WO2012017721A1

WO2012017721A1 - 照明装置、液晶表示装置及びテレビ受信装置

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Publication number: WO2012017721A1
Application number: PCT/JP2011/061372
Authority: WO
Inventors: 泰守黒水
Original assignee: シャープ株式会社
Priority date: 2010-08-06
Filing date: 2011-05-18
Publication date: 2012-02-09
Also published as: US20130135537A1

Abstract

　輝度ムラの発生が抑制された照明装置等の提供。照明装置１は、容器状のバックライトシャーシ（４）と、その底板（４１）上に敷かれる反射シート（６）と、反射シート（６）上に載せられる導光板（７）と、シャーシ（４）の壁板（４２）と導光板（７）との間に配設され、配線基板（５２）上に発光素子（５１）と共に非発光部（５４）とが設けられた発光基板（５）と、シャーシ（４）に被せられる枠状のフレーム（１１）とを備える。反射シート（６）が、その周縁に、非発光部（５４）の表面を覆うような底板（４１）から立ち上がった被覆片（６２）を有する。

Description

照明装置、液晶表示装置及びテレビ受信装置

　本発明は、照明装置、この照明装置を備える液晶表示装置、及びこの液晶表示装置を備えるテレビ受信装置に関する。

　透過型又は半透過型の液晶表示装置は、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの背面側に配設される照明装置（所謂、バックライト）を備える。この種の液晶表示装置は、照明装置から照射される面状の光を利用して、液晶表示パネルの表示面に画像を表示させている。

　前記照明装置としては、長尺状の配線基板上に複数個のＬＥＤ（Ｌｉｇｈｔ　Ｅｍｉｔｔｉｎｇ　Ｄｉｏｄｅ）が直線状に並べて実装されたＬＥＤ基板等の発光基板が、アクリル樹脂等の透明な板材からなる導光板の端面に沿うように配設されたエッジライト式（サイドライト式）照明装置が知られている。この種の照明装置は、発光基板から発せられた光が、導光板の端面からその内部に導入され、そして導入された光が導光板の表面から面状の光となって出射される。導光板の裏面又は表面には、導光板の端面から入射した光を散乱させるための斑点状の散乱部が設けられており、また導光板の裏面側には、前記光を反射させる反射シートが配置されている。そのため、上記のように発光基板から発せられた光は、散乱部又は反射シートによって散乱又は反射されて、導光板の表面（上面）から面状の光となって出射される。

　このような照明装置としては、例えば、特許文献１に記載されたものが知られている。

特開２００８－１１２６６３号公報

　照明装置に利用されるＬＥＤ基板等の発光基板上には、ＬＥＤ等の発光素子以外に、例えば、各発光素子に電源を供給するための電源供給コネクタ等が凸設されている。この電源供給コネクタは、例えば、発光基板の長手方向における端部に設けられるものであり、主として、プラスチック等からなる略直方体状のハウジングと、このハウジング内に収納されている端子からなる。

　このような電源供給コネクタが、導光板の近くに（つまり、導光板の端面と向かい合うように）配置されることがある。例えば、液晶表示パネルの表示面を囲む額縁部分の幅を狭くしたい場合、発光基板が、それと向かい合う導光板の端面から外側へはみ出さないように配置される。このような場合、発光基板上の電源供給コネクタが導光板の端面と向かい合う場所に配置されることになる。場合によっては、導光板の一部を切り欠いて、その切り欠き部分に電源供給コネクタが収納されるように発光基板が配設される。

　ここで、図１７及び図１８を参照しつつ、従来の照明装置について、更に説明する。図１７は、従来の照明装置１Ｐを備える液晶表示装置１００Ｐの概略構成を模式的に表した断面図である。図１８は、従来の照明装置１Ｐの概略構成を模式的に表した平面図である。

　図１７に示されるように、従来の液晶表示装置１００Ｐは、主として、照明装置１Ｐと、その上に載せられる液晶表示パネル２Ｐと、この液晶表示パネル２Ｐの周縁を覆うように被せられ、前記照明装置１Ｐに固定される枠状のベゼル３Ｐを備えている。

　そして、照明装置１Ｐは、図１７及び図１８に示されるように、主として、箱状（容器状）のバックライトシャーシ４Ｐと、その底板４１Ｐ上に敷かれる反射シート６Ｐと、この反射シート６Ｐが敷かれた底板４１Ｐ上に載せられる導光板７Ｐと、この導光板７Ｐの端面７１Ｐに向けて光を照射するＬＥＤ基板５と、導光板７の上面７２Ｐに載せられる光学シート８Ｐ～１０Ｐと、バックライトシャーシ４Ｐに被せられる枠状のフレーム１１Ｐを備えている。

