JP2021076698A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面電位センサーを用いることなく像担持体の表面電位を精度よく調整可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、画像形成部と、帯電電圧電源と、現像電圧電源と、トナー電流検出機構と、制御部と、を備える。画像形成部は、像担持体と、帯電部材と、露光装置と、現像装置と、を含む。制御部は、帯電部材に第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2を印加して像担持体の表面を帯電させた後、現像剤担持体に第1現像電圧を印加したときのトナー電流の第1積分値I1、第2積分値I2と、像担持体の表面を帯電させない状態で、第1現像電圧と像担持体の目標電位との電位差となる第2現像電圧を現像剤担持体に印加したときのトナー電流の基準積分値Istと、を検出し、V1、V2およびI1、I2、Istに基づいて像担持体の表面電位が目標電位となる帯電電圧Vを算出する。【選択図】図9

Description

本発明は、像担持体に接触する帯電部材を備えた複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に、像担持体の表面電位を調整する方法に関するものである。
電子写真プロセスを用いた従来の画像形成装置においては、帯電装置により均一に帯電された感光体ドラム等の像担持体上に露光装置からレーザー照射を行うことにより静電潜像を形成し、現像装置により静電潜像にトナーを付着させてトナー像とした後、トナー像を用紙(記録媒体)上に転写し、定着処理を行う画像形成プロセスが実行される。
従来の画像形成装置では、感光体ドラムの表面電位を検知するために表面電位センサーが設けられていた。そして、表面電位センサーの検知結果に基づいて帯電装置の帯電電圧や現像装置の現像電圧等が調整されていた。
近年、高価な表面電位センサーを用いずに、温湿度およびドラム駆動時間等の条件から目標のドラム表面電位を得るための帯電電圧を予測する制御が広く行われている。
また、特許文献1には、トナー担持体とトナー担持体に対向して非接触で配置された対向部材との間に印加された交流電圧により、トナー担持体と対向部材との間をトナーが往復移動することにより生ずるトナー電流を検出する際、トナー担持体と対向部材とに並列してキャパシタを接続することにより、トナー担持体と対向部材の間に流れる充放電電流を相殺してトナー電流のみを検出する技術が開示されている。また、トナー電流の検出結果に基づき、トナー電流検出値として適切なパラメーターを求め、現像電圧等の画像形成条件にフィードバックすることも記載されている。
特開2010−197464号公報
しかしながら、帯電電圧の予測制御においては、予測精度が十分ではなく、目標のドラム表面電位から外れることがあり、カブリ画像等の画像不具合の発生原因となっていた。特に、有機感光層を有する有機感光体(OPC)ドラムでは、ドラムの膜厚変化が少ない使用初期の短期間においてドラム表面電位が大きく変化し、目標とする表面電位からずれるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、表面電位センサーを用いることなく像担持体の表面電位を精度よく調整可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、画像形成部と、帯電電圧電源と、現像電圧電源と、トナー電流検出機構と、制御部と、を備えた画像形成装置である。画像形成部は、表面に感光層が形成される像担持体と、像担持体の表面に接触して像担持体を帯電させる帯電部材と、帯電部材により帯電された像担持体を露光することにより静電潜像を形成する露光装置と、像担持体に対向配置され、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤中のトナーを担持する現像剤担持体を有し、像担持体に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、を含む。帯電電圧電源は、帯電部材に直流電圧を含む帯電電圧を印加する。現像電圧電源は、現像剤担持体に現像電圧を印加する。トナー電流検出機構は、現像剤担持体に現像電圧を印加したときに現像剤担持体から像担持体にトナーが移動することにより流れるトナー電流を検出する。制御部は、画像形成部、帯電電圧電源、および現像電圧電源を制御する。