JP2014029421A - 表示装置 - Google Patents

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喜基 田中
Hidenobu Mukogawa
英伸 向川
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Abstract

【課題】部品点数を削減して簡素な構造を実現し、薄型化および表示部周縁の狭額縁化が可能な表示装置を提供する。
【解決手段】フロントベゼルとバックシャーシで形成される空間内に液晶セル202を含む映像を表示する部材を内蔵して構成する表示パネルアッセンブリ200において、フロントベゼルはフロントキャビネットを兼用し、バックシャーシはバックキャビネットを兼用する。バックシャーシの背面には電源基板302と制御基板301を配設し、電源基板302および制御基板301を覆う第1のカバー部材401と、第1のカバー部材401と連結して概略逆T字形状を成し、他の構成部材を覆う第2のカバー部材402を取付ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、映像を表示するモニターやテレビジョン受像機などの表示装置に関する。
近年の表示装置は、高さ寸法及び幅寸法に比べて奥行き寸法が小さい液晶セルを備えた薄型の表示装置が主流となっている。このような薄型の表示装置には、電源を供給するための回路基板や、外部から入力される信号を制御して前記液晶セルに映像を表示させるための回路基板などが取付けられており、構造の簡素化や表示装置の軽量化、薄型化、或いは意匠性の向上を図るためにさまざまな工夫が施されている。
例えば、特許文献1では、表示窓を備えたフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの後方に配置されるバックキャビネットによって構成される筐体の内部に、補強板を基準として、映像を表示する部材をフロントベゼルとバックシャーシで形成される空間内に内蔵して構成される表示パネルアッセンブリと各種回路基板を取付け一体化したものを取付ける構造とし、表示装置の組立て工数の低減及び表示装置の薄型化を実現した内容が記載されている。
また、特許文献2では、シャーシを基準として表示パネルアッセンブリと、各種基板と、スピーカーを含む全ての内部構成部品を取付けた後にフロントキャビネットとバックキャビネットを取付ける構造とし、表示装置の組立て作業及びメンテナンス作業の簡略化、さらにはフロントキャビネット及びバックキャビネットの形状簡素化を実現した内容が記載されている。
特開2000−315054号公報 特開2007−163861号公報
特許文献1及び特許文献2の構造によれば、補強板或いはシャーシに表示装置を構成する内部構成部品の一部若しくは全部を取付け一体化することによる組立て作業性の改善が望めるが、換言すれば、内部構成部品の一体化を図るために補強板やシャーシといった部品が必要になることから結果として部品点数が増加する。また、補強板或いはシャーシを基準に内部構成部品の取付けを行い、フロントキャビネットとバックキャビネットによって装置の外観を構成することから薄型化が困難となる。さらに、補強板或いはシャーシと一体化した内部構成部品を取付けるだけの大きさでフロントキャビネットとバックキャビネットを形成しており、特に表示パネルの前面側に位置するフロントキャビネットは、後方側より取付けられるバックキャビネットの大きさに依存することから、表示部周縁における幅寸法を小さくすることが困難となる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであって、最小限の部品点数によって薄型で軽量な表示装置を提供することにある。また、組立て作業性が良好で安価な表示装置を提供することにある。さらに、表示部周縁の幅寸法を小さくした狭額縁化を実現し、意匠性の高い表示装置を提供することにある。加えて、表示装置の重心位置を下げることでスタンドの小型化を図っても安定性のある表示装置を提供することにある。
請求項1に係る表示装置は、樹脂製のフロントベゼルと金属製のバックシャーシで形成される空間内に映像を表示する部材を内蔵して構成する表示パネルアッセンブリにおいて、前記フロントベゼルと前記バックシャーシが装置の外観を成すことを特徴としている。
また、請求項2に係る表示装置は、請求項1に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの背面側において、少なくとも電源回路と制御回路を含む基板を覆う第1のカバー部材と、前記第1のカバー部材よりも下方位置で前記第1のカバー部材よりも水平方向に長く形成された他の構成部材を覆う第2のカバー部材とを配設し、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材によって概略逆T字形状を成すことを特徴としている。
また、請求項3に係る表示装置は、請求項2に記載の表示装置であって、前記第2のカバー部材で覆うようにスピーカーを配設したことを特徴としている。
また、請求項4に係る表示装置は、請求項2または請求項3に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの構成部材には、光源と、液晶セルと、前記液晶セルとフレキシブルプリント配線板を介して接続された駆動回路基板を含み、前記光源は前記表示パネルアッセンブリの下方側に配設し、前記駆動回路基板は前記表示パネルアッセンブリの背面下側に配設し、少なくとも前記駆動回路基板は前記第2のカバー部材で覆われることを特徴としている。
また、請求項5に係る表示装置は、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の表示装置であって、前記第1のカバー部材および/または前記第2のカバー部材を配設する箇所を除く前記表示パネルアッセンブリの背面側において、前記バックシャーシと一体に段部を形成したことを特徴としている。
以上のような本発明の構成によれば、表示パネルアッセンブリを構成する樹脂製のフロントベゼルが従来のフロントキャビネットを兼用し、金属製のバックシャーシが従来のバックキャビネットを兼用するため、前記表示パネルアッセンブリを基準に最小限の部品点数の組付けによって表示装置を構成出来、薄型で軽量な表示装置の提供が可能となる。また、表示パネルアッセンブリを基準に各種基板やスピーカー等の表示装置を構成する部品を順次組付けるだけの単純な作業によって表示装置を組立てることが出来、作業性の向上および安価な表示装置の提供が可能となる。さらに、フロントベゼルが従来のフロントキャビネットに代わって表示装置の外観を構成することで、前記フロントベゼルがそのまま表示装置における表示部周縁の幅寸法となることから、前記表示部周縁の狭額縁化が可能となり、意匠性の高い表示装置の提供が可能となる。加えて、表示装置の構成部品を表示パネルアッセンブリの比較的下側へ集約して配設することで、前記表示装置の重心を低い位置に定めることが出来、例えばスタンドの載置面積を小さくしても安易に転倒することの無い安定性のある表示装置の提供が可能となる。
本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図。 本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図。 本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図。 本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図。 本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図11を用いて説明する。なお、本発明はその主旨に反しない範囲で、実施例において説明した構成以外のものに対しても容易に適用可能である。
図1は本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図、図2は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図である。同図の符号100は表示装置、200は前記表示装置100の表示部を構成する表示パネルアッセンブリ、201はフロントベゼル、202は映像を表示する液晶セル、203は前記液晶セル202の後方側から光を透過する光源、204はバックシャーシ、205は前記光源203から照射される光を一方端面から受け入れて画面を均一に光らせるための導光板、206は前記導光板205によって誘導される光を拡散/集光するための光学シート、207は前記光学シート206の前方に位置するミドルフレーム、208は前記バックシャーシ204と前記導光板205の間に位置する反射シートを夫々表している。
本発明の実施例では、フロントベゼル201をポリスチレン等の樹脂材料で成形している。図3は本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図、図4は本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図である。同図で示すように、フロントベゼル201の背面側周縁の端部近傍には複数の材料注入箇所201j,201j,・・を設けている。そして、前記フロントベゼル201は固定側金型800bにおいて材料の注入と成形品の離間を行うホットランナー成形で行っている。ホットランナー成形によって、スプルーやランナーの排出を抑えて成形品となるフロントベゼル201のみを排出することから余分な材料費を抑えることが出来る。また、材料注入箇所201j,201j,・・をフロントベゼル201の周縁端部近傍に設けることで、前記材料注入箇所201jと液晶セル202等の表示パネルアッセンブリ200を構成する部品との干渉を防止出来る。そして、前記フロントベゼル201が表示パネルアッセンブリ200の正面側を担うと共に、表示装置100の正面側外装筐体を兼用しているため、別途正面側外装筐体を構成するフロントキャビネットが不要となり、薄型化および狭額縁化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるフロントベゼル201の材料はポリスチレンに限定するものではなく、一般的に樹脂と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
