JP2004004166A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004004166A
JP2004004166A JP2002157752A JP2002157752A JP2004004166A JP 2004004166 A JP2004004166 A JP 2004004166A JP 2002157752 A JP2002157752 A JP 2002157752A JP 2002157752 A JP2002157752 A JP 2002157752A JP 2004004166 A JP2004004166 A JP 2004004166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
amount
unit
transported
recycling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002157752A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Takahashi
高橋 智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002157752A priority Critical patent/JP2004004166A/ja
Publication of JP2004004166A publication Critical patent/JP2004004166A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、リサイクル手段によって現像部に搬送される搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段と、当該搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段とが設けられており、当該搬送トナー量検知手段が、リサイクル路上に設けられた対向電極を備えてなり、当該対向電極間の静電容量に基づいて搬送トナー量を検知するものであることを特徴とする。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリーニング装置によって潜像担持体の表面から除去されたトナーを再利用するためのリサイクル手段を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像形成装置としては、省資源化の社会的要請を受けて、クリーニング装置によって除去されたトナーを再利用すべく現像部に搬送するリサイクル手段を有する構成のものが広く用いられている。
【0003】
このような画像形成装置において、リサイクル手段を介して現像部に供給されたトナー(以下、「リサイクルトナー」ともいう。)は、クリーニング装置によって機械的に潜像担持体から掻き落とされる際にストレスを受けることなどによって、例えば流動性および電気特性などが劣化した状態となっているため、長期にわたる現像動作中においては、2成分現像剤中にリサイクルトナーが含有されることに起因して、得られる可視画像の画質にばらつきが生じる、という問題がある。
また、2成分現像剤を構成するトナーとして小粒径のトナーを用いる場合には、当該トナーがストレスなどにより劣化しやすいことから、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができないという問題が顕著となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置は、潜像担持体の表面に形成された静電荷像をトナーとキャリアとよりなる2成分現像剤により現像する現像部と、当該現像部により現像されたトナー像を転写材に転写する転写部と、当該転写部より潜像担持体の回転方向における下流側に配置され、潜像担持体の表面に付着しているトナーを除去するクリーニング装置と、当該クリーニング装置により除去されたトナーをリサイクル路を介して現像部に搬送するリサイクル手段とを有する画像形成装置において、
前記リサイクル手段によって現像部に搬送される搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段と、当該搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段とが設けられており、
当該搬送トナー量検知手段が、リサイクル路上に設けられた対向電極を備えてなり、当該対向電極間の静電容量に基づいて搬送トナー量を検知するものであることを特徴とする。
【0006】
本発明の画像形成装置は、潜像担持体の表面に形成された静電荷像をトナーとキャリアとよりなる2成分現像剤により現像する現像部と、当該現像部により現像されたトナー像を転写材に転写する転写部と、当該転写部より潜像担持体の回転方向における下流側に配置され、潜像担持体の表面に付着しているトナーを除去するクリーニング装置と、当該クリーニング装置により除去されたトナーをリサイクル路を介して現像部に搬送するリサイクル手段とを有する画像形成装置において、
前記リサイクル手段によって現像部に搬送される搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段と、当該搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段とが設けられており、
当該搬送トナー量検知手段が、リサイクル路を構成するリサイクル管に形成された光入射用窓および当該光入射用窓に対応する受光用窓を備えてなり、光入射用窓から入射されて受光用窓を通過する光の光量に基づいて搬送トナー量を検知するものであることを特徴とする。
【0007】
【作用】