制御部は、帯電部材に第1帯電電圧V1を印加して像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させた後、露光装置による像担持体の露光を行わずに現像剤担持体に所定の表面電位よりも高い第1現像電圧を印加して像担持体の一定領域をバイアス現像したときに流れるトナー電流の第1積分値I1と、帯電部材に第1帯電電圧V1と異なる第2帯電電圧V2を印加して像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させた後、露光装置による像担持体の露光を行わずに現像剤担持体に第1現像電圧を印加して像担持体の一定領域をバイアス現像したときに流れるトナー電流の第2積分値I2と、像担持体の表面を帯電させない状態で、像担持体との電位差が第1現像電圧と像担持体の目標電位との電位差となるような第2現像電圧を現像剤担持体に印加して像担持体の一定領域をバイアス現像したときに流れるトナー電流の基準積分値Istと、を検出する。制御部は、第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2および第1積分値I1、第2積分値I2の関係に基づいて、トナー電流の積分値が基準積分値Istとなるときの帯電電圧Vを算出し、帯電電圧Vを像担持体の表面電位が目標電位となる帯電電圧として決定する。
本発明の第1の構成によれば、像担持体の表面を露光せずに、現像剤担持体と像担持体との間の実行電位差によって流れるトナー電流の積分値を測定し、測定されたトナー電流の積分値と帯電電圧との関係を用いて感光体ドラムの表面電位が目標電位となるような帯電電圧を決定することにより、像担持体の感光層の膜厚変動に伴う露光感度の変動に関係なく、表面電位を目標電位に帯電させる帯電電圧を精度よく決定することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の内部構成を示す側面断面図 画像形成装置100の制御経路を含む画像形成部P周辺の部分拡大図 感光体ドラム5および現像装置8に接続されるトナー電流検出機構50を示す模式図 帯電電圧と感光体ドラム5の表面電位との関係を示すグラフ 帯電電圧とトナー電流の積分値との関係を示すグラフ 未使用の感光体ドラム5と耐久印字後の感光体ドラム5とで、帯電電圧と感光体ドラム5の表面電位との関係を比較したグラフ 未使用の感光体ドラム5と耐久印字後の感光体ドラム5とで、感光体ドラム5の表面電位と露光後電位との関係を比較したグラフ 現像開始から終了までに感光体ドラム5−現像ローラー30間に流れるトナー電流の推移を示すグラフ 帯電電圧、感光体ドラム5の表面電位、および現像ローラー30に印加される現像電圧の直流成分の関係を示す図 本実施形態の画像形成装置100における感光体ドラム5の表面電位調整制御例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の内部構造を示す側面断面図である。画像形成装置(ここではモノクロプリンター)100内には、帯電、露光、現像および転写の各工程によりモノクロ画像を形成する画像形成部Pが配設されている。画像形成部Pには、感光体ドラム5の回転方向(図1の反時計回り方向)に沿って、帯電装置4、露光装置(レーザー走査ユニット等)7、現像装置8、転写ローラー14、クリーニング装置19、および除電装置6が配設されている。
感光体ドラム5は、例えば、アルミニウム製のドラム素管の表面に、感光層として正帯電性光導電体である有機感光層(OPC)が形成される。感光体ドラム5は、ドラム駆動部(図示せず)によって、支軸を中心に一定速度で回転駆動される。
画像形成動作を行う場合、図1の反時計回り方向に回転する感光体ドラム5が帯電装置4により一様に帯電され、原稿画像データに基づく露光装置7からのレーザービームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像装置8により静電潜像に現像剤中のトナーが付着されてトナー像が形成される。
現像装置8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。なお、画像データはパーソナルコンピューター(図示せず)等から送信される。また、感光体ドラム5の表面に除電光を照射して残留電荷を除去する除電装置6が、感光体ドラム5の回転方向に対しクリーニング装置19の下流側に設けられている。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙(記録媒体)が給紙カセット10又は手差し給紙装置11から用紙搬送路12およびレジストローラー対13を経由して搬送され、転写ローラー14により感光体ドラム5の表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着装置15に搬送されてトナー像が定着される。定着装置15を通過した用紙は、用紙搬送路16により装置上部に搬送され、用紙の片面のみに画像を形成する場合(片面印字時)は、排出ローラー対17により排出トレイ18に排出される。
