JP2000029255A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000029255A
JP2000029255A JP10195983A JP19598398A JP2000029255A JP 2000029255 A JP2000029255 A JP 2000029255A JP 10195983 A JP10195983 A JP 10195983A JP 19598398 A JP19598398 A JP 19598398A JP 2000029255 A JP2000029255 A JP 2000029255A
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Japan
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toner
density
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developing
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JP10195983A
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English (en)
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Takashi Tsuchiya
敬司 土屋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー層が形成担持されるドナー部材を有す
る現像手段を具備した画像形成装置において、像担持体
上の現像画像濃度を追従性よく正確に制御する。 【解決手段】 像担持体1上に少なくとも画像部及び非
画像部が含まれる画像濃度検知用パターン潜像ZPを形
成するパターン潜像形成手段6と、現像手段2の現像領
域にて画像濃度検知用パターン潜像が現像された条件下
で、現像領域下流側に位置するドナー部材3のうち、パ
ターン潜像ZPの画像部及び非画像部に対応する残留ト
ナー画像濃度を検知する単一のドナー側濃度検知手段7
とを備える。更に、ドナー側濃度検知手段7にて検知さ
れた濃度信号に基づいて像担持体1上の画像濃度を制御
する画像濃度制御手段8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写装置
あるいはプリンタ等に使用する画像形成装置に係り、特
に、表面にトナー層が保持されて像担持体上の静電潜像
がトナー現像されるドナー部材を有する現像手段を備え
たタイプで、現像画像濃度の検知システム及びこれを用
いた制御システムを改良した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感光体等の像担持体上に形成さ
れた静電潜像を現像装置にて現像し、その後記録媒体上
に転写する画像形成装置には様々な種類が存在する。こ
の種の画像形成装置において使用される現像装置として
は、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を用
いて像担持体上の静電潜像を現像する所謂二成分現像方
式と、トナーのみからなる一成分現像剤を用いて像担持
体上の静電潜像を現像する所謂一成分現像方式とが広く
利用されている。
【0003】また、二成分現像方式、一成分現像方式は
夫々以下のような不具合を有している。すなわち、一成
分現像方式は、現像剤としてトナーのみを使用している
ため、トナーの帯電はドナーロールとトナー層規制部材
との間の摩擦を利用していることが多いため、高い帯電
量が得にくいことと、トナー同士の相互帯電が起こりや
すいために、通常の帯電とは逆極性に帯電してしまう所
謂逆極性トナーが多数発生し、像担持体上の非画像部に
トナーが飛散してしまうトナーかぶりが起こり易いとい
う問題がある。一方、二成分現像方式は、現像部におい
てはトナーとキャリアからなる現像剤が像担持体に接触
又は非接触することによって現像させる方式をとってい
るため、像担持体上の画像部又は非画像部にキャリアが
飛散してしまい易いという問題がある。
【0004】そこで、これらの問題点を解決し得るもの
として、ドナーロールを使用する一成分現像方式の利点
と、従来からある二成分現像方式の利点とを上手く組み
合わせて、両者の望ましい特徴を得る現像装置が提案さ
れている。例えば、1984年11月8日に米国ワシン
トンD.C.において開催された米国写真科学者技術者
協会(Society for Photgraphic Scientists and Engin
eers)主催の「非衝撃式印字の進歩に関する第2回国際
会議」(The 2nd International Congress on Advances
in Non-ompactprinting)において、東芝株式会社は、
マグネットロールを用いて二成分現像剤をドナーロール
側に進ませ、このドナーロール上にトナーをのみ転移さ
せてトナー層を形成する現像装置についての説明を行っ
た。また、米国特許第3929098号公報には、マグ
ネットロールを用いて二成分現像剤をドナーロール側に
進ませ、このドナーロール上にトナーのみを転移させて
トナー層を形成する現像装置が示されている。このよう
な方式の現像装置によると、十分に帯電された二成分現
像剤のうちのトナーであって、且つ逆極性トナーがない
もののみをドナーロール上に搬送し、対向した像担持体
上に現像することができるために、非画像部かぶりやキ
ャリア飛散が起こりにくいという利点がある。
【0005】一方、現像工程、転写工程を経て記録媒体
上に画像形成された画像の画像濃度を制御する画像濃度
制御システムとしては、いくつかの手法が一般的に使用
されている。そのうちの代表的なものとしては、感光体
などの像担持体に画像濃度検知用パターンを形成し、こ
の画像濃度検知用パターンを現像した後に前記像担持体
上に付着したパターン画像濃度を画像濃度センサにて検
知し、このパターン画像濃度に応じて画像濃度を制御す
る手法が知られている。ここで、画像濃度制御手段の具
体的態様としては、例えば二成分現像方式の現像装置が
使用された画像形成装置を例に挙げると、画像濃度セン
サで検知した濃度信号に応じて現像装置にトナーを投入
し、現像装置内に存在するトナーとキャリアとからなる
現像剤トナー濃度を所定値に調整し、所望の画像濃度を
得る態様(現像電界一定/トナー濃度制御方式)や、現
像装置内の現像剤トナー濃度を検知する内部濃度センサ
を更に設け、現像剤トナー濃度が常に一定になるように
トナー投入量を調整しておき、前記像担持体上の画像濃
度センサで検知した濃度信号に応じて、像担持体の表面
電位、又は/及び、現像ロールに印加する現像バイアス
を調整することにより、所望の画像濃度を得る態様(ト
ナー濃度一定/現像電界制御方式:例えば特開平6−1
75501号公報参照)が既に知られている。
