JP2008204967A - 太陽電池素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 BSF効果とパッシベーション効果を簡単な構造で実現可能な太陽電池素子を提供する。
【解決手段】 半導体基板1の裏面側全体をBSF層2で覆い、このBSF層2の裏面側一部のみと第一裏面電極4とを接触させ、これらの接触部分4aを除いた裏面側大部分をパッシベーション膜3で覆うことにより、半導体基板1の裏面側大部分における表面再結合損失が低減して太陽電池の性能が向上し、更にパッシベーション膜の裏面側を、上記第一裏面電極4よりも低抵抗な第二裏面電極5で覆うと共に、これら第一裏面電極4と第二裏面電極5とを接触させることにより、第一裏面電極4に比べ低抵抗な第二裏面電極5で抵抗による電力損失が低減され、しかも表面から裏面に到達した長波長の光が第二裏面電極5で半導体基板1の内部に反射して発電効果が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、単結晶半導体基板や多結晶半導体基板を用いた太陽電池素子及びその製造方法に関する。
詳しくは、半導体基板の裏面側に、BSF(Back Surface Field)層とパッシベーション(パシベーション:passivation;結晶粒界不活性化)膜と裏面電極とを備えた太陽電池素子及びその製造方法に関する。
従来、この種の太陽電池素子及び製造方法として、p型の半導体基板を拡散炉中でリンを拡散させて半導体基板1の表面側にn層を形成し、エッチングで裏面と側面のn層を除去した後に、その裏面側にはアルミニウムペーストを、スクリーン印刷法などでくし歯状若しくは格子状に塗布して焼成することにより、p型の半導体不純物を多量に含むBSF層であるp+ 層(裏面電界層)が部分的に形成され、その後、このp+ 層の輪郭形状に沿ったくし歯状若しくは格子状にスクリーン印刷法で銀ペーストを塗布して焼成することにより、裏面電極が形成され、更にこの裏面電極が存在しない部分には、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜などからなるパッシベーション膜を設けることにより、裏面電極が存在しない部分は、p型の不純物を低濃度にしか含有しないことから、高濃度に含有する場合に比べて優れたパッシベーション効果が得られるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなp+ 層からなるBSF層を有する構造の太陽電池素子では、裏面近傍にpp+ 層の障壁が形成され、p型の半導体基板内で生成された少数キャリアのうち、裏面電極に向かうものが反射され、この裏面電極部分で再結合しなくなって、pn接合部に到達するものが増加し、光電流を増加させ、更にpp+ 層間のエネルギー差が開放電圧の増大をもたらし、太陽電池して効率が向上する。
特開平8−274356号公報(第3−4頁、図3)
しかし乍ら、このような従来の太陽電池素子及び製造方法では、BSF層が形成されない部分をパッシベーション膜で覆う必要があるため、構造が複雑化すると共に、これら両者の位置決めを正確に行う必要があるから、製造プロセスが複雑になって、高コストになるという問題があった。
また、アルミニウムペーストの印刷及び焼成によりBSF層を形成した後は、このアルミニウムペーストに直接はんだ付けをすることができないため、実際には部分的にアルミニウムを除去し、この部分に銀ペーストを印刷して裏面電極を形成しなければならず、そのために製造工程が複雑になるという問題もあった。