一方、用紙の両面に画像を形成する場合(両面印字時)は、用紙の後端が用紙搬送路16の分岐部20を通過した後に搬送方向を逆転させる。これにより、用紙は分岐部20から分岐する反転搬送路21に振り分けられ、画像面を反転させた状態でレジストローラー対13に再搬送される。そして、感光体ドラム5上に形成された次のトナー像が、転写ローラー14によって用紙の画像が形成されていない面に転写される。トナー像が転写された用紙は、定着装置15に搬送されてトナー像が定着された後、排出ローラー対17により排出トレイ18に排出される。
図2は、画像形成装置100の制御経路を含む画像形成部P周辺の部分拡大図である。帯電装置4は、感光体ドラム5に接触するように配置され感光体ドラム5を帯電処理する帯電ローラー41を備える。
帯電ローラー41は、芯金41aに導電層41bを被覆することにより形成されており、感光体ドラム5に当接するように配置されている。導電層41bは、架橋ゴム中にイオン導電剤を配合することによりイオン導電性を有するものである。架橋ゴムとしてはエピクロルヒドリンゴム等が用いられる。イオン導電剤としては、4級アンモニウム塩やホウ酸塩等が用いられる。
図2に示すように、感光体ドラム5が反時計回り方向に回転すると、感光体ドラム5の表面に接触する帯電ローラー41が時計回り方向に従動回転する。このとき、帯電ローラー41に所定の帯電電圧を印加することにより、感光体ドラム5の表面が一様に帯電される。
帯電ローラー41は、直流電圧に交流電圧が重畳された帯電電圧を生成する帯電電圧電源43に接続されている。帯電電圧電源43は、交流定電圧電源および直流定電圧電源(いずれも図示せず)を備える。交流定電圧電源は、昇圧トランス(図示せず)を用いてパルス状に変調した低圧直流電圧から発生させた正弦波の交流電圧を出力する。直流定電圧電源は、昇圧トランスを用いてパルス状に変調した低圧直流電圧から発生させた正弦波の交流電圧を整流した直流電圧を出力する。
現像装置8は、感光体ドラム5に対向配置され、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤ともいう)を担持する現像ローラー30を備える。現像ローラー30は、直流電圧に交流電圧が重畳された現像電圧を生成する現像電圧電源44に接続されている。現像電圧電源44の構成は帯電電圧電源43と同様である。現像ローラー30に所定の現像電圧を印加することにより、現像ローラー30に担持された現像剤中のトナーが感光体ドラム5の表面に飛翔し、静電潜像がトナー像に現像される。トナー電流検出機構50は、現像ローラー41と感光体ドラム5の間に流れるトナー電流を検出する。
次に、画像形成装置100の制御システムについて図2を参照して説明する。画像形成装置100には、CPU等で構成される主制御部80が設けられている。主制御部80は、ROMやRAM等からなる記憶部70に接続される。主制御部80は、記憶部70に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて画像形成装置100の各部(帯電装置4、除電装置6、露光装置7、現像装置8、転写ローラー14、クリーニング装置19、定着装置15、帯電電圧電源43、現像電圧電源44、電圧制御部45、トナー電流検出機構50等)を制御する。
電圧制御部45は、現像ローラー30に現像電圧を印加する現像電圧電源44、帯電ローラー41に帯電電圧を印加する帯電電圧電源43を制御する。なお、電圧制御部45は、記憶部70に記憶される制御プログラムで構成されていてもよい。
主制御部80には液晶表示部90、送受信部91が接続されている。液晶表示部90は、ユーザーが画像形成装置100の各種設定を行うためのタッチパネルとして機能するとともに、画像形成装置100の状態、画像形成状況や印字枚数等を表示する。送受信部91は、電話回線やインターネット回線を用いて外部との通信を行う。
図3は、感光体ドラム5および現像装置8に接続されるトナー電流検出機構50を示す模式図である。トナー電流検出機構50は、第1接続部Aと、第2接続部Bと、トナー電流検出部Cとを有する。
第1接続部Aおよび第2接続部Bは、それぞれ現像電圧電源44に直列に接続される。第1接続部Aおよび第2接続部Bは、それぞれ接地点(グランド)Gに接続される。現像電圧電源44が現像ローラー30に現像電圧を印加することによって、第1接続部Aおよび第2接続部Bの各々に電流が流れる。
トナー電流検出部Cは、第1電流検出部50dと、第2電流検出部50eとを有する。第1電流検出部50dは、第1接続部Aを流れる電流を検出する。第2電流検出部50eは、第2接続部Bを流れる電流を検出する。トナー電流検出部Cは、第2電流検出部50eの検出値から第1電流検出部50dの検出値を引いた値をトナー電流として検出する。トナー電流については後述する。
