JP2008198685A - 直動装置および電子部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアガイドの長寿命化を実現する直動装置および電子部品実装装置を提供する。
【解決手段】ビーム10側の一対のリニアレール11の間に設けられた固定子14と、スライダ12側の一対のリニアブロック15の間に固定子14と対向して設けられた可動子13を備え、スライダ12をリニアレール11に沿って移動させる直動装置6において、可動子13と固定子14の間に作用する磁気吸引力によりスライダ14がビーム10側へ撓んだ際にリニアブロック15がリニアレール11に対して傾斜した状態でスライドすることがないように、予め所定の傾斜角を与えた状態でリニアブロック15にリニアレール11に装着した。
【選択図】図3

Description

本発明は、リニアモータを駆動源とする直動装置および直動装置を備えた電子部品実装装置に関するものである。
電子部品の実装分野においては、電子部品をピックアップして基板に移載する実装ヘッドの移動装置を備えた実装装置が広く用いられている。この移動装置としては、直交方向をそれぞれの移動方向とする直動装置を組み合わせた直交ロボットが一般的に用いられ、それぞれの直動装置の移動長さを直交する2辺とする矩形領域を実装ヘッドの移動領域としている。一般に直動装置は、一方向に延伸されたビームと、ビームに沿って移動するスライダとで構成され、スライダ側に配置した可動子とビーム側に配置した固定子を対向させたリニアモータを駆動源としている。また、スライダの直線移動を補助するリニアガイドが設けられ、ビーム側に一方向に延伸されたリニアレールが配置され、スライダ側にリニアレールに沿って移動するリニアブロックが配置されている。
対向して配置された可動子と固定子の間には強力な磁気吸引力が作用するため、運動性能の観点から一般に薄く形成されることの多いスライダにビームに近接しようとする撓みが発生し易くなっている。スライダの直線移動を補助するリニアガイドは非常に精密な構造であるため、品種の選定にあたっては、所定の性能を発揮し、また寿命を全うできるように十分な荷重計算を行っているが、磁気吸引力によるスライダの撓みに起因するリニアレールとリニアブロックの位置ずれにより生じる偏荷重は考慮されていない。この偏荷重によってリニアガイドには局所的に過大な負荷がかかるため、破損や偏摩耗などが生じて想定した期間に遥かに満たない期間で寿命が尽きてしまうという問題があった。
このような問題を解決するため、従来、固定子を可動子の両側に配置して磁気吸引力を相殺するものや(特許文献1参照)、同極の永久磁石をスライダ側とビーム側に対向して配置し、その磁気反発力でリニアモータの磁気吸引力を相殺するもの(特許文献2参照)が知られている。
特開2002−299896号公報 特開2001−298941号公報
しかしながら、別途構成要素(固定子や永久磁石)を新たに付加することで問題の解決を図る従来の技術では、直動装置自体の構造が複雑化、大型化してしまい、製造コストの増加や設置面積の増加という新たな問題を招来していた。
そこで本発明は、複雑化、大型化することなくリニアガイドの長寿命化を実現する直動装置および電子部品実装装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の直動装置は、ビームと、前記ビームに一方向に延伸して設けられた一対の平行リニアレールと、前記一対の平行リニアレールと所定の傾斜角をなした状態でスライダに装着された一対のリニアブロックと、前記ビーム側であって前記一対の平行レールの間に設けられた固定子と、前記スライダ側であって前記一対のリニアブロックの間に前記固定子と対向して設けられた可動子と、を備え、前記所定の傾斜角が、前記対向して設けられた可動子と固定子の間に作用する磁気吸引力に起因して前記スライダが前記ビーム
側へ撓むことにより前記一対のリニアブロックが前記一対の平行リニアレールに対してなす傾斜角を相殺する角度である。
請求項2記載の電子部品実装装置は請求項1に記載の直動装置を備えた電子部品実装装置であって、前記スライダに装着した実装ヘッドによりピックアップした電子部品を基板に移載する。
本発明によれば、リニアブロックに予め所定の傾斜角を与えた状態でリニアレールに装着することで、リニアモータの磁気吸引力に起因するローリング荷重の発生を抑制し、各ボール列に想定外の荷重がかかる事態を回避する。これにより、直動装置の大型化や構造の複雑化を招来することなくリニアブロックとリニアレールの寿命を可能な限り想定期間まで延命させることができ、交換スパンを長期化できることによるコストの低減が期待できる。また、想定外の荷重変動を抑制できるので、リニアブロックの移動性と直進精度の向上も期待できる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の電子部品実装装置の斜視図、図2は本発明の実施の形態の直動装置の斜視図、図3は図2のAA断面図、図4本発明の実施の形態のリニアブロックとリニアレールとのリニアモータ通電時における装着状態を示す側面図、図5は本発明の実施の形態のリニアブロックとリニアレールとのリニアモータ非通電時における装着状態を示す側面図、図6は本発明の実施の形態のスライダとリニアブロックとの取付状態を示す側面図、図7は本発明の実施の形態の直動装置の側面図である。
