JP4777822B2 - 埋込磁石型モータ - Google Patents
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Description
そして、このような埋込磁石型モータとしては、1つの磁極を径方向内側に凸の略V字形状となるように配設された一対の磁石にて構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。このような埋込磁石型モータでは、単に周方向に沿って配設される曲線状や直線状の磁石とした場合に比べて、磁石を多く使用でき、高トルク化を図ることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、前記磁石収容部の径方向内側端部は、前記径方向収容孔内に配設された前記磁石の磁束流出面又は磁束流入面と対向するとともに、前記磁石収容部の径方向内側と前記径方向収容孔との間に形成される内側ブリッジ部の軸方向から見た幅が径方向に沿って一定となるように形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
ステータ1は、全体的に略円筒状に形成され、外形を形成する円筒部3の内周面から周方向等角度間隔で軸中心に向かって延びるように形成された複数のティース4を有したステータコア5と、各ティース4にインシュレータ(図示略)を介して集中巻にて巻回された巻線6(図1中、一部のみ2点鎖線で図示)とを備える。尚、本実施の形態では、ティース4は、12個形成されている。
磁石9,10は、軸方向から見て短手方向に着磁された略直方体形状に形成されている。そして、径方向収容孔8a内に配設される磁石9と、その周方向の一方に隣り合う磁石収容部8f内に配設される磁石10とで1つの磁極(例えばS極)を構成するとともに、径方向収容孔8a内に配設される磁石9と、その周方向の他方に隣り合う磁石収容部8f内に配設される磁石10とで異なる1つの磁極(例えばN極)を構成している。
(1)径方向収容孔8a内に配設される磁石9は、周方向の一方に形成される磁極(ロータ2における一方の磁極であって例えばS極)の一部を構成するとともに、周方向の他方に形成される磁極(ロータ2における他方の磁極であって例えばN極)の一部をも構成する。即ち、径方向収容孔8a内に配設される磁石9は、2つの磁極に対して共用のものとなる。よって、磁極数がP極の場合、前記磁石9,10は全体で(3/2)P個となるため、従来(全体で2P個)に比べて磁石の数を低減することができる。尚、本実施の形態では、8極で磁石9,10が12個となる。その結果、部品点数を低減することができ、ひいては部品管理コストや組み付けコストを低減することができる。
(5)ロータコア8は、コアシート11が軸中心に1枚ずつ回転されながら積層されてなることから、積層前不均等部11a,11c(不均等部8c,8h)が軸方向に多数並んでしまうといったことが防止されることで、ロータコア8の変形が防止される。即ち、積層前不均等部11a,11c(不均等部8c,8h)における周方向に大きく延びる部分が軸方向に多数並ぶと軸方向に長い空隙が形成されてロータコア8が部分的に撓み易くなるといった虞があるが、これが防止される。
・上記実施の形態では、V字収容孔8bは、磁石収容部8fの径方向外側同士を連通する頂部8gを有するとしたが、これに限定されず、頂部8gを有さないように、即ち一対の磁石収容部8fが連通せず独立して形成されるようにしてもよい。例えば、図5に示すように、上記実施の形態の頂部8g(図1参照)が磁石収容部8f同士を連通しないように分断された形状であって、一対の磁石収容部8fがそれぞれ独立して形成されることで、一対の磁石収容部8f間における径方向外側に径方向に延びる収容部間ブリッジ部21が形成されるようにしてもよい。このようにすると、磁石収容部8fとロータコア8の外周面との間に形成される前記外側ブリッジ部8nが収容部間ブリッジ部21と繋がるため、(磁石収容部8f同士を連通する頂部8gを有するものに比べて)ロータコア8の強度が高まり、その変形が防止される。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(ハ)前記コアシートが表裏に反転されながら積層されてなることを特徴とする。