第1接続部Aは、第1抵抗50gと、第2抵抗50hと、キャパシタ50iと、第3抵抗50jとを有する。第2抵抗50h、キャパシタ50i、第1電流検出部50dおよび第3抵抗50jは、現像電圧電源44に対して、第2抵抗50h、キャパシタ50i、第1電流検出部50d、第3抵抗50jの順に直列に接続される。第3抵抗50jは接地点Gに接続される。
第1抵抗50gは、キャパシタ50iに並列に接続される。第1抵抗50gは、第2抵抗50h、第1電流検出部50dおよび第3抵抗50jと直列に接続される。第1抵抗50gは、第2抵抗50hと第1電流検出部50dとの間に配置される。
第2接続部Bは、現像領域50kと、第4抵抗50mとを有する。現像領域50kは、現像ローラー30と感光体ドラム5との間に位置する領域である。
現像領域50k、第2電流検出部50e、および第4抵抗50mは、現像電圧電源44に対して、現像領域50k、第2電流検出部50e、および第4抵抗50mの順に直列に接続される。第4抵抗50mは接地点Gに接続される。
現像電圧電源44により現像ローラー30にトナーと同極性(ここではプラス)の現像電圧が印加されることで、現像ローラー30と感光体ドラム5との間に電位差が発生し、帯電したトナーが現像領域50kを介して現像ローラー30と感光体ドラム5との間で移動し、現像ローラー30に担持されたトナーが感光体ドラム5に供給される。その結果、感光体ドラム5の表面に形成された静電潜像がトナー像に現像される。また、帯電したトナーが現像ローラー30と感光体ドラム5との間を移動することで、現像領域50kに電流が流れる。
現像ローラー30と感光体ドラム5との間をトナーが移動する際、現像領域50kが現像剤で満たされているので、トナーが現像剤中を移動する。従って、現像ローラー30と感光体ドラム5との間には、キャパシタ成分に加えて現像剤による抵抗成分も存在している。キャパシタ成分は、現像ローラー30と感光体ドラム5との間の静電容量である。
トナー電流は、トナーが現像ローラー30と感光体ドラム5との間(以下、DS間という)を移動することによって生じる電流をいう。トナー電流は、DS間のトナーの移動によってのみ生じる電流であり、DS間を流れる電流がキャパシタ成分および抵抗成分の影響を受けない場合の電流値である。トナー電流は、DS間を移動するトナー(移動トナー)の量と相関を有し、移動トナーの量に応じた値を有する。詳細には、移動トナーの量が多くなるほどトナー電流が大きくなる。
図3に示したトナー電流検出機構50では、現像ローラー30と感光体ドラム5との間の現像領域50kに並列して配置されるキャパシタ50iと、キャパシタ50iに並列および直列に接続される第1抵抗50g、第2抵抗50hを設けることにより、トナー電流を正確に検出することができる。
以下、本発明の特徴部分である、感光体ドラム5の表面電位を目標値とするために帯電ローラー41に印加する帯電電圧を、トナー電流に基づいて設定する方法について説明する。図4は、帯電電圧と感光体ドラム5の表面電位との関係を示すグラフである。
図4において、感光体ドラム5の帯電特性の初期値、帯電特性が上昇した場合、帯電特性が低下した場合をそれぞれ◆、■、△のデータ系列で示す。図4に示すように、感光体ドラム5の帯電特性が変化すると、表面電位を目標電位V0(450V)にするための帯電電圧も変化する。しかし、帯電電圧の変化量に対する表面電位の変化量の割合(グラフの傾き)は一定である。
図5は、帯電電圧とトナー電流の積分値との関係を示すグラフである。図5に示すように、帯電電圧とトナー電流の積分値とは一定の相関関係を示すため、所定の帯電電圧V1(例えば1150V)およびV2(例えば1350V)を印加したときのトナー電流の積分値I1、I2を測定して帯電電圧とトナー電流の積分値との相関関係(図5の直線)を求め、感光体ドラム5の表面電位が目標電位であるときの実行電位差において流れるトナー電流の基準積分値Istを測定することで、感光体ドラム5の表面電位が目標電位となる帯電電圧Vを算出することができる。
図6は、現像開始から終了までにDS間に流れるトナー電流の推移を示すグラフである。トナー電流は現像ローラー30に印加される現像電圧の直流成分Vdcと感光体ドラム5の露光後電位(暗電位)VLとの実行電位差Vdc−VLに依存して決定されるものであり、トナー帯電量の変化には依存しない。例えば、トナー電流の積分値Iが0.30μCであるとすると、トナー帯電量が20μC/gであるときトナー現像量は0.30/20=0.015gとなり、トナー帯電量が15μC/gであるときトナー現像量は0.30/15=0.02gとなる。
ところで、感光体ドラム5の感光層の膜厚が耐久印字によって変動すると、帯電ローラー41に帯電電圧を印加して感光体ドラム5を帯電させたときの表面電位(明電位)V0、および露光後電位(暗電位)VLが変動する。