このような画像形成装置によれば、搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段がリサイクル手段を構成するリサイクル路上に設けられていることから、リサイクル手段によって現像部に対して搬送されているトナーの量を直接的に検知することにより、当該現像部に供給されるべきリサイクルトナーの量を確認することができると共に、搬送トナー検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系の制御が行われるため、2成分現像剤を構成するトナー中にリサイクルトナーが含有される構成を有するものであっても、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の画像形成装置の構成の一例を示す説明用概略図である。
この画像形成装置は、時計方向(図1において矢印方向)に回転する、例えば有機感光体よりなる潜像担持体10が設けられていると共に、この潜像担持体10の外周面領域には、その回転方向に沿って、当該潜像担持体10を、例えばグリッドとコロナ放電ワイヤによるコロナ放電によって一様に帯電するための帯電部12と、一様に帯電した潜像担持体10に対して画像読み込み部(図示せず)の原稿画像情報に基づいて、例えばレーザーダイオード(図示せず)からレーザー光を放射して露光を行うことにより、その表面に静電荷像を形成する像露光部13と、反時計方向(図1において矢印方向)に回転する回転スリーブよりなる現像剤担持体21を有し、潜像担持体10の表面に形成された静電荷像を現像する現像部14と、潜像担持体10に形成されたトナー像を、転写材に転写させる転写部15と、潜像担持体10に密着した転写材を分離させる分離部16と、転写材の表面に転写されたトナー像を定着させる一対の加熱ローラ17aおよび加圧ローラ17bを有する定着部17とを備えてなる。同図において、11は転写材供給装置、18はクリーニング装置、19はリサイクル手段である。
【0010】
クリーニング装置18は、潜像担持体10の回転方向における転写部15より下流側に配置されており、電気的にクリーニングを行うクリーニングローラ18aと、機械的にクリーニングを行うブレード18bとによって潜像担持体10の表面に付着しているトナーの除去を行う。
【0011】
リサイクル手段19は、リサイクル路を形成する、例えばポリカーボネート樹脂とABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂との混合物などの樹脂よりなるリサイクル管19a内に設けられている搬送スクリュー19b(図2参照)と、当該搬送スクリュー19bを回転させる回転駆動機構(図示せず)とにより構成されている。このリサイクル手段19によって、クリーニング装置18により除去されたすべてのトナーは、現像部14に搬送される。
このリサイクル手段19によって現像部14に搬送されて供給されたトナーは、2成分現像剤を構成するトナーとして再び利用されることとなる。
【0012】
現像部14は、潜像担持体10を臨む側面に開口28aを有し、トナーおよびキャリアよりなる現像剤(2成分現像剤)が導入されたハウジング28内において、現像剤を担持して潜像担持体10に対して供給する現像剤担持体21と、当該現像剤担持体21の表面に形成される現像剤層の厚さを規制する現像剤規制部材22と、現像剤を混合、撹拌しつつ現像剤担持体21に対して供給するための現像剤混合撹拌手段とを備えている。
この例においては、ハウジング28の天面板28bに、トナー補給機構(図示せず)により補給されるトナー(以下、「新トナー」ともいう。)およびリサイクル手段19を介して現像部14に供給されるトナー(リサイクルトナー)をハウジング28内に導入するためのトナー導入用開口29が形成されている。
【0013】
現像剤混合撹拌手段は、図1において反時計方向(矢印方向)に回転する、十字パドル形状の回転部材よりなり、現像剤を撹拌しつつ現像剤担持体21に対して供給する現像剤撹拌供給部材(以下、「撹拌供給パドル」ともいう。)24と、螺旋状の回転部材よりなり、ハウジング28のトナー導入用開口29を介して当該ハウジング28に対して供給された新トナーおよびリサイクルトナーを当該ハウジング28内の現像剤と混合して撹拌する第1の現像剤混合撹拌部材(以下、「第1の混合撹拌スクリュー」ともいう。)25aと、螺旋状の回転部材よりなり、ハウジング28の底面板28cから突出する隔壁28dを隔てて第1の混合撹拌スクリュー25aに平行に配置された、第2の現像剤混合撹拌部材(以下、「第2の混合撹拌スクリュー」ともいう。)25bと、駆動することにより撹拌供給パドル24、第1の混合撹拌スクリュー25aおよび第2の混合撹拌スクリュー25bを、各々回転させる回転駆動機構(図示せず)とにより構成されている。
【0014】
この例においては、トナー導入用開口29から供給された新トナーおよびリサイクルトナーは、先ず、図1において時計方向(矢印方向)に回転する第1の混合撹拌スクリュー25aに係る現像剤搬送路31aを通り抜け、次いで隔壁28dの連絡開口を介して、図1において反時計方向(矢印方向)に回転する第2の混合撹拌スクリュー25bに係る現像剤搬送路31bを搬送される過程において混合される。
【0015】
そして、リサイクル手段19によって現像部14に搬送される搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段(以下、「第1の搬送トナー量検知手段」ともいう。)が設けられており、更に、第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段(以下「第1の現像剤系制御手段」ともいう。)が設けられている。
【0016】
ここに、本発明において、「現像剤系」とは、現像部14におけるハウジング28内に存在する2成分現像剤を示す。
【0017】
第1の搬送トナー量検知手段は、リサイクル手段19のリサイクル路上に設けられた対向電極間の静電容量に基づいて搬送トナー量を検知するものである。
