JP5909247B2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ Download PDF

Info

Publication number
JP5909247B2
JP5909247B2 JP2013553116A JP2013553116A JP5909247B2 JP 5909247 B2 JP5909247 B2 JP 5909247B2 JP 2013553116 A JP2013553116 A JP 2013553116A JP 2013553116 A JP2013553116 A JP 2013553116A JP 5909247 B2 JP5909247 B2 JP 5909247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear motor
heat
coil
magnetic body
motor according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013553116A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013105208A1 (ja
Inventor
良 永田
良 永田
真樹 黒野
真樹 黒野
政利 藤田
政利 藤田
武洋 井土
武洋 井土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013553116A priority Critical patent/JP5909247B2/ja
Publication of JPWO2013105208A1 publication Critical patent/JPWO2013105208A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5909247B2 publication Critical patent/JP5909247B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2207/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to arrangements for handling mechanical energy
    • H02K2207/03Tubular motors, i.e. rotary motors mounted inside a tube, e.g. for blinds
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/18Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with ribs or fins for improving heat transfer
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/02Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
    • H02K9/04Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/22Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges
    • H02K9/227Heat sinks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Linear Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

本発明は、可動部が筒状のコイルを有し、固定子がコイルの内部を貫通するリニアモータに関するものである。
リニアモータには、可動部が筒状のコイルを有し、固定子がコイルの内部を貫通する構造のものがあり、シャフトモータと呼ばれている。シャフトモータ等のリニアモータにおいては、駆動時にコイルが発熱するという問題があり、コイルの放熱特性を向上させることが望まれている。また、モータとしての能力を向上させるべく、高推力化を図ることも望まれている。下記特許文献には、コイルの放熱特性の向上、高推力化を図るための技術が記載されている。
特開平9−182408号公報 特開2002−247830号公報
