JP2008197452A - 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 共振型の光偏向器の偏向面の動的な撓みによる波面収差の劣化を低減することができる小型の光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を得ること。
【解決手段】 光源手段1から出射した光束を集光する集光光学系LAと、該集光光学系から出射した光束を偏向走査する偏向手段5と、偏向手段で偏向走査された光束を被走査面8上に集光する結像光学系LBとを有し、偏向手段は往復運動し、光束を反射偏向する偏向面501を有し、偏向面には往復運動するとき副走査方向に非対称な変形を生じるような角加速度が加えられており、集光光学系は、光源手段から出射した光束を副走査方向において、偏向面内であって、副走査方向の中心線に対し、偏向面の副走査方向の非対称な変形のうち、変形量が小さい側の領域内に集光させていること。
【選択図】 図1

Description

本発明は光走査装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機やマルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)の画像形成装置に好適なものである。
従来から、偏向手段として往復運動を行う光偏向器(共振型の光偏向器)を使用した光走査装置が種々提案されている(特許文献1参照)。
光偏向器として、回転多面鏡(ポリゴンミラー)を使用した光走査装置に比べて、共振型の光偏向器を使用した光走査装置は、光偏向器自体を大幅に小型化することが可能であること、消費電力が少ないことの特徴がある。また半導体プロセスによって製造されるSi単結晶からなる共振型の光偏向器は理論上金属疲労が無く耐久性にも優れていることの特徴もある。
図20は従来の共振型の光偏向器を使用した光走査装置の要部概略図である。
図20において光源手段91からの発散光を絞り92により特定のスポット径が得られるように光束幅を制限した後、コリメータレンズ93により平行光束に変換している。94は副走査方向に屈折力を有したシリンドリカルレンズある。シリンドリカルレンズ94に入射した平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束して往復運動する光偏向器95の偏向面501aに線像として結像している。
ここに使用した光偏向器95を図21に示す。
図21において光偏向器95は、可動板(以下「第1の可動板」と称す。)501、該第1の可動板501の上下方向(Z方向、副走査方向)に設けた二つの可動板(以下「第2の可動板」と称す。)504、機械的な接地支持部505で構成されている。さらにそれらを弾性支持するねじりバネ508で構成されている。
これらすべての要素は、揺動軸Aを中心として駆動手段506によりねじり振動させられる。駆動手段506は、固定電磁コイルであり、駆動制御手段507から任意の電流を流すことで、第2の可動板504に設置された磁石503との電磁気力により振動を行う。また、第1の可動板501は、光を偏向するための偏向面501aを有しており、第1の可動板501と第2の可動板504のねじり振動によって、光源手段91からの光束を偏向走査する。
図21に示した共振型の光偏向器95は、基準周波数にその2倍の周波数を重畳させて駆動させることにより、正弦振動タイプに比べて等角速度領域が広い偏向走査が達成可能な2自由度振動系である。
特開2005−308863号公報
従来から提案されている共振型の光偏向器95を有する光走査装置には次に挙げる課題が存在する。
一般に、高速動作を必要とする光偏向器95においては、その偏向面501aは、特定の角度内をねじり振動するため、大きな角加速度を受ける。したがって駆動時に偏向面501aが自重による慣性力を受けて該偏向面501aが大きく撓んでしまう。
ここで、偏向面501aが動的な撓みで変形した場合、該偏向面501aで反射された光束は、変形量の2倍の量の波面収差(コマ収差)が発生することとなり、感光ドラム面8上での結像スポットに悪影響を与えることが予想される。
動的な撓みにより発生する波面収差(コマ収差)を、光偏向器5と感光ドラム面8との間に存在する結像光学系LBで補正することも考えられる。しかしながら結像光学系LBでの補正量にも限度があるため、撓み量自体が大きすぎると補正不足となってしまい画質に影響を及ぼすことになる。
また、図21に示したように、第1の可動板501がねじりバネ508に支持されている部分(B1部及びB2部)付近は、局所的な変形が発生することが最近明らかとなってきた。このような局所的な変形により発生する波面収差を結像光学系LBで補正することは非常に困難である。
