JP2008209766A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像の際に現像剤担持体における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを現像槽内に回収でき、これによりキャリア飛散による画質悪化等の不都合を解消できる現像装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】2成分現像剤を用い磁気ブラシを形成して現像する現像装置24は、現像剤を収容する現像槽61と、現像槽61に収容される現像剤を外周面上に担持して像担持体21上の静電潜像を現像する現像領域Pへ搬送する現像スリーブ85内に現像領域Pに臨む主極N1を形成する主極用磁石M1及び主極N1の現像剤搬送方向A下流側に隣設する補極S1を形成する補極用磁石M2を少なくとも設けた現像剤担持体69と、現像剤担持体69における補極S1の磁力線mを現像槽61内側へ押し曲げるように該補極S1と同極性の押し曲げ用磁極95aを形成するキャリア回収手段71とを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、デジタル複合機等の電子写真方式の画像形成装置に適用できる現像装置及び画像形成装置に関し、特に、像担持体上に形成される静電潜像をトナー及びキャリアを主成分とする2成分現像剤を用いて現像し可視化する現像装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体(例えば、感光体)の表面を帯電させ、その帯電域に画像露光して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置により現像して可視化を行っている。
トナー及びキャリアを含む2成分現像剤を用いて現像を行う現像装置では、現像剤担持体に磁気ブラシを形成し、トナーのみを像担持体に付着させる方式が一般的に採用されている。2成分現像剤を用いて現像を行う現像装置は、通常、該現像剤を収容する現像槽と、該現像剤を外周面上に担持して像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送するスリーブ内に複数の磁石を配置した現像剤担持体(例えば、現像ローラ)とを備えている。
この現像装置では、摩擦帯電によりトナーを吸着したキャリアがスリーブ内の磁石によって該スリーブの外周面にブラシ状に吸着され、磁気ブラシが形成される。そして、スリーブの外周面に吸着したキャリアは、該スリーブが該スリーブ内の磁石に対して相対回転されることによってトナーと共に現像領域に搬送される。現像領域まで搬送されたトナーは、一部がスリーブに印加された現像バイアス電圧と静電潜像の電位差によって像担持体上の静電潜像に移行し、静電潜像が現像されてトナー像が形成される。一方、キャリアは、現像に寄与しなかったトナーと共にスリーブ内の磁石の磁力により該スリーブの外周面に吸着したまま現像槽内に戻される。
その後、画像形成装置では、現像装置の現像によって像担持体上に形成されたトナー像が中間転写ベルト等の中間転写部材や記録用紙等の記録材に転写され、中間転写部材に転写された場合にはさらに記録材に転写され、記録材に転写されたトナー像が定着装置によって該記録材に定着される。
このような画像形成装置においては、現像の際に現像剤担持体における磁気ブラシからキャリアが飛散して像担持体に付着することがある。像担持体に付着したキャリアは、転写時における像担持体に対する中間転写部材や記録材の密着性を低下させ、中間転写部材や記録材への転写の際に、白抜け、脱字の原因となる。また、現像剤担持体における磁気ブラシからキャリアが飛散して画像形成装置内部へ落下することもある。この場合、該画像形成装置の故障などの原因となる。
特に、近年の画像形成装置の高画質化に伴い、現像剤に使用されるキャリアの径が小さくなるに従い、或いは、画像形成処理の高速化に伴い、現像剤担持体におけるスリーブの現像剤搬送速度(例えば、現像ローラの回転速度)が速くなるに従い、スリーブとキャリアとの付着力が弱くなる傾向にあり、前記の問題が顕著になる。
このため、現像装置には現像領域よりも現像剤担持体の現像剤搬送方向下流側近傍にキャリア回収部材が設けられることが多い。
このキャリア回収部材を備えた現像装置では、一般的には、キャリア回収ローラの内部には多数の磁石が設けられる。キャリア回収ローラは、現像の際に内部の磁石に対して相対回転される。現像の際に像担持体に付着するキャリアは、回転されるキャリア回収ローラ内の磁石の磁力によってキャリア回収ローラの外周面に吸引される。そして、キャリア回収ローラの外周面に吸引されたキャリアは、該外周面に接触配置されたスクレーパによって該外周面から掻き落とされて現像槽内に回収され、再使用される。
この現像装置では、キャリア回収ローラ内の磁極のうち像担持体からのキャリアを吸引するための磁極を該像担持体の表面に対面するように位置させた構成とされる(下記特許文献1の段落[0010]の7行目〜9行目及び図3参照、並びに下記特許文献2の段落[0027]の5行目〜6行目及び図2参照)。
特開平9−34263号公報 特開平7−98545号公報
即ち、このような従来の現像装置においては、現像の際に現像剤担持体における磁気ブラシ中で飛散して像担持体に移行した後の該像担持体上に付着したキャリアを回収することを前提としており、キャリアを吸引するための磁極が像担持体表面に対面するように位置しているため、磁気ブラシ中で飛散するキャリア、例えば、磁気ブラシ中で飛散して像担持体に移行する段階のキャリアや、磁気ブラシ中で飛散して画像形成装置内部へ落下しようとするキャリアに対しては考慮されていない。
また、従来の現像装置では、キャリアを吸引するための磁極を含めキャリア回収ローラ内には多数の磁極が設けられているため、各磁極面の面積が小さくなっている。このような構成では、磁極の強さが大きくならず、現実的には現像の際のキャリア回収を効率的に行うことができず、これに伴って印字画質の悪化を招く欠点を有している。