対向電極は、リサイクル路上のいずれの位置に設けることもできるが、リサイクル路を構成するリサイクル管19aの中央部(例えば、図1の(ア)部)に設けられることが好ましい。
【0018】
第1の搬送トナー量検知手段においては、搬送トナー量と、対向電極間の静電容量とには相関関係があり、搬送トナー量が大きくなるに従って対向電極間に存在するトナー量が大きくなることに起因して対向電極間の静電容量が比例的に大きくなることから、静電容量を測定することによって搬送トナー量を特定することができる。
【0019】
具体的に、第1の搬送トナー量検知手段としては、例えば図2に示すように、リサイクル路を構成するリサイクル管19aの内周面に沿って画像形成装置の上下方向に垂直な方向(図2において左右方向)において対向するよう配置された一対の対向電極41間の静電容量を測定するための静電容量測定装置(図示せず)を備え、この静電容量測定装置によって測定された測定値に基づいて、予め記録されている対向電極41間の静電容量に対応する搬送トナー量の情報から搬送トナー量を検知する構成を有する搬送トナー量検知装置などを用いることができる。
図2において、19bは、リサイクル管19a内に設けられている搬送スクリューを示し、19cは、搬送スクリュー19bの回転軸を示し、42は、搬送トナー量検知装置駆動用の電気回路であり、43は、搬送トナー量検知装置駆動用の電源である。また、図2における上方は、画像形成装置の上方を示す。
【0020】
ここに、静電容量測定装置によって測定される測定値とは、例えばリサイクル手段19が休止状態であってリサイクル管19a内にトナーが存在していない状態における対向電極41間の静電容量を基準値とし、この基準値からの変化割合を示す。
【0021】
対向電極41としては、例えばアルミニウム、銅、ステンレス鋼(SUS)、カーボンなどの材質のものを用いることができる。
【0022】
第1の現像剤系制御手段は、第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御するものであるが、この第1の現像剤系制御手段による現像剤系制御の具体例としては、例えば下記(1)〜(3)の制御機構により、現像部14におけるハウジング28内に存在する現像剤を構成するトナー中に、リサイクルトナーが、例えば新トナーに対するリサイクルトナーの割合が30%以下となるような特定の割合で含有されることとなるよう行われる制御が挙げられる。
下記(1)〜(3)の制御機構は、単独で用いることもできるが、組み合わせて用いてもよい。
【0023】
(1)第1の現像剤系制御手段として、例えば潜像担持体上に基準パッチを作像し、その反射濃度に基づいてトナー補給量を決定するパッチ方式の装置を用い、トナー補給機構からの新トナーの補給量を制御する。
この第1の現像剤系制御手段による現像剤系制御の一例としては、第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量が、0.3g/min未満である場合の新トナーの補給量(以下、「基準新トナー補給量」ともいう。)を基準とすると、搬送トナー量が0.3g/min以上で0.9g/min未満となる場合には、新トナーの補給量を基準新トナー補給量の1.5〜2.5倍とし、更に、搬送トナー量が0.9g/min以上となる場合には、新トナーの補給量を基準新トナー補給量の3〜4倍とすることが好ましい。
【0024】
(2)第1の現像剤系制御手段として、例えば画像書き込み画素数をカウントして印字率の大小に応じてリサイクルトナー量を予測制御する方式の装置を用い、例えばリサイクル手段19を介して現像部14に供給されるトナー量が1g/min以下となるようリサイクル手段19を構成する搬送スクリュー19bの回転速度を制御する。
この第1の現像剤系制御手段による現像剤系制御の一例としては、第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量が、1g/min以下である場合の搬送スクリュー19bの回転速度(以下、「基準回転速度」ともいう。)を基準とすると、搬送トナー量が1g/minを超えて1.5g/min未満となる場合には、搬送スクリュー19bの回転速度を基準新回転速度の0.6〜0.9倍とし、更に、搬送トナー量が1.5g/min以上となる場合には、搬送スクリュー19bの回転速度を基準回転速度の0.4〜0.6倍とすることが好ましい。
【0025】
(3)第1の現像剤系制御手段として、例えば画像書き込み画素数をカウントして印字率の大小に応じてリサイクルトナー量を予測制御する方式の装置を用い、リサイクル手段19を構成する搬送スクリュー19bをON/OFF制御する。この第1の現像剤系制御手段による現像剤系制御の一例としては、第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量が、1g/min未満である場合には、搬送スクリュー19bを駆動状態とし、搬送トナー量が1g/min以上となる場合には、搬送スクリュー19bを一時的に休止状態とすることが好ましい。
【0026】
以上のような画像形成装置の作動による画像形成プロセスは次のとおりである。
画像読み込み部によって原稿の画像が読み込まれて原稿画像情報が得られ、この原稿画像情報に基づいて、像露光部13において露光を行うことにより、潜像担持体10の表面に静電荷像が形成され、現像部14において静電荷像の現像が行われることによりトナー像が得られる。一方、転写材供給装置11から転写材である紙が送り出され、潜像担持体10と同期した状態で転写部15に向けて搬送される。
【0027】
このようにして潜像担持体10の表面に形成されたトナー像は、転写部15において、搬送された転写材に転写される。そして、潜像担持体10に密着した状態にある転写材は、トナー像の転写直後に、分離部16において潜像担持体10から分離される。その後、潜像担持体10から分離された転写材は、定着部17に向かって搬送され、当該定着部17においてトナー像が熱定着され、転写材に原稿の画像に対応した可視画像が形成され、この可視画像が形成された転写材は、定着部17から排出された後、搬送されて外部に排出される。
