JP2008196661A - パッドスプリングおよびパッドスプリングの取付方法 - Google Patents

パッドスプリングおよびパッドスプリングの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ラトル音の発生を防止することのできるパッドスプリングを提供する。
【解決手段】センターフレーム12からロータの回入側と回出側とにそれぞれ延設されて、ブレーキパッドのプレッシャプレート24を押し下げる方向に付勢するオーバーアーム14a,14bと、ロータの回入側と回出側とのそれぞれに設けられて前記ブレーキパッドを保持する2本のパッドピン20a,20bを押し上げる方向に付勢するアンダーアーム16a,16bとを有するパッドスプリング10であって、アンダーアーム16a,16bは、センターフレーム12から離間する方向に延設されて、パッドピン20a,20bを押し上げる方向に付勢させると共に互いに離間させる方向に押圧する傾斜面を備え、2本のパッドピン20a,20bをキャリパに設けられたボディ孔57a,57bの内周面に拡開付勢させることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブレーキパッドをパッドピンにより保持するディスクブレーキ装置におけるパッドスプリング、およびこのパッドスプリングの取り付け方法に関する。
ブレーキパッドをパッドピンにより保持するディスクブレーキ装置として2本のピンによりブレーキパッドを保持するものが知られている。以下に示すディスクブレーキ装置やパッドスプリングは、本発明に係るパッドスプリングに関連するものである。
ディスクブレーキ装置に適用するパッドスプリングとしては、例えば特許文献1に開示されているタイプのものや、特許文献2に開示されているタイプのものが知られている。
特許文献1に開示されているパッドスプリングは、図4に示すようなものである。すなわち、ブレーキパッドのプレッシャプレート5をロータの軸側(半径中心方向)へ押し付けるアーム2と、ブレーキパッドのプレッシャプレート5を保持するパッドピン4をロータの中心側から外周側へ向けて支え、パッドピン4とブレーキパッドのプレッシャプレート5との間のガタツキを抑制するアーム3とを備えるパッドスプリング1である。
また、特許文献2に開示されているパッドスプリングは、図5に示すようなものである。すなわち、ブレーキパッドのプレッシャプレート5をロータの半径中心方向およびロータの軸方向へ押し付けるアーム2aと、ブレーキパッドのプレッシャプレート5を保持するパッドピン4をロータの外周側へ向けて支えるアーム3aとを備えるパッドスプリング1aである。このような特性を有するパッドスプリング1aによれば、パッドピン4とブレーキパッドとの間のガタツキを抑制できると共に、ロータからブレーキパッドを離間させることができるため、ブレーキパッドの引き摺りも抑制することができる。
特開昭55−65733号公報 特開平9−89018号公報
上記特許文献に開示されているパッドスプリングを用いたブレーキパッドの支持によれば、パッドピンとブレーキパッドとの間のガタツキは抑えることができる。しかし、いずれのパッドスプリングも、パッドピンとキャリパボディに設けられた孔(ボディ孔)との間に生ずるガタツキについては考慮されていない。通常、ボディ孔は、パッドピンの装着性を良好にするために、パッドピンの直径に対して僅かに遊びが生ずる直径で形成される。このため、パッドピンはボディ孔に対してガタツキを有することとなるのである。
上記文献に開示されているパッドスプリングでは、パッドピンに対して上下方向、すなわちY軸方向からの力のみが付与されている。このため、ブレーキパッドにX軸方向の力が付与された場合には、上記遊び分だけ、パッドピンごとブレーキパッドがX軸方向へ移動することとなる。このため、ブレーキパッドはその勢いが緩和されることなくサポートあるいはキャリパのアンカ部に衝突することとなり、ラトル音が発生することとなる。また、ラトル音の発生は、パッドピンがボディ孔の内壁に衝突することによっても生ずることがある。さらに、パッドピンとボディ孔との衝突によりピン又はボディ孔が摩耗し、耐久性の劣化を招く虞もある。
そこで本発明では、パッドピンとブレーキパッドとの間に生ずるガタツキ、およびパッドピンとキャリパとの間に生ずるガタツキの双方を抑制してラトル音の発生を防止することのできるパッドスプリング、およびそのパッドスプリングの取付方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るパッドスプリングは、センターフレームからロータの回入側と回出側とにそれぞれ延設されて、ブレーキパッドを押し下げる方向に付勢するオーバーアームと、ロータの回入側と回出側とのそれぞれに設けられて前記ブレーキパッドを保持する2本のパッドピンを押し上げる方向に付勢するアンダーアームとを有するパッドスプリングであって、前記アンダーアームは、前記センターフレームから離間する方向に延設されて、前記パッドピンを押し上げる方向に付勢させると共に互いに離間させる方向に押圧する傾斜面を備え、2本のパッドピンをキャリパに設けられたボディ孔の内周面に拡開付勢させることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するパッドスプリングでは、前記アンダーアームの先端部を前記オーバーアーム側へ折り曲げてフック部を形成し、前記センターフレームから前記フック部までの距離を前記センターフレームから前記パッドピンまでの距離よりも長く設定することが望ましい。