本発明は共振型の光偏向器の偏向面の動的な撓みによる波面収差の劣化を低減することができる小型の光走査装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明の光走査装置は、
光源手段から出射した光束を集光する集光光学系と、
該集光光学系から出射した光束を偏向走査する偏向手段と、
該偏向手段で偏向走査された光束を被走査面上に集光する結像光学系と、
を有する光走査装置において、
該偏向手段は往復運動し、光束を反射偏向する偏向面を有し、
該偏向面には往復運動するとき副走査方向に非対称な変形を生じるような角加速度が加えられており、
該集光光学系は、該光源手段から出射した光束を副走査方向において、該偏向面内であって、副走査方向の中心線に対し、該偏向面の副走査方向の非対称な変形のうち、変形量が小さい側の領域内に集光させていることを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記偏向面は副走査方向において片側のみで支持部材で支持されており、前記集光光学系で集光されてる光束は、該偏向面の副走査方向の中心線より、該支持部材で支持されている側に対して反対側の領域内に集光していることを特徴としている。
請求項3の発明の光走査装置は、
光源手段から出射した光束を集光する集光光学系と、
該集光光学系から出射した光束を偏向走査する偏向手段と、
該偏向手段で偏向走査された光束を被走査面上に集光する結像光学系と、
を有する光走査装置において、
該偏向手段は往復運動し、光束を反射偏向する偏向面を有し、
該偏向面は副走査方向において両側で支持部材で支持されており、
該集光光学系は、該光源手段から出射した光束を該偏向面内であって、該偏向面の副走査方向の幅をHとするとき、副走査方向の中心線に対して副走査方向において0.25H以内の領域内に集光させていることを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1、2又は3の発明において、
前記集光光学系は、前記光源手段からの光束を前記偏向面上に焦線状態で集光しており、該光束の焦線方向と該偏向面の中心を通る主走査方向との成す角をαとするとき、
|α|≦1°
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1から4の何れか1項の発明において、
前記集光光学系からの光束は、主走査断面内に投射したとき、前記結像光学系の光軸方向から前記偏向面に入射しており、副走査断面内においては、該結像光学系の光軸に対し有限の角度で入射していることを特徴としている。
請求項6の発明は請求項1から5の何れか1項の発明において、
前記偏向面を含む可動板は100μm以上500μm以下の厚さであることを特徴としている。
請求項7の発明は請求項1から6の何れか1項の発明において、
前記偏向手段の偏向面は基本周波数にその整数倍の周波数を重畳して駆動されていることを特徴としている。
請求項8の発明の画像形成装置は、
請求項1から7の何れか1項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光ビームによって前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
請求項9の発明の画像形成装置は、
請求項1から7の何れか1項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴としている。
本発明によれば共振型の光偏向器の偏向面の動的な撓みによる波面収差の劣化を低減することができる小型の光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は本発明の実施例1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
尚、以下の説明において、主走査方向(Y方向)とは偏向手段の揺動軸及び結像光学系の光軸(X方向)に垂直な方向(偏向手段で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)である。副走査方向(Z方向)とは偏向手段の揺動軸と平行な方向である。主走査断面とは結像光学系の光軸と主走査方向とを含む平面である。副走査断面とは主走査断面に垂直な断面である。
