JP2008197392A - 薄型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】入出力信号用の端子を有する基板の近くで効率的に吸気することができ、キャビネット内の自然対流による放熱性を高めることができる薄型表示装置を提供する。
【解決手段】前側に表示面を有する表示部1と、導線2が接続/切離される複数の端子31,51を有し、前記表示部1の後側に取付けてある基板3,5と、前記表示部1の後側を被覆するキャビネット7とを備え、該キャビネット7に、前記基板3,5より下側で開口する吸気口74、及び上側で開口する排気口76を夫々設け、前記複数の端子31,51を、前記導線2を下方から接続/切離を可能に前記吸気口74に配することにより、基板3,5の近くで効率的に吸気することができるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】前側に表示面を有する表示部1と、導線2が接続/切離される複数の端子31,51を有し、前記表示部1の後側に取付けてある基板3,5と、前記表示部1の後側を被覆するキャビネット7とを備え、該キャビネット7に、前記基板3,5より下側で開口する吸気口74、及び上側で開口する排気口76を夫々設け、前記複数の端子31,51を、前記導線2を下方から接続/切離を可能に前記吸気口74に配することにより、基板3,5の近くで効率的に吸気することができるようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は液晶表示装置、プラズマ表示装置、SEDディスプレイ、ELディスプレイ等の薄型表示装置に関する。
テレビ等の薄型表示装置は、映像を表示する表示面を前側に有する表示部と、下側に吸気孔及び上側に排気孔を有し、前記表示部の後側を被覆するキャビネットと、該キャビネット内の上側に配されたファンとを備え、該ファンの駆動により前記吸気孔からキャビネット内へ吸気した空気を前記排気孔から外部へ排気し、キャビネット内の温度上昇を抑制するように構成されている(例えば特許文献1参照)。
また、液晶テレビは各種映像信号を出力するためのパネル部と、該パネル部の後側に配され、パネル部へ光を照射するバックライト部と、該バックライト部の後側に取付けられ、バックライト部を駆動するインバータ回路基板と、前記パネル部の駆動及び制御を行う制御回路基板とにより表示部が構成され、また、外部機器との間でケーブル等の導線が接続/切離される複数の端子を実装してある端子基板と、前記パネル部に表示する映像を処理させる処理回路基板と、該処理回路基板に電圧を供給する電圧回路基板と、これら端子基板、処理回路基板及び電圧回路基板を横方向に並べて取付けてある基板支持板とにより基板モジュールが構成され、この基板モジュールが前記表示部の後側の面に取付けられている。
また、ファンを用いることなく、キャビネット内の温度上昇を抑制する表示装置は、表示部の後側の面に複数の第1基板を取付け、表示部の下側にスピーカを、また、該スピーカの後側にスピーカ用の第2基板を夫々配し、表示部の後側に、上側の第1基板側を覆う大キャビネットと、下側の第2基板側を覆う小キャビネットとを取付けて表示部側の放熱空間と、スピーカ側の放熱空間とに区画してある(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−233979号公報
特開2005−24875号公報
ところが、放熱用のファンを備える表示装置にあっては、ファンが排気する際に騒音が発生し、この騒音が排気口から外部へ洩れるし、また、キャビネット内に埃が溜りやすいため、ファンを用いることなく自然対流で放熱するのが好ましい。
しかし、薄型液晶テレビ、薄型プラズマテレビは年々大形化され、且つ薄くなっており、薄型液晶テレビにあっては上下に並設されるランプを有するバックライト部が発生する熱が増大し、キャビネット内全域の温度が上昇することになり、また、薄型プラズマテレビにあっては表示パネルが発生する熱が増大し、キャビネット内全域の温度が上昇することになるため、自然対流で放熱するのは殆ど困難である。
また、特許文献2のように上下にキャビネットを設けて上下2室に区画することによりキャビネット内の温度上昇を抑制するものにあっては、大小キャビネット用の二つの金型が必要であるし、また、部品点数が増加し、組立て作業性が悪くなる。
本発明は表示部の後側を被覆するキャビネットには、外部機器との間で入出力される入出力用の端子にケーブルを接続/切離することができるようにするための端子挿通孔が設けられていることに着目し、この端子挿通孔を吸気口とし、該吸気口に前記端子を配することにより、基板の近くで吸気することができ、キャビネット内の放熱性を高めることができるようにしたものである。