【0006】また、一成分現像方式においては、二成分
現像方式と異なり、現像装置内の現像剤がトナーのみで
あることから、トナーの消費に伴って現像装置内の現像
剤トナー濃度が変化することは基本的にはあり得ない。
このため、一成分現像方式おける画像濃度制御手段とし
ては、ドナーロール上のトナー量を調整することはせ
ず、像担持体上の画像濃度センサで検知した濃度信号に
応じて、像担持体の表面電位、又は/及び、ドナーロー
ルに印加する現像バイアスを調整することにより、所望
の画像濃度を得る態様(トナー濃度一定/現像電界制御
方式)が通常採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した一
成分/二成分現像混成方式(以下必要に応じてハイブリ
ッド方式という)の現像装置でも、上述した各種画像濃
度制御システムが使用され得る。しかしながら、ハイブ
リッド方式の現像装置について、上述した画像濃度制御
システムを採用すると、以下のような技術的課題が見い
出された。すなわち、トナー濃度一定/現像電界制御方
式を採用した態様においては、像担持体上の画像濃度を
検知する画像濃度センサと、現像装置内の現像剤トナー
濃度を検知する内部濃度センサとの両者を有することが
必要であり、機構が複雑でコストが嵩むという技術的課
題がある。
【0008】また、ハイブリッド方式は、マグネットロ
ールを用いて二成分現像剤をドナーロール側に進ませ、
このドナーロール上にトナーのみを転移させてトナー層
を形成するトナー層形成工程と、像担持体へトナー層の
みで現像する現像工程との二段階の現像方式であるた
め、現像電界一定/トナー濃度制御方式を採用した態様
において、仮に、画像濃度センサで像担持体上の画像濃
度が薄いと検知されたときにトナーを現像装置に投入し
ても、投入されたトナーが画像濃度に影響するまでに時
間を要することになり、画像濃度の追従性が悪いという
技術的課題が見られる。
【0009】また、一成分現像方式の現像装置にあって
は、画像濃度制御システムとして、現像電界を調整する
パラメータが像担持体上のパターン画像濃度のみに依存
する方式を採用しているため、仮に環境条件の変化や、
長期使用後のトナー供給量の変化(減少)などに伴っ
て、ドナーロールへ供給されるトナー量が変化するよう
な状態が生じたとしても、これを検知することができ
ず、像担持体上の画像濃度を正確に制御し難いという技
術的課題が起こり得る。
【0010】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、トナー層が形成担持される
ドナー部材を有し、前記ドナー部材上に形成されたトナ
ー層により像担持体上の静電潜像が現像される現像手段
を具備した態様の画像形成装置を前提とし、像担持体上
の現像画像濃度を追従性よく正確に制御することが可能
な画像形成装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、静電潜像が形成担持される像担持体1
と、この像担持体1に対して所定の間隔をおいて対向配
置され、その表面にトナー層Tが保持されて像担持体1
上の静電潜像がトナー現像されるドナー部材3を有する
現像手段2とを備えた画像形成装置において、前記像担
持体1上に少なくとも画像部及び非画像部が含まれる画
像濃度検知用パターン潜像ZPを形成するパターン潜像
形成手段6と、前記現像手段2の現像領域にて画像濃度
検知用パターン潜像が現像された条件下で、現像領域下
流側に位置する前記ドナー部材3のうち、パターン潜像
ZPの画像部及び非画像部に対応する残留トナー画像濃
度を検知する単一のドナー側濃度検知手段7とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0012】更に、本発明に係る画像形成装置として
は、図1に示すように、上述した構成に加えて、ドナー
側濃度検知手段7にて検知された濃度信号に基づいて像
担持体1上の画像濃度を制御する画像濃度制御手段8を
備えた態様が挙げられる。
【0013】このような技術的手段において、像担持体
1としては、静電潜像が形成担持されるものであれば、
感光体、誘電体など適宜選定してもよく、その形態につ
いても、ドラム状、ベルト状であってもよく、また、数
についても、単数のみならず複数あってもよい。また、
現像手段2については、少なくともトナー層Tが担持さ
れるドナー部材3を具備していればよく、像担持体1に
対して所定の間隔をおいて対向配置され、その表面にト
ナー層Tが保持されて像担持体1上の静電潜像が現像さ
れるドナー部材3と、このドナー部材3の近傍に少なく
ともキャリアとトナーとからなる二成分現像剤を表面に
保持した状態で対向配置され、前記ドナー部材3上にト
ナーが供給されるトナー供給部材4とを備えた態様(所
謂ハイブリッド方式)や、像担持体1に対して所定の間
隔をおいて対向配置され、その表面にトナー層Tが保持
されて像担持体1上の静電潜像が現像されるドナー部材
3を有する一成分現像方式の態様が挙げられる。
【0014】更に、パターン潜像形成手段6としては、
現像手段2にて現像可能な像担持体1の表面上にパター
ン潜像ZPを形成し得るものであれば、像担持体1を帯
電してからパターン潜像ZPの露光を行うようにしても
よいし、イオン流等の潜像形成手段でパターン潜像ZP
を直接作成するようにしてもよい。そして、パターン潜
像形成手段6は独立して設けてもよいが、コスト及び部
品点数の低減という観点からすれば、既存の潜像形成手
段を兼用することが好ましい。
【0015】更にまた、パターン潜像形成手段6にて形
成されるパターン潜像ZPとしては、少なくとも画像部
と非画像部とを有するものであればよく、最も単純な態
様は100%画像(画像部に相当)と0%画像(非画像
部に相当)とから成るものが挙げられるが、これに限ら
れるものではなく、予め決められた任意濃度α%(例え
ば90%,80%……10%等)の濃度画像と0%画像
とから成るものであってもよい。そして、パターン潜像
ZPとしては、一つである必要はなく、複数形成するよ
うにしてもよい。ここで、複数のパターン潜像ZPを形
成する態様としては、ドナー側濃度検知手段7による検
知精度を高めるために、同一パターン潜像ZPを複数形
成し、これらの検知結果を平均化するようにしたり、あ
るいは、異なる濃度差のパターン潜像ZPを複数形成
し、これらの検知結果を演算して総合的に判断するよう
にする手法が挙げられる。
【0016】また、ドナー側濃度検知手段7としては、
現像領域下流側に位置する前記ドナー部材3のうち、パ
ターン潜像ZPの画像部及び非画像部に対応する残留ト
ナー画像濃度を検知するものであれば、発光素子及び受
光素子からなる光学式センサを初め、トナー画像の電位
を検知する電位センサ等適宜選定して差し支えない。例
えばパターン潜像ZPが少なくとも画像部としての10
0%画像及び非画像部としての0%画像から成る態様に
あっては、ドナー側濃度検知手段7は、少なくとも、1
00%画像が現像された後のドナー部材3上の残留トナ
