JP2008207649A - バウンドストッパ及びバウンドストッパ組付体並びに車体に対するバウンドストッパの取付構造 - Google Patents

バウンドストッパ及びバウンドストッパ組付体並びに車体に対するバウンドストッパの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ブラケットに設けられる水抜き孔からの水を外部に排水する排水路が有利に形成されたバウンドストッパを提供する。
【解決手段】有底筒状を呈し、底部16に複数の水抜き孔22が設けられたブラケット10との接触状態下で、該複数の水抜き孔22に対応位置せしめられる、固定金具24の底部30における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該水抜き孔22に連通して、軸直角方向外方に開口する凹部40を設ける一方、該複数の対応部位のうちの凹部40が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に位置決め突起48を設けて、該水抜き孔22への位置決め突起の挿入により、該固定金具24が、該複数の対応部位を該複数の水抜き孔22にそれぞれ対応させる位置に位置決めされるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、バウンドストッパ及びバウンドストッパ組付体並びに車体に対するバウンドストッパの取付構造に係り、特に、複数の水抜き孔が設けられた底部を有する筒状のブラケットを介して車体に取り付けられるバウンドストッパに、水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路を有利に形成する技術が採用されてなるバウンドストッパとバウンドストッパ組付体と車体に対するバウンドストッパの取付構造とに関するものである。
従来から、自動車等の車両のサスペンションシステムには、車輪を支持する支持部材(アームやリーフスプリング等)が、車輪のバウンドにより過大に上下動(揺動)して、車体(フレーム等)に当接乃至は接触するのを防止するための装置として、バウンドストッパが、支持部材と車体との間に介装されている。
そして、そのようなバウンドストッパの一種として、有底筒状の固定金具と、この固定金具の軸方向に延びる各種のゴムやウレタン等の弾性体からなり、軸方向の一端部において固定金具の筒部内に突入せしめられて、固定金具に固定されたストッパ本体とを有してなる構造のものが、知られている。かかる構造のバウンドストッパにあっては、支持部材が過大変位せしめられたときに、弾性体からなるストッパ本体と接触し、ストッパ本体が弾性変形せしめられることで、支持部材の変位が弾性的に制限されるようになっている。
また、かくの如き従来構造を有するバウンドストッパには、有底筒状を呈し、上方に向かって開口するようにして車体の下面に取り付けられたブラケットに対して、固定金具の底部外面をブラケットの底部外面に接触させた状態で固定されることにより、車体に取り付けるようにしたものがある。このような取付構造を採用する場合、バウンドストッパの高さを変えることなく、単に、ブラケットの筒部の高さを種々変更するだけで、バウンドストッパのストッパ本体と支持部材との接触位置を任意に且つ容易に変更可能となるといった利点が得られる。
ところが、そのように、バウンドストッパが、上方に向かって開口する状態で車体の下面に取り付けられた有底筒状のブラケットを介して、車体に取り付けられる場合、ブラケットの上方への開口部から雨水や泥水等がブラケット内に侵入し、それがブラケット内に残留することで、腐食などによりブラケットの耐久性が低下してしまい、それに伴って、バウンドストッパの使用耐久性も損なわれる恐れがあった。
かかる状況下、下記特許文献1には、ブラケットの底部と接触位置せしめられる固定金具の底部に複数の貫通孔が設けられると共に、ストッパ本体に対して、その上面において、各貫通孔に連通し、且つ下面において外部に連通する溝部が設けられてなるバウンドストッパが、明らかにされている。そして、そこでは、車体に取り付けられるブラケットとして、底部に複数の水抜き孔が設けられてなるものが用いられ、バウンドストッパが、各貫通孔を、かかるブラケットの各水抜き孔に対応位置させた状態で、ブラケットに固定されることで、各貫通孔と溝部とにて、水抜き孔と連通する排水路が形成されるようになっている。そうして、ブラケット内に侵入した雨水や泥水等が、各水抜き孔から、かかる排水路を通じて、外部に排出される構造が実現されているのである。
ところで、このような排水路が設けられてなる従来のバウンドストッパは、ストッパ本体の一部が、固定金具に対して、その筒部内に圧入されることにより固定される、所謂圧入タイプのものであった。そのため、固定金具の筒部内に位置するストッパ本体部分に溝部が設けられてなる構造を有するものの、例えば、溝部を有するストッパ本体と貫通孔を有する固定金具とがそれぞれ別個に成形された後、ストッパ本体の溝部の形成部分を固定金具の筒部内に圧入する操作が行われることで、製造が容易とされていた。
これに対して、ストッパ本体の一部が、固定金具の筒部内に突入せしめられると共に、かかる突入部位が、固定金具の筒部の内面や底部の内面とにそれぞれ加硫接着されてなる、所謂加硫接着タイプのバウンドストッパも、知られている(例えば、下記特許文献2参照)。このような加硫接着タイプのバウンドストッパでは、固定金具によるストッパ本体の拘束力が十分に大きくされることで、ストッパ本体の弾性変形作用が、より効率的に発揮されるようになり、以て、ストッパ本体、ひいてはバウンドストッパ全体の小型化が有利に図られ得る。しかしながら、かかる加硫接着タイプのバウンドストッパにおいて、固定金具の筒部内へのストッパ本体の突入部位に上記せる如き溝部を形成しようとすると、ストッパ本体と固定金具との一体加硫成形時に使用される金型が、スライド型やピン等を備えた複雑な構造となってしまうことが避けられず、そのために、バウンドストッパの製造作業が繁雑なものとなるばかりでなく、コスト負担も増大するといった数々の不具合が惹起されるようになる。