本発明は、前記課題に鑑みなされたものであり、現像の際に現像剤担持体における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを現像槽内に回収でき、これによりキャリア飛散による画質悪化等の不都合を解消できる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、画像形成装置において像担持体上に形成される静電潜像をトナー及びキャリアを含む2成分現像剤を用い磁気ブラシを形成して現像する現像装置であって、前記現像剤を収容する現像槽と、前記現像槽に収容される前記現像剤を外周面上に担持して前記像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送する現像スリーブを有し該現像スリーブ内に前記現像領域に臨む主極を形成する主極用磁石及び前記主極の現像剤搬送方向下流側に隣設する補極を形成する補極用磁石を少なくとも設けた現像剤担持体と、前記現像剤担持体における前記補極の磁力線を前記現像槽内側へ押し曲げるように該補極と同極性の押し曲げ用磁極を形成するキャリア回収手段とを備えていることを特徴とする現像装置、及び、前記本発明に係る現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明に係る現像装置及び画像形成装置によれば、前記現像剤担持体における前記補極用磁石の前記補極の磁力線を前記現像槽内側へ押し曲げるように該補極と同極性の押し曲げ用磁極を形成する前記キャリア回収手段を備えているので、現像の際に前記現像剤担持体における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを前記現像槽側に呼び込むことができる。従って、該磁気ブラシ中で飛散するキャリアを前記現像槽内に有効に回収することができる。これによりキャリア飛散による画質悪化等の不都合を解消することが可能となる。
前記キャリア回収手段において、前記補極の磁力線を前記現像槽内側へ押し曲げるように前記押し曲げ用磁極を形成する態様として、次のものを例示できる。
即ち、前記キャリア回収手段は、前記現像領域よりも前記現像剤担持体の現像剤搬送方向下流側近傍に配置される押し曲げ用磁石を備え、前記押し曲げ用磁石は、一方の磁極が前記押し曲げ用磁極とされると共に他方の磁極よりも前記補極に近接した位置に配置され、且つ、該両磁極を結ぶ第1仮想直線と前記補極用磁石の両磁極を結ぶ第2仮想直線とが直交する状態を基準にして、前記押し曲げ用磁極とされた前記一方の磁極が前記補極側に近づく方向に前記第1仮想直線が傾くように配置されている態様である。
この態様において、前記押し曲げ用磁石は、前記第1仮想直線と前記第2仮想直線とが直交する状態を基準にして、前記押し曲げ用磁極とされた前記一方の磁極が前記補極側に近づく方向に前記第1仮想直線が35°〜45°の角度で傾くように配置されていることが好ましい。こうすることで、現像の際に前記現像剤担持体における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを前記現像槽側に効果的に呼び込むことができる。これにより、磁気ブラシ中で飛散するキャリアを前記現像槽内にさらに有効に回収することが可能となる。
このように前記キャリア回収手段が前記押し曲げ用磁石を備えている場合、前記キャリア回収手段は、前記押し曲げ用磁石を内側に設けると共に該押し曲げ用磁石に対して相対回転可能な円筒状のキャリア回収用スリーブと、前記キャリア回収用スリーブの外周面に吸着されるキャリアを掻き取って、前記現像槽内へ導くように前記キャリア回収用スリーブの外周面に接触配置されたスクレーパとをさらに備えている態様を例示できる。こうすることで、たとえ前記押し曲げ用磁石によって前記現像剤担持体における磁気ブラシ中で前記現像槽内に回収できないキャリアがあったとしても、該キャリアを前記キャリア回収用スリーブの外周面に吸引することができる。そして、前記キャリア回収スリーブを回転させることで、該回転されるキャリア回収スリーブの外周面に吸引されたキャリアを前記スクレーパによって掻き取って前記現像槽内へ導くことができる。
本発明に係る現像装置及び画像形成装置において、前記押し曲げ用磁石は単一のものとされていることが好ましい。このように前記押し曲げ用磁石が単一のものとされることで、前記押し曲げ用磁極とされた前記一方の磁極面の面積を大きくすることができ、それだけ該磁極の強さを大きくすることができる。
前記キャリア回収手段が前記キャリア回収用スリーブ及び前記スクレーパを備え、前記キャリア回収用スリーブ内に配設される前記押し曲げ用磁石は単一のものとされている場合、前記押し曲げ用磁石は、前記第1仮想直線と前記第2仮想直線とが直交する状態において、前記第1仮想直線が前記キャリア回収用スリーブの回転中心よりも前記補極側にずれた位置に配設され、該状態から前記回転中心回りに傾くよう配設されていることが好ましい。こうすることで、前記押し曲げ用磁極を前記補極に可及的に近接させることができる。
また、前記キャリア回収手段が前記キャリア回収用スリーブ及び前記スクレーパを備える場合、前記スクレーパとしては、樹脂フィルムで形成されていることが好ましい。こうすることで、前記キャリア回収用スリーブの外周面の傷付きを抑えることができ、前記キャリア回収用スリーブの長寿命化を図ることができる。この場合、前記スクレーパが前記キャリア回収用スリーブの外周面に接触する圧力としては、それには限定されないが、1.96kPa〜6.86kPa(20g/cm2〜70g/cm2)程度を例示できる。即ち、前記スクレーパは、前記キャリア回収用スリーブの外周面に1.96kPa〜6.86kPaの圧力で接触している態様を例示できる。こうすることで、前記キャリア回収スリーブ外周面におけるキャリアを前記スクレーパによって前記現像槽内へ確実に回収することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、現像の際に現像剤担持体における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを現像槽内に回収でき、これによりキャリア飛散による画質悪化等の不都合を解消できる現像装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る現像装置24の一実施形態を備えた画像形成装置100を示す概略側面図である。