ー画像濃度と、0%画像が現像された後のドナー部材3
上の残留トナー画像濃度とを検知することになるのであ
る。
【0017】また、ドナー側濃度検知手段7の設置個所
については、対象となるドナー部材3上の残留トナー画
像濃度を検知し得る箇所であれば適宜選定して差し支え
ないが、光学式センサによるタイプにあっては、通常現
像手段2のハウジング外部にドナー側濃度検知手段7を
設け、このドナー側濃度検知手段7とドナー部材3との
間のハウジング部分には透過可能なシール窓を形成する
態様が採られる。ここで、ドナー側濃度検知手段7とし
て光学式センサを使用する場合には、例えば光学式セン
サの光路中にあるシール窓に付着したトナーによる影響
を除外するように補正する等、トナークラウド等による
濃度誤差を補正する手法を適宜採用することが好まし
い。
【0018】また、画像濃度制御手段8としては、ドナ
ー側濃度検知手段7にて検知される濃度信号(パターン
潜像ZPの画像部及び非画像部に対応するドナー部材3
上の残留トナー画像濃度)に基づいて像担持体1上の画
像濃度を制御するものであれば適宜選定して差し支えな
い。例えばハイブリッド方式の現像手段2を具備した態
様において、画像濃度検知用のパターン潜像ZPが画像
部としての100%画像及び非画像部としての0%画像
から成るような態様を想定すると、ドナー側濃度検知手
段7は、100%画像がトナー現像された後のドナー部
材3上の残留トナー画像濃度と、0%画像が現像された
後のドナー部材3上の残留トナー画像濃度とを検知す
る。
【0019】この場合、画像濃度制御手段8の一つの具
体的態様としては、ドナー側濃度検知手段7によって検
知される100%画像がトナー現像された後のドナー部
材3上の残留トナー画像像度をT100、0%画像が現像
された後のドナー部材3上のトナー画像濃度をT0とし
たとき、像担持体1上の画像濃度Tp値をT100値とT0
値とから計算し、現像手段2へ投入するトナー量によっ
てT0値を制御し、ドナー部材3と像担持体1との間の
現像電界によってTp値を制御する態様が挙げられる。
【0020】また、画像濃度制御手段8の他の具体的態
様としては、ドナー側濃度検知手段7によって検知され
る100%画像がトナー現像された後のドナー部材3上
の残留トナー画像像度をT100、0%画像が現像された
後のドナー部材3上のトナー画像濃度をT0としたと
き、像担持体1上の画像濃度Tp値をT100値とT0値と
から計算し、現像手段2へ投入するトナー量及びトナー
供給部材4によってドナー部材3にトナー層を形成する
ときのドナー部材3とトナー供給部材4間の層形成電界
でT0値を制御し、ドナー部材3と像担持体1との間の
現像電界によってTp値を制御する態様が挙げられる。
【0021】このような画像濃度制御手段8において、
画像濃度TP値の演算アルゴリズムについては、要求さ
れる精度を考慮して適宜選定して差し支えないが、像担
持体1とドナー部材3との速度差などをも考慮して精度
良く演算するという観点からすれば、例えばTp=(T0
−T100)×SRという手法を採用することが好まし
い。但し、Vpは像担持体1の回転速度、Vdはドナー部
材3の回転速度、SRはその速度比(Vd/Vp)であ
る。
【0022】一方、一成分現像方式の現像手段2を具備
した態様において、画像濃度検知用のパターン潜像ZP
が画像部としての100%画像及び非画像部としての0
%画像から成るような態様を想定すると、ドナー側濃度
検知手段7は、100%画像がトナー現像された後のド
ナー部材3上の残留トナー画像濃度と、0%画像が現像
された後のドナー部材3上の残留トナー画像濃度とを検
知する。この場合、画像濃度制御手段8の一つの具体的
態様としては、ドナー側濃度検知手段7によって検知さ
れる100%画像がトナー現像された後のドナー部材3
上の残留トナー画像像度をT100、0%画像が現像され
た後のドナー部材3上のトナー画像濃度をT0としたと
き、像担持体1上の画像濃度Tp値をT100値とT0値と
から計算し、ドナー部材3と像担持体1との間の現像電
界によってTp値を制御する態様が挙げられる。
【0023】更に、この一成分現像方式の現像手段2を
具備した態様において、画像濃度の制御性能をより向上
させるという観点からすれば、ドナー部材3へのトナー
供給量が可変設定されるトナー供給部材5(例えばトナ
ー供給ロールや、トナー層厚規制部材など)を具備さ
せ、画像濃度制御手段8は、トナー供給部材5からのト
ナー供給量を可変設定することによって0%画像が現像
された後のドナー部材3上のトナー画像濃度T0値を制
御するようにすることが好ましい。この態様によれば、
像担持体1上の画像濃度を制御するのに、像担持体1上
の画像濃度そのものを変える方法と、ドナー部材3への
トナー供給量を変える方法とを組み合わせることが可能
になり、像担持体1上の画像濃度をより細かく制御する
ことが可能になる点で好ましい。
【0024】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1に示す画像形成装置は、静電潜像が形成
担持される像担持体1と、この像担持体1に対して所定
の間隔をおいて対向配置され、その表面にトナー層Tが
保持されて像担持体1上の静電潜像がトナー現像される
ドナー部材3を有する現像手段2とを備えている。この
ような画像形成装置において、パターン潜像形成手段6
は、前記像担持体1上に少なくとも画像部及び非画像部
が含まれる画像濃度検知用パターン潜像ZPを形成す
る。この後、単一のドナー側濃度検知手段7は、前記現
像手段2の現像領域にて画像濃度検知用パターン潜像Z
Pが現像された条件下で、現像領域下流側に位置する前
記ドナー部材3のうち、パターン潜像ZPの画像部及び
非画像部に対応する残留トナー画像濃度を検知する。そ
して、画像濃度制御手段8は、ドナー側濃度検知手段7
にて検知された濃度信号に基づいて像担持体1上の画像
濃度を制御する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1
を示す概略構成図である。同図において、符号11は例
えば負極性感光体が表面に形成された感光体ドラム、1
2は感光体ドラムを予め一様に帯電するコロトロン等の
一様帯電装置、13は帯電された感光体ドラム11上に
静電潜像(後述する濃度パターンも含む)を書き込むレ
ーザー露光装置、14は感光体ドラム11上に形成され
た静電潜像をトナー現像する現像装置、15は感光体ド
ラム11上に形成されたトナー像を用紙、OHPシート
等のシート(転写材)17に転写するコロトロン等の転
写装置、16は感光体ドラム11上の残留トナー等を除
去するクリーナ、18は図示外のシート供給カセットか
ら送出されたシート17を搬送する搬送ロール、19は
転写後のシート17上の未定着トナー像を定着する定着
装置である。
【0026】本実施の形態において、現像装置14は、
所謂ハイブリッド方式の現像装置であり、特に図3に示
すように、感光体ドラム11に対向した開口する現像ハ