上記特許文献に記載されたリニアモータによれば、ある程度、放熱特性の向上および、高推力化を図ることは可能である。しかしながら、改良の余地は多分に残されており、更なる放熱特性の向上および、高推力化を図ることが望まれている。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、更なる放熱特性の向上および、高推力化を図ることが可能なリニアモータを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載のリニアモータは、筒状のコイルを有する可動子と、前記コイルの内部を貫通するシャフト状の固定子とを備え、前記可動子が、前記コイルの外周面を覆うように配設された磁性体と、その磁性体の外周面に沿って取り付けられる集熱部と、その集熱部から連続し、前記コイルの径方向外側に向かって延び出すことで、前記可動子のハウジングの外部に延び出す放熱部とを有する放熱部材と、前記集熱部と前記ハウジングとの間に圧入される楔状のスペーサとを備え、前記楔状のスペーサが、その楔状のスペーサの先細形状の先端に向かって延びる方向と、前記集熱部が取り付けられる前記磁性体の延びる方向とが平行とならないように、前記集熱部と前記ハウジングとの間に圧入されるように構成される。
また、請求項2に記載のリニアモータは、請求項1に記載のリニアモータにおいて、前記放熱部材に設けられ、その放熱部材に送風するファンを備えるように構成される。
また、請求項3に記載のリニアモータは、請求項1または請求項2に記載のリニアモータにおいて、前記放熱部材を複数、備えるように構成される。
また、請求項4に記載のリニアモータは、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のリニアモータにおいて、前記磁性体が、電磁鋼により成形されるように構成される。
また、請求項5に記載のリニアモータは、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のリニアモータにおいて、前記磁性体の飽和磁束密度が、1.8T以上であるように構成される。
また、請求項6に記載のリニアモータは、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のリニアモータにおいて、前記磁性体の熱伝導率が、20W/(m・K)以上であるように構成される。
また、請求項7に記載のリニアモータは、請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のリニアモータにおいて、前記磁性体が、筒状とされており、軸方向に延びるように形成された切欠き部を有するように構成される。
また、請求項8に記載のリニアモータは、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のリニアモータにおいて、前記磁性体の径方向の厚さが、0.5mm以上であるように構成される。
また、請求項9に記載のリニアモータは、請求項7または請求項8に記載のリニアモータにおいて、前記スペーサが、前記集熱部と前記ハウジングとの間に圧入された状態で、前記集熱部の外周面に沿って変形するように構成される。
請求項1に記載のリニアモータでは、コイルの外周面を覆うように、磁性体が配設される。リニアモータでは、通常、永久磁石によって発生させられる磁束がコイル内を流れており、コイルに駆動電流が供給されることで、コイル内を流れる磁束とコイルに供給される電流との相互作用により、推力が発生させられる。このため、コイルの外周面を磁束の流れ易い磁性体によって覆うことで、永久磁石によって発生させられる磁束を、効率的にコイル内に流すことが可能となり、効率的に推力を発生させることが可能となる。つまり、磁性体がヨークとして機能し、磁性体によって、コイル内を流れる磁束が、効率よく推力に変換可能な方向に集中させられることで、高推力化を図ることが可能となる。
さらに、請求項1に記載のリニアモータでは、放熱部材の集熱部が、磁性体の外周面に取り付けられ、放熱部材の放熱部が、コイルの径方向外側に向かって延び出している。これにより、コイルの熱を好適にモータの外部に放出することが可能となる。詳しく言えば、コイルの熱は、コイルの外周面に設けられた磁性体に伝達される。磁性体では、一般的に、磁束が流れ易いだけでなく、熱も伝達し易いことから、効率的にコイルの熱が磁性体に伝達される。そして、磁性体に伝達された熱は、磁性体の外周面を覆う集熱部に伝達され、コイルの外部に延び出す放熱部から放出される。これにより、コイルの熱を好適にモータの外部に放出することが可能となり、放熱特性に優れたリニアモータを実現することが可能となる。
また、請求項1に記載のリニアモータでは、放熱部材の集熱部と可動子のハウジングとの間に、スペーサが圧入されており、スペーサによって、集熱部が磁性体の外周面に向かって押し付けられる。これにより、集熱部と磁性体とを確実に密着させるとともに、集熱部と磁性体との密着面積を大きくすることが可能となる。したがって、請求項1に記載のリニアモータによれば、コイル内で生じた熱が、磁性体から放熱部材の集熱部に伝達され易くなり、更なる放熱特性の向上を図ることが可能となる。
また、請求項1に記載のリニアモータでは、スペーサが楔状とされている。これにより、集熱部とハウジングとの間にスペーサを容易に圧入することが可能となり、集熱部と磁性体とを好適に密着させることが可能となる。
また、請求項2に記載のリニアモータは、放熱部材に設けられ、その放熱部材に送風するファンを備える。これにより、放熱特性が向上する。
また、請求項3に記載のリニアモータでは、放熱部材が複数、設けられている。これにより、放熱特性がさらに向上する。
