JP2000221776A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2000221776A
JP2000221776A JP11024782A JP2478299A JP2000221776A JP 2000221776 A JP2000221776 A JP 2000221776A JP 11024782 A JP11024782 A JP 11024782A JP 2478299 A JP2478299 A JP 2478299A JP 2000221776 A JP2000221776 A JP 2000221776A
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Masahito Iio
雅人 飯尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時によるトナーの凝集度の変化に妨げられ
ることなく、現像ローラ上に良好な薄層を維持し、良好
な画像が形成される現像装置を提供する。 【解決手段】 薄層部材であるブレード26Cに対して
現像ローラ23Cとの間に所定の電位差が生じるよう
に、所定のバイアス電圧をバイアス印加手段41・43
にて印加し、その電位差を一成分現像剤の凝集度の変化
に応じて、バイアス可変制御手段である電圧可変器42
にて可変制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真式の複
写機・プリンタ・ファクシミリやそれらの複合機などの
画像形成装置で用い、一成分現像剤で像担持体上の潜像
を現像する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−194944号公報には、現
像ローラに対してトナーを供給する供給ローラを有し、
これらにそれぞれ所定のバイアス電圧を印加する一成分
現像方式の現像装置において、供給ローラに印加するバ
イアス電圧を供給ローラの物性変化にともなって可変制
御する技術が開示されている。
【0003】この公報に記載されているように、一成分
現像方式の現像装置は、画像形成装置の簡素化や小型化
に有利な反面、トナーに帯電を付与し、現像ローラ上に
トナーを搬送するキャリアを持たないため、トナーの帯
電性(立ち上がり)やトナーの搬送性(搬送量)が二成
分現像方式に比較して劣っている。
【0004】そのため、この公報に記載の技術では、ト
ナー搬送量が現像時に消費されるトナーの量よりも下回
った場合においては、印字画像上において画像濃度の低
下現象が見られる。また、トナーについては、流動性を
良くし、放置後の擬固によるパッキングを防止してい
る。流動性を良くしているため、現像ローラ上でトナー
を薄層化するのが困難であり、薄層不良による画像上自
ヌケとなる可能性がある。この薄層不良は、経時でトナ
ーの流動性が低下すると発生しなくなることは確認され
ている。
【0005】この発明は、以上の背景でなされたもの
で、その第1の目的は、経時によるトナーの凝集度の変
化に妨げられることなく、現像ローラ上に良好な薄層を
維持し、良好な画像が形成される現像装置を提供するこ
とにある。
【0006】第2の目的は、あらかじめトナーの凝集度
の低下と潜像形成回数と画像白ヌケの関係を決めること
で、潜像形成回数のカウントといった簡単な構成で良好
な画像を維持することができるようにすることにある。
【0007】第3の目的は、実際に像担持体にトナー像
を形成させ、トナー像の白ヌケをトナー像付着状態検出
手段により直接検出することで、より確実に白ヌケを検
出し、良好な画像を維持することできるようにすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
め、この発明は、像担持体に対向して配設され、表面に
担持した一成分現像剤で像担持体上の潜像を現像する現
像ローラと、該現像ローラ上の一成分現像剤を薄層化す
る薄層部材と、現像ローラに対して所定の現像バイアス
電圧を印加する第1のバイアス印加手段とを備えた現像
装置において、薄層部材に対して現像ローラとの間に所
定の電位差が生じるように所定のバイアス電圧を印加す
る第2のバイアス印加手段と、その電位差を一成分現像
剤の凝集度の変化に応じて可変制御するバイアス可変制