先ず、図1に示す画像形成装置100全体の構成について説明する。図1に示す画像形成装置100は、ここでは、電子写真方式の画像形成プロセスによって画像を形成するデジタル複合機とされている。画像形成装置100は、像担持体(ここでは感光体ドラム)21と、感光体ドラム21表面を帯電させるための帯電装置(ここでは帯電器)22と、感光体ドラム21上に静電潜像を形成するための露光装置(ここでは露光ユニット)23と、前記静電潜像を現像剤によって現像して感光体ドラム21上にトナー像を形成するための現像装置24と、感光体ドラム21上のトナー像を記録用紙等の記録材に転写するための転写装置(ここでは転写ユニット)25と、記録材上の転写画像を該記録材に定着するための定着装置(ここでは定着ユニット)27と、転写ユニット25によって転写されずに感光体ドラム21表面に残った残留トナーを除去するためのクリーニング装置(ここではクリーナユニット)26とを備えている。
詳しくは、画像形成装置100は、原稿から読取られた画像データを取得したり、或いは、外部のファクシミリ装置や端末装置等の画像データ出力装置から受信した画像データを取得し、この画像データによって示されるモノクロ画像を記録材に形成するものである。画像形成装置100は、その構成を大別すると、原稿搬送部(ADF)101、画像読取り部102、画像形成部103、搬送路40及び給紙部105からなっている。
原稿搬送部101は、少なくとも1枚の原稿が原稿セットトレイ11にセットされると、原稿を1枚ずつ原稿セットトレイ11から引き出して搬送するようになっている。また、原稿搬送部101は、この原稿を画像読取り部102の原稿読取り窓102aに導いて通過させ、この原稿を原稿排紙トレイ12に排出するようになっている。
原稿読取り窓102aの上方には、CIS(Contact Image Sensor)13が配設されている。このCIS13は、原稿読取り窓102aを原稿が通過する際に、原稿裏面の画像を主走査方向に繰り返し読取り、原稿裏面の画像を示す画像データを出力するものである。
画像読取り部102は、原稿が原稿読取り窓102aを通過する際に、第1走査ユニット15のランプによって原稿表面を露光するようになっている。また、画像読取り部102は、第1及び第2走査ユニット15,16のミラーによって原稿表面からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿表面の画像をCCD(Charge Coupled Device)18上に結像するようになっている。CCD18は、原稿表面の画像を主走査方向に繰り返し読取り、原稿表面の画像を示す画像データを出力するものである。
画像読取り部102は、さらに、原稿が画像読取り部102上面のプラテンガラス上に置かれた場合は、第1及び第2走査ユニット15,16を相互に所定の速度関係を維持しつつ移動させ、第1走査ユニット15によってプラテンガラス上の原稿表面を露光するようになっている。また、画像読取り部102は、第1及び第2走査ユニット15,16によって原稿表面からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿表面の画像をCCD18上に結像するようになっている。
CIS13若しくはCCD18から出力された画像データは、マイクロコンピュータ等を含む制御部(図示省略)により各種の画像処理を施されてから、画像形成部103に出力される。
画像形成部103は、画像データに基づき原稿画像を記録材に記録するものであって、既述の感光体ドラム21、帯電器22、露光ユニット23、現像装置24、転写ユニット25、クリーナユニット26及び定着ユニット27を備えている。
感光体ドラム21は、ここでは、表層が有機光導電性材料からなる有機感光体とされている。帯電器22は、ここでは、チャージャー型のものとされている。なお、帯電器22は、感光体ドラム21に接触するローラ型やブラシ型のものであってもよい。
露光ユニット23は、ここでは、二つのレーザ照射部28a,28b及び二つのミラー群29a,29bを備えるレーザスキャニングユニット(LSU)とされている。この露光ユニット23は、画像データを入力して、この画像データに応じたレーザ光を各レーザ照射部28a,28bからそれぞれ出射するようになっている。また、露光ユニット23は、これらのレーザ光を各ミラー群29a,29bを介して感光体ドラム21に照射して、均一に帯電された感光体ドラム21表面を露光するようになっている。これにより、感光体ドラム21表面に静電潜像を形成することができる。また、露光ユニット23は、ここでは、高速画像形成処理に対応するために二つのレーザ照射部28a,28bを備えた2ビーム方式が採用され、照射タイミングの高速化に伴う負担を軽減できるようになっている。
なお、露光ユニット23として、レーザスキャニングユニットの代わりに、発光素子をアレイ状に並べたEL書き込みヘッドやLED書き込みヘッドを用いることもできる。
現像装置24は、感光体ドラム21上に形成される静電潜像をトナー及び磁性キャリアを主成分とする2成分現像剤(図示せず)を用い磁気ブラシを形成して現像し、トナー像(可視像とも称する)を感光体ドラム21表面に形成するものである。この現像装置24については、のちほど詳述する。
転写ユニット25は、ここでは、転写ベルト31、駆動ローラ32、従動ローラ33及び弾性導電性ローラ34を備えている。転写ベルト31は、これらのローラ32〜34及び他のローラに張架されている。転写ベルト31は、これらのローラの回転によって表面が移動することで、その表面に載せられた記録材を搬送するようになっている。転写ベルト31は、所定の抵抗値(例えば、1×109〜1×1013Ω/cm)を有している。弾性導電性ローラ34は、転写ベルト31を介して感光体ドラム21表面に押し付けられている。これにより、転写ベルト31上の記録材を感光体ドラム21表面に押し付けることができる。この弾性導電性ローラ34には、感光体ドラム21表面のトナー像の電荷とは逆極性の転写電界が印加される。この逆極性の転写電界により感光体ドラム21表面のトナー像を転写ベルト31上の記録材に転写することができる。例えば、トナー像が(−)極性の電荷を有する場合は、弾性導電性ローラ34に印加される転写電界の極性が(+)極性とされる。
定着ユニット27は、ここでは、記録材を加熱及び加圧して、該記録材上のトナー像を加熱定着させるものとされている。