図中、1は光源手段であり、半導体レーザーより成っている。2は開口絞りであり、通過光束(光量)を制限している。3は集光レンズ(コリメータレンズ)であり、光源手段1から出射された発散光束を平行光束に変換している。4はシリンドリカルレンズであり、副走査方向(副走査断面内)にのみ屈折力を有しており、コリメータレンズ3を通過した光束を副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向面501aに線像(焦線)として結像させている。
尚、コリメータレンズ3とシリンドリカルレンズ4を1つの光学素子(アナモフィックレンズ)より構成しても良い。
7は反射ミラーであり、光束を光偏向器5側へ反射させている。尚、開口絞り2、コリメータレンズ3、シリンドリカルレンズ4、反射ミラー7の各要素は集光光学系(入射光学系)LAの一要素を構成している。
5は偏向手段としての共振型の光偏向器であり、ガルバノミラー(振動ミラー)より成っている。光偏向器5は往復運動し、光束を反射偏向する偏向面(偏向反射面)501aを有している。偏向面501aには往復運動するとき副走査方向に非対称な変形を生じるような角加速度が加えられている。
上記集光光学系LAは光源手段1からの光束を偏向面上に焦線状態で集光している。
LBはfθ特性を有する結像光学系であり、プラスチック製の材料よりなる単一の結像レンズ(fθレンズ)6より成っている。結像光学系LBは光偏向器5で偏向された光束を被走査面8上(感光体上)に結像させ、かつ副走査断面内においては偏向面501aと感光ドラム面8との間を共役関係にすることにより面倒れ補正を行っている。
8は被走査面である感光ドラム面である。
本実施例において画像情報に応じて半導体レーザー1から光変調され出射した発散光束は開口絞り2によって光量が制限され、コリメータレンズ3によって平行光束に変換され、シリンドリカルレンズ4に入射している。このシリンドリカルレンズ4に入射した光束のうち主走査断面内においては反射ミラー7を介して光偏向器5の偏向角の中央から偏向面501aに入射(正面入射)する。つまり、集光光学系LAからの光束は、主走査断面内に投射したとき、結像光学系LBの光軸方向から偏向面501aに入射している(斜入射光学系)。
また副走査断面内における光束は、収束して反射ミラー7を介して偏向面501aに対し副走査方向に角度(γ=3°)を持って入射(斜入射)する。つまり、副走査断面内における光束は、結像光学系LBの光軸Lに対し有限の角度で入射している。
そして光偏向器5の偏向面501aで偏向反射された光束は結像光学系6を介して感光ドラム面8上に導光され、該光偏向器5の偏向面501aを往復運動させることによって、該感光ドラム面8上を特定方向(主走査方向)に光走査している。これにより、記録媒体としての感光ドラム面8上に画像記録を行っている。
通常、回転多面鏡(ポリゴンミラー)のような複数の偏向面が存在する光偏向器の場合、各面毎に副走査方向への倒れ角が異なるため、面倒れ補正光学系を採用することが一般的である。
共振型の光偏向器の場合は偏向面が1面しかないため、各面毎の倒れ量の差に関しては考慮する必要がない。しかしながら、後述する図3に示す磁石503の取り付け精度誤差の影響により、偏向角によって副走査方向に倒れる量が異なることは考慮するのがより好ましい。よって、走査開始から走査終了まで感光ドラム面8上でのビームスポット位置を一直線にするために、偏向面501aと感光ドラム面8とを副走査断面内で共役関係とするのがより好ましい。
また一般に共振型の光偏向器において、その偏向面の面積を大きくしてしまうと高速で振動させることが困難となってくる。レーザービームプリンターやデジタル複写機に使用する場合には極力その偏向面の大きさを小さくするのが良い。
そこで本実施例においては、上述した如く結像レンズ6側から共振型の光偏向器5の偏向面501aに正面から光束を入射させている(正面入射)。このように正面から光束を入射させれば、共振型の光偏向器5の偏向面501aの大きさ(主走査方向の幅)を最小限の大きさにすることができ、高速で振動させることが可能となる。
また、上記の如き入射方法(正面入射)をとった場合には、共振型の光偏向器5の偏向面501aに入射する光束と偏向面501aによって偏向反射された光束が互いに干渉してしまう。そのため、偏向面501aに入射する光束を上述した如く副走査断面内において、結像光学系LBの光軸Lに対し有限の角度を成して入射させるのが良い。
つまり、副走査方向にγ=3°の斜入射角を与え、反射ミラー7を介して光束を副走査方向下方(偏向面501aの法線に対して図面上、下方向)から入射させている。従って、偏向面501aによって偏向反射された光束も同様に副走査方向にγ´=3°の角度を成して副走査方向上方(偏向面501aの法線に対して図面上、上方向)に偏向反射される。
