JP2015188710A - ウェットティッシュ、及びウェットティッシュの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1のシート2及び第2のシート3を備える複層シート4を含む、水解性を有するウェットティッシュ1であって、第1のシート2及び第2のシート3のそれぞれが、親水性繊維と、疎水性繊維とを含み、複層シート4が、複数の接合部5を有し、複数の接合部5の間隔が、第1のシート2の上記疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上且つ第2のシート3の上記疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上であり、複数の接合部5が、複層シート4に対して、0.5〜12.0%の面積率を有し、複層シート4から分離された第1のシート2及び第2のシート3のそれぞれが、ほぐれやすさ試験において、100秒以下のほぐれやすさを有し、複層シート4が、150mm以下の剛軟度を有し、そしてウェットティッシュ1が、幅25mm当たり、1.0N以上の引張強さを有すことを特徴とするウェットティッシュ1。
【選択図】図1
Description
また、特許文献5に記載の水解性繊維シートは、フィブリル化した精製セルロースを添加することにより、湿潤強さと、水解性とを両立しているが、別の手法により、湿潤強さと、水解性とを両立するウェットティッシュを提供することに対する需要がある。
本開示のウェットティッシュを説明する前に、いくつかの用語について、その定義を説明する。
・「平均繊維長」
本開示では、親水性繊維及び疎水性繊維を含む繊維の平均繊維長は、重さ加重平均繊維長を意味し、メッツォオートメーション(metso automation)社製のカヤーニファイバーラボファイバープロパティーズ(オフライン)[kajaaniFiberLab fiber properties(off−line)]により測定されるL(w)値を意味する。
本開示において、疎水性繊維の「融点」は、示差走査熱量分析計において、昇温速度10℃/分で測定した際の、固形状から液状に変化する際の吸熱ピークのピークトップ温度を意味する。上記示差走査熱量分析計としては、例えば、島津製作所社製のDSC−60型DSC測定装置が挙げられる。
なお、疎水性繊維が、複数の成分を含む場合には、上記融点は、各成分について測定される。
本開示において、搬送方向は、製造時の搬送方向を意味し、そして直交方向は、製造時の搬送方向と直交する方向を意味する。
本明細書では、接合部の「間隔」は、ある接合部と、当該ある接合部から最も近い位置にある接合部とにおいて、それらの内側から内側までの距離(内々の距離)を意味する。図3では、間隔Iは、接合部5dと、接合部5dから最も近い位置にある接合部5eとの間の内々の距離である。
本明細書では、接合部間の「ピッチ」は、ある接合部と、当該ある接合部から最も近い位置にある接合部とにおいて、それらの中心間距離を意味する。図3では、ピッチPは、接合部5dと、接合部5dから最も近い位置にある接合部5eとの中心間距離である。
<ウェットティッシュ>
本開示のウェットティッシュは、水解性を有し、そして第1のシート及び第2のシートを備える複層シートを含む。
また、本開示のウェットティッシュでは、図面等において、第2のシートが、第1のシートの上に積み重ねられているように表現される場合があるが、当該表現は、ウェットティッシュの使用面を限定するものではない。すなわち、第1のシートの、第2のシートと反対側の面が、汚れを拭き取ることができ、そして第2のシートの、第1のシートと反対側の面が、汚れを拭き取ることができる。
例えば、第1のシート及び第2のシートが同一のシートである場合には、本開示のウェットティッシュは、第1のシートの2倍の湿潤強さを示し、そして第1のシートと同一の水解性を示す傾向がある。
図3は、接合部の間隔と、繊維長との関係を説明するための模式図である。図3は、図1の領域IIIの平面図であり、説明のため、第2のシート3が省略されている。また、図3では、第1のシート2のうち、接合部5a,5b及び5cに接合されている疎水性繊維6a,6b及び6cのみが示されている。
上述の接合部の間隔と、繊維長との関係は、第2のシートであっても同様である。
以上より、水解性を考慮すると、複数の接合部は、第1のシート及び第2のシートの各疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上の間隔を有するべきである。
上記接合部の個数密度が低い場合としては、例えば、接合部が、線状の接合部である実施形態が挙げられる。
接合部の面積率(%)
=100×(接合部の総面積,mm2)/(複層シートの面積,mm2)
また、接合部の個数密度は、複層シート1m2当たりの接合部の個数を意味する。
