JP2008209047A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類乾燥時や冷風時の使用状況に応じた操作性を向上しつつ、除湿性能、衣類乾燥性能の向上が可能な除湿装置を提供することを目的としている。
【解決手段】吹出口は前面側吹出口23bと後面側吹出口23aとを有し、除湿風路10を前面側吹出口側と後面側吹出口側に切り換える切換手段17を有し、排気風路9は後面側吹出口23aと連通しており、後面側吹出口側に除湿風路10を切り換えた場合には、排気風路9と除湿風路10が本体内部で連通し、前面側吹出口23bには自動または手動で駆動する前風向ルーバー25を配置し、かつ後面側吹出口23aには自動で駆動する後風向ルーバー18を配置することにより、操作性の向上を図るこができ、かつ、除湿装置の後面側が温風と除湿風が混合して吹き出すため、風量が確保でき、衣類乾燥性能を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機、放熱器、膨張機構、吸熱器等から構成されるヒートポンプを備え、冷風機能を有する除湿装置に関するものである。
従来のヒートポンプと冷風機能を備えた除湿装置としては、製品前面側から冷風と衣類乾燥風を吹出し、背面は排熱風として吹き出す構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その除湿装置について図19を参照しながら説明する。
図19に示すように、除湿装置の本体101内に、圧縮機102、放熱器103、減圧機構104、吸熱器105を配管接続した冷媒回路106を設け、冷媒回路106内に冷媒107を充填している。また、本体101には吸込口110と2箇所の吹出口111、112を開口し、吸熱器用送風ファン113と放熱器用送風ファン114の運転によって、吸込口110から除湿対象空気116と加熱対象空気115を本体101内に供給している。
本体101内に供給された除湿対象空気116が、吸熱器側送風ファン113によって吸熱器105に供給されて吹出口111より本体101外部に放出される。また加熱対象空気115が、放熱器側送風ファン114によって、除湿対象空気116と同一方向から放熱器103に供給されて、ダンパー117により風向が変更され、冷風が本体前面より必要な場合は、本体後面である吹出口112より排熱として本体101外部に放出され、また衣類乾燥などに使用する場合などで冷風と温風を混合させて本体前面よ必要な場合は、本体前面である吹出口111より本体101外部に放出される。
特開2005−265225号公報
このような従来の除湿装置では、衣類乾燥時や冷風時とも本体前面側より風が吹き出すため、衣類乾燥時には、衣類側に本体前面側を向ける必要が生じ、操作方向と逆向きに本体の向きを変える必要がある。また衣類乾燥から冷風が必要になった場合は、再び本体の向きを変えて、操作方向を本体前面側にする必要がある。そのため、冷媒回路、送風ファンおよび排水タンクを備えた重量大なる本体の方向は容易に変更できず、スイッチの操作部も逆向きになり、使い勝手が悪いという課題があり、本体の方向を変更しなくても、本体前面から全ての操作ができる便利な除湿装置が要求されている。
また、排熱を利用して衣類乾燥することは可能であるが、排熱風量のみが後面に出ているため、衣類乾燥の風量の確保ができず、十分な除湿性能が得られないという課題がある。
また、乾きムラや衣類の全体が乾燥するのに時間が掛かるという課題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、衣類乾燥時や冷風時の使用状況に対応して、本体前面で全ての操作が行なえるとともに、除湿性能ならびに衣類乾燥性能を向上した除湿装置を提供することを目的としている。
本発明の除湿装置は上記目的を達成するために、前面側吹出口と後面側吹出口からなる吹出口および吸込口を備えた本体と、この本体に設けた圧縮機、放熱器、減圧機構および吸熱器からなる冷媒回路と、ケーシングと羽根車からなる両吸い込み型の送風手段と、前記ケーシングの両側面に設けた温風ファン吸込口および冷風ファン吸込口と、前記吸込口、放熱器、温風ファン吸込口、送風手段および後面側吹出口へと連通する排気風路と、前記吸込口、吸熱器、冷風ファン吸込口、送風手段および前面側吹出口へと連通する除湿風路と、この除湿風路を前面側吹出口側または排気風路側に切り換える切換手段を有し、この切換手段の操作により除湿風路を流れる除湿された冷風と排気風路を流れる温風とを混合した乾燥風を、後面側吹出口から吹き出し可能としてなるものである。