結像光学系LBである結像レンズ6は、前記副走査方向上方に偏向反射された偏向光束が入射されるように副走査方向上方に特定の距離を置いて配置され、結像レンズ6に入射した偏向光束を感光ドラム8上にスポット状に結像させている。
本実施例の共振型の光偏向器5は、基準周波数にその2倍の周波数を重畳させて駆動させることにより、正弦振動タイプに比べて等角速度領域が広い偏向走査を達成している。
正弦振動を行っている共振型の光偏向器を用いた場合、被走査面上で光束を等速走査させるためにはArcsin特性を持つ結像レンズで偏向後の光束を集光する必要がある。
しかしながら、Arcsin特性を持つ結像レンズで走査結像させると、画像中央部に対して画像端部のスポットが肥大し、画像品位が劣化するといった問題点が生じる。
よって、本実施例は2自由度系の共振型の光偏向器5を用い等角速度領域を広げることで、従来ポリゴンミラーで用いられていたfθ特性を持つ結像レンズを使用することを可能としている。
図3は本発明の実施例1の共振型の光偏向器の要部概略図である。
図3における光偏向器5は、可動板(第1の可動板)501、該第1の可動板501の副走査方向(Z方向)下方に設けた可動板(第2の可動板)504、機械的な接地支持部505で構成されている。さらにそれらを弾性支持する支持部材としてのねじりバネ508で構成されている。尚、Bは支持部分である。
これらすべての要素は、揺動軸(不図示)を中心として駆動手段506によりねじり振動させられる。駆動手段506は、固定電磁コイルであり、駆動制御手段507から任意の電流を流すことで、第2の可動板504に設置された磁石503との電磁気力により振動を行う。また、第1の可動板501は、光を偏向するための偏向面501aを有しており、第1の可動板501と第2の可動板504のねじり振動によって、光源手段1からの光束を偏向走査する。
光偏向器5を駆動する固有振動数は
ω=2π×2000(Hz)、
ω=2π×4000(Hz)
であり、つまり
ω=2ω
となっている。これらの振動モードを以下、モード1、モード2と称する。
本実施例の共振型の光偏向器5においては、第1、第2の可動板501、504とねじりバネ508が構成する系が、基準周波数およびその整数倍の周波数で同時に振動するように駆動制御手段507が駆動手段506を制御する。その際に、基準周波数およびその整数倍の周波数の可動板の振幅と位相を様様に変化させることで、いろいろな駆動を行うことができる。
本実施例においては、駆動手段506を駆動制御手段507が制御して、モード1における第1の可動板501の最大振動振幅φ
φ=38.27979deg、
角振動数ω
ω=2π×2000(Hz)、
となるように設定している。またモード2における第2の可動板504の最大振動振幅φ
φ=5.32752deg、
角振動数ω
ω=2π×4000(Hz)
となるようにし、それぞれの位相が180deg異なるように設定している。
このときの第1の可動板501の振動角(偏向角)θ
θ=φsin(ωt)−φsin(ωt)
で与えられる。
また、第1の可動板501の角速度dθ1/dtと、角加速度d2θ1/dt2は、
で与えられる。
図4に本実施例における共振型の光偏向器5の第1の可動板501による走査光束の振動角(反射角)θ2=2θ1を示す。図4において横軸は振動の周期T(時間)、縦軸は振動角θ2(単位はdeg)である。
本実施例においては、上記モード1とモード2を同時に励振することによって、通常の正弦振動に比べて振動角θ2が時間に比例する領域が多く存在することが分かる。
図5は第1の可動板501の偏向角の角速度を示したグラフである。図5において横軸は振動の周期T(時間)、縦軸は角加速度である。時間が0〜0.14Tにおいて、角加速度が一定であることが分かる。
本実施例で使用した共振型の光偏向器5は、その第1の可動板501の厚みが200μm、主走査方向(Y方向)の幅が3.2mm、副走査方向(Z方向)の幅1.1mmのサイズである。このように薄い第1の可動板501を高速で振動させると図6に示したようなイメージの面変形(動的撓み)が発生する。
図7は上述した如く振動をさせた場合、画像端部を走査している状態における偏向面501aの面変形量(動的撓み量)を有限要素法により計算した結果のグラフである。図8は図7に示したグラフの中央部の拡大図である。
このグラフは、偏向面501aのある高さにおいて面変形を求め、それぞれの高さにおける主走査方向中央部での面の傾き成分を削除したものである。このグラフより、Z方向(副走査方向)の位置により変形量が大きく異なることが分かる。尚、上記図3においてZ0はZ=0のときの偏向面内における副走査方向の中心線である。
