JP2008188071A - 衛生薄葉紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】リントの発生が少なく、柔らかさにも優れ、しかも層相互の一体性も強度で、必要な吸水性及び吸油性を有する衛生薄葉紙とする。
【解決手段】衛生薄葉紙が、熱融着性繊維を含む中間層30と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された一方の外層10と、他方の外層20とを有する。そして、一方の外層10側から深いエンボスE1群とそれらの間の浅いエンボスE2群とによって熱圧着がされ、一方の外層10は、深いエンボスE1群によって中間層30に食い込まされた状態で、中間層30に接合され、かつ浅いエンボスE2群によって中間層30に達しない表面エンボス(E2)群が構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、キッチンペーパー、クッキングペーパー、キッチンタオル等の台所で使用される衛生薄葉紙や、試験、実験等に際して埃や薬品の拭取り等に使用される衛生薄葉紙などの衛生薄葉紙に関するものである。
この種の衛生薄葉紙のうち、例えば、台所で使用されるキッチンペーパー等の衛生薄葉紙は、食材や食器についた水分や油分の拭取り、飛散した調味料の拭取り、揚げ物の過剰油分の吸い取り、油こし等に使用される。したがって、水分や油分を素早く吸収すること、その保持量が多いこと、などが要求される。また、この種の衛生薄葉紙は、例えば、豆腐、野菜等の柔らかな食材の水切り、複雑な形状の食器や調理場の拭取りなどにも使用されるため、柔らかさも重要視されている。さらに、この種の衛生薄葉紙は、食材等に紙粉が付かないよう、紙粉(リント)の発生が少ないことも重要視されている。特に、このリントの発生が少ないという点については、試験、実験等に際して使用される衛生薄葉紙において、重要度が増す。
このようにさまざまな性能が要求される衛生薄葉紙としては、フィルム状の層の片面又は両面に繊維層を備えた不織布の提案が参考になる(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この不織布は、衛生薄葉紙を対象とするものではないため、リントの発生が解決されない。また、フィルム状の層を有するため、柔らかさに欠ける。
また、この種の衛生薄葉紙としては、パルプ層の両面に、繊維太さ、繊維長、繊維の種類、繊維の配合割合等が特定された繊維ウェブ層を備えたクッキングペーパーが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、このように単に構成繊維の物性を特定しても、リントの発生を少なくしながら、柔らかさを保つのは、困難である。
さらに、この種の衛生薄葉紙としては、繊維ウェブを局部的に圧縮し、繊維密度が高い領域と繊維密度が低い領域とを形成した清掃用シートが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、このように単に局部的に圧縮した場合、ダスト類の捕集性は向上するとしても、リントの発生は少なくならない。また、圧縮範囲、圧縮率等によっては、柔らかさが損なわれる。
また、この種の衛生薄葉紙としては、平面シートとエンボスシートとを備え、このエンボスシートの裏面側の各凸部と平面シートとが接着された拭き取りシートが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。この拭き取りシートにおいて、エンボスシート表面側の各凸部は、中空状のものが圧潰された皺付与凸部となっている。しかしながら、この形態は、エンボスシートの裏面側の各凸部と平面シートとを接着したものであるため、ダスト類の捕集性は向上するとしても、層相互の一体性が著しく弱く、また、リントの発生が少なくならない。
特開2001−113619号公報 特開2005−34617号公報 特開2002−369782号公報 特開2006−305175号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、リントの発生が少なく、柔らかさにも優れ、しかも層相互の一体性も強度で、必要な吸水性及び吸油性を有する衛生薄葉紙を提供することにある。