図7は、未使用の感光体ドラム5と耐久印字後の感光体ドラム5とで、帯電電圧と感光体ドラム5の表面電位との関係を比較したグラフである。図7に示すように、感光体ドラム5の目標電位V0を450Vとすると、未使用の感光体ドラム5(図の△のデータ系列)では、帯電ローラー41に1550Vの帯電電圧を印加する必要がある。一方、耐久印字後(例えば200k枚印字後)の感光体ドラム5(図の■のデータ系列)では、帯電ローラー41に1500Vの帯電電圧を印加すれば足りる。
図7から明らかなように、耐久印字後の感光体ドラム5では、未使用の感光体ドラム5に比べて、帯電ローラー41に印加する帯電電圧の変化に対する表面電位V0の変化の割合(グラフの傾き)が小さくなる。この原因としては、有機感光層の光疲労、帯電ローラー41の抵抗上昇など、複数の要因が考えられる。
図8は、未使用の感光体ドラム5と耐久印字後の感光体ドラム5とで、感光体ドラム5の表面電位と露光後電位との関係を比較したグラフである。図8に示すように、感光体ドラム5の露光後電位VLの目標値を200Vとすると、未使用の感光体ドラム5(図の△のデータ系列)では、感光体ドラム5の表面電位V0を450Vに帯電させる必要がある。一方、耐久印字後(例えば200k枚印字後)の感光体ドラム5(図の■のデータ系列)では、感光体ドラム5の表面電位V0を250Vに帯電すれば足りる。
図8から明らかなように、耐久印字後の感光体ドラム5では、露光量を一定にした場合、表面電位に対して得られる露光後電位が高くなり、さらに表面電位の変化に対する露光後電位の変化の割合(グラフの傾き)も大きくなる。この原因としては、感光層の薄膜化によって表面電荷密度が高くなることで、露光による電荷の減衰が起こり難くなるためであると考えられる。
即ち、耐久印字によって感光体ドラム5の帯電能および露光感度が変動するため、現像電圧Vdcと露光後電位VLとの実行電位差Vdc−VLによりトナーを移動させる通常の現像時に流れるトナー電流を測定する方法では、表面電位(目標電位)V0を正確に取得することが困難であった。そこで、後述する制御例に示すように、バイアス現像を行うことで、感光層の膜厚が厚い未使用の感光体ドラム5であるか、感光層の膜厚が薄い耐久印字後の感光体ドラム5であるかに関係なく、正確な表面電位V0を取得することができる。
なお、本明細書でいうバイアス現像とは、感光体ドラム5を所定の表面電位に帯電させた後、露光装置7による感光体ドラム5の表面の露光を行わずに、感光体ドラム5の表面電位と現像ローラー30の現像電圧との実行電位差により現像ローラー30上のトナーを感光体ドラム5に移動させる方法である。
図9は、帯電電圧、感光体ドラム5の表面電位、および現像ローラー30に印加される現像電圧の直流成分Vdcの関係を示す図である。図9を用いて、感光体ドラム5の表面電位を目標値とするために帯電ローラー41に印加する帯電電圧を、バイアス現像時に流れるトナー電流に基づいて設定する方法について説明する。
先ず、帯電ローラー41に第1帯電電圧V1を印加して感光体ドラム5の表面を所定の表面電位に帯電させる。第1帯電電圧V1は、感光体ドラム5の表面電位が目標電位V0(ここでは450V)となる帯電電圧よりも低め(例えば1150V)に設定する。
次に、第1帯電電圧V1により帯電された感光体ドラム5の表面電位よりも高くなるような第1現像電圧Vdc1(ここでは900V)を現像ローラー30に印加して感光体ドラム5の表面の一定領域をバイアス現像する。そして、バイアス現像の開始から終了までにDS間に流れるトナー電流をトナー電流検出機構50により検出する。検出されたトナー電流は記憶部70に記憶される。主制御部80は、記憶部70に記憶されたトナー電流の積分値(第1積分値)I1を算出する。
次に、帯電ローラー41に第1帯電電圧V1と異なる第2帯電電圧V2を印加して感光体ドラム5の表面を所定の表面電位に帯電させる。第2帯電電圧V2は、感光体ドラム5の表面電位が目標電位V0(450V)となる帯電電圧よりも高め(例えば1350V)に設定する。
次に、第2帯電電圧V2により帯電された感光体ドラム5の表面電位よりも高くなるような第1現像電圧Vdc1(900V)を現像ローラー30に印加して感光体ドラム5の表面の一定領域をバイアス現像する。そして、バイアス現像の開始から終了までにDS間に流れるトナー電流をトナー電流検出機構50により検出する。検出されたトナー電流は記憶部70に記憶される。主制御部80は、記憶部70に記憶されたトナー電流の積分値(第2積分値)I2を算出する。