(ニ)前記ロータコアは、コアシートが軸方向に積層されてなるものであって、前記コアシートは、前記径方向収容孔の前記不均等部と対応した位置に前記径方向収容孔の他の部分と対応した部分における各周方向中心からの距離が周方向の一方と他方とで異なるように設定された積層前不均等部が形成されたものと、前記径方向収容孔の前記不均等部と対応した位置に前記径方向収容孔の他の部分と対応した部分における各周方向中心からの距離が周方向の一方と他方とで同じとなるように設定された積層前均等部が形成されたものとの少なくとも2種類を有することを特徴とする。
(ヘ)前記径方向収容孔の前記径方向外側端部を除く部分は、軸方向から見てその幅が径方向外側に向かうほど狭い台形形状とされ、前記径方向収容孔に配設される前記磁石は、軸方向から見てその幅が径方向外側に向かうほど狭く、その径方向外側端部の幅が前記径方向収容孔の台形形状の径方向外側端部の幅より大きい台形形状とされたことを特徴とする。
(チ)前記磁石収容部は、軸方向から見て直線状であってその幅が径方向に一定とされ、前記磁石収容部内に配設される前記磁石は、略直方体形状とされたことを特徴とする。
(リ)前記磁石収容部は、軸方向から見て湾曲した形状とされ、前記磁石収容部内に配設される前記磁石は、該磁石収容部に沿って湾曲した形状とされたことを特徴とする。
(ヌ)前記V字収容孔は、前記磁石収容部の径方向外側同士を連通する頂部を有したことを特徴とする。
Claims (3)
- 軸方向に貫通する収容孔が周方向に複数形成されたロータコアを有し、磁極数がP極となるように前記収容孔内に磁石が配設されたロータを備えた埋込磁石型モータであって、
前記収容孔は、略径方向に延びる径方向収容孔と、径方向外側に凸となる略V字形状のV字収容孔とが、それぞれP/2個形成されてなるとともにそれらが周方向に交互に形成されてなり、
前記磁石は、前記径方向収容孔内に配設されるとともに、前記V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した各磁石収容部内にそれぞれ配設され、
前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の一方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで1つの磁極が構成されるとともに、前記径方向収容孔内に配設される前記磁石と、その周方向の他方に隣り合う前記磁石収容部内に配設される前記磁石とで異なる1つの磁極が構成され、
前記径方向収容孔及び前記V字収容孔の径方向外側端部には、前記径方向収容孔及び前記V字収容孔の他の部分における各周方向中心からの距離が周方向の一方と他方とで異なるように設定された不均等部が、軸方向の他の部分と異なる形状となるように形成されており、前記径方向収容孔及び前記V字収容孔の径方向外側端部には、前記不均等部と、前記径方向収容孔及び前記V字収容孔の他の部分における各周方向中心からの距離が周方向の一方と他方とで同じとなるように設定された均等部とが、軸方向に交互に形成され、
前記ロータコアは、コアシートが軸方向に積層されてなるものであって、
前記コアシートにおける各前記径方向収容孔及び各前記V字収容孔の径方向外側端部と対応した位置には、前記径方向収容孔及び前記V字収容孔の他の部分と対応した部分における各周方向中心からの距離が周方向の一方と他方とで異なるように設定された積層前不均等部が周方向に部分的に形成され、
前記ロータコアは、前記径方向収容孔及び前記V字収容孔の径方向外側端部において前記コアシートの積層前の均等部と前記積層前不均等部とが軸方向に交互に形成されるとともに前記積層前不均等部が周方向に均等に配設されるように、前記コアシートが積層されてなることを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 請求項1に記載の埋込磁石型モータにおいて、
前記磁石収容部の径方向内側端部は、前記径方向収容孔内に配設された前記磁石の磁束流出面又は磁束流入面と対向するとともに、前記磁石収容部の径方向内側と前記径方向収容孔との間に形成される内側ブリッジ部の軸方向から見た幅が径方向に沿って一定となるように形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。 - 請求項1又は2に記載の埋込磁石型モータにおいて、
前記V字収容孔のV字を形成する各直線に対応した一対の前記磁石収容部がそれぞれ独立して形成されることで、一対の前記磁石収容部間における径方向外側に径方向に延びる収容部間ブリッジ部が形成されたことを特徴とする埋込磁石型モータ。
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