また、上記目的を達成するための本発明に係るパッドスプリングの取付方法は、2本のパッドピンをキャリパに形成されたボディ孔、およびブレーキパッドのプレッシャプレートに形成されたピン孔に挿通させることにより前記ブレーキパッドをキャリパに保持するディスクブレーキ装置に取り付けられ、オーバーアームにより前記ブレーキパッドを、アンダーアームにより前記パッドピンを支持するパッドスプリングの取付方法であって、前記オーバーアームをロータの外周側から軸側へ向けて前記ブレーキパッドへ付勢させると共に、一方のパッドピンを一方のボディ孔における第1象限へ、他方のパッドピンを他方のボディ孔における第4象限へ押し当てるために、前記アンダーアームを一方のパッドピン断面における第3象限と、他方のパッドピン断面における第2象限へと付勢させることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するパッドスプリングの取付方法では、前記オーバーアームは、前記2本のパッドピンを結ぶ直線と平行に配置され、前記アンダーアームとの成す角θを、35≦θ≦55度の範囲に設定することが望ましい。
上記のような特徴を有するパッドスプリングによれば、パッドピンを傾斜面により押圧し、対を成すパッドピンをボディ孔内周面に対して互いに離間する方向へと付勢させることより、パッドピンとボディ孔との間のガタツキを抑制することができる。また、オーバーアームによりブレーキパッドをロータ軸側へ、アンダーアームによりパッドピンをオーバーアーム側へ押圧することとなるためブレーキパッドのプレッシャプレートに形成されたピン孔とパッドピンとが互いに付勢することとなり、両者の間のガタツキを抑制することができる。よって、パッドピンとボディ孔との間のガタツキ、およびパッドピンとブレーキパッドとの間のガタツキの双方を抑制することができる。
また、アンダーアームの先端にフック部を形成し、センターフレームからフック部までの距離をセンターフレームからパッドピンまでの距離よりも長く設定することによれば、パッドピンを押圧する傾斜面を維持したまま、パッドスプリングの脱落を防止するフック部を設けることができる。
以下、本発明のパッドスプリング及びパッドスプリングの取付方法に係る実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明の一部の実施形態であり、本発明の技術的範囲は以下の実施形態のみに拘束されるものでは無い。
まず、図1を参照して本発明に係るパッドスプリング10が取り付けられるディスクブレーキ装置100について説明する。図1に示すディスクブレーキ装置100は、オポーズド型のものであり、図示しない車体固定部に取り付けられる固定型のキャリパ50を有する。キャリパ50は、ロータ60を挟んで対向するシリンダ部52,54と、この2つのシリンダ部52,54を繋ぐブリッジ部56とにより構成される。
シリンダ部52,54には、対向して配置された1つあるいは複数対のピストン58が内装されている。シリンダ部52,54とロータ60との間には、一対のブレーキパッド22が配置されており、このブレーキパッド22のライニング26がロータ60の主面(インナ面およびアウタ面)に押し当てられることで摩擦力が発生する。そして、ロータ60と共にロータ60の回出方向へ移動しようとするブレーキパッド22を、キャリパの内側面(アンカ部)により支えることで、車両に対する制動力を得ることができるのである。
ロータ60に対するブレーキパッド22の押し当ては、シリンダ部52,54に対する液圧の供給により行う。例えば作動油がシリンダ部52,54に供給されると、ピストン58がロータ60の主面に向けて押し出される。シリンダ部52,54から押し出されたピストン58は、ブレーキパッド22のプレッシャプレート24を押圧し、ライニング26をロータ60の主面へ押し当てるのである。
図1に示すディスクブレーキ装置100に備えられるブレーキパッド22のプレッシャプレート24には、図3に示すような一対のバカ孔(以下単にピン孔と称す)24a,24bが形成されている。図1に示す構成のディスクブレーキ装置100においてブレーキパッド22は、このピン孔24a,24bに対してパッドピン20a,20bと呼ばれる保持ピンを挿入することで、キャリパ50に取り付けられるのである。したがって、キャリパ50にもパッドピン20a,20bを貫通させるための孔(以下ボディ孔と称す)57a,57bが設けられている(図3参照)。