次に、感光体ドラム5が目標電位V0(450V)に帯電されたときのトナー電流の積分値(基準積分値)Istを取得する。いま、現像ローラー30に印加する第1現像電圧Vdc1が900Vであるから、目標電位V0が450Vであるときの実行電位差Vdc1−V0は900−450=450Vとなる。ここで、トナー電流は実行電位差Vdc1−V0にのみ依存し、目標電位V0、現像電圧Vdc1には依存しない。
そこで、感光体ドラム5の表面電位を略0Vとした状態(帯電装置4による帯電を行わない状態)で、感光体ドラム5の表面電位(=0V)と現像電圧との電位差が第1現像電圧Vdc1(=900V)と目標電位V0(=450V)との電位差と等しくなるような第2現像電圧Vdc2(900−450=450V)を現像ローラー30に印加して感光体ドラム5の表面の一定領域をバイアス現像する。そして、バイアス現像時に流れるトナー電流の基準積分値Istを測定する。これにより、感光体ドラム5の感光層の膜厚変動に伴う露光感度の変動の影響を受けずにトナー電流を測定することができる。
そして、第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2、および測定されたトナー電流の積分値I1、I2、Istから、図5に基づいてトナー電流の積分値がIstであるときの帯電電圧Vを算出する。即ち、帯電ローラー41に帯電電圧Vを印加したときの感光体ドラム5の表面電位が目標電位V0(450V)となる。
帯電電圧とトナー電流の積分値との関係を精度よく取得するために、トナー電流を測定する際の感光体ドラム5の表面の現像領域(トナー移動領域)を同一の面積にしておく必要がある。現像領域の面積は、第1現像電圧Vdc1および第2現像電圧Vdc2の印加時間を一定にして現像領域の周方向の長さを一定にすることで同一の面積にすることができる。
なお、図9に示す実施例では、第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2を印加して感光体ドラム5を帯電させたときの表面電位の一方が目標電位V0よりも低電位、他方が目標電位V0よりも高電位となるように第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2を設定したが、例えば、第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2を印加して感光体ドラム5を帯電させたときの表面電位の両方が目標電位V0よりも低電位、或いは高電位となるように設定することもできる。
但し、本実施例のように表面電位の一方が目標電位V0よりも低電位、他方が目標電位V0よりも高電位となるように第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2を設定することで、目標電位V0となる帯電電圧をより精度よく決定できるため好ましい。
図10は、本実施形態の画像形成装置100における感光体ドラム5の表面電位調整制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1〜図9を参照しながら、図10のステップに沿って表面電位の調整手順について詳細に説明する。
先ず、主制御部80から電圧制御部45に制御信号を送信することにより、帯電電圧電源43から帯電ローラー41に所定の第1帯電電圧V1(例えば1150V)を印加する(ステップS1)。これにより、感光体ドラム5の表面が所定の表面電位に帯電される。次に、現像電圧電源44から現像ローラー30に所定の第1現像電圧Vdc1(例えば900V)を印加して(ステップS2)感光体ドラム5の表面の一定領域のバイアス現像を開始する。同時に、トナー電流検出機構50によるトナー電流の測定も開始する(ステップS3)
次に、主制御部80はバイアス現像が終了したか否かを判定する(ステップS4)。バイアス現像が終了している場合は(ステップS4でYes)、トナー電流検出機構50により測定された、バイアス現像の開始から終了までにDS間に流れるトナー電流の第1積分値I1を算出する(ステップS5)。
次に、帯電電圧電源43から帯電ローラー41に所定の第2帯電電圧V2(例えば1350V)を印加する(ステップS6)。これにより、感光体ドラム5の表面が所定の表面電位に帯電される。次に、現像電圧電源44から現像ローラー30に第1現像電圧Vdc1(900V)を印加して(ステップS7)感光体ドラム5の表面の一定領域のバイアス現像を開始する。同時に、トナー電流検出機構50によるトナー電流の測定も開始する(ステップS8)。
次に、主制御部80はバイアス現像が終了したか否かを判定する(ステップS9)。バイアス現像が終了している場合は(ステップS9でYes)、トナー電流検出機構50により測定された、バイアス現像の開始から終了までにDS間に流れるトナー電流の第2積分値I2を算出する(ステップS10)。
