JP2008199794A - 埋込磁石型モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】磁石を多く使用して高トルク化を図りながらも、部品点数を低減することができるとともに漏れ磁束を低減することができる埋込磁石型モータを提供する。
【解決手段】磁極数がP極となるロータコア8における収容孔は、略径方向に直線状に延びる径方向収容孔8aと、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔8b(一対の磁石収容部8e)とが、それぞれP/2個形成されてなる。径方向収容孔8a内の磁石9と一方の磁石収容部8e内の磁石10とで1つの磁極が構成され、磁石9と他方の磁石収容部8e内の磁石10とで異なる1つの磁極が構成される。そして、ロータコア8における径方向収容孔8aと対応した位置の外周には、軸方向から見た周方向幅が径方向収容孔8a内に配設される磁石9の幅より大きく設定された大幅溝8dが形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、埋込磁石型モータに関するものである。
従来、埋込磁石型モータは、ロータコアに軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されその各収容孔にそれぞれ磁石が配設されたロータを備える。
そして、このような埋込磁石型モータとしては、1つの磁極を径方向内側に凸の略V字形状となるように配設された一対の磁石にて構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。このような埋込磁石型モータでは、単に周方向に沿って配設される曲線状や直線状の磁石とした場合に比べて、磁石を多く使用でき、高トルク化を図ることができる。
特開2005−51982号公報
しかしながら、上記したような埋込磁石型モータでは、直方体形状の磁石が1つの磁極につき2つ必要となり、磁極数がP極の場合、前記磁石は全体で2P個となるため、単に周方向に沿って配設される曲線状や直線状の磁石(1つの磁極につき1つ)とした場合に比べて、部品点数が増大するという問題がある。尚、このことは、部品管理コストや組み付けコストを増大させる原因となる。
又、上記したような埋込磁石型モータでは、磁石を収容するための各収容孔の径方向外側でそれぞれロータコアの外周面との間に形成される外側ブリッジ部が1つの磁極につき2つ形成されてしまうため、該外側ブリッジ部を通過してしまう漏れ磁束が多いという問題がある。尚、このことは、埋込磁石型モータにおける有効磁束を減少させ高トルク化を阻害してしまう原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、磁石を多く使用して高トルク化を図りながらも、部品点数を低減することができるとともに漏れ磁束を低減することができる埋込磁石型モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されたロータコアを有し、磁極数がP極となるように前記収容孔内に磁石が配設されたロータを備えた埋込磁石型モータであって、前記収容孔は、略径方向に延びる径方向収容孔と、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔とが、それぞれP/2個形成されてなるとともにそれらが周方向に交互に形成されてなり、前記磁石は、前記径方向収容孔内に配設されるとともに、前記V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した各磁石収容部内にそれぞれ配設され、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の一方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで1つの磁極が構成されるとともに、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の他方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで異なる1つの磁極が構成され、前記ロータコアにおける前記径方向収容孔と対応した位置の外周には、軸方向から見た周方向幅が該径方向収容孔内に配設される前記磁石の幅より大きく設定された大幅溝が形成された。