【0028】
また、転写材が分離された後の潜像担持体10は、クリーニング装置18を通過することにより、表面に残留しているトナーが除去される。そして、クリーニング装置18によって除去されたすべてのトナーは、リサイクル手段19によって現像部14に搬送されて供給されることにより、再利用されることとなる。
【0029】
以上のような作動中においては、第1の搬送トナー量検知手段は駆動状態であって、この第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて、第1の現像剤系制御手段によって現像剤系の制御が行われる。
【0030】
以上のような画像形成装置によれば、リサイクル管19a内を搬送されているトナーの量によって対向電極41間の静電容量が変化することに基づいて搬送トナー量を検知する第1の搬送トナー量検知手段が設けられていることから、リサイクル手段19によって現像部14に対して搬送されているトナーの量を直接的に検知することにより、当該現像部14に供給されるべきリサイクルトナーの量を確認することができると共に、当該第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて、現像部14において存在する2成分現像剤を構成するトナー中に、リサイクルトナーが特定の割合で含有されるよう、第1の現像剤系制御手段によって現像剤系の制御が行われるため、現像部14に係る現像剤中において一時的にリサイクルトナーの含有割合が大きくなることが防止されることから、現像剤中にリサイクルトナーが含有されることに起因して、得られる可視画像の画質にばらつきが生じることを抑制することができる。
従って、現像剤を構成するトナー中にリサイクルトナーが含有される構成を有するものであっても、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができる。
【0031】
また、現像剤を構成するトナーとして、例えば平均粒子径7μm以下の劣化しやすいとされる小粒径のトナーを用いた場合にも、搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に基づいて、得られる可視画像の画質にばらつきが生じることを抑制するよう現像剤系制御が行われることにより、長期間にわたって高い画質を有する可視画像を得ることができる。
【0032】
このような第1の実施の形態においては、種々の変更を加えることができる。例えば、搬送トナー量検知手段は、図3に示すように、リサイクル管19aの内周面に沿って、各々、画像形成装置の上下方向(図3において上下方向)において平行に配置され、共通の静電容量測定装置駆動用の電気回路46および共通の静電容量測定装置駆動用の電源47に接続されてなる複数の対向電極45(図3においては5個)を有するものであってもよい。
ここに、図3における上方は、画像形成装置の上方を示す。
【0033】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の画像形成装置は、対向電極間の静電容量に基づいて搬送トナー量を検知する第1の搬送トナー量検知手段の代わりに、リサイクル路を構成するリサイクル管に形成された光入射用窓および当該光入射用窓に対応する受光用窓を備えてなり、光入射用窓から入射されて受光用窓を通過する光(以下、「特定通過光」ともいう。)の光量に基づいて搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段(以下、「第2の搬送トナー量検知手段」ともいう。)が設けられており、また、第1の現像剤系制御手段に代えて、第2の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段(以下、「第2の現像剤系制御手段」ともいう。)が設けられていること以外は、第1の実施の形態と同様の構成を有する。
【0034】
第2の搬送トナー量検知手段においては、搬送トナー量と、特定通過光の光量とには相関関係があり、搬送トナー量が大きくなるに従って光入射用窓から入射した光がトナーに遮られる割合が大きくなることに起因して特定通過光の光量が比例的に小さくなることから、特定通過光の光量を測定することによって搬送トナー量を特定することができる。
【0035】
第2の搬送トナー量検知手段としては、例えば図4に示すように、リサイクル路を構成するリサイクル管19aの管壁に、画像形成装置の上下方向(図4において上下方向)に縦列した状態で形成された5個の光入射用窓51a、51b、51c、51d、51eと、これらの光入射用窓51a、51b、51c、51d、51eの各々に、画像形成装置の上下方向に垂直な方向において対向するよう管壁に形成された受光用窓52a、52b、52c、52d、52eとを備えてなり、例えば発光ダイオード(LED)などの光源(図示せず)から放射され、光入射用窓51a、51b、51c、51d、51eを介してリサイクル管19a内に入射されて受光用窓52a、52b、52c、52d、52eを通過する特定通過光の光量を、例えばフォトトランジスタなどの受光素子よりなる特定通過光測定装置(図示せず)によって測定し、その測定値に基づいて、予め記録されている特定通過光の光量に対応する搬送トナー量の情報から搬送トナー量を検知する構成を有する搬送トナー量検知装置などを用いることができる。
図4において、19bは、リサイクル管19a内に設けられている搬送スクリューを示し、19cは、搬送スクリュー19bの回転軸を示し、55は、光源および特定通過光測定装置が接続された搬送トナー量検知装置駆動用の電気回路である。図4における上方は、画像形成装置の上方を示す。
【0036】
