(内側通過口89および外側通過口109)と水平方向に対向して、これらが連通される。
そして、画像形成時には、アジテータ93の攪拌により、内側筐体81内のトナーが、内側供給口90および外側供給口110から現像部32側へ供給され、フレーム側供給口60において、現像部32内に受け入れられる(図5および図6参照)。
一方、フレーム側供給口60から現像部32内に供給されたトナーは、オーガ35によって幅方向中央から幅方向両側に搬送され、その途中で供給ローラ36に供給される。供給ローラ36に供給されたトナーは、上述したように、現像ローラ37へ供給される。供給ローラ36に供給されなかったトナーは、フレーム側戻り口61まで搬送され、外側戻り口111および内側戻り口91を通過して、現像部32から内側筐体81内へ戻される。これによって、トナーは、現像部32と内側筐体81との間で循環される(図5および図6参照)。
(3−2)プロセスフレームに対するトナーカートリッジの離脱
プロセスフレーム22からトナーカートリッジ31を離脱させるには、まず、揺動アーム70を、押圧位置から押圧解除位置へ揺動させる。すると、各押圧突部77が各被押圧部107から離間して、トナーカートリッジ31の現像部32に対する押圧が解除される。
また、揺動アーム70を押圧位置から押圧解除位置へ揺動させると、各受入凹部75に嵌合されている各スライド突起86が、各アーム側板72の揺動に伴なって、各スライド穴104を前側へスライドして、各スライド穴104の前端部に配置される(図7参照)。さらに、幅方向両側の1対の挟持突起87が、シャッタ68を挟持したまま、各長孔108を上側へスライドして、各長孔108の上端部に配置される(図7参照)。
これによって、内側筐体81が閉鎖位置に配置され、囲繞部分88の下側部分が外側通過口109と対向して、外側通過口109が閉鎖される。また、シャッタ68が閉鎖位置に配置され、フレーム側通過口34が、シャッタ68と対向して閉鎖される(図4参照)。
そして、掴み部113の上把持板114および下把持板118を、それらが近接する方向に挟持すると、係止爪117の下側固定部67に対する係止が解除されるので、そのままトナーカートリッジ31をカートリッジ収容部33から前側へ引き出せば、トナーカートリッジ31は、プロセスフレーム22から離脱される(図4参照)。
3.実施形態の作用効果
図2に示すように、このトナーカートリッジ31は、外側通過口109が形成された外側筐体82と、外側筐体82に収容され、外側通過口109に対向可能な内側通過口89が形成され、トナーを収容する内側筐体81とを備える2重構造にすることができる。また、外側通過口109と内側通過口89とを対向させることで、外側通過口109および内側通過口89を介して、トナーを、外側筐体82および内側筐体81の内外へ移動させることができる。
そして、外側筐体82には、外側通過口109を水平方向に向けたときに、外側通過口109の下端縁に、水平方向に対して交差する方向に傾斜する外側傾斜面80が形成されている。また、内側筐体81には、内側通過口89を水平方向に向けたときに、内側通過口89の下端縁に、水平方向に対して交差する方向に傾斜する内側傾斜面79が形成されている。
これにより、外側通過口109および内側通過口89の各下端縁において、トナーは、対応する外側傾斜面80および内側傾斜面79に沿って移動するので、外側通過口109および内側通過口89の各下端縁においてトナーが溜まることはなく、トナーの漏れを確実に防止することができる。
また、内側筐体81は、外側筐体82に対して回動可能であり、内側筐体81の内側傾斜面79は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜している。これにより、内側筐体81が外側筐体82に対して回動すると、内側通過口89の下端縁において、トナーは、内側傾斜面79に沿って内側筐体81の内側へ移動する。そのため、内側通過口89の下端縁や、内側筐体81と外側筐体82との間にトナーが溜まることはなく、トナーの漏れを確実に防止することができる。
また、外側筐体82の外側傾斜面80は、内側から外側へ向かうに従って、下向きに傾斜している。そして、外側通過口109と内側通過口89とが水平方向に対向している状態において、外側傾斜面80の前端縁(上端縁)と内側傾斜面79の後端縁(上端縁)とは連続し、側断面視において、外側傾斜面80と内側傾斜面79とは、上向きに先細となる三角形状をなしている(図2(a)参照)。そのため、トナーは、外側傾斜面80に沿って、外側筐体82の外側へ確実に移動し、内側傾斜面79に沿って、内側筐体81の内側へ確実に移動する。