同構成によれば、径方向収容孔内に配設される磁石は、周方向の一方に形成される磁極の一部を構成するとともに、周方向の他方に形成される磁極の一部をも構成する。即ち、径方向収容孔内に配設される磁石は、2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、磁極数がP極の場合、前記磁石は全体で(3/2)P個となるため、従来(全体で2P個)に比べて磁石の数を低減することができる。又、同構成によれば、径方向収容孔が2つの磁極に対して共用のものとなるため、径方向収容孔の径方向外側とロータコアの外周面との間に形成される外側ブリッジ部においても2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、ロータコアにおける外側ブリッジ部の数が低減され、該外側ブリッジ部を通過してしまう漏れ磁束を低減することができる。しかも、ロータコアにおける径方向収容孔と対応した位置の外周には、軸方向から見た周方向幅が該径方向収容孔内に配設される磁石の幅より大きく設定された大幅溝が形成されるため、ステータとの間での急激な磁束の変化が抑制され、コギングトルク及びトルクリップルを低減することができる(図3及び図6参照)。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記大幅溝は、前記ロータコアの軸中心からの距離が周方向に一定の略扇形状に形成された。
同構成によれば、大幅溝は、ロータコアの軸中心からの距離が周方向に一定の略扇形状に形成されるため、コギングトルク及びトルクリップルを良好に低減することができる(図3参照)。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記大幅溝は、前記ロータコアの軸中心からの距離が周方向の中央ほど短くなる形状に形成された。
同構成によれば、大幅溝は、ロータコアの軸中心からの距離が周方向に一定の略扇形状に形成されるため、コギングトルク及びトルクリップルを良好に低減することができる(図6参照)。
請求項4に記載の発明では、軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されたロータコアを有し、磁極数がP極となるように前記収容孔内に磁石が配設されたロータを備えた埋込磁石型モータであって、前記収容孔は、略径方向に延びる径方向収容孔と、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔とが、それぞれP/2個形成されてなるとともにそれらが周方向に交互に形成されてなり、前記磁石は、前記径方向収容孔内に配設されるとともに、前記V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した各磁石収容部内にそれぞれ配設され、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の一方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで1つの磁極が構成されるとともに、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の他方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで異なる1つの磁極が構成され、前記ロータコアにおける前記径方向収容孔より径方向外側には、軸方向から見た周方向幅が該径方向収容孔内に配設される前記磁石の幅より大きく設定された大幅孔が形成された。
同構成によれば、径方向収容孔内に配設される磁石は、周方向の一方に形成される磁極の一部を構成するとともに、周方向の他方に形成される磁極の一部をも構成する。即ち、径方向収容孔内に配設される磁石は、2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、磁極数がP極の場合、前記磁石は全体で(3/2)P個となるため、従来(全体で2P個)に比べて磁石の数を低減することができる。又、同構成によれば、径方向収容孔が2つの磁極に対して共用のものとなるため、径方向収容孔の径方向外側とロータコアの外周面との間に形成される外側ブリッジ部においても2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、ロータコアにおける外側ブリッジ部の数が低減され、該外側ブリッジ部を通過してしまう漏れ磁束を低減することができる。しかも、ロータコアにおける径方向収容孔より径方向外側には、軸方向から見た周方向幅が該径方向収容孔内に配設される前記磁石の幅より大きく設定された大幅孔が形成されるため、ステータとの間での急激な磁束の変化が抑制され、コギングトルク及びトルクリップルを低減することができる(図8参照)。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記大幅孔は、周方向に分割された形状の複数の分割大幅孔にて構成された。
同構成によれば、大幅孔は、周方向に分割された形状の複数の分割大幅孔にて構成されるため、コギングトルク及びトルクリップルを良好に低減することができる(図8参照)とともに、分割大幅孔同士の間に形成される分割ブリッジ部によってロータコアの剛性を高く維持することができる。