　前記ＬＥＤ基板５Ｐは、図１８に示されるように、長尺状の配線基板５２Ｐ上に、複数個のＬＥＤ５１Ｐが実装されたものからなり、図１７に示されるように、配線基板５２Ｐが底板４１Ｐに対して起立するようにバックライトシャーシ４Ｐ内の壁板４２Ｐに固定されている。そして、このＬＥＤ基板５Ｐの長手方向における端部には、図１７及び図１８に示されるように、電源供給コネクタ５４Ｐが導光板７Ｐの端面７１１Ｐと向かい合うように設けられている。

　なお、図１８に示されるように、全体が略矩形状である導光板７Ｐの四隅には、切り欠き部７５Ｐが設けられている。この切り欠き部７５Ｐ内に、前記ＬＥＤ基板５Ｐ上の電源供給コネクタ５４Ｐが収容され、各ＬＥＤ５１Ｐが導光板７Ｐの端面７１Ｐに近付くように、ＬＥＤ基板５Ｐがバックライトシャーシ４Ｐ内に配設されている。

　図１８に示されるように、照明装置１Ｐは、導光板７Ｐの長手方向における２つの端面７１Ｐにそれぞれ向かい合うように、ＬＥＤ基板５Ｐが配設されている。そして、各端面７１Ｐに、２つのＬＥＤ基板５Ｐが並べて（横並びに）配設されている。図１９は、図１８に示される従来の照明装置１Ｐで発生する輝度ムラの様子を模式的に表した説明図である。このような照明装置１Ｐにおいて、各ＬＥＤ基板５Ｐ上の各ＬＥＤ５１Ｐを発光させると、図１９に示されるような、周囲の輝度（導光板の中央部分の輝度）よりも輝度が低い暗部ｘが、電源供給コネクタ５４Ｐが配置されている導光板７Ｐの四隅に発生することがあり、問題となっている。

　各ＬＥＤ基板５Ｐの各ＬＥＤ５１Ｐから照射された光は、長手方向における２つの端面７１Ｐから入射して、表裏面で反射等を繰り返しながら、それぞれ導光板の中央側へ向けて進む。端面７１Ｐから入射した光の一部は、図１７に示されるように、切り欠き部７５Ｐをなす（区切る）導光板７Ｐの端面７１１Ｐ，７１２Ｐから、電源供給コネクタ５４Ｐのある外側へ向けて飛び出して（漏れ出して）しまう。電源供給コネクタ５４Ｐの外側部分であるハウジング５５Ｐは、通常、反射率の低い部材で構成されており、飛び出した光を反射して、再び導光板７Ｐの端面７１１Ｐ等から入射させる効率が悪い。その為、図１９に示されるような、電源供給コネクタ５４Ｐ近辺に暗部ｘが形成されてしまう。

　このような暗部ｘが形成されると、照明装置１Ｐから発せられる面状の光にムラ（輝度ムラ）が生じてしまい、問題となっている。

　本発明の目的は、バックライトシャーシの内底面の反射シート上に導光板が配設され、バックライトシャーシの内壁面に沿って設けられる発光素子からの照明光が導光板の端面より導入されて上面より出射されるときの輝度ムラの発生が抑制された照明装置、この照明装置を備えた液晶表示装置、及びこの液晶表示装置を備えたテレビ受信装置を提供することである。

　本発明に係る照明装置の要旨とするところは、以下の通りである。すなわち、
　底板の周囲を囲むように壁板が設けられた容器状のバックライトシャーシと、
　前記バックライトシャーシの内底面に敷かれる反射シートと、
　前記反射シート上に載置され、端面から入射された光を内部へ導きつつ上面から出射させる導光板と、
　配線基板上に複数個の発光素子が列設実装され、かつその配線基板上に凸設された非発光部を有し、各発光素子と非発光部とが前記導光板の端面とそれぞれ互いに向かい合うように前記バックライトシャーシの壁板と前記導光板との間に配設される発光基板と、
　前記導光板の周縁を覆うように前記バックライトシャーシにおける壁板の上端縁に被せられる枠状のフレームと、を備え、
　前記反射シートの周縁には、前記発光基板の非発光部の表面を覆うための被覆片が設けられていることを特徴とする照明装置。

　この場合、前記発光基板上の非発光部は、前記各発光素子に電源を供給する電源供給コネクタであるときに有効に適用できる。

　そして、前記電源供給コネクタは、前記発光基板の両端部にそれぞれ設けられ、該各電源供給コネクタを覆う被覆片は前記反射シートの四隅角部に設けられていることが一つの実施形態として考えられる。

　そして、前記導光板の四隅角部に切り欠き部が形成され、前記発光基板に設けられる各電源供給コネクタはその切り欠き部に収容されていて、その状態で前記被覆片により各電源供給コネクタが覆われていることが好適な例として挙げられる。

　また、前記電源供給コネクタは、前記発光基板の長手方向中間部位に設けられ、該電源供給コネクタを覆う被覆片は前記反射シートのそのコネクタに対応する部位に設けられている例も挙げられる。

