JP2008207302A - 研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング工具 - Google Patents

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【課題】研削砥石を効果的にドレッシングすることができるとともに、安価に製作することができる研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング工具を提供する。
【解決手段】被加工物を保持するチャックテーブル81と、チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段とを具備し、研削手段が回転可能なホイールマウントとホイールマウントに着脱可能に装着され被加工物を研削する研削砥石52を備えた研削ホイール5を具備している研削装置において、研削砥石をドレッシングする研削砥石のドレッシング方法であって、シリコン基板の表面に溝111が形成されたドレッシングボード11をチャックテーブルに保持し、チャックテーブルを回転するとともに研削ホイールが装着されたホイールマウントを回転しつつ研削砥石をシリコン基板の表面に接触させて研削砥石の研削面をドレッシングする。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を研削するための研削装置に装備される研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング工具に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、IC、LSI等の回路が複数個形成された半導体ウエーハは、個々のチップに分割される前にその裏面を研削装置によって研削して所定の厚さに形成されている。半導体ウエーハの裏面を効率的に研削するために、一般に粗研削ユニットと仕上げ研削ユニットを備えた研削装置が用いられている。粗研削ユニットには比較的粒径が大きいダイヤモンド砥粒をビトリファイドボンドまたはメタルボンドで結合したビトリファイドボンド砥石またはメタルボンド砥石が用いられ、仕上げ研削ユニットには粒径が小さいダイヤモンド砥粒をレジンボンドで結合したレジンボンド砥石が用いられている。
ビトリファイドボンド砥石は、二酸化珪素などを主成分とするボンド材で砥粒を結合しているため砥粒保持力が強いので、研削能力が維持される反面、砥粒を強固に保持するため自生発刃作用が不十分であるという特性がある。一方、レジンボンド砥石は、柔軟なレジンボンド材で砥粒を結合しているため被加工物への当たりがソフトであるとともに、砥粒保持力が弱いので自生発刃作用が良好である。このような砥石の特性から、ビトリファイドボンド砥石は主に粗研削砥石として用いられ、レジンボンド砥石は主に仕上げ研削砥石として用いられている。
しかるに、レジンボンド砥石は上述したようにレジンボンド材が柔軟であるため、砥粒の粒径が2μm以下になると、研削中に砥粒がレジンボンドの内部に押し込まれて研削能力が低下し、研削焼けが発生する。従って、レジンボンド砥石は、粒径が2〜4μm(#2000)以上の砥粒を用いなければならず、微細な仕上げ研削が困難となる。
なお、ビトリファイドボンド砥石は上述したように砥粒保持力が強いので、0.5μm(#8000)以下の砥粒であっても研削中に砥粒がビトリファイドボンド内に押し込まれることがなく研削能力が維持される。しかしながら、ビトリファイドボンド砥石は、上述したようにビトリファイドボンドが砥粒を強固に保持するため自生発刃作用が不十分であり、研削面にスジ状の傷を生じさせるという問題がある。
このような問題を解消するために、砥粒をビトリファイドボンドで結合された砥粒層に気孔を形成し自生発刃作用を良好にしたビトリファイドボンド砥石が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−136410号公報
しかるに、砥粒をビトリファイドボンドで結合された砥粒層に気孔を形成したビトリファイドボンド砥石を、アルミナ砥粒やダイヤモンド砥粒をレジンボンドで固めて形成した従来のドレッシングボード、または金属板に超砥粒をメッキによって固定した従来のドレッシングボードを用いてドレッシングを行うと、研削能力が一時的に高まるものの研削能力の安定性にかけるという問題がある。なお、この問題は、従来から用いられている砥粒層に気孔を有しないビトリファイドボンド砥石においても例外ではないことが判明した。
このような問題を解消するために、ガラス板または二酸化珪素を主成分とするビトリファイドボンドで結合されている部材で形成されたドレッシングボードを用いてビトリファイドボンド砥石をドレッシングするドレッシング方法およびドレッシングボードが提案されている。(例えば、特許文献2参照)
特開2006−15423号公報
上記ドレッシング方法によれば、ビトリファイドボンド砥石の砥粒を保持しているボンド材が同質の素材によって構成されたガラス板からなるドレッシングボードと友磨りするため、無理のないドレッシングが行われるが、ガラス板は粘りがあるためドレッシング効果が必ずしも満足し得るものではない。
