JP2008197033A - 電荷検出型センサおよびそれに用いるパッケージ容器 - Google Patents

電荷検出型センサおよびそれに用いるパッケージ容器 Download PDF

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Abstract

【課題】検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子をパッケージ容器の外周部に露出させることなく、検出精度の高い電荷検出型センサおよびそれに用いるパッケージ容器を提供する。
【解決手段】パッケージ容器150のキャビティ内に収容されたジャイロ振動片1の第2の検出端子16Aと、IC100のチャージアンプと接続される第2の検出信号入力パッド106Aとは、第二層基板120上に設けられたIC接続端子126Aを介してボンディングワイヤ99により接続されている。IC接続端子126Aは、その1端部分から引き出されたメッキ用配線123cにより、パッケージ容器150の外周部から電圧を印加することにより金属メッキ層が形成されている。メッキ用配線123cは、IC接続端子126Aに金属メッキ層が形成された状態で、平面視で見える位置が切断されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電荷検出型のセンサ素子とチャージアンプを含む電子素子とをパッケージ容器に収容した電荷検出型センサ、およびそれに用いるパッケージ容器に関する。
物理的または科学的、あるいはその他の様々な状態をセンサ素子により感知して検出するセンサとして、圧電性単結晶材料からなる圧電センサ素子を用いた圧電センサが広く知られている。圧電センサは、検出方式の違いにより電荷検出型センサと周波数検出型センサに大別される。電荷検出型センサは、圧電センサ素子に外力が加わったときに圧電センサ素子の内部に発生する電荷量を検出するものである。一方、周波数検出型センサは、所定の振動周波数にて振動させた圧電センサ素子の、外力が加わったときの振動周波数の変化量を検出するものである。
電荷検出型の圧電センサとして、駆動アーム(駆動振動系)と検出アーム(検出振動系)とを有するジャイロ振動片(圧電振動子)を用いた振動ジャイロセンサが紹介されている(例えば特許文献1を参照)。振動ジャイロセンサにおいて、ジャイロ振動片は、駆動端子および検出端子を有する支持部(基部)から両側に延在し検出端子に接続された検出アームを有している。また、支持部から検出アームと直交する方向に延在する一対の連結アームと、各連結アームの先端部から、それに直交する両側に延在する一対の駆動アームとを有している。
ジャイロ振動片の駆動アームに駆動電圧を加えて励振させた状態において振動ジャイロセンサの姿勢が変化すると、連結アームが支持部への付け根を中心に屈曲振動し、その反作用によって検出アームが屈曲振動する。この検出アームの屈曲振動(検出振動)において発生した電気信号に基づいて、振動ジャイロセンサの姿勢の変化を回転角速度として算出する。このとき、検出アームの検出振動に伴なって発生する電気信号は、振動ジャイロセンサに備わるIC(電子素子)に内蔵されジャイロ振動片の検出端子に接続されたチャージアンプにより、低インピーダンス電圧信号に調整される。
従来より、上記した振動ジャイロセンサなどの電荷検出型センサは、電荷検出型のセンサ素子と、該センサ素子に接続されるチャージアンプを含む電子素子とを、例えば特許文献2に示されたパッケージ容器内に収容して機密に封止した形態にて形成される。パッケージ容器は、平板状の基板および開口部が設けられた基板が積層されて形成されたキャビティを有し、このキャビティ内にセンサ素子および電子素子とを収容する。
パッケージ容器は、センサ素子および電子素子との接続をなし表面にメッキ金属層を設けた複数の端子と、端子間の接続をなす端子間配線と、パッケージ容器の外周部から端子間配線または端子に接続するように配置されたメッキ用配線と、を備えている。メッキ用配線は、露出した端子に電解メッキ法によりメッキ金属層を形成するために設けられるものである。
パッケージ容器は、複数の平板状の基板および開口部が設けられた基板がそれぞれマトリクス状に配列された基板シートを積層してシート積層体を形成してから個片体に分割する方法により一度に複数個形成される。上記したメッキ用配線は、シート積層体に形成された複数のパッケージ容器の各基板においてメッキ金属層を形成する端子を接続し、電気メッキ法による一括メッキ処理に供している。
特開2001−12955号公報 特開2006−165177号公報
しかしながら、上記パッケージ容器およびそれを用いた電荷検出型センサの構造において、メッキリードの終端はパッケージ容器の外周部から露出される。この構造において、検出信号のやりとりに供する検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の終端がパッケージ容器の外周部から露出されることになり、外部に曝された部分に塩分などの不純物や水分などが付着する可能性が高くなる。これにより、各端子のインピーダンスが変化して検出信号特性が変動し、電荷検出型センサの検出誤差が生ずる虞があるという問題があった。
本発明は、上記した課題を鑑みてなされるものであり、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子をパッケージ容器の外周部に露出させることなく、検出精度の高い電荷検出型センサおよびそれに用いるパッケージ容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、底板となる平板状の基板および開口部が設けられた基板が積層されて形成されたキャビティを有するパッケージ容器と、キャビティ内に収容された電荷検出型のセンサ素子と、該センサ素子の検出端子と接続されるチャージアンプを含む電子素子と、を有する電荷検出型センサであって、パッケージ容器は、センサ素子および電子素子との接続をなし表面にメッキ金属層を設けた複数の端子と、端子間の接続をなす端子間配線と、露出した端子に電解メッキ法によりメッキ金属層を形成するためにパッケージ容器の外周部から端子間配線または端子に接続するように配置されたメッキ用配線と、を備え、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の配線経路の終端がパッケージ容器の外周部より内側に位置して形成されていることを主旨とする。
この構成によれば、電荷検出型センサにおいて、微小電流による検出信号のやりとりに供する検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子が、パッケージ容器の外周部に露出されない。これにより、電荷検出型センサの外部に付着する水分や塩分などにより、端子のインピーダンスが変化して検出信号特性を変動させることなく、検出精度の高い電荷検出型センサを提供することができる。