　尚、前記被覆片の先端縁が、前記枠状フレームと前記発光基板の非発光部との間で挟まれた状態で保持される形態が考えられる。

　また、前記被覆片は、前記反射シートの縁部内側に切れ込みが入れられて設けられていることにより本実施形態が実現される。

　前記被覆片の形状が略三角形状または、略四角形状を成している形態も考えられる。

　前記被覆片の形状が略Ｌ字形状を成している形態も考えられる。

　前記被覆片の形状が略凸字形状または、略凹字形状を成している形態も考えられる。

　前記被覆片の形状が前記底板から遠ざかる方向に向けて先細り状を成している形態も考えられる。

　前記被覆片はその先端部が二股状を成している形態も考えられる。

　前記被覆片の形状が直線または、曲線により構成されている形態も考えられる。

　前記被覆片が前記反射シートと別体で成形されているものであってもよい。

　前記被覆片は接着部材により前記発光基板の非発光部上に固定されているものでもよい。

　前記被覆片は前記非発光部と導光板により挟持され固定されているのが良い。

　前記反射シートの反射率が、前記非発光部における表面の反射率よりも高いことが望ましい。

　前記発光基板の発光素子が、ＬＥＤからなるものが好適な例として挙げられる。

　前記ＬＥＤが、黄色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を青色発光チップに塗布して白色発光としたものであることが、画像の鮮明度において望ましい。

　前記ＬＥＤの蛍光体封止部が、ドーム構造であることが構造的に考えられる。

　前記発光基板の非発光部が、各発光素子に電源を供給するための前記配線基板上に凸設された電源供給コネクタであることは前述した通りである。

　本発明に係る液晶表示装置は、上述した照明装置と、透過型又は半透過型の液晶表示パネルとを備え、前記液晶表示パネルの背面側に前記照明装置が配設され、前記照明装置から発せられた面状の光が、前記液晶表示パネルの背面側に照射されるものである。

　このような液晶表示装置を含むテレビ受信装置が製品として使用されることとなる。

　本発明の照明装置によれば、発光基板の各発光素子より出射された光が導光板の端面よりその導光板内に導入され、導光板の上面より出射されるが、そのときに導光板の周縁はバックライトシャーシの周壁上端縁に被せられた枠状フレームにより覆われ、また、反射シートの周縁に形成される被覆片により前記発光基板の非発光部が覆われているので、発光基板の各発光素子からの光は有効に導光板に導入されると同時に、その発光基板の非発光部近傍では光の漏出が回避され、輝度ムラの発生が抑制される。そして、この照明装置を備えた液晶表示装置、及びテレビ受信装置も輝度ムラが抑制される。　

本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を模式的に表した分解斜視図である。図１に示される液晶表示装置の断面構造を模式的に表した説明図である。この液晶表示装置に使用される照明装置の概略構成を模式的に表した平面図である。本発明の一実施形態に係るテレビ受信装置の概略構成を模式的に表した分解斜視図である。本発明の他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ａを模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｂを模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｃを模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｄの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｅの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｆの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｇの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｈの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｉの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｊの一部分を模式的に表した平面図である。他の実施形態に係る反射シート６Ｋの一部分を模式的に表した平面図である。本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置１００Ａの断面構造を模式的に表した説明図である。従来の照明装置を備える液晶表示装置の概略構成を模式的に表した断面図である。この液晶表示装置に用いられる従来の照明装置の概略構成を模式的に表した平面図である。図１８に示される従来の照明装置で発生する輝度ムラの様子を模式的に表した説明図である。

　以下、図面を参照しつつ、本発明に係る照明装置及び液晶表示装置等の実施形態を説明する。ただし、本発明は、本明細書に例示する実施形態に限定されるものではない。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有するものについては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。

　図１は、一実施形態に係る液晶表示装置１００の概略構成を模式的に表した分解斜視図である。そして、図２は、液晶表示装置１００の断面構造を模式的に表した説明図である。この液晶表示装置１００は、照明装置１を備える。図１において下から順に示されるように、液晶表示装置１００は、照明装置１、液晶表示パネル２、及びベゼル３を備える。

　照明装置１は、所謂エッジライト式であり、図１において下から順に示されるように、箱状（容器状）のバックライトシャーシ４、ＬＥＤ基板（発光基板）５、反射シート６、導光板７、光学シート８～１０、及びフレーム１１を備える。　

　バックライトシャーシ４は、例えば、アルミ等の金属製の板材を、折り曲げ加工等して得られる浅底状の箱（容器）からなる。図１及び図２に示されるように、バックライトシャーシ４は、略矩形状の底板４１と、この底板４１の周囲に立設されている壁板４２を有する。バックライトシャーシ４は、ＬＥＤ基板（発光基板）５、反射シート６、導光板７及び光学シート８～１０を収容する。

　ＬＥＤ基板５は、複数個のＬＥＤ（発光素子）５１が実装された配線基板５２からなる。配線基板５２は、例えば、長尺状（細長い帯状の長方形）を有し、例えば、プリント基板からなる。各ＬＥＤ５１は、配線基板５２の配線パターン５３により電気的に直列に接続されている。また、各ＬＥＤ５１は、配線基板５２の長手方向において、互いに間隔（例えば、等間隔）を置いて一列に並ぶように実装されている。