次に、主制御部80は、感光体ドラム5の表面電位を略0Vとした状態で、感光体ドラム5の表面電位(=0V)と現像電圧との電位差が第1現像電圧Vdc1(=900V)と目標電位V0(=450V)との電位差(900−450=450V)となるような第2現像電圧Vdc2(ここでは450V)を現像ローラー30に印加して感光体ドラム5の表面の一定領域のバイアス現像を行う。そして、トナー電流検出機構50により測定されたバイアス現像の開始から終了までにDS間に流れるトナー電流の基準積分値Istを算出する(ステップS11)。
主制御部80は、第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2と、ステップS5、S10で測定されたトナー電流の第1積分値I1、第2積分値I2との関係、およびステップS11で測定されたトナー電流の基準積分値Istに基づいて、感光体ドラム5の表面電位が目標電位V0(450V)となる帯電電圧Vを算出する(ステップS12)。
図10の制御例では、感光体ドラム5の表面を露光せずに、DS間の実行電位差Vdc−V0によってDS間に流れるトナー電流の積分値を測定し、測定されたトナー電流の積分値と帯電電圧との関係を用いて感光体ドラムの表面電位が目標電位V0となるような帯電電圧Vを算出する。これにより、感光体ドラム5の感光層の膜厚変動に伴う露光感度の変動に関係なく、表面電位を目標電位V0に帯電させる帯電電圧Vを決定することができる。
また、目標電位V0に対して第2現像電圧Vdc2でバイアス現像を行ったときのトナー移動に伴うトナー電流の基準積分値Istを測定する際は、感光体ドラム5を帯電させずに表面電位を略0Vとした状態で現像ローラー30に第2現像電圧Vdc2を印加してバイアス現像を行う。これにより、感光層の膜厚変動に伴う帯電能の変動の影響を考慮する必要がないため、帯電電圧Vをより正確に決定することができる。
なお、図10に示した制御例では、DS間に流れるトナー電流の積分値を第1積分値I1、第2積分値I2、基準積分値Istの順に算出しているが、トナー電流の積分値の算出順序は任意である。例えば、感光体ドラム5の表面電位を略0Vとした状態で現像ローラー30に第2現像電圧Vdc2を印加してバイアス現像を行ったときに流れるトナー電流の基準積分値Istを算出し、その後に帯電ローラー41に第1帯電電圧V1、第2帯電電圧V2を印加して感光体ドラム5の表面を帯電させた状態で現像ローラー30に第1現像電圧Vdc2を印加してバイアス現像を行ったときに流れるトナー電流の第1積分値I1、第2積分値I2を算出してもよい。
以上のように、感光体ドラム5の表面の一定領域をバイアス現像したときにDS間に流れるトナー電流の積分値を用いて帯電電圧を決定することにより、感光体ドラム5の帯電特性の変化を精度よく把握して適切な帯電電圧を印加することができ、感光体ドラム5の帯電不良に起因するカブリ画像の発生を効果的に抑制することができる。また、高価な表面電位センサーを用いることなく感光体ドラム5の表面電位を一定に維持できるため、画像形成装置100の低コスト化にも寄与する。
また、本実施形態の表面電位調整制御においては、表面電位の調整精度を確保する上において、トナー電流を正確に測定することが重要であり、DS間に並列して配置されたキャパシタ50iと、キャパシタ50iと直列および並列に配列された抵抗50h、50gとを有するトナー電流検出機構50を用いることが特に有効である。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では二成分現像剤を担持する現像ローラー30を備えた現像装置8について説明したが、これに限定されるものではなく、現像ローラー30に二成分現像剤中のトナーのみを供給するトナー供給ローラーを備えた現像装置等の、二成分現像剤を用いる種々の現像装置を備えた画像形成装置に適用可能である。
また、トナー電流検出機構50についても図3に示した本実施形態の構成に限定されるものではなく、DS間に流れるトナー電流を正確に測定可能な構成であれば他の構成を用いることもできる。
また、上記実施形態では画像形成装置100として図1に示したようなモノクロプリンターを例に挙げて説明したが、モノクロプリンターに限らず、モノクロおよびカラー複写機、デジタル複合機、カラープリンター、ファクシミリ等の他の画像形成装置であってもよい。
本発明は、像担持体に接触する帯電部材を用いて像担持体を帯電させる接触帯電式の帯電装置を備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、像担持体の表面電位を精度よく調整可能な画像形成装置を提供することができる。
4 帯電装置
5 感光体ドラム(像担持体)
6 除電装置
7 露光装置
8 現像装置
14 転写ローラー
30 現像ローラー(現像剤担持体)
41 帯電ローラー(帯電部材)
43 帯電電圧電源