本発明は、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の配線経路の終端が、メッキ用配線を断線させるように一部を除去して形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、パッケージ容器の外周部からメッキ用配線を介してメッキ電流を印加しパッケージ容器に備わる複数の端子にメッキ金属層を形成してから、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子をメッキ用配線と分離することができる。これにより、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子がパッケージ容器の外周部に露出して水分や塩分などの検出信号の変動要因に曝されることのない電荷検出型センサの製造において、効率的にメッキ金属層を形成することができる。
本発明では、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の配線経路の終端が、キャビティ内の平面視で見える位置に形成されていることが望ましい。
この構成によれば、端子にメッキ金属を形成した後で、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子とメッキリードとの分離を容易に行なうことができる。
本発明では、センサ素子が、駆動電極を有し所定の周波数の駆動モード振動を繰り返す駆動アームと、検出端子に接続され駆動アームに働くコリオリ力に基づいて変形する検出アームとを有する各速度センサであることが好ましい。
この構成によれば、角速度センサの姿勢の変化に伴って駆動アームに働くコリオリ力に基づいて変形する検出アームが、検出振動において発生する電気信号を、外部からの水分などの影響を受けることなく高精度に抽出して回転角速度を算出できる角速度センサを提供することができる。
本発明は、前記基板のうち少なくとも一層には、前記センサ素子および前記電子素子の少なくともいずれか一方を接地し、表面にメッキ金属層を設けた接地接続端子を備え、前記接地接続端子の終端は、前記パッケージ容器の外周部に位置して形成されている構成にしても良い。
このような構成によれば、接地接続端子はパッケージ容器の外周部から露出され得る。そして、露出した接地接続端子は塩分などの不純物や水分などが付着する可能性が高く、インピーダンスが変動する可能性が高い。しかし、このように接地接続端子のインピーダンス変動が生じても、電荷検出型センサの特性を保てることを発明者は見い出した。また、メッキ金属層を設けるためにパッケージの外周部に露出させた接地接続端子を切断しなくても良いため、製造時間を短縮することができる。
本発明は、底板となる平板状の基板および開口部が設けられた基板が積層されて形成されたキャビティを有し、該キャビティ内に電荷検出型のセンサ素子と、該センサ素子の検出端子と接続されるチャージアンプとを含む電子素子を収容するパッケージ容器であって、基板のうち少なくとも一層には、センサ素子および電子素子との接続をなし表面にメッキ金属層を設けた複数の端子と、端子間の接続をなす端子間配線と、露出した端子に電解メッキ法によりメッキ金属層を形成するためにパッケージ容器の外周部から端子間配線または端子に接続するように配置されたメッキ用配線と、が備えられ、センサ素子の検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の配線経路の終端が、パッケージ容器の外周部より内側に位置して形成されていることを主旨とする。
この構成によれば、微小な検出信号のやりとりに供する検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子がパッケージ容器の外周部に露出されないので、外部の水分や塩分などに曝されて端子のインピーダンスが変化し検出信号特性を変動させるなどの悪影響を受け難い。これにより、検出精度の高い電荷検出型センサに供するパッケージ容器を提供することができる。
本発明では、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の配線経路の終端が、メッキ用配線を断線させるように一部を除去して形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、電解メッキ法によりパッケージ容器の複数の端子にメッキ金属層を形成してから、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子をメッキ用配線と分離することができる。これにより、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子がパッケージ容器の外周部に露出して水分や塩分などの検出信号の変動要因に曝されることのない電荷検出型センサ用のパッケージ容器の製造において、効率的にメッキ金属層を形成することができる。
本発明では、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子の配線経路の終端が、キャビティ内の平面視で見える位置に形成されていることが望ましい。
この構成によれば、端子にメッキ金属を形成した後で、検出端子およびチャージアンプとの接続をなす端子とメッキリードとの分離を容易に行なうことができる。
本発明は、前記基板のうち少なくとも一層には、前記センサ素子および前記電子素子の少なくともいずれか一方を接地し、表面にメッキ金属層を設けた接地接続端子を備え、前記接地接続端子の終端は、前記パッケージ容器の外周部に位置して形成されている構成にしても良い。
このような構成によれば、接地接続端子はパッケージ容器の外周部から露出され得る。そして、露出した接地接続端子は塩分などの不純物や水分などが付着する可能性が高く、インピーダンスが変動する可能性が高い。しかし、このように接地接続端子のインピーダンス変動が生じても、電荷検出型センサの特性を保てることを発明者は見い出した。また、メッキ金属層を設けるためにパッケージの外周部に露出させた接地接続端子を切断しなくても良いため、製造時間を短縮することができる。
以下、本発明の電荷検出型センサを振動ジャイロセンサに具体化した実施形態について図面に従って説明する。
(振動ジャイロセンサ)
図1は、本実施形態の振動ジャイロセンサ30を模式的に示す図であり、図1(a)は平面図、同図(b)は、図1(a)中のA−A線断面図である。なお、図1(a)では、説明の便宜上、振動ジャイロセンサ30の上部を覆っている蓋体160の図示を省略し2点破線にて外形のみを示している。また、図2は、振動ジャイロセンサ30内に形成される回路部40を模式的に示す図であり、図2(a)は平面図、同図(b)は図2(a)中のB−B線概略断面図、同図(c)は図2(b)と同じ方向からみた側面図である。
まず、振動ジャイロセンサ30の全体構成を説明する。
図1において、振動ジャイロセンサ30は、段差を有する凹部であるキャビティが形成されたパッケージ容器150と、このキャビティの凹底部分に接合されたIC100と、IC100の上方に固定された支持基板50に支持されたセンサ素子としてのジャイロ振動片1とを有している。パッケージ容器150の上面には、蓋体160が低融点ガラスやはんだ等からなる封止材によって接合されることによりパッケージ容器150の上面開口が封鎖され、IC100とジャイロ振動片1とが、パッケージ容器150の内部に気密に封止されている。
パッケージ容器150は、平板状の第一層基板110と、大きさが異なる開口部をそれぞれ有する第二層基板120、第三層基板130、第四層基板140とがこの順に重ねて積層されることにより、段差を有する凹部であるキャビティが形成されている。また、キャビティの凹底部分である第一層基板110上面の略中央にはダイパッド112が形成されている。また、第一層基板110の底面には、振動ジャイロセンサ30を実装基板などに接合するときの接続端子となる複数の外部実装端子(図示せず)が形成されている。