また、他の手段は、前面側吹出口に回動可能な前風向ルーバーを設け、後面側吹出口には少なくとも自動回動可能な後風向ルーバーを設けてなるものである。
また、他の手段は、両吸い込み型の送風手段は、渦巻室の内面を2つに区分した1つのケーシングと、主板の両面に付設した2つのブレード組からなる羽根車で構成されてなるものである。
また、他の手段は、本体内に、湿気を吸収する吸湿部と加熱されて湿気を放出する放湿部とを備えた吸放湿手段を有し、前記放湿部を除湿風路の吸熱器の上流側に位置させるとともに、前記吸湿部を前記吸熱器の下流側に位置させてなるものである。
また、他の手段は、除湿風路に連通する中央側吹出口を本体上面に設け、中央側吹出口を開閉可能な中風向ルーバーを設けてなるものである。
また、他の手段は、中央側吹出口の中風向ルーバーによる吹出し方向を、本体の前面側または後方側に調整可能に設けたものである。
また、他の手段は、除湿風路内の後風向ルーバーの上流側に、風向を拡大または縮小する風向変更装置を設けたものである。
また、他の手段は、除湿風路に吸放湿手段をバイパスするバイパス風路を設け、このバイパス風路の空気量を調整できるバイパス風量調整ダンパーを設けたものである。
これらの手段により、衣類乾燥時や冷風時の使用状況に対応して、本体前面で全ての操作が行なえるとともに、除湿性能ならびに衣類乾燥性能を向上した除湿装置が得られる。
本発明によれば、温風と除湿風が混合して除湿装置の後面側から吹き出されるため、衣類乾燥時は除湿装置の後面側に衣類を配置することができ、本体の向きを変える必要がなく操作が容易に行なえる。
また冷風が必要になった場合でも、本体の向きを変えないで、冷風の吹き出し方向を前面側に変えることが可能であり、本体前面より冷風が吹き出すことになり、操作性の向上を図るこができる。
また除湿装置の後面側が温風と除湿風が混合して吹き出すため、乾燥風量が確保でき、衣類乾燥性能を向上させることができる。
また、乾燥風量を後風向ルーバーにより自動で動かすことができるため、乾きムラの防止や衣類全体を乾燥させることができる。
また、送風手段の外形寸法を縮小できるので、本体の外観形状を小型化できる。
また、除湿風路に設けた吸放湿手段を吸熱器の前後に位置させることにより、除湿効率を高めることができる。
また、中央部に吹出口を配置することで、スムーズな風路構成とすることができ、大風量で衣類に風を当てて、衣類乾燥性能を向上できる。
また、除湿された風量と温風の風量の混合風量を調整できるので、適正な湿度と風量で衣類乾燥を行なうことができる。
また、冷風の風量の低減量を極力少なくすることで、冷風感を損なうことなく、衣類乾燥に必要な風量も確保することができ、冷風感を確保し、衣類乾燥性能も確保できる構成が可能となる。
また、風向変更装置により、混合した乾燥風の送風範囲を拡散から集中まで任意に選択することができるので、幅広く干された洗濯物や少量の洗濯物に対して、乾燥風を拡散または集中させることにより、様々な衣類乾燥シーンに適確に対応することができる。
また、直接に室内空気を吸熱器に導入する風量が増大するため、冷風の温度をさらに低下させることが可能となり、冷風感が改善できる除湿装置を提供できる。
また、冷風が必要ない場合は、室内空気から吸熱器に導入する風量を調整することが可能となり、除湿量を最大にすることが可能となる除湿装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、前面側吹出口と後面側吹出口からなる吹出口および吸込口を備えた本体と、この本体に設けた圧縮機、放熱器、減圧機構および吸熱器からなる冷媒回路と、ケーシングと羽根車からなる両吸い込み型の送風手段と、前記ケーシングの両側面に設けた温風ファン吸込口および冷風ファン吸込口と、前記吸込口、放熱器、温風ファン吸込口、送風手段および後面側吹出口へと連通する排気風路と、前記吸込口、吸熱器、冷風ファン吸込口、送風手段および前面側吹出口へと連通する除湿風路と、この除湿風路を前面側吹出口側または排気風路側に切り換える切換手段を有し、この切換手段の操作により除湿風路を流れる除湿された冷風と排気風路を流れる温風とを混合した乾燥風を、後面側吹出口から吹き出し可能としてなるものであり、温風と除湿風が混合して除湿装置の後面側から吹き出されるため、衣類乾燥時は除湿装置の後面側に衣類を配置することができ、また冷風が必要になった場合でも、本体の向きを変える必要がなく操作が可能である。