ウジング21を有し、この現像ハウジング21内には、
その開口部側から順にドナーロール22、マグネットロ
ール23、トリミング部材24、一対の搬送オーガー2
5を配設したものである。尚、符号27は現像ハウジン
グ21の内部に設けられるインナハウジングであり、マ
グネットロール23、トリミング部材24、一対の搬送
オーガー25を収容したものである。
【0027】本実施の形態では、ドナーロール22は、
感光体ドラム11に対して所定の間隔(例えば200μ
m〜500μm)を介して離間配置されている。そし
て、ドナーロール22は、アルミニウムなどの金属基材
の表面にアルマイト処理やフェノール、アクリルなどの
樹脂、又はセラミックなどをコーティングした絶縁性表
面層を有している。尚、ドナーロール22表面は完全な
絶縁層でなく、ある程度の導電性を有した半導電性材料
であってもよい。
【0028】また、ドナーロール22の後方には、マグ
ネットロール23が例えば1.5mmの間隔を置いて対
向配置されている。このマグネットロール23は、回転
可能に配置されたスリーブ23aと、このスリーブ23
a内部に固定状態に配置されたマグネット23bとから
構成されており、マグネット23bには、少なくともト
リミング部材24と対向する位置に配置された磁極(本
例ではS極)と、ドナーロール22と対向する位置に配
置された磁極(本例ではN極)とを備えている。
【0029】そして、ドナーロール22及びマグネット
ロール23には夫々独立して所定のバイアスが印加され
るバイアス電源30が接続されている。本実施の形態で
は、バイアス電源30は、マグネットロール23のスリ
ーブ23aに直流バイアス(例えば−400V)が印加
される直流電源31と、これと直列接続されて交流バイ
アス(例えば周波数が1000〜6000Hz,ピーク
ツウピーク電圧が100〜500V)が重畳印加される
交流電源32と、ドナーロール22に対しマグネットロ
ール23よりも低い直流バイアス(例えば−200〜−
400V)が印加される直流電源33と、これに直列接
続されて交流バイアス(例えば周波数が1000〜90
00Hz,ピークツウピーク電圧が500〜2000
V)が重畳印加される交流電源34とで構成されてい
る。
【0030】更に、トリミング部材24は、マグネット
ロール23に付着した現像剤を最適な量に規制する機能
部材である。更にまた、現像ハウジング21の後部には
トナー補給部26が設けられており、一対の搬送オーガ
ー25は、トナー補給部26から補給されたトナーと、
現像ハウジング21内の現像剤とを撹拌・混合しながら
搬送し、マグネットロール23部位へと搬送するもので
ある。
【0031】また、本実施の形態では、図4に示すよう
に、感光体ドラム11上の画像濃度を制御する画像濃度
制御系が設けられている。この画像濃度制御系は、ドナ
ーロール22上の残留トナー画像濃度を検知する画像濃
度検知装置40と、感光体ドラム11上に画像濃度検知
用パターン潜像を形成し、このパターン潜像に対応する
画像濃度検知装置40からの濃度信号に基づいて感光体
ドラム11上の画像濃度を制御する制御装置50とを備
えたものである。
【0032】本実施の形態において、画像濃度検知装置
40は、ドナーロール22と感光体ドラム11とが対向
する現像領域の下流側に位置するドナーロール22に対
向配置されるものであり、例えば発光素子及び受光素子
からなる光学検知デバイスが用いられ、この画像濃度検
知装置40とドナーロール22との間に位置する現像ハ
ウジング21には光路を確保するために透過可能なシー
ト窓(図示せず)が形成されている。尚、本実施の形態
では、光学検知デバイスでなく、ドナーロール22上の
トナー層電位を測定する表面電位計を用いるようにして
もよい。
【0033】また、制御装置50は、例えばレーザー露
光装置13を用いて感光体ドラム11上に画像濃度検知
用パターン潜像を出力するパターン形成部51と、画像
濃度検知装置40からの濃度信号を一時的に記憶する濃
度信号記憶部52と、検知された濃度信号に基づいてド
ナーロール22へのトナー供給量を制御するトナー供給
制御部53と、検知された濃度信号に基づいて感光体ド
ラム11上の画像濃度を直接的に制御する画像濃度制御
部54とを備え、図6に示すフローチャートに従う画像
濃度制御サイクルを実行するようになっている。尚、本
実施の形態では、画像濃度制御サイクルは、予め決めら
れた画像形成枚数毎(例えば4〜12枚毎)等の適宜タ
イミングに応じて行われるようになっている。
【0034】ここで、本実施の形態では、画像濃度検知
用パターン潜像は、少なくとも所望の静電潜像露光領域
においての100%画像濃度検知パターン(べた画像部
に対応)と0%画像濃度検知パターン(非画像部に対
応)とからなる。尚、本実施の形態では100%画像濃
度検知パターンと0%画像濃度検知パターンからなる画
像濃度検出用パターンを形成したが、適宜50%画像濃
度検知パターン、25%画像濃度検知パターンを形成し
てもよい。
【0035】また、本実施の形態では、画像濃度制御部
54において感光体ドラム11上のトナー画像濃度TP
は、Tp=(T0−T100)×SRにて計算される。ここ
で、T0は0%画像濃度検知パターンを現像した後にド
ナーロール22上に残留したトナー画像の濃度、即ち非
現像領域でのドナーロール22上のトナー画像濃度を表
す濃度信号を示す。また、T100は100%画像濃度検
知パターンを現像した後にドナーロール22上に残留し
たトナー画像の濃度を表す濃度信号を示す。更に、SR
は、感光体ドラム11の回転速度をVp、ドナーロール
22の回転速度をVdとしたとき、その速度比(Vd/V
p)で示すもので、SRの値は本実施の形態では1〜3
程度に設定される。
【0036】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動(通常の画像形成サイクル,濃度制御サイクル)に
ついて説明する。 ●画像形成サイクル 先ず、通常の画像形成サイクルについて説明すると、感
光体ドラム11は、一様帯電装置12によりその表面を
負極性に一様に帯電される。次に、レーザー露光装置1
3により像露光がなされ、感光体ドラム11の表面に静
電潜像が形成される。この後、現像装置14は、感光体
ドラム11上に形成された静電潜像を現像し、トナー像
を形成する。
【0037】このとき、現像ハウジング21の後部で
は、トナー補給部26から供給されたトナーが搬送オー
ガー25により搬送される間にキャリアと混合されて二
成分現像剤71となって循環している。この現像剤71
の一部は、搬送オーガー25によってマグネットロール
23の位置まで搬送され、このマグネットロール23の
表面に磁気力及びバイアス電源30の電源31,32に
よる静電気力によって付着する。そして、マグネットロ
ール23に付着した現像剤71は、トリミング部材24
によって最適な現像剤量に制御された後、マグネットロ
ール23のスリーブ23aの回転に伴って矢印方向に搬
送される。