この課題を解決した本発明は、次のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
熱融着性繊維を含む中間層と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された一方の外層と、他方の外層とを有し、
前記一方の外層側から深いエンボス群とそれらの間の浅いエンボス群とによって熱圧着がされ、
前記一方の外層は、
前記深いエンボス群によって前記中間層に食い込まされた状態で、前記中間層に接合され、かつ前記浅いエンボス群によって前記中間層に達しない表面エンボス群が構成されている、ことを特徴とする衛生薄葉紙。
(主な作用効果)
「吸水性及び吸油性」
○ 本発明の衛生薄葉紙は、一方の外層が、化学繊維及びパルプを含むため、吸水性及び吸油性に優れる。
○ 本発明の衛生薄葉紙は、中間層、一方の外層及び他方の外層からなる積層構造であるため、嵩だかとなり、単位面積あたりの吸水性及び吸油性に優れる。
「リントの発生」
○ 本発明の衛生薄葉紙は、一方の外層に、化学繊維及びパルプのほか、熱融着性繊維が混抄されているため、リントの発生が少ない。
○ 本発明の衛生薄葉紙は、一方の外層に、熱融着性繊維が混抄され、かつ浅いエンボス群によって中間層に達しない表面エンボス群が構成されているため、表面強度が高く、リントの発生が一段と少ない。
「層相互の一体性」
○ 衛生薄葉紙を積層構造とする場合、層相互の一体化は、エアレイド法や機械的交絡法(スパンレース法)によって行うこともできる。しかしながら、これらの方法によると、衛生薄葉紙の剛性が過度に高まったり(柔らかさの低下)、一体性が不十分となったりするおそれがある。特に、いずれかの層がパルプを含む場合は、一体性が一段と不十分になりやすい。これに対し、本発明の衛生薄葉紙は、中間層及び一方の外層に熱融着性繊維を含み、かつ熱圧着すること、これに加えて、一方の外層が部分的に深いエンボス群によって中間層に食い込まされた状態とされること、によって一体化されたものであるため、剛性が過度に高まったり、一体性が不十分となったりするおそれがない。
なお、中間層及び一方の外層に熱融着性繊維を含み、かつ熱圧着することのみによって一体化する場合は、ある程度の強い圧力を加える必要があるため、剛性が高まりやすい。また、一方の外層が深いエンボス群によって中間層に食い込まされた状態とされることのみによって一体化する場合は、深いエンボス群の数が少なければ一体性が不十分となりやすく、他方、深いエンボス群の数が多ければ剛性が高まりやすい。さらに、深いエンボス群により空隙が少なくなり吸液性が低下するため、その数を増やすのは好ましくない。
「安全性」
○ 化学繊維及びパルプを混抄する場合、両者は、水素結合しないため、接着剤によって結合させるのが一般的である。しかしながら、衛生薄葉紙は、例えば、食品等と接触させて使用する場合もあるため、接着剤の使用は望ましいものではない。これに対し、本発明の衛生薄葉紙は、熱融着性繊維によって結合させるため、かかる問題を有しない。
○ 衛生薄葉紙を積層構造とする場合、層相互の一体化は、接着剤によって行うこともできる。しかしながら、前述したように、接着剤の使用は望ましいものではない。これに対し、本発明の衛生薄葉紙は、前述したように、接着剤によるものではないため、かかる問題を有しない。
〔請求項2記載の発明〕
熱融着性繊維を含む中間層と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された一方の外層と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された他方の外層とを有し、
前記両方の外層側からそれぞれ深いエンボス群とそれらの間の浅いエンボス群とによって熱圧着がされ、
前記両方の外層は、
前記深いエンボス群によって前記中間層に食い込まされた状態で、前記中間層に接合され、かつ前記浅いエンボス群によって前記中間層に達しない表面エンボス群が構成されている、ことを特徴とする衛生薄葉紙。