また、本発明の請求項2記載の発明は、前面側吹出口に回動可能な前風向ルーバーを設け、後面側吹出口には少なくとも自動回動可能な後風向ルーバーを設けてなるものであり、本体の向きを変えないで、後風向ルーバーにより自動で動かすことが可能であるため、衣類に対し集中的に風が当たらず、乾きムラの防止や衣類全体を乾燥させることができるとともに、冷風の吹き出し方向を前面側で変えることが可能であり、操作する人の方向に冷風が吹き出すことになり、操作性の向上を図るこができるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載の発明は、両吸い込み型の送風手段は、渦巻室の内面を2つに区分した1つのケーシングと、主板の両面に付設した2つのブレード組からなる羽根車で構成されてなるものであり、両吸い込み型の送風手段は2つの風路を確実に分離することができ、また小型で高性能な送風能力を発揮できるので、本体に省スペースで収納できるという作用を有する。
また、本発明の請求項4記載の発明は、本体内に、湿気を吸収する吸湿部と加熱されて湿気を放出する放湿部とを備えた吸放湿手段を有し、前記放湿部を除湿風路の吸熱器の上流側に位置させるとともに、前記吸湿部を前記吸熱器の下流側に位置させてなるものであり、前記吸熱器の除湿機能を高め、衣類乾燥性能を向上させることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の発明は、除湿風路に連通する中央側吹出口を本体上面に設け、中央側吹出口を開閉可能な中風向ルーバーを設けてなるものであり、中央部に吹出口を配置することで、冷風ファンの吹出部からスムーズな風路構成とすることができ、送風ロスを低減することが可能となるため、大風量で衣類に風を当てることができ、衣類乾燥性能の向上が可能となり、送風ロス分のファン回転数を落とすことも可能であり、騒音低減ができるという作用を有する。
また、本発明の請求項6記載の発明は、中央側吹出口の中風向ルーバーによる吹出し方向を、本体の前面側または後方側に調整可能に設けたものであり、除湿された風量と温風の風量の混合風量を調整することが可能となり、適正な衣類乾燥性能を得ることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項7記載の発明は、除湿風路内の後風向ルーバーの上流側に、風向を拡大または縮小する風向変更装置を設けたしたことにより、本体内部で除湿された風と温風を混合することができるため、混合した乾燥風の送風範囲を拡散から集中まで任意に選択することができるので、幅広く干された洗濯物に対しては、乾燥風を拡散させることにより、広範囲の洗濯物に乾燥風を均一に供給することができ、また、ジーンズ1本などの少量の洗濯物に対しては、乾燥風を集中させることにより、無駄な送風を省き、風速大の乾燥風を供給して乾燥時間を短縮することができ、様々な衣類乾燥シーンに適確に対応できるという作用を有する。
また、本発明の請求項8記載の発明は、除湿風路に吸放湿手段をバイパスするバイパス風路を設け、このバイパス風路の空気量を調整できるバイパス風量調整ダンパーを設けたことにより、直接に室内空気を吸熱器に導入する風量が増大できるため、冷風の温度をさらに低下させることが可能となり、冷風感が改善できるとともに、冷風が必要ない場合は、室内空気から吸熱器に導入する風量を調整することが可能となり、除湿量を最大にすることができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、従来の例と同一の構成要素については同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
(実施の形態1)
図1〜図18に示すように、吸込口110と吹出口を開口した本体101内に冷媒を圧縮する圧縮機102と、冷媒が供給空気に放熱する放熱器103と、冷媒を減圧する減圧機構104と、冷媒が供給空気から吸熱する吸熱器105とを配管接続した蒸気圧縮式の冷媒回路106を設けている。送風手段8は両吸込型のケーシング7と羽根車4からなり、羽根車4はファンモーターの駆動軸に接続された円板状の主板1の両側にそれぞれ複数の第1ブレード組2と複数の第2ブレード組3を配設し、第1のブレード組2と第2のブレード組3の傾き角度やピッチを異なる仕様としている。ケーシング7は両側面にそれぞれ温風ファン吸込口5と冷風ファン吸込口6を備え、第1のブレード組2に対して温風ファン吸込口5を、第2のブレード組3に対して冷風ファン吸込口6を開口している。
