JP2015033239A - 回転子 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機の特性を向上させるために、回転子内にできるだけ磁束密度が高い永久磁石を内蔵したいが、磁束密度が高い永久磁石は減磁耐量が低いため磁石は減磁しやすくなってしまう。また、減磁耐量を高くした永久磁石は重希土類を多く含むため、材料の調達リスクが存在する。したがって、できるだけ磁束密度が高い永久磁石を内蔵した上で、減磁しにくい回転子構造を形成した。【解決手段】回転子内の永久磁石のうち最も外側に存在するものの外側で隣り合っている磁路の幅が、磁路の更に外側にあるスリットを無くさない範囲で、永久磁石内の磁束密度が減磁曲線内における可逆範囲となるような幅で、他の部分の磁路よりも幅が大きくなっている構造の回転子を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子に関する。
電動機の回転子の構造には様々なものがある。例えば、内部に複数のスリットを配置することによって複数の磁路を形成している多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子が知られている。以下に、その回転子の構造について、図4,5を用いて説明する。
図4は、従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける回転子構造の断面の一例を示す図である。図4に示されるように、回転子1には複数のスリット2が形成されている。そして、それらのスリット2のうち、いくつかのスリット2内に永久磁石3が存在している構造となっている。
図5は、図4の回転子1の一部を拡大した図である。図5において、スリット2同士の間には磁路4が複数存在する。また、回転子1の径方向外側にある固定子(図示せず)内に巻かれている巻線のうち、Wdで示される位置にある巻線に電流が通電されると、磁路4内にΦL1で示される方向に磁束が発生し、それによって回転子1に磁極を形成する。この磁束は、回転子1の磁極を作るために必要である。しかし、これでは回転子1に磁極が形成されただけであるので、電動機にトルクを発生させるために、Wqで示される位置の巻線にも電流が通電され、フレミング左手の法則により電動機に回転方向の力が発生し、電動機のトルクとなることは公知である。Wqで示される位置の巻線に電流が通電される場合、ΦL2で示されるような、磁路4と直交する方向に磁束は発生しようとする。この磁束は電動機のトルク発生を阻害し、電動機の効率を低下させる働きがあるため、ΦL2で示される方向の磁束はできるだけ少ない方がよい。
永久磁石3がスリット2内に配置される場合、永久磁石3はΦL2で示される方向の磁束をキャンセルする目的で配置されるため、磁石3の磁束はΦMで示される方向となるように配置される。これにより、電動機の効率低下の要因となる磁束ΦL2をできるだけ小さくし、電動機の特性を向上させている。以上のように、永久磁石3が内蔵された電動機の回転子1においては、永久磁石3の磁束の方向が、磁路と直交し、電動機のトルクを発生する際にできる磁束をキャンセルする方向を向くように永久磁石3が配置されている。
前述したとおり、電動機がトルクを発生する場合、回転子1内では回転子1に磁極を作るための磁路4に沿ったΦL1で示される磁束の他に、磁路4と直交するΦL2で示される磁束も同時に発生している。磁束ΦL2の磁界の強さは、Wqで示される巻線に通電される電流の大きさに比例するため、通電される電流値が小さい場合は、磁束ΦL2は反対方向を向いている永久磁石3による磁束ΦMの磁界の強さより小さくなり、磁束ΦMによってキャンセルされる。しかし、固定子巻線に通電される電流が大きい場合には、磁束ΦL2の磁界の強さの方が、永久磁石3による磁束ΦMの磁界の強さよりも大きくなり、キャンセルされずに両者の磁界の強さの差の分だけ、ΦL2と同じ方向に磁束が残る。このようにして発生した磁束をΦL3とする。磁束ΦL3は、磁束ΦL2と同じ方向を向いているため、永久磁石3内ではもともと永久磁石3が持っている磁束と反対の向きに磁束がかかることになる。これを逆界磁と呼ぶ。