(主な作用効果)
本発明の衛生薄葉紙は、他方の外層についても、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏し、したがって表裏を問わないで使用することができる。
〔請求項3記載の発明〕
前記両方の外層相互間で、前記深いエンボス群の位置が一致している、請求項2記載の衛生薄葉紙。
(主な作用効果)
本発明の衛生薄葉紙は、一致した深いエンボス群部分において、層相互の一体性が優れるため、衛生薄葉紙全面における層相互の一体性も優れる。
〔請求項4記載の発明〕
前記両方の外層は、前記パルプを30〜80質量%含み、かつ坪量(JIS P 8124:1998)が10〜40g/m2である、請求項2又は請求項3記載の衛生薄葉紙。
(主な作用効果)
この作用効果は、後述する。
〔請求項5記載の発明〕
前記中間層及び前記両方の外層の合計坪量(JIS P 8124:1998)が40〜180g/m2で、
かつ前記深いエンボス群部分において50〜90%圧縮され、前記浅いエンボス郡部分において10〜30%圧縮されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙。
(主な作用効果)
この作用効果は、後述する。
〔請求項6記載の発明〕
前記深いエンボス群部分の面積率が5〜25%、前記浅いエンボス群部分の面積率が5〜25%、前記深いエンボス群部分の面積/前記浅いエンボス群部分の面積が0.3〜1.2とされている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙。
(主な作用効果)
この作用効果は、後述する。
本発明によると、リントの発生が少なく、柔らかさにも優れ、しかも層相互の一体性も強度で、必要な吸水性及び吸油性を有する衛生薄葉紙となる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の衛生薄葉紙は、熱融着性繊維を含む中間層30と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された一方の外層(第1外層)10と、他方の外層(第2外層)20とを有する。そして、第1外層10側から深いエンボスE1群とそれらの間の浅いエンボスE2群とによって熱圧着がされている。また、第1外層10は、深いエンボスE1群によって中間層30に食い込まされた状態で、中間層30に接合され、かつ浅いエンボスE2群によって中間層30に達しない表面エンボス(E2)群が構成されている。
本形態の衛生薄葉紙は、第1外層10が、化学繊維及びパルプを含むため、吸水性及び吸油性に優れる。また、第1外層10に、化学繊維及びパルプのほか、熱融着性繊維が混抄されているため、リントの発生が少ない。
本形態の化学繊維には、再生繊維、半再生繊維及び合成繊維も含む。化学繊維の種類は、特に限定されないが、レーヨン繊維が好適である。レーヨン繊維は、化学繊維のなかでも、柔らかく、肌触り性に優れ、しかも親水性を示すため吸水性を向上させるとの特性を有する。レーヨン繊維としては、繊維太さ0.5〜6.0dtex(好ましくは0.6〜2.0dtex)、繊維長2〜7mm(好ましくは3〜5mm)のものを使用することができる。
化学繊維としては、レーヨン繊維よりもPP(ポリプロピレン)繊維の方が好ましく、PP繊維よりもPET(ポリエチレンテレフタレート)繊維の方が好ましい。PP繊維やPET繊維を含むと、水分や油分を吸収した際の型崩れが生じにくくなる。また、PET繊維は親油性を有するため、PET繊維を含むと吸油性が向上し、加えて、いったん第1外層10に保持された水分や油分が外に染み出しづらくなり水分や油分の保持性が向上する。PP繊維やPET繊維としては、繊維太さ0.1〜5.0dtex(好ましくは0.1〜2.0dtex)、繊維長2〜7mm(好ましくは3〜5mm)のものを使用することができる。
また、芯鞘構造の複合繊維も用いることができる。