【0038】この後、上記マグネットロール23の回転
に伴ってドナーロール22と対向する位置まで搬送され
た現像剤71は、マグネット23bの磁極(本例ではN
極)によって磁気ブラシとなり、ドナーロール22の表
面に接触する。しかも、マグネットロール23とドナー
ロール22に夫々印加されたバイアス電圧によって、マ
グネットロール23からドナーロール22に向かう電界
が形成されているので、マグネットロール23上に付着
した現像剤71中のトナーは、ドナーロール22側に移
動してドナーロール22の表面に付着し、一定の層厚の
トナー層72を形成する。
【0039】上記ドナーロール22の表面に付着したト
ナーは、ドナーロール22の回転に伴って感光体ドラム
11と対向する現像領域へと搬送される。この現像領域
において、ドナーロール22には、バイアス電源30の
電源33,34による交流重畳の現像バイアスが印加さ
れているため、ドナーロール22の表面に付着したトナ
ーは、ドナーロール22と感光体ドラム11との間に形
成される振動電界によって感光体ドラム11側へと移動
し、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現
像する。
【0040】更に、シート17は、図示外のシート供給
トレイから送出された後、搬送ロール18により搬送さ
れ、シート17と感光体ドラム11とが対向する転写領
域へ搬送される。そこで、前記シート17は感光体ドラ
ム11上のトナー像と密着し、転写装置15の作用でト
ナー像がシート17上に転写される。その後、シート1
7は定着装置19に運ばれ、トナー像がシート17に定
着された後、画像形成装置の外へと搬出される。尚、ト
ナー像の転写を終えた前記感光体ドラム11について
は、その後、必要に応じてクリーニング前処理が施され
た後、クリーナ16により表面に残ったトナーが掻き取
られ、更に図示しない除電装置で表面に残った電荷が除
電される。
【0041】●画像濃度制御サイクル 次に、本実施の形態に係る画像濃度制御サイクルについ
て説明する。先ず、所定のタイミングで画像濃度制御サ
イクルが開始されると、先ず、画像濃度検知パターン出
力工程が行われる。すなわち、感光体ドラム11が帯電
装置12にて所定範囲帯電された後、画像濃度検知用パ
ターン形成部51からの信号に基づいて、レーザー露光
装置13から画像濃度検知用パターン潜像(本例では、
100%画像[画像部に相当]と0%画像[非画像部に
相当]とからなるパターン潜像)が形成される。
【0042】この後、前記パターン潜像が現像領域を通
過すると、現像装置14のドナーロール22上のトナー
層によって可視像化され、パターン潜像が顕像化してパ
ターン顕像73(図4参照)になる。この状態におい
て、現像領域の下流側に位置するドナーロール22上の
トナー層72には、パターン顕像73の100%画像
(画像部に相当)に対応する残留トナー100%画像部
72aと、パターン顕像73の0%画像(非画像部に相
当)に対応する残留トナー0%画像部72bとが形成さ
れる。そして、画像濃度検知装置40の検知部位に残留
トナー100%画像部72aが通過すると、画像濃度検
知装置40は、図5(a)に示すように、残留トナー1
00%画像部72aからの反射光を画像濃度信号T100
として検知し、一方、画像濃度検知装置40の検知部位
に残留トナー0%画像部72bが通過すると、図5
(b)に示すように、残留トナー0%画像部72bから
の反射光を画像濃度信号T0として検知する。
【0043】この後、濃度信号記憶部52は、画像濃度
検知装置40から検知された画像濃度信号T100及びT0
値を記憶する。このとき、先ず、トナー供給制御部53
は濃度信号記憶部52を参照してT0値が目標値と一致
しているか否かをチェックする(図6のT0値チェック
工程)。今、T0値が目標値と異なっていた場合につい
て説明すると、例えば目標値よりも低い値が出力された
とき、トナー供給制御部53からトナー補給部26へト
ナーを補給するために信号が送られ、トナーが供給され
る。特に、本実施の形態では、温度や湿度などの外部環
境が急激に変化した場合や、長期間画像形成装置を放置
した後に動作させた場合や、通常使用においてべた黒画
像を多くプリントしたときなど、T0値が極端に低下し
た場合には、トナー補給信号と合わせて、マグネットロ
ール23に印加する直流電源31の直流バイアス成分を
制御してドナーロール22上のトナー画像濃度が低下し
ないように制御している。
【0044】また、T0値が目標値よりも高い場合に
は、トナー供給制御部53からトナー補給部26へのト
ナー補給信号は停止し、かつ、マグネットロール23に
印加する直流電源31による直流バイアス成分を制御し
てドナーロール22上のトナー画像濃度が上昇しないよ
うに制御している。本実施の形態では、マグネットロー
ル23に印加する直流電源31による直流バイアス成分
は標準の直流バイアス値に対して+30%〜−30%程
度の間で制御している。
【0045】尚、本実施の形態では、画像濃度信号T0
値に基づいてマグネットロール23に印加するバイアス
とトナー補給信号の両者を制御して、ドナーロール22
へのトナー画像濃度を調整しているが、トナー補給信号
のみでドナーロール22上のトナー画像濃度を調整して
もよいことは勿論である。
【0046】一方、画像濃度信号T0が目標値通りであ
ったときでも、T0値及びT100値から計算される感光体
ドラム11上の画像濃度Tpが目標値でない場合も十分
にありえる。そこで、本実施の形態では、画像濃度制御
部54は、濃度信号記憶部52のT100,T0を参照して
感光体ドラム11上の画像濃度TP[TP=(T0−T10
0)×SR]を計算し、この画像濃度TPが目標値に一致
するか否かをチェックする(図6のTPのチェック工
程)。より具体的には、画像濃度制御部54は、Tp値
の信号に応じて感光体ドラム11と対向するドナーロー
ル22に印加する現像バイアスのうち、直流電源33の
直流バイアス成分を制御することで、画像濃度Tpを目
標値に制御するようにしている。本実施の形態では、ド
ナーロール22に印加する直流バイアス成分は標準の直
流バイアス値に対して+30%〜−30%程度の間で制
御している。
【0047】また、本実施の形態に係る画像形成装置を
用いて感光体ドラム11に形成される画像濃度のバラツ
キを確認する以下のような実験を行った。前記した画像
形成装置において、入力画像の画像面積が全原稿面積の
0%、1%、5%、10%、30%、50%、70%、
100%であるような入力画像をランダムに交えて、長
期間のプリントテスト(電位パラメーターなどは前記し
た値を使用)を行った。
【0048】図7にその結果を示す。同図において、横
軸がプリント枚数(任意単位:a.u.[arbitary uni
t])、縦軸が感光体ドラム11上の画像濃度(任意単
位:a.u.[arbitary unit])を示し、各プロットがあ
るプリント枚数における感光体ドラム11上の画像濃度
を示している。これによると、入力画像の画像面積やプ