偏向面501aがねじりバネ508により支持されている側(Z<0、図3に示す中心線Z0の下側)の領域では面変形量が大きく、それと反対側(Z>0、図3に示す中心線Z0の上側)の領域では面変形量が小さいことが分かる。
一般的に支持されている側の方が面変形が大きく、支持されていない側が面変形が小さいと言える。また、ねじりバネ508との支持部(Z=−550μm、Bの領域)においては局所的な変形が発生していることも見て取れる。このような局所的な面変形がある場所で光束が反射された場合、感光ドラム面8上に結像するスポットは大きく崩れたものとなり、高画質な画像形成を行うことが困難となってしまう。
本実施例の第1の可動板501の厚みは200μmとしているが、角加速度に起因する動的な撓みを抑えるためには、その厚みを厚くすれば良い。但し、第1の可動板501を厚くした場合、同じ周波数で共振振動させる為には、ねじりバネ508の長さを長くしなければならい。よって、共振型の光偏向器のサイズ自身が大きくなり、光走査装置全体の大型化を招くことになる。
また、1枚のウエハから取り出せる共振型の光偏向器5の数も少なくなり製作面での効率が悪くなる。また第1の可動板501の厚みを薄くすれば共振型の光偏向器5のサイズ自身が小さくなるが、前述した動的な撓み量が大きくなって被走査面上で結像するスポットに影響を与えることになる。よって、第1の可動板501の厚みは100μm以上500μm以下の間に設定するのが望ましい。
これまで、提案されてきた共振型の光偏向器5を用いた光走査装置の場合、偏向面501aのどの位置で光束を反射させたらよいかといった議論はなかった。
本実施例の場合、図9に図示したように面変形量が小さい上側(中心線Z0に対して上側)の領域を選択し、その領域に焦線510を設定している。つまり集光光学系LAは光源手段1から出射した光束を副走査方向において偏向面501a内であって、副走査方向の中心線Z0に対し偏向面501aの副走査方向の非対称な変形のうち、変形量が小さい側(中心線Z0に対して上側)の領域内に集光させている。これにより偏向面501aで反射された光束の波面収差(コマ収差)の劣化を防ぐことができる。
また面変形による波面収差を結像光学系LBで補正しようと考えたとき、面変形が小さい上側(中心線Z0に対して上側)の領域を使用した場合と面変形の大きい下側(中心線Z0に対して下側)の領域を使用した場合とでは結像光学系LBの設計難易度が異なる。つまり当然面変形が小さい上側の領域を使用した場合の方が、光学設計がしやすいものになっている。
本実施例のように片側で支持されている第1の可動板501においては、支持されている側と反対側に焦線510を設定することで、面変形の影響を小さくすることができる。つまり、集光光学系LAで集光される光束を、偏向面501aの副走査方向の中心線Z0より支持部材508で支持されている側に対して反対側の領域内に集光することで面変形の影響を小さくしている。また、そうすることで、局所的な面変形部(図9に示すB部の領域)から焦線を遠ざけることもできる。
また後述する実施例2で示すように本実施例とは異なり第1の可動板501を両側で支持されているものにおいても、可動板の形状やねじりバネの形状が上下で非対称な共振型の光偏向器の場合には、面変形が上下で非対称に発生すると考えられる。その場合には、可動板の高さ方向の中心部より変形が小さい側に焦線を設定することで、面変形によるスポットへの影響を低減することができる。
更に、環境変動で焦線510の位置が高さ方向(副走査方向)に上下した場合においても、面変形が小さい側の領域に焦線510を設定しておいた方が、スポットへの影響が小さいことは明らかである。
次に、図10に示したように焦線510が副走査方向(Z方向)に傾いた場合においては、図7及び図8で示した面変形に更に主走査方向中央部での傾き成分の差までを考慮しなければならない。
図11は偏向面501aの高さ方向の位置(副走査方向の位置)を横軸に取り、縦軸には主走査方向中央部での偏向面の傾き成分を取ってグラフ化したものである。よって、設計上許容できる波面収差量に抑えるためには、焦線510の傾き成分(傾き角)αまでしっかりと管理しなくてはならず、その値は1°以内に設定するのが好ましい。
つまり、本実施例においては光束の焦線方向と偏向面501aの中心を通る主走査方向(Y方向)との成す角をαとするとき、
|α|≦1° ‥‥‥(1)
なる条件を満足させている。これにより波面収差量を設計上許容できる範囲に抑えている。
さらに望ましくは上記条件式(1)を次の如く設定するのが良い。
|α|≦0.2° ‥‥‥(1a)
尚、本実施例においては結像光学系LBを1枚のレンズより構成したが、これに限らず、2枚以上のレンズより構成しても良い。また結像光学系LBを回折光学素子を含ませて構成しても良い。