即ち、本発明の主たる目的は後側に基板を取付けてある表示部の後側を被覆するキャビネットに、基板より下側に吸気口を、上側に排気口を夫々設け、前記基板が有する端子を、導線を下方から接続/切離を可能に前記吸気口に配することにより、基板の近くで効率的に吸気することができ、キャビネット内の自然対流による放熱性を高めることができる薄型表示装置を提供することにある。
また、他の目的は端子が表示部の後側の面と対向するように基板を配することにより、後側の面と基板との間に通気路を確保することができ、基板周りの自然対流による通気性をより一層高めることができる薄型表示装置を提供することにある。
また、他の目的は一面に基板を取付け、縁部から基板側へ立上る立上部を有する基板支持板を設けることにより、基板のレイアウトに応じた通気路を容易に確保することができる薄型表示装置を提供することにある。
また、他の目的は吸気口より下側に制御回路基板を配し、制御回路基板より下側で開口する第2吸気口、及び前記吸気口より下側で、且つ制御回路基板より上側で開口する第2排気口をキャビネットに設け、制御回路基板側の空気が基板側へ流通するのを抑制する隔壁を設けることにより、第2吸気口から吸気した空気を、制御回路基板周りの通気路を自然対流で第2排気口へと通気させることができ、基板周りの自然対流による通気性を高めることができることと相俟ってキャビネット内の自然対流による放熱性を高めることができる薄型表示装置を提供することにある。
また、他の目的はキャビネットの上下方向の中間に前方へ窪む凹所を設け、該凹所の上部分に前記吸気口を配し、下部分を隔壁とすることにより、区画するための特別のキャビネットを設けることなく表示部の後側を上下に区画することができる薄型表示装置を提供することにある。
本発明に係る薄型表示装置は、前側に表示面を有する表示部と、導線が接続/切離される複数の端子を有し、前記表示部の後側に取付けてある基板と、前記表示部の後側を被覆するキャビネットとを備える薄型表示装置において、前記キャビネットは、前記基板より下側に吸気口を、上側に排気口を夫々設けてあり、前記複数の端子は、前記導線を下方から接続/切離を可能に前記吸気口に配してあることを特徴とする。
この発明にあっては、基板に実装されている複数の端子が吸気口に配されているため、基板の近くで効率的に吸気することができ、この吸気口から吸気した空気を、基板周りの通気路を自然対流で排気口へと通気させることができ、基板周りの自然対流による通気性を高めることができ、キャビネット内の温度上昇を抑制することができる。
また、本発明に係る薄型表示装置は、前記基板は、前記端子が前記表示部の後側の面と対向するように配してあることを特徴とする。
この発明にあっては、表示部の後側の面に対して基板が後方へ離隔し、後側の面と基板との間に端子等の実装部品が配置され、後側の面と基板との間に通気路を確保することができるため、端子が配されている吸気口から吸気した空気を、基板周りの通気路を自然対流で排気口へと通気させることができ、基板周りの自然対流による通気性をより一層高めることができ、キャビネット内の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明に係る薄型表示装置は、一面に前記基板を取付けてあり、且つその縁部から前記基板側へ立上り、前記表示部の後側の面に取付けられる立上部を有する基板支持板を備えることを特徴とする。
この発明にあっては、複数の基板を前記後側の面と平行的に配する場合、又は異なる基板を配する場合であっても、基板を簡易に組込むことができ、また、基板支持板を替えることにより基板の前記後側の面に対する離隔距離を変えることができるため、基板のレイアウトに応じた通気路を容易に確保することができる。
また、本発明に係る薄型表示装置は、前記表示部の後側には前記表示部の駆動及び制御を行う制御回路基板を前記吸気口より下側に配してあり、前記キャビネットは、前記制御回路基板より下側で開口する第2吸気口、及び前記吸気口より下側で、且つ前記制御回路基板より上側で開口する第2排気口を設けてあり、前記制御回路基板側の空気が前記基板側へ流通するのを抑制する隔壁を備えることを特徴とする。