ダイパッド112上には、銀ペーストなどの導電性接着剤(図示せず)などによりIC100が接着固定されている。IC100の上面には後述する複数のパッド端子が形成されていて、第二層基板120上に設けられた対応するIC接続端子125A,128c〜128eと、ボンディングワイヤ99によりそれぞれ接続されている。
また、パッケージ容器150のキャビティ内の第三層基板130の段差上には、支持基板50に接続される複数の支持基板接続端子135A,135G,136A,136G,137A,137Gが形成されている。
支持基板接続端子137Gは、第三層基板130の支持基板接続端子137G直下に形成された貫通端子間配線27Gおよび第二層基板120に形成された貫通メッキ用配線37Gを介して、第一層基板110上に形成された接地接続端子47Gに接続されている。
また、支持基板接続端子137Aは、第三層基板130の支持基板接続端子137A直下に形成された貫通端子間配線27Aを介して、第二層基板120上に形成された配線接続端子127A'に接続されている。
同様に、支持基板接続端子135A,135G,136A,136Gは、図示を省略した貫通端子間配線や内部配線により、パッケージ容器150内の対応する各接続端子に接続されている。
パッケージ容器150の第三層基板130の支持基板接続端子135A,135G,136A,136G,137A,137Gには、対応する外部端子(図1(b)では外部端子67A,67Bのみ図示)が位置合わせされた支持基板50が、基材51の配線パターン形成面を下側にして、銀ペーストなどの導電性接着剤190により接着固定されている。支持基板50の基材51の中央部には略直方形の開口部52(デバイスホール)が形成されている。また、支持基板50には、開口部52を挟んで対面する二辺の裏側(パターン形成面)に基端部が保持され、先端部が開口部52の中央に向かってオーバーハングするように形成された複数のボンディングリード(インナーリード)55A,55G,56A,56G,57A,57Gが備えられている。
ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gのそれぞれは、ボンディングリード57A,57Gを代表例として図1(b)に図示するように、開口部52の中心方向に向かって一旦斜め上方に折り曲げられてから、さらに先端側で再び水平に折り曲げられている。
水平に折り曲げられたボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gの各先端部の上面は、ジャイロ振動片1の支持部2(図3を参照)に形成された対応する接続端子と接合されて、それぞれが電気的に接続されている。図1(b)においてはボンディングリード57Aと駆動端子17A、およびボンディングリード57Gと駆動接地端子17Gが接続された部分を図示している。このように、ジャイロ振動片1は、その下面(裏面)の各接続端子以外がボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gと接触しない状態に支持されている。しかも、ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gが、基材51から離間する側へ折り曲げられていることにより、ジャイロ振動片1は基材51と接触しない状態で支持される構造となっている。
なお、本実施形態では、パッケージ容器150の第三層基板130に形成された支持基板接続端子135A,135G,136A,136G,137A,137Gに、支持基板50が、パターン形成面を下向きにして接着固定される構成としたが、これに限らない。例えば導電性接着剤190の塗布位置を、支持基板接続端子135A,135G,136A,136G,137A,137Gと、支持基板50の対応する外部端子とにそれぞれ接触させるように塗布するなどして、パターン形成面を上向きにして固着する構成としてもよい。
(ジャイロ振動片)
次に、ジャイロ振動片1の詳細な構成、および動作原理について、図面に沿って説明する。
図3は、ジャイロ振動片1の駆動振動モードの振動を模式的に説明する平面図であり、図4は、ジャイロ振動片1の検出振動モードの振動を模式的に説明する平面図である。なお、図3、および図4については、振動形態をわかりやすく説明する便宜上、振動部分を動作の基点などで2つに分け、それぞれの符号にA,Bを付している。また、図4では、図3と同じ構成部分については同一符号を付して説明を省略する。
まず、ジャイロ振動片1の構成について、図3を用いて説明する。
振動ジャイロセンサ30に用いられるジャイロ振動片1は、従来知られた駆動モード、検出モード、およびスプリアスモードの三つのモードで動作すべく、駆動モードに供する第1の駆動アーム4A,4Bおよび第2の駆動アーム4C,4Dと、検出モードに供する検出アーム3A,3Bと、連結アーム12A,12Bと、支持部2とを有している。
一対の連結アーム12A,12Bは、四角板状の支持部2の両側面(図3においては上下の端面)中央箇所からそれぞれの軸線が一致するようにそれぞれ反対方向に真っ直ぐ延出している。連結アーム12Aの1端は第1の駆動アーム4A,4Bの延在方向中心位置に接続されている。一方、連結アーム12Bの一端は第2の駆動アーム4C,4Dの延在方向中心位置に接続されている。第1の駆動アーム4A,4Bと第2の駆動アーム4C,4Dの各主面には、それぞれ細長い溝が形成されて横断面形状が略H字状となっており、溝内に駆動電極9が形成されている。また、第1の駆動アーム4A,4Bと第2の駆動アーム4C,4Dの各先端にはそれぞれ幅を広く形成された重量部5A〜5Dが設けられていて、各重量部5A〜5Dの略中央に細長い貫通孔7が形成されている。
検出アーム3A,3Bは、支持部2の中心をその軸線が通るように、支持部2の両側面(図3紙面上左右方向の端面)中央箇所から真っ直ぐ延出している。検出アーム3A,3Bの各主面には、それぞれ細長い溝が形成されて横断面形状が略H字状となっており、溝内に駆動電極10が形成されている。また、検出アーム3A,3Bの各先端にはそれぞれ幅を広く形成された重量部6A,6B設けられていて、各重量部5A〜5D主面の略中央に細長い貫通孔8が形成されている。
支持部2は、連結アーム12A,12Bと検出アーム3A,3Bとの接続点を含む所定の面積を有する板状部であり、ジャイロ振動片1を支持基板50で支持する支持部(基部)となっている。
支持部2の図中裏面側には、上記に説明した支持基板50のボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gと対応する複数の接続端子が設けられている。本実施形態のジャイロ振動片1の接続端子は、第1の検出端子15A、第1の検出接地端子15G、第2の検出端子16A、第2の検出接地端子16G、駆動端子17A、駆動接地端子17Gとして配設されている。
次に、ジャイロ振動片1の動作原理について説明する。