また、本発明の実施例では、バックシャーシ204を鋼板等の金属部材で成形している。そして、前記バックシャーシ204が表示パネルアッセンブリ200の背面側を担うと共に、表示装置100の背面側外装筐体の一部を兼用しているため、別途背面側外装筐体を構成するバックキャビネットが不要となり、さらに薄型化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるバックシャーシ204の材料は鋼板に限定するものではなく、一般的に金属と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
これらフロントベゼル201とバックシャーシ205を組付けることで形成される空間内には、液晶セル202および光源203を含む映像を表示するための各種部品を取付けることで表示パネルアッセンブリ200が構成される。また、液晶セル202と駆動回路基板202bはフレキシブルプリント配線板202c,202c,・・を介して接続されている。そして、前記光源203は、前記表示パネルアッセンブリ200の空間内において下方端部に配設され、前記駆動回路基板202bはバックシャーシ204の背面下側にねじ止めによって取付けられる。すなわち、前記表示パネルアッセンブリ200の一方側に前記光源と前記駆動回路基板202bを配置することで、前記表示パネルアッセンブリ200の他方側の厚み寸法を薄くすることが出来、表示部周縁の狭額縁化が一層可能となる。なお、本実施例の場合、表示パネルアッセンブリ200の下方側に前記光源および前記駆動回路基板202bを集約して前記表示パネルアッセンブリ200の上方側の厚み寸法を薄くする構成としているが、本発明は前述の構成に限定するものではなく上下左右の何れか一方に集約することが出来、表示装置の構造に応じて適宜選定すれば良い。
以上のように構成された表示パネルアッセンブリ200は、樹脂製のフロントベゼル201によって従来のフロントキャビネットを兼用し、また、金属製のバックシャーシ204によって従来のバックキャビネットを兼用しているため、従来必要とされていた外装部品の削減に加え、表示装置の薄型化および軽量化、さらには表示部周縁の狭額縁化が実現可能となる。
つぎに、前記表示パネルアッセンブリ200を含めた表示装置の構成について説明する。図5は本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図である。前記表示パネルアッセンブリ200の背面下側には前述の駆動回路基板202bが取付けてあり、略中央付近には切起しや曲げ加工等によって基板取付部(図示なし)が形成されている。本実施例では、前記基板取付部に対し、表示装置に電源を供給するための電源回路を含む基板(以下、単に電源基板と称す)301と、外部から入力される信号を制御して表示パネルアッセンブリ200の表示部たる液晶セル202へ表示するための制御回路を含む基板(以下、単に制御基板と称す)302を取付ける構造としている。そして、前記基板取付部に取付けられた前記電源基板301と前記制御基板302を覆う大きさのカバー部材(以下、第1のカバー部材と称す)401を取付けている。
図6は本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図である。同図で示すように、前記第1のカバー部材401の内部には前記電源基板301と前記制御基板302を仕切るための仕切リブ401aが形成されている。これは、制御基板302の部品や線材が高電圧の電源基板301の部品に接触することによる破壊や故障の危険性を防止する目的で設けられている。なお、電源基板301および制御基板302の取付けは本実施例の構成に限定するものではなく、例えば、第1のカバー部材401の内面側に基板取付部を形成して前記基板を取付ける構成としても良い。また、本実施例は電源回路と制御回路を別々の基板とした構成で説明したが、電源回路と制御回路を1つの基板にまとめた構成であっても良い。
図7は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、前記バックシャーシ204には、絞り加工によって段部204k,204k,・・が連続形成されている。本実施例について具体的に詳述すれば、前記バックシャーシ204の全周と、前記バックシャーシ204を略三等分する位置に夫々前記段部204k,204k,・・を形成している。前記段部204k,204k,・・は、表示パネルアッセンブリ200の補強効果に加え、前記バックシャーシ204の背面204aと、前記背面204aに取付けられる第1のカバー部材401との間の隙間を無くし、光源から照射される光が基板取付部等から表示装置100の外部へ漏れるのを防止する効果を奏する。なお、前記表示パネルアッセンブリ200の補強強化を目的に、前記段部204k,204k,・・に傾斜部分を追加して概略三角状としたり、複数の傾斜部分を直交して形成しても良い。図8は本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、概略三角形状の段部204m,204mを設けることで表示パネルアッセンブリ200の強度をさらに高めることが出来る。
図9は本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図、図10は本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図、図11は本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図である。前記駆動回路基板202bおよび前記支持板500が取付けられた表示パネルアッセンブリ200の背面下側を覆う大きさのカバー部材(以下、第2のカバー部材と称す)402を取付けており、同図で示すように、本実施例では、第2のカバー部材402にスピーカー取付部402a,402aと、操作部402bと、操作基板取付部402cと、受発光基板取付部402dが形成されている。
前記第2のカバー部材402に形成されたスピーカー取付部402a,402aには、ダンパー700a,700a,・・を介してスピーカー700,700が取付けられる。また、前記第2のカバー部材402の一方側面には、複数の押圧部を有する操作部402bが一体に形成されており、前記操作部402bの内面側には複数のスイッチが配設された操作基板303を取付けるための操作基板取付部402cが形成されている。そして、前記操作基板取付部402cに前記操作基板303が取付けられている。さらに、前記第2のカバー部材402には、受光部と発光部が配設された受発光基板304を取付けるための受発光基板取付部402dが形成されている。そして、前記受発光基板取付部402dに前記受発光基板304が取付けられている。なお、表示パネルアッセンブリ200に前記第2のカバー部材を取付けることで前記受発光基板304と対向位置にあるフロントベゼル201には、表示装置100を遠隔操作するリモコンの信号を受光部へ誘導する受光誘導部201hと、前記表示装置100の状態を視覚的に認識するための発光部の光を外部へ誘導する発光誘導部201iが設けられている。
さらに、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402は、表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付けることで連結する構造としている。すなわち、前記第1のカバー部材401の下方側には、ねじを挿通する締結ボス401cを設け、前記第2のカバー部材402の上方側には、前記締結ボス401cと重合してねじを挿通する連結ボス402iを設けている。そして、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を前記表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付け、締結ボス401cと連結ボス402iを重合し、ねじにて締結することで、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結した状態で取付けることが出来る。
前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結することで概略逆T字形状を成し、前記表示装置100の補強が可能となる。具体的には、前記表示パネルアッセンブリ200の幅とほぼ同じ寸法を有する第2のカバー部材402を取付けることで前記表示装置100の横方向の剛性をもたせることが出来、さらに第1のカバー部材401を前記第2のカバー部材402と連結することで、前記表示装置100の縦方向の剛性をもたせることが出来る。
なお、本発明の実施例では、表示パネルアッセンブリ200の背面側を成すバックシャーシ204を第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と同色で塗装するのが望ましく、特に黒色で塗装するのが好ましい。これは、前記バックシャーシ204の一部が、第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と共に表示装置100の背面外装部分となるためである。また、別の効果として、前記バックシャーシ204を黒色で塗装することにより、各種基板に配設された発熱部品の放熱効果が望める。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
100 表示装置
200 表示パネルアッセンブリ
201 フロントベゼル
201h 受光誘導部
201i 発光誘導部
201j 材料注入箇所
202 液晶セル
202b 駆動回路基板
202c フレキシブルプリント配線板
203 光源
204 バックシャーシ
204k 段部
204m 段部
205 導光板
206 光学シート
207 ミドルフレーム
208 反射シート
301 電源基板