　なお、ＬＥＤ５１としては、ＬＥＤチップそのもの、及びＬＥＤチップが実装されたＬＥＤパッケージを適用してもよい。ＬＥＤパッケージは、ＬＥＤチップが透明な樹脂の内部に埋め込まれ、そして、その樹脂の表面にＬＥＤチップに電流を流すための電極が備えられた構成を有する。このＬＥＤパッケージとしては、白色光を発する公知のものを適用できる。

　前記ＬＥＤ５１としては、黄色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を青色発光チップに塗布して白色発光としたものが好ましい。反射シート６における被覆片６２の周囲には、黄色領域に高い反射率を持った物質（例えば、板金、コネクタ）が配置されることが多い。その為、その範囲の波長特性を持ったＬＥＤを用いると、光量を増加させることができ、輝度ムラ（暗部）の改善に好ましい。そして、前記ＬＥＤ５１の蛍光体封止部は、ドーム構造であることが好ましい。

　各ＬＥＤ基板５において、配線基板５２の長手方向における端部に、それぞれ電源供給コネクタ５４が配線基板５２の表面から突き出るように設けられている（凸設されている）。この電源供給コネクタ５４は、主として、外観が略直方体状のハウジング５５と、このハウジング５５内に収容される２つの端子（不図示）からなる。２つの端子のうち、一方は電源側端子（＋端子）であり、他方はグランド側端子（－端子）である。ハウジング５５は、ポリプロピレン、ポリスチレン等のプラスチック材料からなり、その内部に前記端子を収容する空間を有する。本実施形態において、電源供給コネクタ５４は、各ＬＥＤ５１よりも大きく、より前方に突き出すように配線基板５２上に設けられている。

　なお、各電源供給コネクタ５４には、ケーブル（不図示）を介して電源基板１２に接続されているケーブルコネクタ（不図示）が、それぞれ嵌合接続される。電源基板１２は、バックライトシャーシ４の背面に配設されており、この電源基板１２から各ＬＥＤ基板５に電源が供給される。各ＬＥＤ基板５上の各ＬＥＤ５１の明るさ（輝度）は、互いに同じになるように、調節される。

　ＬＥＤ基板５は、バックライトシャーシ４の底板４１に対して起立するように、つまり、配線基板５２が底板４１に対して略垂直に配置するように、バックライトシャーシ４の壁板４２に図示されない固定手段（例えば、ネジ）を用いて固定される。ＬＥＤ基板５は、直接、バックライトシャーシ４の壁板４２に固定されても良いし、他の部材を介して固定されてもよい。

　本実施形態では、略矩形状の底板４１を囲むように立設さえた壁板４２のうち、底板４１の２つの長辺に対応する部分の壁板４２に、それぞれＬＥＤ基板５が固定されている。これらのＬＥＤ基板５は、箱状（容器状）のバックライトシャーシ４内で互いに向かい合うよう配置されている。そして、図１等に示されるように、本実施形態では、２つのＬＥＤ基板５が並んだ状態で、それぞれの壁板４２に固定されている。なお、各ＬＥＤ基板５上の各電源供給コネクタ５４は、それぞれ導光板７の四隅の位置に対応するように、配置されている。

　反射シート６は、バックライトシャーシ４の底板４１上に敷かれる。反射シート６は、その上に載せられる導光板７の裏面（下面）７３を覆うように配置される。反射シート６の全体形状は、導光板７の形状に対応するように、略矩形状を有する。この反射シート６は、例えば、白色の発泡樹脂シート（例えば、発泡ポリエチレンテレフタレートシート）からなる。

　反射シート６は、バックライトシャーシ４の底板４１に対して略平行に配置される本体部６１と、この本体部６１の周辺に設けられる、ＬＥＤ基板５上に凸設された電源供給コネクタ５４の表面を覆うための被覆片６２とからなる。導光板７は、反射シート６の本体部６１上に載せられる。

　本実施形態において、被覆片６２は、反射シート６（本体部６１）の四隅に設けられている。被覆片６２は略矩形状（短冊状）であり、本体部６１との境界部分である根元と、それよりも先側の部分とでそれぞれ折れ曲がるように構成されている。被覆片６２は、根元で折れ曲がって底板４１から立ち上がり、そして主として電源供給コネクタ５４の前面（導光板７の端面７１１と向かい合う面）を覆う部分６３と、この部分６３との境界で折れ曲がって底板４１に対して略平行に配置し、主として電源供給コネクタ５４の上面（頂面）を覆う部分６４とからなる。図２に示されるように、被覆片６２の前記部分６４は、バックライトシャーシ４の壁板４２に被せられるフレーム１１と、電源供給コネクタ５４のハウジング５５との間で挟まれて、位置決めされる。反射シート６は、熱膨張又は熱収縮するため、使用環境によっては、被覆片６２の位置がずれて、電源供給コネクタ５４を覆わなくなる虞がある。しかしながら、上記のように被覆片６２が位置決めされると、位置ずれが抑制される。