図3には駆動モードの振動を示す。振動ジャイロセンサ30駆動時には、第1の駆動アーム4A,4Bおよび第2の駆動アーム4C,4Dは、それぞれ支持部2への付け根11を中心として矢印Aの方向への屈曲振動を所定の周波数で繰り返している。このとき、第1の駆動アーム4A,4Bと第2の駆動アーム4C,4Dとが、ジャイロ振動片1の重心を通る連結アーム12A,12Bの仮想の中心線を軸とした線対称の振動を行っているので、連結アーム12A,12Bおよび検出アーム3A,3Bは、ほとんど振動しない。
この状態で、ジャイロ振動片1を、ジャイロ振動片1に略垂直に延びる回転軸Zの周りに回転させると、図4に示すように、連結アーム12A,12Bが支持部2への付け根2aを中心として、矢印Bのように屈曲振動する。その反作用によって、検出アーム3A,3Bのそれぞれが、支持部2の付け根3aを中心として、矢印Cのように屈曲振動する。このような検出アーム3A,3Bによる検出振動において発生した電荷による電気信号に基づいて、Z軸を中心とする回転角速度を算出する。
なお、検出振動において発生した電気信号は、第1の検出端子15Aおよび第2の検出端子16Aから出力され、支持基板50の検出端子接続に供するボンディングリードを介してIC100に内蔵されたチャージアンプに対応するパッドと接続される。
(回路部)
次に、振動ジャイロセンサ30において、ジャイロ振動片1が搭載される前の、パッケージ容器150にIC100が配置されて電気的に接続された状態である回路部40について詳細に説明する。
図2において、パッケージ容器150のキャビティの凹底部分となる第一層基板110上面に形成されたダイパッド112上には、IC100が、Ag(銀)ペーストなどの導電性接着剤(図示せず)などにより接着固定されている。IC100は、振動ジャイロセンサ30の駆動回路やチャージアンプを含む検出回路などが集積させて形成された電子素子である。IC100は、上面に外部との接続をはかるための複数のパッド端子を有している。本実施形態のIC100は、パッド端子として、第1の検出信号入力パッド105A、第2の検出信号入力パッド106A、駆動信号出力パッド107A、およびこの他の信号を入力または出力するためのパッド108a〜108eを有している。
第1の検出信号入力パッド105Aと第2の検出信号入力パッド106Aとは、IC100に内蔵されたチャージアンプにそれぞれ接続されている。チャージアンプは、上記したジャイロ振動片1の検出振動において発生した電荷出力を、それに比例した低インピーダンス電圧信号に調整するための増幅器である。
IC100の第1の検出信号入力パッド105A、第2の検出信号入力パッド106A、駆動信号出力パッド107A、およびパッド108a〜108eは、パッケージ容器150の第二層基板120の段差上に形成された複数のIC接続端子にボンディングワイヤ99によりワイヤボンディングされて接続されている。本実施形態では、第1の検出信号入力パッド105AとIC接続端子125A、第2の検出信号入力パッド106AとIC接続端子126A、駆動信号出力パッド107AとIC接続端子127Aが接続されている。また、パッド108a〜108eが、対応するIC接続端子128a〜128eにそれぞれ接続されている。
パッケージ容器150において、第三層基板130上に形成されたIC接続端子126Aは、ボンディングワイヤ99によりIC100の第2の検出信号入力パッド106Aと接続され、端子間配線123aおよび第三層基板130を貫通して設けられた貫通端子間配線(図示せず)を介して第三層基板130上に形成された支持基板接続端子136Aに接続されている。また、IC接続端子126Aからはメッキ用配線123cが、第二層基板120を貫通して設けられた貫通メッキ用配線36Aに向けて引き出されているが、メッキ用配線123cは、第二層基板120上において第三層基板130の開口部から平面視で見える位置にて切断されている。後述するが、メッキ用配線123cは、第三層基板130の製造過程では貫通メッキ用配線36Aに接続されて形成され、パッケージ容器150に組み立てられた後に上記の位置で切断されているものである。これにより、回路部40において、IC接続端子126Aと貫通メッキ用配線36Aとは電気的に断線されている。貫通メッキ用配線36Aは、第一層基板110上に設けられたメッキ用配線接続端子46Aに接続されている。メッキ用配線接続端子46Aからは図示しないメッキ用配線が引き出されて分岐され、一部が図2(c)に示すようにパッケージ容器150の外側に露出するメッキ用配線117aに引き出されている。
同様に、IC100の第1の検出信号入力パッド105Aとボンディングワイヤ99により接続されたIC接続端子125Aは、端子間配線123bおよび第三層基板130を貫通して設けられた貫通端子間配線(図示せず)を介して第三層基板130上に形成された支持基板接続端子135Aに接続されている。また、IC接続端子125Aからはメッキ用配線123dが、第二層基板120を貫通して設けられた貫通メッキ用配線35Aに向けて引き出されている。さらに、このメッキ用配線123dは、第三層基板130の開口部から平面視で見える位置で切断され、IC接続端子125Aの配線経路の1つの終端が形成されている。
IC100の駆動信号出力パッド107Aとボンディングワイヤ99により接続されたIC接続端子127Aは端子間配線123gおよび第三層基板130を貫通して形成された貫通端子間配線(図示せず)を介して第三層基板130上に形成された支持基板接続端子137Aに接続されている。
また、第三層基板130上に形成された支持基板接続端子136Gは、第三層基板130および第二層基板120を貫通してそれぞれ設けられた図示しない貫通端子間配線および該貫通端子間配線に接続され、図2(c)に示すようにパッケージ容器150の外側に露出するメッキ用配線116aに引き出されている。
図2におけるパッケージ容器150の第三層基板130上には、上記した支持基板接続端子135A,136A,136G,137Aの他に、支持基板接続端子135G,137Gが形成されている。支持基板接続端子135A,135G,136A,136G,137A,137G上には、後述する支持基板50の対応する外部端子が位置合せされて接続される。また、パッケージ容器150の最上部となっている第四層基板140の上面に有するシームリング159により、蓋体160が接合される。
(支持基板)
次に、支持基板50について、図面に従って詳細に説明する。
図5は、支持基板50を説明する平面図である。なお、図1(a)において、支持基板50を、パターン形成面を下向きしてパッケージ容器150に接合された状態を図示したが、図5ではパターン形成面側を説明する平面図として説明する。
支持基板50は、本実施形態では、従来より知られるTAB(Tape Automated Bonding)実装用の基板を用いている。
支持基板50は、上面に図示しない接着剤層を有し、ポリイミドなどの可曉性樹脂からなるフープ状の基材に等間隔に連続させて複数形成する。まず、フープ上の基材にプレス加工によって開口部52を形成して基材51を得てから、前記接着剤層を接着剤としてCu(銅)箔などの配線用金属箔を貼り合わせる。そして、フォトリソグラフィーによりボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57G等の電極パターンや配線パターンを形成する。このとき、開口部52側のCu(銅)箔にエッチングレジストを塗布した状態でエッチングすることによりボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gを形成し、その後エッチングレジストを剥離する。これにより、ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gは、基材51上に前記接着剤層によって保持されながら開口部52の中央側に向かって延出された、いわゆるオーバーハング構造にて形成される。
