JP2018098859A - 多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子 - Google Patents

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【課題】多層フラックスバリア型リラクタンスモータのトルクリップルを低減する。【解決手段】回転子コア11内の第1のスリット12a内に第1の永久磁石13aを配置し、第1のスリット12aより外側の第2のスリット12b内に第2の永久磁石13bを配置する。第1の永久磁石13aの磁束密度をBi、回転子の回転方向の幅をWiとし、第2の永久磁石13bの磁束密度をBo、幅をWoとしたとき、Bi×Wi>Bo×Woの関係を有するようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子に関する。
電動機の回転子の構造には様々なものがあり、例えば、内部に複数のスリットを配置することによって複数の磁路を形成する多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子が知られている。以下に、その回転子の構造について、図4を用いて説明する。
図4は、従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける回転子構造の断面の一例を示す図である。回転子50の回転子コア51には複数のスリット52が形成され、いくつかのスリット52内には永久磁石53が存在する。この複数個存在する永久磁石53には全て同じ材質が採用される。また、隣接するスリット52の間には磁路54が形成される。なお、回転子50の径方向外側には、図示しない固定子が配置される。固定子は概略円筒形を有し、円筒形の内周面に周方向に沿って複数の極歯が配列される。極歯の間の空間はスロットと呼ばれ、巻線がスロットを通過しつつ極歯に巻回されて磁極が形成される。
図5は、図4の回転子50の一部を拡大し、永久磁石53から発生する磁束線55を示した図である。図5において、永久磁石53は2個存在し、2個とも径方向外側の向きに着磁されている。また、永久磁石53には全て同じ材質が採用されるので、残留磁束密度は全て等しい。2個の永久磁石53をフル着磁した場合、永久磁石の幅(回転子の回転方向の寸法)が等しいため、永久磁石53から発生する磁束は磁束線55に示すように、径方向内側に位置する永久磁石から発生したほぼ全ての磁束が径方向外側に位置する永久磁石に流れ込み、径方向外側に位置する永久磁石の直ぐ径方向外側に位置する磁路54aを通過して固定子に流れ込む。
特開2015−33239号公報
上述したように、従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子では、永久磁石53から発生する磁束が、複数個ある磁路54のうち特定の磁路54aだけを通過する。
このように特定の磁路に磁束が集中すると、回転子50が回転した際に回転子50から発生する磁束、すなわち固定子の極歯を通過する磁束に多くの高調波が含まれる。参考に、従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける固定子の極歯を通過する磁束波形を図6に示す。図6において横軸は回転子50の回転角を電気角で示している。電気角とは、回転子50の磁極2個分の角度(360°÷モータ磁極数×2)を1周期(360°)として定義した角度であり、例えば、図4のように極数が8の回転子50では軸の回転角90°で電気角360°となる。なお、固定子極歯通過磁束波形は図6に示すように電気角360°で1周期となる。
図6において、実線は従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの固定子極歯通過磁束波形を、破線は高調波の少ない理想的な固定子極歯通過磁束波形を示す。破線で示す理想的な固定子極歯通過磁束波形には、高調波として3次高調波が含まれている。これは多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子における磁束密度分布に起因するものである。多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子の磁束密度分布について図5を用いて説明する。図5において永久磁石53から出た磁束は永久磁石53よりも径方向外側に位置するスリット52により磁極中心部への流れを妨げられるため、磁極中心部の磁束密度が低くなる。このため固定子極歯通過磁束波形は基本波の極値付近を凹ませた波形、つまり基本波に3次高調波を足し合わせた波形となる。この固定子極歯通過磁束の3次高調波は固定子巻線を鎖交することになる。しかし、固定子巻線は互いに電気角120°ずらしたU相、V相、W相のスター結線で構成されるため、線間電圧は3次高調波を含まない基本波のみの正弦波となる。よって、一般的な正弦波電流駆動すれば電圧、電流とも高調波を含まないためトルクリップルと呼ばれるトルクの脈動が発生しない。