また、図2(b)に示すように、内側通過口89が外側通過口109から上昇する方向へ内側筐体81が回動して外側通過口109を閉じるのに従って、内側傾斜面79の、水平方向に対する内側下向きへの傾斜がきつくなるので(傾斜角度Yが大きくなるので)、トナーを、内側通過口89の下端縁から内側筐体81の内側へ確実に移動させることができる。そのため、トナーの漏れを一層確実に防止することができる。
また、内側傾斜面79の水平面に対する傾斜角度Y、および、外側傾斜面80の水平面に対する傾斜角度Zは、トナーの安息角より大きい。そのため、内側通過口89および外側通過口109の各下端縁において、トナーは、対応する内側傾斜面79および外側傾斜面80に沿って確実に移動するので、内側通過口89および外側通過口109の各下端縁にトナーが溜まることはなく、トナーの漏れを一層確実に防止することができる。
また、プロセスフレーム22には、フレーム側通過口34を水平方向に向けたときに、フレーム側通過口34の下端縁に、外側から内側へ向かうに従って、水平方向に対して下向きに傾斜するフレーム側傾斜面78が形成されている。そのため、フレーム側通過口34において、トナーは、フレーム側傾斜面78に沿ってプロセスフレーム22の内側へ移動するので、フレーム側通過口34の下端縁や、プロセスフレーム22とトナーカートリッジ31との間にトナーが溜まることはなく、トナーの漏れを確実に防止することができる。
また、シャッタ68は、上述したように、上昇することでフレーム側通過口34を閉鎖するので、フレーム側通過口34の閉動作時には、フレーム側通過口34の下端縁において、トナーが外側へ移動することを阻止し、トナーの漏れを確実に防止することができる。
また、フレーム側傾斜面78の水平面に対する傾斜角度Xは、トナーの安息角より大きい。そのため、フレーム側通過口34の下端縁において、トナーは、フレーム側傾斜面78に沿ってプロセスフレーム22の内側へ確実に移動するので、フレーム側通過口34の下端縁や、プロセスフレーム22とトナーカートリッジ31との間にトナーが溜まることはなく、トナーの漏れを一層確実に防止することができる。
また、図2(a)に示すように、トナーカートリッジ31がプロセスフレーム22に装着された状態において、カートリッジ側通過口47(外側通過口109および内側通過口89)とフレーム側通過口34とが水平方向に対向する。これにより、内側傾斜面79および外側傾斜面80と、フレーム側傾斜面78とは、水平方向に対して交差する方向に確実に傾斜するので、カートリッジ側通過口47およびフレーム側通過口34の各下端縁において、トナーは、対応する内側傾斜面79、外側傾斜面80およびフレーム側傾斜面78に沿って移動する。そのため、カートリッジ側通過口47およびフレーム側通過口34の下端縁にトナーが溜まることはなく、トナーの漏れを一層確実に防止することができる。
また、カートリッジ側通過口47とフレーム側通過口34とが水平方向に対向している状態において、外側傾斜面80の後端縁(下端縁)とフレーム側傾斜面78の前端縁(上端縁)とは、シャッタ68のシャッタ開口部69を挟んで連続している。そのため、外側傾斜面80に沿って外側筐体82の外側へ移動してきたトナーは、フレーム側傾斜面78へ円滑に到達して、プロセスフレーム22の内側(現像部32内)へ確実に移動する。なお、シャッタ68において、シャッタ開口部69の下端縁に、外側傾斜面80およびフレーム側傾斜面78に連続する傾斜面が形成されていると、外側傾斜面80から移動してくるトナーを、フレーム側傾斜面78に一層円滑に到達させることができる。
4.変形例
(1)上記した実施形態では、プロセスカートリッジ17は感光ドラム25と現像ローラ37とを一体的に備えており、そのプロセスカートリッジ17を本体ケーシング2に着脱自在に装着させている。これに加えて、たとえば、プロセスカートリッジ17を、感光ドラム25を備えない現像カートリッジとする一方で、感光ドラム25を備える別のユニット(ドラムカートリッジ)を設け、このドラムカートリッジに対して現像カートリッジを着脱自在に装着してもよい。また、プロセスカートリッジ17を本体ケーシング2に装着したまま、トナーカートリッジ31のみを着脱自在に構成してもよい。