この発明にあっては、制御回路基板を基板より下側に配し、この制御回路基板の上下に第2吸気口及び第2排気口を各配してあるため、第2吸気口から吸気した空気を、制御回路基板周りの通気路を自然対流で第2排気口へと通気させることができ、制御回路基板部分の自然対流による通気性をより高めることができる。従って、表示面の大形化、及び高精細化に伴って通常の倍速となる駆動により応答速度の改善を図るため高速で処理する実装部品が制御回路基板に実装されている場合においても制御回路基板周りの温度上昇をより一層抑制することができ、基板周りの自然対流による通気性を高めることができることと相俟ってキャビネット内の自然対流による放熱性を高めることができ、キャビネット内の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明に係る薄型表示装置は、前記キャビネットは、前方へ窪む凹所を上下方向の中間に設けてあり、該凹所の上部分に前記吸気口を配し、下部分が前記隔壁であることを特徴とする。
この発明にあっては、表示部の後側を被覆する一つのキャビネットが隔壁を有するため、区画するための特別のキャビネットを設けることなく表示部の後側を上下に区画することができ、キャビネットを成形するための金型の費用、ひいてはキャビネットを備える表示装置のコストを低減できる。
以上詳述したように本発明によれば、基板に実装されている複数の端子が吸気口に配されているため、基板の近くで効率的に吸気することができ、この吸気口から吸気した空気を、基板周りの通気路を自然対流で排気口へと通気させることができ、基板周りの自然対流による通気性を高めることができる。従って、ファンによる騒音がなく、しかも、キャビネット内の前後長さを長くすることなく自然対流による放熱性を高めることができ、キャビネット内の温度上昇を抑制することができる。
また、本発明によれば、後側の面と基板との間に通気路を確保することができるため、基板周りの自然対流による通気性をより一層高めることができ、キャビネット内の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明によれば、複数の基板を前記後側の面と平行的に配する場合、又は異なる基板を配する場合であっても、基板を簡易に組込むことができ、また、基板支持板を替えることにより基板の前記後側の面に対する離隔距離を変えることができ、基板のレイアウトに応じた通気路を容易に確保することができる。
また、本発明によれば、表示面の大形化、及び高精細化に伴って通常の倍速となる駆動により応答速度の改善を図るため高速で処理する実装部品が制御回路基板に実装されている場合においても制御回路基板周りの温度上昇をより一層抑制することができ、基板周りの自然対流による通気性を高めることができることと相俟ってキャビネット内の自然対流による放熱性を高めることができ、キャビネット内の温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本発明によれば、区画するための特別のキャビネットを設けることなく表示部の後側を上下に区画することができ、キャビネットを成形するための金型の費用、ひいてはキャビネットを備える表示装置のコストを低減できる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る薄型表示装置の構成を示す後側の模式的斜視図、図2は模式的縦断側面図、図3は模式的横断平面図、図4はキャビネットを取外した状態の模式的斜視図である。
図示した薄型表示装置は、前側にパネル部11を有し、後側に該パネル部11へ光を照射するバックライト部12を有し、略直方体をなす表示部1と、外部機器との間でケーブル等の導線2が接続/切離される複数の端子31を実装してある端子基板3、及び該端子基板3等の複数の基板を取付けてある基板支持板4を有し、表示部1の後側の面1aに取付けられている基板モジュールAとを備える液晶テレビジョンである。
パネル部11は、前側に表示面を有し略直方体をなすパネル11a、及び該パネル11aの後側に配置された拡散板等の光学シート11bを備える。バックライト部12は、前記光学シート11bの後側に上下に並置され、該光学シート11b側へ光を照射する複数本のランプ12aと、該ランプ12aを収容支持し、箱形をなすシャーシ12bとを備える。前記ランプ12aは両端部に電極を有する冷陰極管であり、夫々のランプ12aの両端部の電極にインバータ回路基板13,13が接続され、パルス幅変調信号により明るさが制御されるように構成されている。
シャーシ12bは略直方体をなし、金属板を成形してなる枠部12cと、該枠部12cの後側端を閉塞し、金属板を成形してなる蓋板部12dとを有し、該蓋板部12dが表示部1の後側の面1aになっており、該後側の面1aの両側部には、バックライト部12を駆動するインバータ回路基板13,13がビス等の雄螺子により取付けられており、後側の面1aの下部で横方向中央部には、パネル部11の駆動及び制御を行う制御回路基板14がビス等の雄螺子により取付けられている。インバータ回路基板13,13及び制御回路基板14の夫々の一面には複数の電子部品が実装されている。