また、請求項4に記載のリニアモータでは、磁性体が電磁鋼により成形されている。電磁鋼の磁束密度,透磁率等は高く、電磁鋼内を、磁束は流れ易い。このため、請求項2に記載のリニアモータによれば、効率的にモータの高推力化を図ることが可能となる。なお、本項に記載の「電磁鋼」は、鉄にケイ素を添加することによって製造される電磁鋼、所謂、ケイ素鋼であってもよく、ケイ素を含まない電磁鋼であってもよい。
また、請求項5に記載のリニアモータでは、磁性体の飽和磁束密度が、1.8T以上とされており、磁束の流れ易い磁性体によって、コイルの外周面が覆われる。これにより、高い推力を発生可能なリニアモータを実現することが可能となる。
また、請求項6に記載のリニアモータでは、磁性体の熱伝導率が、20W/(m・K)以上とされており、熱が伝達され易くなっている。これにより、コイルの熱を好適に放熱部材に伝達することが可能となる。
また、請求項7に記載のリニアモータでは、磁性体が筒状とされており、軸方向に延びる切欠き部が形成されている。これにより、磁性体によって、コイルの外周面の略全周を覆うとともに、切欠き部を介して、コイルへの通電を行うための配線を行うことが可能となる。
また、請求項8に記載のリニアモータでは、磁性体の厚さが0.5mm以上とされている。磁性体の厚さが薄すぎると、磁束が飽和し易くなり、磁束が流れ難くなる。このため、請求項6に記載のリニアモータによれば、磁束の流れ易さを担保することが可能となる。
また、請求項9に記載のリニアモータでは、集熱部とハウジングとの間に圧入されたスペーサが、集熱部の外周面に沿って変形する。これにより、集熱部の磁性体への過剰な押し付けを抑制することが可能となり、集熱部と磁性体との間にかかる荷重の過剰な増大を抑制することが可能となる。
本発明の実施例であるシャフトモータを備える電子部品装着機を示す平面図である。 図1に示す電子部品装着機の備えるシャフトモータを示す断面図である。 図2に示すシャフトモータをハウジングおよび樹脂モールドを除いた状態で示す斜視図である。 変形例1のシャフトモータを示す断面図である。 変形例2のシャフトモータを示す断面図である。 変形例3のシャフトモータを示す断面図である。 変形例4のシャフトモータを樹脂モールドを除いた状態で示す斜視図である。 変形例5のシャフトモータをハウジングおよび樹脂モールドを除いた状態で示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例および変形例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着機の構成>
図1に、電子部品装着機10を示す。図1は、上部カバーを取り除いた状態での電子部品装着機10を上方からの視点において示した概略平面図である。電子部品装着機10は、回路基板12に対して電子回路部品(以下、「電子部品」と略す)の装着作業を行うものであり、回路基板12を搬送する搬送装置14と、回路基板に対して電子部品を装着する作業ヘッド16と、その作業ヘッド16を移動させる移動装置18と、電子部品を供給する1対の供給装置20,22とを備えている。
搬送装置14は、ベース28上に設けられた1対のコンベアベルト30を有しており、それら1対のコンベアベルト30を電磁モータ(図示省略)によって周回させることで、コンベアベルト30に支持される回路基板12を搬送する構造とされている。また、搬送装置14は、基板保持装置32を有しており、所定の位置(図での回路基板12が図示されている位置)において回路基板12を固定的に保持する構造とされている。なお、本実施例では、搬送装置14による回路基板12の搬送方向(図1における左右方向)をX軸方向とし、その方向に直角な方向をY軸方向と称し、説明を行う。
また、1対の供給装置20,22は、搬送装置14を挟むようにして、ベース28のY軸方向における両側部に配設されている。それら1対の供給装置20,22の各々は、フィーダ型の供給装置とされており、テーピング化された電子部品を保持して1つずつ電子部品を送り出すテープフィーダ36を複数有している。そして、それら複数のテープフィーダ36の各々によって、作業ヘッド16への供給位置に電子部品を供給する構造とされている。
また、作業ヘッド16は、搬送装置14によって保持された回路基板12に対して電子部品を装着するものであり、下面に電子部品を吸着する吸着ノズル38を有する装着ヘッドである。吸着ノズル38は、正負圧供給装置(図示省略)を介して負圧エア,正圧エア通路に通じており、負圧にて電子部品を吸着保持し、僅かな正圧が供給されることで保持した電子部品を離脱する構造とされている。さらに、作業ヘッド16は、吸着ノズル38を昇降させるノズル昇降装置(図示省略)を有しており、保持する電子部品の上下方向の位置を変更することが可能とされている。