　導光板７は、平面視した際、全体として略矩形状を有している。導光板７は、アクリル樹脂等の透明材料からなる板状の部材である。導光板７は、例えば、厚みが３～４ｍｍ程度のものからなる。本実施形態においては、導光板７の長辺側の２つの端面７１から、各ＬＥＤ基板５上のＬＥＤ５１から発せられた光が入射される。

　導光板７の表面（上面）７２には、斑点状の散乱部７４が複数個設けられている。散乱部７４としては、例えば、白色顔料等を含む塗料を導光板７の表面７２に斑点状にシルク印刷して形成されるもの、導光板７の表面７２を削って形成した凹部（所謂、シボ）からなるもの等が挙げられる。導光板７は、底板４１から立設された係止ピン（不図示）等によって係止されており、バックライトシャーシ４に対して位置決めされている。

　導光板７の四隅には、切り欠き部７５が設けられている。切り欠き部７５は、導光板７の２つの端面７１１，７１２で区切られている。端面７１１は、導光板７の長手方向における端面７１と略平行であり、端面７１よりも奥側（中央側）に配置している。また、端面７１２は、導光板７の短手方向における端面７６と略平行であり、端面７６よりも奥側（中央側）に配置している。

　図３は、照明装置１の概略構成を模式的に表した平面図である。なお、説明の便宜上、図３では、光学シート８～９、及びフレーム１１が省略されている。図３に示されるように、導光板７の各切り欠き部７５に、それぞれ電源供給コネクタ５４が収納されるように、ＬＥＤ基板５が、端面７１と向かい合うように配置されている。そして、各電源供給コネクタ５４の表面を、バックライトシャー４の底板４から立ち上がった反射シート６の各被覆片６２が、覆い被さっている。

　図１及び図２に示されるように、導光板７の表面７２上には、光学シート８～１０が載せられる。これらの光学シート８～１０は、厚みがそれぞれ０．１～０．５ｍｍ程度である略矩形状の樹脂シートからなる。これらの光学シート８～１０は、導光板７の表面７２上で積み重なるように配置される。

　光学シート８は、所謂、拡散シートであり、導光板７の表面７２から出射される光を拡散させて、輝度分布を均一に使用とする機能を有する。光学シート９は、所謂、レンズシートであり、拡散シート（光学シート８）から出射される光を集光させて、正面輝度を高める機能を有する。光学シート１０は、所謂、偏光選択性反射シートであり、レンズシート（光学シート９）から出射された光が液晶パネル２の下側に貼り付けられている偏光板（不図示）に吸収されないように選択的に反射させる機能を有する。

　フレーム１１は、額縁形状を有している。フレーム１１は、光学シート８～１０、導光板７、及び反射シート６からなる積層物を収容するバックライトシャーシ４に被せられる。このフレーム１１は、バックライトシャーシ４の壁板４２の先端及びＬＥＤ基板５の短手方向における先端等を覆うように、バックライトシャーシ４の壁板４２に被せられ、固定される。フレーム１１は、例えば、金属材料、プラスチック材料等の公知の部材を、所定形状に加工することによって得られる。なお、このフレーム１１上に、液晶表示パネル２が載せられる。

　液晶表示パネル２は、液晶材料（液晶層）を挟むように２枚のガラス基板を貼り合わせたものからなる。一方のガラス基板は、ＴＦＴ（薄膜トランジスタ）基板からなり、他方のガラス基板は、ＣＦ基板（カラーフィルタ基板）からなる。液晶表示パネル２は、前記照明装置１から照射された面状の光を裏面（背面）２１に受け、その光を利用して表面（前面）２２に、画像を表示させる。液晶表示パネル２は、前記照明装置１の背面側に備えられているコントロール基板１３と電気的に接続されており、このコントロール基板１３を利用して液晶表示パネル２が駆動される。

　ベゼル３は、前記フレーム１１よりも大きな額縁形状を有し、フレーム１１上に載せられた液晶表示パネル３の周縁に被せられる。ベゼル３は、フレーム１１との間で、液晶表示パネル３を挟んで固定する。そして、ベゼル３は、バックライトシャーシ４に固定され、このバックライトシャーシ４と共に液晶表示装置１００全体の強度を確保する。なお、ベゼル３は、例えば、金属材料、プラスチック材料等の公知の部材を、所定形状に加工することによって得られる。

　ここで、図２及び図３を参照しつつ、本実施形態の照明装置１において、輝度ムラの発生が抑制される原理を説明する。ＬＥＤ基板５上の各ＬＥＤ５１を点灯させると、各ＬＥＤ５１から発せられた光は、主として、導光板７の端面７１から入射される。入射された光は、導光板７の表面７２と裏面７３との間で反射等を繰り返しながら、導光板７の内部（奥側）へ進み、かつ導光板７の表面７２から出射される。