回転子1内で永久磁石3に逆界磁がかかると、それに伴い永久磁石3内の磁束密度が低下して行き、永久磁石3の減磁曲線上での動作点が移動する。このことについて、図7を用いて説明する。図7は、永久磁石3の使用温度の上限温度における減磁曲線である。縦軸Bは磁束密度を示し、上方に向けて磁束密度が大きくなる。一方、横軸Hは磁界の強さを示し、左方に向けて磁界の強さが小さくなる。通常、永久磁石3に逆界磁がかからない場合、永久磁石3は減磁曲線上においてPrで示される動作点にあり、Br(図7では1.22T)という磁束密度を持っている。その上で永久磁石3に逆界磁がかかると、Hで示される逆界磁の磁界の強さにしたがって、破線で示されるように永久磁石3の動作点が減磁曲線上を左下に移動していく。ここで、減磁曲線が直線であるPaで示される点より右側、すなわちPrからPaの間を可逆領域と呼ぶことにする。逆界磁がかかって動作点がPbで示される点に移動した場合、永久磁石3にはHb(図7では−350kA/m)で示される磁界がかかっており、永久磁石3内における磁束密度はBb(図7では0.75T)に変化しているということになる。図に示されるようにPbがPaより右側にある場合は、可逆領域であるため、永久磁石3にかかっていた逆界磁が無くなると永久磁石3の動作点は減磁曲線上を右上のほうに戻っていき、もとのPrで示される点に戻る。この状態は、永久磁石3が減磁していない状態である。
一方、逆界磁による磁界の強さが大きい場合には、状況が異なってくる。これについて、図8を用いて説明する。図8は、図7と同様に永久磁石3の使用温度の上限温度における減磁曲線である。逆界磁による磁界の強さが大きく、Hc(図8では−650kA/m)で示される値である場合、動作点は図7の場合と同様に減磁曲線に沿って移動していくが、可逆領域を外れて動作点がPcで示される点まで移動する。この場合、逆界磁が無くなると動作点は減磁曲線上を戻るのではなく、減磁曲線の直線部分と平行であって、Pcで示される点を通る一点鎖線で示される直線上を右上の方向に進んでいき、Psで示される点に到達する。Psで示される点における磁束密度Bs(図8では1.12T)は、Br(図8では1.22T)よりも小さくなっており、この後、この永久磁石3は動作点が一点鎖線上でしか動くことができなくなる。これが、永久磁石3の減磁という現象である。
永久磁石3の減磁は、以上のように永久磁石3に対して大きな逆界磁の磁束がかかった場合に発生する。永久磁石3が減磁すると、これまでキャンセルできていたΦL2で示される磁束をキャンセルできなくなるため、モータの発生トルクが低下してしまう。したがって、モータを設計する場合、トルク発生に寄与するWqの位置に通電する電流が、少なくとも最大トルクを発生する場合に通電される電流であっても永久磁石3が減磁しないように設計される。減磁しないように設計するということは、前述の減磁曲線上で、逆界磁がかかっても可逆領域で推移できるというのがひとつの条件となるが、そのためには可逆領域が広くなるような永久磁石3を選定する必要がある。
永久磁石3の材質には、永久磁石3が発生する磁束密度が高い材質や減磁しにくさを示す一つの基準である減磁耐量が高い材質といったさまざまな材質があり、その各特長は永久磁石3を構成する化学物質の割合で決まる。具体的には、希土類磁石の場合にはジスプロシウムやテルビウムに代表される重希土類物質の割合が高くなると、減磁耐量が高く減磁しにくい永久磁石3になり、低くすると減磁耐量が低く減磁し易い永久磁石3になる。前記のようにモータを設計する際に永久磁石3を選定する場合、磁束ΦL2をできるだけ多くキャンセルできるように磁束密度が高く、さらに逆界磁がかかった場合でも減磁しにくい永久磁石3の材質が求められる。しかし、一般的には、減磁耐量が高くなると磁束密度は低くなる傾向があるため、モータ設計する際には減磁しない範囲でできるだけ高い磁束密度の永久磁石3を選択することになる。
一方、重希土類は産出地が世界的に見て極めて偏在していることがわかっており、将来的に見て調達のリスクが高いことが知られている。そこで、永久磁石3を選択する場合、重希土類を含まないか、もしくはできるだけ含有量を少なくした永久磁石3を選定したい。しかし、前述のとおり、重希土類の含有量を少なくすると、永久磁石3の減磁耐量が低くなって減磁しやすくなってしまう。
以上のことから、本発明の目的は、多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子において、できるだけ減磁耐量が低く磁束密度が高い永久磁石を内蔵しても、減磁しにくい回転子構造を形成することにある。
前記課題を解決するために、本発明においては、多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子が、珪素鋼板もしくは軟磁性材料で構成される回転子内に、空隙部分であるスリットが間隔を空けて複数形成されることで、それらの前記スリットの間に配置される磁路と、前記スリット内にあって、磁極の方向が前記磁路と直角方向を向いている永久磁石とを有し、前記磁路のうち、径方向の最も外側に存在する前記永久磁石の外側で隣り合っている磁路の幅が、前記磁路の更に外側にあるスリットを無くさない範囲で、前記永久磁石内の磁束密度が減磁曲線内における可逆範囲となるような幅であり、他の部分の磁路よりも幅が大きくなっていることを特徴とする。