図12は本発明の実施例2の共振型の光偏向器の要部概略図である。同図において図9に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、第1の可動板501の副走査方向(Z方向)の両側をねじりバネ508で支持し、第1の可動板501の副走査方向の両側に第2の可動板504を設けたことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
図12において500は偏向手段としての共振型の光偏向器であり、ガルバノミラー(振動ミラー)より成っている。
本実施例の場合においても、実施例1と同様に基本周波数にその2倍の周波数を重畳させて駆動することで、正弦振動タイプに比べて等角速度領域が広い偏向走査を達成している。
図13は実施例1と同じ振動をさせた場合、画像端部を走査している状態における偏向面501aの面変形量(動的撓み量)を有限要素法により計算した結果のグラフである。図14は図13に示すグラフの中央部の拡大図である。
このグラフは、偏向面501aのある高さにおいて面変形を求め、それぞれの高さにおける主走査方向中央部での面の傾き成分を削除したものである。本実施例で使用した共振型の光偏向器500は中心線Z0に対して上下対称形状であるので、グラフには第1の可動板501の上側のみのデータをプロットしている。
このグラフより、ねじりバネ508との接点(図12に示すB1部及びB2部の領域)においては局所的な変形が発生していることも見て取れる。このような局所的な面変形がある場所で光束が反射された場合、感光ドラム面8上に結像するスポットは大きく崩れたものとなり、高画質な画像形成を行うことが困難となってしまう。
これまで、提案されてきた共振型の光偏向器500を用いた光走査装置の場合、偏向面501aのどの位置で光束を反射させたらよいかといった議論はなかった。
本実施例の場合、局所的な面変形をしている領域を避けるように焦線の位置を設定するのが良い。図15に示したように第1の可動板501の高さ方向(副走査方向)をHとした場合、環境変動により焦線510の位置が中心線Z0に対して上下に動くことを考慮して、初期の焦線位置を該中心線Z0から0.25H内に設定するのが望ましい。
つまり、本実施例において集光光学系LAは、光源手段1から出射した光束を偏向面501a内であって、該偏向面501aの副走査方向の幅をHとするとき、副走査方向の中心線Z0に対して副走査方向において0.25H以内の領域内に集光させている。これにより偏向面501aで反射された光束の波面収差(コマ収差)の劣化を防いでいる。
さらに望ましくは光源手段1から出射した光束を上記副走査方向の中心線Z0に対して副走査方向において0.1H以内の領域内に集光させるのが良い。
また実施例1でも述べたが、図16に示したように焦線510が副走査方向に傾いた場合、図13及び図14で示した面変形に更に主走査方向中央部での傾き成分の差までを考慮するのが良い。
実施例2においても、焦線510の傾き成分(傾き角)αの値は1°以内に設定するのが望ましい。
図17は本発明の実施例3の焦線位置の調整方法について説明した副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
前記実施例1、2を通して、偏向面501aと焦線510との位置関係が結像性能に大きく影響を及ぼすことを説明した。ここでは、偏向面501a上での焦線510の位置を設計上の位置へと調整する調整手段について説明する。
本実施例においては、図17に示したシリンドリカルレンズ4を図示した矢印Cの方向(副走査方向)に移動させることで、焦線510を特定の位置に移動させることができる。また共振型の光偏向器5自身を図示した矢印Dの方向に移動させることでも焦線510を特定の位置に移動させることができる。
尚、シリンドリカルレンズ4と光偏向器5とを相対的に移動させて調整を行っても良い。
また焦線510の傾きはシリンドリカルレンズ4を光軸Xを中心として矢印Eの方向に回転させることでも焦線510を特定の位置に調整することができる。また共振型の光偏向器5自身を図示した矢印Fの方向に回転させることでも焦線510を特定の位置に調整することができる。
尚、シリンドリカルレンズ4と光偏向器5とを相対的に回転させて調整を行っても良い。
このような調整方法により、偏向面501aと焦線510との位置関係を調整することにより、前記実施例1、2で説明したように面変形による波面収差の劣化を低減することが可能となる。
[画像形成装置]