302 制御基板
303 操作基板
304 受発光基板
401 第1のカバー部材
401a 仕切リブ
401c 締結ボス
402 第2のカバー部材
402a スピーカー取付部
402b 操作部
402c 操作基板取付部
402d 受発光基板取付部
402e 微細孔
402i 連結ボス
500 支持板
600 スタンド
700 スピーカー
700a ダンパー
800 金型
800a 可動側金型
800b 固定側金型

本発明は、映像を表示するモニターやテレビジョン受像機などの表示装置に関する。
近年の表示装置は、高さ寸法及び幅寸法に比べて奥行き寸法が小さい液晶セルを備えた薄型の表示装置が主流となっている。このような薄型の表示装置には、電源を供給するための回路基板や、外部から入力される信号を制御して前記液晶セルに映像を表示させるための回路基板などが取付けられており、構造の簡素化や表示装置の軽量化、薄型化、或いは意匠性の向上を図るためにさまざまな工夫が施されている。
例えば、特許文献1では、表示窓を備えたフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの後方に配置されるバックキャビネットによって構成される筐体の内部に、補強板を基準として、映像を表示する部材をフロントベゼルとバックシャーシで形成される空間内に内蔵して構成される表示パネルアッセンブリと各種回路基板を取付け一体化したものを取付ける構造とし、表示装置の組立て工数の低減及び表示装置の薄型化を実現した内容が記載されている。
また、特許文献2では、シャーシを基準として表示パネルアッセンブリと、各種基板と、スピーカーを含む全ての内部構成部品を取付けた後にフロントキャビネットとバックキャビネットを取付ける構造とし、表示装置の組立て作業及びメンテナンス作業の簡略化、さらにはフロントキャビネット及びバックキャビネットの形状簡素化を実現した内容が記載されている。
特開2000−315054号公報 特開2007−163861号公報
特許文献1及び特許文献2の構造によれば、補強板或いはシャーシに表示装置を構成する内部構成部品の一部若しくは全部を取付け一体化することによる組立て作業性の改善が望めるが、換言すれば、内部構成部品の一体化を図るために補強板やシャーシといった部品が必要になることから結果として部品点数が増加する。また、補強板或いはシャーシを基準に内部構成部品の取付けを行い、フロントキャビネットとバックキャビネットによって装置の外観を構成することから薄型化が困難となる。さらに、補強板或いはシャーシと一体化した内部構成部品を取付けるだけの大きさでフロントキャビネットとバックキャビネットを形成しており、特に表示パネルの前面側に位置するフロントキャビネットは、後方側より取付けられるバックキャビネットの大きさに依存することから、表示部周縁における幅寸法を小さくすることが困難となる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであって、最小限の部品点数によって薄型で軽量な表示装置を提供することにある。また、組立て作業性が良好で安価な表示装置を提供することにある。さらに、表示部周縁の幅寸法を小さくした狭額縁化を実現し、意匠性の高い表示装置を提供することにある。加えて、表示装置の重心位置を下げることでスタンドの小型化を図っても安定性のある表示装置を提供することにある。
請求項1に係る表示装置は、樹脂製のフロントベゼルと金属製のバックシャーシで形成される空間内に映像を表示する部材を内蔵して構成する表示パネルアッセンブリにおいて、前記フロントベゼルと前記バックシャーシが装置の外観を成すことを特徴としている。
また、請求項2に係る表示装置は、請求項1に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの背面側において、少なくとも電源回路と制御回路を含む基板を覆う第1のカバー部材と、前記第1のカバー部材よりも下方位置で前記第1のカバー部材よりも水平方向に長く形成された他の構成部材を覆う第2のカバー部材とを配設し、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材によって概略逆T字形状を成すことを特徴としている。
また、請求項3に係る表示装置は、請求項2に記載の表示装置であって、前記第2のカバー部材で覆うようにスピーカーを配設したことを特徴としている。
また、請求項4に係る表示装置は、請求項2または請求項3に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの構成部材には、光源と、液晶セルと、前記液晶セルとフレキシブルプリント配線板を介して接続された駆動回路基板を含み、前記光源は前記表示パネルアッセンブリの下方側に配設し、前記駆動回路基板は前記表示パネルアッセンブリの背面下側に配設し、少なくとも前記駆動回路基板は前記第2のカバー部材で覆われることを特徴としている。
また、請求項5に係る表示装置は、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の表示装置であって、前記第1のカバー部材および/または前記第2のカバー部材を配設する箇所を除く前記表示パネルアッセンブリの背面側において、前記バックシャーシと一体に段部を形成したことを特徴としている。
以上のような本発明の構成によれば、表示パネルアッセンブリを構成する樹脂製のフロントベゼルが従来のフロントキャビネットを兼用し、金属製のバックシャーシが従来のバックキャビネットを兼用するため、前記表示パネルアッセンブリを基準に最小限の部品点数の組付けによって表示装置を構成出来、薄型で軽量な表示装置の提供が可能となる。また、表示パネルアッセンブリを基準に各種基板やスピーカー等の表示装置を構成する部品を順次組付けるだけの単純な作業によって表示装置を組立てることが出来、作業性の向上および安価な表示装置の提供が可能となる。さらに、フロントベゼルが従来のフロントキャビネットに代わって表示装置の外観を構成することで、前記フロントベゼルがそのまま表示装置における表示部周縁の幅寸法となることから、前記表示部周縁の狭額縁化が可能となり、意匠性の高い表示装置の提供が可能となる。加えて、表示装置の構成部品を表示パネルアッセンブリの比較的下側へ集約して配設することで、前記表示装置の重心を低い位置に定めることが出来、例えばスタンドの載置面積を小さくしても安易に転倒することの無い安定性のある表示装置の提供が可能となる。
本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図。 本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図。 本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図。 本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図。 本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図11を用いて説明する。なお、本発明はその主旨に反しない範囲で、実施例において説明した構成以外のものに対しても容易に適用可能である。
図1は本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図、図2は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図である。同図の符号100は表示装置、200は前記表示装置100の表示部を構成する表示パネルアッセンブリ、201はフロントベゼル、202は映像を表示する液晶セル、203は前記液晶セル202の後方側から光を透過する光源、204はバックシャーシ、205は前記光源203から照射される光を一方端面から受け入れて画面を均一に光らせるための導光板、206は前記導光板205によって誘導される光を拡散/集光するための光学シート、207は前記光学シート206の前方に位置するミドルフレーム、208は前記バックシャーシ204と前記導光板205の間に位置する反射シートを夫々表している。
本発明の実施例では、フロントベゼル201をポリスチレン等の樹脂材料で成形している。図3は本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図、図4は本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図である。同図で示すように、フロントベゼル201の背面側周縁の端部近傍には複数の材料注入箇所201j,201j,・・を設けている。そして、前記フロントベゼル201は固定側金型800bにおいて材料の注入と成形品の離間を行うホットランナー成形で行っている。ホットランナー成形によって、スプルーやランナーの排出を抑えて成形品となるフロントベゼル201のみを排出することから余分な材料費を抑えることが出来る。また、材料注入箇所201j,201j,・・をフロントベゼル201の周縁端部近傍に設けることで、前記材料注入箇所201jと液晶セル202等の表示パネルアッセンブリ200を構成する部品との干渉を防止出来る。そして、前記フロントベゼル201が表示パネルアッセンブリ200の正面側を担うと共に、表示装置100の正面側外装筐体を兼用しているため、別途正面側外装筐体を構成するフロントキャビネットが不要となり、薄型化および狭額縁化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるフロントベゼル201の材料はポリスチレンに限定するものではなく、一般的に樹脂と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
また、本発明の実施例では、バックシャーシ204を鋼板等の金属部材で成形している。そして、前記バックシャーシ204が表示パネルアッセンブリ200の背面側を担うと共に、表示装置100の背面側外装筐体の一部を兼用しているため、別途背面側外装筐体を構成するバックキャビネットが不要となり、さらに薄型化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるバックシャーシ204の材料は鋼板に限定するものではなく、一般的に金属と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