さらに、本体ケーシング2に、感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26および転写ローラ28を設けて、その本体ケーシング2に、現像カートリッジを着脱自在に装着することもできる。
(2)また、上記した実施形態では、モノクロのレーザプリンタ1を例示したが、たとえば、本発明の画像形成装置は、カラーレーザプリンタ(タンデムタイプ、中間転写タイプを含む。)として構成することもできる。
(3)また、上記した実施形態では、内側筐体81は、外側筐体82に対して相対回動したが、これとは逆に、外側筐体82が内側筐体81に対して回動してもよい。
この場合の内側筐体81および外側筐体82について、以下に説明する。
図9は、図2において、変形例を適用した図である。図10は、図9に示すトナーカートリッジ(外側筐体が開放位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。図11は、図9に示すトナーカートリッジ(外側筐体が閉鎖位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。図12は、図10に示すトナーカートリッジの内側筐体を斜め左後側から見た斜視図である。図13は、図10に示すトナーカートリッジの外側筐体を斜め左後側から見た斜視図である。
(3−1)内側筐体
図12を参照して、内側筐体81は、上述した内側周壁83と内側側壁84とを一体的に備えている。そして、各内側側壁84の中心部に設けられたボス部85は、上述した厚板円板形状とは異なり、円柱状に形成されている。
また、各内側側壁84には、スライド突起86が設けられておらず、その周端面には、挟持突起87が設けられていない。
一方、各内側側壁84の幅方向外側面には、トナー内側板96が一体的に設けられている。トナー内側板96は、側面視略U字形状であり、そのU字の内側部分(内側部分97という。)は、斜め後側下方へ向けて深くなるように形成されている。また、側面視において、内側部分97の最深部は、円形状に形成されており、その中心位置にボス部85が配置されている。また、側面視において、内側部分97は、最深部から斜め前側上方に向けて扇状に広がるように形成されている。
また、各トナー内側板96の後側上端部には、上述した上側被固定部105および位置決めボス106が設けられており、トナー内側板96の前端部は、上述した被押圧部107を形成している。
そして、内側周壁83において、内側周壁83の中心に対する内側通過口89の反対側(前側)には、上述した掴み部113が設けられている。
なお、内側周壁83には、上述した実施形態と同様に、各内側通過口89の下端縁において、内側筐体81の外側から内側に向かうに従って、下向きに傾斜する内側傾斜面79が形成されている。
(3−2)外側筐体
変形例に係る内側筐体81に対応して、外側筐体82も、上述した実施形態で示したものと異なる。
図13を参照して、変形例に係る外側筐体82には、外側側壁102が設けられておらず、外側周壁101の幅方向両端部は、幅方向外側へ開放されている。そして、外側周壁101の幅方向両端部には、上述した1対の挟持突起87(4つの挟持突起87)が設けられており、外側通過口109は、外側周壁101において、これらの挟持突起87に囲まれる部分に形成されている。また、外側周壁101には、挟持突起87が設けられるのに対応して、長孔108が設けられていない。一方、外側周壁101において、外側周壁101の中心に対する外側通過口109の反対側(前側)には、上述した掴み部113を露出させる露出穴99が形成されている。
一方、外側周壁101の幅方向両端において、左側面視で外側通過口109から約90°時計回りにずれた位置には、トナー外側板98が一体的に設けられている。各トナー外側板98は、外側周壁101の幅方向両端から外側周壁101の径方向内側へ向けて延びており、側面視において、その径方向内側へ向けて細くなる略三角形状に形成されている。各トナー外側板98において、外側周壁101の円中心に相当する部分には、丸穴(嵌合穴147)が形成されており、外側周壁101に近い部分には、上述したスライド突起86が設けられている。
また、この変形例においても、外側周壁101には、各外側通過口109の下端縁において、外側傾斜面80が形成されている。ここで、変形例に係る外側傾斜面80は、外側筐体82の外側から内側に向かうに従って、下向きに傾斜している(図9参照)。なお、外側傾斜面80の傾斜角度Zは、上述した実施形態と同様に、トナーの安息角よりも大きく設定されている(図9(b)参照)。