また、従来のバウンドストッパにおいては、上記せる圧入タイプと加硫接着タイプの何れのタイプであっても、ブラケットに組み付けて、固定する際に、目視により、固定金具の複数の貫通孔とブラケットの複数の水抜き孔のそれぞれの位置を確かめながら、それらが互いに対応位置するように、固定金具のブラケットに対する接触状態下での周方向位置の位置決めが行われており、それが極めて面倒であったのである。
特開2006−248401号公報 特開2004−225799号公報
ここにおいて、本発明は、上述せる如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、底部に複数の水抜き孔が設けられた有底筒状のブラケットを介して車体に取り付けられる、前記せる如き加硫接着タイプのバウンドストッパにおいて、複数の水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が容易に且つ低コストに形成されると共に、ブラケットへの固定に際して、固定金具の周方向位置を所定の位置とする位置決めが、より簡単に且つ確実に行われ得るようにしたバウンドストッパの新規な構造を提供することにある。また、本発明にあっては、かくの如き新規な構造を有するバウンドストッパとブラケットとが組み付けられてなるバウンドストッパ組付体と、かかる新規な構造のバウンドストッパを車体に有利に取り付けるための車体に対するバウンドストッパの取付構造をも、また、その解決課題とするところである。
そして、本発明にあっては、バウンドストッパに係る課題の解決のために、その要旨とするところは、有底筒状の固定金具と、該固定金具の軸方向に延びる弾性体からなり、軸方向一端部において該固定金具の筒部内に突入せしめられて、かかる突入部位が、該固定金具の筒部の内面と底部の内面とにそれぞれ加硫接着されたストッパ本体とを含んで構成されるバウンドストッパであって、上方に向かって開口するようにして、車体の下面に取り付けられる有底筒状のブラケットに対して、前記固定金具の底部外面を該ブラケットの底部外面に接触させた状態で固定されると共に、該ブラケットの底部に形成された複数の水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が設けられてなるものにおいて、前記固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下で、前記複数の水抜き孔にそれぞれ対応位置せしめられる、該固定金具の底部における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該少なくとも一つの対応部位に対応する該水抜き孔に連通して、該固定金具の軸直角方向外方に開口する凹部が設けられて、前記排水路が、該凹部にて構成される一方、該複数の対応部位のうちの該凹部が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に、該別の対応部位に対応する該水抜き孔に挿入可能な位置決め突起が設けられ、かかる水抜き孔への位置決め突起の挿入により、該固定金具の該ブラケットに対する接触状態下での周方向位置が、該複数の対応部位を該複数の水抜き孔にそれぞれ対応させる位置に位置決めされるようになっていることを特徴とするバウンドストッパにある。
なお、この本発明に従うバウンドストッパの好ましい態様の一つによれば、前記凹部や前記位置決め突起が設けられる前記固定金具の底部の複数の対応部位が、該底部の周方向に互いに等間隔を隔てて位置せしめられるように構成される。
また、本発明に従うバウンドストッパの望ましい態様の一つによれば、前記ストッパ本体が、中実のブロック形態を有して、構成される。
さらに、本発明に従うバウンドストッパの別の好適な態様の一つによれば、前記凹部の深さ寸法が、前記固定金具の筒部の高さ寸法と同じか又はそれよりも小さな寸法とされることとなる。
そして、本発明にあっては、前記せるバウンドストッパ組付体に係る課題の解決のために、有底筒状の固定金具と、該固定金具の軸方向に延びる弾性体からなり、軸方向一端部において該固定金具の筒部内に突入せしめられて、かかる突入部位が、該固定金具の筒部の内面と底部の内面とにそれぞれ加硫接着されたストッパ本体とを含んで構成されるバウンドストッパが、上方に向かって開口するようにして、車体の下面に取り付けられる有底筒状のブラケットに対して、前記固定金具の底部外面を該ブラケットの底部外面に接触させた状態で組み付けられて、固定されると共に、該ブラケットの底部に形成された複数の水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が設けられてなるバウンドストッパ組付体において、前記固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下で、前記複数の水抜き孔にそれぞれ対応位置せしめられる、該固定金具の底部における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該少なくとも一つの対応部位に対応する該水抜き孔に連通して、該固定金具の軸直角方向外方に開口する凹部が設けられて、前記排水路が、該凹部にて構成される一方、該複数の対応部位のうちの該凹部が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に位置決め突起が設けられて、該位置決め突起が、該別の対応部位に対応する該水抜き孔に挿入せしめられることにより、該複数の対応部位が該複数の水抜き孔にそれぞれ対応するように、該固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下での周方向位置が位置決めされた状態で、前記バウンドストッパが該ブラケットに組み付けられて、固定されていることを特徴とするバウンドストッパ組付体を、その要旨とするものである。