詳しくは、定着ユニット27は、加熱ローラ35及び加圧ローラ36を備えている。加熱ローラ35内部には、該加熱ローラ35表面を所定温度(定着温度:概ね160〜200℃)に設定するための熱源が設けられている。また、加熱ローラ35に対して加圧ローラ36が所定圧で圧接されるように、加圧ローラ36の両端に図示しない加圧部材が配置されている。この定着ユニット27は、加熱ローラ35と加圧ローラ36間の圧接部(定着ニップ部と称される)に記録材が搬送されてくると、各ローラ35,36により記録材が搬送されつつ、記録材上の未定着トナー像が加熱溶融され加圧されるようになっている。これにより、トナー像を記録材上に定着することができる。
クリーナユニット26は、ここでは、現像、転写後に感光体ドラム21の表面に残留したトナーを除去して回収するクリーニングブレード26Aを有するものとされている。
搬送路40には、記録材を搬送するための複数対の搬送ローラ41と、一対のレジストローラ42とが設けられている。一対のレジストローラ42は、複数対の搬送ローラ41からの記録材を感光体ドラム21上の静電潜像と同期をとって搬送するものである。
給紙部105は、複数の給紙トレイ51を備えている。各給紙トレイ51は、複数枚の記録材を蓄積しておくためのものであり、ここでは、画像形成装置100の下部に設けられている。
また、画像形成装置100の側面には、複数種の記録材を多量に収容可能な大容量給紙トレイ(LCC)52、及び主として不定型サイズ及び/又は少量の記録材を供給するための手差しトレイ53が設けてられている。手差しトレイ53とは反対側の側面に排紙トレイ47が配置されている。
次に、現像装置24について詳述する。図2は、図1に示す現像装置24の概略断面図である。
図2に示すように、現像装置24は、現像槽61と、現像剤担持体69とを備えている。現像槽61は現像剤を収容するものである。現像槽61には現像剤担持体69が設けられている。
詳しくは、現像槽61は、ここでは、中空の現像ケースとされており、現像剤担持体69の後述する現像スリーブ85の一部を露出する現像用開口部61aを有している。また、現像槽61には、現像剤担持体69に加えて、現像剤を搬送・攪拌する各種ローラ63,65,67が設けられている。
この現像装置24は、トナーボトル75からトナーが補給されるようになっている。ここでは、現像装置24には中間ホッパー73が連結されており、この中間ホッパー73にトナーボトル75が連結されている。トナーボトル75は、収容されるトナーを中間ホッパー73へ供給するようになっている。
また、中間ホッパー73は、トナーボトル75から供給されたトナーを一時的に貯え、該貯えたトナーを複数のローラ77,79,81によって必要に応じて現像装置24に補給するようになっている。例えば、現像槽61に設けられた図示しないトナー濃度センサーの検出値に基づき、複数のローラ77,79,81が作動制御されることによって、中間ホッパー73に貯えられたトナーが複数のローラ77,79,81を介して現像槽61へ補給されるようになっている。
現像槽61において、現像用開口部61aとは反対側端部上方には中間ホッパー73から補給されるトナーを受け入れる補給用開口部61bが設けられている。補給用開口部61bの下方には搬送ローラ63が設けられており、搬送ローラ63の現像剤担持体69へ向かう側には攪拌ローラ65が設けられている。また、攪拌ローラ65の現像剤担持体69へ向かう側にはパドルローラ67が設けられている。即ち、補給用開口部61bの下方位置から現像剤担持体69に向けて、搬送ローラ63、攪拌ローラ65及びパドルローラ67がこの順に並設されている。
なお、ここでは、攪拌ローラ65は、他のローラ63,67より若干下方へ変位した位置に配置されている。また、現像剤担持体69の現像スリーブ85は、所定の第1回転方向(図中矢印反時計方向A)に回転されるようになっている。パドルローラ67は、ここでは、第1回転方向Aに回転されるようになっており、搬送ローラ63及び攪拌ローラ65は、ここでは、第1回転方向Aとは反対の第2回転方向(図中矢印時計方向B)に回転されるようになっている。また、感光体ドラム21は、ここでは、第2回転方向Bに回転されるようになっている。
現像槽61において、感光体ドラム21上の静電潜像を現像する現像領域Pよりも現像スリーブ85の現像剤搬送方向(ここでは第1回転方向A)上流側に現像剤の搬送量を規制する層厚規制部材87(穂立ち規制部材)が設けられている。層厚規制部材87は、ここでは板状のものとされている。層厚規制部材87の後方には仕切板89が設けられている。仕切板89は、一端部が現像スリーブ85の上方に位置し且つ他端部が攪拌ローラ65の上方に位置するように配置されている。
斯かる構成を備えた現像装置24では、搬送ローラ63は、第2回転方向Bに回転されることで中間ホッパー73から補給されたトナーを現像剤と混合し、該混合した現像剤を攪拌ローラ65側へ移動させる。攪拌ローラ65は、第2回転方向Bに回転されて現像剤を攪拌し、この攪拌によって現像剤中の磁性キャリアとトナーとを摩擦帯電させて磁性キャリア及びトナーに電荷を付与する。パドルローラ67は、第1回転方向Aに回転されることで攪拌ローラ65からの現像剤を現像剤担持体69に向けて搬送する。
図3は、図2に示す現像剤担持体69部分を拡大して示す概略断面図である。図3に示すように、現像剤担持体69は、現像領域Pに臨む主極N1(ここではN極)を形成すると共に、主極N1の現像剤搬送方向(即ち現像スリーブ85の回転方向)A下流側の磁界内に該主極N1とは異なる極性の補極S1(ここではS極)を少なくとも形成するための着磁部83と、着磁部83の外周に着磁部83に対して相対回転可能に設けられた現像スリーブ85とを有している。
現像スリーブ85は、現像槽61に収容される現像剤を外周面上に担持して現像領域Pへ搬送する中空のものである。現像スリーブ85内には、主極用磁石M1が設けられていると共に、第1補極用磁石M2が少なくとも設けられている。
主極用磁石M1は、現像領域Pに臨む主極N1を形成するものであり、第1補極用磁石M2は、主極N1の現像剤搬送方向A下流側に隣設する補極S1を形成するものである。詳しくは、第1補極用磁石M2は、両磁極を結ぶ仮想直線C2が主磁石用磁石M1の両磁極を結ぶ仮想直線C3から現像剤搬送方向A下流側にθ度(例えば、30°〜50°、ここでは略45°)ずれた位置に位置するように配置されている。補極S1は、既述したように、主極N1とは異なる極性とされる。