基板モジュールAは、外部機器との間で入出力される入出力信号用の端子31を有する端子基板3と、パネル部11に表示する映像を処理させる処理回路基板5と、処理回路基板5に電圧を供給する電源回路基板6と、処理回路基板5及び電源回路基板6を一面に取付けてある基板支持板4とを備える。
処理回路基板5及び電源回路基板6の夫々の実装面にはダイオード等の複数の電子部品が実装されている。また、処理回路基板5の下部には外部機器との間で入出力される入出力信号用の端子51が配されている。
端子31、51は、D端子と、三系統のRCAピン−ビデオ入力端子と、S端子と、アナログチューナ端子と、デジタルチューナ端子と、DVI端子と、HDMI端子と、i−LINK端子とを有し、端子基板3及び処理回路基板5下縁に沿って配されている。尚、D端子はデジタルチューナとテレビとを結ぶデジタル放送映像用であり、RCAピン−ビデオ入力端子は外部機器のビデオ出力信号を取り込むものであり、S端子は輝度信号と色信号とを分離して電送することにより相互の干渉による映像劣化を抑えたSビデオ信号を入出力するものであり、アナログチューナ端子はアナログ放送の映像を受信するものであり、デジタルチューナ端子はデジタル放送の映像を受信するものであり、DVI端子はパーソナルコンピュータ等の外部機器を接続するためのものであり、HDMI端子はデジタル映像及び音声を取り込むためのものであり、i−LINK端子は、デジタル放送を取り込むためのものである。
基板支持板4は後側の面1aと対向し、端子基板3、処理回路基板5及び電源回路基板6が一面に取付けられる板部41と、該板部41の両側縁から基板側へ立上る矩形の立上部42とを有し、該立上部42から外方へ延出された取付片がビス等の雄螺子で後側の面1aに取付けられることにより、端子基板3、処理回路基板5及び電源回路基板6の各実装面を後側の面1aと離隔して対向させ、各実装面と後側の面1aとの間に電子部品及び端子31,51を配し、各端子31,51を下側に配するように構成されている。
板部41は直方形をなし、長手方向一側の一面に端子基板3と処理回路基板5とが長手方向に並べて取付けられ、長手方向他側の一面に電源回路基板6が取付けられている。
導線2は外部機器、アンテナ等の機器に一端が接続されており、前記端子31,51に対応するレセプタクル等の接続部が他端に設けられており、該接続部が前記端子31,51に接続/離脱されるように構成されている。
キャビネット7は、図2に示すように表示部1の周縁部を被覆する枠部71と、深皿形をなし、表示部1の後側を被覆する蓋板部72とを有しており、枠部71及び蓋板部72がシャーシ12bの周縁部に複数のビス等の雄螺子により取付けられている。
蓋板部72の上下方向中間で、基板モジュールAの端子31,51の近くには前方へ窪み、前記後側の面1aに接触する凹所73を基板モジュールAの下縁に沿って設けてあり、該凹所73の上部分に、外部の空気をキャビネット7内に吸気する長孔状の吸気口74を開設し、該吸気口74に、導線2を下方から接続/切離を可能に端子31,51を配してある。凹所73の下部分は、キャビネット7内を基板モジュールA側(上側)と制御回路基板14側(下側)とに区画して制御回路基板14側の空気が基板モジュールA側へ流通するのを抑制する隔壁75としてある。
また、蓋板部72の上部で基板モジュールAの上側に、キャビネット7内の空気を自然循環で外部へ排気する長孔状の排気口76を開設し、キャビネット7の下部で、制御回路基板14より下側に第2吸気口77を、制御回路基板14より上側に第2排気口78を夫々開設し、第2吸気口77からキャビネット7内へ吸気した空気を自然循環で第2排気口78から外部へ排気することができるようの構成されている。
以上のように構成された薄型の表示装置は、図4に示すように後側の面1aに二つのインバータ回路基板13,13及び制御回路基板14が取付けられている表示部1と、基板モジュールAとが各別に組立てられ、表示部1の後側の面1aに基板モジュールAが取付けられた後、キャビネット7が表示部1に取付けられる。
基板支持板4は端子基板2,処理回路基板5及び電源回路基板6の実装面が後側の面1aと後方へ離隔して対向するように配置されているため、後側の面1aと端子基板2,処理回路基板5及び電源回路基板6との間に通気路を確保することができる。この通気路の入側の吸気口74は、基板モジュールAの端子31,51が配されている箇所に開設されているため、外部の空気を吸気口74から効率よく吸気することができる。因って、自然対流で吸気口74から基板モジュールA側へ吸気した空気を、基板モジュールA周りの通気路を自然対流で排気口へと通気させることができ、排気口76から外部へ排気(放熱)することができ、端子基板2,処理回路基板5及び電源回路基板6部分の自然対流による通気性を高めることができる。