リント枚数によらず、目標値通りの出力画像を得ること
ができることが把握される。
【0049】また、実施の形態1の性能を評価する上
で、図8に示す比較の形態を用いて、感光体ドラム11
上に形成される画像濃度のバラツキを確認する実験を実
施の形態1と全く同一条件で行った。ここで、比較の形
態は、図8に示すように、実施の形態1と略同様の画像
形成装置において、画像濃度検知用パターンを感光体ド
ラム11上に形成し、ドナーロール22で画像形成した
トナー画像を感光体ドラム11上で検知する画像濃度検
知装置49からの画像濃度信号に基づいて、現像装置1
4に投入するトナー量を調整し、感光体ドラム11上の
画像濃度を制御する方式のものである。
【0050】図9にその結果を示す。同図によれば、画
像濃度が低下したときに画像濃度検知装置49で検知し
た信号を元に制御装置50にてトナー補給の信号が出さ
れ、現像装置14のトナー補給部26からトナーが補給
されるが、現像装置14内のトナー濃度(TC)が上昇
するまではある遅れ時間が生じてしまうため、ドナーロ
ール22上に供給されるトナー画像濃度及び感光体ドラ
ム11上に現像されるトナー画像濃度が上昇するまでに
遅れ時間が生じた。従って、図9に示すように、トナー
補給のタイミングと画像濃度が目標値に達するまでは低
濃度の画像が出力されてしまうという現象が見られた。
【0051】このように、本実施の形態に係るハイブリ
ッド方式においては、比較の形態に比べて、ドナーロー
ル22に搬送されるトナー層の量を制御することが容易
であるため、感光体ドラム11上の画像濃度をより正確
に制御することが可能であることが把握される。
【0052】◎実施の形態2 図10は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態
2の概略構成図を示す。同図において、画像形成装置の
基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、現像装
置14の構成及び画像濃度制御系が実施の形態1と異な
る。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施
の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明
を省略する。本実施の形態に係る現像装置14は、非接
触型の一成分現像方式であり、感光体ドラム11に対向
して開口する現像ハウジング60を有し、この現像ハウ
ジング60内には、その開口部側から順にドナーロール
61、トナー層規制部材62、トナー供給ロール63、
撹拌用のアジテータ64を配設したものである。
【0053】ここで、ドナーロール61は一成分トナー
を搬送する機能部材であり、例えばアルミニウムやSU
Sなどの金属素管が用いられる。勿論、アルミニウム等
の金属素管の表面にアルマイト処理やフェノール、アク
リルなどの樹脂、又はセラミックなどをコーティングし
た絶縁性表面層を有しているものや、また、ドナーロー
ル61表面は完全な絶縁層でなく、ある程度の導電性を
有した半導電性材料であってもよい。また、トナー層規
制部材62は例えば現像ハウジング60の開口縁に取付
けられ、現像領域よりも上流側に位置するドナーロール
61に当接し、ドナーロール61上のトナー層を規制す
るものであり、ウレタン、シリコン等の弾性ゴム層を表
面層とした部材や、SUS等の金属部材が用いられる。
更に、トナー供給ロール63は、ドナーロール61の感
光体ドラム11の反対側に接するように配設され、ドナ
ーロール61に対向する部位で同方向に回転してドナー
ロール61にトナーを供給するものであり、発砲ウレタ
ンやスポンジ材などが用いられている。更にまた、アジ
テータ64は、現像ハウジング60内のトナーを撹拌し
ながらトナー供給ロール63側に供給するものである。
【0054】また、本実施の形態では、ドナーロール6
1には現像バイアスが印加される現像バイアス電源80
が接続されている。この現像バイアス電源80は、直流
バイアス(例えば−300V)が印加される直流電源
(図示せず)と、これに直列接続されて交流バイアス
(例えば周波数が1000Hz〜9000Hz,ピーク
ツウピーク電圧が500V〜2500V)が重畳印加さ
れる交流電源(図示せず)とを備えている。更に、トナ
ー供給ロール63には供給バイアスが印加される供給バ
イアス電源90が接続されている。この供給バイアス電
源90は、少なくともトナーをドナーロール61側に移
行させるための直流電源(図示せず)を備えているもの
である。
【0055】本実施の形態に係る画像濃度制御系は、ド
ナーロール22上の残留トナー画像濃度を検知する画像
濃度検知装置40と、感光体ドラム11上に画像濃度検
知用パターン潜像を形成し、このパターン潜像に対応す
る画像濃度検知装置40からの濃度信号に基づいて感光
体ドラム11上の画像濃度を制御する制御装置50とを
備えたものである。ここで、制御装置50は、実施の形
態1と略同様な機能部51〜54を有し、図11に示す
フローチャートに従う画像濃度制御サイクルを実行する
ようになっている。
【0056】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動(通常の画像形成サイクル,画像濃度制御サイク
ル)を説明する。 ●画像形成サイクル 現像ハウジング60内においては、トナーはアジテータ
64によってトナー供給ロール63側に供給され、トナ
ー供給ロール63上に付着したトナーがドナーロール6
1との摺擦によってドナーロール61側に付着する。そ
して、ドナーロール61上に付着したトナーはトナー層
規制部材62とドナーロール61との間を通過すること
によって所望の帯電量に帯電され、感光体ドラム11と
の対向部(現像領域)に搬送される。このとき、ドナー
ロール61には交流重畳直流バイアスからなる現像バイ
アスが印加されているため、ドナーロール61の表面に
付着したトナーは、ドナーロール61と感光体ドラム1
1との間に形成される振動電界によって感光体ドラム1
1側へと移動し、感光体ドラム11の表面に形成された
静電潜像を現像する。以後、感光体ドラム11上のトナ
ー像は転写装置15にてシート17に転写され、感光体
ドラム11上の残留トナーがクリーナ16にて除去され
る。
【0057】●画像濃度制御サイクル 本実施の形態では、実施の形態1と同様な方法で、画像
濃度検知用パターン潜像(100%画像と0%画像とか
らなるパターン潜像)を形成し、このパターン潜像が現
像された条件下で、ドナーロール22上のパターン潜像
に対応する残留トナー画像濃度を画像濃度検知装置40
にて検知し、この画像濃度検知装置40にて検知した濃
度信号(T100,T0)を濃度信号記憶部52に記憶す
る。このとき、本実施の形態では、画像濃度制御部54
は、前記したT0値及びT100値から感光体ドラム11上
の画像濃度Tpを計算し、このTP値が目標値でないとき
は、現像バイアス電源80に与える直流バイアス(若し
くは交流バイアス)を制御して、感光体ドラム11に形