現像剤担持体69は、ここでは、現像ローラとされており、現像スリーブ85は円筒状のものとされている。着磁部(以下、多極着磁マグネットという)83は、固定配置されており、現像スリーブ85を相対回転自在に支持している。現像スリーブ85は、非磁性体(例えば、アルミニウム合金やステンレス鋼など)で形成されており、図示を省略した駆動源から駆動伝達手段を介して駆動力が伝達されることによって第1回転方向Aに回転駆動されるようになっている。ここでは、現像スリーブ85の直径は約30mmとされている。
多極着磁マグネット83は、円柱状のマグネットホルダー83aを有している。このマグネットホルダー83aの外周部には、軸線方向に沿って延びると共に径方向外側へ開口する複数(ここでは7個)の溝が、周方向に離隔して形成されている。そして、この各溝に、軸方向に沿って延びる棒状の永久磁石M1〜M7がはめ込まれ、マグネットホルダー83aと一体化されて多極着磁マグネット83が構成されている。
主極用磁石M1以外の少なくとも一つの磁石は、補極を形成するための補極用磁石とされている。ここでは、第1から第6の6個の補極用磁石M2〜M7が現像剤搬送方向Aにこの順に配置されている。そして、多極着磁マグネット83の外周部には、主極N1に加えて、第1から第6補極用磁石M2〜M7の補極(ここでは、S極、N極、N極、S極、N極、S極)S1,N2,N3,S2,N4,S3が現像剤搬送方向Aにこの順で形成されている。
斯かる構成を備えた現像装置24では、多極着磁マグネット83の周囲を相対回転する現像スリーブ85上に磁石M1〜M7の磁力によって現像剤を担持し、該現像スリーブ85の回転により、該現像スリーブ85上に担持した現像剤を層厚規制部材87にて搬送量が規制された状態で現像領域Pへ搬送するようになっている。
そして、この現像装置24は、さらに、キャリア回収手段71を備えている。このキャリア回収手段71は、現像剤担持体69における補極用磁石M2の補極S1の磁力線を現像槽61内側へ向けて押し曲げるように該補極S1と同極性(ここではS極)の押し曲げ用磁極95aを形成するものである。
図5は、補極用磁石M2における補極S1の磁力線mの状態を説明するための模式図であって、図5(a)は、キャリア回収手段71が設けられている場合での補極S1の磁力線mの状態を示す図であり、図5(b)は、キャリア回収手段71が設けられていない場合での補極S1の磁力線mの状態を示す図である。
補極S1の磁力線mは、キャリア回収手段71が設けられていない場合には図5(b)に示すような状態となるが、キャリア回収手段71が設けられている場合には図5(a)に示すように、現像槽61内側へ押し曲げられる。
本実施の形態では、キャリア回収手段71は、現像領域Pよりも現像剤担持体69の現像剤搬送方向A下流側近傍に配置される押し曲げ用磁石95を備えている。
押し曲げ用磁石95は、永久磁石とされており、一方の磁極95aが押し曲げ用磁極とされると共に他方の磁極95bよりも補極S1に近接した位置に配置されている。
図4は、図3に示す押し曲げ用磁石95の配置状態を説明するための概略断面図である。
図3に示す押し曲げ用磁石95は、図4に示すように、該両磁極95a,95bを結ぶ第1仮想直線C1と補極用磁石M2の両磁極S1,N1’を結ぶ第2仮想直線C2とが直交する状態を基準にして、押し曲げ用磁極とされた一方の磁極95aが補極S1側に近づく方向に第1仮想直線C1が傾くように配置されている。
好ましくは、押し曲げ用磁石95は、第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交する状態を基準にして、押し曲げ用磁極95aが補極S1側に近づく方向に第1仮想直線C1が35°〜45°の角度で傾くように配置され得る。
なお、押し曲げ用磁極95aは、第2仮想直線C2を基準にして現像剤搬送方向A下流側、且つ、第2仮想直線C2を補極S1を中心にして現像剤搬送方向Aにφ度(例えば、30°〜50°)回転させた第3仮想直線C4を基準にして現像剤搬送方向A上流側に配置されていることが好ましい。
押し曲げ用磁石95は、ここでは、現像スリーブ85の軸線方向に沿って延びる棒状(より具体的には断面略矩形状)の磁石とされている。
以上説明した現像装置24では、現像が行われるにあたり、現像剤担持体69の現像スリーブ85が矢印A方向に回転されつつ、多極着磁マグネット83の磁力により現像剤を現像スリーブ85の外周面に吸着して担持することで、磁気ブラシが形成される。
この現像スリーブ85の回転に伴い、現像槽61に設けられた層厚規制部材87により現像スリーブ85外周面の現像剤の層厚が規制される。ここで、層厚規制部材87により現像剤担持体69から離脱した現像剤は、仕切板89の下面に沿って再び攪拌ローラ65側へ戻される。
このとき、現像スリーブ85外周面の現像剤層におけるトナーは、攪拌ローラ65の攪拌により摩擦帯電されている。ここでは、現像装置24の現像方式は反転現像を採用しており、トナーは、感光体ドラム21の表面電位と同極性に摩擦帯電されている。
層厚規制部材87にて規制された現像スリーブ85外周面の現像剤層は、現像スリーブ85と感光体ドラム21と間に主極N1によって磁気ブラシが形成された現像領域Pへと搬送される。現像領域Pに達した現像剤層におけるトナーは、現像バイアス電圧により感光体ドラム21表面の静電潜像に静電的に引き寄せられて吸着し、該静電潜像をトナー像とする。
現像スリーブ85がさらに回転すると、現像スリーブ85内に互いに隣り合って配置された第2及び第3補極用磁石M3,M4の磁極N2,N3によって形成される反発磁界領域において現像スリーブ85外周面から磁性キャリアがトナーと共に剥ぎ取られる。こうして現像スリーブ85表面から剥ぎ取られた磁性キャリア及びトナーが現像槽61内に戻される。このように、現像が行われている最中は、現像スリーブ85の外周面に対して現像剤の担持と解放が繰り返されて行われている。
そして、この現像の際(現像時及び/又は現像後)には、現像剤担持体69における磁気ブラシからキャリアが飛散することがある。
この点、本発明の実施に係る現像装置24によれば、キャリア回収手段71によって、現像剤担持体69における第1補極用磁石M2の補極S1の磁力線を現像槽61内側へ押し曲げるように該補極S1と同極性の押し曲げ用磁極95aを形成することができる。そして、現像の際に現像剤担持体69における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを現像槽61側に呼び込むことができる。従って、該磁気ブラシ中で飛散して感光体ドラム21へ移行しようとするキャリアや、該磁気ブラシ中で飛散して画像形成装置100内部への落下しようとするキャリアを現像槽61内に有効に回収することができ、それだけ該キャリアの感光体ドラム21への移行や、該キャリアの画像形成装置100内部への落下を有効に防止することができる。これによりキャリア飛散による画質悪化等の不都合を解消することが可能となる。
