JP2008184811A - プレカットオープン階段 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】木製の側桁1に複数枚の木製踏板8を金属製踏板接合具12により取り付ける。踏板接合具12は、踏板8下面に取り付けられる踏板固定片13と、踏板固定片13の左右一方の側端から垂下するように延び、側桁1側面に取り付けられる側桁固定片14と、側桁固定片14から側桁固定片14と垂直になるように延びる荷重受片15とからなる。側桁1中間部の側面には、一端が側桁1上縁面に達する複数の接合具嵌合溝5が側桁長さ方向に間隔をあけて設けられ、踏板8の側桁1への取付状態で踏板接合具12の踏板固定片13が踏板8下面に当接して固定され、側桁固定片14が側桁1の側面に当接して固定され、荷重受片15が接合具嵌合溝5に嵌合されている。
【選択図】図1
Description
図9は本発明の実施形態1に係るプレカットオープン階段Aを示す。このプレカットオープン階段Aは、左右1対の木製の側桁1,1と、複数枚の木製の踏板8,8,…と、この各踏板8を各側桁1に取り付ける一定厚さを有する複数の金属製の踏板接合具12,12,…(図1〜図5参照)とからなる。
上記各側桁1は例えば合板や集成材等の木質材料が使用される。その表面には、塗装加工やシート貼り加工が施されていることが好ましい。
上記木製の踏板8は、例えば合板や集成材等からなる左右方向に長い略矩形状の板材が使用される。その表面に側桁1と同様に塗装加工やシート貼り加工が施されていることが好ましい。
上記各踏板接合具12は鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属が使用され、とりわけ鉄にメッキ加工の施されたものやステンレス鋼が好適である。鉄やステンレス鋼を使用した場合の踏板接合具12の厚さは、1〜6mm(1mm以上でかつ6mm以下)程度であり、好適には1.5〜4mm(1.5mm以上でかつ4mm以下)程度がよい。1mmよりも薄い金属板の場合は強度的に問題があり、6mmを超える金属板は、折り曲げ加工がし難くなって使用が困難となる。アルミニウムの場合には、2〜6mm(2mm以上でかつ6mm以下)程度がよく、好適には2〜4mm(2mm以上でかつ4mm以下)程度のものが使用される。
次に、上記実施形態のプレカットオープン階段Aを施工する施工方法を例示する。まず、施工現場の所定位置に左右の側桁1,1を取り付ける。各側桁1の下端部の床面取付部2は、床面に載置するのみの状態でも構わないし、側桁1の側面を床面と接合金物(図示せず)で固定しても構わない。また、上端部の階上取付部3は、所定の形状にカットされて金具(図示せず)により取り付けられても構わないし、ホゾ加工等により取り付けられても構わない。また、この側桁1には、施工現場において、階段Aの傾きにあわせて必要な数の接合具嵌合溝5,5,…を加工する。
図10〜図16は本発明の実施形態2を示し(尚、以下の実施形態では、図1〜図9と同じ部分は同じ符号を付してその詳細な説明を省略する)、踏板接合具12の荷重受片15及び側桁1の接合具嵌合溝5,5,…の各向きを変えたものである。
図17〜図23は実施形態3を示し、踏板接合具12の荷重受片15及び側桁1の接合具嵌合溝5,5,…の各向きを水平方向にしたものである。
図24〜図27は実施形態4を示す。この実施形態では、上記実施形態1〜3とは異なり、図24〜図26に示すように、左右の各踏板接合具12には、踏板固定片13の左右両側端から垂下する左右2つの側桁固定片14,14が設けられている。これら側桁固定片14,14は、いずれも互いに同じ上記実施形態3と同様の略平行四辺形の板状のもので、互いに側桁1を外嵌合可能な間隔をあけて対向するように配置されている。そして、各側桁固定片14の下端部に上記実施形態3と同様に水平方向に延びる荷重受片15が、相対する側桁固定片14に向かうように(左側の側桁固定片14にあっては右側に、右側の側桁固定片14にあっては左側)折り曲げられて形成されている。