複数のボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gは、支持基板50の長辺側の対向する二辺の方向から、開口部52の図示しない仮想の中心点に対して点対称となる三つの対をなしている。また、複数のボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gは、開口部52を短辺方向に二等分する仮想の中心線に対して線対称となっている。本実施形態では、ボンディングリード55Aと55G、56Aと56G、そして57Aと57Gがそれぞれ開口部52の仮想の中心点に対して点対称な対をなして、開口部52上で対面する先端部間に所定の間隙を設けて三対形成されている。
前記三対のボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gのうち、真中に位置する一対のボンディングリード57A,57Gは、開口部52の中央に向かって真直ぐに形成されている。
一方、他の二対のボンディングリード55A,55Gおよび56A,56Gのそれぞれは、基材51上から開口部52の中央に向かう途中で、一旦隣接するボンディングリード57Aまたは57G側に略直角に屈曲して延びてから、再び開口部52の中央側に略直角に屈曲して開口部52の中央側に向かって延びている。
各ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gのそれぞれの先端部分は、対応する前記ジャイロ振動片1の接続端子である第1の検出端子15A、第1の検出接地端子15G、第2の検出端子16A、第2の検出接地端子16G、駆動端子17A、駆動接地端子17G(図3を参照)のそれぞれに位置を合わせて形成されている。本実施形態では、ボンディングリード55Aと第1の検出端子15A、ボンディングリード55Gと第1の検出接地端子15G、ボンディングリード56Aと第2の検出端子16A、ボンディングリード56Gと第2の検出接地端子16G、ボンディングリード57Aと駆動端子17A、ボンディングリード57Gと駆動接地端子17Gが、それぞれ対応している。
ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gの開口部52にオーバーハングしている部分は、基材51近傍で幅が広く形成されて基材51上に延長され、基材51の周辺部に形成された外部端子65A,65G,66A,66G,67A,67Gにそれぞれ対応されて接続されている。なお、ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gが基材51近傍で幅が広く形成されて基材51上に配線されることにより、ボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gと支持基板50との接着面積が大きくとれて密着力が向上するとともに、オーバーハング部の根元のエッチング細りなどによるリード強度低下が回避される。
また、本実施形態では、上記したようにボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57Gとジャイロ振動片1の第1の検出端子15A、第1の検出接地端子15G、第2の検出端子16A、第2の検出接地端子16G、駆動端子17A、駆動接地端子17Gとが対応して接続される。従って、ジャイロ振動片1の第1の検出端子15A、第1の検出接地端子15G、第2の検出端子16A、第2の検出接地端子16G、駆動端子17A、駆動接地端子17Gが、それぞれ外部端子65A,65G,66A,66G,67A,67Gに引き出されて接続されるようになっている。
Cu(銅)箔をパターニングすることにより支持基板50に形成されたボンディングリード55A,55G,56A,56G,57A,57G、外部端子65A,65G,66A,66G,67A,67G、およびそれらを接続するCu(銅)配線上には、バリア層としてのNi(ニッケル)めっきを介してAu(金)めっきが施されている。
(パッケージ容器)
次に、複数の基板が積層されて形成されたパッケージ容器150の各層の基板および配線経路について図面に従って詳細に説明する。
図6(a)は、第四層基板140の平面図であり、同図(b)は図6(a)のC−C線断面図である。図7(a)は、第三層基板130の平面図であり、同図(b)は図7(a)のD−D線断面図である。図7(a)は、第三層基板130の平面図であり、同図(b)は図7(a)のD−D線断面図である。図8(a)は、第二層基板120の平面図であり、同図(b)は図8(a)のE−E線断面図である。図9(a)は、第一層基板110の平面図であり、同図(b)は図9(a)のF−F線断面図である。
パッケージ容器150は、第一層基板110〜第四層基板140のそれぞれがマトリクス状に配列された基板シートを積層してシート積層体を形成してから、第一層基板110〜第四層基板140のそれぞれの個片体に分割する方法にて一度に複数個形成される。
まず、第四層基板140について説明する。
図6において、第四層基板140は、シート状の電気絶縁材料からなるシート基材141aに第四層基板140がマトリクス状に複数形成された第四層基板シート141として形成されている。図中の切断線C140は、個片体の第四層基板140に分割するときの切断線を示している。
シート基材141aには、切断線C140に沿って形成された複数の貫通孔144が設けられている。貫通孔144は、シート基材141aから個片体の第四層基板140に分割する際の切断を容易にする目的のほか、貫通孔内壁に導電性材料からなる配線層を形成することにより、第四層基板140の上面側と下面側の導通をとるための配線経路とすることもできる。
シート基材141aの切断線C140に囲まれた第四層基板140形成領域の略中央には、平面視略矩形状の開口部G1が形成されている。また、開口部G1を囲む領域には複数のスルーホール配線である貫通配線143a〜143dが形成されている。シート基材141a上の開口部G1を囲み且つ貫通配線143a〜143dを覆う領域には、鉄−ニッケル−コバルト(Fe−Ni−Co)合金や鉄−ニッケル(Fe−Ni)合金等の金属材料からなる矩形環状のシームリング159がロウ材を介して固着されている。
なお、第四層基板シート141の基材であるシート基板141aの材料としては、アルミナ質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、ガラス・セラミック質焼結体などの電気絶縁材料が用いられる。以下、説明する第三層基板130、第二層基板120、第一層基板110についても同じ材質のシート基材を用いるので、各層基板の構成を述べるときに材質の説明は省略する。同様に、貫通孔144についても、第三層基板130〜第一層基板110において同一形状の貫通孔が設けられるので、詳細な説明は省略する。
次に、第三層基板130の構成について説明する。