研削砥石をドレッシングするには、一般に砥粒をレジンボンドによって固めたドレッシングボードが用いられる。例えば、砥粒をボンド剤によって結合した研削砥石をドレッシングするには、研削砥石を形成する砥粒の粒径より更に小さい粒径の砥粒を用いてドレッシングボードを製作する必要があり、しかも、効果的にドレッシング行うためには砥粒の粒径を揃える必要がある。しかるに、粒径の小さい砥粒を揃えるためにはコストが増大する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、研削砥石を効果的にドレッシングすることができるとともに、安価に製作することができる研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング工具を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段とを具備し、該研削手段が回転可能なホイールマウントと該ホイールマウントに着脱可能に装着され被加工物を研削する研削砥石を備えた研削ホイールを具備している研削装置において、該研削砥石をドレッシングする研削砥石のドレッシング方法であって、
シリコン基板の表面に溝が形成されたドレッシングボードを該チャックテーブルに保持し、該チャックテーブルを回転するとともに該研削ホイールが装着された該ホイールマウントを回転しつつ該研削砥石を該シリコン基板の表面に接触させて該研削砥石の研削面をドレッシングする、
ことを特徴とする研削砥石のドレッシング方法が提供される。
上記研削砥石は、粒径が5μm以下の砥粒がボンド剤によって結合して形成されている。
また、本発明によれば、研削砥石をドレッシングする研削砥石のドレッシングボードであって、
シリコン基板の表面に溝が形成されたドレッシングボードと、該ドレッシングボードをボンド剤によって固着した支持プレートとからなっている、
ことを特徴とする研削砥石のドレッシング工具が提供される。
上記ドレッシングボードを構成するシリコン基板の表面に形成された溝は、幅が2〜6mmに設定され、シリコン基板の中心を通り直交する2条の溝からなっている。
本発明による研削砥石のドレッシング方法はシリコン基板の表面に溝が形成されたドレッシングボードを用いて実施するので、ガラス板からなるドレッシングボードに比して安定したドレッシングとなる。即ち、シリコン基板はガラス板と比較して粘りがなく脆いため、溝を形成するエッジ部が研削砥石を適度に研削するので、安定したドレッシングが行われる。また、シリコン基板によって形成されたドレッシングボードは、半導体ウエーハとして一般に用いられているシリコンウエーハに溝を形成することにより製作できるため、安価に製造することができる。
以下、本発明による研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング工具の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明による研削砥石のドレッシング方法を実施するための研削装置の斜視図が示されている。図1に示す研削装置は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設けられ実質上鉛直に上方に延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案内レール221、221が設けられている。この一対の案内レール221、221に研削手段としての研削ユニット3が上下方向に移動可能に装着されている。
研削ユニット3は、移動基台31と該移動基台31に装着されたスピンドルユニット4を具備している。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる一対の脚部311、311が設けられており、この一対の脚部311、311に上記一対の案内レール221、221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が形成されている。このように直立壁22に設けられた一対の案内レール221、221に摺動可能に装着された移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が設けられている。この支持部313にスピンドルユニット4が取り付けられる。
スピンドルユニット4は、支持部313に装着されたスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に配設された回転スピンドル42と、該回転スピンドル42を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ43とを具備している。スピンドルハウジング41に回転可能に支持された回転スピンドル42は、一端部(図1において下端部)がスピンドルハウジング41の下端から突出して配設されており、その一端(図1において下端)にホイールマウント44が設けられている。そして、このホイールマウント44の下面に研削ホイール5が取り付けられる。
上記研削ホイール5について、図2を参照して説明する。
図2に示す研削ホイール5は、環状の砥石基台51と、該砥石基台51の下面に装着された研削砥石52からなる複数のセグメントとによって構成されている。砥石基台51には雌ネジ穴511形成されており、この雌ネジ穴511にホイールマウント44を挿通して配設された締結ネジ6(図1参照)を螺合することにより、ホイールマウント44に装着される。研削砥石52は、図示の実施形態においては粒径が5μm以下のダイヤモンド砥粒を二酸化珪素を主成分とするビトリファイドボンドで結合して形成されているとともに、砥粒層に独立気孔を備えているビトリファイドボンド砥石からなっている。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における研削装置は、上記研削ユニット3を上記一対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる研削ユニット送り機構7を備えている。