御手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】また、第2の目的を達成するため、バイア
ス可変制御手段は、前記電位差を像担持体に対する潜像
形成回数に応じて可変制御する構成とする。
【0010】さらに、第3の目的を達成するため、像担
持体に測定用パターンとしての潜像を形成し、この測定
用パターンとしての潜像に対する一成分現像剤付着状態
を検出する一成分現像剤付着状態検出手段を備える。そ
して、バイアス可変制御手段は、該一成分現像剤付着状
態検出手段の測定結果に応じて、前記電位差を可変制御
する構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面にしたがって詳細に説明する。
【0012】図1および図2に、この発明によるカラー
現像装置を備えるカラー画像形成装置における内部全体
の概要構成を示し、図1は本体フレーム9に対して前部
筐体たる前フレーム8を閉じた状態、図2はこれを開い
た状態である。
【0013】図1において、像担持体たる可撓性の感光
体ベルト1は、回動ローラ2・3間に架設され、回動ロ
ーラ2の回転駆動により図中矢印A方向(時計方向)に
搬送される。この感光体ベルト1の表面は、帯電手段た
る帯電チャージャ4にて均一に帯電されるとともに、静
電像露光手段たるレーザ書き込みユニット5にて露光さ
れる。そして、この発明によるカラー現像装置6によ
り、イエロ、マゼンタ、シアン、黒の現像剤(トナー)
をそれぞれ有する4つの現像器にて各色毎に現像され
る。
【0014】また、中間転写体たる中間転写ベルト10
は、回動ローラ11・12の間に架設され、回動ローラ
11の回転駆動により図中矢印B方向(反時計方向)に
搬送される。感光体ベルト1と中間転写ベルト10は、
感光体ベルト1の回動ローラ3部で接触している。その
接触部の中間転写ベルト10側には、導電性を有するバ
イアスローラ13が中間転写ベルト10の裏面に所定の
条件で接触している。
【0015】次に、このカラー画像形成装置の画像形成
動作について説明する。図1において、感光体ベルト1
は、帯電チャージャ4により一様に帯電された後、レー
ザ書き込みユニット5により、画像情報に基づき走査露
光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露光す
る画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロ、シア
ン、マゼンタおよび黒の色情報に分解した単色の画像情
報であり、この情報により半導体レーザ(図示せず)で
発生されたレーザビームLは、図示省略した光学装置に
より走査および光路調整される。
【0016】ここで形成された静電潜像は、カラー現像
装置6の4つの現像器によりイエロ、シアン、マゼンタ
および黒のトナーで各々単色現像され、感光体ベルト1
上に各々の色画像が順次形成される。
【0017】図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1
上に形成された各単色画像像は、感光体ベルト1と同期
して、図中矢印B方向に回転する中間転写ベルト10上
に、イエロ、シアン、マゼンタおよび黒の単色毎に、バ
イアスローラ13に印加された所定の転写バイアスによ
り順次重ね転写される。
【0018】中間転写ベルト10上に重ね合わされたイ
エロ、シアン、マゼンタおよび黒の画像は、給紙台(給
紙カセット)17から給紙ローラ18、搬送ローラ対1
9A・19B、レジストローラ対20A・20Bを経て
転写部へ搬送された転写紙17A上に転写ローラ14に
より一括転写される。転写終了後、転写紙17Aは、定
着装置80により定着されて、フルカラー画像が完成
し、排紙ローラ対81A・81Bを経て排紙スタック部
82上に排出される。
【0019】なお、図中15は、感光体ベルト1に常時
当接し、感光体ベルト1上のトナーをクリーニングする
クリーニング部材15Aを含むクリーニング装置、およ
び廃棄トナー回収容器、図中16は、中間転写ベルト1
0のクリーニング装置で、該クリーニング装置16のク
リーニングブレード16Aは、画像形成動作中には中間
転写ベルト10表面から離間した位置に保持され、形成
像が上述の転写紙17A上に転写された後に中間転写ベ
ルト10表面に当接される。
【0020】中間転写ベルト10上よりクリーニングブ