本発明のうち請求項1記載の発明は、BSF効果とパッシベーション効果を簡単な構造で実現可能な太陽電池素子を提供することを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、製造工程が簡素化された太陽電池素子の製造方法を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、半導体基板の裏面全体をBSF層で覆い、このBSF層の裏面側一部のみと第一裏面電極とを接触させ、これら両者の接触部分を除いた裏面側大部分をパッシベーション膜で覆い、このパッシベーション膜の裏面側を、上記第一裏面電極より低抵抗な第二裏面電極で覆うと共に、これら第一裏面電極と第二裏面電極とを接触させたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の太陽電池素子を製造するに際し、前記半導体基板の裏面全体に形成されたBSF層の裏面側にパッシベーション膜を積層し、このパッシベーション膜の裏面側一部分に、アルミニウムが含有された銀ペーストを塗布し焼成により第一裏面電極を形成し、これらパッシベーション膜及び第一裏面電極の裏面側に銀ペーストを塗布し焼成により第二裏面電極を形成したことを特徴とするものである。
本発明のうち請求項1記載の発明は、半導体基板の裏面側全体をBSF層で覆い、このBSF層の裏面側一部のみと第一裏面電極とを接触させ、これらの接触部分を除いた裏面側大部分をパッシベーション膜で覆うことにより、半導体基板の裏面側大部分における表面再結合損失が低減して太陽電池の性能が向上し、更にパッシベーション膜の裏面側を、上記第一裏面電極よりも低抵抗な第二裏面電極で覆うと共に、これら第一裏面電極と第二裏面電極とを接触させることにより、第一裏面電極に比べ低抵抗な第二裏面電極で抵抗による電力損失が低減され、しかも表面から裏面に到達した長波長の光が第二裏面電極で半導体基板の内部に反射して発電効果が向上する。
従って、BSF効果とパッシベーション効果を簡単な構造で実現可能な太陽電池素子を提供することができる。
その結果、BSF層が形成されない部分をパッシベーション膜で覆う必要がある従来のものに比べ、BSF層及びパッシベーション膜を夫々精密に位置決めする必要がないから、製造工程が簡素化されて製造コストを低減できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、半導体基板の裏面全体に形成したBSF層の裏面側にパッシベーション膜が積層され、このパッシベーション膜の裏面側一部分に、アルミニウムが含有された銀ペーストを塗布して焼成することにより、パッシベーション膜の一部を貫いてBSF層と電気的に接触する第一裏面電極が形成され、これらパッシベーション膜及び第一裏面電極の裏面側に銀ペーストを塗布して焼成することにより、第二裏面電極が形成される。
従って、製造工程が簡素化された太陽電池素子の製造方法を提供することができる。
その結果、BSF層が形成されない部分をパッシベーション膜で覆う必要がある従来の製造方法に比べ、BSF層及びパッシベーション膜を夫々精密に位置決めする作業が必要ないから、製造時間の短縮化と製造コストの低減を図ることができる。
また、アルミニウムペーストの印刷及び焼成によるBSF層の形成後、部分的にアルミニウムを除去して銀ペーストを印刷して裏面電極を形成する必要がある従来の製造方法に比べ、アルミニウムを除去する工程が必要ないから、更なる製造時間の短縮化と製造コストの低減が図れる。
本発明の太陽電池素子Aは、図1〜図4に示す如く、単結晶又は多結晶シリコンなどからなるp型又はn型の半導体基板1の裏面全体を、P層又はn層からなるBSF層2で覆い、このBSF層2の裏面側大部分を、パッシベーション膜3で覆うと共に、上記BSF層2の裏面側一部のみと部分的に接する第一裏面電極4を設け、これらパッシベーション膜3及び第一裏面電極4の裏面側全体を覆うように上記第一裏面電極4より低抵抗な第二裏面電極5を設けるか、又は少なくとも第一裏面電極4が存在しないパッシベーション膜3の裏面側を覆うように上記第二裏面電極5を、第一裏面電極4と十分な接触面積が得られるように設けたものである。
更に必要に応じて、上記p型又はn型の半導体基板1の表面全体には、n層又はP層である拡散層6を形成し、その表面に反射防止膜7を積層すると共に、表面電極8を設けることも可能である。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1〜図3に示す如く、p型半導体基板1の裏面全体に、P層であるBSF層2とパッシベーション膜3を順次形成してから、このパッシベーション膜3の裏面側に第一裏面電極4を部分的に設け、その後の熱処理により、該パッシベーション膜3の一部を溶融・除去して該第一裏面電極4とBSF層2との電気的接触(ファイアスルー)が形成され、これらパッシベーション膜3及び第一裏面電極4の裏面側全体に亘って、該第二裏面電極5が形成された場合を示すものである。