また、制御回路基板14は基板モジュールAより下側で、基板モジュールA及びバックライト部12が発生する熱の影響が最も小さい箇所に配し、該基板モジュールAの上下側に第2吸気口77及び第2排気口78を設けてあるため、外部の空気を自然対流で第2吸気口77から効率よく吸気することができ、この吸気した空気を、制御回路基板14周りの通気路を自然対流で第2排気口78へと通気させることができ、第2排気口78から外部へ排気(放熱)することができ、制御回路基板14部分の自然対流による通気性を高めることができる。因って、表示部1の表示面の大形化、及び高精細化に伴って通常の倍速となる駆動により応答速度の改善を図るため高速で処理する実装部品が制御回路基板に実装されている場合においても制御回路基板周りの温度上昇をより一層抑制することができ、基板モジュールA周りの自然対流による通気性を高めることができることと相俟ってキャビネット内の自然対流による放熱性を高めることができ、キャビネット内の温度上昇をより一層抑制することができる。
尚、以上説明した実施の形態では基板支持板4に端子基板3,処理回路基板5及び電源回路基板6等の複数の基板を装着してある構成としたが、その他、基板は一つであってもよい。
また、端子基板3,処理回路基板5及び電源回路基板6等の基板を取付けてある基板支持板4を備える構成としたが、その他、基板支持板4をなくし、基板を後側の面1aに取付ける構成としてもよい。この場合、例えば基板の周縁部から実装面へ立上がる立上部を設け、該立上部を後側の面1aに取付ける構成とする。
また、以上説明した実施の形態では基板の実装面を後側の面1aと対向させ、実装面と後側の面1aとの間に実装部品を配する構成としたが、その他、基板は実装面と反対側の面が実装面より表示部1側となるように配する構成としてもよい。
また、キャビネット7と一体に隔壁75を有する構成としたが、その他、隔壁75はシャーシ12bに固定される構成としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では基板の一面に実装されている電子部品を基板より表示部1側(前側)に配する構成としたが、その他、基板より後側に電子部品を配する構成であってもよい。
また、本発明に係る薄型表示装置は液晶テレビ等の液晶表示装置である他、プラズマ表示装置、SEDディスプレイ、ELディスプレイ等の表示装置であってもよい。
1 表示部
1a 後側の面
2 導線
3 端子基板(基板)
31 端子
4 基板支持板
42 立上部
5 処理回路基板(基板)
51 端子
6 電源回路基板(基板)
7 キャビネット
73 凹所
74 吸気口
75 隔壁
76 排気口
77 第2吸気口
78 第2排気口
1a 後側の面
2 導線
3 端子基板(基板)
31 端子
4 基板支持板
42 立上部
5 処理回路基板(基板)
51 端子
6 電源回路基板(基板)
7 キャビネット
73 凹所
74 吸気口
75 隔壁
76 排気口
77 第2吸気口
78 第2排気口
Claims (5)
- 前側に表示面を有する表示部と、導線が接続/切離される複数の端子を有し、前記表示部の後側に取付けてある基板と、前記表示部の後側を被覆するキャビネットとを備える薄型表示装置において、前記キャビネットは、前記基板より下側に吸気口を、上側に排気口を夫々設けてあり、前記複数の端子は、前記導線を下方から接続/切離を可能に前記吸気口に配してあることを特徴とする薄型表示装置。
- 前記基板は、前記端子が前記表示部の後側の面と対向するように配してある請求項1記載の薄型表示装置。
- 一面に前記基板を取付けてあり、且つその縁部から前記基板側へ立上り、前記表示部の後側の面に取付けられる立上部を有する基板支持板を備える請求項2記載の薄型表示装置。
- 前記表示部の後側には前記表示部の駆動及び制御を行う制御回路基板を前記吸気口より下側に配してあり、前記キャビネットは、前記制御回路基板より下側で開口する第2吸気口、及び前記吸気口より下側で、且つ前記制御回路基板より上側で開口する第2排気口を設けてあり、前記制御回路基板側の空気が前記基板側へ流通するのを抑制する隔壁を備える請求項1乃至3のいずれか一つに記載の薄型表示装置。
- 前記キャビネットは、前方へ窪む凹所を上下方向の中間に設けてあり、該凹所の上部分に前記吸気口を配し、下部分が前記隔壁である請求項4記載の薄型表示装置。
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