本発明によれば、磁石を多く使用して高トルク化を図りながらも、部品点数を低減することができるとともに漏れ磁束を低減することができる埋込磁石型モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すように、埋込磁石型モータは、ステータ1とロータ2とを備える。
ステータ1は、全体的に略円筒状に形成され、外形を形成する円筒部3の内周面から周方向等角度間隔で軸中心に向かって(径方向内側に)延びるように形成された複数のティース4を有したステータコア5と、各ティース4にインシュレータ(図示略)を介して集中巻にて巻回された巻線6(図1中、一部のみ2点鎖線で図示)とを備える。尚、本実施の形態では、ティース4は、12個形成されている。そして、各ティース4の巻線6は、周方向に2つおきの4つずつが、図2に示すように、3相(U相、V相、W相)に分類されて直列に接続されるとともに、それらの一端が共通の中性点Zに接続され、各相における他端に位相差120度の交流電流が供給されることになる。
ロータ2は、回転軸7と、回転軸7に対して固定されるロータコア8と、ロータコア8に形成された収容孔(径方向収容孔8a及びV字収容孔8b)内に配設される磁石9,10とを備える。尚、ロータ2における磁極数はP極であって本実施の形態では8極に設定されている。
ロータコア8は、コアシートが軸方向に積層されることで略円筒状に形成され、その中心孔に回転軸7が嵌着され、ステータ1の内側に回転可能に支持される。又、ロータコア8において磁石9,10を内部に収容すべく軸方向に貫通する収容孔は、径方向に延びる径方向収容孔8aと、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔8bとが、それぞれP/2個であって本実施の形態では(8/2=)4個ずつ形成されてなるとともにそれらが周方向に交互であって等角度間隔に形成されてなる。
ロータコア8において径方向収容孔8aの径方向外側には、磁石9の径方向外側への移動を規制すべく軸方向から見た(径方向の直交方向の)幅が他の部分より小さくなるように径方向の直交方向に突出した突出部8cが形成されている。この突出部8cは、周方向両側から一対、同じ量だけ突出して形成されている。尚、この突出部8cは、自身の剛性(可撓性)によって、磁石9とロータコア8との寸法精度の誤差を許容しながら、磁石9の径方向収容孔8aへの収容保持を容易且つ確実にすべく設けられている。又、本実施の形態の径方向収容孔8aの突出部8cを除く部分は、軸方向から見てその幅(径方向直交方向の幅)が径方向に一定とされている。
又、ロータコア8における径方向収容孔8aと対応した位置の外周には、軸方向から見た周方向幅が径方向収容孔8a内に配設される磁石9の幅より大きく設定された大幅溝8dが形成されている。本実施の形態の大幅溝8dは、ロータコア8の軸中心からの距離が周方向に一定の略扇形状に形成されている。
V字収容孔8bは、そのV字を形成する2つの直線に対応した一対の磁石収容部8eと、それら磁石収容部8eの径方向外側同士を連通する頂部8fとからなる。又、磁石収容部8eの径方向外側には、磁石10の径方向外側への移動を規制すべく軸方向から見た幅が他の部分より小さくなるように突出した突出部8gが形成されている。この突出部8gは、一対の磁石収容部8eの近接する側からのみ突出して形成されている。又、本実施の形態の磁石収容部8eは、軸方向から見て直線状であってその幅が径方向に一定とされている。尚、本実施の形態のV字収容孔8bの一対の磁石収容部8e(V字)がなす角度は、約50度に設定されている。又、周方向に隣り合う、大幅溝8dとV字収容孔8bの径方向外側端部(即ち頂部8f)との間の角度幅θ1は、ティース4の径方向内側端部の角度幅θ2より大きく設定されている。又、大幅溝8dの角度幅θ3は、V字収容孔8bの径方向外側端部(即ち頂部8f)の角度幅θ4と同じに設定されている。又、大幅溝8dの角度幅θ3は、ティース4の径方向内側端部の角度幅θ2より小さく設定されている。
又、本実施の形態における磁石収容部8eの径方向内側端部は、軸方向から見て、径方向収容孔8aの側部、詳しくは径方向収容孔8aの径方向内側において径方向の直交方向を向いた辺(内壁面)と対向するように形成されている(図1中、右の部分拡大図参照)。そして、磁石収容部8eの径方向内側と径方向収容孔8aとの間に形成される内側ブリッジ部8hの軸方向から見た幅は径方向に沿って一定となるように形成されている。尚、これは、磁石収容部8eの径方向内側端部に軸方向から見て略三角形状の延設部8iが延設されることで実現されている。又、本実施の形態における磁石収容部8eの長手方向は、径方向収容孔8aの長手方向に対して約70度に傾斜している。又、上記形状のロータコア8には、径方向収容孔8aの径方向外側とロータコア8の外周面(詳しくは大幅溝8d)との間に外側ブリッジ部8jが形成され、磁石収容部8e(詳しくは頂部8f)の径方向外側とロータコア8の外周面との間に外側ブリッジ部8kが形成されることになる。又、外側ブリッジ部8j,8kの径方向厚さは、それぞれ(周方向に)一定に設定されるとともに、それらが同じに設定されている。そして、前記径方向収容孔8a内と前記磁石収容部8e内には、それぞれ磁石9,10が配設される。