この理想的な固定子極歯通過磁束波形に対し、図6の実線で示す従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの固定子極歯通過磁束波形は3次高調波だけでなく、それ以外の高調波を多く含むため、トルクリップルが大きく発生してしまう。
トルクリップルの大きいモータを、例えば工作機械の軸に使用した場合、切削面に筋目が現れる等の不具合が生じる。
本発明に係る多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子は、複数のスリットにより互いに隔てられ、並行して延びる複数条の磁路を有する回転子コアと、第1のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第1の永久磁石と、第1のスリットより回転子の径方向において外側に位置する第2のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第2の永久磁石と、を有し、第1の永久磁石は、磁束密度がBi、回転子回転方向の幅がWiであり、第2の永久磁石は、磁束密度が、第1の永久磁石の磁束密度Biと異なるBo、回転子回転方向の幅がWoであり、第1および第2の永久磁石の磁束密度Bi,Boと幅Wi,Woが、
Bi×Wi>Bo×Wo
の関係を有する。
また、第1および第2の永久磁石の幅Wi,Woを等しくすることができる。
本発明に係る他の態様の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子は、複数のスリットにより互いに隔てられ、並行して延びる複数条の磁路を有する回転子コアと、第1のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第1の永久磁石と、第1のスリットより回転子の径方向において外側に位置する第2のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第2の永久磁石と、第2の永久磁石の、回転子の径方向内側または外側に隣接して配置され、磁束の通過の障害となる磁束障壁と、を有する。
磁束障壁は非磁性材料で形成することができる。また、磁束障壁は回転子コアに形成された空隙とすることができる。
本発明によれば、多層フラックスバリア型リラクタンスモータのトルクリップルを低減できる。
本実施形態における回転子の断面の一部を拡大した図である。 本実施形態における固定子の極歯を通過する磁束波形である。 本実施形態における回転子の断面の一部を拡大した図である。 従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける回転子構造の断面の一例を示す図である。 図4の回転子の一部を拡大し、永久磁石から発生する磁束線を示した図である。 従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける固定子の極歯を通過する磁束波形である。
[第1の実施形態]
以下、本発明を具体化した多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子の第1の実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態における回転子10の断面の一部を拡大した図である。一般的に、回転子は、軸線直交断面が軸線方向において一様であるので、磁路、スリット、磁石等の形状について軸線直交断面における形状に関して説明する。回転子10の回転子コア11は、珪素鋼板などの軟磁性材料で構成される板材を回転軸線方向に積層して形成される。回転子10は、空隙であるスリット12によって互いに隔てられた複数の磁路14を有する。複数の磁路14は、回転子コア11の表面の一部の領域から、この領域と離れた別の領域に並行して延びている。このように磁路14が設けられることにより、回転子コア11には、周方向にリラクタンスの異なる領域が交互に形成される。また、回転子10は、スリット12内に設けられた永久磁石13を有する。スリット12a内に永久磁石13aが配置され、スリット12aより外側のスリット12bに永久磁石13bが配置されている。永久磁石13a,13bはそれぞれ、1個の永久磁石から構成されてもよいし、また複数の永久磁石をスリットの延びる方向に沿って並べた構成としてもよい。この回転子10においては、スリット12aは回転子半径方向において最も内側のスリットであり、スリット12bは次に内側のスリットである。永久磁石13aと永久磁石13bは材質が異なり、径方向外側に配置される永久磁石13bには径方向内側に配置される永久磁石13aよりも残留磁束密度の小さい材質が選定される。また、永久磁石13bの幅(回転子10の回転方向の寸法)および長さ(回転子10の回転軸線方向の寸法)は、永久磁石13aの幅および長さとそれぞれ等しい。永久磁石13a,13bはフル着磁されている。なお、回転子10の径方向外側には、図示しない固定子が配置される。固定子は概略円筒形を有し、円筒形の内周面に周方向に沿って複数の極歯が配列されている。極歯の間の空間はスロットと呼ばれ、巻線がスロットを通過しつつ極歯に巻回されて磁極が形成される。