そしてまた、本発明にあっては、前記せる車体に対するバウンドストッパの取付構造に係る課題の解決のために、有底筒状の固定金具と、該固定金具の軸方向に延びる弾性体からなり、軸方向一端部において該固定金具の筒部内に突入せしめられて、かかる突入部位が、該固定金具の筒部の内面と底部の内面とにそれぞれ加硫接着されたストッパ本体とを含んで構成されるバウンドストッパを、複数の水抜き孔が設けられた底部を有する筒状を呈し、上方に向かって開口するようにして、車体の下面に取り付けられるブラケットに対して、前記固定金具の底部外面において該ブラケットの底部外面に接触させた状態で組み付けて、固定することにより、該バウンドストッパを、該ブラケットを介して車体に取り付けるようにした車体に対するバウンドストッパの取付構造であって、前記固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下で、前記複数の水抜き孔にそれぞれ対応位置せしめられる、該固定金具の底部における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該少なくとも一つの対応部位に対応する該水抜き孔に連通して、該固定金具の軸直角方向外方に開口する凹部を設けて、かかる凹部にて、該水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路を形成する一方、該複数の対応部位のうちの該凹部が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に位置決め突起を設けて、該位置決め突起を、該別の対応部位に対応する該水抜き孔に挿入せしめることにより、該複数の対応部位が該複数の水抜き孔にそれぞれ対応するように、該固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下での周方向位置を位置決めした状態で、前記バウンドストッパを該ブラケットに組み付けて、固定するようにしたことを特徴とする、車体に対するバウンドストッパの取付構造をも、また、その要旨とするものである。
すなわち、本発明に従うバウンドストッパにおいては、固定金具の筒部内へのストッパ本体の突入部位に、排水路を構成する溝部が設けられてなる従来品とは異なって、ストッパ本体の突入部位に溝部等が何等形成されることなく、固定金具の底部のみに、軸直角方向外方に開口する凹部が設けられて、この凹部にて、ブラケットの底部に形成された水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が構成されている。そのため、かかるバウンドストッパを得るに際して、例えば、凹部が底部に予備成形された有底筒状の固定金具とストッパ本体との一体加硫成形を行うようにすれば、そのような一体加硫成形時に、スライド型やピン等を何等必要としない簡略な構造の金型を使用することが可能となる。それによって、バウンドストッパの製造に用いられる金型の構造の複雑化に伴うバウンドストッパの製造作業の繁雑化やコスト負担の増大等の問題の発生が、未然に防止され得る。
また、本発明に係るバウンドストッパにおいては、固定金具の底部に設けられた位置決め突起を、ブラケットの複数の水抜き孔のうちの何れかに挿入するだけで、固定金具のブラケットに対する接触状態下での周方向位置が、凹部を水抜き孔に対応させる位置に位置決めされるようになっている。それ故、固定金具をブラケットに組み付けて、固定する際に、固定金具の凹部とブラケットの水抜き孔のそれぞれの位置を目視しながら、それらを対応位置させる面倒な作業を行う必要が有利に解消され得る。しかも、そのような簡便な位置決め作業を行うために位置決め突起が挿入される位置決め孔として、ブラケットに既に形成されている水抜き孔が利用されているところから、そのような位置決め孔をブラケットに対して新たに設ける必要もない。
従って、かくの如き本発明に従うバウンドストッパにあっては、ストッパ本体が固定金具に加硫接着されていることによって得られるコンパクト化のメリットを確保しつつ、複数の水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が、容易に且つ低コストに形成され得ると共に、ブラケットへの固定に際して、固定金具の周方向位置を所定の位置とする位置決めが、より簡単に且つ確実に行われ得る。そして、その結果として、ブラケットを介して車体に取り付ける際の作業性の向上が有利に実現され得、しかも、そのような車体への取付状態での使用耐久性が、効果的に高められ得るのである。