また、押し曲げ用磁石95は、第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交する状態を基準にして(図4参照)、押し曲げ用磁極95aが補極S1側に近づく方向に第1仮想直線C1が35°〜45°の角度で傾くように配置されている場合には、現像の際に現像剤担持体69における磁気ブラシ中で飛散するキャリアを現像槽61側に効果的に呼び込むことができる。これにより、磁気ブラシ中で飛散するキャリアを現像槽61内にさらに有効に回収することが可能となる。
本実施の形態では、キャリア回収手段71は、キャリア回収用スリーブ93とスクレーパ97とさらに備えている。
キャリア回収用スリーブ93は、押し曲げ用磁石95に対して相対回転可能な円筒状のものである。キャリア回収用スリーブ93の内側には、押し曲げ用磁石95が設けられている。スクレーパ97は、キャリア回収用スリーブ93の外周面に吸着されるキャリアを掻き取って、現像槽61内へ導くようにキャリア回収用スリーブ93の外周面に接触配置されたものである。
斯かる構成を備えたキャリア回収手段71では、たとえ現像剤担持体69における磁気ブラシ中で飛散するキャリアが感光体ドラム21へ移行したとしても、該感光体ドラム21へ移行したキャリアをキャリア回収用スリーブ93内の押し曲げ用磁石95の磁力によって該キャリア回収用スリーブ93の外周面に吸引することができる。また、たとえ現像剤担持体69における磁気ブラシ中からキャリアが飛散して落下することがあっても、該キャリアをキャリア回収用スリーブ93の外周面に吸引することもできる。そして、キャリア回収スリーブ93を回転(ここでは第2回転方向Bに回転)させることで、該回転されるキャリア回収スリーブ93の外周面に吸引されたキャリアをスクレーパ97によって掻き取って現像槽61内へ導くことができる。なお、押し曲げ用磁石95の磁極95aは、感光体ドラム21表面に対面していなくても、感光体ドラム21からキャリアを回収することが可能である。
このようにして、キャリアを回収して再使用することができるので、現像剤の寿命を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態では、キャリア回収用スリーブ93内に配設される押し曲げ用磁石95は単一のものとされている。このように押し曲げ用磁石93が単一のものとされることで、押し曲げ用磁極95aの磁極面の面積を大きくすることができ、それだけ該磁極95aの強さを大きくすることができる。これにより、補極S1の磁力線を現像槽61内側へ押し曲げる押し曲げ効果を向上させることができ、磁気ブラシ中で飛散するキャリアの現像槽61内への回収効率を向上させることが可能となる。さらに、押し曲げ用磁石95によって磁気ブラシ中で現像槽61内に回収されずに感光体ドラム21へ移行したキャリアや磁気ブラシ中から飛散して落下するキャリアをキャリア回収用スリーブ93の外周面にそれだけ吸引し易くすることも可能となる。
また、本実施の形態では、押し曲げ用磁石95は、第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交する状態において、第1仮想直線C1がキャリア回収用スリーブ93の回転中心Qよりも補極S1側にずれた位置に配設されている。そして、押し曲げ用磁石95は、第1仮想直線C1が該状態からキャリア回収用スリーブ93の回転中心Qを支点として傾くように配置されている。こうすることで、押し曲げ用磁極95を補極S1に可及的に近接させることができ、前記押し曲げ効果をさらに向上させることが可能となる。
さらに説明すると、キャリア回収用スリーブ93は、円柱状の本体91の周りに該本体91に対して相対回転自在に支持されている。また、本体91は、押し曲げ用磁石95を固定支持している。これにより、キャリア回収用スリーブ93は、押し曲げ用磁石95が本体91に固定された状態で該本体91に対して相対回転される。ここでは、キャリア回収用スリーブ93は、現像スリーブ85の回転駆動によって第2回転方向Bに従動回転されるようになっている。
具体的には、キャリア回収用スリーブ93は、非磁性体(アルミニウム合金やステンレス鋼など)で形成されている。キャリア回収用スリーブ93は、内側に設けられた押し曲げ用磁石95の磁力によりキャリアを外周面に吸着し、本体91に支持された状態で第2回転方向Bに回転されるようになっている。なお、現像担持体69とキャリア回収用スリーブ93との離隔距離(隙間)は、ここでは、約3mmとされている。また、キャリア回収用スリーブ93の直径は、ここでは、約12mmとされている。
また、スクレーパ97は、先端部97aがキャリア回収用スリーブ93に当接する板状のものとされている。
スクレーパ97は、キャリア回収用スリーブ93の接線に略平行になるように、且つ、先端部97aがキャリア回収用スリーブ93に接触すると共に基端部97bが現像槽61内に向くように配置されている。これにより、回転されるキャリア回収用スリーブ93外周面に押し曲げ用磁石95の磁力により吸着したキャリアを掻き落とし、現像槽61内に回収できるようになっている。
スクレーパ97は、キャリア回収用スリーブ93よりも柔らかい材質、例えば、PET(polyethylene terephthalate)樹脂等の樹脂フィルムにより形成され得る。スクレーパ97は、ここでは、アルミニウム合金やステンレス鋼など金属で形成されることなく、PET樹脂等の樹脂フィルムにより形成されることで、キャリア回収用スリーブ93の表面を削ることがなく、キャリア回収用スリーブ93の長寿命化を図ることができる。
スクレーパ97は、キャリア回収用スリーブ93の外周面に1.96kPa〜6.86kPaの接触圧で接触していることが好ましい。こうすることで、キャリア回収用スリーブ93上に吸着したキャリアをスクレーパ97が掻き取って現像槽61内へ回収することができる。これにより、スクレーパ97によって現像槽61内へ効果的に回収することが可能となる。なお、現像槽61内に回収されたキャリアは、パドルローラ67などにより再びトナーと混合されて現像剤担持体69へ搬送され、再使用される。