図1を用いて、本構造における永久磁石から発生する磁束の流れ方について説明する。図1において永久磁石13a,13bはともに径方向外側の向きに着磁されており、磁束線15は永久磁石13a,13bから発生する磁束の経路を示している。前述した通り永久磁石13bには永久磁石13aよりも残留磁束密度の小さい材質が選定され、永久磁石13bの幅は永久磁石13aの幅と等しい。永久磁石13bの材質は、永久磁石13aに比べその残留磁束密度が小さく、このため永久磁石13a,13bを最も強く着磁した場合には、永久磁石13bの磁束密度Boは、永久磁石13aの磁束密度Biより小さくなる(Bi>Bo)。また、永久磁石から発生する磁束の量は永久磁石の幅Wに比例する。永久磁石から発生する磁束の量は磁束密度B×幅Wに比例する。永久磁石13aの幅をWi、回転子軸線方向の長さをLとすると、永久磁石13aの発生する磁束の量はBi×Wi×Lである。また、永久磁石13bの幅をWoとすると、発生する磁束の量はBo×Wo×Lである。前述のように2個の永久磁石の磁束密度はBi>Boであり、幅はWi=Woであるので、永久磁石13bの発生する磁束の量は、永久磁石13aのそれよりも少ない。なお、前述のように、回転子の軸直交断面の形状は、回転軸線方向において一様であるので、永久磁石13a,13bの長さLは等しい。
本実施形態では、永久磁石13bの磁束密度Boを永久磁石13aの磁束密度Biの50%に設定している。また、磁束の経路を示す磁束線15の本数は磁束の相対的な量を示しており、永久磁石13aから発生する磁束線を8本とすると、永久磁石13bから発生する磁束線はその50%である4本となる。このため永久磁石13aから発生した磁束線8本のうち、4本は永久磁石13bに流れ込み、残りの4本は永久磁石13aの直ぐ径方向外側に位置する磁路14aを通って固定子に流れ込む。なお、磁路14aは、永久磁石13aの位置から左右に延びているため磁束は2本ずつ左右に分かれ、磁路1本あたり2本通過することになる。同様に永久磁石13bから発生する磁束線4本は、永久磁石13bの直ぐ径方向外側に位置する磁路14bを通って固定子に流れ込む。磁路14bは永久磁石13bの位置から左右に分かれているため磁束は磁路1本あたり2本通過することになる。このように永久磁石から発生した磁束は磁路4本に分散して通過する。
磁束が特定の磁路に集中せずに分散して流れると、回転子10が回転した際に回転子10から発生する磁束は周方向に分散され、固定子の極歯を通過する磁束波形は滑らかとなって、高調波が少なくなる。本実施形態における固定子の極歯を通過する磁束波形を図2に示す。図2と従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける固定子の極歯を通過する磁束波形を示す図6とを比較すると図2は滑らかで高調波が少ないことがわかる。このように固定子の極歯を通過する磁束波形が滑らかで高調波が少ないとトルクリップルが小さくなる。
なお、本実施形態では1極当たり径方向に同じ幅、長さの2個の永久磁石を配置した回転子を例に説明したが、1極当たりの永久磁石の個数は2個に限定されるものではない。例えば、径方向に3個以上かつ回転子の回転方向に2個以上配置されても、径方向内側に配置される各永久磁石の(磁束密度×幅)の総和よりも径方向外側に配置される各永久磁石の(磁束密度×幅)の総和が小さくなるようにすれば同様にトルクリップルを低減できる。また、径方向に3個の永久磁石を配列する場合、つまり3本以上スリット内に永久磁石が配置される場合、径方向外側の永久磁石ほど(磁束密度×幅)の総和が小さくなるようにすることができる。
また、本実施例では径方向外側に配置される永久磁石の磁束密度を径方向内側に配置される永久磁石の50%とし、幅を等しくした場合を例に説明したが、この関係に限定されるものではなく、径方向外側に配置される永久磁石の磁束密度×幅が径方向内側に配置される永久磁石の磁束密度×幅よりも僅かでも小さければ同様にトルクリップルを低減できる。
[第2の実施形態]
以下、本発明を具体化した多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子の第2の実施形態を図面に従って説明する。図3は、本実施形態における回転子20の断面の一部を拡大した図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、その説明については第1の実施形態と同様のため省略する。第1の実施形態と異なる点は、永久磁石23a,23bの材料の残留磁束密度が等しいこと、および永久磁石23bの径方向内側に非磁性材料または空隙からなる磁束障壁26が配置されている点である。