図18は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータの外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1または2の何れかに示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
静電潜像担持体(感光ドラム)たる感光ドラム101は、モーター115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図18において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図18において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されている。そして転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
図18においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モーター115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のモーターの制御を行う。
本発明で使用される画像形成装置の記録密度は、限定されない。しかし、記録密度が高くなればなるほど、高画質が求められることを考えると、1200dpi以上の画像形成装置において本発明の実施例1〜2の構成はより効果を発揮する。
[カラー画像形成装置]
図19は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、光走査装置(光結像光学系)を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図19において、60はカラー画像形成装置、11,12,13,14は各々実施例1または2の何れかの構成を有する光走査装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。尚、図19においては現像器で現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器(不図示)と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器(不図示)とを有している。
図19において、カラー画像形成装置60には、パーソナルコンピュータの外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれ光走査装置11,12,13,14に入力される。そして、これらの光走査装置からは、各画像データに応じて変調された光ビーム41,42,43,44が射出され、これらの光ビームによって感光ドラム21,22,23,24の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置は光走査装置(11,12,13,14)を4個並べ、各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応している。そして各々平行して感光ドラム21,22,23,24面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つの光走査装置11,12,13,14により各々の画像データに基づいた光ビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム21,22,23,24面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器52としては、CCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
本発明の実施例1の光走査装置の主走査断面図 本発明の実施例1の光走査装置の副走査断面図 本発明の実施例1の共振型の光偏向器の要部概略図 本発明の実施例1の共振型の光偏向器の反射角を示すグラフ 本発明の実施例1の共振型の光偏向器の角速度を示すグラフ 本発明の実施例1の共振型の光偏向器の面変形を示すイメージ図 本発明の実施例1の共振型の光偏向器の面変形シミュレーション値を示す図 本発明の実施例1の共振型の光偏向器の面変形シミュレーション値を示す図(拡大図) 本発明の実施例1の偏向面と焦線との位置関係を説明する図 本発明の実施例1の偏向面と焦線との傾きの関係を説明する図 本発明の実施例1の主走査中央部における傾き成分のグラフ 本発明の実施例2の共振型の光偏向器の要部概略図 本発明の実施例2の共振型の光偏向器の面変形シミュレーション値を示す図 本発明の実施例2の共振型の光偏向器の面変形シミュレーション値を示す図(拡大図) 本発明の実施例2の偏向面と焦線との位置関係を説明する図 本発明の実施例2の偏向面と焦線との傾きの関係を説明する図 本発明の実施例3を説明するための光走査装置の副走査断面図 本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査断面図 本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図 従来の光走査装置の主走査断面図 従来の共振型の光偏向器の要部概略図