レード16Aによって掻き取られた廃棄トナーは、クリ
ーニング装置16内に設けられたオーガ16Bにより、
図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリッジ
31の手前側面に設けられた、図示を省略した搬送部に
より廃棄トナー回収容器15Cに搬送される。所定量以
上の廃棄トナーが廃棄トナー回収容器15C内に収容さ
れた時点でプロセスカートリッジ31に対し交換するこ
とにより、プロセスカートリッジ31の長寿命化が図ら
れる。
【0021】また、感光体ベルト1、帯電チャージャ
4、中間転写ベルト10、クリーニング装置15・16
は、プロセスカートリッジ31として一体的に構成さ
れ、廃棄トナー回収容器15Cは、プロセスカートリッ
ジ31に対して交換可能に組み込まれる。プロセスカー
トリッジ31のレジストローラ20B側のケース外装部
分は、用紙搬送ガイドとしての機能も備えている。
【0022】次に、画像形成装置本体に関する構成につ
いて、図2に基づいて説明する。装置本体構造として
は、不動部筐体たる本体フレーム9と、転写紙17Aの
搬送経路が開放可能な前部筐体たる前フレーム8によっ
て構成され、本体フレーム9の下部には、給紙カセット
17を配置し、本体内部にカラー現像装置6、プロセス
カートリッジ31を交換可能に配置し、さらにその上方
に、定着装置80を配置し、本体上部には、排紙スタッ
ク部82が形成される。
【0023】前フレーム8は、本体フレーム9に設けら
れた回転支持軸9Aを中心に開閉回動可能に支持され、
通常は第1図のごとく、本体フレーム9に対し閉じた状
態で保持される。転写紙17Aの搬送経路内に転写紙1
7Aのジャムが発生した場合には、前フレーム8のため
の図示しないロック機構を解除し、図2のごとく前フレ
ーム8を解放する。前フレーム8には、転写紙搬送経路
の一部を構成する搬送ローラ19A、レジストローラ2
0A、転写ローラ14等が保持されており、前クレーム
8を開放することにより、転写紙搬送経路が露出し、容
易にジャム処理が行える。この際に、他の作像系ユニッ
トは不動であり、トナーの飛散や、漏洩等による不具合
が発生しない。
【0024】図3には、この発明に係る一成分現像方式
のカラー現像装置6と、像担持体である感光体ベルト1
と、バイアス印加および制御回路の関係図であり、一例
として、シアン現像ユニット22が現像位置にある場合
を示す。
【0025】現像ケース22C内には、一成分現像剤と
しての非磁性トナーTを収納している。カラー現像装置
6は、感光体ベルト1に対向する部分が開口した状態と
なっており、その開口部にて感光体ベルト1と現像ロー
ラ23Cとは、所定のニツプ幅をもって接触している。
現像ローラ23Cは、導電性のゴムや金属等が多く使用
され、感光体ベルト1の回転方向と同方向に回転されて
いる。
【0026】現像ローラ23Cの後側には、現像ケース
22C内のトナーTを現像ローラ23Cへ供給する供給
ローラ25Cが設けられている。該供給ローラ25C
は、現像ローラ23Cと一定の食い込み量で接触しなが
ら、現像ローラ23Cと同方向に一定の線速比で回転す
る。供給ローラ25Cは、弾性体として、発泡体等が多
く使用されている。
【0027】また、供給ローラ25Cに一定の食い込み
量で接触している掻き取り部材27Cを設け、使用済み
トナーTを掻き取るようにしている。現像ケース22C
と掻き取り部材27C間に設けられた仕切り部材28C
により、現像ローラ23Cと供給ローラ25Cの接触部
分にかかるトナーTの粉圧を弱めている。
【0028】現像ローラ23Cによるトナー搬送量を規
制し、現像ローラ上のトナーTを薄層化する薄層部材で
あるブレード26Cは、現像ローラ23Cに対して一定
の食い込み量で押圧されるように設けられている。
【0029】現像口ーラ23Cには、第1のバイアス印
加手段である現像バイアス電源40から所定の現像バイ
アス電圧、また供給ローラ25Cには、供給バイアス電
源44から所定の供給バイアス電圧が印加される。ま
た、ブレード26Cには、バイアス可変制御手段である
電圧可変器42を介して、第2のバイアス印加手段であ
るブレードDC電源43に接続されており、ブレードD
Cバイアス電圧が印加される。さらに、同じく第2のバ
イアス印加手段であるブレードAC電源41により、D
C成分にAC成分を重畳している。