また、本体101内には排気風路9と除湿風路10が分離して配置され、排気風路9は室内空気を前記吸込口110から前記放熱器103に供給し、前記温風ファン吸込口5から前記送風手段8に吸込まれた加熱対象空気115が通過する風路であり、除湿風路10は室内空気を前記放熱器103、前記放湿部108、前記吸熱器105、前記吸湿部109に供給し、前記冷風ファン吸込口6から前記送風手段8に吸込まれた除湿対象空気116が通過する風路である。なおケーシング7内部には羽根車4との間にスクロール曲面に沿うように帯状の隔壁11を立設し、隔壁11は排気風路9と除湿風路10を区分する役目を有している。
送風手段8の温風ファン吸込口5側に放熱器103を配置し、冷風ファン吸込口6側に駆動手段12によって回転し吸湿部109では供給空気から吸湿するとともに放湿部108では加熱されて水分を放出する吸放湿手段107が、吸熱器105と送風手段8に挟まれるように配置されている。
また、吸放湿手段107の通風面、吸熱器105の通風面、放熱器103の通風面と送風手段8の温風ファン吸込口5,冷風ファン吸込口6の面は略平行に配置され、さらに送風手段8は本体上方からみて、左右方向の略中心に配置されている。
また、送風手段8のケーシング7は、舌部13の裏側に凹部14を有し、凹部14と本体101の側壁により形成される空間が除湿風路10の一部となり、除湿風路10における放熱器103通過後の空気を通過させることができる構造となっている。
また、吸放湿手段107の前記放湿部108を加熱する加熱手段15を備え、加熱手段15をケーシング7の凹部4に収納することにより、加熱手段15と送風手段8が厚み方向(前後方向)で重ならないようにして、送風手段8と吸放湿手段107を近接させることができる構造となっている。
また、吸込口110からの室内空気を、放熱部10を通らずに、吸熱器105、吸湿部109を通り、冷風ファン吸込口6から送風手段8に吸込むバイパス風路16を設けている。すなわちバイパス風路16は、吸込口110から導入した室内空気を、送風手段8のケーシング7と本体101の隙間を通過して、エバカバー21側面の開口部22より吸熱器105に至るバイパス構造を有している。なお、このとき流れる空気をバイパス空気20とする。
また、本体101の後面側吹出口23aとは異なる位置に前面側吹出口23bを開口し、送風手段8の吐出側に排気風路9を除湿風路10へ接続できる切換手段17を設け、この切換手段17は排気風路9を前面吹出口23bに連通させる場合と、排気風路9を除湿風路10に合流させる場合とに切り替え可能に設けている。
後面側吹出口23aの上方には風向を変更できる後風向ルーバー18を設け、本体101には吸熱器105の下部にドレン水を受けるドレンパン19と、着脱可能なタンク119を設けている。
次に除湿装置の動作を説明する。
図8は、本発明の実施の形態1にかかる除湿装置の冷媒の状態変化を示すモリエル線図(圧力−エンタルピ線図)である。点A、点B、点C、点Dを矢符で結んだサイクルは、冷媒回路内を循環する冷媒の状態変化を示しており、冷媒は圧縮機102において圧縮されることにより圧力とエンタルピが上昇して点Aから点Bの状態変化を行い、放熱器103において供給される除湿対象空気116および加熱対象空気115に対して放熱することによりエンタルピが減少して点Bから点Cの状態となる。次に減圧機構104において膨張して減圧することにより圧力が低下して点Cから点Dの状態変化を行い、吸熱器105において供給される除湿対象空気116から吸熱することによりエンタルピが増加して点Dから点Aの状態に戻る。このような冷媒の状態変化により、吸熱器105において吸熱し、放熱器103において放熱するヒートポンプ118が動作し、この時、点Bと点Cのエンタルピ差に冷媒の循環量を乗じた値が放熱器103における放熱量、点Aと点D(点C)のエンタルピ差に冷媒の循環量を乗じた値が吸熱器105における吸熱量となり、放熱量と吸熱量の差、即ち点Bと点Aのエンタルピ差に冷媒の循環量を乗じた値が圧縮機102の圧縮仕事量になる。
図9は、本発明の実施形態1にかかる除湿装置における除湿対象空気116、加熱対象空気115の状態変化を示す湿り空気線図であり、各々の空気状態の変化を説明する。