パルプとしては、通常の衛生薄葉紙に使用されるパルプを使用することができる。ただし、填料を含まない純パルプを使用するのが好ましく、また、LBKP(広葉樹晒クラフトパルプ)よりもNBKP(針葉樹晒クラフトパルプ)を多く含むパルプを使用するのが好ましい。一般的にLBKPよりもNBKPの方が、繊維太さが太いため、NBKPが多い方が嵩高性、柔らかさが増し、また、吸水性や吸油性が良好となる。
ところで、以上の化学繊維及びパルプを混抄する場合、両者は、水素結合しないため、接着剤によって結合させるのが一般的である。しかしながら、衛生薄葉紙は、例えば、食品等と接触させて使用する場合もあるため、接着剤の使用は望ましいものではない。これに対し、本形態の衛生薄葉紙は、熱融着性繊維によって結合させるため、かかる問題を有しない。また、本形態のように衛生薄葉紙を積層構造とする場合、層相互の一体化は、接着剤によって行うこともできる。しかしながら、同様に接着剤の使用は望ましいものではない。これに対し、本形態の衛生薄葉紙は、接着剤によるものではないため、かかる問題を有しない。
熱融着性繊維の種類は、第1外層10においても、中間層30においても、特に限定されず、樹脂を変性させて融点を下げたり、パルプとの接着性を良くしたバインダー繊維を用いたりすることができる。このバインダー繊維としては、例えば、ビニロンバインダー繊維や、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)等のオレフィン系のバインダー繊維、ポリエステル系のバインダー繊維などを例示することができる。これらのうち、例えば、ビニロンバインダー繊維は熱水溶解により、オレフィン系、ポリエステル系のバインダー繊維は熱融着により、パルプと化学繊維とを結合させ、強度を出すことができる。ただし、バインダー繊維としては、鞘部に芯部より融点の低い樹脂を用いた芯鞘構造の複合バインダー繊維が好ましい。この芯鞘構造の複合バインダー繊維としては、例えば、芯/鞘=PP/PP、PP/PEなどを例示することができる。また、化学繊維がレーヨン繊維を主とする場合においては、レーヨン繊維同士を好適に結合するために、ビニロンバインダー繊維を使用するのが好ましい。ビニロンバインダー繊維としては、繊維太さ1.0〜5.0dtex(好ましくは1.0〜2.0dtex)、繊維長2〜7mm(好ましくは3〜5mm)とすることができる。
化学繊維、パルプ及び熱融着性繊維の混抄割合は、化学繊維20〜60質量%(好ましくは30〜50質量%)、パルプ30〜80質量%(好ましくは40〜60質量%)、熱融着性繊維3〜20質量%(好ましくは5〜15質量%)、である。特に、パルプが30〜80質量%である場合は、坪量(JIS P 8124:1998)が10〜40g/m2(好ましくは15〜30g/m2)であると好適である。パルプが30質量%以上と多く含まれている場合は、坪量が10g/m2未満であると、強度が弱く拭き取り時に破れたり、リントの発生が増加したりする。他方、坪量が40g/m2を超えると、硬くなり柔らかさが失われるため、拭きとりがしづらくなる。
本形態の衛生薄葉紙は、以上のように、中間層30、第1外層10及び第2外層20からなる積層構造であるため、嵩だかとなり、単位面積あたりの吸水性及び吸油性にも優れる。また、本形態の衛生薄葉紙は、第1外層10に、熱融着性繊維が混抄され、かつ浅いエンボスE2群によって中間層30に達しない表面エンボス(E2)群が構成されているため、表面強度が高く、リントの発生が少ない。
ところで、以上のように衛生薄葉紙を積層構造とする場合、層相互の一体化は、エアレイド法や機械的交絡法(スパンレース法)によって行うこともできる。しかしながら、これらの方法によると、衛生薄葉紙の剛性が過度に高まったり(柔らかさの低下)、一体性が不十分となったりするおそれがある。特に、本形態のように第1外層10がパルプを含む場合は、一体性が不十分になりやすい。また、層相互の一体化は、ドライヤーや熱カレンダーなどを用いた熱圧着によることもできる。しかしながら、この方法によって層相互の一体性を十分なものにしようとすると、衛生薄葉紙が薄く硬いものとなってしまう。他方、衛生薄葉紙の嵩だか性を向上させようとすると、層相互の一体性が不十分となり、また、リントが発生しやすくなる。