その作業ヘッド16は、移動装置18によって、ベース28上の任意の位置に移動可能とされている。詳しく言えば、移動装置18は、作業ヘッド16をX軸方向に移動させるためのX軸方向スライド機構50と、作業ヘッド16をY軸方向に移動させるためのY軸方向スライド機構52とを備えている。X軸方向スライド機構50は、X軸方向に移動可能にベース28上に設けられたX軸スライダ54と、駆動源としての1対のシャフトモータ56とを有しており、1対のシャフトモータ56によって、X軸スライダ54がX軸方向の任意の位置に移動可能とされている。また、Y軸方向スライド機構52は、Y軸方向に移動可能にX軸スライダ54の側面に設けられたY軸スライダ58と、駆動源としてのリニアモータ60とを有しており、リニアモータ60によって、Y軸スライダ58がY軸方向の任意の位置に移動可能とされている。そのY軸スライダ58に作業ヘッド16が取り付けられることで、作業ヘッド16は、移動装置18によって、ベース28上の任意の位置に移動可能とされている。なお、作業ヘッド16は、Y軸スライダ58にワンタッチで着脱可能とされており、種類の異なる作業ヘッド、例えば、ディスペンサヘッド等に変更することが可能とされている。
<シャフトモータの構成>
作業ヘッド16をX軸方向に移動させるためのX軸方向スライド機構50の駆動源である1対のシャフトモータ56の各々は、円筒状のリニアモータであり、図1および図2に示すように、円筒状の複数のコイル(図2には1つのみ示されている)70を有する可動子72と、コイル70の内部を貫通するシャフト状の固定子74とを備えている。各シャフトモータ56の固定子74は、X軸方向に延びるように、搬送装置14と供給装置20,22との間に配設されており、両端部において1対の支持部材76によって支持され、ベース28上に架け渡されている。
固定子74は、円筒状のパイプ78と、そのパイプ78内に配設された複数の永久磁石(図2には1つのみ示されている)80とによって構成されている。複数の永久磁石80の各々は、概して円柱状とされており、一端部側がN極とされ、他端部側がS極とされている。それら複数の永久磁石80は、1軸線上に延びるように配設されており、隣り合う2つの永久磁石80の向かい合う端部は、互いに同じ磁極とされている。そして、隣り合う2つの永久磁石80の間には、非磁性材製のスペーサ(図示省略)が設けられている。一方、パイプ78は、1軸線上に延びるように配設された複数の永久磁石80を覆うように設けられており、非磁性材料によって形成されている。
可動子72の複数のコイル70の各々は、線材が巻回されて円筒状とされるとともに、線材同士の隙間に樹脂が充填されている。複数のコイル70は、同心状に等間隔で設けられており、隣り合う2つのコイル70の間には、非磁性材製の円環状のスペーサ(図示省略)が設けられている。それら複数のコイル70およびスペーサの外周面は、磁性材製の被覆部材82によって覆われている。被覆部材82は、電磁鋼、具体的には、飽和磁束密度が1.8T以上であり、熱伝導率が20W/(m・K)以上であるケイ素鋼によって円筒状に成形されており、径方向の厚さが0.5mmとされている。なお、被覆部材82には、軸方向に延びる切欠き部83が形成されており、その切欠き部83を介して、コイル70に通電用の配線(図示省略)が接続されている。
被覆部材82に覆われた複数のコイル70およびスペーサは、固定子74の外周面にクリアランスのある状態で嵌合されており、固定子74の軸方向、つまり、X軸方向に移動可能とされている。これにより、可動子72は、ベース28上をX軸方向に移動可能とされている。
また、被覆部材82の外周面には、放熱部材84が設けられている。放熱部材84は、熱伝導率が高く、単位質量当たりの放熱特性(放熱量/質量)の優れた金属材料、具体的には、銅製の部材が屈曲されることで成形されている。詳しく言えば、放熱部材84は、図3に示すように、複数の銅管85によって構成されている。銅管85は、内部に空間がある状態で径方向に圧縮されており、その内部の空間には、水が充填されている。つまり、放熱部材84として、ヒートパイプが採用されている。これにより、放熱部材84の放熱特性が、さらに向上している。ちなみに、図3には、後に説明するハウジングおよび樹脂モールドが取り除かれた状態のシャフトモータ56が示されている。
銅管85は、被覆部材82の外周面に沿って配設される円弧部86と、円弧部86から連続し、被覆部材82の径方向外側に延び出す延出部88とに区分けされる。円弧部86は、被覆部材82の外周面をそれの周方向において1/3程度覆っており、円弧部86の内側の面の曲率と、被覆部材82の外周面の曲率とは、略同じとされている。
銅管85の延出部88は、可動子72のハウジング90の外部にまで延び出しており、その延び出した部分には、フィン92が設けられている。フィン92は、熱伝導率が高く、単位質量当たりの放熱特性(放熱量/質量)の優れた金属材料、具体的には、アルミニウム合金製の薄い板材が凹凸状に屈曲されることで成形されている。フィン92は、可動子72の軸方向の長さと同程度の長さとされており、フィン92の両端部には、1対のファン94が設けられている。1対のファン94の一方は、フィン92の内部に向かって送風し、他方は、外部に向かって送風する構造とされている。これにより、フィン92の内部を風が通り抜けることで、放熱特性が向上する。