まず、点aの状態の除湿対象空気116および加熱対象空気115が放熱器103に供給され、冷媒の放熱により加熱されて点bの状態となる。ここで加熱対象空気115は、点bの状態のまま装置外部に排出され、除湿対象空気116は、放湿部108に供給されて吸放湿手段107に担持された吸着剤が保有している水分を脱着することにより加湿されて、湿度が上昇するとともに温度が低下して点cの状態となる。点cの状態となった除湿対象空気116は次に吸熱器105に供給され、冷媒の吸熱により露点温度以下まで冷却されて点dの飽和状態となる。この時に飽和した水分は凝縮水としてタンク119に回収される。最後に除湿対象空気116は吸湿部109に供給され、吸着剤に水分を吸着されることによって除湿され、湿度が低下するとともに温度が上昇して点eの状態の乾燥空気となり装置外部に排出される。
一方、点aの状態のバイパス空気20も、吸熱器105に供給され、冷媒の吸熱により露点温度以下まで冷却されて点dの飽和状態となる。この時に飽和した水分は凝縮水としてタンク119に回収される。最後に除湿対象空気116は吸湿部109に供給され、吸着剤に水分を吸着されることによって除湿され、湿度が低下するとともに温度が上昇して点eの状態の乾燥空気となり装置外部に排出される。
以上の除湿対象空気116およびバイパス空気20の状態変化において、吸熱器105において回収される凝縮水の量は、点cと点dの絶対湿度差に除湿対象空気116の重量換算風量を乗じた値と点aと点dの絶対湿度差にバイパス空気20の重量換算風量を乗じた値の加算値となり、放湿部108における放湿量は、点bと点cの絶対湿度差に除湿対象空気116の重量換算風量を乗じた値となる。また、吸湿部109における吸湿量は、点dと点eの絶対湿度差に除湿対象空気116とバイパス空気20の重量換算風量をそれぞれ乗じた値となる。以上の動作において、理想状態では、放湿部108の出口空気状態を示す点cは、吸湿部109の入口空気状態を示す点dと同一の相対湿度である点c’に近づき、吸湿部109の出口空気状態を示す点eは、放湿部108の入口空気状態を示す点bと同一の相対湿度である点e’に近づく。したがって点dの相対湿度を上昇させ、点bの相対湿度を低下させること、即ち、点dで示した吸湿部109への供給空気と点bで示した放湿部108への供給空気との相対湿度差を拡大することが吸放湿量を高めることになり、結果的に除湿効率が向上することになる。また、除湿対象空気116の重量換算風量と加熱対象空気115の重量換算風量を加算して点aと点bのエンタルピ差に乗じた値が放熱器103における放熱量、点cと点dのエンタルピ差に除湿対象空気116の重量換算風量を乗じた値と点aと点dのエンタルピ差にバイパス空気20の重量換算風量を乗じた値の加算値が吸熱器105における吸熱量となり、この放熱器103における放熱量および吸熱器105における吸熱量は、図7の冷媒の状態変化から得られる放熱量および吸熱量と等しくなる。従って、放熱器103において除湿対象空気116のみでは不足する冷媒の放熱分を加熱対象空気115が補うことにより、除湿対象空気116の風量を放湿部108における放湿、吸熱器105における冷却、吸湿部109における吸湿の過程における最適な値に設定することができるのである。また、各点a、b、c、d、eが風路的に隣り合い互いの風路間の漏れに対し、除湿効率が低下することは述べるまでもない。
上記構成において、冷風運転を行う場合は、図1、図7に示すように、本体前面側に配置した操作部24により冷風運転を設定し、切換手段17を実線の位置に切り換えることで、除湿風路10を流れる空気を前面吹出口23bへ案内する。すなわち、吸込口110から室内空気を吸込み、放熱器103、吸放湿手段107を通過した風とバイパス空気20が混合し、吸熱器105を通過し冷却された除湿対象空気116は、本体前面側にある前面吹出口23bから冷風として吹き出されるので、操作部方向である本体前面側に使用者が前面吹出口23bの前方に位置することにより、容易に除湿された冷風を受けることができる。なお前面吹出口23bには、前風向ルーバー25をつけることにより、冷風方向を切り換えることが可能になり、快適性が向上する。
また、除湿運転や衣類乾燥運転を行う場合は、図2に示すように除湿風路10を切り換える切換手段17を破線の位置に切り換えることで、吸込口110から室内空気を吸込み、放熱器103を通過した加熱対象空気115である温風と除湿対象空気116である冷風とを混合した乾燥風が上方にある後面吹出口23aから吹き出すことができ、操作部方向と逆の方向である本体後面側に乾燥風が吹き出すため、本体前面側に位置する人に対し、乾燥風が吹き出さないので快適で、かつ衣類の本体後面側に設置することで、直接乾燥風を衣類に当てることが可能なため、冷風が必要な時から衣類乾燥したい場合へと変更した場合には、本体の方向を変更することなく、容易に衣類乾燥に切り換えることが可能である。また、衣類乾燥から冷風運転に切り換える時も本体の方向を変更することが不要であるため、操作性が向上することになる。さらに風向を変更できる後風向ルーバー18の働きにより、効果的に乾燥風を対象物に向けて送風させることができる。