この例の第2の搬送トナー量検知手段においては、光源から放射された光は、入射光用主光路56および当該入射光用主光路56から分岐した複数の入射光用枝光路57a、57b、57c、57d、57eの各々を介して光入射用窓51a、51b、51c、51d、51eからリサイクル管19a内に入射する。そして、リサイクル管19a内に入射した光は、複数の受光用窓52a、52b、52c、52d、52eの各々に連結された受光用枝光路59a、59b、59c、59d、59eを介して受光用主光路58において集光されて特定通過光測定装置によってその光量が測定される。
【0037】
第2の搬送トナー量検知手段を構成する光入射用窓51a、51b、51c、51d、51eおよび受光用窓52a、52b、52c、52d、52eは、各々、その形状が特に限定されるものではなく、例えばリサイクル管19aの材質および形状などに応じて種々の形状とすることができる。
また、光入射用窓および受光用窓を構成する窓部材としては、例えばガラス、透明アクリル樹脂よりなるものを用いることができる。更に、リサイクル管19a内側の光入射用窓および受光用窓の表面は、例えば搬送スクリュー19bに固定され回転するブラシまたは弾性体よりなる板材で常に拭き取られていて、リサイクルトナー付着による汚れが除去されている。
【0038】
第2の現像剤系制御手段としては、例えば第1の実施の形態に係る第1の現像剤系制御手段と同様の制御機構および構成を有するものを用いることができる。
【0039】
以上のような画像形成装置によれば、第1の実施の形態の画像形成装置と同様にして、現像剤を構成するトナー中にリサイクルトナーが含有される構成を有するものであっても、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができるという作用効果を有することができるが、第2の実施の形態の画像形成装置は、リサイクル管19a内を搬送されているトナーの量によって特定通過光の光量が変化することに基づいて搬送トナー量を検知する第2の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて、現像部において存在する現像剤を構成するトナー中に、リサイクルトナーが特定の割合で含有されるよう、第2の現像剤系制御手段によって現像剤系の制御が行われる構成を有する。
【0040】
このような第2の実施の形態においては、種々の変更を加えることができる。例えば、第2搬送トナー量検知手段は、複数の光入射用窓および受光用窓を有するものに限定されず、例えば1個の光入射用窓と、当該光入射用窓に対応する1個の受光用窓とを有するものであってもよい。
【0041】
以下、本発明に係る画像形成装置の作用効果を確認するために行った実験について説明する。
【0042】
<実験例1>
デジタル複写機「7065」(600dpi、レーザービーム径主走査55μm、レーザービーム径副走査55μm;コニカ(株)製)を改造することにより、回転する潜像担持体の表面に形成された静電荷像を、現像剤撹拌供給手段によって混合撹拌され、回転スリーブよりなる現像剤担持体が担持して搬送することによって供給されるトナーとキャリアとよりなる2成分現像剤により現像する現像部と、当該現像部により現像されたトナー像を転写材に転写する転写部と、当該転写部より潜像担持体の回転方向における下流側に配置され、潜像担持体の表面に付着しているトナーを除去するクリーニング装置と、当該クリーニング装置により除去されたトナーをリサイクル路を介して搬送スクリューによって現像部に搬送するリサイクル手段とを備えてなる画像形成装置を作製した。
【0043】
作製した画像形成装置に、リサイクル手段におけるリサイクル路を構成するポリカーボネート樹脂とABS樹脂との混合物よりなるリサイクル管の内に、図2の構成に従って一対の対向電極を配置すると共に、対向電極間の静電容量を測定し、その測定値に基づいて電流値を出力する静電容量測定装置を設けることによって実験用画像形成装置(以下、「実験用画像形成装置(1)ともいう。)を得、この実験用画像形成装置(1)において、対向電極間の静電容量と、搬送トナー量との関係を、対向電極に対して交流バイアス(AC24V、1kHz)を印加し、リサイクル手段による搬送トナー量を、各々、0、0.6、0.8、1および1.2g/minに調整することによって測定した。結果を図5に示す。
【0044】
以上の結果から、対向電極間の静電容量と、搬送トナー量とには相関関係があり、搬送トナー量が大きくなるに従って対向電極間の静電容量が比例的に大きくなることから、対向電極間の静電容量に基づいて搬送トナー量を検知することができることが確認された。
【0045】
<実験例2>
実験用画像形成装置(1)を用い、温度20度、湿度50%RHの環境条件下において、転写材として、「コニカJペーパー」(コニカ(株)製)を用い、画像形成処理することなしに10000枚の転写材を通紙した後に、リサイクル手段による搬送トナー量を、各々、下記表1に示す条件に従って調整し、印字率が6%の画像を連続10000枚形成する実写テストを行うことにより、下記の基準に基づく種々の評価を行った。また、画像形成処理中に、リサイクル路におけるパッキングの発生の有無を、搬送スクリューのトルクを調べることによって確認した。結果を表1に示す。
【0046】
現像剤としては、スチレン−アクリル共重合体樹脂からなる重合法で製造された、粒径が6.5μmであるトナーと、フェライトよりなる磁性粒子の表面にシリコーン系樹脂で被覆された、粒径が60μmであるキャリアとを、トナー濃度4.5質量%となる混合割合にて混合してなる2成分現像剤を用いた。
【0047】
(転写不良の発生についての評価)
実写テストによって得られたすべての画像を目視にて確認し、濃度低下、斑点状ヌケ、転写ハジキなどの転写不良の発生が確認されなかった場合を「A」、転写不良の発生が確認されたが、その程度が実用上問題のない場合を「B」、転写不良の発生が確認され、その程度が実用上問題のある場合を「C」と評価した。
【0048】
(画像汚れの発生についての評価)