成されるトナー画像濃度を制御している。尚、本実施の
形態では、現像バイアス電源80を制御することで現像
電界を可変設定しているが、これに限るものではなく、
帯電装置12の帯電電位、露光装置13の露光量、露光
時間等を制御することで、現像電界を可変設定するよう
にしてもよい。
【0058】また、本実施の形態では、トナー供給制御
部53は、T0値が目標値でない場合には、供給バイア
ス電源90を制御することで、トナー供給ロール63に
印加するバイアスを可変設定し、もって、T0値を目標
値に制御するようにしている。このため、ドナーロール
61に供給されるトナー量を均一に調整することが可能
になり、その分、感光体ドラム11上の画像濃度をより
精度良く制御することが可能である。尚、本実施の形態
では、供給バイアス電源90を制御するようにしている
が、これに限られるものではなく、例えばトナー層規制
部材62のドナーロール61への機械的圧力が調整可能
な圧力調整機構91を設け、トナー層規制部材62とド
ナーロール61の間の機械的圧力を調整することで、T
0値を制御することも可能である。
【0059】また、本実施の形態に係る画像形成装置を
用いて感光体ドラム11上に形成される画像濃度のバラ
ツキを確認するために実施の形態1と同様な実験を行っ
たところ、実施の形態1と略同様の結果が得られ、入力
画像の画像面積やプリント枚数によらず、目標値通りの
出力画像を得ることが確認された。
【0060】◎実施の形態3 図12は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態
3の概略構成図を示す。同図において、画像形成装置
は、実施の形態1,2と異なり、所謂タンデム型であ
り、複数の画像形成ユニット100(具体的には100
K,100Y,100M,100C)を並列配置し、各
画像形成ユニット100にて形成された各色成分画像を
シート17上に順次転写するようにしたものである。
尚、符号19は定着装置である。本実施の形態におい
て、各画像形成ユニット100(100K〜100C)
は、感光体ドラム11(11K〜11C)の周囲に、一
様帯電装置12(12K〜12C)、露光装置13(1
3K〜13C)、現像装置14(14K〜14C)、転
写装置15(15K〜15C)及びクリーナ16(16
K〜16C)などを配設したものである。
【0061】ここで、現像装置14としては、例えば実
施の形態1と略同様なハイブリッド方式が用いられ、画
像濃度制御系としては、夫々の現像装置14(14K〜
14C)に夫々画像濃度検知装置40(40K〜40
C)を設けると共に、実施の形態1の略同様な制御装置
(図示せず)を設け、各画像濃度検知装置40にて各色
成分毎の画像濃度検知用パターン潜像に対応するドナー
ロール上の残留トナー濃度を検知し、各色成分毎に感光
体ドラム11上の画像濃度を制御するようにしたものが
用いられる。従って、本実施の形態にあっても、実施の
形態1と同様に、各画像形成ユニット100の感光体ド
ラム11上の各色成分画像濃度を正確に制御することが
可能になり、その分、各色成分画像からなるカラー画像
品質は良好に保たれる。尚、本実施の形態では、現像装
置14としてハイブリッド方式のものが用いられている
が、実施の形態2で示したような一成分現像方式のもの
を用いるようにしてもよい。また、画像形成装置の他の
態様として、例えば複数の現像器が収容されたロータリ
ー型現像装置に本発明を適用するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体上に少なくとも画像部と非画像部とからなる画
像濃度検知用パターン潜像を形成し、このパターン潜像
をドナー部材上のトナー層にて現像した状態で、ドナー
部材上のパターン潜像の画像部、非画像部に対応する残
留トナー画像濃度を単一のドナー側濃度検知手段にて検
知するようにしたので、ドナー部材上のパターン潜像の
非画像部に対応する残留トナー画像濃度からドナー部材
上への供給トナー量を検知でき、しかも、ドナー部材上
のパターン潜像の画像部、非画像部に対応する残留トナ
ー画像濃度差に基づいて像担持体上の画像濃度を間接的
に検知することができる。よって、複数の濃度検知手段
を用いるという複雑な装置構成を採用することなく、像
担持体上の画像濃度及びドナー部材上への供給トナー量
を検知することが可能になる。
【0063】また、像担持体上の画像濃度及びドナー部
材上への供給トナー量を検知することができるため、両
者を考慮した画像濃度制御システムを容易に採用するこ
とができる。例えば像担持体上の画像濃度とドナー部材
上への供給トナー量とを個々的に制御することが可能に
なるため、ドナー部材上への供給トナー量を一定に調整
しながら、像担持体上の画像濃度を正確に調整すること
ができる。よって、像担持体上の画像濃度が非常に安定
し、殆ど変動しないような高精度な画像濃度制御システ
ムを実現することができる。特に、本発明は、ハイブリ
ッド方式の現像手段のように、トナー補給が画像濃度に
影響するまでに時間の要する現像手段を具備した画像形
成装置において極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明
図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示
す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられる現像装置の一例を
示す説明図である。
【図4】 実施の形態1で用いられる画像濃度制御系を
示す説明図である。
【図5】 (a)(b)は実施の形態1で用いられるド
ナーロール上のトナー画像濃度検知センサによる検知動
作過程を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1で用いられる画像濃度制御系の
処理過程を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態1に係る画像形成装置の画像濃度
の時間変化の一例を示すグラフ図である。
【図8】 比較の形態に係る画像濃度制御系を組込んだ
画像形成装置の一例を示す説明図である。
【図9】 比較の形態に係る画像形成装置の画像濃度の
時間変化の一例を示すグラフ図である。
【図10】 実施の形態2に係る画像形成装置の概要を
示す説明図である。
【図11】 実施の形態2で用いられる画像濃度制御系
の処理過程を示すフローチャートである。
【図12】 実施の形態3に係る画像形成装置の概要を
示す説明図である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…現像手段,3…ドナー部材,4,5
…トナー供給部材,6…パターン潜像形成手段,7…ド
ナー側濃度検知手段,8…画像濃度制御手段,T…トナ
ー層,ZP…パターン潜像,11…感光体ドラム,12
…一様帯電装置,13…レーザー露光装置,14(14
K,14Y,14M,14C)…現像装置,22…ドナ