磁石9,10は、軸方向から見て短手方向に着磁された略直方体形状に形成されている。そして、径方向収容孔8a内に配設される磁石9と、その周方向の一方に隣り合う磁石収容部8e内に配設される磁石10とで1つの磁極(例えばS極)を構成するとともに、径方向収容孔8a内に配設される磁石9と、その周方向の他方に隣り合う磁石収容部8e内に配設される磁石10とで異なる1つの磁極(例えばN極)を構成している。尚、本実施の形態の磁石9,10の軸方向長さは、前記ロータコア8の軸方向長さと同じに設定されている。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)径方向収容孔8a内に配設される磁石9は、周方向の一方に形成される磁極(ロータ2における一方の磁極であって例えばS極)の一部を構成するとともに、周方向の他方に形成される磁極(ロータ2における他方の磁極であって例えばN極)の一部をも構成する。即ち、径方向収容孔8a内に配設される磁石9は、2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、磁極数がP極の場合、前記磁石9,10は全体で(3/2)P個となるため、従来(全体で2P個)に比べて磁石の数を低減することができる。尚、本実施の形態では、8極で磁石9,10が12個となる。その結果、部品点数を低減することができ、ひいては部品管理コストや組み付けコストを低減することができる。
又、同構成によれば、径方向収容孔8aが2つの磁極に対して共用のものとなるため、径方向収容孔8aの径方向外側とロータコア8の外周面(詳しくは大幅溝8d)との間に形成される外側ブリッジ部8jにおいても2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、ロータコア8における外側ブリッジ部の数が低減され、該外側ブリッジ部を通過してしまう漏れ磁束を低減することができる。
しかも、ロータコア8における径方向収容孔8aと対応した位置の外周には、軸方向から見た周方向幅が径方向収容孔8a内に配設される磁石9の幅より大きく設定された大幅溝8dが形成されるため、ステータ1との間での急激な磁束の変化(流れ)が抑制され、コギングトルク及びトルクリップルを低減することができる。尚、図3は、実験より得た角度−コギングトルク特性図であって、図4に示すように大幅溝8dが形成されていない形状(但し、径方向収容孔8aの径方向外側とロータコア8の外周面との間に形成される外側ブリッジ部8zの径方向厚さは上記実施の形態の外側ブリッジ部8jと同じ)とされた場合の特性X1と、本実施の形態における特性X2とを示す。又、同構成によれば、勿論、単に周方向に沿って配設される曲線状や直線状の磁石とした場合に比べて、磁石を多く使用でき、高トルク化を図ることができる。
(2)V字収容孔8bにおいて、一対の磁石収容部8eの径方向外側同士は頂部8fにて連通されるため、該部分において、各磁石収容部8e内に配設される磁石10のN極から直ぐに自身のS極に向かう漏れ磁束が防止される。
(3)磁石収容部8eの径方向内側端部は、径方向収容孔8a内に配設された磁石9の短手方向の面、即ち磁束流出面又は磁束流入面と対向することになる(図1中、右の部分拡大図参照)。よって、径方向収容孔8a内に配設された磁石9の磁束流出面又は磁束流入面と、磁石収容部8e内に配設された磁石10における径方向内側を向く磁束流入面又は磁束流出面との距離が短くなり、それら異なる磁石9,10に磁束(図1中、右の部分拡大図の2点鎖線で示す矢印A参照)が向かうことになる。その結果、磁石9のN極から直ぐに自身のS極に向かう漏れ磁束(図1中、右の部分拡大図の破線で示す矢印B参照)が低減されるとともに、有効磁束が増加する。しかも、磁石収容部8eの径方向内側と径方向収容孔8aとの間に形成される内側ブリッジ部8hの軸方向から見た幅が径方向に沿って一定とされるため、内側ブリッジ部8hの軸方向から見た幅を均等に細くすることができ、該部分において磁石9のN極から直ぐに自身のS極に向かう漏れ磁束が更に低減される。
(4)径方向収容孔8aの突出部8cを除く部分は、軸方向から見てその幅が径方向に一定とされ、径方向収容孔8a内に配設される磁石9は、略直方体形状とされる。よって、例えば、軸方向から見て台形形状の磁石に比べて、磁石9が簡単な形状となる。
(5)磁石収容部8eは、軸方向から見て直線状であってその幅が径方向に一定とされ、磁石収容部8e内に配設される磁石10は、略直方体形状とされる。よって、例えば、軸方向から見て湾曲した形状の磁石に比べて、磁石10が簡単な形状となる。