実写テストによってその表面に画像の形成されたすべての転写材の表面および裏面を目視にて確認し、画像汚れの発生が確認されなかった場合を「A」、画像汚れの発生が確認されたが、その程度が実用上問題のない場合を「B」、画像汚れの発生が確認され、その程度が実用上問題のある場合を「C」と評価した。
【0049】
(装置内汚れの発生についての評価)
実写テスト後、印字率6%の画像を連続10000枚形成し、実験用画像形成装置内の汚れに起因して画像形成処理が行われた転写材に発生する汚れ(画像汚れ)の有無を目視にて確認し、画像汚れの発生が確認されなかった場合を「A」、画像汚れの発生が確認されたが、その程度が実用上問題のない場合を「B」、画像汚れの発生が確認され、その程度が実用上問題のある場合を「C」と評価した。
【0050】
この装置内汚れの発生に係る評価においては、具体的に、通紙ランニング中の転写材表面に尾引くトナーこぼれ汚れ、または転写材先後端に付着したトナー汚れを、実験用画像形成装置内の汚れに起因する画像汚れとした。
【0051】
(クリーニング装置からのトナー溢れおよびこぼれの発生についての評価)
実写テスト後、実験用画像形成装置内におけるクリーニング装置付近を目視にて確認すると共に、印字率6%の画像を連続10000枚形成し、クリーニング装置からのトナー溢れおよびこぼれに起因して画像形成処理が行われた転写材に発生する汚れ(画像汚れ)の有無を目視にて確認し、クリーニング装置下の転写材搬送部分へのトナー落下が確認されず、また画像汚れの発生が確認されなかった場合を「A」、クリーニング装置下の転写材搬送部分へのトナー落下が確認されると共に、画像汚れの発生が確認されたが、画像汚れの程度が実用上問題のない場合を「B」、クリーニング装置下の転写材搬送部分へのトナー落下が確認されると共に、画像汚れの発生が確認され、画像汚れの程度が実用上問題のある場合を「C」と評価した。
【0052】
このクリーニング装置からのトナー溢れおよびこぼれの発生に係る評価においては、具体的に、転写材裏面へのこすれ状の汚れを、クリーニング装置からのトナー溢れおよびこぼれに起因する画像汚れとした。
【0053】
【表1】
Figure 2004004166
【0054】
以上の結果から、搬送トナー量が1g/min以下である場合には、実用上問題のない画質の可視画像が得られ、また、搬送トナー量が0.6g/min以上である場合には、画像形成処理中に、クリーニング装置からのトナー溢れおよびこぼれがないこと、リサイクル路におけるパッキングの発生がないこととが確認された。
【0055】
<実験例3>
実験例1において作製した画像形成装置のリサイクル手段を構成するリサイクル管の管壁に、図4の構成に従って各々5個の光入射用窓および受光用窓を形成すると共に、発光ダイオードよりなる光源から放射された光に由来する特定通過光の光量を測定し、その測定値に基づいて電圧値を出力する、フォトトランジスタよりなる特定通過光測定装置を設けることによって実験用画像形成装置(以下、「実験用画像形成装置(2)」ともいう。)を得、この実験用画像形成装置(2)において、特定通過光の光量と、搬送トナー量との関係を、リサイクル手段による搬送トナー量を、各々、0、0.6、0.8、1および1.2g/minに調整することによって測定した。結果を図6に示す。
【0056】
以上の結果から、特定通過光の光量と、搬送トナー量とには相関関係があり、搬送トナー量が大きくなるに従って特定通過光の光量が比例的に小さくなることから、特定通過光の光量に基づいて搬送トナー量を検知することができることが確認された。
【0057】
<実験例4>
実験例2において、実験用画像形成装置(1)に代えて、実験用画像形成装置(2)を用い、リサイクル手段による搬送トナー量を、各々、下記表2に示す条件に従って調整したこと以外は、実験例2と同様にして実写テストを行って種々の評価を行い、リサイクル路におけるパッキングの発生の有無を確認した。結果を表2に示す。
【0058】
【表2】
Figure 2004004166
【0059】
以上の結果から、実験例2と同様に、搬送トナー量が1g/min以下である場合には、長期間にわたって実用上問題のない画質の可視画像が得られ、また、搬送トナー量が0.6g/min以上である場合には、画像形成処理中に、クリーニング装置からのトナー溢れおよびこぼれがないこと、リサイクル路におけるパッキングの発生がないこととが確認された。
【0060】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0061】
<実施例1>
図1に示されている構成に従い、クリーニング装置により除去されたトナーを現像部に搬送するリサイクル手段を有すると共に、図2に示されている構成を有する第1の搬送トナー量検知手段と、当該第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量が2g/min以上となった場合に、搬送スクリューの回転速度を制御することにより、現像部に供給されるトナー量を0.8g/minとする制御機構を有する第1の現像剤系制御手段とを備えた画像形成装置(以下、「画像形成装置(1)」ともいう。)を作製した。
なお、画像形成装置(1)は、第1の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量によって現像部に供給されるトナー量を確認する構成を有している。
【0062】
この画像形成装置(1)を用いて、温度20度、湿度50%RHの環境条件下において、転写材として、「コニカJペーパー」(コニカ(株)製)を用い、印字率が6%の画像を連続10000枚形成する実写テストを行うことにより、実験例2と同様の基準に基づいて種々の評価を行った。また、画像形成処理中に、リサイクル路におけるパッキングの発生の有無を、搬送スクリューのトルクを調べることによって確認した。結果を表3に示す。
【0063】
<実施例2>