また、上記点状の接合部は、その間隔が、第1のシート及び第2のシートに含まれる繊維の平均繊維長と所定の関係にあるものであれば特に制限されずに複層シートに配置されることができ、上記点状の接合部は、例えば、千鳥状、例えば、角千鳥状、60°千鳥状等の配置で配置される。
上記線状の接合部は、例えば、並行して、又は並行せずに配置されうる。
なお、本明細書では、単に「繊維」と称する場合には、第1のシート又は第2のシートに含まれる全ての繊維種が含まれる。
上記パルプとしては、例えば、木材パルプ及び非木材パルプが挙げられる。上記木材パルプとしては、例えば、針葉樹パルプ及び広葉樹パルプが挙げられる。上記非木材パルプとしては、例えば、ワラパルプ、バガスパルプ、ヨシパルプ、ケナフパルプ、クワパルプ、竹パルプ、麻パルプ、綿パルプ(例えば、コットンリンター)等が挙げられる。
さらに、上記パルプは、叩解処理を受けていない非叩解パルプ、叩解処理を受けた叩解パルプ、又はそれらの組み合わせであることができる。
なお、カナダ標準ろ水度は、カナディアン・スタンダード・フリーネス(CSF)を意味し、JIS P 8121−222012,パルプ−炉水試験方法−第2部:カナダ標準ろ水度法に従って測定される。
上記非叩解パルプの平均繊維長は、特に制限されないが、一般的には2〜4mmであることが、経済性及び生産性の観点から好ましい。
上記叩解パルプは、400〜650mLのカナダ標準ろ水度を有することが好ましく、そして400〜600mLのカナダ標準ろ水度を有することがより好ましい。
さらに、上記セルロース系繊維としては、例えば、半合成セルロース繊維、例えば、アセテート繊維、例えば、トリアセテート繊維及びジアセテート繊維が挙げられる。
上記成分としては、例えば、ポリオレフィン系ポリマー、例えば、ポリエチレン及びポリプロピレン;ポリエステル系ポリマー、例えば、テレフタラート系ポリマー、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET),ポリブチレンテレフタラート,ポリペンチレンテレフタラート;ポリアミド系ポリマー、例えば、ナイロン6及びナイロン6,6;アクリル系ポリマー;ポリアクリロニトリル系ポリマー;及びそれらの変性物が挙げられる。
上記低融点成分は、PETよりも融点の低いテレフタラート系ポリマーであることが好ましく、そして高融点成分は、PETであることが好ましい。
上記複合繊維としては、例えば、芯鞘タイプ、芯鞘の偏芯タイプ、サイドバイサイドタイプの繊維が挙げられる。
なお、第2のシートにおいて、上記親水性繊維及び疎水性繊維の好ましい比率は、第1のシートと同様である。
本明細書において、ウェットティッシュの引張強さを、ウェットティッシュの「湿潤強さ」と称する場合があり、そしてウェットティッシュの幅25mm当たりの引張強さの単位を「N/25mm」で表わす場合がある。
複層シートを幅25mm×長さ150mmに裁断して試料を作成し、当該試料を、質量比で250質量%の蒸留水に浸漬させ、次いで試料を金網の上で1分間静置する。次いで、20℃及び相対湿度65%雰囲気の条件下で、テンシロン型引張試験機に、上記試料を、チャック間隔100mmでセットし、上記試料を引張速度100mm/分で引張試験し、試料の破断時の引張強さ(N)を測定する。
上述のように、複層シートは、ウェットティッシュを、20±5℃,65±5%RHの条件下で24時間乾燥させ、ウェットティッシュから薬液を蒸発させることにより得る。
なお、上記平均繊維長が長くなると、繊維同士の交絡点の絶対数が増えるため、水解性が低下し、湿潤強さが向上する傾向がある。
上記複層シートの厚さは、複層シートのうち、接合部の存在しない領域の厚さを意味する。
なお、第1のシート及び第2のシートの厚さは、それらのうち、接合部の存在しない領域の厚さを意味する。
また、第1のシート及び第2のシート、並びに複層シートの厚さは、株式会社大栄科学精器製作所製のFS−60DSを用い、測定子:15cm2,測定荷重:3gf/cm2の条件の下で測定する。
なお、第1のシート及び/又は第2のシートに畝部及び溝部を形成する工程は、「ウェットティッシュの製造方法」の箇所で説明する。
なお、ウェットティッシュにひだ構造を形成する工程は、「ウェットティッシュの製造方法」の箇所で説明する。
本開示のウェットティッシュの製造方法は、以下の工程を含む。
(1)第1のシートを形成する工程
(2)第2のシートを形成する工程
(3)第2のシートを、第1のシートの上に積み重ね、積み重ねシートを形成するとともに、上記積み重ねシートを接合することにより、複数の接合部を有する複層シートを形成する工程
以下、上記(1)〜(3)の工程を、それぞれ、工程(1)〜工程(3)と称する場合がある。
(1a)第1のシートの原料の水分散液を支持体上に供給し、支持体上に、第1のシート用のウェブを形成する工程
(1b)高圧水流ノズルから、支持体上の第1のシート用のウェブに高圧水流を噴射して、第1のシート用のウェブ内の繊維を交絡させ、第1のシートを形成する工程
(1c)第1のシートを乾燥する工程