また、可動子72のハウジング90は、図2に示すように、溝形状とされており、外周面に放熱部材84が取り付けられた被覆部材82が、銅管85の延出部88をハウジング90の外部に延び出させた状態で、ハウジング90内に収容されている。ハウジング90の1対の側壁96のうちの延出部88が延び出す側の側壁96aは、被覆部材82の外周面と向かい合っており、その外周面と接触している。もう一方の側壁96bは、被覆部材82の外周面を覆う銅管85の円弧部86と向かい合っており、側壁96bと円弧部86との間には、隙間がある。その隙間には、楔状のスペーサ98が圧入されており、スペーサ98の後端部、つまり、肉厚側の端部の厚さは、円弧部86と側壁96bとの隙間より厚くされている。これにより、銅管85の円弧部86を被覆部材82に向かって押しつけることが可能となり、円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とが密着される。
銅管85が取り付けられた被覆部材82および、その被覆部材82と円弧部86とを密着させるスペーサ98は、樹脂モールド100によって、ハウジング90内に封止されている。なお、樹脂モールド100の樹脂は、コイル70の線材の隙間に充填される樹脂と同じものである。
また、可動子72の上部、詳しくは、樹脂モールド100の上面および銅管85の延出部88の上面には、テーブル102が固定されており、そのテーブル102の上面にX軸スライダ54(図2では省略されている)が固定的に配設されている。テーブル102は、スライド機構104によって、固定子74の軸方向、つまり、X軸方向にスライド可能とされている。詳しくは、スライド機構104は、ベース28上に配設された1対のスライドレール106と、それら1対のスライドレール106に相対動可能に嵌合される1対のスライダ108と、スライドレール106とスライダ108との間に配設されるリニアベアリング110とを有している。1対のスライドレール106は、固定子74を挟むようにして、X軸方向に延びるように配設されており、それら1対のスライドレール106に、リニアベアリング110を介して、嵌合される1対のスライダ108が、テーブル102の下面に固定されている。これにより、テーブル102、つまり、X軸スライダ54は、X軸方向にスライド可能とされている。
上述した構成によって、シャフトモータ56では、永久磁石80によって発生させられる磁束がコイル内を流れる。そのコイル70に駆動電流が供給されることで、コイル70内を流れる磁束とコイル70に供給される電流との相互作用により、軸方向の移動推力が発生させられる。そして、この推力によって、可動子72が固定子74の軸線に平行な方向に移動させられ、テーブル102、つまり、X軸スライダ54がX軸方向に移動させられる。
本実施例のシャフトモータ56では、コイル70の外周面が、飽和磁束密度の高い磁性材製の被覆部材82によって覆われており、永久磁石80によって発生させられる磁束が、被覆部材82によって、効率的にコイル70内を流れる。つまり、被覆部材82がヨークとして機能し、被覆部材82によって、コイル70内を流れる磁束が、効率よく上記推力に変換可能な方向に集中させられる。これにより、コイル内を流れる磁束を、上記推力に効率的に変換することが可能となり、シャフトモータ56の高推力化を図ることが可能となる。
また、コイル70への駆動電流の供給により、コイル70が発熱するが、その熱は、コイル70の外周面に設けられた熱伝導率の高い被覆部材82に伝達される。そして、その熱は、被覆部材82の外周面を覆う熱伝導率の高い放熱部材84の円弧部86に伝達され、放熱部材84の延出部88およびフィン92から、可動子72の外部に放出される。これにより、放熱特性に優れたシャフトモータを実現することが可能となる。さらに、放熱特性の向上により、高い推力を発生させることが可能である。このため、本実施例のシャフトモータ56では、更なる高推力化を図ることが可能となる。
また、本実施例のシャフトモータ56では、放熱部材84の円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とが、スペーサ98によって、密着されており、円弧部86と被覆部材82との密着面積が比較的大きくされている。これにより、コイル70内で生じた熱が、被覆部材82から円弧部86に伝達され易くなり、更なる放熱特性の向上を図ることが可能となっている。
<変形例>
上記実施例のシャフトモータ56では、ハウジング90の側壁96bと放熱部材84の円弧部86との間に圧入されるスペーサ98は、楔状とされており、比較的剛性の高いものが採用されている。しかし、側壁96bと円弧部86との間に圧入されるスペーサの形状は、楔状に限定されるものでなく、種々の形状のスペーサを採用することが可能である。また、スペーサの素材は、剛性の低いものであってもよく、種々の素材により成形されたものを採用することが可能である。
上記実施例のスペーサ98とは異なる素材により成形されたスペーサを備えるシャフトモータを、変形例1のシャフトモータ120として図3に示し、上記実施例のスペーサ98とは異なる形状のスペーサを備えるシャフトモータを、変形例2のシャフトモータ122として図4に示す。なお、各変形例のシャフトモータ120,122は、スペーサを除き、上記実施例のシャフトモータ56と同様の構成であるため、上記シャフトモータ56と同様の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