上記BSF層2は、p型半導体基板1の裏面全体にp型ドーパント2′を、スクリーン印刷法やそれに類似する印刷方法で塗布して熱処理することにより、半導体基板1の裏面側内部にp型ドーパント2′が高濃度に拡散して形成される。
上記パッシベーション膜3は、例えばプラズマCVD又は常圧CVDなどの化学蒸着法やそれに類似する方法で形成された酸化シリコン膜や窒化シリコン膜などの電気絶縁性の酸化膜である。
上記第一裏面電極4は、アルミニウムなどを含有する銀ペースト4′からなり、この銀ペースト4′をスクリーン印刷法やそれに類似する印刷方法で所定の厚さに塗布し、所定温度で熱処理することにより、所望の形状に形成される。
更に、上記第一裏面電極4よりも低抵抗な第二裏面電極5は、銀ペースト5′などからなり、この銀ペースト5′をスクリーン印刷法やそれに類似する印刷方法で所定の厚さに塗布し、所定温度で熱処理することにより、第一裏面電極4と接触させて形成される。
これら第一裏面電極4及び第二裏面電極5の接触構造は、太陽光により発電した電流を第一裏面電極4から第二裏面電極5へ十分に取り出し可能であれば、図示せぬが部分的な接触でも良い。
次に、斯かる太陽電池素子Aの製造方法を工程順に従って説明する。
先ず、図3(a)に示す如く、p型の半導体基板1の裏面全体には、p型のドーパント2′を塗布し、半導体基板1の表面全体には、n型ドーパント6′を塗布し、その後の熱処理で夫々拡散させることによって、半導体基板1の裏面側にはBSF層2が形成されると同時に、表面側にはn層6が形成される。
その後、図3(b)に示す如く、これらBSF層2とn層6の外側に、酸化膜からなるパッシベーション膜3と反射防止膜7を夫々積層する。
この酸化膜形成工程において、パッシベーション膜3と反射防止膜7を異なる厚さで形成する場合には、別工程で順次形成することになる。
しかし、これらパッシベーション膜3及び反射防止膜7を、上述した拡散工程の途中から拡散炉(図示せず)内にガスを供給することにより形成した場合には、この拡散炉から半導体基板1を取り出すことなく、上記拡散工程と酸化膜形成工程とが連続して行えるという利点がある。
その後は、図3(c)に示す如く、上記パッシベーション膜3の裏面側一部に、アルミニウムなどが含有された銀ペースト4′を塗布し、その後の焼成により、第一裏面電極4が形成されると同時に、この銀ペースト4′中のアルミニウム成分が該パッシベーション膜3の一部を溶融・除去して貫き、前記BSF層2と電気的に接触(ファイアスルー)する。
それにより、図3(d)に示す如く、第一裏面電極4からBSF層2に至る接触部分4aを除いたBSF層2の裏面側大部分がパッシベーション膜3で覆われるため、半導体基板1の裏面側大部分における表面再結合損失が低減して太陽電池の性能が向上する。
更に、本実施例1では、上記上記パッシベーション膜3に対する接触部分4aの接触面積を、必要な通電量が確保される範囲内で可能な限り小さくすることにより、貫通する接触部分4aからパッシベーション膜3へ流出する電力の損失を低減して、太陽電池の性能アップを図ることができる。
図示例では、図2(a)に示す如く接触部分4aを断面格子状に配置するか、又は図2(b)に示す如く点状に分散配置するなどして、上記パッシベーション膜3との接触面積を小さくしているが、それ以外の形状にすることも可能である。
また、この際に、図3(c)(d)に示す如く、前記反射防止膜7の表面側に、アルミニウムなどが含有された銀ペースト8′を塗布し、その後の焼成により、表面電極8が形成されると同時に、この銀ペースト8′中のアルミニウム成分が該反射防止膜7の一部を溶融・除去して貫き、前記n層6と電気的に接触(ファイアスルー)することも可能である。
そして最後に、上記パッシベーション膜3及び第一裏面電極4の裏面側略全体に、銀ペースト5′を塗布し、その後の焼成により、第一裏面電極4と電気的に接触する第二裏面電極5が形成される。
それにより、第一裏面電極4だけでは不足な抵抗分を第二裏面電極5で補って電力損失が低減されると共に、表面から裏面に到達した長波長の光が第二裏面電極5で半導体基板1の内部に反射して発電効果が向上する。