本発明を用いることにより、回転子内に減磁耐量が低く減磁しやすい永久磁石を内蔵しても、永久磁石が減磁しにくく発生トルクが大きい構造の電動機を提供することができる。これは、言い換えれば、前述したような重希土類の含有量が少ないもしくは含まない永久磁石を使うことができるようになり、将来的に見て重希土類の調達リスクにも対応できる。
本発明における多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子の一例を示す図である。 本発明における回転子の一例を示す図の拡大図である。 本発明における回転子の一例を示す図である。 従来の多層フラックスバリア型リラクタンスモータにおける回転子構造の断面の一例を示す図である。 図4の回転子の一部を拡大した図である。 従来における回転子の一例を示す図の拡大図である。 磁石の減磁を説明するための減磁曲線の一例である。 磁石の減磁を説明するための減磁曲線の一例である。
以下、本発明に係る多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子の実施形態について、図を用いて説明する。図1は、本発明における多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子の一例を示す図である。図1における回転子を構成する部分のうち、背景技術において示した図4及び図5と同一の要素については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図1において、本発明における実施の一例について説明する前に、逆界磁による磁束が永久磁石に対してどのようにかかっているかについて、回転子内の永久磁石付近を拡大した図6を用いて説明する。図6は、従来における回転子の一例を示す図の拡大図である。
図6において、逆界磁による磁束ΦL3が、複数ある永久磁石3の中で最も径方向外側にある永久磁石3の外側に、この永久磁石3に隣接するように設けられた磁路41に入った場合、磁束ΦL3は、まず磁束ΦL4となって、磁路41に沿って周方向にそれぞれ反対方向に向かうように2分割される。その後、それぞれの磁束ΦL4が磁束ΦL5と磁束ΦL6に分かれる。磁束Φ5はさらに磁路4に沿って通過していく。一方、磁束Φ6は、磁路41と、この磁路41より径方向内側にある磁路4とをつなぐつなぎ部を通過していく。
この時、磁路41を通過できる磁束量は磁路の太さMP0、すなわち径方向における磁路の幅MP0によって決定されることについて、以下に説明する。磁路4は珪素鋼板から成っているが、珪素鋼板のB−H曲線を考えた場合、磁界の強さHが大きくなっていくと、磁束密度Bが大きくなっていくが、材料によってその値は異なるものの、およそ磁束密度2[T]を超えた辺りから、磁界の強さHが大きくなっても磁束密度Bはほとんど上がらなくなる。これを、磁束が飽和した状態という。磁束密度は、磁界の強さによって発生する磁束の本数を磁束が鎖交する断面積で除したものであるため、磁束が磁路を通過する場合、通過できる磁束量は磁路の幅によって決まるということができる。
したがって、図6において磁路41を磁束ΦL4が通過する場合、磁路41を通過できる磁束量は磁路41の幅であるMP0で決まるため、逆界磁による磁束ΦL3と磁路41の幅MP0とによって、磁束ΦL4は一意的に決まる。磁束ΦL4は、図6に示される通り周方向に2分割されるので、磁束ΦL3が磁束ΦL4の2倍の値より大きい場合には、その差となる磁束ΦL7が磁束ΦL3と同方向に残ってしまうことになる。すなわち、磁束ΦL7は以下の式で表わされる。
ΦL7=ΦL3−2×ΦL4(式1)
磁束ΦL7が永久磁石3に直接逆界磁となってかかることになり、これが永久磁石3の減磁の原因となる。以上が、回転子1に逆界磁がかかった場合に、永久磁石3とその外側の磁路4でどのように磁束が流れているかの説明である。
本発明においては、複数ある永久磁石3の中で最も径方向外側にある永久磁石3の外側に隣り合う磁路42について、永久磁石3と隣り合っていない磁路4部分の太さMP0と比べて、永久磁石3と隣り合っている部分のみについて、MP1>MP0となるMP1の太さとする。
このように、磁路4の一部分、それも永久磁石3と隣り合う部分のみ磁路4を太くすることによって逆界磁の磁束がどのように変化するかについて、以下に説明する。