(3−3)内側筐体と外側筐体との相対配置
内側筐体81は、上述した実施形態と同様に、外側筐体82内に収容されている。
具体的には、図10および図11に示すように、外側周壁101の露出穴99から、掴み部113が露出され、各トナー外側板98の嵌合穴147にボス部85が嵌合され、各トナー外側板98が、対応するトナー内側板96の内側部分97内に配置されている。
外側筐体82は、嵌合穴147にボス部85が嵌合されることで、内側筐体81に対して、閉鎖位置(図11参照)と、開放位置(図10参照)との間において、ボス部85を支点する相対回動が許容されている。
外側筐体82が閉鎖位置に配置されているときには、図11に示すように、外側通過口109が内側通過口89より上側に配置され、内側通過口89が、外側周壁101における外側通過口109よりも下側の部分によって、閉鎖されている。
そして、ボス部85を支点として、外側筐体82を、内側筐体81に対して、外側通過口109が内側通過口89に向かう方向(下側)に相対回動させる。
その後、各トナー外側板98が、対応する内側部分97の後端縁に当接すると、図10に示すように、外側筐体82が開放位置に配置される。
外側筐体82が開放位置に配置されているときには、内側通過口89が外側通過口109と対向し、これらが連通して開放される。
なお、ボス部85を支点として、外側筐体82を、内側筐体81に対して、外側通過口109が内側通過口89から上昇する方向に相対回動させると(図9(b)の太線矢印参照)、図11に示すように、各トナー外側板98が、対応する内側部分97の前端縁に当接して、外側筐体82が閉鎖位置に配置される。
ここで、外側筐体82が開放位置から閉鎖位置へ移動するの従って、上述した外側傾斜面80の傾斜角度Zが大きく、つまり、外側傾斜面80の、外側筐体82の内側下向きへの傾斜がきつくなる(図9(b)参照)。
そして、変形例に係るトナーカートリッジ31をプロセスフレーム22へ装着すると、
上側固定部66に対して位置決めボス106が載置され、かつ、下側固定部67に対して係止爪117が係止されることによって、内側筐体81がカートリッジ収容部33に固定される(図9(a)参照)。
そして、揺動アーム70を押圧解除位置から押圧位置へ揺動させると、各受入凹部75に嵌合されている各スライド突起86が、各アーム側板72の揺動に伴って後側へスライドし、さらに、幅方向両側の1対の挟持突起87が、シャッタ68を挟持したまま下側へスライドする。
これによって、外側筐体82が開放位置に配置され(図10参照)、図9(a)に示すように、外側通過口109が内側通過口89と対向して、これらが連通される。また、シャッタ68が開放位置に配置され、フレーム側通過口34が、カートリッジ側通過口47(内側通過口89および外側通過口109)と水平方向に対向して、これらが連通される。
一方、揺動アーム70を押圧位置から押圧解除位置へ揺動させ、内側筐体81のカートリッジ収容部33への固定を解除してから、トナーカートリッジ31をカートリッジ収容部33から前側へ引き出せば、トナーカートリッジ31は、プロセスフレーム22から離脱される。
(3−4)変形例の作用効果
図9に示すように、この変形例において、外側筐体82は、内側筐体81に対して回動可能であり、外側筐体82の外側傾斜面80は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜している。
これにより、外側筐体82が内側筐体81に対して回動すると、外側通過口109の下端縁において、トナーは、外側傾斜面80に沿って外側筐体82の内側、つまり内側通過口89へ移動する。また、内側筐体81の内側傾斜面79も、上述したように、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜しているので、内側通過口89の下端縁において、トナーは、内側傾斜面79に沿って内側筐体81の内側へ移動する。
その結果、外側通過口109および内側通過口89の各下端縁において、トナーは、対応する外側傾斜面80および内側傾斜面79に沿って内側筐体81の内側へ移動するので、外側通過口109および内側通過口89の各下端縁のトナーが内側に誘い込まれるため、トナーの漏れを確実に防止することができる。
また、図9(a)に示すように、外側通過口109と内側通過口89とが水平方向に対向している状態において、外側傾斜面80の前端縁(下端縁)と内側傾斜面79の後端縁(上端縁)とは、連続している。そのため、外側傾斜面80側のトナーは、内側傾斜面79へ円滑に到達して、内側筐体81の内側へ確実に移動する。