この磁束障壁26は、永久磁石23bから発生する磁束の磁路の磁気抵抗を増加させる効果があり、これによって永久磁石23bから発生する磁束量は永久磁石23aに対して少なくなる。図3は、永久磁石23bから発生する磁束量が永久磁石23aの50%となるように、磁束障壁26の厚みを決めた場合の磁束線図を示している。具体的には、磁束障壁26を空隙により構成した場合、永久磁石23a,23bおよび磁束障壁の26の幅および厚さ(回転子半径方向の寸法)を等しくする。永久磁石23aから発生する磁束線を8本とすると、8本のうち、4本は永久磁石23bに流れ込み、残りの4本は永久磁石23aの直ぐ径方向外側に位置する磁路14aを通って固定子に流れ込む。なお、磁路14aは永久磁石23aの位置から左右に延びているため磁束は2本ずつ左右に分かれ、磁路1本あたり2本通過することになる。同様に永久磁石23bから発生する磁束線4本は、永久磁石23bの直ぐ径方向外側に位置する磁路14bを通って固定子に流れ込む。磁路14bは永久磁石23bの位置から左右に分かれているため磁束は磁路1本あたり2本通過することになる。このように永久磁石から発生した磁束は磁路4本に分散して通過する。
磁束が特定の磁路に集中せずに分散して流れると、第1の実施形態で説明した効果と同じくトルクリップルを小さくできる。
なお、本実施形態では磁束障壁26を永久磁石23bの径方向内側に配置した場合について説明したが、磁束障壁26の配置は永久磁石23bの径方向内側に限定されるものではなく、永久磁石23bの径方向外側に配置してもトルクリップルを低減できる。
また、本実施形態では1極当たり2個の永久磁石を有する回転子を例に説明したが、1極当たりの永久磁石の個数は2個に限定されるものではなく、3個以上であっても、径方向外側に配置される磁石の直ぐ径方向内側または外側に磁束障壁26を配置すればトルクリップルを低減できる。
また、本実施形態では径方向外側に配置される永久磁石から発生する磁束量が径方向内側に配置される永久磁石の50%となるように磁束障壁26の断面形状を決めた場合について説明したが、磁束障壁26の断面形状はこれに限定されるものではなく、任意の断面形状でもトルクリップルを低減できる。
また、本実施形態では永久磁石の断面形状が全て同じ場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、永久磁石の断面形状が異なっても径方向外側に配置される永久磁石の直ぐ径方向内側または外側に磁束障壁26が配置されれば同様にトルクリップルを低減できる。
10,20 回転子、11 回転子コア、12 スリット、13,23 永久磁石、14 磁路、15 磁束線、26 磁束障壁。

Claims (5)

  1. 多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子であって、
    複数のスリットにより互いに隔てられ、並行して延びる複数条の磁路を有する回転子コアと、
    第1のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第1の永久磁石と、
    第1のスリットより回転子の径方向において外側に位置する第2のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第2の永久磁石と、
    を有し、
    第1の永久磁石は、磁束密度がBi、回転子回転方向の幅がWiであり、
    第2の永久磁石は、磁束密度が、第1の永久磁石の磁束密度Biと異なるBo、回転子回転方向の幅がWoであり、
    第1および第2の永久磁石の磁束密度Bi,Boと幅Wi,Woが、
    Bi×Wi>Bo×Wo
    の関係を有する、
    ことを特徴とする多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子。
  2. 第1および第2の永久磁石の幅Wi,Woが等しいことを特徴とする請求項1に記載の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子。
  3. 多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子であって、
    複数のスリットにより互いに隔てられ、並行して延びる複数条の磁路を有する回転子コアと、
    第1のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第1の永久磁石と、
    第1のスリットより回転子の径方向において外側に位置する第2のスリット内に配置され、磁極の方向が磁路と直交する方向に向いている第2の永久磁石と、
    第2の永久磁石の、回転子の径方向内側または外側に隣接して配置され、磁束の通過の障害となる磁束障壁と、
    を有することを特徴とする多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子。
  4. 磁束障壁が非磁性材料で形成された請求項3に記載の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子。
  5. 磁束障壁が回転子コアに形成された空隙である請求項3に記載の多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子。
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