　上記のように、導光板７の端面７１から入射された光の中には、切り欠き部７５の端面７１１から導光板７の外側へ飛び出して（漏れ出して）しまうもの（光Ｌ１）がある。しかしながら、本実施形態では、このように外側へ飛び出た（漏れ出た）光Ｌ１は、電源供給コネクタ５４のハウジング５５表面を覆う被覆片６２によって反射されて、端面７１１等から再び導光板７の内部へ光Ｌ２として戻される。このように、被覆片６２によって光を導光板７内へ再び戻すことによって、電源供給コネクタ５４の付近を明るくすること（付近の輝度を高めること）ができる。

　本実施形態においては、切り欠き部７５を区切る導光板７の端面７１１と、端面７１２とでは、端面７１１等から漏れ出る光の方が、輝度ムラに対する影響が大きい。何故ならば、端面７１２の近傍には、漏れ出た光を補える発光素子（ＬＥＤ）５１が配置されているが、端面７１１の近傍には発光素子５１等が配置されていないからである。その為、図１等に示されるように、端面７１１と向かい合う電源供給コネクタ５４表面を少なくとも覆うことが、輝度ムラを抑制する観点からは好ましい。

　なお、反射シート６の被覆片６２には、電源供給コネクタ５４表面（ハウジング５５表面）等の非発光部の反射率よりも、高い反射率を備えることが求められる。

　本実施形態の液晶表示装置１００は、例えば、テレビ受信装置に利用される。ここで、図４を参照しつつ、一実施形態に係るテレビ受信装置について説明する。図４は、一実施形態に係るテレビ受信装置の概略構成を模式的に表した分解斜視図である。図４に示されるように、テレビ受信装置２００は、液晶表示装置１００、チューナ２０１、拡声手段２０２、電源２０３、表側キャビネット２０４、裏側キャビネット２０５、及び支持部材２０６を備える。このテレビ受信装置２００は、エッジライト式照明装置１を含む液晶表示装置１００を備えるものである。

　チューナ２０１は、受信した電波から所定のチャンネルの画像信号と音声信号とを生成する。このチューナ２０１としては、従来一般の地上波チューナ（アナログ地上波用のチューナ、デジタル地上波用のチューナ、又はこれら双方）、ＢＳチューナ、ＣＳチューナ等を適用できる。

　拡声手段２０２は、チューナ２０１が生成した音声信号に基づいて音声を発する。この拡声手段２０２には、一般的なスピーカ等を適用できる。

　電源２０３は、液晶表示装置１００、チューナ２０１、拡声手段２０２等に対して電力を供給する。

　液晶表示装置１００、チューナ２０１、拡声手段２０２、及び電源２０３は、表側キャビネット２０４と、裏側キャビネット２０５とによって挟まれ、これらに収納される。表側キャビネット２０４及び裏側キャビネット２０５に収納された液晶表示装置１００等は、支持部材（所謂、スタンド）２０６により支持される。

　本実施形態のテレビ受信装置２００は、照明装置１を備えるため、輝度ムラが抑制される。

　以下、図５～図８を参照しつつ、他の実施形態について、説明する。図５は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ａを模式的に表した平面図である。この反射シート６Ａは、図１等に示されるものと同様な構成の照明装置に利用される。反射シート６Ａは、矩形状の本体部６１と、この本体部６１の四隅に配置される４つの被覆片６２を備える。各被覆片６２は、本体部６１の各辺から延設されており、根元で折れ曲がってバックライトシャーシ４の底板４１から立ち上がり、主として電源供給コネクタ５４の前面（導光板７の端面７１１と向かい合う面）を覆う部分６３と、この部分６３と境界で折れ曲がって底板４１に対して略平行に配置し、主として電源供給コネクタ５４の上面（頂面）を覆う部分６４とを備える。そして、この部分６４には、電源供給コネクタ５４の側面を覆うための部分６５が更に延設されている。この部分６５は短冊状であり、前記部分６４との境界で折れ曲がって前記部分６４から垂れ下がるようにして、前記電源供給コネクタ５４の側面を覆う。

　被覆片６２の前記部分６５は、主として、図２及び図３等に示される導光板７における切り欠き部７５の端面７１２から外側へ飛び出した（漏れ出た）光を、再び導光板７内へ戻す働きをする。このように、前記部分６５で、電源供給コネクタの側面（導光板の端面７１２と向かい合う面）を覆うことにより、端面７１２から外側へ飛び出した（漏れ出た）光を更に、前記部分６５で反射させて導光板７内に戻すことができるため、更なる輝度ムラ抑制を図ることができる。