最初に、本発明の実施の形態の電子部品実装装置について説明する。図1において電子部品実装装置1は、基台2に設けられた基板搬送装置3、電子部品供給装置4、第1の直動装置5、第2の直動装置6、実装ヘッド7とで構成されている。基台2の上部は作業面2aとなっており、この作業面2a上で実装作業が行われる。基板搬送装置3は、基板8をX方向に搬送する機能を有するとともに作業面2a上の所定の位置に保持する機能を有し、実装前の基板8を電子部品実装装置1に搬入し、実装中は所定の位置で保持した状態を維持し、実装後は基板8の保持を解除して電子部品実装装置1から搬出する。なお、以下の説明においては、基板8の搬送方向をX方向とし、これに水平面内で直交する方向をY方向としている。電子部品供給装置4は、内部に収納した複数の電子部品を所定の個数ずつ所定の姿勢で外部に供給する機能を備え、基板搬送装置3の両側方に複数個ずつ配置されている。
第1の直動装置5および第2の直動装置6は、基台2の上方で対象物をそれぞれY方向およびX方向に直線的に移動させる機能を備えている。第2の直動装置6は、その一端が第1の直動装置5に支持されており、第1の直動装置5の駆動によりY方向に移動することができる。また、第2の直動装置6には実装ヘッド7が支持されており、第2の直動装置6の駆動によりX方向に移動することができる。従って、第1の直動装置5と第2の直動装置6の駆動の組み合わせにより、実装ヘッド7を基台2の上方で水平移動させ、任意の位置に位置決めすることができる。実装ヘッド7には電子部品を吸着するノズル9が設けられており、ノズル9は電子部品供給装置4から供給された電子部品を吸着して基板4に実装する。
次に、本発明の実施の形態の第2の直動装置について説明する。図2および図3において、第2の直動装置6は、作業面2a(図1参照)と平行なX方向に延伸されたビーム10と、ビーム10のY方向における側部にX方向に延伸して設けられた一対のリニアレー
ル11と、一対のリニアレール11にX方向に移動可能に設けられたスライダ12と、スライダ12に設けられた可動子13とビーム10に設けられた固定子14からなるリニアモータとで構成されている。
ビーム10は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP=Carbon Fiber Reinforced Plastics)製の筒状体10a、10b、10cをZ方向に積層し、第1の筒状体10aの両側に第2の筒状体10b、10cを配置した構成となっている。CFRPは、炭素繊維にエポキシ樹脂などの高分子材料を含浸させた後、硬化させて成形した複合材料であり、強度に優れ、鉄やアルミ等の金属に比べ、同等の強度、剛性であっても、より軽量化できるという特長を有しているが、炭素繊維の加工が難しく、複雑な形状に成形することは困難であり、コストアップの要因となる。ビーム10は、個々の断面形状は比較的単純な矩形状である3つの筒状体10a、10b、10cをZ方向に積層して一体的に成形するため、製造工程において特別な困難性はない。
第2の筒状体10b、10cのスライダ12と相対する面には、複数のボール転動面11a(図4参照)を両側方に備えたリニアレール11がX方向に延伸して設けられている。また、第1の筒状体10aのスライダ12と相対する面には、リニアモータを構成する固定子14がX方向に延伸して設けられている。なお、第1の筒状体10aと第2の筒状体10b、10cのスライダ12と相対する面には一対のリニアレール11とリニアモータのY方向における寸法差に応じた段差が必要となるため、第1の筒状体10aは第2の筒状体10b、10cに比べY方向における延長が短くなっている。
スライダ12の第2の筒状体10b、10cと相対する箇所には、複数のボール列15a(図4参照)を内蔵したリニアブロック15が設けられている。リニアブロック15は、内蔵されたボール列15aがボール転動面11aに正確に係合した状態で転動することでリニアレール11に沿ってX方向に移動自在となっている。スライダ12の第1の筒状体10aと相対する箇所には、リニアモータを構成する可動子13がスペーサ16を介して設けられており、可動子13は固定子14と所定の距離(ギャップ)をおいて対向した状態にある。可動子13のスライダ12と対向する側には、可動子13とスライダ12の間に形成された空隙部aに突出する放熱フィン17がX方向に沿って設けられている。ビーム10の先端部には、可動子13とスライダ12の間に形成された空隙部aにX方向の空気流を形成するファン18が設けられている。