図7において、第三層基板130は、シート基材131aに第三層基板130がマトリクス状に複数形成された第三層基板シート131として形成されている。図中の切断線C130は、個片体の第三層基板130に分割するときの切断線を示している。
シート基板131aには、切断線C130に沿って形成された複数の貫通孔134が設けられている。また、シート基材131aの切断線C130に囲まれた第三層基板130形成領域の略中央には、平面視略矩形状の開口部G2が形成されている。開口部G2は、第三層基板シート131上に上記の第四層基板シート141を重ねて積層したときの開口部G1の外形(図中、第四層開口部位置G1a)よりも小さい開口面積にて形成されている。第四層開口部位置G1a内の開口部G2を挟んだ両側の領域のシート基材131a上には、支持基板50の外部端子65A,65G,66A,66G,67A,67G(図5を参照)をそれぞれ対応させて接合するための支持基板接続端子135A,135G,136A,136G,137A,137Gが設けられている。
支持基板接続端子136A,136Gのそれぞれの直下には貫通孔が設けられ、その貫通孔内に導電性材料が充填されることにより支持基板接続端子136A,136Gにそれぞれ接続された貫通端子間配線26A,26Gが形成されている(図7(b)を参照)。同様に、支持基板接続端子135A,135G,137A,137Gには、貫通端子間配線25A,25G,27A,27Gがそれぞれ接続されて設けられている。
また、第三層基板シート131の、上記の第四層基板シート141を重ねて積層したときの貫通配線143a〜143dと対応する位置には、貫通配線133a〜133dがそれぞれ形成されている。貫通配線133a〜133dは、第三層基板シートに形成された貫通孔に導電性材料を充填することにより形成されている。
次に、第二層基板120について説明する。
図8において、第二層基板120は、シート状の電気絶縁材料からなるシート基材121aに第二層基板120がマトリクス状に複数形成された第二層基板シート121として形成されている。図中の切断線C120は、個片体の第二層基板120に分割するときの切断線を示している。
シート基板121aには、切断線C120に沿って形成された複数の貫通孔124が設けられている。また、シート基材121aの切断線C120に囲まれた第二層基板120形成領域の略中央には、平面視略矩形状の開口部G3が形成されている。開口部G3は、第二層基板シート121上に上記の第三層基板シート131を重ねて積層したときの開口部G2の外形(図中、第三層開口部位置G2a)よりも小さい開口面積にて形成されている。
第三層開口部位置G2a内の開口部G3を挟んだ両側の領域のシート基材121a上には、IC100の各パッド端子とそれぞれ対応させて接続されるIC接続端子125A,126A,127A,128a〜128eが設けられている。本実施形態では、第1の検出信号入力パッド105AとIC接続端子125A、第2の検出信号入力パッド106AとIC接続端子126A、駆動信号出力パッド107AとIC接続端子127A、この他の信号を入力または出力するためのパッド108a〜108eとIC接続端子128a〜128eとが、それぞれ対応するように設けられている(図2(a)を併せて参照)。
第二層基板シート121上の、上記の第三層基板シート131を重ねて積層したときの貫通端子間配線25A,25G,26A,26G,27A,27G(図7を参照)と対応する位置には、それぞれに接続される配線接続端子125A',125G',126A',127A'が設けられている。また、上記の第三層基板シート131の貫通端子間配線25G,27G(図7を参照)と対応する位置には、第二層基板シート121に設けられた貫通孔と、その貫通孔内に充填され且つ貫通端子間配線25G,27Gと接続されるように導電性材料が装填されて形成された貫通メッキ用配線35G,37Gが設けられている。なお、図8(a)では、各配線接続端子125A',125G',126A',126G',127A',127G'上における第三層基板シート131の貫通端子間配線25A,25G,26A,26G,27Aの接続位置を、それぞれ貫通端子間配線接続位置25A(a),25G(a),26A(a),26G(a),27A(a),27G(a)として破線にて図示している。
配線接続端子126A'は、端子間配線123aを介してIC接続端子126Aと接続されている。また、IC接続端子126Aからはメッキ用配線123cが引き出され、シート基板121aに設けられた貫通孔に導電体が充填されることにより形成された貫通メッキ用配線36A(図8(b)を参照)に接続されている。
同様に、図8(a)に示すように、配線接続端子125A'は、端子間配線123bを介してIC接続端子125Aと接続されている。また、IC接続端子125Aからはメッキ用配線123dが引き出され、シート基板121aに設けられた貫通孔に導電体が充填されることにより形成された貫通メッキ用配線35Aに接続されている。
なお、メッキ用配線123cおよびメッキ用配線123dの第三層開口部位置G2a領域内の部分は、後述する電解メッキによる各端子へのメッキ金属層形成後に、断線させるように切断する位置であるメッキ用配線切断部D1,D2となっている。
また、配線接続端子125G'からはメッキ用配線123eが引き出され、第二層基板シート121に設けられた貫通孔に導電体が充填されることにより形成された貫通メッキ用配線35Gに接続されている。また、配線接続端子127A'からは端子間配線123gおよびメッキ用配線123fがそれぞれ引き出されている。このうち、端子間配線123gはIC接続端子127Aに接続され、メッキ用配線123fは第二層基板シート121に設けられた貫通孔に導電体が充填されることにより形成された貫通メッキ用配線37Aに接続されている。
なお、IC接続端子128a〜128eについても、それぞれ機能を有して第二層基板120に配線経路が形成されるが、図面が煩雑になることを避ける便宜上、図示および説明を省略する。
また、第二層基板シート121上の、上記の第三層基板シート131を重ねて積層したときの貫通配線133a〜133d(図7を参照)と重なる位置を含めた領域には、蓋体のグランドとなる蓋体接地端子129が形成されている。なお、本実施形態では蓋体接地端子129を第二層基板120に設ける構成を説明したが、各基板層の端子レイアウトの便宜上、蓋体接地端子を他の基板層に設ける構成としてもよい。
次に、第一層基板110の構成について説明する。
図9において、第一層基板110は、シート状の電気絶縁材料からなるシート基材111aに第一層基板110がマトリクス状に複数形成された第一層基板シート111として形成されている。図中の切断線C110は、個片体の第一層基板110に分割するときの切断線を示している。
シート基板111aには、切断線C110に沿って形成された複数の貫通孔114が設けられている。また、シート基材131aの切断線C130に囲まれた第三層基板130形成領域の略中央には、上記したIC100が配置されるダイパッド112が形成されている。なお、ダイパッド112上のIC100が搭載される位置は、IC載置位置100aとして図示している。