これらフロントベゼル201とバックシャーシ205を組付けることで形成される空間内には、液晶セル202および光源203を含む映像を表示するための各種部品を取付けることで表示パネルアッセンブリ200が構成される。また、液晶セル202と駆動回路基板202bはフレキシブルプリント配線板202c,202c,・・を介して接続されている。そして、前記光源203は、前記表示パネルアッセンブリ200の空間内において下方端部に配設され、前記駆動回路基板202bはバックシャーシ204の背面下側にねじ止めによって取付けられる。すなわち、前記表示パネルアッセンブリ200の一方側に前記光源と前記駆動回路基板202bを配置することで、前記表示パネルアッセンブリ200の他方側の厚み寸法を薄くすることが出来、表示部周縁の狭額縁化が一層可能となる。なお、本実施例の場合、表示パネルアッセンブリ200の下方側に前記光源および前記駆動回路基板202bを集約して前記表示パネルアッセンブリ200の上方側の厚み寸法を薄くする構成としているが、本発明は前述の構成に限定するものではなく上下左右の何れか一方に集約することが出来、表示装置の構造に応じて適宜選定すれば良い。
以上のように構成された表示パネルアッセンブリ200は、樹脂製のフロントベゼル201によって従来のフロントキャビネットを兼用し、また、金属製のバックシャーシ204によって従来のバックキャビネットを兼用しているため、従来必要とされていた外装部品の削減に加え、表示装置の薄型化および軽量化、さらには表示部周縁の狭額縁化が実現可能となる。
つぎに、前記表示パネルアッセンブリ200を含めた表示装置の構成について説明する。図5は本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図である。前記表示パネルアッセンブリ200の背面下側には前述の駆動回路基板202bが取付けてあり、略中央付近には切起しや曲げ加工等によって基板取付部(図示なし)が形成されている。本実施例では、前記基板取付部に対し、表示装置に電源を供給するための電源回路を含む基板(以下、単に電源基板と称す)302と、外部から入力される信号を制御して表示パネルアッセンブリ200の表示部たる液晶セル202へ表示するための制御回路を含む基板(以下、単に制御基板と称す)301を取付ける構造としている。そして、前記基板取付部に取付けられた前記電源基板302と前記制御基板301を覆う大きさのカバー部材(以下、第1のカバー部材と称す)401を取付けている。
図6は本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図である。同図で示すように、前記第1のカバー部材401の内部には前記電源基板302と前記制御基板301を仕切るための仕切リブ401aが形成されている。これは、制御基板301の部品や線材が高電圧の電源基板302の部品に接触することによる破壊や故障の危険性を防止する目的で設けられている。なお、電源基板302および制御基板301の取付けは本実施例の構成に限定するものではなく、例えば、第1のカバー部材401の内面側に基板取付部を形成して前記基板を取付ける構成としても良い。また、本実施例は電源回路と制御回路を別々の基板とした構成で説明したが、電源回路と制御回路を1つの基板にまとめた構成であっても良い。
図7は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、前記バックシャーシ204には、絞り加工によって段部204k,204k,・・が連続形成されている。本実施例について具体的に詳述すれば、前記バックシャーシ204の全周と、前記バックシャーシ204を略三等分する位置に夫々前記段部204k,204k,・・を形成している。前記段部204k,204k,・・は、表示パネルアッセンブリ200の補強効果に加え、前記バックシャーシ204の背面204aと、前記背面204aに取付けられる第1のカバー部材401との間の隙間を無くし、光源から照射される光が基板取付部等から表示装置100の外部へ漏れるのを防止する効果を奏する。なお、前記表示パネルアッセンブリ200の補強強化を目的に、前記段部204k,204k,・・に傾斜部分を追加して概略三角状としたり、複数の傾斜部分を直交して形成しても良い。図8は本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、概略三角形状の段部204m,204mを設けることで表示パネルアッセンブリ200の強度をさらに高めることが出来る。
図9は本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図、図10は本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図、図11は本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図である。前記駆動回路基板202bおよび前記支持板500が取付けられた表示パネルアッセンブリ200の背面下側を覆う大きさのカバー部材(以下、第2のカバー部材と称す)402を取付けており、同図で示すように、本実施例では、第2のカバー部材402にスピーカー取付部402a,402aと、操作部402bと、操作基板取付部402cと、受発光基板取付部402dが形成されている。
前記第2のカバー部材402に形成されたスピーカー取付部402a,402aには、ダンパー700a,700a,・・を介してスピーカー700,700が取付けられる。また、前記第2のカバー部材402の一方側面には、複数の押圧部を有する操作部402bが一体に形成されており、前記操作部402bの内面側には複数のスイッチが配設された操作基板303を取付けるための操作基板取付部402cが形成されている。そして、前記操作基板取付部402cに前記操作基板303が取付けられている。さらに、前記第2のカバー部材402には、受光部と発光部が配設された受発光基板304を取付けるための受発光基板取付部402dが形成されている。そして、前記受発光基板取付部402dに前記受発光基板304が取付けられている。なお、表示パネルアッセンブリ200に前記第2のカバー部材を取付けることで前記受発光基板304と対向位置にあるフロントベゼル201には、表示装置100を遠隔操作するリモコンの信号を受光部へ誘導する受光誘導部201hと、前記表示装置100の状態を視覚的に認識するための発光部の光を外部へ誘導する発光誘導部201iが設けられている。
さらに、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402は、表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付けることで連結する構造としている。すなわち、前記第1のカバー部材401の下方側には、ねじを挿通する締結ボス401cを設け、前記第2のカバー部材402の上方側には、前記締結ボス401cと重合してねじを挿通する連結ボス402iを設けている。そして、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を前記表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付け、締結ボス401cと連結ボス402iを重合し、ねじにて締結することで、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結した状態で取付けることが出来る。
前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結することで概略逆T字形状を成し、前記表示装置100の補強が可能となる。具体的には、前記表示パネルアッセンブリ200の幅とほぼ同じ寸法を有する第2のカバー部材402を取付けることで前記表示装置100の横方向の剛性をもたせることが出来、さらに第1のカバー部材401を前記第2のカバー部材402と連結することで、前記表示装置100の縦方向の剛性をもたせることが出来る。
なお、本発明の実施例では、表示パネルアッセンブリ200の背面側を成すバックシャーシ204を第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と同色で塗装するのが望ましく、特に黒色で塗装するのが好ましい。これは、前記バックシャーシ204の一部が、第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と共に表示装置100の背面外装部分となるためである。また、別の効果として、前記バックシャーシ204を黒色で塗装することにより、各種基板に配設された発熱部品の放熱効果が望める。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
100 表示装置
200 表示パネルアッセンブリ
201 フロントベゼル
201h 受光誘導部
201i 発光誘導部
201j 材料注入箇所
202 液晶セル
202b 駆動回路基板
202c フレキシブルプリント配線板
203 光源
204 バックシャーシ
204k 段部
204m 段部
205 導光板
206 光学シート
207 ミドルフレーム
208 反射シート
301 制御基板
302 電源基板
303 操作基板
304 受発光基板
401 第1のカバー部材
401a 仕切リブ
401c 締結ボス
402 第2のカバー部材
402a スピーカー取付部
402b 操作部
402c 操作基板取付部
402d 受発光基板取付部
402e 微細孔
402i 連結ボス
500 支持板
600 スタンド
700 スピーカー
700a ダンパー
800 金型
800a 可動側金型
800b 固定側金型

本発明は、映像を表示するモニターやテレビジョン受像機などの表示装置に関する。