ーロール,23…マグネットロール,26…トナー補給
部,30…バイアス電源,40…画像濃度検知装置,5
0…制御装置,51…画像濃度検知用パターン形成部,
52…濃度信号記憶部,53…トナー供給制御部,54
…画像濃度制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 KK12 KK24 KK32 2H027 DD07 DD08 DE02 DE07 DE10 EA05 EA06 EC03 EC06 EC07 ED08 ED09 ED10 2H077 AC02 AD06 AD13 AD16 AD36 DA10 DA24 DA43 DA57 DA63 DB02 DB08 EA01 EA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成担持される像担持体と、
    この像担持体に対して所定の間隔をおいて対向配置さ
    れ、その表面にトナー層が保持されて像担持体上の静電
    潜像がトナー現像されるドナー部材を有する現像手段と
    を備えた画像形成装置において、 前記像担持体上に少なくとも画像部及び非画像部が含ま
    れる画像濃度検知用パターン潜像を形成するパターン潜
    像形成手段と、 前記現像手段の現像領域にて画像濃度検知用パターン潜
    像が現像された条件下で、現像領域下流側に位置する前
    記ドナー部材のうち、パターン潜像の画像部及び非画像
    部に対応する残留トナー画像濃度を検知する単一のドナ
    ー側濃度検知手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 ドナー側濃度検知手段にて検知された濃度信号に基づい
    て像担持体上の画像濃度を制御する画像濃度制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 パターン潜像形成手段にて形成される画像濃度検知用パ
    ターン潜像は少なくとも画像部としての100%画像及
    び非画像部としての0%画像から成り、 ドナー側濃度検知手段は、少なくとも、100%画像が
    現像された後のドナー部材上の残留トナー画像濃度と、
    0%画像が現像された後のドナー部材上の残留トナー画
    像濃度とを検知することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 現像手段は、像担持体に対して所定の間隔をおいて対向
    配置され、その表面にトナー層が保持されて像担持体上
    の静電潜像が現像されるドナー部材と、このドナー部材
    の近傍に少なくともキャリアとトナーとからなる二成分
    現像剤を表面に保持した状態で対向配置され、前記ドナ
    ー部材上にトナーが供給されるトナー供給部材とを備え
    た態様であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、 パターン潜像形成手段にて形成される画像濃度検知用の
    パターン潜像は画像部としての100%画像及び非画像
    部としての0%画像から成り、 ドナー側濃度検知手段は、100%画像がトナー現像さ
    れた後のドナー部材上の残留トナー画像濃度と、0%画
    像が現像された後のドナー部材上の残留トナー画像濃度
    とを検知し、 画像濃度制御手段は、ドナー側濃度検知手段によって検
    知される100%画像がトナー現像された後のドナー部
    材上の残留トナー画像像度をT100、0%画像が現像さ
    れた後のドナー部材上のトナー画像濃度をT0としたと
    き、像担持体上の画像濃度Tp値をT100値とT0値とか
    ら計算し、現像手段へ投入するトナー量によってT0値
    を制御し、ドナー部材と像担持体との間の現像電界によ
    ってTp値を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像形成装置において、 パターン潜像形成手段にて形成される画像濃度検知用の
    パターン潜像は画像部としての100%画像及び非画像
    部としての0%画像から成り、 ドナー側濃度検知手段は、100%画像がトナー現像さ
    れた後のドナー部材上の残留トナー画像濃度と、0%画
    像が現像された後のドナー部材上の残留トナー画像濃度
    とを検知し、 画像濃度制御手段は、ドナー側濃度検知手段によって検
    知される100%画像がトナー現像された後のドナー部
    材上の残留トナー画像像度をT100、0%画像が現像さ
    れた後のドナー部材上のトナー画像濃度をT0としたと
    き、像担持体上の画像濃度Tp値をT100値とT0値とか
    ら計算し、現像手段へ投入するトナー量及びトナー供給
    部材によってドナー部材にトナー層を形成するときのド
    ナー部材とトナー供給部材間の層形成電界でT0値を制
    御し、ドナー部材と像担持体との間の現像電界によって
    Tp値を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 現像手段は、像担持体に対して所定の間隔をおいて対向
    配置され、その表面にトナー層が保持されて像担持体上
    の静電潜像が現像されるドナー部材を有する一成分現像
    方式であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置において、 パターン潜像形成手段にて形成される画像濃度検知用の
    パターン潜像は画像部としての100%画像及び非画像
    部としての0%画像から成り、 ドナー側濃度検知手段は、100%画像がトナー現像さ
    れた後のドナー部材上の残留トナー画像濃度と、0%画
    像が現像された後のドナー部材上の残留トナー画像濃度
    とを検知し、 画像濃度制御手段は、ドナー側濃度検知手段によって検
    知される100%画像がトナー現像された後のドナー部
    材上の残留トナー画像像度をT100、0%画像が現像さ
    れた後のドナー部材上のトナー画像濃度をT0としたと
    き、像担持体上の画像濃度Tp値をT100値とT0値とか
    ら計算し、ドナー部材と像担持体との間の現像電界によ
    ってTp値を制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像形成装置において、 ドナー部材へのトナー供給量が可変設定されるトナー供
    給部材を有し、 画像濃度制御手段は、トナー供給部材からのトナー供給
    量を可変設定することによって0%画像が現像された後
    のドナー部材上のトナー画像濃度T0値を制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
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