また、本発明に従うバウンドストッパ組付体と車体に対するバウンドストッパの取付構造の何れにあっても、上記せる本発明に従うバウンドストッパにおいて奏される優れた作用・効果と実質的に同一の作用・効果が、極めて有効に享受され得ることとなる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1及び図2には、本発明に従う構造を有するバウンドストッパ組付体の一例としての自動車用バウンドストッパ組付体が、その正面形態と上面形態とにおいて、それぞれ示されている。それらの図から明らかなように、本実施形態のバウンドストッパ組付体は、ブラケット10とバウンドストッパ12とが、互いに組み付けられて、一体的に固定されて、構成されている。なお、以下からは、便宜上、ブラケット10のバウンドストッパ12側とは反対側及びバウンドストッパ12のブラケット10への固定側を、それぞれ上側乃至は上方と言い、また、それらの反対側を下側乃至は下方と言うこととする。
より具体的には、図1乃至図3に示されるように、バウンドストッパ組付体を構成するブラケット10は、筒部14と下側底部16とを一体的に有し、全体として、上方に向かって開口する片側有底の円筒形状を呈する筒金具にて、構成されている。そして、このブラケット10の筒部14は、上方に向かって次第に大径化するテーパ筒形状を有し、大径側の上側端部には、径方向外方に所定高さ突出し且つ周方向に連続して延びる円環板状の上側外フランジ部18が、一体的に設けられている。
また、かかるブラケット10の下側底部16は、全体として、円板形状を有し、テーパ筒状の筒部14に対して、その小径側の下側開口部を閉塞するように一体化されている。そして、この円板状の下側底部16の中心部には、それを貫通する円形のボルト挿通孔20が、形成されている。また、この下側底部16の外周部位において、互いに90°の位相差を有する、周方向に相互に等間隔を隔てた位置には、ボルト挿通孔20よりも径の小さな円形の水抜き孔22が、それぞれ1個ずつ、合計4個、下側底部16を板厚方向に貫通して、設けられている。
一方、図4乃至図6に示されるように、バウンドストッパ12は、固定金具24とストッパ本体26とを、有している。そして、固定金具24は、高さの低い円筒状の筒部28と、ブラケット10の円板状の下側底部16と略同一の径を有する円板状の上側底部30とを一体的に有し、全体として、下方に向かって開口する、ブラケット10よりも高さの低い片側有底の円筒形状乃至は浅底の皿形形状を呈している。また、この固定金具24の筒部14の下側端部には、径方向外方に所定高さ突出し且つ周方向に連続して延びる円環板状の下側外フランジ部32が、一体的に設けられている。更に、固定金具24の上側底部30の中心部には、取付ボルト34が、上側底部24の中心部を貫通する貫通孔内に挿通されて、雄ねじが刻設された脚部を、上側底部30の外面(上面)から上方に突出させた状態で、移動不能且つ回転不能に固定されている。
また、バウンドストッパ12のストッパ本体26は、各種のゴムやウレタン等の公知の弾性体からなり、外周面が下方に向かって次第に小径化するテーパ筒面とされ、且つ下端面が球面の一部からなる凸状湾曲面とされた、山形の中実ブロック状の全体形状を有している。そして、このストッパ本体26の外周面には、周方向に延びる複数の環状溝36が、互いに高さ方向(軸方向)に所定間隔を隔てて形成されている。これによって、ストッパ本体26における環状溝36を挟んだ高さ方向の両側部分が、互いに高さ方向に所定距離を隔てて、周方向に連続して延びる環状凸部38,38とされている。
また、このストッパ本体26においては、その上端側部分の外周面と上面の形状が、固定金具24の筒部28の内周面と上側底部30の内面(下面)の形状にそれぞれ対応した形状とされている。そして、そのようなストッパ本体26の上端側部分が、固定金具24の筒部28内に突入せしめられて、かかる上端側部分の外周面と上面とが、固定金具24の筒部28の内周面と上側底部30の内面とに対して加硫接着されている。これによって、バウンドストッパ12が、ストッパ本体26と固定金具24との一体加硫成形品として、構成されている。
そして、本実施形態では、特に、かかるバウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30の外周部に、3個の凹部40が、互いに90°の位相差をもって形成されている。これら3個の凹部40は、互いに同一の形状と同じ大きさとを有し、底面42が、固定金具24の下側外フランジ部32の上面と面一となる平坦面とされると共に、内周面44が、略半周分の円弧を描く凹状湾曲面とされている。つまり、各凹部40は、上側底部30の外面(上面)において上方に開口し、且つ筒部28の外周面において径方向外方に開口する形態を有している。
換言すれば、ここでは、固定金具24における円筒状の筒部28の外周面のうちの互いに90°の位相差を有する三つの外周面部分が、同一径の半円を描くように径方向内方に凹陥する凹状湾曲面とされて、それら三つの凹状湾曲面からなる外周面部分にて、上記3個の凹部40のそれぞれの内周面44が構成されており、また、固定金具24の前記下側外フランジ部32を除く外周部の上面のうち、かかる三つの凹状湾曲面(内周面44)と連続する三つの上面部分が、下側外フランジ部32の上面と面一となる平坦面とされて、それら三つの平坦面からなる上面部分にて、3個の凹部40のそれぞれの底面42が形成されている。そして、このような3個の凹部40のうち、固定金具24の周方向の真ん中に位置する一つの凹部40bと、この真ん中の凹部40bと、それの両隣りに位置する二つの凹部40a,40cとの間のそれぞれの間隔(図4にwにて示される寸法)が、同一の大きさとされているのである。