近年の表示装置は、高さ寸法及び幅寸法に比べて奥行き寸法が小さい液晶セルを備えた薄型の表示装置が主流となっている。このような薄型の表示装置には、電源を供給するための回路基板や、外部から入力される信号を制御して前記液晶セルに映像を表示させるための回路基板などが取付けられており、構造の簡素化や表示装置の軽量化、薄型化、或いは意匠性の向上を図るためにさまざまな工夫が施されている。
例えば、特許文献1では、表示窓を備えたフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの後方に配置されるバックキャビネットによって構成される筐体の内部に、補強板を基準として、映像を表示する部材をフロントベゼルとバックシャーシで形成される空間内に内蔵して構成される表示パネルアッセンブリと各種回路基板を取付け一体化したものを取付ける構造とし、表示装置の組立て工数の低減及び表示装置の薄型化を実現した内容が記載されている。
また、特許文献2では、シャーシを基準として表示パネルアッセンブリと、各種基板と、スピーカーを含む全ての内部構成部品を取付けた後にフロントキャビネットとバックキャビネットを取付ける構造とし、表示装置の組立て作業及びメンテナンス作業の簡略化、さらにはフロントキャビネット及びバックキャビネットの形状簡素化を実現した内容が記載されている。
特開2000−315054号公報 特開2007−163861号公報
特許文献1及び特許文献2の構造によれば、補強板或いはシャーシに表示装置を構成する内部構成部品の一部若しくは全部を取付け一体化することによる組立て作業性の改善が望めるが、換言すれば、内部構成部品の一体化を図るために補強板やシャーシといった部品が必要になることから結果として部品点数が増加する。また、補強板或いはシャーシを基準に内部構成部品の取付けを行い、フロントキャビネットとバックキャビネットによって装置の外観を構成することから薄型化が困難となる。さらに、補強板或いはシャーシと一体化した内部構成部品を取付けるだけの大きさでフロントキャビネットとバックキャビネットを形成しており、特に表示パネルの前面側に位置するフロントキャビネットは、後方側より取付けられるバックキャビネットの大きさに依存することから、表示部周縁における幅寸法を小さくすることが困難となる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであって、最小限の部品点数によって薄型で軽量な表示装置を提供することにある。また、組立て作業性が良好で安価な表示装置を提供することにある。さらに、表示部周縁の幅寸法を小さくした狭額縁化を実現し、意匠性の高い表示装置を提供することにある。加えて、表示装置の重心位置を下げることでスタンドの小型化を図っても安定性のある表示装置を提供することにある。
請求項1に係る表示装置は、樹脂製のフロントベゼルと金属製のバックシャーシで形成される空間内に映像を表示する部材を内蔵して構成する表示パネルアッセンブリにおいて、前記映像を表示する部材には液晶セルと光源を含み、前記フロントベゼルと前記バックシャーシが装置の外観を成すことを特徴としている。
また、請求項2に係る表示装置は、請求項1に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの背面側において、少なくとも電源回路と制御回路を含む基板を覆う第1のカバー部材と、前記第1のカバー部材よりも下方位置で前記第1のカバー部材よりも水平方向に長く形成された他の構成部材を覆う第2のカバー部材とを配設し、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材によって概略逆T字形状を成すことを特徴としている。
また、請求項3に係る表示装置は、請求項2に記載の表示装置であって、前記第2のカバー部材で覆うようにスピーカーを配設したことを特徴としている。
また、請求項4に係る表示装置は、請求項2または請求項3に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの構成部材には、光源と、液晶セルと、前記液晶セルとフレキシブルプリント配線板を介して接続された駆動回路基板を含み、前記光源は前記表示パネルアッセンブリの下方側に配設し、前記駆動回路基板は前記表示パネルアッセンブリの背面下側に配設し、少なくとも前記駆動回路基板は前記第2のカバー部材で覆われることを特徴としている。
また、請求項5に係る表示装置は、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の表示装置であって、前記第1のカバー部材および/または前記第2のカバー部材を配設する箇所を除く前記表示パネルアッセンブリの背面側において、前記バックシャーシと一体に段部を形成したことを特徴としている。
以上のような本発明の構成によれば、表示パネルアッセンブリを構成する樹脂製のフロントベゼルが従来のフロントキャビネットを兼用し、金属製のバックシャーシが従来のバックキャビネットを兼用するため、前記表示パネルアッセンブリを基準に最小限の部品点数の組付けによって表示装置を構成出来、薄型で軽量な表示装置の提供が可能となる。また、表示パネルアッセンブリを基準に各種基板やスピーカー等の表示装置を構成する部品を順次組付けるだけの単純な作業によって表示装置を組立てることが出来、作業性の向上および安価な表示装置の提供が可能となる。さらに、フロントベゼルが従来のフロントキャビネットに代わって表示装置の外観を構成することで、前記フロントベゼルがそのまま表示装置における表示部周縁の幅寸法となることから、前記表示部周縁の狭額縁化が可能となり、意匠性の高い表示装置の提供が可能となる。加えて、表示装置の構成部品を表示パネルアッセンブリの比較的下側へ集約して配設することで、前記表示装置の重心を低い位置に定めることが出来、例えばスタンドの載置面積を小さくしても安易に転倒することの無い安定性のある表示装置の提供が可能となる。
本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図。 本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図。 本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図。 本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図。 本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図11を用いて説明する。なお、本発明はその主旨に反しない範囲で、実施例において説明した構成以外のものに対しても容易に適用可能である。
図1は本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図、図2は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図である。同図の符号100は表示装置、200は前記表示装置100の表示部を構成する表示パネルアッセンブリ、201はフロントベゼル、202は映像を表示する液晶セル、203は前記液晶セル202の後方側から光を透過する光源、204はバックシャーシ、205は前記光源203から照射される光を一方端面から受け入れて画面を均一に光らせるための導光板、206は前記導光板205によって誘導される光を拡散/集光するための光学シート、207は前記光学シート206の前方に位置するミドルフレーム、208は前記バックシャーシ204と前記導光板205の間に位置する反射シートを夫々表している。
本発明の実施例では、フロントベゼル201をポリスチレン等の樹脂材料で成形している。図3は本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図、図4は本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図である。同図で示すように、フロントベゼル201の背面側周縁の端部近傍には複数の材料注入箇所201j,201j,・・を設けている。そして、前記フロントベゼル201は固定側金型800bにおいて材料の注入と成形品の離間を行うホットランナー成形で行っている。ホットランナー成形によって、スプルーやランナーの排出を抑えて成形品となるフロントベゼル201のみを排出することから余分な材料費を抑えることが出来る。また、材料注入箇所201j,201j,・・をフロントベゼル201の周縁端部近傍に設けることで、前記材料注入箇所201jと液晶セル202等の表示パネルアッセンブリ200を構成する部品との干渉を防止出来る。そして、前記フロントベゼル201が表示パネルアッセンブリ200の正面側を担うと共に、表示装置100の正面側外装筐体を兼用しているため、別途正面側外装筐体を構成するフロントキャビネットが不要となり、薄型化および狭額縁化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるフロントベゼル201の材料はポリスチレンに限定するものではなく、一般的に樹脂と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
また、本発明の実施例では、バックシャーシ204を鋼板等の金属部材で成形している。そして、前記バックシャーシ204が表示パネルアッセンブリ200の背面側を担うと共に、表示装置100の背面側外装筐体の一部を兼用しているため、別途背面側外装筐体を構成するバックキャビネットが不要となり、さらに薄型化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるバックシャーシ204の材料は鋼板に限定するものではなく、一般的に金属と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