変形例1のシャフトモータ120は、図4に示すように、楔状のスペーサ124を有しており、そのスペーサ124が、ハウジング90の側壁96bと銅管85の円弧部86との間に圧入されている。スペーサ124は、銅管85の剛性より低い剛性の素材により成形されており、スペーサ124は、側壁96bと円弧部86との間に圧入されることで、円弧部86の外周面に沿って変形している。これにより、銅管85の円弧部86の被覆部材82への過剰な押し付けを抑制することが可能となり、円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面との間にかかる荷重の過剰な増大を抑制することが可能となる。
なお、変形例1のスペーサ124の素材としては、側壁96bと円弧部86との間への圧入時に、スペーサ124が円弧部86の外周面に沿って変形するものであればよく、銅管85の剛性より低い剛性の金属製の素材,柔軟性を有する弾性体等、種々のものを採用することが可能である。また、スペーサ124は、塑性変形,弾性変形等、種々の形態で変形可能である。
また、変形例2のシャフトモータ122は、図5に示すように、平板状のスペーサ126を有している。スペーサ126は、ハウジング90の側壁96bと銅管85の円弧部86との間に圧入されており、銅管85の円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とを好適に密着させている。このように、側壁96bと円弧部86との間に圧入されるスペーサは、どのような形状のものであっても、銅管85の円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とを好適に密着させることが可能である。なお、平板状のスペーサ126は、剛性の高い素材により成形されているが、変形例1のスペーサ124と同様に、剛性の低い素材により成形されてもよい。
上記実施例および変形例1,2のシャフトモータ56,120,122では、スペーサ98,124,126によって、銅管85の円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とが密着されているが、スペーサとは異なるものによって、円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とが密着されてもよい。スペーサとは異なるものによって円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とが密着されるシャフトモータを、変形例3のシャフトモータ130として図6に示す。なお、変形例3のシャフトモータ130は、円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とを密着させるものを除き、上記実施例のシャフトモータ56と略同様の構成であるため、上記シャフトモータ56と同様の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
変形例3のシャフトモータ130では、図6に示すように、ハウジング90の側壁96bと銅管85の円弧部86との間にスペーサは、圧入されておらず、銅管85の円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とは、半田132により接合されている。つまり、円弧部86の内側の面と被覆部材82の外周面とは、半田132を介して、密着されている。これにより、熱伝導率の高い半田132を介して、コイル70に生じた熱が、被覆部材82から円弧部86に伝達され、高い放熱特性を担保することが可能となる。なお、被覆部材82の外周面には、ニッケルメッキ処理が施されている。
ちなみに、上記実施例および変形例において、シャフトモータ56,120,122,130は、リニアモータの一例であり、シャフトモータ56,120,122,130を構成する可動子72,固定子74は、可動子,固定子の一例である。また、コイル70,被覆部材82,ハウジング90は、コイル,磁性体,ハウジングの一例であり、被覆部材82の切欠き部83は、切欠き部の一例である。スペーサ98,124,126は、スペーサの一例であり、放熱部材84とフィン92とによって構成されるものは、放熱部材の一例である。放熱部材84の円弧部86は、集熱部の一例であり、放熱部材84の延出部88とフィン92とによって構成されるものは、放熱部の一例である。
なお、本発明は、上記実施例および変形例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例および変形例では、本発明のシャフトモータが、作業ヘッド16をX軸方向に移動させるX軸方向スライド機構50の駆動源として採用されているが、Y軸方向スライド機構52の駆動源として、本発明のシャフトモータを採用することが可能である。また、電子部品装着機10を構成する装置,機構等以外の装置,機構等の駆動源として、本発明のシャフトモータを採用することも可能である。