44 現像電圧電源
45 電圧制御部
50 トナー電流検出機構
50i キャパシタ
50g 第1抵抗
50h 第2抵抗
50k 現像領域
70 記憶部
80 主制御部(制御部)
100 画像形成装置
A 第1接続部
B 第2接続部
C トナー電流検出部

Claims (5)

  1. 表面に感光層が形成された像担持体と、
    前記像担持体の表面に接触して前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材により帯電された前記像担持体を露光することにより静電潜像を形成する露光装置と、
    前記像担持体に対向配置され、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤中の前記トナーを担持する現像剤担持体を有し、前記像担持体に形成された前記静電潜像に前記トナーを付着させてトナー像を形成する現像装置と、
    を含む画像形成部と、
    前記帯電部材に直流電圧を含む帯電電圧を印加する帯電電圧電源と、
    前記現像剤担持体に現像電圧を印加する現像電圧電源と、
    前記現像剤担持体に前記現像電圧を印加したときに前記現像剤担持体から前記像担持体に前記トナーが移動することにより流れるトナー電流を検出するトナー電流検出機構と、
    前記画像形成部、前記帯電電圧電源、および前記現像電圧電源を制御する制御部と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記帯電部材に所定の第1帯電電圧V1を印加して前記像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させた後、前記露光装置による前記像担持体の露光を行わずに前記現像剤担持体に前記所定の表面電位よりも高い第1現像電圧を印加して前記像担持体の一定領域をバイアス現像したときに流れる前記トナー電流の第1積分値I1と、
    前記帯電部材に前記第1帯電電圧V1と異なる第2帯電電圧V2を印加して前記像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させた後、前記露光装置による前記像担持体の露光を行わずに前記現像剤担持体に前記第1現像電圧を印加して前記像担持体の前記一定領域を前記バイアス現像したときに流れる前記トナー電流の第2積分値I2と、
    前記像担持体の表面を帯電させない状態で、前記像担持体との電位差が前記第1現像電圧と前記像担持体の目標電位との電位差となるような第2現像電圧を前記現像剤担持体に印加して前記像担持体の前記一定領域を前記バイアス現像したときに流れる前記トナー電流の基準積分値Istと、を検出し、
    前記第1帯電電圧V1、前記第2帯電電圧V2および前記第1積分値I1、前記第2積分値I2の関係に基づいて、前記トナー電流の積分値が前記基準積分値Istとなるときの帯電電圧Vを算出し、前記帯電電圧Vを前記像担持体の表面電位が前記目標電位となる帯電電圧として決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1帯電電圧V1および前記第2帯電電圧V2は、前記帯電部材に前記第1帯電電圧および前記第2帯電電圧を印加したときの前記像担持体の表面電位の一方が前記目標電位よりも低電位、他方が前記目標電位よりも高電位となるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤担持体への前記第1現像電圧および前記第2現像電圧の印加時間を一定にすることで前記バイアス現像を行う際の前記像担持体の前記一定領域を同一面積とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー電流検出機構は、
    前記現像剤担持体と前記像担持体との間の現像領域に並列に配置され、一端が前記現像剤担持体に接続されるとともに他端がグランドに接続されるキャパシタと、
    前記キャパシタに直列および並列に配置される複数の抵抗と、
    前記現像剤担持体と前記グランドとの間に流れる電流を検出する第1電流検出部と、前記像担持体と前記グランドとの間に流れる電流を検出する第2電流検出部と、を有し、前記第2電流検出部を流れる電流値から前記第1電流検出部を流れる電流値を差し引いた値を前記トナー電流として検出するトナー電流検出部と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体は、表面に前記感光層として有機感光層が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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