以下、上記(1a)〜(1c)の工程を、それぞれ、工程(1a)〜工程(1c)と称する場合がある。
(2a)第2のシートの原料の水分散液を支持体上に供給し、支持体上に、第2のシート用のウェブを形成する工程
(2b)高圧水流ノズルから、支持体上の第2のシート用のウェブに高圧水流を噴射して、第2のシート用のウェブ内の繊維を交絡させ、第2のシートを形成する工程
(2c)第2のシートを乾燥する工程
以下、上記(2a)〜(2c)の工程を、それぞれ、工程(2a)〜工程(2c)と称する場合がある。
高圧水流エネルギー(kW/m2)
=1.63×噴射圧力(kg/cm2)×噴射流量(m3/分)/搬送速度(M/分)/60
ここで、噴射流量(m3/分)は、以下の式から算出される。
噴射流量(m3/分)
=750×オリフィス開孔総面積(m2)×噴射圧力(kg/cm2)0.495
なお、噴射圧力は、高圧水流ノズルから噴射された時点のノズル内部の圧力を意味し、噴射流量は、高圧水流ノズルから噴射される高圧水流の1分間の総量を意味し、そしてオリフィス開孔総面積は、高圧水流ノズルのノズル面積の総和を意味する。
高圧水流ノズルのピッチは、一般的には、0.3〜1.0mmの範囲にある。
なお、疎水性繊維が複数の成分を含む場合には、上記融点は、複数の成分の融点のうち、最も低いものを意味する。
工程(2c)において、好ましい乾燥の温度は、工程(1c)に関して記載されるものと同一である。
(4)複層シートに薬液を含浸させる工程
を含むことができる。
以下、上記(4)の工程を、工程(4)と称する場合がある。
工程(4)では、当技術分野で公知の方法に従って、複層シートに薬液を含浸させる。
次に、図面を用いて、本開示のウェットティッシュの製造方法を説明する。
図5に示される製造装置101では、原料供給ヘッド102から、第1のシートの原料の水分散液を支持体103の上に供給し、支持体103上に第1のシート用のウェブ104を形成する。
なお、高圧水流ノズル105の間隔、高圧水流から受けるエネルギー等によっては、第1のシート106の高圧水流ノズル105側の面に畝部及び溝部が形成される場合がある。
図6に示される製造装置101'では、巻き取りロール112から巻き出された第1のシート106の上に、巻き取りロール113から巻き出された第2のシート114を積み重ね、積み重ねシート115を形成する。次いで、積み重ねシート115を、加熱されている一対のエンボスロール116の間に通し、複数のエンボス部(図示せず)を有する複層シート117を形成する。
[原材料]
[親水性繊維]
・非叩解パルプ
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP、CSF:740mL)を準備した。
・叩解パルプ
上記針葉樹晒クラフトパルプをミキサーにかけ、CSFが600mLの叩解パルプを得た。
ダイワボウレーヨン(株)製のコロナ(平均繊維長5mm,0.7dtex)を準備した。
・レーヨン(B)
オーミケンシ製のレーヨン(平均繊維長7mm、0.7dtex)を準備した。
・熱融着性繊維
帝人(株)製の芯鞘型複合繊維(商標名:テピルス,タイプ:TJ04BN,カット長5mm,2.2dtex)を準備した。芯は融点265℃のPETであり、そして鞘は融点が150℃のテレフタラート系繊維であった。
叩解パルプ45質量部と、非叩解パルプ32質量部と、レーヨン(A)15質量部と、熱融着性繊維8質量部とを含む第1のシートの原料の水分散液No.1を準備した。図5に示される製造装置において、原料供給ヘッドから、第1のシートの原料の水分散液No.1を、支持体(日本フィルコン(株)製 OS80)の上に供給し、吸引ボックスから脱水して、第1のシート用のウェブNo.1を形成した。
第2のシートNo.1を、第1のシートNo.1と同一の製法により得た。
複層シートNo.1を、約20cm×約13cmにカットし、薬液に含浸させて、ウェットティッシュNo.1を製造した。
一対のエンボスロールの上側のロールを、直径0.88mmの突起が、直交方向に4.5mmのピッチで、60°千鳥状に配置されているものに変更した以外は、製造例1と同様にして、第1のシートNo.2,第2のシートNo.2,複層シートNo.2及びウェットティッシュNo.2を製造した。
複層シートNo.2には、直径0.88mmのエンボス部(面積約0.6mm2)が、直交方向に4.5mmのピッチで60°千鳥状に配置され、エンボス部の間隔は約3.6mmであり、そしてエンボス部は、複層シートに対して、3.4%の面積率を有していた。
非叩解パルプを25質量部に変更し、そして熱融着性繊維を15質量部に変更した以外は、製造例1と同様にして、第1のシートNo.3,第2のシートNo.3,複層シートNo.3及びウェットティッシュNo.3を製造した。
非叩解パルプを40質量部に変更し、そして熱融着性繊維を0質量部に変更した以外は、製造例1と同様にして、第1のシートNo.4,第2のシートNo.4,複層シートNo.4及びウェットティッシュNo.4を製造した。