また、図9(b)に示すように、外側通過口109が内側通過口89から上昇する方向へ外側筐体82が回動して内側通過口89を閉じるのに従って、外側筐体82の外側傾斜面80の、水平方向に対する内側下向きへの傾斜がきつくなる(傾斜角度Zが大きくなるので)。これにより、トナーを、外側通過口109の下端縁から内側筐体81の内側へ確実に移動させることができる。そのため、トナーの漏れを一層確実に防止することができる。
(4)また、上記(3)の変形例に係る外側傾斜面80(外側筐体82の外側から内側に向かうに従って、下向きに傾斜している。)を、上記した実施形態に適用し、さらに、内側通過口89が外側通過口109から下降する方向へ内側筐体81が回動して外側通過口109を閉じてもよい。つまり、ここでは、上記(3)の変形例とは異なり、内側筐体81が外側筐体82に対して回動する。
この場合、内側筐体81が外側通過口109を閉じるときに、内側通過口89が外側通過口109から下降するので、トナーを、外側通過口109の下端縁から内側通過口89へ確実に移動させることができる。また、内側筐体81が外側筐体82に対して回動すると、内側通過口89の下端縁において、トナーは、内側傾斜面79に沿って内側筐体81の内側へ移動する。そのため、トナーの漏れを一層確実に防止することができる。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図2(a)は、図1に示すレーザプリンタのプロセスカートリッジ(トナーカートリッジ装着状態)およびトナーカートリッジ単体の側断面図であり、図2(b)は、図2(a)の要部拡大図である。 プロセスカートリッジを斜め右前側から見た一部切欠斜視図である。 プロセスカートリッジを斜め右前側から見た分解斜視図である。 プロセスカートリッジ(トナーカートリッジ離脱状態)の、シャッタを省略した斜視図である。 トナーカートリッジ(内側筐体が開放位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。 トナーカートリッジ(内側筐体が閉鎖位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。 図6に示すトナーカートリッジの内側筐体を斜め左後側から見た斜視図である。 図2において、変形例を適用した図である。 図9に示すトナーカートリッジ(外側筐体が開放位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。 図9に示すトナーカートリッジ(外側筐体が閉鎖位置にある状態)を斜め左後側から見た斜視図である。 図10に示すトナーカートリッジの内側筐体を斜め左後側から見た斜視図である。 図10に示すトナーカートリッジの外側筐体を斜め左後側から見た斜視図である。
符号の説明
17 プロセスカートリッジ
22 プロセスフレーム
25 感光ドラム
31 トナーカートリッジ
33 カートリッジ収容部
34 フレーム側通過口
37 現像ローラ
47 カートリッジ側通過口
68 シャッタ
78 フレーム側傾斜面
79 内側傾斜面
80 外側傾斜面
81 内側筐体
82 外側筐体
89 内側通過口
109 外側通過口
155 傾斜角度X
156 傾斜角度Y
157 傾斜角度Z

Claims (13)

  1. 現像剤を収容し、内側と外側とを連通させるためのカートリッジ側開口が形成されたカートリッジ筐体を備え、
    前記カートリッジ筐体には、前記カートリッジ側開口を水平方向に向けたときに、前記カートリッジ側開口の下端縁に、前記水平方向に対して交差する方向に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする、トナーカートリッジ。
  2. 前記カートリッジ筐体は、
    内側と外側とを連通させるための外側開口が形成された外側筐体と、
    前記外側筐体に収容され、前記外側開口に対向可能な内側開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体と
    を備え、
    前記カートリッジ側開口は、前記外側開口および前記内側開口を含み、
    前記傾斜面は、前記外側筐体において前記外側開口の下端縁に形成され、前記内側筐体において前記内側開口の下端縁に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記内側筐体は、前記外側筐体に対して回動可能であり、