【0030】これらの電圧は、図1のカラー画像形成装
置の中のトナー濃度センサ50の検出値にしたがって決
定される。一成分現像剤付着状態検出手段であるこのト
ナー濃度センサ50は、発光ダイオード(LED)と受
光素子とからなり、中間転写ベルト10上のトナー付着
量を検出している。感光体ベルト1に各色のグレースケ
ールのバッチパターンを形成させ、所望のトナー付着量
になるように各電圧を決定する。
【0031】この実施例においては、供給電位差(現像
バイアス電圧−供給バイアス電圧)は、ベタ画像で濃度
低下が起きないよう供給能力が維持できる電圧値に固定
した。ブレード電位差(現像バイアス電圧−供給バイア
ス電圧)は、電圧可変器42により可変できるようにし
てある。
【0032】供給ローラ25Cで現像ローラ23C上に
供給されたトナーTは、現像ローラ23Cとの間で摩擦
帯電が起こり、静電気力および物理的な力によってブレ
ード26C側へと搬送される。現像口一ラ23C上のト
ナーTは、ブレード26Cにより通過量を規制されつ
つ、再度摩擦帯電によって電荷を付与される。ブレード
26Cを通過した後のトナーTは、充分に帯電されてお
り、かつ、均一なトナー層が形成されている。この実施
例では、負帯電の有機質の感光体ベルト1を用いた反転
現像であるため、トナーTは負帯電である。
【0033】上述のブレード26CによるトナーTの通
過量および電荷量は、ブレード電位差によりかなり影響
を受ける。ブレード電位差1、通過量1、電荷量1:V
bll、Ml、Ql、ブレード電位差2、通過量2、電
荷量2:Vb12、M2、Q2において、Vbll<V
b12の湯合、Ml<M2、Ql<Q2となる。トナー
Tの流動性が良好な初期のトナーでは、通過量が大きい
ほど現像ローラ23Cの上層部のトナーTの保持力が弱
くなり、トナー薄層不良による白ヌケが発生する可能性
がある。
【0034】図4には、ブレード電位差をVb12で固
定した場合のトナー凝集度とプリント枚数と白ヌケの関
係を示した。トナー凝集度は徐々に上昇し、白ヌケはA
枚で発生しなくなっている。ブレード電位差をVbll
で固定した湯合、ブレード26Cによる電荷量が低いた
め経時でカブリに対する余裕度がなくなる。
【0035】そこで、この発明では、図5のフローチャ
ートに示すように、プリント開始したら、枚数カウンタ
をカウントアップしてプリント枚数をチェックし、設定
枚数になったら、電圧可変器42で電圧を可変してブレ
ード電位差をアップする。
【0036】図1のカラー画像形成装置においては、カ
ラー現像装置6の各色の現像器のバイアス電圧は、上述
したように感光体ベルト1に各色のグレースケールのバ
ッチパターンを形成させ、発光ダイオード(LED)と
受光素子とからなるトナー濃度センサ50で中間転写ベ
ルト10上のパターンのトナー付着量を検出し、所望の
トナー付着量になるように決定している。
【0037】図6には、グレースケールパッチの正常な
状態と白ヌケが発生している状態をトナー濃度センサ5
0で検出した検出結果である。正常な状態であると、出
力値のリップルVrは小さいが、白ヌケが発生すると、
出力値が低下し、リップルVrが大きくなっている。
【0038】そこで、白ヌケが発生するリップルをVr
0、トナー濃度センサ50の出力値のリップルをVr、
トナー付着量合わせ時のブレード電位差をΔVbl、ト
ナー付着量合わせ1回でのプレード電位差上昇分をαと
すると、図7のようなフローチャートで示される制御を
ウォーミングアップ時、あるいは印字間隔時(紙間隔
時)のトナー付着量合わせ制御ソフトに追加する。
【0039】すなわち、図7において、カウンタを1つ
カウントアップしたら(カウント値N)、グレースケー
ルパターンの書き込みをスタートしてグレースケールパ
ターンを書き込み、トナー濃度センサ50の出力値のリ
ップルVrをチェックして、白ヌケが発生するリップル
Vr0と比較し、Vr0>Vrならばブレード電位差を
ΔVbl+(N−1)αとし、そうでなければ最初に戻
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、トナーの
凝集度の変化に応じてブレード電位差を可変制御するの
で、経時において白ヌケのない良好な画像を提供でき
る。
【0041】請求項2に係る発明によれば、あらかじめ
経時のトナー凝集度と、潜像形成回数と、白ヌケ発生の