上側のロールを、その外周面に、回転軸線と直交する方向に突出する幅1.5mmの突状部が、10mmのピッチで連続して配置されているものに変更した以外は、製造例1と同様にして、第1のシートNo.5,第2のシートNo.5,複層シートNo.5及びウェットティッシュNo.5を製造した。
複層シートNo.5には、搬送方向に延びる幅1.5mmのエンボス部が、直交方向に10mmのピッチでストライプ状に配置され、エンボス部間の間隔は8.5mmであり、そしてエンボス部は、複層シートに対して、15%の面積率を有していた。
特許文献5に記載の方法に準拠して、ウェットティッシュを製造した。具体的には、叩解パルプ(CSF:600mL)26質量部、非叩解パルプ(CSF:740mL)50質量部、レーヨン(B)21質量部、及びフィルリル化セルロース繊維3質量部を、水と共に混合し、角型シートマシーンを用いて、湿式抄紙法により繊維ウェブを製造した。
製造例1〜3,参考製造例1及び2,並びに比較製造例1において製造された、第1のシート、第2のシート、複層シート、ウェットティッシュの物性を評価した。
結果を、表1に示す。
[参考例3]
製造例1で製造された、第1のシートNo.1(すなわち、エンボス部を形成する前のもの)の物性を評価した。結果を表1に示す。
「厚さ」は、株式会社大栄科学精器製作所製のFS−60DS(測定子:15cm2,測定荷重:3gf/cm2)を用いて測定し、3カ所の厚さの平均値を採用した。
なお、表1では、「湿潤」と記載されるものは、薬液又は蒸留水を含む状態で測定されたものであり、そして「乾燥」と記載されるものは、薬液又は蒸留水を含まない状態で測定されたものである。
実施例1と、参考例1及び参考例2とを比較すると、エンボス部を形成することにより、湿潤強さが向上するが、水解性は概ね変化しないことが分かる。
実施例1〜3と、比較例2との比較から、実施例1〜3のウェットティッシュは、参考例1と同等の湿潤強さを有し、水解性が高いことが分かる。
[J1]
第1のシート及び第2のシートを備える複層シートを含む、水解性を有するウェットティッシュであって、
第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、親水性繊維と、疎水性繊維とを含み、
上記複層シートが、第1のシート及び第2のシートを接合し且つ間隔をおいて配置された、複数の接合部を有し、
上記複数の接合部の上記間隔が、第1のシートの上記疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上且つ第2のシートの上記疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上であり、
上記複数の接合部が、上記複層シートに対して、0.5〜12.0%の面積率を有し、
上記複層シートから分離された第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、ほぐれやすさ試験において、100秒以下のほぐれやすさを有し、
上記複層シートが、150mm以下の剛軟度を有し、そして
上記ウェットティッシュが、幅25mm当たり、1.0N以上の引張強さを有する、
ことを特徴とする、上記ウェットティッシュ。
第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、上記疎水性繊維として、低融点成分と、当該低融点成分よりも高い融点を有する高融点成分とを含む複合繊維から成る熱融着性繊維を含む、J1に記載のウェットティッシュ。
上記接合部がエンボス部であり、上記エンボス部において、第1のシートの疎水性繊維の低融点成分の少なくとも一部が、第2のシートに含まれる繊維と融着しており、そして/又は第2のシートの疎水性繊維の低融点成分の少なくとも一部が、第1のシートに含まれる繊維と融着している、J2に記載のウェットティッシュ。
第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、上記親水性繊維及び上記疎水性繊維を、それらの総量に基づいて、それぞれ、82〜95質量%及び5〜18質量%の比率で含む、J1〜J3のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
第1のシートの疎水性繊維及び/又は第2のシートの疎水性繊維が、6.5mm以下の平均繊維長を有する、J1〜J4のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
[J6]
上記複数の接合部が、1つ当たり、0.4〜9mm2の面積を有する、J1〜J5のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
第1のシート及び第2のシートの少なくとも一方において、上記親水性繊維が、パルプ及び再生セルロースを含む、J1〜J6のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