　図６は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｂを模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｂも、図１等に示されるものと同様な構成の照明装置に利用される。反射シート６Ｂは、全体としては略矩形状を有している。その本体部６１は、四隅が四角形状に切り落とされたような形状を有しており、反射シート６Ｂの長辺と平行な辺６１１と、短辺と平行な辺６１２とを備える。各辺６１１からは、電源供給コネクタ５４の前面を覆うための部分６３と、その上面（頂面）６４を覆うための部分６４とからなる短冊状の被覆片６２の一部６２ａが延設されている。これに対し、各辺６１２からは、電源供給コネクタ５４の側面を覆うための部分６５からなる被覆片６２の一部６２ｂが延設されている。前記部分６５は、バックライトシャーシ４の底板４１から立ち上がるように、根元の境界（辺６１２）で折り曲げられ、そして前記電源供給コネクタ５４の側面にもたれかかるようにして、位置決めされる。

　このように、電源供給コネクタ５４を覆うための被覆片６２を、電源供給コネクタ５４の各表面に対応させるために複数のものに分けて、それぞれ反射シート６の本体部６１に設けてもよい。

　図７は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｃを模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｃも、図１等に示されるものと同様な構成の照明装置に利用される。この反射シート６Ｃは、矩形状の本体部６１の各四隅において、根元の１辺以外の辺に切れ込みが入れられた矩形状（短冊状）の被覆片６２が設けられている。各被覆片６２は、本体部６１から起こされるように、根元で折り曲げられ、更に先側で折り曲げられる。最も先の部分が、電源供給コネクタ５４の上面（頂面）を覆う部分６４となり、この部分６４よりも根元側の部分が、電源供給コネクタ５４の前面を覆う部分６３となる。なお、図７に示される被覆片６２の部分６３は、その裏面側が、導光板７の端面７１１と向かい合うように配置される。

　このように、被覆片６２は、本体部６１中に切れ込みを入れて、本体部６１から起こすようにして、設けてもよい。

　図８は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｄを模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｃは、本体部６１が矩形状であり、その長辺側の２つの辺から、それぞれ短冊状の被覆片６２が延設されている。この反射シート６Ｃは、電源供給コネクタ５４が、導光板７の四隅側ではなく、中央側に配置されているＬＥＤ基板５が配設された照明装置に利用されるものである。このように、ＬＥＤ基板５上において設定されるる電源供給コネクタ５４の配置個所に応じて、反射シート６Ｃに設けられる被覆片６２の位置も、適宜、変更される。

　以下、図９～図１５を参照しつつ、更に他の実施形態について、説明する。図９は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｅの一部分を模式的に表した平面図である。反射シート６Ｅにおける被覆片６２の形状は、被覆すべき非発光部の形状に応じて、適宜、設定される。例えば、被覆すべき非発光部の形状が三角形の場合、図９に示されるように、被覆片６２の形状を略三角形にしても良い。

　図１０は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｆの一部分を模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｆの被覆片６２の形状は、被覆すべき非発光部の形状に応じて、全体として、略Ｌ字状形状に設定されている。

　図１１は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｇの一部分を模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｇの被覆片６２の形状は、被覆すべき非発光部の形状に応じて、全体として、略凹字状形状に設定されている。

　図１２は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｈの一部分を模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｈの被覆片６２の形状は、被覆すべき非発光部の形状に応じて、全体として、略凸字状形状に設定されている。

　図１３は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｉの一部分を模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｉの被覆片６２の形状は、バックライトシャーシ４の底板４１から遠ざかる方向に向けて先細り状を成している。つまり、被覆片６２が底板４１に対して起こされ、立ち上がった際に、その立ち上がった方向に向かって被覆片６２の幅が狭くなるように、設定されている。

　図１４は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｊの一部分を模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｊの被覆片６２の形状は、その先端部が二股状を成すように設定されている。

　図１５は、他の実施形態に係る照明装置に利用される反射シート６Ｋの一部分を模式的に表した平面図である。この反射シート６Ｋの被覆片６２の形状は、その周縁が曲線により構成されるように設定されている。一般的に、周縁が曲線で構成されている被覆片６２は、打ち抜き加工で製造し易い。なお、周縁が直線により構成されている被覆片６２（例えば、反射シート６Ａの被覆片６２）は、プロッターカット等を用いると製造し易い。

　他の実施形態においては、照明装置１の発光基板５は、例えば、矩形状の導光板７の１つの端面のみに沿って配設されても良いし、３つ以上の端面に沿って配設されても良い。また、上記実施形態のように、導光板７を介して互いに向かい合うように２つの端面に沿って配設されても良いし、隣り合う２つの端面に沿って（所謂、Ｌ字状に）配設されても良い。

　他の実施形態においては、電源供給コネクタ５４以外の発光基板５上における非発光部を、反射シート６の被覆片６２で覆って、その非発光部付近の反射率を向上させて、その付近の輝度を向上させてもよい。

　反射シート６の被覆片６２は、反射シート６の本体部６１と一体的に繋がったもの（一体成形されたもの）でも良いし、本体部６１に後付けされたもの（別体として成形されたもの）であっても良い。