これに対し、本形態の衛生薄葉紙は、中間層30及び第1外層10のいずれにも熱融着性繊維を含み、かつ熱圧着すること、これに加えて、第1外層10が部分的に深いエンボスE1群によって中間層30に食い込まされた状態とされること、によって一体化されたものであるため、剛性が過度に高まったり、一体性が不十分となったりするおそれがない。なお、中間層30及び第1外層10に熱融着性繊維を含み、かつ熱圧着することのみによって一体化する場合は、ある程度の強い圧力を加える必要があるため、剛性が高まりやすいとの問題が生じる。また、第1外層10が深いエンボスE1群によって中間層30に食い込まされた状態とされることのみによって一体化する場合は、深いエンボスE1群の数が少なければ一体性が不十分となりやすく、他方、深いエンボスE1群の数が多ければ剛性が高まりやすいとの問題が生じる。さらに、深いエンボスE1群は、空隙が少なくなり吸液性が低下するため、その数を増やすのは好ましくない。
本形態において、中間層30は、熱融着性繊維を含むが、他の材料については、特に限定されない。例えば、第1外層10や第2外層20と同一又は近似する材料で構成することや、熱融着性繊維を含むエアスルー不織布、スパンレース不織布、エアレイド不織布等の嵩だかな不織布で構成することができる。熱融着性繊維を含むことによる効果は、前述したとおりである。なお、熱融着性「物質一般」ではなく、熱融着性「繊維」としたのは、柔らかさの低下を防止するためである。ただし、中間層30の柔らかさや嵩だかさを向上させるためには、熱融着性繊維のほかに、化学繊維、特にクリンプ化学繊維を含むのが好ましい。
この際、中間層30は、化学繊維(好ましくはクリンプ化学繊維)が20〜60質量%(好ましくは30〜50質量%)、パルプが30〜80%(好ましくは40〜60%)、熱融着性繊維たるバインダー繊維が3〜20%(好ましくは5〜15%)、であると好適である。
なお、この中間層30の比容積(紙厚を尾崎製作所製ピーコックにより測定し、1g当たりの容積(cm3/g)を算出)が3〜20cm3/gであることが好ましい。比容積が3cm3/g未満であると、嵩だかさがなくなり、20cm3/gより大きいと強度が低下し、拭き取り時に破れるおそれがある。
本形態において、第2外層20は、第1外層10と全く異なる材料で構成することもでき、例えば、パルプ100%とすることができる。また、この際、第2外層20にクレープを形成し、嵩だか性を高めることもできる。このクレープは、例えば、ウエットパートにおけるプレスロール上に設置されたドクターや、ドライヤーパートにおけるシリンダー型ドライヤー上に設置されたドクターによって、形成することができる。通常、前者による場合を「ウエットクレープ加工」、後者による場合を「ドライクレープ加工」という。例えば、ティシュペーパーの場合は、ドライクレープ加工が好まれる。ただし、ウエットクレープ加工によると、湿潤時においてもクレープの形状をほとんどそのまま保持でき、また、紙伸びが大きく柔軟性があるため、水分や油分を吸収した際の型崩れが生じにくく、嵩だか性も維持される。
一方、本形態の衛生薄葉紙を、表裏を問わないで使用することができるものとしたい場合は、第2外層20も化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された第1外層10と同一又は近似する材料で構成するとよい。そして、この場合においては、図3に示すように、第2外層20の外層側からもそれぞれ深いエンボスE1群とそれらの間の浅いエンボスE2群とによって熱圧着がされ、第2外層20も、深いエンボスE1群によって中間層30に食い込まされた状態で、中間層30に接合され、かつ浅いエンボスE2群によって中間層30に達しない表面エンボス(E2)群が構成されているようにするとよい。この形態によれば、第2外層20も第1外層10と同様の作用効果を奏するようになるため、表裏を問わないで使用することができる衛生薄葉紙となる。
また、この形態においては、図示例のように、両方の外層10,20相互間で、深いエンボスE1群の位置が一致していると、より好ましいものとなる。この形態によると、一致した深いエンボスE1群部分において、層相互の一体性が優れるため、衛生薄葉紙全面における層相互の一体性も優れる。