(6)周方向に隣り合う、大幅溝8dとV字収容孔8bの径方向外側端部(即ち頂部8f)との間の角度幅θ1は、ティース4の径方向内側端部の角度幅θ2より大きく設定されている。よって、前記角度幅θ1が前記角度幅θ2より小さく設定されたものに比べて、ティース4がロータ2から受ける磁束の角度幅が広くなり、高効率化を図ることができる。
(7)大幅溝8dの角度幅θ3は、ティース4の径方向内側端部の角度幅θ2より小さく設定されるため、ティース4の径方向内側端部を、常に実質的なロータ2の磁極(大幅溝8dが形成されない外周)に対向させることができるので、高効率化を図ることができる。
(8)外側ブリッジ部8j,8kの径方向厚さは、それぞれ一定に設定されるとともに、それらが同じに設定されるため、それらの磁気抵抗や剛性をほぼ均一にすることができる。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、大幅溝8dは、ロータコア8の軸中心からの距離が周方向に一定の略扇形状に形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、ロータコア8の軸中心からの距離が周方向の中央ほど短くなる(深くなる)形状に形成された大幅溝8lに変更してもよい。詳しくは、この別例(図5参照)における大幅溝8lは、ロータコア8の軸中心からの距離がその周方向の中央に向かうほど短くなる(深くなる)割合が大きくなるように湾曲した形状に形成されている。又、大幅溝8lの角度幅θ5は、上記実施の形態の角度幅θ3,θ4と同じに設定されている。又、径方向収容孔8aの径方向外側とロータコア8の外周面(詳しくは大幅溝8l)との間に形成される外側ブリッジ部8mの最薄の径方向厚さは上記実施の形態の外側ブリッジ部8jと同じに設定されている。このようにしても、上記実施の形態の効果と略同様の効果を得ることができる。尚、図6は、実験より得た角度−コギングトルク特性図であって、上記した特性X1と、この別例(図5参照)における特性X3とを示す。
・上記実施の形態では、ロータコア8における外周に大幅溝8dを形成したが、図7に示すように、径方向収容孔8aより径方向外側に、軸方向から見た周方向幅が径方向収容孔8a内に配設される磁石9の幅より大きく設定された大幅孔8nが形成されたロータコア8に変更してもよい。詳しくは、この別例(図7参照)における大幅孔8nは、周方向に分割された形状の複数(この例では6個)の分割大幅孔8oにて構成されている。又、大幅孔8nの角度幅θ6は、上記実施の形態の角度幅θ3,θ4と同じに設定されている。このようにしても、ステータとの間での急激な磁束の変化が抑制され、コギングトルク及びトルクリップルを低減することができる。尚、図8は、実験より得た角度−コギングトルク特性図であって、上記した特性X1と、この別例(図7参照)における特性X4とを示す。又、大幅孔8nを、周方向に分割された形状の複数(この例では6個)の分割大幅孔8oにて構成したため、分割大幅孔8o同士の間に形成される分割ブリッジ部8pによってロータコア8の剛性を高く維持することができる。尚、大幅孔8nは、勿論、分割されていない(即ち分割ブリッジ部8pが削除された)ものに変更してもよい。
・上記実施の形態では、ロータコア8において径方向収容孔8aの径方向外側には、磁石9の径方向外側への移動を規制すべく突出部8cが形成されるとしたが、突出部8cの形状を他の形状(例えば、周方向一方からのみ突出したもの等)に変更してもよいし、他の構成にて磁石9の径方向外側への移動を規制してもよい。
又、例えば、図9及び図10に示すように、上記実施の形態の突出部8cを削除し、ロータコア8の軸方向端面に磁石9,10の軸方向端面を覆う(軸方向の抜け止めをなす)非磁性材料よりなるプレート21を固定し、プレート21に径方向収容孔8q内で磁石9と径方向に当接して磁石9の径方向外側への移動を規制する規制片21aを形成してもよい。尚、この別例(図9及び図10参照)では、ロータコア8及びプレート21は、自身にそれぞれ形成された固定用貫通孔8r,21bを貫通する締結部材(リベット22)にて固定される。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。又、このようにすると、上記実施の形態(一対の突出部8cを設けた場合)に比べて、漏れ磁束の増加を防止することができる。即ち、上記実施の形態では、磁石9の回転時の遠心力(負荷)を受けるために突出部8cの剛性を高くする必要があり、突出部8cの剛性を高くするとその分だけ突出部8cが大きくなりその部分(突出部8c同士を直結する経路)で磁気抵抗が減少して漏れ磁束が増加してしまう虞が高くなる。これに対して、規制片21aは非磁性材料よりなるため、剛性を高く(大きく形成)しても、その部分で磁気抵抗を減少させることがなく、即ち漏れ磁束を増加させることがない。尚、勿論、上記実施の形態におけるV字収容孔8b(磁石収容部8e)側の突出部8gについても、同様に、プレート21に形成した(磁石10用の)規制片に変更してもよい。