また、第一層基板シート111上の、上記の第二層基板シート121を重ねて積層したときの貫通メッキ用配線35A,35G,36A,36G,37A,37G(図8を参照)と重なる位置には、それぞれ対応するメッキ用配線接続端子45A,45G,46A,46G,47A,47Gが設けられている。なお、図9(a)では、各メッキ用配線接続端子45A,45G,46A,46G,47A,47G上における第二層基板シート121の貫通メッキ用配線35A,35G,36A,36G,37A,37Gの接続位置を、それぞれ貫通メッキ用配線接続位置35A(a),35G(a),36A(a),36G(a),37A(a),37G(a)として破線にて図示している。
メッキ用配線接続端子45Aは、メッキ用配線113fを介してダイパッド112と接続されている。また、メッキ用配線接続端子45Aからはメッキ用配線119が引き出され、第一層基板110形成領域内において紙面上側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線119aと、紙面右側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線119bに分岐されている。
メッキ用配線接続端子45Gは、端子間配線113eを介してダイパッド112と接続されている。また、メッキ用配線接続端子45Gからはメッキ用配線118が引き出され、第一層基板110形成領域内において紙面上側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線118aと、紙面左側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線118bに分岐されている。
メッキ用配線接続端子46Aは、メッキ用配線113bを介してダイパッド112と接続されている。また、メッキ用配線接続端子46Aからはメッキ用配線117が引き出され、第一層基板110形成領域内において紙面下側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線117aと、紙面右側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線117bに分岐されている。
メッキ用配線接続端子46Gは、端子間配線113aを介してダイパッド112と接続されている。また、メッキ用配線接続端子46Gからはメッキ用配線116が引き出され、第一層基板110形成領域内において紙面下側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線116aと、紙面右側に隣接する第一層基板に接続されるメッキ用配線116bに分岐されている。
以上、図6〜図9に沿って説明した第四層基板シート141、第三層基板シート131、第二層基板シート121、第一層基板シート111の基材となるシート基材141a,131a,121a,111aの材料としては、アルミナ質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、ガラス・セラミック質焼結体などの電気絶縁材料が用いられる。また、各層基板シートの端子、端子間配線、メッキ用配線には、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mg)などの高融点金属粉末からなる金属ペーストが用いられ、これらの金属ペーストをスクリーン印刷法により所定のパターンに形成している。貫通端子間配線および貫通メッキ用配線は、スクリーン印刷時に金属ペーストが各層基板シートに設けられた貫通孔内に充填されることにより形成している。
第一層基板シート111、第二層基板シート121、第三層基板シート131、第四層基板シート141は、この順に、外形および貫通配線と対応する端子を位置合わせして積層した後、約1600℃の高温で焼成することにより基板シート積層体として焼結・接合される。その後、メッキ用配線の一部から通電する電解メッキ法により、基板シート積層体に露出して形成された各端子および端子間配線に金(Au)などのメッキ金属層を形成する。
メッキ金属層を形成した後、基板シート積層体の第二層基板シート121上に形成されたIC接続端子126Aから引き出された端子間配線123aを、図8に示すメッキ用配線切断部D2においてレーザ光を照射する方法等により切断する。本実施形態では、端子間配線123aのメッキ用配線切断部D2を、図2に示すように二箇所切断することにより、IC接続端子126Aと貫通メッキ用配線36Aとが電気的に確実に開放されるように行なう例を示している。これに限らず、メッキ用配線を確実に断線状態にできれば一箇所若しくは三箇所以上切断するようにしてもよい。
同様に、メッキ金属層形成後の基板シート積層体の第二層基板シート121上に形成されたIC接続端子125Aから引き出された端子間配線123bを、図8に示すメッキ用配線切断部D1においてレーザ光を照射する方法等により、図2(a)に示すように切断する。
端子間配線123a,123bが切断された基板シート積層体は、プレス打ち抜き等の方法によって切断線(C110,C120,C130,C140)に沿って切断することにより、個片体のパッケージ容器150に分割される。
なお、個片体への分割は、基板シート積層体の状態で、IC100と、ジャイロ振動片1が接合された支持基板50とを接合・接続し、さらに蓋体160を接合してから行なうことにより、個片体の振動ジャイロセンサ30として分割することも可能である。これにより、IC100と支持基板50の接合・接続を多数個取りのシート状態にて行なうことができるので、製造効率を向上させることができる。
以下、上記実施形態の効果を記載する。
上記実施形態では、ジャイロ振動片1の第1の検出端子15Aと、IC100のチャージアンプに接続される第1の検出信号入力パッド105Aとを、第二層基板120上に設けられたIC接続端子125Aを介して接続した。同様に、ジャイロ振動片1の第2の検出端子16Aと、IC100のチャージアンプに接続される第2の検出信号入力パッド106Aとを、第二層基板120上に設けられたIC接続端子126Aを介して接続した。IC接続端子125A,126Aは、接続されているメッキ用配線123c,123dをそれぞれ介して、パッケージ容器の外周部から電圧を印加する電解メッキ法により表面に金属メッキ層を形成した。そして、金属メッキ層を形成した後、メッキ用配線123c,123dを断線させるように切断する構成とした。
この構成によれば、微小電流による検出信号のやりとりに供するジャイロ振動片1の第1の検出端子15Aおよび第2の検出端子16Aと、IC100のチャージアンプに接続された第1の検出信号入力パッド105および第2の検出信号入力パッドとの接続をなすIC接続端子125AおよびIC接続端子126Aの配線経路が、パッケージ容器150の外周部に露出されない。これにより、振動ジャイロセンサ30の外部に付着する水分や塩分などにより、IC接続端子125AおよびIC接続端子126Aのインピーダンスが変化して検出信号特性を変動させるなどの悪影響を受けることがなくなる。従って、センサ搭載物の揺れや回転などの姿勢の変化を高精度にて検出し、高い信頼性を有する振動ジャイロセンサ30を提供することができる。
また、上記実施形態では、IC100のチャージアンプと接続されるIC接続端子125A,126Aにメッキ金属層を形成するためのメッキ用配線123c,123dを、パッケージ容器150において平面視で一部が見える位置に形成した。そして、メッキ用配線123c,123dの平面視で見える位置を切断することにより、IC接続端子125A,125Bのそれぞれの配線経路がパッケージ容器150の外周部に露出されないようにした。