ここで、本形態の衛生薄葉紙は、中間層30及び両方の外層10,20の合計坪量(JIS P 8124:1998)が40〜180g/m2(好ましくは50〜150g/m2)で、かつ深いエンボスE1群部分において50〜90%(好ましくは60〜80%)圧縮され、浅いエンボスE2郡部分において10〜30%(好ましくは15〜25%)圧縮されていると好適である。深いエンボスE1群部分における圧縮率が50%未満であると、層間強度(一体性)が弱くなり、層間剥離するおそれがある。他方、深いエンボスE1群部分における圧縮率が90%を超えると、熱融着繊維が熱圧着されてフィルム状になったり、さらには部分的に穴が開いてしまい強度が低下したりするおそれがある。一方、浅いエンボスE2群部分における圧縮率が10%未満であると、表面の繊維が熱融着されず、表面強度の向上が期待できない。他方、浅いエンボスE2群部分における圧縮率が30%を超えると、空隙が少なくなり吸液性が低下することに加え、柔らかさが失われる。これらの圧縮率は、中間層30及び両方の外層10,20の合計坪量が前記範囲(40〜180g/m2)の場合の効果である。なお、合計坪量が40g/m2未満であると、必要な吸水性及び吸油性が得られない、嵩だかさが低下するとの問題がある。他方、合計坪量が180g/m2を超えるであると、柔らかさが低下するとの問題がある。また、本明細書において、以上の圧縮率(%)は、立体的に測定が可能なレーザー顕微鏡(VK−9510、キーエンス社製)によってエンボス深さを測定し、エンボスされていない部分の紙厚(尾崎製作所製 ピーコックにて測定)に対するエンボス深さの割合を意味する。
本形態の衛生薄葉紙は、各層の坪量が、第1外層10:中間層30:第2外層20=10〜30:40〜80:10〜30(好ましくは15〜25:30〜50:15〜25)であると好適である。この範囲であれば、衛生薄葉紙全体が吸水性及び吸油性を発揮するも、水分や油分を吸収する際の型崩れが生じにくくなる。
本形態の衛生薄葉紙は、深いエンボスE1群部分の面積率が5〜25%(好ましくは7〜20%)、浅いエンボスE2群部分の面積率が5〜25%(好ましくは7〜20%)、深いエンボスE1群部分の面積/浅いエンボスE2群部分の面積(以下、単に「エンボスの面積比」ともいう。)が0.3〜1.2(好ましくは0.5〜1.0)とされていると好適である。深いエンボスE1群部分の面積率が5%未満であると、層相互の一体性が低下する。他方、深いエンボスE1群部分の面積率が25%を超えると、柔らかさや嵩だかさが低下する。また、浅いエンボスE2群部分の面積率が5%未満であると、部分的に表面強度が不十分となり、例えば、その部分からのリントの発生を効果的に防止することができなくなる。他方、浅いエンボスE2群部分の面積率が25%を超えると、本衛生薄葉紙表面全体が熱圧着されることになるため、柔らかさや嵩だかさが低下するのはもちろん、肌触り性も低下する。さらに、エンボスの面積比が前記範囲(0.3〜1.2)から外れると、柔らかさや嵩だかさと層相互の一体性とのバランスがとれなくなる。
深いエンボスE1群部分及び浅いエンボスE2群部分の合計面積率は、10〜40%(好ましくは15〜35%)である。合計面積率が10%未満であると、層相互の一体性が不十分になり、層間剥離が生じ易くなる。合計面積率が30%を超えると、柔らかさや嵩だかさが低下し、また、必要な吸水性・吸油性が得られなくなるおそれがある。
本形態の衛生薄葉紙は、図4に示すように、第1外層10、中間層30及び第2外層20を重ね合わせた状態で、図1又は図3に示すように、片側又は両側からエンボスE1,E2群によって、熱圧着して、層相互を一体化(接合)する。必要によっては、中間層30と一方の外層10,20とを一体化した後、他方の外層10,20を一体化する2段階方式で全体を一体化することもできる。
この場合、エンボスE1,E2群付与の方法は、特に限定されない。例えば、スチール・ラバー方式やスチール・スチール方式等の公知の方法及び装置を、採用することができる。また、スチール・ラバー方式を採用する場合は、ラバー側を、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、四フッ化エチレン樹脂、4F)、PCTFE(三フッ化エチレン樹脂)、PVDF(二フッ化エチレン樹脂)、PFA、FEPなどのフッ素樹脂を含有する材質とすることで、ラバー自体の熱による溶融を防止することができ、また、所望部分だけを熱融着することができる。