直動機構を構成するリニアモータに通電すると、対向する磁石の引斥力により可動子13側に推進力が発生してスライダ12が移動を開始する。通電により可動子13に生じる熱は、空隙部aに存在する空気層による断熱効果と、セラミックやフェノール樹脂等の熱伝導率の小さい断熱性素材で形成されるスペーサ16による断熱効果によりスライダ12側に伝達しにくくなっている。また、スライダ12の移動の際には、空隙部aを通気するエアにより放熱フィン17を冷却することで放熱効果を高めている。なお、スライダ12の停止中には、可動子13の発熱が放熱フィン17の周囲に滞留してしまうので、ファン18の駆動により空隙部aにX方向の空気流を強制的に形成し、放熱を促している。なお、空気流形成手段であるファン18は、放熱フィン17に近接している程より強力な空気流を形成することができるので、スライダ12に一体的に設け、スライダ12の位置に関わらず常に放熱フィン17に近接した状態に維持することで高い放熱効果が期待できる。
また、リニアモータに通電すると、可動子13と固定子14の間の磁力による吸引力が作用する。このため、スライダ12とビーム10には互いに近接させるようとする力が作用する。ビーム10は、筒状体10a、10b、10cの接触する側面同士で形成される2つの接合部19が補強リブの役割を果たし、変形が抑制される。従って、ビーム10側に設けられた一対のリニアレール11は、リニアモータの磁力の影響による変位や変形が
抑制される。一方、スライダ12は慣性マスの軽減のため、軽量な素材を薄板状に形成したものが一般に使用されるので、リニアモータ通電時にリニアレール11により支持されていない中央部がビーム10側に引き寄せられて湾曲した状態となりやすい。このため、リニアブロック15をリニアレール11周りに回転させようとするローリング荷重が発生するとともにリニアブロック15が傾斜し、リニアレール11に対する装着角に変化が生じる。リニアレール11に対して傾斜したリニアブロック15にさらにローリング荷重がかかることで、各ボール列15aにかかる荷重にばらつきが生じ、直動装置の移動性と耐久性に悪影響を与えていた。
そのため、本実施の形態におけるリニアブロック15は、図5に示すように、リニアモータの非通電時においてリニアレール11に対して所定の傾斜角をなした状態で装着されており、通電時にスライダ12が湾曲することで傾斜角が相殺され、図4に示すように設計上の正常値に設定されるようになっている。非通電時におけるリニアブロック15の装着角は、リニアブロック15とリニアレール11の品種や、一対のリニアレール11間のスパン、スライダ12の材質等により異なるため、実施の形態に対応し、通電時に設計上の正常値となるように適宜設定する。
リニアブロック15をリニアレール11に対して傾斜角をなした状態で装着するためには、例えば、図6(a)に示すように、一般的な薄板状のスライダ12のビーム10側の面にスペーサ12aを設け、これにリニアブロック15を傾斜させて取り付けることで傾斜角を与えることができる。この場合、図6(b)に示すように、スライダ12のビーム10側の面に予めテーパ面を形成しておいてもよい。さらに、図6(c)に示すように、薄板状のスライダ12自体を通電時の湾曲方向と逆方向に予め湾曲させておき、図6(d)に示すように、通電時の磁気吸引力によって湾曲が矯正されて板状のスライダ12となるようにしてもよい。
リニアブロック15とリニアレール11の品種の選定にあたっては、所定の性能を発揮し、また所定の寿命を全うできるように動定格荷重および定格寿命の計算を行っている(JIS B 1518参照)。しかし、リニアモータの磁気吸引力に起因するローリング荷重が発生するような使用条件化では、当初想定した範囲外の荷重がリニアレール11とリニアブロック15の接触部である各ボール列15aに作用することがあり、想定期間に満たない期間で寿命が尽きてしまうことがあった。
このような問題を回避するために本実施の形態の直動装置では、別途に新たな構成を付加することなく、リニアブロック15に予め所定の傾斜角を与えた状態でリニアレール11に装着することで、リニアモータの磁気吸引力に起因するローリング荷重の発生を抑制し、各ボール列15aに想定外の荷重がかかる事態を回避している。これにより、直動装置の大型化や構造の複雑化を招来することなくリニアブロック15とリニアレール11の寿命を可能な限り想定期間まで延命させることができ、交換スパンを長期化できることによるコストの低減が期待できる。また、想定外の荷重変動を抑制できるので、リニアブロック15の移動性と直進精度の向上も期待できる。