符号の説明
1 光源手段
2 開口絞り
3 集光レンズ(コリメータレンズ)
4 シリンドリカルレンズ
LA 集光光学系
5 偏向手段(往復型の偏向素子)
501a 偏向面
LB 結像光学系
6 結像レンズ
7 反射ミラー
8 被走査面(感光ドラム面)
11、12、13、14 光走査装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光ビーム
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モーター
116 排紙ローラ
117 外部機器

Claims (9)

  1. 光源手段から出射した光束を集光する集光光学系と、
    該集光光学系から出射した光束を偏向走査する偏向手段と、
    該偏向手段で偏向走査された光束を被走査面上に集光する結像光学系と、
    を有する光走査装置において、
    該偏向手段は往復運動し、光束を反射偏向する偏向面を有し、
    該偏向面には往復運動するとき副走査方向に非対称な変形を生じるような角加速度が加えられており、
    該集光光学系は、該光源手段から出射した光束を副走査方向において、該偏向面内であって、副走査方向の中心線に対し、該偏向面の副走査方向の非対称な変形のうち、変形量が小さい側の領域内に集光させていることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記偏向面は副走査方向において片側のみで支持部材で支持されており、前記集光光学系で集光されてる光束は、該偏向面の副走査方向の中心線より、該支持部材で支持されている側に対して反対側の領域内に集光していることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 光源手段から出射した光束を集光する集光光学系と、
    該集光光学系から出射した光束を偏向走査する偏向手段と、
    該偏向手段で偏向走査された光束を被走査面上に集光する結像光学系と、
    を有する光走査装置において、
    該偏向手段は往復運動し、光束を反射偏向する偏向面を有し、
    該偏向面は副走査方向において両側で支持部材で支持されており、
    該集光光学系は、該光源手段から出射した光束を該偏向面内であって、該偏向面の副走査方向の幅をHとするとき、副走査方向の中心線に対して副走査方向において0.25H以内の領域内に集光させていることを特徴とする光走査装置。
  4. 前記集光光学系は、前記光源手段からの光束を前記偏向面上に焦線状態で集光しており、該光束の焦線方向と該偏向面の中心を通る主走査方向との成す角をαとするとき、
    |α|≦1°
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の光走査装置。
  5. 前記集光光学系からの光束は、主走査断面内に投射したとき、前記結像光学系の光軸方向から前記偏向面に入射しており、副走査断面内においては、該結像光学系の光軸に対し有限の角度で入射していることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記偏向面を含む可動板は100μm以上500μm以下の厚さであることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記偏向手段の偏向面は基本周波数にその整数倍の周波数を重畳して駆動されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の光走査装置。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光ビームによって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1から7の何れか1項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
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