(評価試験)
次に、キャリア回収手段71における押し曲げ用磁石95の第1仮想直線C1と、現像剤担持体69における補極用磁石M2の第2仮想直線C2とが直交した状態(図4参照)から、本体91の中心を回転中心Qとして該本体91を回転させてキャリアの回収効果を調べた。試験の条件は以下の通りである。
即ち、現像剤として、平均体積粒子径6.7μmのポリエステル樹脂系黒トナーと、重量平均粒子径40μm又は50μmの樹脂コートキャリア(磁性粒子:銅−マグネシウム系フェライト、コート剤:メタクリル酸n−ブチルとシリコーン樹脂)とを含む2成分現像剤を用いた。この現像剤のトナー濃度は6重量%とした。
また、補極用磁石M2の補極S1(ここではS極)の磁束密度を0.09T(テスラ)[900G(ガウス)]とし、押し曲げ用磁石95の磁極95a(ここではS極)の磁束密度を0.03T(テスラ)[300G(ガウス)]とし、さらにキャリア引き電位を300Vとした。
ここで規定するキャリア引き電位とは、図6に示すように、現像バイアス電圧(Vbias)から露光前の感光体の暗電位(V0)を引いた電位差である。
そして、現像スリーブ85上の現像剤量(搬送量)を0.1g/cm2〜0.12g/cm2とし、層厚規制部材87と現像剤担持体69との間のギャップを約0.9mmとして、ベタ画像処理の際に感光体ドラム21上のトナー付着量が0.4g/cm2〜0.5g/cm2を確保できる現像条件とした。
キャリア回収効果の評価は、感光体ドラム21上に付着したキャリアを粘着テープにより剥離して個数をカウントすることで行った。即ち、粘着テープにより剥離されたキャリア数が少ないと、感光体ドラム21上に付着したキャリアが少ないこととなり、キャリア回収手段71が飛散キャリアを効果的に回収していると判断することができる。よって、粘着テープの面積を76.8cm2として、キャリア数が30個までの場合を良好「○」とすると共に31個から50個までの場合をやや良好「△」とし、51個以上の場合にはNG「×」とした。
試験結果を以下の表1に示す。
Figure 2008209766
なお、表中の角度は、図4に示す第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交した状態において、押し曲げ用磁石95の押し曲げ用磁極95aと回転中心Qとを結んだ基準仮想直線L1を基準(0°)にした値を示している。
基準仮想直線L1を基準(0°)として、本体91を反時計まわり、つまりキャリア回収用スリーブ93の回転方向Bと逆側(磁極95aが補極S1に対して離間する方向)へ回転させた場合を−(マイナス)としている。また、基準仮想直線L1を基準(0°)として、本体91を時計まわり、つまりキャリア回収用スリーブ93の回転方向B側(磁極95aが補極S1に近接する方向)へ回転させた場合を+(プラス)としている。
表1に示すように、本体91を中心まわりに時計方向へ回転させて、図4に示す第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交した位置における基準仮想直線L1を図3に示す本体91回転後仮想直線L2の位置とすることで、キャリアの回収が効果的に行われることが判明した。
つまり、押し曲げ用磁石95の第1仮想直線C1と、補極用磁石M2の第2仮想直線C2とが直交した状態から、押し曲げ用磁石95を磁極95aが補極用磁石M2の補極S1側に近づく方向(ここでは、キャリア回収用スリーブ93の回転方向B側)に第1仮想直線C1が傾くように回転中心Q回りに回転させた場合においてキャリアの回収率がよいことが判明した。
特に、押し曲げ用磁石95を第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交した位置より磁極95aが補極S1側に近づく方向へ、回転中心Q回りに35°〜45°、より好ましくは39°回転させた位置においてキャリアの回収率がよいことが判明した。
即ち、第1仮想直線C1と第2仮想直線C2と直交した位置における基準仮想直線L1と、本体91を回転させた後の回転後仮想直線L2との交角をXとすると、交角Xが35°〜45°程度となるように、押し曲げ用磁石95を配置することで、キャリアをより効果的に回収することが可能となる。
さらに説明すると、図4に示すように、第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交した状態では、押し曲げ用磁石95の押し曲げ用磁極95a(ここではS極)と、補極用磁石M2の補極S1(ここではS極)との合成した磁力強度のピークが最大となる。換言すれば、第1仮想直線C1と第2仮想直線C2とが直交した状態では、現像剤担持体69の回転軸に垂直な平面における磁力強度測定において、現像剤担持体69の補極S1と、キャリア回収手段71の押し曲げ用磁極95aとの合成した磁力強度のピークが最大となる。
従って、押し曲げ用磁極95aと補極S1との合成磁力強度のピークが最大となる位置から、押し曲げ用磁極95aが補極S1側に近づく方向(ここでは、キャリア回収用スリーブ93の回転方向B側)に第1仮想直線Cが傾くように押し曲げ用磁石95を配置することで、補極S1の磁力線mが現像槽61内側へ押し曲がることになる(図5(a)参照)。なお、合成ピーク位置は、計測装置やシミュレーションにより確認することが可能である。
なお、上記した試験と同様の条件下において、キャリア回収手段71を設けなかった場合についても感光体ドラム21上のキャリアの個数をカウントしたので、その結果を以下の表2に示しておく。
Figure 2008209766
次に、キャリア回収手段71のスクレーパ97をキャリア回収用スリーブ93へ押し当てる圧力によるスクレーパ97のキャリア回収効果についても試験を行った。
この試験では、押し曲げ用磁石95の押し曲げ用磁極95aを合成ピーク位置より現像槽61内側へ39°回転させた位置とした。また、キャリア重量平均粒子径を40μmとした。
そして、上記した試験と同様に、粘着テープによりキャリア回収用スリーブ93上のキャリアを剥離して個数をカウントすることで評価した。