また、上記実施例および変形例では、磁性体としての被覆部材82の径方向の厚さは、0.5mmとされていたが、その値に限定されるものではなく、0.5mm以上であればよい。ただし、被覆部材82の厚さが厚いほど、被覆部材82、つまり、可動子72の重量が重くなることから、被覆部材82の厚さは、0.5〜3mm程度が好ましい。
また、シャフトモータの放熱特性を、さらに向上させるべく、フィン92を可動子72の径方向における両側部に設けてもよい。具体的には、図7に示すように、被覆部材82の外周面に取り付けられる複数の銅管85のうち半分のものの延出部88が、ハウジング90の外部の一方の方向に延び出し、複数の銅管85のうち残りの半分のものの延出部88が、上記一方の方向とは反対の方向に延び出している。上記一方の方向に延び出す延出部88を備える銅管85aと、上記一方の方向と反対の方向に延び出す延出部88を備える銅管85bとが、交互に被覆部材82の外周面に取り付けられている。そして、銅管85aの延出部88aには、フィン92aが設けられるとともに、銅管85bの延出部88bには、フィン92bが設けられている。このような構造により、フィン92a,92bが可動子72の径方向における両側部に設けられている。
また、シャフトモータの放熱特性を向上させるべく、フィン92に取り付けられるファン94の数を増やしてもよい。具体的には、図8に示すように、複数のファン94、(図では、6個のファン94)を、可動子72の軸方向に並べて配設し、フィン92の長手方向の側面に取り付けてもよい。これにより、フィン92に取り付けられるファン94の数を増やすことが可能となり、放熱特性の向上を図ることが可能となる。
56:シャフトモータ 70:コイル 72:可動子 74:固定子 82:被覆部材(磁性体) 83:切欠き部 84:放熱部材 86:円弧部(集熱部) 88:円弧部(放熱部) 90:ハウジング 92:フィン(放熱部材)(放熱部) 98:スペーサ 120;シャフトモータ 122:シャフトモータ 124:スペーサ 126:スペーサ 130:シャフトモータ

Claims (9)

  1. 筒状のコイルを有する可動子と、前記コイルの内部を貫通するシャフト状の固定子とを備え、
    前記可動子が、
    前記コイルの外周面を覆うように配設された磁性体と、
    その磁性体の外周面に沿って取り付けられる集熱部と、その集熱部から連続し、前記コイルの径方向外側に向かって延び出すことで、前記可動子のハウジングの外部に延び出す放熱部とを有する放熱部材と
    前記集熱部と前記ハウジングとの間に圧入される楔状のスペーサと
    を備え
    前記楔状のスペーサが、
    その楔状のスペーサの先細形状の先端に向かって延びる方向と、前記集熱部が取り付けられる前記磁性体の延びる方向とが平行とならないように、前記集熱部と前記ハウジングとの間に圧入されたリニアモータ。
  2. 前記リニアモータは、
    前記放熱部材に設けられ、その放熱部材に送風するファンを備えることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記リニアモータは、
    前記放熱部材を複数、備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記磁性体が、電磁鋼により成形された請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のリニアモータ。
  5. 前記磁性体の飽和磁束密度が、1.8T以上である請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のリニアモータ。
  6. 前記磁性体の熱伝導率が、20W/(m・K)以上である請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のリニアモータ。
  7. 前記磁性体が、
    筒状とされており、軸方向に延びるように形成された切欠き部を有する請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のリニアモータ。
  8. 前記磁性体の径方向の厚さが、0.5mm以上である請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のリニアモータ。
  9. 前記スペーサが、
    前記集熱部と前記ハウジングとの間に圧入された状態で、前記集熱部の外周面に沿って変形する請求項7または請求項8に記載のリニアモータ。
JP2013553116A 2012-01-10 2012-01-10 リニアモータ Active JP5909247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013553116A JP5909247B2 (ja) 2012-01-10 2012-01-10 リニアモータ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013553116A JP5909247B2 (ja) 2012-01-10 2012-01-10 リニアモータ