図2は、図6と同様に回転子1内の永久磁石3付近を拡大した図である。図6の場合と同様に逆界磁による磁束ΦL3が、複数ある永久磁石3の中で最も径方向外側にある永久磁石3の外側で隣り合う磁路42に入った場合、磁路42の幅MP1はMP0よりも大きいので、磁路42を通過できる磁束量も図6の場合の磁束ΦL4よりも大きいΦL41となる。磁束ΦL41は、その後図6の場合の磁束ΦL5よりも大きいΦL51と図6の場合と同じ量であるΦL6とに分かれる。ここで、ΦL41>ΦL4であるので、以下の式が成り立つ。
ΦL71=ΦL3−2×ΦL41(式2)
ΦL3がΦL41に分かれて残った磁束ΦL71はΦL7よりも小さくなる。以上のように、磁路42の一部分、それも永久磁石3と隣り合う部分のみ磁路42を太くすることによって、逆界磁の磁束のうち、磁路42に沿って通過する磁束量が増え、結果的に永久磁石3にかかる逆界磁の磁束量が減少することになる。
次に、MP1とMP0の関係について述べる。ここまで、MP1>MP0として永久磁石3に隣り合う磁路42の幅を大きくすることによって、永久磁石3が減磁しにくくなると述べてきた。では、MP1はMP0に対してどれほど大きくすればよいのかといえば、大きくすればするほど逆界磁による磁束のうち、磁路42に沿って通過する量が増えていくため、MP1はMP0に対してできるだけ大きくしたい。しかし、本発明における多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子1は、スリット2と磁路4から構成されているのでMP1をあまりに大きくしてしまうとスリット2が無くなってしまう。スリット2が無くなってしまうと、磁束の漏れが大きくなってしまい逆界磁の磁束量がΦL3よりも大きくなってしまうのでスリット2を無くすことはできない。したがって、MP1を大きくしていくのはスリット2が無くならない範囲でということになるが、実際にはそこまで大きくしなくても良い。
MP1をどの程度まで大きくするのが適当かについて、図8の例をもとにして説明を行う。図8において、逆界磁がかかった場合の動作点が可逆領域であるPaで示される点を越えると永久磁石が減磁してしまうことは前述したが、このとき、永久磁石内の磁束密度がBaを超えてBcまで小さくなってしまっていることがわかる。これは、逆界磁の磁束によって永久磁石がもともともっている磁束密度Brが低下してしまったことによるものであり、永久磁石が減磁しないようにするためには永久磁石内の磁束密度がBaより低くならなければ良い。本発明においては、前述の通り、MP1を大きくすることによって永久磁石にかかる逆界磁の磁束を減少させるため、永久磁石内の磁束密度がBaより大きくなるようにMP1を決定すれば良い。具体的には、有限要素法等による磁場解析によって、MP0=MP1となる場合の永久磁石内の磁束密度を求め、そこからMP1を大きくしていった場合に永久磁石内の磁束密度がBaより大きくなるようなMP1の大きさを求めていけばよい。
以上が、本発明における実施の一例である。なお、本発明の実施形態における説明では、磁路の幅を太くするMP1で示される磁路の太さを、一定であるかのように説明したが、例えば図3に示されるように太さが外側に向けて次第に太くなっていくような形状や、その他の例も考えられる。
1 回転子、2 スリット、3 永久磁石、4 磁路。

Claims (1)

  1. 多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子において、
    珪素鋼板もしくは軟磁性材料で構成される回転子内に、空隙部分であるスリットが間隔を空けて複数形成されることで、それらの前記スリットの間に配置される磁路と、
    前記スリット内にあって、磁極の方向が前記磁路と直角方向を向いている永久磁石と、
    を有し、
    前記磁路のうち、径方向の最も外側に存在する前記永久磁石の外側で隣り合っている磁路の幅が、前記磁路の更に外側にあるスリットを無くさない範囲で、前記永久磁石内の磁束密度が減磁曲線内における可逆範囲となるような幅であり、他の部分の磁路よりも幅が大きくなっていることを特徴とする多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017070170A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 東芝三菱電機産業システム株式会社 永久磁石式回転子および永久磁石式回転電機
JP2018098859A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 オークマ株式会社 多層フラックスバリア型リラクタンスモータの回転子

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