図1に示されている構成に従い、クリーニング装置により除去されたトナーを現像部に搬送するリサイクル手段を有すると共に、図4に示されている構成を有し、発光ダイオード(LED)を光源、フォトトランジスタを特定通過光測定装置とする第2の搬送トナー量検知手段と、当該第2の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量が2g/min以上となった場合に、搬送スクリューの回転速度を制御することにより、現像部に供給されるトナー量を0.8g/minとする制御機構を有する第2の現像剤系制御手段とを備えた画像形成装置(以下、「画像形成装置(2)」ともいう。)を作製した。
なお、画像形成装置(2)は、第2の搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量によって現像部に供給されるトナー量を確認する構成を有している。
【0064】
この画像形成装置(2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして実写テストを行って種々の評価を行い、リサイクル路におけるパッキングの発生の有無を確認した。結果を表3に示す。
【0065】
<比較例1>
第1の搬送トナー量検知手段と、第1の現像剤系制御手段とを備えていないこと以外は実施例1と同様の構成を有する画像形成装置(以下、「比較用画像形成装置(1)」ともいう。)を作製し、この比較用画像形成装置(1)を用いたこと以外は実施例1と同様にして実写テストを行って種々の評価を行い、リサイクル路におけるパッキングの発生の有無を確認した。結果を表3に示す。
【0066】
<比較例2>
第2の搬送トナー量検知手段と、第2の現像剤系制御手段とを備えていないこと以外は実施例2と同様の構成を有する画像形成装置(以下、「比較用画像形成装置(2)」ともいう。)を作製し、この比較用画像形成装置(2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして実写テストを行って種々の評価を行い、リサイクル路におけるパッキングの発生の有無を確認した。結果を表3に示す。
【0067】
【表3】
Figure 2004004166
【0068】
以上の結果から、実施例1および実施例2に係る画像形成装置によれば、現像剤を構成するトナー中にリサイクルトナーが含有される構成を有するものであっても、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができることが確認された。
【0069】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置によれば、搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段がリサイクル手段を構成するリサイクル路上に設けられていることから、リサイクル手段によって現像部に対して搬送されているトナーの量を直接的に検知することにより、当該現像部に供給されるべきリサイクルトナーの量を確認することができると共に、搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系の制御が行われるため、2成分現像剤を構成するトナー中にリサイクルトナーが含有される構成を有するものであっても、長期間にわたって、高い画質を有する可視画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成の一例を示す説明用概略図である。
【図2】図1の画像形成装置の搬送トナー量検知手段の構成を示す説明用概略図である。
【図3】搬送トナー量検知手段の構成の他の例を示す説明用概略図である。
【図4】搬送トナー量検知手段の構成の更に他の例を示す説明用概略図である。
【図5】実験例1における対向電極間の静電容量に係る電流値と、搬送トナー量との関係を示す説明図である。
【図6】実験例3における特定通過光の光量に係る電圧値と、搬送トナー量との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10  潜像担持体
11  転写材供給装置
12  帯電部
13  像露光部
14  現像部
15  転写部
16  分離部
17  定着部
17a  加熱ローラ
17b  加圧ローラ
18  クリーニング装置
18a  クリーニングローラ
18b  ブレード
19  リサイクル手段
19a  リサイクル管
19b  搬送スクリュー
19c  回転軸
21  現像剤担持体
22  現像剤規制部材
24  現像剤撹拌供給部材
25a  第1の現像剤混合撹拌部材
25b  第2の現像剤混合撹拌部材
28  ハウジング
28a  開口
28b  天面板
28c  底面板
28d  隔壁
29  トナー導入用開口
31a、31b  現像剤搬送路
41  対向電極
42  電気回路
43  電源
45  対向電極
46  電気回路
47  電源
51a、51b、51c、51d、51e  光入射用窓
52a、52b、52c、52d、52e  受光用窓
55  電気回路
56  入射光用主光路
57a、57b、57c、57d、57e  光入射用枝光路
58  受光用主光路
59a、59b、59c、59d、59e  受光用枝光路

Claims (2)

  1. 潜像担持体の表面に形成された静電荷像をトナーとキャリアとよりなる2成分現像剤により現像する現像部と、当該現像部により現像されたトナー像を転写材に転写する転写部と、当該転写部より潜像担持体の回転方向における下流側に配置され、潜像担持体の表面に付着しているトナーを除去するクリーニング装置と、当該クリーニング装置により除去されたトナーをリサイクル路を介して現像部に搬送するリサイクル手段とを有する画像形成装置において、前記リサイクル手段によって現像部に搬送される搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段と、当該搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段とが設けられており、