また、図4、図5に示すように、除湿対象空気116を、放熱器103において冷媒回路106の放熱により加熱し、次に放湿部108において吸放湿手段107の放湿により加湿し、次に吸熱器105において冷媒回路106の吸熱により冷却し、次に吸湿部109において吸放湿手段107の吸湿により除湿することによって、吸湿部109に供給される除湿対象空気116と放湿部108に供給される除湿対象空気116との相対湿度差を拡大し、循環経路を設けない単純な構成で吸放湿手段107の吸放湿量を増加することができる。
さらに放熱器103に加熱対象空気115を供給することによって、冷媒回路106の放熱に適する風量と、吸放湿手段107の吸放湿および冷媒回路106の吸熱に適する風量とのアンバランスを解消し、効率の良い除湿を行うことができる。
本実施の形態での具体的な風量アンバランス解消方法は、送風手段8の羽根車4の第1ブレード組2と第2ブレード組3のブレード長比を、例えば2対1として、概略の風量バランスをとり、つぎにブレードの傾き角度を第1ブレード組2と第2ブレード組3で異なる角度に設けて、温風ファン吸込口5側と冷風ファン吸込口6側のそれぞれの圧力損失による微調整を行なうことができる。なお、本実施の形態ではブレードの傾き角度は同一としている。
さらにバイパス風路16については、エバカバー21側面の開口部22の開口面積を調整することにより、全体的な風量バランスを調整可能としている。また、第1ブレード組2と第2ブレード組3のピッチを、半ピッチずらすように異なる仕様とすることにより、羽根に起因する特有の騒音を減少させる効果とともに乾燥風の風量自体も約20%増加させることができ、衣類乾燥に要する時間が20℃70%のJIS基準条件で、60分から49分へと大きく短縮できるという効果が得られた。
また図10に示すように、切換手段17の代わりに本体略中央部に中央側吹出口23cを冷風ファン28の吹出部上方に配置し、中央吹出口23cには中風向ルーバー26を配置し、かつ除湿風路と排熱風路の間に仕切板27を設けることにより、中風向ルーバー26を閉じた場合には、除湿対象空気である冷風が前面側吹出口23bより吹き出され、中風向ルーバー26が開いた場合には、冷風ファン28の吹出部上方に位置した位置に吹出風路を形成したため、前面側吹出口風路より圧力損失が大幅に低いため、中央側吹出口23cより除湿対象空気である冷風が吹き出されることになる。また、前記中風向ルーバー26の駆動支点を製品後面側に配置することにより、中央側吹出口23cから吹き出される冷風が、本体前面側の斜め方向に向けやすくなり、大風量の冷風が人に対し供給できるようになる。
また図11に示すように、前記中風向ルーバー26の駆動支点を本体前面側に配置することにより、中央側吹出口23cから吹き出される冷風が、本体後面側の斜め方向に向けやすくなり、大風量の除湿された乾燥風が衣類に対し供給できるようになるため、衣類乾燥性能が向上することとなる。
また図12に示すように、前記中風向ルーバー26の駆動支点を中風向ルーバー26の中心部に配置することにより、本体前面側と本体後面側に均等に風量がでる構成としたことにより、冷風の風量の低減量を極力少なくすることで、冷風感を損なうことなく、衣類乾燥に必要な風量も確保することができ、冷風感を確保し、衣類乾燥性能も確保できる。
また図13に示すように、風向変更装置29は本体内の後面吹出口23aの下部に配置されている。風向変更装置29は回転手段となる小型モーター30により回転可能に設けられ、小型モーター30は制御部(図示せず)により制御可能であり、連続回転や吹き出し方向を所望角度に停止して使用できるようになっている。
風向変更装置29は、小型モーター30に連結される回転軸31と、回転軸31に貫通されて固定される一枚の基準風向変更板32aおよび複数枚の風向変更板32にて構成され、基準風向変更板32aは送風手段8の吹出口の中央付近に位置して、回転軸31に直行して固定され、円形の平板形状を成している。風向変更板32は基準風向変更板32aの左右に傾斜方向を逆方向にして固定され、それぞれ長円の平板形状をなしている。また、風向変更板32は回転軸31の端に近いものほど、垂直面に対して傾斜角度を大とするとともに、長円形状の長径寸法も大としている。基準風向変更板32aおよび風向変更板32の端部は連結リブ33で連結されており、連結リブ33は風向変更板32の長径の両端部で、回転軸31と略平行に架設している。