上記ウェットティッシュが、ほぐれやすさ試験において、100秒以下のほぐれやすさを有する、J1〜J7のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
上記ウェットティッシュが、第1のシート及び/又は第2のシートをクレープ処理することにより形成されたひだ構造を有する、J1〜J8のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
J1〜J9のいずれか一項に記載のウェットティッシュの製造方法であって、
次の各ステップ、
(1)下記を含む、第1のシートを形成するステップ、
(1a)第1のシートの原料の水分散液を支持体上に供給し、上記支持体上に、第1のシート用のウェブを形成するステップ、
(1b)高圧水流ノズルから、上記支持体上の第1のシート用のウェブに高圧水流を噴射して、第1のシート用のウェブ内の繊維を交絡させ、第1のシートを形成するステップ、
(1c)第1のシートを乾燥するステップ、
(2)下記を含む、第2のシートを形成するステップ、
(2a)第2のシートの原料の水分散液を支持体上に供給し、上記支持体上に、第2のシート用のウェブを形成するステップ、
(2b)高圧水流ノズルから、上記支持体上の第2のシート用のウェブに高圧水流を噴射して、第2のシート用のウェブ内の繊維を交絡させ、第2のシートを形成するステップ、
(2c)第2のシートを乾燥するステップ、及び
(3)第2のシートを、第1のシートの上に積み重ねることにより積み重ねシートを形成するとともに、上記積み重ねシートを接合することにより、複数の接合部を有する複層シートを形成するステップ、
を含むことを特徴とする、上記方法。
第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、上記疎水性繊維として、低融点成分と、当該低融点成分よりも高い融点を有する高融点成分とを含む複合繊維から成る熱融着性繊維を含み、ステップ(1c)において、第1のシートを、第1のシートの上記低融点成分の融点よりも低い温度で乾燥し、そしてステップ(2c)において、第2のシートを、第2のシートの上記低融点成分の融点よりも低い温度で乾燥する、J10に記載の方法。
ステップ(3)において、上記積み重ねシートを、第1のシートの上記低融点成分及び第2のシートの上記低融点成分の融点以上且つ第1のシートの上記高融点成分及び第2のシートの上記高融点成分の融点未満の温度でエンボスすることにより、複数の接合部を有する複層シートを形成する、J11に記載の方法。
ステップ(3)において、第2のシートを、第2のシートの高圧水流の噴射されていない面と、第1のシートの高圧水流の噴射されていない面とを向かい合わせて、第1のシートの上に積み重ねることにより積み重ねシートを形成する、J10〜J12のいずれか一項に記載の方法。
ステップ(1c)の後に、第1のシートをクレープ処理するステップをさらに含み、そして/又はステップ(2c)の後に、第2のシートをクレープ処理するステップをさらに含む、J10〜J13のいずれか一項に記載の方法。
2 第1のシート
3 第2のシート
4 複層シート
5 接合部
6 疎水性繊維
7 交絡点
8 畝部
9 溝部
101 製造装置
102 原料供給ヘッド
103 支持体
104 第1のシート用のウェブ
105 高圧水流ノズル
106 第1のシート
107 吸引ボックス
108 吸引ピックアップ
109,110 搬送コンベア
111 乾燥ドライヤー
112,113 巻き取りロール
114 第2のシート
115 積み重ねシート
116 エンボスロール
117 複層シート
Claims (14)
- 第1のシート及び第2のシートを備える複層シートを含む、水解性を有するウェットティッシュであって、
第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、親水性繊維と、疎水性繊維とを含み、
前記複層シートが、第1のシート及び第2のシートを接合し且つ間隔をおいて配置された、複数の接合部を有し、
前記複数の接合部の前記間隔が、第1のシートの前記疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上且つ第2のシートの前記疎水性繊維の平均繊維長の0.6倍以上であり、
前記複数の接合部が、前記複層シートに対して、0.5〜12.0%の面積率を有し、
前記複層シートから分離された第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、ほぐれやすさ試験において、100秒以下のほぐれやすさを有し、
前記複層シートが、150mm以下の剛軟度を有し、そして
前記ウェットティッシュが、幅25mm当たり、1.0N以上の引張強さを有する、