・上記実施の形態では、磁石収容部8eは、軸方向から見て直線状であってその幅が径方向に一定とされ、磁石収容部8e内に配設される磁石10は、略直方体形状とされるとしたが、これに限定されず、磁石収容部及び磁石の軸方向から見た形状や幅等を変更してもよい。即ち、V字収容孔の略V字形状とは、V字を形成する各直線(一対の直線)がそれぞれ湾曲しているものや、直線の幅が一定ではないもの等を含む形状であって、V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した各磁石収容部は、前記直線に対して湾曲しているものや、幅が一定とされていないものを含む。
・上記実施の形態では、磁石収容部8eの径方向内側と径方向収容孔8aとの間に形成される内側ブリッジ部8hの軸方向から見た幅が径方向に沿って一定とされるとしたが、これに限定されず、内側ブリッジ部8hの軸方向から見た幅が径方向に沿って変化するように変更してもよい。例えば、上記実施の形態の延設部8iを形成しなくてもよい。
・上記実施の形態では、磁石収容部8eの径方向内側端部が、径方向収容孔8a内に配設された磁石9の磁束流出面又は磁束流入面と対向するようにしたが、これに限定されず、磁石収容部8eの径方向内側端部が、径方向収容孔8a内に配設された磁石9の磁束流出面及び磁束流入面と対向しないようにしてもよい。
・上記実施の形態では、径方向収容孔8aの突出部8cを除く部分は、軸方向から見てその幅が径方向に一定とされ、径方向収容孔8a内に配設される磁石9は、略直方体形状とされるとしたが、これに限定されず、径方向収容孔及び磁石の軸方向から見た形状や幅等を変更してもよい。
・上記実施の形態では、V字収容孔8bは、磁石収容部8eの径方向外側同士を連通する頂部8fを有するとしたが、これに限定されず、頂部8fを有さないように、即ち一対の磁石収容部8eが連通せず独立して形成されるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、大幅溝8dとV字収容孔8bの径方向外側端部(即ち頂部8f)との間の角度幅θ1は、ティース4の径方向内側端部の角度幅θ2より大きく設定されるとしたが、これに限定されず、前記角度幅θ1を前記角度幅θ2以下に変更してもよい。
・上記実施の形態では、外側ブリッジ部8j,8kの径方向厚さは、それぞれ一定に設定されるとともに、それらが同じに設定されるとしたが、これに限定されず、例えば、外側ブリッジ部8j,8kの少なくとも一方の径方向厚さを周方向に異ならせてもよいし、外側ブリッジ部8jと外側ブリッジ部8kとで径方向厚さを異ならせてもよい。
・上記実施の形態では、磁石9,10の軸方向長さは、ロータコア8の軸方向長さと同じに設定されるとしたが、これに限定されず、磁石9,10の軸方向長さを、ロータコア8の軸方向長さより短くしたり、磁石9と磁石10とで軸方向長さを異ならせてもよい。又、磁石9,10の軸方向長さをロータコア8の軸方向長さより短くした場合、径方向収容孔8aや磁石収容部8eの磁石が存在しない空隙に(例えば磁石の軸方向の移動を規制するための)非磁性体を収容してもよい。
・上記実施の形態の磁石9,10及びロータコア8を軸方向に分割し、それらを周方向にずらして配設してもよい。このようにすると、ステータ1とロータ2間での急激な磁束の流れ(変化)を更に低減することができコギングトルク及びトルクリップルを更に低減することができる。
・上記実施の形態では、径方向収容孔8aは径方向に延びるとしたが、略径方向に延びるように形成すればよく、例えば、径方向収容孔を径方向に対して若干傾斜させて形成してもよい。尚、この場合、例えば、径方向収容孔(その径方向外側端部の位置)とともに大幅溝の位置もずらして、大幅溝と周方向の一方のV字収容孔の径方向外側端部(即ち頂部)との間の角度幅と、大幅溝と周方向の他方のV字収容孔の径方向外側端部(即ち頂部)との間の角度幅とを異ならせてもよい。又、この場合、径方向収容孔内に配設される磁石も径方向に対して若干傾斜することになる。
・上記実施の形態では、V字収容孔8bは、その周方向中心を通る径方向を中心として対称(一対の磁石収容部8eが対称)となるように形成したが、これに限定されず、非対称となるように形成してもよい。尚、この場合、例えば、V字収容孔の径方向外側端部(即ち頂部)と周方向の一方の大幅溝との間の角度幅と、V字収容孔の径方向外側端部(即ち頂部)と周方向の他方の大幅溝との間の角度幅とを異ならせてもよい。又、この場合、磁石収容部内に配設される磁石の大きさや形状等を各磁石収容部に応じて変更してもよい。
・上記実施の形態では、ロータコア8は、コアシートが軸方向に積層されてなるとしたが、これに限定されず、他の方法にて形成されるもの(例えば磁性粉体を焼結した焼結コア)としてもよい。
・上記実施の形態のティース4の数や磁極数(磁石9,10)の数等は、他の数に変更してもよい。