この研削ユニット送り機構7は、直立壁22の前側に配設され実質上鉛直に延びる雄ねじロッド71を具備している。この雄ねじロッド71は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材72および73によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材72には雄ねじロッド71を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ74が配設されており、このパルスモータ74の出力軸が雄ねじロッド71に伝動連結されている。移動基台31の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も形成されており、この連結部には鉛直方向に延びる貫通雌ねじ穴(図示していない)が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド71が螺合せしめられている。従って、パルスモータ74が正転すると移動基台31即ち研磨ユニット3が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ74が逆転すると移動基台31即ち研削ユニット3が上昇即ち後退せしめられる。
図1を参照して説明を続けると、ハウジング2の主部21にはチャックテーブル機構8が配設されている。チャックテーブル機構8は、チャックテーブル81と、該チャックテーブル81の周囲を覆うカバー部材82と、該カバー部材82の前後に配設された蛇腹手段83および84を具備している。チャックテーブル81は、図示しない回転駆動手段によって回転せしめられるようになっており、その上面に被加工物であるウエーハを図示しない吸引手段を作動することにより吸引保持するように構成されている。また、チャックテーブル81は、図示しないチャックテーブル移動手段によって図1に示す被加工物載置域80aと上記スピンドルユニット4を構成する研削ホイール5と対向する研削域80bとの間で移動せしめられる。蛇腹手段83および84はキャンパス布の如き適宜の材料から形成することができる。蛇腹手段83の前端は主部21の前面壁に固定され、後端はカバー部材82の前端面に固定されている。蛇腹手段84の前端はカバー部材82の後端面に固定され、後端は装置ハウジング2の直立壁22の前面に固定されている。チャックテーブル81が矢印81aで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段83が伸張されて蛇腹手段84が収縮され、チャックテーブル81が矢印81bで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段83が収縮されて蛇腹手段84が伸張せしめられる。
図示の実施形態における研削装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図1に示すように研磨装置の被加工物載置域80aに位置付けられているチャックテーブル81上に被加工物としての半導体ウエーハWを載置する。なお、半導体ウエーハWのデバイスが形成された表面には保護テープTが貼着されており、この保護テープT側をチャックテーブル81に載置する。このようにしてチャックテーブル81上に載置された半導体ウエーハWは、図示しない吸引手段によってチャックテーブル81上に吸引保持される。チャックテーブル81上に半導体ウエーハWを吸引保持したならば、図示しないチャックテーブル移動手段を作動してチャックテーブル81を矢印81aで示す方向に移動し研削域80bに位置付ける。そして、研削ホイール5の複数の研削砥石52の外周縁がチャックテーブル81の回転中心、即ち半導体ウエーハWの中心を通過するように位置付ける。
このように研削ホイール5とチャックテーブル81に保持された半導体ウエーハWが所定の位置関係にセットされたならば、チャックテーブル81を所定の方向に例えば300rpmの回転速度で回転するとともに、研削ホイール5を所定方向に例えば6000rpmの回転速度で回転する。そして、研削ホイール5を下降して複数の研削砥石52を半導体ウエーハWの上面である裏面(被研削面)に所定の圧力で押圧する。この結果、半導体ウエーハWの被研磨面は全面に渡って研削される。
上述した研削作業を実施することにより、研削砥石52は、消耗や目詰まり等により研削能力が低下する。そこで、所定時間研削作業を実施したならば研削砥石52をドレッシング(目立て)する。以下、研削砥石をドレッシングするためのドレッシング工具について説明する。
図3には、本発明によるドレッシング工具の一実施形態の斜視図が示されている。図3に示すドレッシング工具10は、シリコン基板からなるドレッシングボード11と、該ドレッシングボード11を支持する支持プレート12とからなっている。シリコン基板からなるドレッシングボード11は、図示の実施形態においては厚さが1mmで上記研削ホイール5の外径の2分の1の直径(例えば100mm)を有する円形に形成されている。ドレッシングボード11の表面11aには、中心を通り直交する2条の溝111が形成されている。この2条の溝111は、図示の実施形態においては幅が2〜6mm、深さが0.6〜0.7mmに形成されている。
上記支持プレート12は、塩化ビニール等の合成樹脂によって円形に形成されており、その直径が上記チャックテーブル81の保持面の直径(例えば200mm)と等しい寸法に形成されている。この支持プレート12の厚さは、2mm程度でよい。このように構成された支持プレート12の表面中央部に、上記ドレッシングボード11の裏面が適宜のボンド剤によって固着される。