ことを特徴とする、前記ウェットティッシュ。 - 第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、前記疎水性繊維として、低融点成分と、当該低融点成分よりも高い融点を有する高融点成分とを含む複合繊維から成る熱融着性繊維を含む、請求項1に記載のウェットティッシュ。
- 前記接合部がエンボス部であり、前記エンボス部において、第1のシートの疎水性繊維の低融点成分の少なくとも一部が、第2のシートに含まれる繊維と融着しており、そして/又は第2のシートの疎水性繊維の低融点成分の少なくとも一部が、第1のシートに含まれる繊維と融着している、請求項2に記載のウェットティッシュ。
- 第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、前記親水性繊維及び前記疎水性繊維を、それらの総量に基づいて、それぞれ、82〜95質量%及び5〜18質量%の比率で含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
- 第1のシートの疎水性繊維及び/又は第2のシートの疎水性繊維が、6.5mm以下の平均繊維長を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
- 前記複数の接合部が、1つ当たり、0.4〜9mm2の面積を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
- 第1のシート及び第2のシートの少なくとも一方において、前記親水性繊維が、パルプ及び再生セルロースを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
- 前記ウェットティッシュが、ほぐれやすさ試験において、100秒以下のほぐれやすさを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
- 前記ウェットティッシュが、第1のシート及び/又は第2のシートをクレープ処理することにより形成されたひだ構造を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のウェットティッシュ。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のウェットティッシュの製造方法であって、
次の各ステップ、
(1)下記を含む、第1のシートを形成するステップ、
(1a)第1のシートの原料の水分散液を支持体上に供給し、前記支持体上に、第1のシート用のウェブを形成するステップ、
(1b)高圧水流ノズルから、前記支持体上の第1のシート用のウェブに高圧水流を噴射して、第1のシート用のウェブ内の繊維を交絡させ、第1のシートを形成するステップ、
(1c)第1のシートを乾燥するステップ、
(2)下記を含む、第2のシートを形成するステップ、
(2a)第2のシートの原料の水分散液を支持体上に供給し、前記支持体上に、第2のシート用のウェブを形成するステップ、
(2b)高圧水流ノズルから、前記支持体上の第2のシート用のウェブに高圧水流を噴射して、第2のシート用のウェブ内の繊維を交絡させ、第2のシートを形成するステップ、
(2c)第2のシートを乾燥するステップ、及び
(3)第2のシートを、第1のシートの上に積み重ねることにより積み重ねシートを形成するとともに、前記積み重ねシートを接合することにより、複数の接合部を有する複層シートを形成するステップ、
を含むことを特徴とする、前記方法。 - 第1のシート及び第2のシートのそれぞれが、前記疎水性繊維として、低融点成分と、当該低融点成分よりも高い融点を有する高融点成分とを含む複合繊維から成る熱融着性繊維を含み、ステップ(1c)において、第1のシートを、第1のシートの前記低融点成分の融点よりも低い温度で乾燥し、そしてステップ(2c)において、第2のシートを、第2のシートの前記低融点成分の融点よりも低い温度で乾燥する、請求項10に記載の方法。
- ステップ(3)において、前記積み重ねシートを、第1のシートの前記低融点成分及び第2のシートの前記低融点成分の融点以上且つ第1のシートの前記高融点成分及び第2のシートの前記高融点成分の融点未満の温度でエンボスすることにより、複数の接合部を有する複層シートを形成する、請求項11に記載の方法。
- ステップ(3)において、第2のシートを、第2のシートの高圧水流の噴射されていない面と、第1のシートの高圧水流の噴射されていない面とを向かい合わせて、第1のシートの上に積み重ねることにより積み重ねシートを形成する、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
- ステップ(1c)の後に、第1のシートをクレープ処理するステップをさらに含み、そして/又はステップ(2c)の後に、第2のシートをクレープ処理するステップをさらに含む、請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
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