    前記外側筐体において前記外側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、内側から外側へ向かうに従って、下向きに傾斜しており、
    前記内側筐体において前記内側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記内側筐体は、
    前記外側開口を水平方向に向けたときに、前記内側開口が前記外側開口から上昇する方向へ回動して、前記外側開口を閉じることを特徴とする、請求項3に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記外側筐体と前記内側筐体とは相対的に回動可能に構成され、
    前記外側筐体において前記外側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜しており、
    前記内側筐体において前記内側開口の下端縁に形成された前記傾斜面は、外側から内側へ向かうに従って、下向きに傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記外側筐体は、
    前記内側開口を水平方向に向けたときに、前記外側開口が前記内側開口から上昇する方向へ回動して、前記内側開口を閉じることを特徴とする、請求項5に記載のトナーカートリッジ。
  7. 前記内側筐体は、
    前記外側開口を水平方向に向けたときに、前記内側開口が前記外側開口から下降する方向へ回動して、前記外側開口を閉じることを特徴とする、請求項5に記載のトナーカートリッジ。
  8. 水平面に対する前記傾斜面の傾斜角度は、現像剤の安息角より大きいことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のトナーカートリッジ。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のトナーカートリッジと、
    前記トナーカートリッジが着脱可能であり、前記カートリッジ側開口に対向して現像剤を受け入れ可能な現像側開口が形成された現像筐体と、
    上昇することで前記現像側開口を閉鎖し、下降することで前記現像側開口を開放する開閉部材と、
    前記現像筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体とを備え、
    前記現像筐体には、前記現像側開口を水平方向に向けたときに、前記現像側開口の下端縁に、外側から内側へ向かうに従って、前記水平方向に対して下向きに傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする、現像装置。
  10. 水平面に対する前記傾斜面の傾斜角度は、現像剤の安息角より大きいことを特徴とする、請求項9に記載の現像装置。
  11. 前記トナーカートリッジが前記現像筐体に装着された状態において、前記カートリッジ側開口と前記現像側開口とが水平方向に対向することを特徴とする、請求項9または10に記載の現像装置。
  12. 請求項1ないし8のいずれかに記載のトナーカートリッジと、
    前記カートリッジ側開口に対向して現像剤を受け入れ可能な現像側開口が形成された現像筐体と、
    前記現像筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体とを備えていることを特徴とする、現像装置。
  13. 現像剤を収容するトナーカートリッジを装着するためのカートリッジ収容部と、
    前記トナーカートリッジから供給される現像剤を受入可能な現像側開口が形成された現像筐体と、
    上昇することで前記現像側開口を閉鎖し、下降することで前記現像側開口を開放する開閉部材と、
    前記現像筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体とを備え、
    前記現像筐体には、前記現像側開口を水平方向に向けたときに、前記現像側開口の下端縁に、外側から内側へ向かうに従って、前記水平方向に対して下向きに傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする、現像装置。
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