これらフロントベゼル201とバックシャーシ205を組付けることで形成される空間内には、液晶セル202および光源203を含む映像を表示するための各種部品を取付けることで表示パネルアッセンブリ200が構成される。また、液晶セル202と駆動回路基板202bはフレキシブルプリント配線板202c,202c,・・を介して接続されている。そして、前記光源203は、前記表示パネルアッセンブリ200の空間内において下方端部に配設され、前記駆動回路基板202bはバックシャーシ204の背面下側にねじ止めによって取付けられる。すなわち、前記表示パネルアッセンブリ200の一方側に前記光源と前記駆動回路基板202bを配置することで、前記表示パネルアッセンブリ200の他方側の厚み寸法を薄くすることが出来、表示部周縁の狭額縁化が一層可能となる。なお、本実施例の場合、表示パネルアッセンブリ200の下方側に前記光源および前記駆動回路基板202bを集約して前記表示パネルアッセンブリ200の上方側の厚み寸法を薄くする構成としているが、本発明は前述の構成に限定するものではなく上下左右の何れか一方に集約することが出来、表示装置の構造に応じて適宜選定すれば良い。
以上のように構成された表示パネルアッセンブリ200は、樹脂製のフロントベゼル201によって従来のフロントキャビネットを兼用し、また、金属製のバックシャーシ204によって従来のバックキャビネットを兼用しているため、従来必要とされていた外装部品の削減に加え、表示装置の薄型化および軽量化、さらには表示部周縁の狭額縁化が実現可能となる。
つぎに、前記表示パネルアッセンブリ200を含めた表示装置の構成について説明する。図5は本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図である。前記表示パネルアッセンブリ200の背面下側には前述の駆動回路基板202bが取付けてあり、略中央付近には切起しや曲げ加工等によって基板取付部(図示なし)が形成されている。本実施例では、前記基板取付部に対し、表示装置に電源を供給するための電源回路を含む基板(以下、単に電源基板と称す)302と、外部から入力される信号を制御して表示パネルアッセンブリ200の表示部たる液晶セル202へ表示するための制御回路を含む基板(以下、単に制御基板と称す)301を取付ける構造としている。そして、前記基板取付部に取付けられた前記電源基板302と前記制御基板301を覆う大きさのカバー部材(以下、第1のカバー部材と称す)401を取付けている。
図6は本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図である。同図で示すように、前記第1のカバー部材401の内部には前記電源基板302と前記制御基板301を仕切るための仕切リブ401aが形成されている。これは、制御基板301の部品や線材が高電圧の電源基板302の部品に接触することによる破壊や故障の危険性を防止する目的で設けられている。なお、電源基板302および制御基板301の取付けは本実施例の構成に限定するものではなく、例えば、第1のカバー部材401の内面側に基板取付部を形成して前記基板を取付ける構成としても良い。また、本実施例は電源回路と制御回路を別々の基板とした構成で説明したが、電源回路と制御回路を1つの基板にまとめた構成であっても良い。
図7は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、前記バックシャーシ204には、絞り加工によって段部204k,204k,・・が連続形成されている。本実施例について具体的に詳述すれば、前記バックシャーシ204の全周と、前記バックシャーシ204を略三等分する位置に夫々前記段部204k,204k,・・を形成している。前記段部204k,204k,・・は、表示パネルアッセンブリ200の補強効果に加え、前記バックシャーシ204の背面204aと、前記背面204aに取付けられる第1のカバー部材401との間の隙間を無くし、光源から照射される光が基板取付部等から表示装置100の外部へ漏れるのを防止する効果を奏する。なお、前記表示パネルアッセンブリ200の補強強化を目的に、前記段部204k,204k,・・に傾斜部分を追加して概略三角状としたり、複数の傾斜部分を直交して形成しても良い。図8は本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、概略三角形状の段部204m,204mを設けることで表示パネルアッセンブリ200の強度をさらに高めることが出来る。
図9は本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図、図10は本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図、図11は本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図である。前記駆動回路基板202bおよび前記支持板500が取付けられた表示パネルアッセンブリ200の背面下側を覆う大きさのカバー部材(以下、第2のカバー部材と称す)402を取付けており、同図で示すように、本実施例では、第2のカバー部材402にスピーカー取付部402a,402aと、操作部402bと、操作基板取付部402cと、受発光基板取付部402dが形成されている。
前記第2のカバー部材402に形成されたスピーカー取付部402a,402aには、ダンパー700a,700a,・・を介してスピーカー700,700が取付けられる。また、前記第2のカバー部材402の一方側面には、複数の押圧部を有する操作部402bが一体に形成されており、前記操作部402bの内面側には複数のスイッチが配設された操作基板303を取付けるための操作基板取付部402cが形成されている。そして、前記操作基板取付部402cに前記操作基板303が取付けられている。さらに、前記第2のカバー部材402には、受光部と発光部が配設された受発光基板304を取付けるための受発光基板取付部402dが形成されている。そして、前記受発光基板取付部402dに前記受発光基板304が取付けられている。なお、表示パネルアッセンブリ200に前記第2のカバー部材を取付けることで前記受発光基板304と対向位置にあるフロントベゼル201には、表示装置100を遠隔操作するリモコンの信号を受光部へ誘導する受光誘導部201hと、前記表示装置100の状態を視覚的に認識するための発光部の光を外部へ誘導する発光誘導部201iが設けられている。
さらに、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402は、表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付けることで連結する構造としている。すなわち、前記第1のカバー部材401の下方側には、ねじを挿通する締結ボス401cを設け、前記第2のカバー部材402の上方側には、前記締結ボス401cと重合してねじを挿通する連結ボス402iを設けている。そして、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を前記表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付け、締結ボス401cと連結ボス402iを重合し、ねじにて締結することで、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結した状態で取付けることが出来る。
前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結することで概略逆T字形状を成し、前記表示装置100の補強が可能となる。具体的には、前記表示パネルアッセンブリ200の幅とほぼ同じ寸法を有する第2のカバー部材402を取付けることで前記表示装置100の横方向の剛性をもたせることが出来、さらに第1のカバー部材401を前記第2のカバー部材402と連結することで、前記表示装置100の縦方向の剛性をもたせることが出来る。
なお、本発明の実施例では、表示パネルアッセンブリ200の背面側を成すバックシャーシ204を第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と同色で塗装するのが望ましく、特に黒色で塗装するのが好ましい。これは、前記バックシャーシ204の一部が、第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と共に表示装置100の背面外装部分となるためである。また、別の効果として、前記バックシャーシ204を黒色で塗装することにより、各種基板に配設された発熱部品の放熱効果が望める。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
100 表示装置
200 表示パネルアッセンブリ
201 フロントベゼル
201h 受光誘導部
201i 発光誘導部
201j 材料注入箇所
202 液晶セル
202b 駆動回路基板
202c フレキシブルプリント配線板
203 光源
204 バックシャーシ
204k 段部
204m 段部
205 導光板
206 光学シート
207 ミドルフレーム
208 反射シート
301 制御基板
302 電源基板
303 操作基板
304 受発光基板
401 第1のカバー部材
401a 仕切リブ
401c 締結ボス
402 第2のカバー部材
402a スピーカー取付部
402b 操作部
402c 操作基板取付部
402d 受発光基板取付部
402e 微細孔
402i 連結ボス
500 支持板
600 スタンド
700 スピーカー
700a ダンパー
800 金型
800a 可動側金型
800b 固定側金型

本発明は、映像を表示するモニターやテレビジョン受像機などの表示装置に関する。
近年の表示装置は、高さ寸法及び幅寸法に比べて奥行き寸法が小さい液晶セルを備えた薄型の表示装置が主流となっている。このような薄型の表示装置には、電源を供給するための回路基板や、外部から入力される信号を制御して前記液晶セルに映像を表示させるための回路基板などが取付けられており、構造の簡素化や表示装置の軽量化、薄型化、或いは意匠性の向上を図るためにさまざまな工夫が施されている。
例えば、特許文献1では、表示窓を備えたフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの後方に配置されるバックキャビネットによって構成される筐体の内部に、補強板を基準として、映像を表示する部材をフロントベゼルとバックシャーシで形成される空間内に内蔵して構成される表示パネルアッセンブリと各種回路基板を取付け一体化したものを取付ける構造とし、表示装置の組立て工数の低減及び表示装置の薄型化を実現した内容が記載されている。