パッドピン20a,20bを用いてキャリパ50に対してブレーキパッド22を装着するには、まず、一方のシリンダ部52と他方のシリンダ部54との間に、ライニング26面を対向させた一対のブレーキパッド22を配置するのである。この状態において、一方のシリンダ部52側に設けられたボディ孔57a,57bから他方のシリンダ部54側に設けられたボディ孔57a,57bに向けてパッドピン20a,20bを貫通させる際、パッドピン20a,20bをブレーキパッド22のピン孔24a,24bに通すようにすれば良い。
次に、図2、図3を参照して本実施形態に係るパッドスプリング10について説明する。なお、図2において図2(A)はパッドスプリングの平面図であり、図(B)は同正面図である。また、図3において図3(A)はキャリパに対するパッドスプリングの取付状態を示す正面図であり、図3(B)は同部分拡大図である。ここで、従来のパッドスプリングは、ブレーキパッドとパッドピンとの間のガタツキを抑制するという効果を有するものであった。これに対して、本実施形態に係るパッドスプリング10は、ブレーキパッド22とパッドピン20a,20bとの間のガタツキに加え、パッドピン20a,20bとボディ孔57a,57bとの間のガタツキも抑制する効果を奏するものである。その具体的構成は次のようなものである。
まず、本実施形態に係るパッドスプリング10は、板部材を打ち抜き等して形成されたバネ部材であり、オーバーアーム14a,14bとアンダーアーム16a,16b、およびセンターフレーム12より構成されている。
前記オーバーアーム14a,14bは、ライニング26面を対向させて配置されるブレーキパッド22のプレッシャプレート24を図中上側から(ロータ60の外周側側面から)押さえ込むために、センターフレーム12を基準として略H型に延設されたアームから成り、その先端側に押圧部15a,15bを有する。なお、ここでいう押圧部15a,15bとは、詳細を後述するアンダーアーム16a,16b側へ向けて折り曲げ形成された部位を示す。
前記アンダーアーム16a,16bは、センターフレーム12を基準として略H型に形成された前記オーバーアーム14a,14bの間に、角度θを持ってオーバーアーム14a,14bの下方、すなわちパッドピン20a,20bの配置方向へ向けて延設されたアームであり、その先端部には上記オーバーアーム14a,14b側へ向けて折り曲げ形成されたフック部17a,17bを有する。
このような構成のパッドスプリング10では、オーバーアーム14a,14bとアンダーアーム16a,16bとによって成す角θを拡開するようにして部材(ここではブレーキパッド22とパッドピン20a,20b)を挟み込むことで、両アームは部材に対する付勢力を発生することとなる。
ディスクブレーキ装置100に対するパッドスプリング10の取り付け状態の正面図を図3に示すように、本実施形態に係るパッドスプリング10のアンダーアーム16a,16bは、センターフレーム12からフック部17a,17bまでの長さを、センターフレーム12からパッドピン20a,20bまでの長さよりも長く設定している。このような構成とすることにより、パッドピン20a,20bはアンダーアーム16a,16bの傾斜面により支持・付勢されることとなる。これにより、パッドピン20a,20bにはF1(−F1)の分力としてX軸方向、Y軸方向にそれぞれFx、Fy(−Fx、Fy)の力が働くこととなる。そして、ブレーキパッド22には、オーバーアーム14a,14bからの付勢力により−Fyの力が働くこととなる。
ブレーキパッド22とパッドピン20a,20bがそれぞれ上記のような力の作用を受けた場合、まず、−Fyの力の作用により押し下げられたブレーキパッド22とFyの力の作用により押し上げられたパッドピン20a,20bとが当接し、ここに付勢力が生ずることとなり、ブレーキパッド22とパッドピン20a,20bとの間のガタツキが抑制、あるいは解消される。次に、Fxの力の作用を受けたパッドピン20aは図中右側へ押圧され、ボディ孔57aの右側(図ではFyとの合力によりボディ孔57aの第1象限)に付勢することとなる。一方、−Fxの力の作用を受けたパッドピン20bは、図中左側へ押圧され、ボディ孔57bの左側(図ではFyとの合力によりボディ孔57bの第4象限)に付勢することとなる。よって、パッドピン20a,20bは、ボディ孔57a,57bに対してそれぞれ拡開付勢されるかたちとなり、X軸方向、Y軸方向共にその動きが規制されることとなる。よって、ボディ孔57a,57bとパッドピン20a,20bとの間のガタツキが抑制されるのである。