関係を求め、ブレード電位差の変更潜像形成回数を決定
するので、センサ等を使用せず、簡単な構成で白ヌケの
ない良好な画像を提供できる。
【0042】請求項3に係る発明によれば、実際に像担
持体にトナー像を形成させ、トナー像の白ヌケをトナー
像付着状態検出手段により直接検出しているので、より
確実に白ヌケを検出し、良好な画像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラー現像装置を備えるカラー
画像形成装置における内部全体の概要構成図で、本体フ
レーム部に対して前フレームを閉じた状態である。
【図2】その本体フレーム部に対して前フレームを開い
た状態の概要構成図である。
【図3】この発明に係る一成分現像方式のカラー現像装
置と、感光体ベルトと、バイアス印加および制御回路の
関係図である。
【図4】ブレード電位差を固定した場合のトナー凝集度
とプリント枚数と白ヌケの関係を示すグラフである。
【図5】プリント枚数が設置枚数以上になったときブレ
ード電位差を上昇させる動作のフローチャートである。
【図6】グレースケールパッチの正常な状態と白ヌケが
発生している状態をトナー濃度センサで検出した検出結
果を示す図である。
【図7】感光体ベルト上に実際にトナー像を形成させ、
トナー像の白ヌケを直接検出してブレード電位差を決定
する動作のフローチャートある。
【符号の説明】
1 感光体ベルト(像坦持体) 2 感光体ベルトの回動ローラ 3 感光体ベルトの回動ローラ 4 帯電チャージャ 5 レーザ書き込みユニット 6 カラー現像装置 8 前フレーム 9 本体フレーム 9A 回転支持軸 10 中間転写ベルト 11 中間転写ベルトの回動ローラ 12 中間転写ベルトの回動ローラ 13 バイアスローラ 14 転写ローラ 15 廃棄トナー回収容器 15A 感光体クリーニング部材 16 中間転写ベルト用クリーニング装置 16A 中間転写ベルトクリーニングブレード 16B オーガ 17A 転写紙 18 給紙ローラ 19A・19B 搬送ローラ対 20A・20B レジストローラ対 22 シアン現像ユニット 22C 現像ケース 23C 現像ローラ 25C 供給ローラ 26C ブレード(薄層部材) 27C 掻き取り部材 28C 仕切り部材 31 プロセスカートリッジ 40 現像バイアス電源(第1のバイアス印加手段) 41 ブレードAC電源(第2のバイアス印加手段) 42 電圧可変器(バイアス可変制御手段) 43 ブレードDC電源(第2のバイアス印加手段) 44 供給バイアス電源 50 トナー濃度センサ(一成分現像剤付着状態検出
手段) 80 定着装置 81A・81B 排紙ローラ対 82 排紙スタック部 T トナー(一成分現像剤)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対向して配設され、表面に担
    持した一成分現像剤で前記像担持体上の潜像を現像する
    現像ローラと、該現像ローラ上の一成分現像剤を薄層化
    する薄層部材と、前記現像ローラに対して所定の現像バ
    イアス電圧を印加する第1のバイアス印加手段とを備え
    た現像装置において、前記薄層部材に対して前記現像ロ
    ーラとの間に所定の電位差が生じるように所定のバイア
    ス電圧を印加する第2のバイアス印加手段と、前記電位
    差を一成分現像剤の凝集度の変化に応じて可変制御する
    バイアス可変制御手段とを設けたことを特徴とする、現
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス可変制御手段は、前記電位
    差を前記像担持体に対する潜像形成回数に応じて可変制
    御することを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体に測定用パターンとしての
    潜像を形成し、この測定用パターンとしての潜像に対す
    る一成分現像剤付着状態を検出する一成分現像剤付着状
    態検出手段を備え、前記バイアス可変制御手段は、該一
    成分現像剤付着状態検出手段の測定結果に応じて、前記
    電位差を可変制御することを特徴とする、請求項1に記
    載の現像装置。
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