    当該搬送トナー量検知手段が、リサイクル路上に設けられた対向電極を備えてなり、当該対向電極間の静電容量に基づいて搬送トナー量を検知するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 潜像担持体の表面に形成された静電荷像をトナーとキャリアとよりなる2成分現像剤により現像する現像部と、当該現像部により現像されたトナー像を転写材に転写する転写部と、当該転写部より潜像担持体の回転方向における下流側に配置され、潜像担持体の表面に付着しているトナーを除去するクリーニング装置と、当該クリーニング装置により除去されたトナーをリサイクル路を介して現像部に搬送するリサイクル手段とを有する画像形成装置において、前記リサイクル手段によって現像部に搬送される搬送トナー量を検知する搬送トナー量検知手段と、当該搬送トナー量検知手段によって検知される搬送トナー量に応じて現像剤系を制御する現像剤系制御手段とが設けられており、
    当該搬送トナー量検知手段が、リサイクル路を構成するリサイクル管に形成された光入射用窓および当該光入射用窓に対応する受光用窓を備えてなり、光入射用窓から入射されて受光用窓を通過する光の光量に基づいて搬送トナー量を検知するものであることを特徴とする画像形成装置。
JP2002157752A 2002-05-30 2002-05-30 画像形成装置 Withdrawn JP2004004166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002157752A JP2004004166A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002157752A JP2004004166A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004004166A true JP2004004166A (ja) 2004-01-08

Family

ID=30428500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002157752A Withdrawn JP2004004166A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004004166A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7352864B2 (ja) 2020-01-07 2023-09-29 株式会社リコー 粉体回収装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7352864B2 (ja) 2020-01-07 2023-09-29 株式会社リコー 粉体回収装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5478922B2 (ja) 現像装置
US9261816B2 (en) Developer amount detector, developing device, process unit, and image forming apparatus
JP2009069329A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4421622B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6098408B2 (ja) 画像形成装置
JP6053639B2 (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3410445B2 (ja) 画像形成方法
JP2004029044A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2004004166A (ja) 画像形成装置
JP2006221013A (ja) クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2000221776A (ja) 現像装置
JP4997887B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2004038028A (ja) 画像形成装置
JP2015169812A (ja) 画像形成装置
JP2005070383A (ja) 画像形成装置
JP2006293199A (ja) 画像形成装置
JP2001255743A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5267014B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びコンピュータプログラム
JP2006154070A (ja) 画像形成装置
JP2005189753A (ja) 現像装置およびこれを備えた画像形成装置
JP6314852B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP6814387B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007139990A (ja) 画像形成装置
US9551959B2 (en) Image forming apparatus forming toner image on surface layer portion of image conveying portion
JP2003241598A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802