第1の直動装置5についても、以上説明した第2の直動装置6と同様の構成となっており、Y方向に延伸されたビーム25と、ビーム25のX方向における側部にY方向に延伸して設けられた一対のリニアレール26と、一対のリニアレール26にY方向に移動可能に設けられたスライダ27を備え、直動機構としてリニアモータを備えている。スライダ27のリニアレール26と対向する側には一対のリニアレール11と係合するリニアブロック28が設けられ、スライダ27はリニアモータの駆動によりY方向に摺動自在となっている。第2の直動装置6は、その一端がスライダ27に片持ち支持された状態で装着されている。
図3において、スライダ12の上部はビーム10の上方を通って反対側方に突出する上部アーム12aとなっており、ビーム10の上方となる箇所に実装ヘッド7の動作制御を行う制御基板20が設けられている。制御基板20は、電子部品実装装置1全体の動作制御を行う図示しない主制御部や電源と接続されており、その接続ケーブルがビーム10を挟んでスライダ12の反対側方に配線されている。図4において、ビーム10のY方向における側方には、接続ケーブル21の配線経路を形成する配線ボックス22が設けられている。
配線ボックス22は長尺の筒状体であり、その一端はスライダ12の上部アーム12aの突出部に固定され、他端は下部ブラケット23に固定されている。下部ブラケット23は、ビーム10の下部から側方にX方向に延伸して設けられ、配線ボックス22の他端は、ビーム10が第1の直動装置5に支持される一端側に向けて開口するように固定されている。制御基板20に接続された配線ケーブル21は、ビーム10の一端側に導かれ、第2の直動装置5を経由して主制御部と接続される。配線ボックス22は可撓性を備えており、スライダ12のX方向への移動に伴って移動する一端と下部ブラケット23に固定された他端の間に形成される接続ケーブル21の配線経路を容易に変更できるようになっている。
このように、第2の直動装置6では、比較的重量が嵩む制御基板20、実装ヘッド7、接続ケーブル21の配線経路の重量バランスを考慮してビーム10の所定の位置に配設することで、ビーム10に作用する重量バランスを整えている。特に重量バランスの中心をビーム10の断面中心に近づけることで、スライダ27をリニアレール26に係合させるリニアブロック28にかかる荷重が略均一になるので、リニアレール26とリニアブロックとの間に生じる摩擦力のむらをなくしスライダ27のスムーズな移動を実現するとともに偏磨耗を防止し、耐久性の向上を図ることができる。また、ビーム10の捻れ等の変形が抑制されるので、スライダ12のスムーズな移動の阻害と位置決め精度の悪化を防止することができる。なお、制御基板20は、ビーム10の下方に配設することも可能であり、そのY方向における位置を実装ヘッド7および接続ケーブル21の配線経路の重量バランスを考慮して変位させてもよい。
本発明によれば、リニアブロックに予め所定の傾斜角を与えた状態でリニアレールに装着することで、リニアモータの磁気吸引力に起因するローリング荷重の発生を抑制し、各ボール列に想定外の荷重がかかる事態を回避する。これにより、直動装置の大型化や構造の複雑化を招来することなくリニアブロックとリニアレールの寿命を可能な限り想定期間まで延命させることができ、交換スパンを長期化できることによるコストの低減が期待できる。また、想定外の荷重変動を抑制できるので、リニアブロックの移動性と直進精度の向上も期待できるという利点を有し、実装分野において有用である。
本発明の実施の形態の電子部品実装装置の斜視図 本発明の実施の形態の直動装置の斜視図 図2のAA断面図 本発明の実施の形態のリニアブロックとリニアレールとのリニアモータ通電時における装着状態を示す側面図 本発明の実施の形態のリニアブロックとリニアレールとのリニアモータ非通電時における装着状態を示す側面図 本発明の実施の形態のスライダとリニアブロックとの取付状態を示す側面図 本発明の実施の形態の直動装置の側面図
符号の説明
1 電子部品実装装置
5 第1の直動装置
6 第2の直動装置
7 実装ヘッド
8 基板
10、25 ビーム
11、26 リニアレール
12、27 スライダ
15、28 リニアブロック
13 可動子
14 固定子

Claims (2)

  1. ビームと、前記ビームに一方向に延伸して設けられた一対の平行リニアレールと、前記一対の平行リニアレールと所定の傾斜角をなした状態でスライダに装着された一対のリニアブロックと、前記ビーム側であって前記一対の平行レールの間に設けられた固定子と、前記スライダ側であって前記一対のリニアブロックの間に前記固定子と対向して設けられた可動子と、を備え、
    前記所定の傾斜角が、前記対向して設けられた可動子と固定子の間に作用する磁気吸引力に起因して前記スライダが前記ビーム側へ撓むことにより前記一対のリニアブロックが前記一対の平行リニアレールに対してなす傾斜角を相殺する角度である直動装置。
  2. 請求項1に記載の直動装置を備えた電子部品実装装置であって、
    前記スライダに装着した実装ヘッドによりピックアップした電子部品を基板に移載する電子部品実装装置。
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