PCT/JP2012/050222 WO2013105208A1 (ja) 2012-01-10 2012-01-10 リニアモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013105208A1 JPWO2013105208A1 (ja) 2015-05-11
JP5909247B2 true JP5909247B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=48781187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013553116A Active JP5909247B2 (ja) 2012-01-10 2012-01-10 リニアモータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5909247B2 (ja)
WO (1) WO2013105208A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015092922A1 (ja) 2013-12-20 2015-06-25 富士機械製造株式会社 リニアモータ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11206099A (ja) * 1997-12-29 1999-07-30 Minolta Co Ltd シャフト型リニアモータ
JPH11225468A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Minolta Co Ltd シャフト型リニアモータ
JP4467223B2 (ja) * 2002-03-01 2010-05-26 東芝三菱電機産業システム株式会社 均熱装置
JP2004301427A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Ts Corporation 変形発熱部用放熱装置
JP2007274820A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Hitachi Ltd リニアモータ
JP5072064B2 (ja) * 2006-09-01 2012-11-14 富士機械製造株式会社 円筒型リニアモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2013105208A1 (ja) 2015-05-11
WO2013105208A1 (ja) 2013-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI288521B (en) Coreless linear motor
JP5401532B2 (ja) 直線移動装置
JP6029189B2 (ja) 部品実装機用のリニアモータ装置
JP6156716B2 (ja) 搬送装置
JP2004088992A (ja) ボイスコイル型リニアアクチュエータ及びこのアクチュエータを用いた装置、並びにこのアクチュエータの製造方法
JP2014128177A (ja) 搬送装置
US9853530B2 (en) Linear motor unit
JP3891545B2 (ja) リニアモータ
JP5355105B2 (ja) 直線駆動装置および電子回路部品装着機
JP4670791B2 (ja) 直動装置および電子部品実装装置
JP5909247B2 (ja) リニアモータ
CN104333193A (zh) 带冷却的动磁式直线电机
JP5901743B2 (ja) リニアモータ装置
JP5447308B2 (ja) リニアモータ
JP4381866B2 (ja) 電子部品搭載ヘッド
US10811950B2 (en) Linear motor and device provided with linear motor
JP4514112B2 (ja) 単軸ロボット
JP4670790B2 (ja) 直動装置および電子部品実装装置
JP2004064874A (ja) 高加速度形リニアモータ
JP2010074978A5 (ja)
JP2016220294A (ja) リニアモータ構造
JP2009261245A (ja) 直動モータ
JP2008177451A (ja) 直動装置および電子部品実装装置
JP4670792B2 (ja) 直動装置および電子部品実装装置
JP2005039959A (ja) 吸引力相殺形リニアモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5909247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250