また、本実施形態においては、上記の如く、各凹部40の底面42が、下側外フランジ部32の上面と面一となる平坦面とされていることで、各凹部40の深さ寸法(図6においてdにて示される寸法)が、固定金具24の筒部28の高さ寸法、つまり、かかる筒部28内に突入せしめられたストッパ本体26の上端部分の高さ寸法乃至は軸方向の長さ寸法(図6においてhにて示される寸法)と同一の寸法とされている。更に、各凹部40の内周面44の周方向の中心と固定金具24の中心(取付ボルト34の中心)との間の距離(図4においてmにて示される寸法)、つまり、各凹部40の内周面44と固定金具24の中心との間の間隔の最小値が、ブラケット10に設けられる水抜き孔22の中心とブラケット10の中心との間の距離(図3にてnにて示される寸法)よりも、所定寸法小さな大きさとされている。
さらに、3個の凹部40のうちの真ん中に位置する凹部40bに対して、固定金具24の中心を間に挟んで径方向反対側に位置する上側底部30部分、換言すれば、真ん中の凹部40bの両隣りに位置する2個の凹部40a,40cに対して、それぞれ90°の位相差を有する上側底部30部分には、ピン挿通孔46が穿設されて、このピン挿通孔46内に、位置決め突起としての位置決めピン48が、挿通、固定されている。この位置決めピン48は、前記ブラケット10の下側底部16に設けられた水抜き孔22内に挿通可能な外径を有する脚部と、それよりも大径の頭部とを一体的に有するT字形の全体形状を有し、ピン挿通孔46を通じて、脚部の先端部分を固定金具24の上側底部30の上面から所定高さ突出させた状態で、頭部において、固定金具24の上側底部30の下面に溶接等により固着されている。
また、ここでは、この位置決めピン48の中心と固定金具24の中心(取付ボルト34の中心)との間の距離(図4においてsにて示される寸法)と、ブラケット10に設けられる水抜き孔22の中心とブラケット10の中心との間の距離(図3にてnにて示される寸法)とが、互いに同一の大きさとされている。
そして、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、上記の如き構造を有するブラケット10とバウンドストッパ12とが、前者を上側にして上下方向に同軸的に位置せしめられた状態で、バウンドストッパ12における固定金具24の上側底部30の中心部に立設された取付ボルト34が、ブラケット10の下側底部16の中心部に設けられたボルト挿通孔20内に挿通されると共に、固定金具24の上側底部30の外周部に突設された位置決めピン48が、ブラケット10の下側底部16の外周部に形成された4個の水抜き孔22のうちの1個に挿入されて、ブラケット10の下側底部16の下面とバウンドストッパ12の上側底部30の上面とが互いに接触するように、重ね合わされている。
そして、かかる配置状態下において、ブラケット10のボルト挿通孔20から上方に突出された取付ボルト34の先端部に、ナット50が螺合されて、それが締め付けられることにより、バウンドストッパ12がブラケット10に固定され、以て、バウンドストッパ組付体が、構成されている。
また、ここで、4個の水抜き孔22は、ブラケット10の下側底部16上において互いに90°の位相差を有して、位置せしめられている一方、位置決めピン48は、バウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30上において、3個の凹部40のうちの2個の凹部40a,40cと互いに90°の位相差を有して位置し、且つ残りの1個の凹部40bとは固定金具24の中心を挟んで径方向の反対側に位置せしめられている。このため、上記のようにして構成されたバウンドストッパ組付体においては、取付ボルト34と位置決めピン48とが、ブラケット10のボルト挿通孔20と1個の水抜き孔22とにそれぞれ挿通乃至は挿入されて、ブラケット10の下側底部16とバウンドストッパ12の上側底部30とが互いに接触するように重ね合わされることで、かかる重合せ状態(接触状態)でのバウンドストッパ12の周方向位置が、3個の凹部40を、4個の水抜き孔22のうちの位置決めピン48が挿通されるものを除く3個の水抜き孔22にそれぞれ対応させる位置に、位置決めされる。
すなわち、これによって、ブラケット10の下側底部16とバウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30とが互いに接触して、ブラケット10とバウンドストッパ12とが固定された状態下で、4個の水抜き孔22のうちの3個のものに対応位置せしめられる、固定金具24の上側底部30の三つの対応部位に、3個の凹部40が、それぞれ1個ずつ設けられており、また、それら各凹部40が、3個の水抜き孔22にそれぞれ連通して、固定金具24の径方向外方(バウンドストッパ12の軸直角方向外方)に開口せしめられている。そうして、3個の凹部40のそれぞれにて、水抜き孔22からの水を外部に排出するための排水路が、形成されているのである。
そして、かくの如き構造とされたバウンドストッパ組付体にあっては、ブラケット10が、上方に向かって開口するように位置せしめられた状態で、車体側フレーム52(図1に二点鎖線で示す)の下面に対して、例えば、溶接やボルト固定等により固定されることによって、車体側フレーム52に取り付けられ、また、かかる車体側フレーム52への取付状態下で、車体側フレーム52と車輪を支持するロアアーム(図示せず)との間に介装されるコイルスプリング54(図1に二点鎖線で示す)の内側に挿入されると共に、ブラケット10の上側外フランジ部18の下面において、コイルスプリング54の上端部に接触位置せしめられている。
かくして、かかるバウンドストッパ組付体においては、上記の如き車体側フレーム52への取付状態下で、コイルスプリング54が過剰に圧縮されて、図示しないロアアームが上方に過大変位せしめられたときに、かかるロアアームがバウンドストッパ12のストッパ本体26の先端面に当接し、それによって、ストッパ本体26が高さ方向において弾性的に圧縮変形せしめられることで、ロアアームの上方への変位を弾性的に制限し得るようになっている。