上記構成により、図14に示すように、乾燥すべき衣類の吊り下げた範囲が広い場合は、風向変更板32を吹き出し方向に対し拡散するように回転設定することにより、全ての衣類に過不足なく乾燥風を供給することができる。
また、図15に示すように、乾燥する衣類の量が極端に少ない場合や、厚手の衣類を短時間で乾燥させたい場合は、風向変更板32を吹き出し方向に対し狭め、乾燥風が集中するように回転設定することにより、風速を高めた乾燥風を衣類に集中的に当てることが可能であるため、乾燥風を有効に利用し、短時間で乾燥することができる。
また、乾燥すべき衣類の吊り下げた範囲が製品幅範囲程度であれば、図16に示すように、風向変更板32が図14と図15の中間の位置では、風向変更板32は水平面での向きはそれぞれ異なるものの、吹き出し風の抵抗とはならない方向の配置となるため、風向変更板32を通過する乾燥風は後面側吹出口から上方に略平行に吹き出すことになり、乾燥風を有効に利用することになる。
また、前記風向変更装置29を図1に示すように、前面側吹出口23b近傍の除湿風路に配置することにより、広範囲に冷風が欲しい場合には、風向変更板32を拡散するように回転設定し、顔などに集中的に冷風を当てたい場合には、風向変更板32を冷風が集中するように回転設定し、冷風が連続して当てたくない場合は、風向変更板32を連続回転させることで、冷風を拡散させたり集中させたりを繰り返すことで、冷えすぎなどの不快感を防止し、快適に冷風を活用することが可能となる。
また、操作部24で冷風運転を選択した場合には、自動的に後面側吹出口23aに配置した後風向ルーバー18を閉じることにより、温風ファン34の吹き出し抵抗が増加するので、冷風ファンの吸込風量が増加することとなり、冷風風量が増加することとなるため、冷風感が向上する。
また、操作部24で冷風運転を選択しても、一旦は自動的に後面側吹出口23aに配置された後風向ルーバー18は閉じることになるが、その後、操作部24で後風向ルーバー18の角度を設定した場合は、後風向ルーバー18が自動で駆動することにより、本体前面側の使用者に対しては、冷風を供給するとともに、本体後面側で衣類を吊るすことにより、衣類に対して温風を当てることが可能となり、冷風運転と衣類乾燥運転を同時に行なうことができる。
次に図7、図18(a)に示すように、吸込口110から取り入れたバイパス空気20を吸熱器105に案内するバイパス風路16を設け、エバカバー21側面の開口部22に、バイパス風量調整ダンパー35を配置し、小型モーター(図示せず)で駆動可能としている。バイパス風量調整ダンパー35は冷風運転では、バイパス空気20の風量が最大になるように全開にすることにより、室内空気が直接吸熱器105に導入される風量が増え、放熱器103を通過し吸熱器105に通過する風量が減少するため、冷風の温度を低下させることができるため、冷風感が向上することになる。
また、図18(b)に示すように、除湿運転や衣類乾燥運転では、バイパス風量調整ダンパー35を調整し、バイパス空気20の風量を減少させ、除湿量を増加させることとなる。また、低温時には、バイパス風量調整ダンパー35を調整し、さらにバイパス空気20の風量を減少させることで、放熱器103を通過した風量を増加させることにより、吸熱器105の温度を上昇させ、吸熱器105に霜が付着するのを防止し、さらに除湿量を増加させることができる。
バイパス風路16による除湿量の増加について空気線図を用いて説明すると、図17に示すように、室内空気が10℃60%の低温条件の時、吸熱器105に供給される放湿部108の出口空気状態は、加熱手段15として500wのヒーターを使用した場合は、約45℃55%の空気イであり、バイパス風路16を流れるバイパス風20と放湿部108の出口空気が混合された空気ロは、約22℃90%となる。従って、バイパス風16の有無の比較では、空気イおよび空気ロを比べると、吸熱器105における吸熱量は空気ロの方が、顕熱変化としての使用が少なくなり、トータルでより多くの潜熱変化に使用されるため、効率の良い除湿運転が可能となり、バイパス風20により低温時の除湿能力が大幅に向上するという効果が得られるものである。
本発明は、冷風運転、除湿運転、衣類乾燥運転を容易に操作でき、かつより安価で効率が良い除湿装置が得られるものであり、除湿機、乾燥機、空調機等の高効率な除湿機能が所望される用途に適している。