本形態においては、エンボスE1,E2群部分以外が熱融着されて層相互が一体化されているか否かが特に限定されない。ただし、柔らかさの向上という観点からは、エンボスE1,E2群部分以外が熱融着されていない方が好ましい。
本形態において、エンボスE1,E2の平面形状(エンボスパターン)は、特に限定されない。エンボスE1,E2の形状は、例えば、長方形、正方形、菱形等の多角形、星、花、葉等の図形などとすることができる。ただし、深いエンボスE1は、円形又は長方形で、かつ直径又は一辺L1が1〜5mm(好ましくは2〜3mm)であると、浅いエンボスE2は、円形又は長方形で、かつ直径又は一辺L2が1〜5mm(好ましくは1.5〜3mm)であると好適である。
また、深いエンボスE1,E1…のピッチP1は、5〜20mm(好ましくは10〜15mm)、浅いエンボスE2,E2…のピッチP2は、3〜10mm(好ましくは5〜8mm)、第1外層10の厚さ(尾崎製作所製ピーコックにて測定)T1は、80〜300μm(好ましくは100〜280μm)、第2外層20の厚さT2は、80〜300μm(好ましくは100〜280μm)、中間層30の厚さT3は、200〜400μm(好ましくは220〜380μm)であると好適である。そして、この場合、深いエンボスE1の深さDは、第1外層10の厚さT1より深いが第1外層10及び中間層30の厚さ計(T1+T3)よりも浅く、本衛生薄葉紙の厚さ(T1+T2+T3)の50〜90%(好ましくは60〜80%)であると好適である。また、浅いエンボスE2の深さは、第1外層10の厚さT1の20〜60%(好ましくは30〜50%)であると好適である。
エンボスE1,E2の配置は、不規則的(ランダム)とすることもできるが、全体にわたる効果の均一化という観点からは、規則的とする方が好ましい。
エンボスを付与する際はエンボスロールを100〜180℃に加熱することが好ましく、熱融着繊維を熱融着させる温度が必要である。
またエンボスを付与する際のニップ圧は線圧60〜220kgf/cmが好ましい。
次に、本発明の実施例を説明する。なお、以下では、特に断りがない限り、部は質量部を、%は質量%をそれぞれ意味する。
まず、表1に示す原材料を用いて、第1外層、中間層及び第2外層を製作し、図4に示す状態に積層した。次いで、この積層シートに対して、両面にスチール・ラバー方式によって、エンボスを付与した。このエンボス付与は、スチールロールを130℃に加熱して行った。得られた試験片について、各種試験を行った。試験片の物性及び評価を、表1及び表2に示した。なお、物性や評価方法に関する詳細は、次のとおりである。
(原材料等)
表中の「A」はアクリル繊維(繊維太さ0.1dtex、繊維長6mm、ボンネル〔三菱レイヨン社製〕)、「B1」はPETバインダー繊維(繊維太さ2.2dtex、繊維長5mm、N720H(芯鞘構造)〔クラレ社製〕)、「B2」はPETバインダー繊維(繊維太さ1.1dtex、繊維長5mm、4080(芯鞘構造)〔ユニチカ社製〕)、「N」NBKP〔大王製紙社製〕、「C」はPETクリンプ繊維(繊維太さ2.2dtex、繊維長5mm、TT04〔テイジン社製〕)、「F」はエアスルー不織布である。
(坪量)
JIS P 8124:1998に基づいて測定した。
(厚さ)
尾崎製作所製ピーコックにて測定した。
(比容積)
上記のように測定した厚さと坪量から、1g当たりの容積(cm3/g)を算出した。
(吸水速度)
試験片にピペットで300μLの水を載せ、この水が試験片に完全に染み込むまでの時間を計測した。染み込んだか否の判断は、目視によった。なお、拭取り用途では、吸水速度が10秒未満であると望ましいとされる。
(吸水量)
10cm四方に裁断した試験片を網に載せ、この網ごと水の入った容器に浮かせ、試験片に十分に水が浸透した後に引き上げ、30秒間放置した後の試験片の質量を測定した。この測定質量から乾燥時の質量を引き100倍し、1m2当たりの吸水量とした。なお、拭取り用途では、吸水量が300g/m2以上であると望ましいとされる。