この構成によれば、パッケージ容器150がマトリクス状に複数形成されたシート積層体を形成し、各種端子および配線にメッキ金属層を電解メッキ法により一括して形成してから、メッキ用配線123c,123dを容易に切断することができる。これにより、振動ジャイロセンサ30の検出信号のやりとりに供するIC接続端子125A,126Aの配線経路の終端が外部に曝されることのないパッケージ容器150を効率的に製造することができる。
また、上記実施形態では、IC100のチャージアンプと接続されるIC接続端子125A,126Aにメッキ金属層を形成するためのメッキ用配線123c,123dの一部を、レーザを照射することにより切断する構成とした。
この構成によれば、レーザ装置さえ用意すれば、工程をほとんど増やすことなく、比較的簡便な工程によりメッキ用配線123c,123dを切断することができ、検出精度が確保された振動ジャイロセンサ30を製造することができる。
(a)は、本発明の1実施形態である振動ジャイロセンサを模式的に示す平面図、(b)は、同図(a)のA−A線断面図。 (a)は、振動ジャイロセンサ内に形成される回路部を模式的に示す平面図、(b)は、同図(a)のB−B線概略断面図、(c)は、同図(b)と同じ方向からみた側面図。 ジャイロ振動片の駆動振動モードの振動を模式的に説明する平面図。 ジャイロ振動片の検出振動モードの振動を模式的に説明する平面図。 支持基板を説明する模式平面図。 (a)は、第四層基板の平面図、(b)は、同図(a)のC−C線断面図。 (a)は、第三層基板の平面図、(b)は、同図(a)のD−D線断面図。 (a)は、第二層基板の平面図、(b)は、同図(a)のE−E線断面図。 (a)は、第一層基板の平面図、(b)は、同図(a)のF−F線断面図。
符号の説明
1…センサ素子としてのジャイロ振動片、3A,3B…検出アーム、4A,4B…第1の駆動アーム、4C,4D…第2の駆動アーム、15A…第1の検出端子、16A…第2の検出端子、25A,25G,26A,26G,27A,27G…貫通端子間配線、30…電荷検出型センサとしての振動ジャイロセンサ、35A,35G,36A,36G,37A…貫通メッキ用配線、40…回路部、46A,47G…メッキ用配線接続端子、50…支持基板、100…電子素子としてのIC、105A…第1の検出信号入力パッド、106A…第2の検出信号入力パッド、110…第一層基板、111…第一層基板シート、112…ダイパッド、113a,113e,123a,123b,123g…端子間配線、113b,113f,116,116a,116b,117,117a,117b,118,118a,118b,119,119a,119b,123c,123d,123e,123f…メッキ用配線、120…第二層基板、121…第二層基板シート、125A,126A…検出端子とチャージアンプとを接続するIC接続端子、130…第三層基板、131…第三層基板シート、140…第四層基板、141…第四層基板シート、150…パッケージ容器、160…蓋体。

Claims (9)

  1. 底板となる平板状の基板および開口部が設けられた基板が積層されて形成されたキャビティを有するパッケージ容器と、前記キャビティ内に収容された電荷検出型のセンサ素子と、該センサ素子の検出端子と接続されるチャージアンプを含む電子素子と、を有する電荷検出型センサであって、
    前記パッケージ容器は、前記センサ素子および前記電子素子との接続をなし表面にメッキ金属層を設けた複数の端子と、前記端子間の接続をなす端子間配線と、露出した端子に電解メッキ法により前記メッキ金属層を形成するために前記パッケージ容器の外周部から前記端子間配線または前記端子に接続するように配置されたメッキ用配線と、を備え、
    前記検出端子および前記チャージアンプとの接続をなす前記端子の配線経路の終端が前記パッケージ容器の外周部より内側に位置して形成されていることを特徴とする電荷検出型センサ。
  2. 請求項1に記載の電荷検出型センサにおいて、
    前記検出端子および前記チャージアンプとの接続をなす前記端子の配線経路の終端が、前記メッキ用配線を断線させるように一部を除去して形成されていることを特徴とする電荷検出型センサ。
  3. 請求項2に記載の電荷検出型センサにおいて、
    前記検出端子および前記チャージアンプとの接続をなす前記端子の配線経路の終端が、前記キャビティ内の平面視で見える位置に形成されていることを特徴とする電荷検出型センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電荷検出型センサにおいて、
    前記センサ素子が、駆動電極を有し所定の周波数の駆動モード振動を繰り返す駆動アームと、前記検出端子に接続され前記駆動アームに働くコリオリ力に基づいて変形する検出アームとを有する角速度センサであることを特徴とする電荷検出型検出センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電荷検出型センサにおいて、
    前記基板のうち少なくとも一層には、前記センサ素子および前記電子素子の少なくともいずれか一方を接地し、表面にメッキ金属層を設けた接地接続端子を備え、
    前記接地接続端子の終端は、前記パッケージ容器の外周部に位置して形成されていることを特徴とする電荷検出型センサ。
  6. 底板となる平板状の基板および開口部が設けられた基板が積層されて形成されたキャビティを有し、該キャビティ内に電荷検出型のセンサ素子と、該センサ素子の検出端子と接続されるチャージアンプと、を含む電子素子を収容するパッケージ容器であって、
    前記基板のうち少なくとも一層には、前記センサ素子および前記電子素子との接続をなし表面にメッキ金属層を設けた複数の端子と、前記端子間の接続をなす端子間配線と、露出した端子に電解メッキ法により前記メッキ金属層を形成するために前記パッケージ容器の外周部から前記端子間配線または前記端子に接続するように配置されたメッキ用配線と、が備えられ、
    前記センサ素子の前記検出端子および前記チャージアンプとの接続をなす前記端子の配線経路の終端が、前記パッケージ容器の外周部より内側に位置して形成されていることを特徴とするパッケージ容器。
  7. 請求項6に記載のパッケージ容器において、
    前記検出端子および前記チャージアンプとの接続をなす前記端子の配線経路の終端が、前記メッキ用配線を断線させるように一部を除去して形成されていることを特徴とするパッケージ容器。
  8. 請求項6または請求項7に記載のパッケージ容器において、
    前記検出端子および前記チャージアンプとの接続をなす前記端子の配線経路の終端が、前記キャビティ内の平面視で見える位置に形成されていることを特徴とするパッケージ容器。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載のパッケージ容器において、
    前記基板のうち少なくとも一層には、前記センサ素子および前記電子素子の少なくともいずれか一方を接地し、表面に前記メッキ金属層を設けた接地接続端子を備え、
    前記接地接続端子の終端は、前記パッケージ容器の外周部に位置して形成されていることを特徴とするパッケージ容器。
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