この結果、スクレーパ97の先端部97aが、キャリア回収用スリーブ93の接線に略平行になるようにキャリア回収用スリーブ93に当接した場合、その当接圧力が、1.96kPa以上6.86kPa以下(20g/cm2以上70g/cm2以下)の場合にキャリア回収の効果が優れていることが判明した。なお、この圧力が、1.96kPa以下の場合、圧力が弱すぎてスクレーパの下にキャリアが潜り込みキャリアの回収を効果的に行うことができず、6.86kPa以上の場合には、今度は圧力が強すぎてこの場合もキャリアの回収を効果的に行うことができなかった。
なお、圧力の測定を行うにあたり、本体91を上下動可能な構成としておき、スクレーパ97をキャリア回収用スリーブ93に載置した状態の現像装置24の重量をバネばかりで読み取り、この値を基準値(0g)とした。その後、本体91をスクレーパ97側へ移動させてキャリア回収用スリーブ93に対しスクレーパ97を押圧させ、この押圧調整した時点の重量をバネばかりで読み取り、そのときの重量をスクレーパ97のキャリア回収用スリーブ93との接触面積で割り、この値を「kPa」に換算した。
本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、本実施の形態の構成に限らず、適宜変更可能である。例えば、本実施の形態では、押し曲げ用磁石95の押し曲げ用磁極95aをS極とすると共に補極用磁石M2の補極S1をS極としたが、これら磁極95a,S1の双方をN極としてもよい。但し、この場合は主極用磁石M1の主極はS極になる。
なお、本実施の形態では、モノクロ画像を形成する構成としたが、カラー画像を形成する構成とすることも可能である。
また、本実施の形態では、キャリア回収手段71を現像装置24内に配置したが、画像形成装置100がキャリア回収手段71を備えることで、キャリア回収手段71を現像装置24の外部に配置してもよい。
本発明に係る現像装置の一実施形態を備えた画像形成装置を示す概略側面図である。 図1に示す現像装置の概略断面図である。 図2に示す現像剤担持体部分を拡大して示す概略断面図である。 図3に示す押し曲げ用磁石の配置状態を説明するための概略断面図である。 補極用磁石における補極の磁力線の状態を説明するための模式図であって、図(a)は、キャリア回収手段が設けられている場合での補極の磁力線の状態を示す図であり、図(b)は、キャリア回収手段が設けられていない場合での補極の磁力線の状態を示す図である。 キャリア引き電位を説明するための図である。
符号の説明
21 像担持体(感光体ドラム)
24 現像装置
61 現像槽
69 現像剤担持体(現像ローラ)
71 キャリア回収手段
85 現像スリーブ
93 キャリア回収用スリーブ
95 押し曲げ用磁石
95a 押し曲げ用磁極
97 スクレーパ
100 画像形成装置
A 現像剤搬送方向
C1 第1仮想直線
C2 第2仮想直線
M1 主極用磁石
M2 補極用磁石
N1 主極
S1 補極
P 現像領域
Q キャリア回収用スリーブの回転中心

Claims (9)

  1. 画像形成装置において像担持体上に形成される静電潜像をトナー及びキャリアを含む2成分現像剤を用い磁気ブラシを形成して現像する現像装置であって、
    前記現像剤を収容する現像槽と、
    前記現像槽に収容される前記現像剤を外周面上に担持して前記像担持体上の静電潜像を現像する現像領域へ搬送する現像スリーブを有し該現像スリーブ内に前記現像領域に臨む主極を形成する主極用磁石及び前記主極の現像剤搬送方向下流側に隣設する補極を形成する補極用磁石を少なくとも設けた現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体における前記補極の磁力線を前記現像槽内側へ押し曲げるように該補極と同極性の押し曲げ用磁極を形成するキャリア回収手段と
    を備えていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記キャリア回収手段は、前記現像領域よりも前記現像剤担持体の現像剤搬送方向下流側近傍に配置される押し曲げ用磁石を備え、
    前記押し曲げ用磁石は、一方の磁極が前記押し曲げ用磁極とされると共に他方の磁極よりも前記補極に近接した位置に配置され、且つ、該両磁極を結ぶ第1仮想直線と前記補極用磁石の両磁極を結ぶ第2仮想直線とが直交する状態を基準にして、前記押し曲げ用磁極とされた前記一方の磁極が前記補極側に近づく方向に前記第1仮想直線が傾くように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記押し曲げ用磁石は、前記第1仮想直線と前記第2仮想直線とが直交する状態を基準にして、前記押し曲げ用磁極とされた前記一方の磁極が前記補極側に近づく方向に前記第1仮想直線が35°〜45°の角度で傾くように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記キャリア回収手段は、前記押し曲げ用磁石を内側に設けると共に該押し曲げ用磁石に対して相対回転可能な円筒状のキャリア回収用スリーブと、前記キャリア回収用スリーブの外周面に吸着されるキャリアを掻き取って、前記現像槽内へ導くように前記キャリア回収用スリーブの外周面に接触配置されたスクレーパとをさらに備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の現像装置。
  5. 前記キャリア回収用スリーブ内に配設される前記押し曲げ用磁石は単一のものとされていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記押し曲げ用磁石は、前記第1仮想直線と前記第2仮想直線とが直交する状態において、前記第1仮想直線が前記キャリア回収用スリーブの回転中心よりも前記補極側にずれた位置に配設され、該状態から前記回転中心回りに傾くよう配設されていることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記スクレーパは、樹脂フィルムで形成されていることを特徴とする請求項4から6の何れかに記載の現像装置。
  8. 前記スクレーパは、前記キャリア回収用スリーブの外周面に1.96kPa〜6.86kPaの圧力で接触していることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 請求項1から8の何れかに記載の現像装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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