上記のように、本実施形態のパッドスプリング10では、一方のアンダーアーム16aに、一方のパッドピン20a断面における第3象限に接触して当該パッドピン20aをボディ孔57aにおける第1象限に付勢させる傾斜面を備え、他方のアンダーアーム16bには他方のパッドピン20b断面における第2象限に接触して当該パッドピン20bをボディ孔57bにおける第4象限に付勢させる傾斜面を備え、当該傾斜面によりパッドピン20a,20bを押圧することで、パッドピン20a,20bに対してX軸方向、Y軸方向の双方の力を付与することができるのである。これにより、ブレーキパッド22におけるピン孔24a,24bとパッドピン20a,20bとの間のガタツキと、パッドピン20a,20bとボディ孔57a,57bとの間のガタツキとの双方を抑制することができ、キャリパ50に対するブレーキパッド22のガタツキが抑制され、ラトル音の発生を防止することができる。
また、上記構成のパッドスプリング10において、オーバーアーム14a,「14b(詳細にはオーバーアームの基端部)が2本のパッドピンを結ぶ直線と平行に配置された状態で、オーバーアーム14a,14bとアンダーアーム16a,16bとの成す角θを35°〜55°の範囲、好ましくは45°とする事が望ましい。θの範囲を上記のような範囲とすることにより、図3(B)におけるFxとFyとの関係のバランスが良いからである。例えば、θを45°とした場合には、Fx:Fy=1:1の関係が成り立つ。
また、上記のような構成のパッドスプリング10では、パッドピン20a,20bを、ボディ孔57a,57bに対して積極的に押し付ける作用を担うため、パッドピン20a,20bの抜け止め効果も得ることができる。これにより抜け止め効果を実現すれば、パッドピン20a,20bに対して別途抜け止めピン等を設ける必要が無くなり、ディスクブレーキ装置を構成する際の部品点数を減らすことが可能となる。
また、特許文献1(図4)では、パッドスプリングの先端とパッドピンとの円周方向位置関係がずれると、荷重の方向が大きく変わってしまう。これに対し本発明では、センターフレームからフック部までの距離をセンターフレームからパッドピンまでの距離よりも長く設定しているため、パッドスプリングがパッドピンを押圧する方向が常に同じ方向となる。よって両者のバランスが安定する。
パッドスプリングを取り付けるディスクブレーキ装置の構成を示す図である。 本発明に係るパッドスプリングの構成を示す図である。 パッドスプリングの取付状態を示す図である。 従来のパッドスプリングの構成を示す図である。 従来のパッドスプリングの他の構成を示す図である。
符号の説明
10………パッドスプリング、12………センターフレーム、14a,14b………オーバーアーム、15a,15b………押圧部、16a,16b………アンダーアーム、17a,17b………フック部、20a,20b………パッドピン、22………ブレーキパッド、24………プレッシャプレート、24a,24b………ピン孔、26………ライニング、50………キャリパ、52,54………シリンダ部、56………ブリッジ部、57a,57b………ボディ孔、58………ピストン、60………ロータ、100………ディスクブレーキ装置。

Claims (4)

  1. センターフレームからロータの回入側と回出側とにそれぞれ延設されて、ブレーキパッドを押し下げる方向に付勢するオーバーアームと、ロータの回入側と回出側とのそれぞれに設けられて前記ブレーキパッドを保持する2本のパッドピンを押し上げる方向に付勢するアンダーアームとを有するパッドスプリングであって、
    前記アンダーアームは、前記センターフレームから離間する方向に延設されて、前記パッドピンを押し上げる方向に付勢させると共に互いに離間させる方向に押圧する傾斜面を備え、2本のパッドピンをキャリパに設けられたボディ孔の内周面に拡開付勢させることを特徴とするパッドスプリング。
  2. 前記アンダーアームの先端部を前記オーバーアーム側へ折り曲げてフック部を形成し、前記センターフレームから前記フック部までの距離を前記センターフレームから前記パッドピンまでの距離よりも長く設定したことを特徴とする請求項1に記載のパッドスプリング。
  3. 2本のパッドピンをキャリパに形成されたボディ孔、およびブレーキパッドのプレッシャプレートに形成されたピン孔に挿通させることにより前記ブレーキパッドをキャリパに保持するディスクブレーキ装置に取り付けられ、オーバーアームにより前記ブレーキパッドを、アンダーアームにより前記パッドピンを支持するパッドスプリングの取付方法であって、
    前記オーバーアームをロータの外周側から軸側へ向けて前記ブレーキパッドへ付勢させると共に、
    一方のパッドピンを一方のボディ孔における第1象限へ、他方のパッドピンを他方のボディ孔における第4象限へ押し当てるために、前記アンダーアームを一方のパッドピン断面における第3象限と、他方のパッドピン断面における第2象限へと付勢させることを特徴とするパッドスプリングの取付方法。
  4. 前記オーバーアームは、前記2本のパッドピンを結ぶ直線と平行に配置され、
    前記アンダーアームとの成す角θを、
    35≦θ≦55度の範囲に設定したことを特徴とする請求項3に記載のパッドスプリングの取付方法。
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