また、特許文献2では、シャーシを基準として表示パネルアッセンブリと、各種基板と、スピーカーを含む全ての内部構成部品を取付けた後にフロントキャビネットとバックキャビネットを取付ける構造とし、表示装置の組立て作業及びメンテナンス作業の簡略化、さらにはフロントキャビネット及びバックキャビネットの形状簡素化を実現した内容が記載されている。
特開2000−315054号公報 特開2007−163861号公報
特許文献1及び特許文献2の構造によれば、補強板或いはシャーシに表示装置を構成する内部構成部品の一部若しくは全部を取付け一体化することによる組立て作業性の改善が望めるが、換言すれば、内部構成部品の一体化を図るために補強板やシャーシといった部品が必要になることから結果として部品点数が増加する。また、補強板或いはシャーシを基準に内部構成部品の取付けを行い、フロントキャビネットとバックキャビネットによって装置の外観を構成することから薄型化が困難となる。さらに、補強板或いはシャーシと一体化した内部構成部品を取付けるだけの大きさでフロントキャビネットとバックキャビネットを形成しており、特に表示パネルの前面側に位置するフロントキャビネットは、後方側より取付けられるバックキャビネットの大きさに依存することから、表示部周縁における幅寸法を小さくすることが困難となる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであって、最小限の部品点数によって薄型で軽量な表示装置を提供することにある。また、組立て作業性が良好で安価な表示装置を提供することにある。さらに、表示部周縁の幅寸法を小さくした狭額縁化を実現し、意匠性の高い表示装置を提供することにある。加えて、表示装置の重心位置を下げることでスタンドの小型化を図っても安定性のある表示装置を提供することにある。
請求項1に係る表示装置は、樹脂製のフロントベゼルと金属製のバックシャーシで形成される空間内に映像を表示する部材を内蔵して構成する表示パネルアッセンブリにおいて、前記映像を表示する部材には液晶セルと光源を含み、前記フロントベゼルと前記バックシャーシが装置の外観を成し、前記表示パネルアッセンブリの背面側において、少なくとも電源回路と制御回路を含む基板を覆う第1のカバー部材と他の構成部材を覆う第2のカバー部材を配設することを特徴としている。
また、請求項2に係る表示装置は、請求項1に記載の表示装置であって、前記第1のカバー部材よりも下方位置で前記第1のカバー部材よりも水平方向に長く形成された第2のカバー部材を配設し、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材によって概略逆T字形状を成すことを特徴としている。
また、請求項3に係る表示装置は、請求項2に記載の表示装置であって、前記第2のカバー部材で覆うようにスピーカーを配設したことを特徴としている。
また、請求項4に係る表示装置は、請求項2または請求項3に記載の表示装置であって、前記表示パネルアッセンブリの構成部材には、光源と、液晶セルと、前記液晶セルとフレキシブルプリント配線板を介して接続された駆動回路基板を含み、前記光源は前記表示パネルアッセンブリの下方側に配設し、前記駆動回路基板は前記表示パネルアッセンブリの背面下側に配設し、少なくとも前記駆動回路基板は前記第2のカバー部材で覆われることを特徴としている。
また、請求項5に係る表示装置は、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の表示装置であって、前記第1のカバー部材および/または前記第2のカバー部材を配設する箇所を除く前記表示パネルアッセンブリの背面側において、前記バックシャーシと一体に段部を形成したことを特徴としている。
以上のような本発明の構成によれば、表示パネルアッセンブリを構成する樹脂製のフロントベゼルが従来のフロントキャビネットを兼用し、金属製のバックシャーシが従来のバックキャビネットを兼用するため、前記表示パネルアッセンブリを基準に最小限の部品点数の組付けによって表示装置を構成出来、薄型で軽量な表示装置の提供が可能となる。また、表示パネルアッセンブリを基準に各種基板やスピーカー等の表示装置を構成する部品を順次組付けるだけの単純な作業によって表示装置を組立てることが出来、作業性の向上および安価な表示装置の提供が可能となる。さらに、フロントベゼルが従来のフロントキャビネットに代わって表示装置の外観を構成することで、前記フロントベゼルがそのまま表示装置における表示部周縁の幅寸法となることから、前記表示部周縁の狭額縁化が可能となり、意匠性の高い表示装置の提供が可能となる。加えて、表示装置の構成部品を表示パネルアッセンブリの比較的下側へ集約して配設することで、前記表示装置の重心を低い位置に定めることが出来、例えばスタンドの載置面積を小さくしても安易に転倒することの無い安定性のある表示装置の提供が可能となる。
本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図。 本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図。 本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図。 本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図。 本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図。 本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図。 本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図。 本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図11を用いて説明する。なお、本発明はその主旨に反しない範囲で、実施例において説明した構成以外のものに対しても容易に適用可能である。
図1は本発明の実施例における表示装置を示す正面側斜視図、図2は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの構成を示す分解斜視図である。同図の符号100は表示装置、200は前記表示装置100の表示部を構成する表示パネルアッセンブリ、201はフロントベゼル、202は映像を表示する液晶セル、203は前記液晶セル202の後方側から光を透過する光源、204はバックシャーシ、205は前記光源203から照射される光を一方端面から受け入れて画面を均一に光らせるための導光板、206は前記導光板205によって誘導される光を拡散/集光するための光学シート、207は前記光学シート206の前方に位置するミドルフレーム、208は前記バックシャーシ204と前記導光板205の間に位置する反射シートを夫々表している。
本発明の実施例では、フロントベゼル201をポリスチレン等の樹脂材料で成形している。図3は本発明の実施例におけるフロントベゼルの成形用金型を示す概略側面側断面図、図4は本発明の実施例におけるフロントベゼル単体の材料注入箇所を示す概略背面側部分拡大斜視図である。同図で示すように、フロントベゼル201の背面側周縁の端部近傍には複数の材料注入箇所201j,201j,・・を設けている。そして、前記フロントベゼル201は固定側金型800bにおいて材料の注入と成形品の離間を行うホットランナー成形で行っている。ホットランナー成形によって、スプルーやランナーの排出を抑えて成形品となるフロントベゼル201のみを排出することから余分な材料費を抑えることが出来る。また、材料注入箇所201j,201j,・・をフロントベゼル201の周縁端部近傍に設けることで、前記材料注入箇所201jと液晶セル202等の表示パネルアッセンブリ200を構成する部品との干渉を防止出来る。そして、前記フロントベゼル201が表示パネルアッセンブリ200の正面側を担うと共に、表示装置100の正面側外装筐体を兼用しているため、別途正面側外装筐体を構成するフロントキャビネットが不要となり、薄型化および狭額縁化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるフロントベゼル201の材料はポリスチレンに限定するものではなく、一般的に樹脂と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
また、本発明の実施例では、バックシャーシ204を鋼板等の金属部材で成形している。そして、前記バックシャーシ204が表示パネルアッセンブリ200の背面側を担うと共に、表示装置100の背面側外装筐体の一部を兼用しているため、別途背面側外装筐体を構成するバックキャビネットが不要となり、さらに薄型化が可能な表示装置を提供することが出来る。なお、本発明におけるバックシャーシ204の材料は鋼板に限定するものではなく、一般的に金属と称される材料を適宜選定して用いれば良い。
これらフロントベゼル201とバックシャーシ205を組付けることで形成される空間内には、液晶セル202および光源203を含む映像を表示するための各種部品を取付けることで表示パネルアッセンブリ200が構成される。また、液晶セル202と駆動回路基板202bはフレキシブルプリント配線板202c,202c,・・を介して接続されている。そして、前記光源203は、前記表示パネルアッセンブリ200の空間内において下方端部に配設され、前記駆動回路基板202bはバックシャーシ204の背面下側にねじ止めによって取付けられる。すなわち、前記表示パネルアッセンブリ200の一方側に前記光源と前記駆動回路基板202bを配置することで、前記表示パネルアッセンブリ200の他方側の厚み寸法を薄くすることが出来、表示部周縁の狭額縁化が一層可能となる。なお、本実施例の場合、表示パネルアッセンブリ200の下方側に前記光源および前記駆動回路基板202bを集約して前記表示パネルアッセンブリ200の上方側の厚み寸法を薄くする構成としているが、本発明は前述の構成に限定するものではなく上下左右の何れか一方に集約することが出来、表示装置の構造に応じて適宜選定すれば良い。