なお、ここでは、ストッパ本体26が、固定金具24の筒部28内に突入する上端側部分において、固定金具24の筒部28の内周面と上側底部30の内面(下面)とに加硫接着されているため、例えば、ストッパ本体26が固定金具24の筒部28内に圧入、固定される場合に比して、ストッパ本体26が、固定金具24にて、より確実に拘束されて、ロアアームとの当接時に効率的に圧縮変形せしめられるようになり、その結果、ストッパ本体26が比較的に小型であるにも拘わらず、ロアアームの過大変位時において、十分な防振特性が、有利に発揮され得るようになっている。また、ストッパ本体26が、中実のブロック形態を有しているところから、例えば、ストッパ本体26が、円筒体等の中空体等からなる場合に比して、ロアアームとの当接時に、ストッパ本体26が、効率的に圧縮変形せしめられ得るようになっており、これによっても、十分な防振特性を確保した上での小型化が有利に図られ得るようになる。
さらに、ストッパ本体26が、環状溝36を間に挟んで、高さ方向に互いに所定距離を隔てて位置する複数の環状凸部38を有しているところから、複数の環状凸部38が互いに接触するまでのストッパ本体26の圧縮変形の初期段階では、比較的に柔らかいばね特性が発揮される一方、環状凸部38同士が互いに接触した状態からの更なる圧縮変形時には、十分に硬いばね特性が発揮される。これによって、ロアアームのストッパ本体26への接触時における異音の発生を有利に防止しつつ、所望のストッパ機能が十分に確保され得るようになっている。
そして、ここでは、特に、バウンドストッパ組付体の車体側フレーム52への取付状態下で、ブラケット10の上側開口部を通じて、筒部14内に侵入した雨水や泥水等が、ブラケット10の下側底部16に設けられた3個の水抜き孔22を通じて、バウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30に設けられた3個の凹部40内に導かれ、更に、それら3個の凹部40の径方向外方に開口する開口部から、外部に排出されるようになっている。
このように、本実施形態においては、水抜き孔22を通じて、ブラケット10の筒部14内の水を外部に排出する排水路が、バウンドストッパ12の固定金具24に設けられた凹部40のみにて構成されており、ストッパ本体26には、排水路が、何等形成されてはいない。それ故、固定金具24とストッパ本体26との一体加硫成形品からなるバウンドストッパ12を得るに際して、かかる凹部40が予備成形された固定金具24を用いれば、そのような固定金具24とストッパ本体26の一体加硫成形時に用いられる金型として、例えば、ストッパ本体26に排水路の一部を構成する溝部や孔部を形成するために必要とされるスライド型やピン等を何等要しない簡略な構造の金型の使用が可能となる。そして、それによって、バウンドストッパ12、更にはバウンドストッパ組付体が、簡便な作業と、可及的に低いコストで、有利に製造され得ることとなる。
しかも、本実施形態では、ブラケット10とバウンドストッパ12とを同軸的に接触させて、重ね合わせるときに、バウンドストッパ12の固定金具24に形成される位置決めピン48を、ブラケット10に設けられる4個の水抜き孔22のうちの1個に挿入するだけで、バウンドストッパ12のブラケット10との接触状態(重合せ状態)での周方向位置が、3個の凹部40を3個の水抜き孔22にそれぞれ対応させる位置に位置決めされて、排水路が形成されるようになっている。そのため、そのようなバウンドストッパ12のブラケット10との接触状態での周方向位置の位置決めを、水抜き孔22と凹部40のそれぞれの位置を目視しながら行う必要がなく、以て、かかる位置決め作業の作業性が有利に高められ、これによっても、バウンドストッパ12、更にはバウンドストッパ組付体の製造が、効果的に容易化され得る。また、位置決めピン48が挿入される位置決め孔が、水抜き孔22にて構成されているため、位置決め孔の追加によるブラケット10の構造の複雑化等の問題の発生も、未然に防止され得ることとなる。
従って、本実施形態によれば、バウンドストッパ12が、固定金具24とストッパ本体26との一体加硫成形品にて構成されていることによって、十分な防振特性を小型な構造において確保され得るだけでなく、ブラケット10内に侵入した水の排出構造が、簡略且つ低コストな構造にて、極めて有利に実現され得る。そして、その結果として、バウンドストッパ12、更にはバウンドストッパ組付体の車体側フレーム52への取付作業の作業性が有利に高められ得、しかも、そのような車体側フレーム52への取付状態での使用耐久性も、効果的に向上せしめられ得ることとなるのである。
また、本実施形態においては、ストッパ本体26が中実のブロック形態を有していると共に、各凹部40の深さ寸法:dが、固定金具24の筒部28内に突入せしめられたストッパ本体26の上端側部分の高さ寸法:hと同一の寸法とされている。このため、固定金具24の上側底部30に対する凹部40の形成に伴って、ストッパ本体26から減ぜられるゴム部分が、固定金具24の筒部28内に突入せしめられたストッパ本体26の上端側部分の一部、換言すれば、ストッパ本体26の弾性的な圧縮変形時において、体積変化が阻止されることで、実質的に圧縮変形せしめられることのないストッパ本体26の上端側部分の一部に限定されている。それ故、本実施形態では、固定金具24の上側底部30への凹部40の形成によって、ロアアームの過大変位に伴うストッパ本体26の弾性的な圧縮変形作用に基づく防振性能を阻害するようなことが、極めて有利に回避され得る。