本実施の形態における埋込磁石型モータのステータ及びロータの平面図。 本実施の形態における巻線の結線図。 本実施の形態における特性を含む角度−コギングトルク特性図。 大幅溝が形成されていないロータの平面図。 別例におけるロータの平面図。 別例における特性を含む角度−コギングトルク特性図。 別例におけるロータの平面図。 別例における特性を含む角度−コギングトルク特性図。 別例におけるロータの一部断面図。 別例におけるロータの要部分解斜視図。
符号の説明
2…ロータ、8…ロータコア、8a,8q…径方向収容孔、8b…V字収容孔、8d,8l…大幅溝、8e…磁石収容部、8n…大幅孔、8o…分割大幅孔、9,10…磁石。

Claims (5)

  1. 軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されたロータコアを有し、磁極数がP極となるように前記収容孔内に磁石が配設されたロータを備えた埋込磁石型モータであって、
    前記収容孔は、略径方向に延びる径方向収容孔と、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔とが、それぞれP/2個形成されてなるとともにそれらが周方向に交互に形成されてなり、
    前記磁石は、前記径方向収容孔内に配設されるとともに、前記V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した各磁石収容部内にそれぞれ配設され、
    前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の一方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで1つの磁極が構成されるとともに、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の他方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで異なる1つの磁極が構成され、
    前記ロータコアにおける前記径方向収容孔と対応した位置の外周には、軸方向から見た周方向幅が該径方向収容孔内に配設される前記磁石の幅より大きく設定された大幅溝が形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  2. 請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記大幅溝は、前記ロータコアの軸中心からの距離が周方向に一定の略扇形状に形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  3. 請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記大幅溝は、前記ロータコアの軸中心からの距離が周方向の中央ほど短くなる形状に形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  4. 軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されたロータコアを有し、磁極数がP極となるように前記収容孔内に磁石が配設されたロータを備えた埋込磁石型モータであって、
    前記収容孔は、略径方向に延びる径方向収容孔と、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔とが、それぞれP/2個形成されてなるとともにそれらが周方向に交互に形成されてなり、
    前記磁石は、前記径方向収容孔内に配設されるとともに、前記V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した各磁石収容部内にそれぞれ配設され、
    前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の一方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで1つの磁極が構成されるとともに、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の他方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで異なる1つの磁極が構成され、
    前記ロータコアにおける前記径方向収容孔より径方向外側には、軸方向から見た周方向幅が該径方向収容孔内に配設される前記磁石の幅より大きく設定された大幅孔が形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
  5. 請求項4に記載の埋込磁石型モータにおいて、
    前記大幅孔は、周方向に分割された形状の複数の分割大幅孔にて構成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
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