以上のように構成された表示パネルアッセンブリ200は、樹脂製のフロントベゼル201によって従来のフロントキャビネットを兼用し、また、金属製のバックシャーシ204によって従来のバックキャビネットを兼用しているため、従来必要とされていた外装部品の削減に加え、表示装置の薄型化および軽量化、さらには表示部周縁の狭額縁化が実現可能となる。
つぎに、前記表示パネルアッセンブリ200を含めた表示装置の構成について説明する。図5は本発明の実施例における表示装置の構成を示す背面側分解斜視図である。前記表示パネルアッセンブリ200の背面下側には前述の駆動回路基板202bが取付けてあり、略中央付近には切起しや曲げ加工等によって基板取付部(図示なし)が形成されている。本実施例では、前記基板取付部に対し、表示装置に電源を供給するための電源回路を含む基板(以下、単に電源基板と称す)302と、外部から入力される信号を制御して表示パネルアッセンブリ200の表示部たる液晶セル202へ表示するための制御回路を含む基板(以下、単に制御基板と称す)301を取付ける構造としている。そして、前記基板取付部に取付けられた前記電源基板302と前記制御基板301を覆う大きさのカバー部材(以下、第1のカバー部材と称す)401を取付けている。
図6は本発明の実施例における第1のカバー部材の内面側を示す斜視図である。同図で示すように、前記第1のカバー部材401の内部には前記電源基板302と前記制御基板301を仕切るための仕切リブ401aが形成されている。これは、制御基板301の部品や線材が高電圧の電源基板302の部品に接触することによる破壊や故障の危険性を防止する目的で設けられている。なお、電源基板302および制御基板301の取付けは本実施例の構成に限定するものではなく、例えば、第1のカバー部材401の内面側に基板取付部を形成して前記基板を取付ける構成としても良い。また、本実施例は電源回路と制御回路を別々の基板とした構成で説明したが、電源回路と制御回路を1つの基板にまとめた構成であっても良い。
図7は本発明の実施例における表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、前記バックシャーシ204には、絞り加工によって段部204k,204k,・・が連続形成されている。本実施例について具体的に詳述すれば、前記バックシャーシ204の全周と、前記バックシャーシ204を略三等分する位置に夫々前記段部204k,204k,・・を形成している。前記段部204k,204k,・・は、表示パネルアッセンブリ200の補強効果に加え、前記バックシャーシ204の背面204aと、前記背面204aに取付けられる第1のカバー部材401との間の隙間を無くし、光源から照射される光が基板取付部等から表示装置100の外部へ漏れるのを防止する効果を奏する。なお、前記表示パネルアッセンブリ200の補強強化を目的に、前記段部204k,204k,・・に傾斜部分を追加して概略三角状としたり、複数の傾斜部分を直交して形成しても良い。図8は本発明の別の実施例を示す表示パネルアッセンブリの背面図である。同図で示すように、概略三角形状の段部204m,204mを設けることで表示パネルアッセンブリ200の強度をさらに高めることが出来る。
図9は本発明の実施例における第2のカバー部材の内面側を示す分解斜視図、図10は本発明の実施例における第1のカバー部材と第2のカバー部材の連結箇所を示す概略部分断面斜視図、図11は本発明の実施例における表示装置を示す概略背面図である。前記駆動回路基板202bおよび前記支持板500が取付けられた表示パネルアッセンブリ200の背面下側を覆う大きさのカバー部材(以下、第2のカバー部材と称す)402を取付けており、同図で示すように、本実施例では、第2のカバー部材402にスピーカー取付部402a,402aと、操作部402bと、操作基板取付部402cと、受発光基板取付部402dが形成されている。
前記第2のカバー部材402に形成されたスピーカー取付部402a,402aには、ダンパー700a,700a,・・を介してスピーカー700,700が取付けられる。また、前記第2のカバー部材402の一方側面には、複数の押圧部を有する操作部402bが一体に形成されており、前記操作部402bの内面側には複数のスイッチが配設された操作基板303を取付けるための操作基板取付部402cが形成されている。そして、前記操作基板取付部402cに前記操作基板303が取付けられている。さらに、前記第2のカバー部材402には、受光部と発光部が配設された受発光基板304を取付けるための受発光基板取付部402dが形成されている。そして、前記受発光基板取付部402dに前記受発光基板304が取付けられている。なお、表示パネルアッセンブリ200に前記第2のカバー部材を取付けることで前記受発光基板304と対向位置にあるフロントベゼル201には、表示装置100を遠隔操作するリモコンの信号を受光部へ誘導する受光誘導部201hと、前記表示装置100の状態を視覚的に認識するための発光部の光を外部へ誘導する発光誘導部201iが設けられている。
さらに、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402は、表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付けることで連結する構造としている。すなわち、前記第1のカバー部材401の下方側には、ねじを挿通する締結ボス401cを設け、前記第2のカバー部材402の上方側には、前記締結ボス401cと重合してねじを挿通する連結ボス402iを設けている。そして、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を前記表示パネルアッセンブリ200の背面側に取付け、締結ボス401cと連結ボス402iを重合し、ねじにて締結することで、前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結した状態で取付けることが出来る。
前記第1のカバー部材401と前記第2のカバー部材402を連結することで概略逆T字形状を成し、前記表示装置100の補強が可能となる。具体的には、前記表示パネルアッセンブリ200の幅とほぼ同じ寸法を有する第2のカバー部材402を取付けることで前記表示装置100の横方向の剛性をもたせることが出来、さらに第1のカバー部材401を前記第2のカバー部材402と連結することで、前記表示装置100の縦方向の剛性をもたせることが出来る。
なお、本発明の実施例では、表示パネルアッセンブリ200の背面側を成すバックシャーシ204を第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と同色で塗装するのが望ましく、特に黒色で塗装するのが好ましい。これは、前記バックシャーシ204の一部が、第1のカバー部材401と第2のカバー部材402と共に表示装置100の背面外装部分となるためである。また、別の効果として、前記バックシャーシ204を黒色で塗装することにより、各種基板に配設された発熱部品の放熱効果が望める。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
100 表示装置
200 表示パネルアッセンブリ
201 フロントベゼル
201h 受光誘導部
201i 発光誘導部
201j 材料注入箇所
202 液晶セル
202b 駆動回路基板
202c フレキシブルプリント配線板
203 光源
204 バックシャーシ
204k 段部
204m 段部
205 導光板
206 光学シート
207 ミドルフレーム
208 反射シート
301 制御基板
302 電源基板
303 操作基板
304 受発光基板
401 第1のカバー部材
401a 仕切リブ
401c 締結ボス
402 第2のカバー部材
402a スピーカー取付部
402b 操作部
402c 操作基板取付部
402d 受発光基板取付部
402e 微細孔
402i 連結ボス
500 支持板
600 スタンド
700 スピーカー
700a ダンパー
800 金型
800a 可動側金型
800b 固定側金型

Claims (5)

  1. 樹脂製のフロントベゼルと金属製のバックシャーシで形成される空間内に映像を表示する部材を内蔵して構成する表示パネルアッセンブリにおいて、前記フロントベゼルと前記バックシャーシが装置の外観を成すことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示パネルアッセンブリの背面側において、少なくとも電源回路と制御回路を含む基板を覆う第1のカバー部材と、前記第1のカバー部材よりも下方位置で前記第1のカバー部材よりも水平方向に長く形成された他の構成部材を覆う第2のカバー部材とを配設し、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材によって概略逆T字形状を成すことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2のカバー部材で覆うようにスピーカーを配設したことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示パネルアッセンブリの構成部材には、光源と、液晶セルと、前記液晶セルとフレキシブルプリント配線板を介して接続された駆動回路基板を含み、前記光源は前記表示パネルアッセンブリの下方側に配設し、前記駆動回路基板は前記表示パネルアッセンブリの背面下側に配設し、少なくとも前記駆動回路基板は前記第2のカバー部材で覆われることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第1のカバー部材および/または前記第2のカバー部材を配設する箇所を除く前記表示パネルアッセンブリの背面側において、前記バックシャーシと一体に段部を形成したことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の表示装置。
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