従って、かくの如き本実施形態にあっては、バウンドストッパ12本来の防振性能を何等損なうことなく、それを十分に確保した上で、上述せる如き格別顕著な作用・効果、即ち、バウンドストッパ12、更にはバウンドストッパ組付体の車体側フレーム52への取付作業の作業性の向上と、そのような車体側フレーム52への取付状態での使用耐久性の向上とが、極めて有利に発揮され得るのである。
また、本実施形態においては、ブラケット10の下側底部16の外周部上において、互いに90°の位相差を有する位置、つまり周方向に等間隔を隔てた位置に、水抜き孔22が、それぞれ1個ずつ設けられている一方、バウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30の外周部上において、互いに90°の位相差を有する位置、つまり周方向に等間隔を隔てた位置に、1個の位置決めピン48と3個の凹部40とが設けられている。それ故、ブラケット10とバウンドストッパ12とを同軸上で上下方向に位置させた状態において、4個の水抜き孔22のうちの特定のものを選択することなく、それらのうちのどれでも1個のものに位置決めピン48を挿入して、ブラケット10とバウンドストッパ12とを接触させることで、かかるバウンドストッパ12のブラケット10との接触状態での周方向位置が、3個の凹部40を3個の水抜き孔22にそれぞれ対応させる位置に、容易に且つ確実に位置決めされ得るようになる。そして、これによって、ブラケット10内に侵入した水を各水抜き孔22から外部に排出するための排水路が、更に一層容易に形成され得ることとなるのである。
以上、本発明の具体的な構成について詳述してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないものであって、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受けるものではない。
例えば、バウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30に設けられる凹部40や位置決め突起としての位置決めピン48の個数は、前記例示のものに、何等限定されるものではなく、それらが、それぞれ少なくとも1個設けられておれば良い。
また、ブラケット10の下側底部16に形成される水抜き孔22の個数も、凹部40や位置決めピン48のそれぞれの数に応じて、適宜に変更され得るところである。
さらに、バウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30への凹部40や位置決めピン48形成位置、或いはブラケット10の下側底部16への各水抜き孔22の形成位置も、バウンドストッパ12の固定金具24の上側底部30とブラケット10の下側底部16との互いの接触状態下で、凹部40及び位置決めピン48と各水抜き孔22とが互いに対応可能な位置であれば、特に限定されるものではない。従って、例えば、凹部40の底部内面に位置決め突起としての位置決めピン48を立設することも可能である。
更にまた、それら凹部40や位置決めピン48,水抜き孔22の形状や大きさも、適宜に変更され得ることは、言うまでもないところである。
また、前記実施形態では、各凹部40の深さ寸法:dが、固定金具24の筒部28内に突入せしめられたストッパ本体26の上端側部分の高さ寸法:hと同一の寸法とされていたが、それら凹部40の深さ寸法:dとストッパ本体26の上端側部分の高さ寸法:hとの関係は、厳密に規定されるものではない。然るに、バウンドストッパ12の防振性能を安定的に維持させるためには、各凹部40の深さ寸法:dが、固定金具24の筒部28内に突入せしめられたストッパ本体26の上端側部分の高さ寸法:h、換言すれば、固定金具24の筒部28の高さ寸法と同一か又はそれよりも小さな寸法とされていることが、望ましい。
さらに、ブラケット10の全体形状やバウンドストッパ12の固定金具24、ストッパ本体26のそれぞれの全体形状も、例示のものに、特に限定されるものでないことは、勿論である。
加えて、前記実施形態では、本発明を、自動車に取り付けられるバウンドストッパとバウンドストッパ組付体と自動車に対するバウンドストッパの取付構造に適用したものの具体例を示したが、本発明は、自動車以外の車体に取り付けられるバウンドストッパとバウンドストッパ組付体と自動車以外の車体に対するバウンドストッパの取付構造の何れに対しても、有利に適用されるものであることは、勿論である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
本発明に従う構造を有するバウンドストッパ組付体の正面説明図である。 図1に示されたバウンドストッパ組付体の上面説明図である。 図1に示されたバウンドストッパ組付体を構成するブラケットの縦断面説明図である。 図1に示されたバウンドストッパ組付体を構成するバウンドストッパの上面説明図である。 図4におけるV−V断面説明図である。 図4におけるVI−VI断面説明図である。
符号の説明
10 ブラケット 12 バウンドストッパ
14 筒部 16 下側底部
22 水抜き孔 24 固定金具
26 ストッパ本体 28 筒部
30 上側底部 40 凹部
48 位置決めピン

Claims (6)

  1. 有底筒状の固定金具と、該固定金具の軸方向に延びる弾性体からなり、軸方向一端部において該固定金具の筒部内に突入せしめられて、かかる突入部位が、該固定金具の筒部の内面と底部の内面とにそれぞれ加硫接着されたストッパ本体とを含んで構成されるバウンドストッパであって、上方に向かって開口するようにして、車体の下面に取り付けられる有底筒状のブラケットに対して、前記固定金具の底部外面を該ブラケットの底部外面に接触させた状態で固定されると共に、該ブラケットの底部に形成された複数の水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が設けられてなるものにおいて、