上述した目立てボード10を用いて研削砥石52をドレッシングするには、ドレッシング工具10の支持プレート12を図1に示す研削装置のチャックテーブル81上に吸引保持する。チャックテーブル81上にドレッシング工具10を保持したならば、図示しないチャックテーブル移動手段を作動してチャックテーブル81を矢印81aで示す方向に移動し研削域80bに位置付ける。そして、研削ホイール5の複数の研削砥石52の外周縁がチャックテーブル81の回転中心、即ちドレッシング工具10の中心を通過するように位置付ける。そして、研削砥石52のドレッシング作業を実施する。
ドレッシング作業について、図4および図5を参照して説明する。
ドレッシングボード11が上述したように研削域80bに位置付けられると、図4および図5に示すように研削ホイール5の複数の研削砥石52がチャックテーブル81の回転中心P、即ちドレッシング工具10を構成するドレッシングボード11の中心を通過する位置関係となる。次に、チャックテーブル81を矢印81cで示す方向に例えば300rpmの回転速度で回転せしめる。そして、研削砥石52を装着した研削ホイール5が取り付けられたホイールマウント44を矢印44aで示す方向に例えば4500rpmの回転速度で回転しつつ、矢印Zで示す方向即ちチャックテーブル81に保持されたドレッシング工具10のドレッシングボード11に向けて例えば0.3μm/秒の速度で切り込み送りする。この結果、ドレッシングボード11と研削砥石52は互いに研削されてドレッシングが終了する。本発明者等の実験によると、ドレッシング工具10の切り込み送り量を150μmにした場合、ドレッシングボード11が15μm研削され、研削砥石52が117μm研削されて、研削砥石52は砥粒が適度に露出して研削能力が安定したビトリファイドボンド砥石に再生された。
上述したドレッシングにおいては、ドレッシングボード11がシリコン基板によって形成されているので、上述したガラス板からなるドレッシングボードに比して安定したドレッシングとなる。即ち、シリコン基板はガラス板と比較して粘りがなく脆いため、溝111を形成するエッジ部が研削砥石52を適度に研削するので、安定したドレッシングが行われる。なお、上述したドレッシング方法は、本発明者等の実験によると、粒径が5μm以下特に粒径が1μmのダイヤモンド砥粒をボンド剤で結合した砥石で効果的であり、粒径が5μmより大きい砥粒からなる砥石において顕著な効果を確認できなかった。また、上述したドレッシングボード11はシリコン基板によって形成されているので、半導体ウエーハとして一般に用いられているシリコンウエーハに溝を形成することにより製作できるため、安価に製造することができる。
上述した実施形態においては、研削砥石としてビトリファイドボンド砥石をドレッシングする例を示したが、本発明はレジンボンド砥石やメタルボンド砥石のドレッシングにおいても同様の効果が得られる。また、上述した実施形態においては、ドレッシングボードは円形のシリコン基板を用いた例を示したが、シリコン基板は正方形など円形以外の形状でもよい。
本発明による研削砥石のドレッシング方法を実施するための研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置に装備される研削ホイールの斜視図。 本発明に従って構成されたドレッシング工具の斜視図。 本発明による研削砥石のドレッシング方法を実施している状態を示す側面図。 本発明による研削砥石のドレッシング方法を実施している状態を示す平面図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:研削ユニット
31:移動基台
4:スピンドルユニット
41:スピンドルハウジング
42:回転スピンドル
43: サーボモータ
44: ホイールマウント
5:研削ホイール
51:砥石基台
52:研削砥石
7:研削ユニット送り機構
8:チャックテーブル機構
81:チャックテーブル
10:ドレッシング工具
11:レッシングボード
111:溝
12:支持プレート

Claims (4)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段とを具備し、該研削手段が回転可能なホイールマウントと該ホイールマウントに着脱可能に装着され被加工物を研削する研削砥石を備えた研削ホイールを具備している研削装置において、該研削砥石をドレッシングする研削砥石のドレッシング方法であって、
    シリコン基板の表面に溝が形成されたドレッシングボードを該チャックテーブルに保持し、該チャックテーブルを回転するとともに該研削ホイールが装着された該ホイールマウントを回転しつつ該研削砥石を該シリコン基板の表面に接触させて該研削砥石の研削面をドレッシングする、
    ことを特徴とする研削砥石のドレッシング方法。
  2. 該研削砥石は、粒径が5μm以下の砥粒がボンド剤によって結合して形成されている、請求項1記載の研削砥石のドレッシング方法。
  3. 研削砥石をドレッシングする研削砥石のドレッシング工具であって、
    シリコン基板の表面に溝が形成されたドレッシングボードと、該ドレッシングボードをボンド剤によって固着した支持プレートとからなっている、
    ことを特徴とする研削砥石のドレッシング工具。
  4. 該ドレッシングボードを構成するシリコン基板の表面に形成された溝は、幅が2〜6mmに設定され、シリコン基板の中心を通り直交する2条の溝からなっている、請求項3記載の研削砥石のドレッシング工具。
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