この実施例2は、図4(a)〜(g)に示す如く、上述した熱処理によるパッシベーション膜3を貫いたBSF層2と第一裏面電極4との電気的な接触(ファイアスルー)に代えて、レジスト9を使った製造方法により、半導体基板1の裏面全体を覆うBSF層2の裏面側一部のみと第一裏面電極4とを接触させ、これら両者の接触部分4aを除いた裏面側大部分をパッシベーション膜3で覆い、このパッシベーション膜3の裏面側を第二裏面電極5で覆って第一裏面電極4と接触させた構成が、前記図1〜図3に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1〜図3に示した実施例1と同じものである。
図示例の場合には、先ず、図4(a)に示す如く、半導体基板1の裏面側にBSF層2を形成した後に、図4(b)に示す如く、このBSF層2の一部にアルミニウムなどが含有された銀ペースト4′を塗布し、その後の焼成により第一裏面電極4が形成される。
その次に、図4(c)に示す如く、この第一裏面電極4のみにレジスト9を塗布した後に、図4(d)に示す如く、これら全面に亙ってパッシベーション膜3を積層し、その後、図4(e)(f)に示す如く、上記レジスト9の上に積層されたパッシベーション膜3′のみを部分的に除去して第一裏面電極4を露出させる。
それにより、BSF層2の裏面側一部のみと第一裏面電極4との接触部分4aを除いた裏面側大部分がパッシベーション膜3で覆われる。
そして最後に、図4(g)に示す如く、残ったパッシベーション膜3及び第一裏面電極4の裏面側略全体に、銀ペースト5′を塗布し、その後の焼成により、第一裏面電極4と電気的に接触する第二裏面電極5を形成している。
従って、図4(a)〜(g)に示す実施例2も、上述した図1〜図3に示した実施例1と同様な作用効果が得られる。
尚、前示実施例では、p型の半導体基板1を用いたが、これに限定されず、nの半導体基板1を用いることも可能であり、この場合には、半導体基板1の裏面側にn層からなるBSF層2が形成され、表面側にP層である拡散層6が形成される。
本発明の太陽電池素子の実施例1を示す縦断面図である。 BSF層と第一裏面電極との接触部分を示す拡大横断面図であり、その具体例を(a)と(b)に示している。 本発明の太陽電池素子の製造方法の実施例1を示す縮小縦断面図であり、その工程順に従って(a)〜(d)に示している。 本発明の太陽電池素子の製造方法の実施例2を示す縮小縦断面図であり、その工程順に従って(a)〜(g)に示している。
符号の説明
A,A′ 太陽電池素子 1 半導体基板
2 BSF層 2′ (p型)ドーパント
3,3′ パッシベーション膜 4 第一裏面電極
4′ アルミニウムが含有された銀ペースト
5 第二裏面電極 5′ 銀ペースト
6 拡散層(n層) 6′ n型ドーパント
7 反射防止膜 8 表面電極
8′ 銀ペースト 9 レジスト

Claims (2)

  1. 半導体基板(1)の裏面側に、BSF層(2)とパッシベーション膜(3)と裏面電極(4)とを備えた太陽電池素子において、
    前記半導体基板(1)の裏面全体をBSF層(2)で覆い、このBSF層(2)の裏面側一部のみと第一裏面電極(4)とを接触させ、これら両者の接触部分(4a)を除いた裏面側大部分をパッシベーション膜(3)で覆い、このパッシベーション膜(3)の裏面側を、上記第一裏面電極(4)より低抵抗な第二裏面電極(5)で覆うと共に、これら第一裏面電極(4)と第二裏面電極(5)とを接触させたことを特徴とする太陽電池素子。
  2. 請求項1記載の太陽電池素子を製造するに際し、前記半導体基板(1)の裏面全体に形成されたBSF層(2)の裏面側にパッシベーション膜(3)を積層し、このパッシベーション膜(3)の裏面側一部分に、アルミニウムが含有された銀ペースト(4′)を塗布し焼成により第一裏面電極(4)を形成し、これらパッシベーション膜(3)及び第一裏面電極(4)の裏面側に銀ペースト(5′)を塗布し焼成により第二裏面電極(5)を形成した太陽電池素子の製造方法。
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