　反射シート６の本体部６１における反射率と、被覆片６２における反射率とは、同程度で合っても良いし、被覆片６２の反射率を、本体部６１のものよりも高く設定してもよい。例えば、被覆片６２の表面に、本体部６１よりも反射率の高い材料からなるフィルムを貼り付けること等により、上記のように被覆片６２の反射率を高くすることが可能である。

　他の実施形態において、反射シート６の被覆片６２は、非発光部（電源供給コネクタ５４のハウジング５５）に対して、公知の接着剤を利用して、固定されてもよい。

　図１６は、他の実施形態に係る液晶表示装置１００Ａの断面構造を模式的に表した説明図である。この液晶表示装置１００Ａでは、反射シート６の被覆片６２が、非発光部（電源供給コネクタ５４のハウジング５５）と、導光板７との間で挟まれて、位置決めされている。この液晶表示装置１００Ａでは、導光板７の切り欠き部７５における端面７１１と、前記ハウジング５５の表面とが互いに接するぐらいに近付くように設定されている。これらの間において、前記被覆片６２（における部分６３）を挟んで、必要以上に動かないように固定できる。このような構成とすることで、端面７１１等から漏れ出す光を少なくすることができると共に、前記被覆片６２及び反射シート６の位置決め等も可能となる。

Claims

　底板の周囲を囲むように壁板が設けられた容器状のバックライトシャーシと、
　前記バックライトシャーシの内底面に敷かれる反射シートと、
　前記反射シート上に載置され、端面から入射された光を内部へ導きつつ上面から出射させる導光板と、
　配線基板上に複数個の発光素子が列設実装され、かつその配線基板上に凸設された非発光部を有し、各発光素子と非発光部とが前記導光板の端面とそれぞれ互いに向かい合うように前記バックライトシャーシの壁板と前記導光板との間に配設される発光基板と、
　前記導光板の周縁を覆うように前記バックライトシャーシにおける壁板の上端縁に被せられる枠状のフレームと、を備え、
　前記反射シートの周縁には、前記発光基板の非発光部の表面を覆うための被覆片が設けられていることを特徴とする照明装置。
　前記発光基板上の非発光部は、前記各発光素子に電源を供給する電源供給コネクタであることを特徴とする請求項１に記載の照明装置。
　前記電源供給コネクタは、前記発光基板の両端部にそれぞれ設けられ、該各電源供給コネクタを覆う被覆片は前記反射シートの四隅角部に設けられていることを特徴とする請求項２に記載の照明装置。
　前記導光板の四隅角部に切り欠き部が形成され、前記発光基板に設けられる各電源供給コネクタはその切り欠き部に収容されていて、その状態で前記被覆片により各電源供給コネクタが覆われていることを特徴とする請求項２又は３に記載の照明装置。
　前記電源供給コネクタは、前記発光基板の長手方向中間部位に設けられ、該電源供給コネクタを覆う被覆片は前記反射シートのそのコネクタに対応する部位に設けられていることを特徴とする請求項２に記載の照明装置。
　前記被覆片の先端縁が、前記枠状フレームと前記発光基板の非発光部との間で挟まれた状態で保持される請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片は、前記反射シートの縁部内側に切れ込みが入れられて設けられることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片の形状が略三角形状または、略四角形状を成していることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片の形状が略Ｌ字形状を成していることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片の形状が略凸字形状または、略凹字形状を成していることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片の形状が前記底板から遠ざかる方向に向けて先細り状を成していることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片はその先端部が二股状を成していることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片の形状が直線または、曲線により構成されていることを特徴とする請求項１～５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片が前記反射シートと別体で成形されていることを特徴とする請求項１～１２の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片は接着部材により前記非発光部上に固定されていることを特徴とする請求項１～１４の何れか１項に記載の照明装置。
　前記被覆片は前記非発光部と導光板により挟持され固定されていることを特徴とする請求項１～１５の何れか１項に記載の照明装置。
　前記反射シートの反射率が、前記非発光部における表面の反射率よりも高いことを特徴とする請求項１～１６の何れか１項に記載の照明装置。
　前記発光素子が、ＬＥＤからなる請求項１～１７の何れか１項に記載の照明装置。
　前記ＬＥＤが、黄色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を青色発光チップに塗布して白色発光としたものであることを特徴とする請求項１８に記載の照明装置。
　前記ＬＥＤの蛍光体封止部が、ドーム構造であることを特徴とする請求項１８又は１９に記載の照明装置。
　前記非発光部が、各発光素子に電源を供給するための前記配線基板上に凸設された電源供給コネクタである請求項１～２０の何れか１項に記載の照明装置。
　請求項１～２１の何れか１項に記載の照明装置と、
　透過型又は半透過型の液晶表示パネルと、を備え、前記液晶表示パネルの背面側に前記照明装置が配設され、前記照明装置から発せられた面状の光が、前記液晶表示パネルの背面側に照射されることを特徴とする液晶表示装置。
　請求項２２に記載の液晶表示装置を含むテレビ受信装置。