    前記固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下で、前記複数の水抜き孔にそれぞれ対応位置せしめられる、該固定金具の底部における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該少なくとも一つの対応部位に対応する該水抜き孔に連通して、該固定金具の軸直角方向外方に開口する凹部が設けられて、前記排水路が、該凹部にて構成される一方、該複数の対応部位のうちの該凹部が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に、該別の対応部位に対応する該水抜き孔に挿入可能な位置決め突起が設けられ、かかる水抜き孔への位置決め突起の挿入により、該固定金具の該ブラケットに対する接触状態下での周方向位置が、該複数の対応部位を該複数の水抜き孔にそれぞれ対応させる位置に位置決めされるようになっていることを特徴とするバウンドストッパ。
  2. 前記凹部や前記位置決め突起が設けられる前記固定金具の底部の複数の対応部位が、該底部の周方向に互いに等間隔を隔てて位置せしめられている請求項1に記載のバウンドストッパ。
  3. 前記ストッパ本体が、中実のブロック形態を有している請求項1又は請求項2に記載のバウンドストッパ。
  4. 前記凹部の深さ寸法が、前記固定金具の筒部の高さ寸法と同じか又はそれよりも小さな寸法とされている請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のバウンドストッパ。
  5. 有底筒状の固定金具と、該固定金具の軸方向に延びる弾性体からなり、軸方向一端部において該固定金具の筒部内に突入せしめられて、かかる突入部位が、該固定金具の筒部の内面と底部の内面とにそれぞれ加硫接着されたストッパ本体とを含んで構成されるバウンドストッパが、上方に向かって開口するようにして、車体の下面に取り付けられる有底筒状のブラケットに対して、前記固定金具の底部外面を該ブラケットの底部外面に接触させた状態で組み付けられて、固定されると共に、該ブラケットの底部に形成された複数の水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路が設けられてなるバウンドストッパ組付体において、
    前記固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下で、前記複数の水抜き孔にそれぞれ対応位置せしめられる、該固定金具の底部における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該少なくとも一つの対応部位に対応する該水抜き孔に連通して、該固定金具の軸直角方向外方に開口する凹部が設けられて、前記排水路が、該凹部にて構成される一方、該複数の対応部位のうちの該凹部が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に位置決め突起が設けられて、該位置決め突起が、該別の対応部位に対応する該水抜き孔に挿入せしめられることにより、該複数の対応部位が該複数の水抜き孔にそれぞれ対応するように、該固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下での周方向位置が位置決めされた状態で、前記バウンドストッパが該ブラケットに組み付けられて、固定されていることを特徴とするバウンドストッパ組付体。
  6. 有底筒状の固定金具と、該固定金具の軸方向に延びる弾性体からなり、軸方向一端部において該固定金具の筒部内に突入せしめられて、かかる突入部位が、該固定金具の筒部の内面と底部の内面とにそれぞれ加硫接着されたストッパ本体とを含んで構成されるバウンドストッパを、複数の水抜き孔が設けられた底部を有する筒状を呈し、上方に向かって開口するようにして、車体の下面に取り付けられるブラケットに対して、前記固定金具の底部外面において該ブラケットの底部外面に接触させた状態で組み付けて、固定することにより、該バウンドストッパを、該ブラケットを介して車体に取り付けるようにした車体に対するバウンドストッパの取付構造であって、
    前記固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下で、前記複数の水抜き孔にそれぞれ対応位置せしめられる、該固定金具の底部における複数の対応部位のうちの少なくとも一つに、該少なくとも一つの対応部位に対応する該水抜き孔に連通して、該固定金具の軸直角方向外方に開口する凹部を設けて、かかる凹部にて、該水抜き孔からの水を外部に排出するための排水路を形成する一方、該複数の対応部位のうちの該凹部が設けられる何れか一つのものとは別の対応部位の外面に位置決め突起を設けて、該位置決め突起を、該別の対応部位に対応する該水抜き孔に挿入せしめることにより、該複数の対応部位が該複数の水抜き孔にそれぞれ対応するように、該固定金具の前記ブラケットに対する接触状態下での周方向位置を位置決めした状態で、前記バウンドストッパを該ブラケットに組み付けて、固定するようにしたことを特徴とする車体に対するバウンドストッパの取付構造。
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