本発明の実施の形態1にかかる除湿装置の概略断面図 同除湿装置の切換手段を移動時の概略断面図 同除湿装置を示す図((a)除湿装置の外観斜視図、(b)除湿装置の要部外観斜視図) 同除湿装置の本体内部の分解斜視図 同除湿装置の風路を示す要部分解図 同除湿装置の送風手段の分解展開図 同除湿装置のバイパス風路を示す本体内部の斜視図 同除湿装置の冷媒の状態変化を示すモリエル線図(圧力−エンタルピ線図) 同除湿装置の除湿対象空気および加熱対象空気の状態変化を示す湿り空気線図 同除湿装置の中央側吹出口の中風向ルーバーを示す図((a)中風向ルーバーの動きを示す概略断面図、(b)中風向ルーバーの動きを示す要部概略断面図) 同除湿装置の中央側吹出口の中風向ルーバーを示す図((a)中風向ルーバーの他の動きを示す概略断面図、(b)中風向ルーバーの他の動きを示す要部概略断面図) 同除湿装置の中風向ルーバーと後風向ルーバーを示す図((a)中風向ルーバーと後風向ルーバーの動きを示す概略断面図、(b)中風向ルーバーと後風向ルーバーの他の動きを示す要部概略断面図、(c)中風向ルーバーと後風向ルーバーのその他の動きを示す要部概略断面図) 同除湿装置の風向変更装置を示す図((a)風向変更装置の一部透視図、(b)風向変更装置の全体透視図) 同除湿装置の風向変更装置の拡散吹き出し時の概略透視図 同除湿装置の風向変更装置の集中吹き出し時の概略透視図 同除湿装置の風向変更装置の拡散と集中の中間吹き出し時の概略透視図 同除湿装置における室内空気、放湿部出口空気、混合空気を示す湿り空気線図 同除湿装置のバイパス風量調整ダンパー設置の概略断面図 従来の除湿装置の概略構成を示した概略断面図
符号の説明
1 主板
2 第1のブレード組
3 第2のブレード組
4 羽根車
5 温風ファン吸込口
6 冷風ファン吸込口
7 ケーシング
8 送風手段
9 排気風路
10 除湿風路
16 バイパス風路
17 切換手段
18 後風向ルーバー
23a 後面側吹出口
23b 前面側吹出口
23c 中央側吹出口
25 前風向ルーバー
26 中風向ルーバー
29 風向変更装置
35 バイパス風量調整ダンパー
101 本体
102 圧縮機
103 放熱器
104 減圧機構
105 吸熱器
106 冷媒回路
107 吸放湿手段
108 放湿部
109 吸湿部
110 吸込口

Claims (8)

  1. 前面側吹出口と後面側吹出口からなる吹出口および吸込口を備えた本体と、この本体に設けた圧縮機、放熱器、減圧機構および吸熱器からなる冷媒回路と、ケーシングと羽根車からなる両吸い込み型の送風手段と、前記ケーシングの両側面に設けた温風ファン吸込口および冷風ファン吸込口と、前記吸込口、放熱器、温風ファン吸込口、送風手段および後面側吹出口へと連通する排気風路と、前記吸込口、吸熱器、冷風ファン吸込口、送風手段および前面側吹出口へと連通する除湿風路と、この除湿風路を前面側吹出口側または排気風路側に切り換える切換手段を有し、この切換手段の操作により除湿風路を流れる除湿された冷風と排気風路を流れる温風とを混合した乾燥風を、後面側吹出口から吹き出し可能としてなる除湿装置。
  2. 前面側吹出口に回動可能な前風向ルーバーを設け、後面側吹出口には少なくとも自動回動可能な後風向ルーバーを設けてなる請求項1記載の除湿装置。
  3. 両吸い込み型の送風手段は、渦巻室の内面を2つに区分した1つのケーシングと、主板の両面に付設した2つのブレード組からなる羽根車で構成されてなる請求項1記載の除湿装置。
  4. 本体内に、湿気を吸収する吸湿部と加熱されて湿気を放出する放湿部とを備えた吸放湿手段を有し、前記放湿部を除湿風路の吸熱器の上流側に位置させるとともに、前記吸湿部を前記吸熱器の下流側に位置させてなる請求項1記載の除湿装置。
  5. 除湿風路に連通する中央側吹出口を本体上面に設け、中央側吹出口を開閉可能な中風向ルーバーを設けてなる請求項1記載の除湿装置。
  6. 中央側吹出口の中風向ルーバーによる吹出し方向を、本体の前面側または後方側に調整可能に設けた請求項5記載の除湿装置。
  7. 除湿風路内の後風向ルーバーの上流側に、風向を拡大または縮小する風向変更装置を設けた請求項2記載の除湿装置。
  8. 除湿風路に吸放湿手段をバイパスするバイパス風路を設け、このバイパス風路の空気量を調整できるバイパス風量調整ダンパーを設けた請求項4記載の除湿装置。
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