(表面強度)
リントの発生を評価するために、表面強度について、試験した。テスター産業製の学振式耐摩耗性試験機で50回摩擦試験を行った。全く毛羽立ちしなかった場合を◎、若干毛羽立ったが繊維はとられなかった場合を○、絡まった繊維の塊が発生したり、表面が破れたりした場合を×とした。
(層間強度)
拭き取り動作を行ったり、手で揉んだりしたときに層間剥離が起こらないものを○、層間剥離が起こったものを×とした。
(柔らかさ)
官能試験を行った。非常に柔らかく拭きやすいと感じたものを◎、柔らかい感じた場合を○、硬いと感じた場合を×とした。
(総合)
吸水性、吸油性があり柔らかく拭き取りやすい場合を○、硬くて拭き取りにくい場合を×とした。
(各比較例)
比較例においては、実施例と異なり、各層相互の一体化(接合)は、加熱したカレンダーロールを使用して圧着面積率100%で行ったほか、エンボスなし、深いエンボスのみ、浅いエンボスのみで一体化を行った。
Figure 2008188071
Figure 2008188071
本発明は、キッチンペーパー、クッキングペーパー、キッチンタオル等の台所で使用される衛生薄葉紙や、試験、実験等に際して埃や薬品の拭取り等に使用される衛生薄葉紙などの衛生薄葉紙として、適用可能である。
本形態の衛生薄葉紙の断面概要図である(片面エンボス形態)。 その要部拡大図である。 本形態の衛生薄葉紙の断面概要図である(両面エンボス形態)。 本形態の衛生薄葉紙の熱圧着前における断面概要図である。
符号の説明
10…第1外層、20…第2外層、30…中間層、E1,E2…エンボス。

Claims (6)

  1. 熱融着性繊維を含む中間層と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された一方の外層と、他方の外層とを有し、
    前記一方の外層側から深いエンボス群とそれらの間の浅いエンボス群とによって熱圧着がされ、
    前記一方の外層は、
    前記深いエンボス群によって前記中間層に食い込まされた状態で、前記中間層に接合され、かつ前記浅いエンボス群によって前記中間層に達しない表面エンボス群が構成されている、ことを特徴とする衛生薄葉紙。
  2. 熱融着性繊維を含む中間層と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された一方の外層と、化学繊維及びパルプを含み熱融着性繊維が混抄された他方の外層とを有し、
    前記両方の外層側からそれぞれ深いエンボス群とそれらの間の浅いエンボス群とによって熱圧着がされ、
    前記両方の外層は、
    前記深いエンボス群によって前記中間層に食い込まされた状態で、前記中間層に接合され、かつ前記浅いエンボス群によって前記中間層に達しない表面エンボス群が構成されている、ことを特徴とする衛生薄葉紙。
  3. 前記両方の外層相互間で、前記深いエンボス群の位置が一致している、請求項2記載の衛生薄葉紙。
  4. 前記両方の外層は、前記パルプを30〜80質量%含み、かつ坪量(JIS P 8124:1998)が10〜40g/m2である、請求項2又は請求項3記載の衛生薄葉紙。
  5. 前記中間層及び前記両方の外層の合計坪量(JIS P 8124:1998)が40〜180g/m2で、
    かつ前記深いエンボス群部分において50〜90%圧縮され、前記浅いエンボス郡部分において10〜30%圧縮されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙。
  6. 前記深いエンボス群部分の面積率が5〜25%、前記浅いエンボス群部分の面積率が5〜25%、前記深いエンボス群部分の面積/前記浅いエンボス群部分の面積が0.3〜1.2とされている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙。
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