尚、本発明は上記実施形態に限定されすものではなく、種々の他の実施形態を包含している。例えば、上記各実施形態では、踏板接合具12の踏板浮上がり防止片17を踏板8後端面の浮上がり防止溝9に挿入しているが、これに代えて、踏板浮上がり防止片17をなくし、踏板位置決め片16に、ビスB(固定具)を挿通するための複数の貫通孔を形成し、踏板位置決め片16を踏板8の後端面に当接させて位置決めした状態で、その踏板位置決め片16の貫通孔にビスBを挿入して踏板8の後端面に締結固定するようにしてもよく、踏板浮上がり防止片17を設けた場合と同様に、階段Aの使用時に、踏板8の後端部が浮き上がるのを効果的に防止することができる。
1 側桁
2 床面取付部
5 接合具嵌合溝
8 踏板
8a 小口面
9 浮上がり防止溝
12 踏板接合具
13 踏板固定片
13a 取付孔
14 側桁固定片
14a 取付孔
15 荷重受片
16 踏板位置決め片
17 踏板浮上がり防止片
B ビス(固定具)
Claims (10)
- 木製の側桁と、複数枚の木製踏板と、該各踏板を側桁に取り付ける複数の金属製の踏板接合具とからなるプレカットオープン階段であって、
上記各踏板接合具は、上記踏板の下面に取付孔にて取り付けられる踏板固定片と、該踏板固定片の左右側端の少なくとも一方から垂下するように延び、上記側桁の側面に取付孔にて取り付けられる側桁固定片と、該側桁固定片から側桁固定片と垂直になるように延びる荷重受片とからなり、
上記側桁の下端部には、床面に取り付けられる床面取付部が設けられている一方、上端部には、階上に取り付けられる階上取付部が設けられ、中間部の側面には、上記踏板接合具の荷重受片を嵌合可能な幅を有しかつ一端が側桁の上縁面に達する複数の接合具嵌合溝が側桁長さ方向に所定間隔をあけて設けられており、
上記各踏板を踏板接合具により側桁に取り付けた状態では、踏板接合具の踏板固定片が踏板の下面に当接して取付孔を介して固定具により固定され、上記側桁固定片が側桁の側面に当接して取付孔を介して固定具により固定され、上記荷重受片が上記接合具嵌合溝に嵌合されていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項1のプレカットオープン階段において、
踏板接合具は、踏板固定片の左右両側端から側桁を外嵌合可能な間隔をあけて垂下する2つの側桁固定片を有していて、該側桁固定片の少なくとも一方から荷重受片が延びており、
側桁の左右両側面の少なくとも一方に、上記荷重受片を嵌合させる接合具嵌合溝が設けられていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項1又は2のプレカットオープン階段において、
踏板接合具の荷重受片は、側桁固定片の下端部に実質的に水平方向に延びるように設けられ、
側桁の接合具嵌合溝は、床面と平行に設けられていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項1又は2のプレカットオープン階段において、
踏板接合具の荷重受片は、側桁固定片の後端部に実質的に上下方向に延びるように設けられ、
側桁の接合具嵌合溝は、床面と垂直にかつ下端部が側桁の下縁面に達しないように設けられており、
各踏板を踏板接合具により側桁に取り付けた状態では、踏板接合具の荷重受片が上記接合具嵌合溝の下端部に当接するように嵌合されていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項1又は2のプレカットオープン階段において、
踏板接合具の荷重受片は、側桁固定片の後端部に斜めに延びるように設けられ、
側桁の接合具嵌合溝は、床面に対し傾斜してかつ下端部が側桁の下縁面に達しないように設けられており、
各踏板を踏板接合具により側桁に取り付けた状態では、踏板接合具の荷重受片が上記接合具嵌合溝の下端部に当接するように嵌合されていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項1〜5のいずれか1つのプレカットオープン階段において、
踏板接合具は、踏板固定片の後端部から上方に延びて踏板の後端部に当接する踏板位置決め片を有することを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項6のプレカットオープン階段において、
踏板位置決め片には貫通孔が設けられ、
踏板位置決め片は、踏板にその後端面と当接した状態で上記貫通孔を貫通する固定具により固定されていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項6又は7のプレカットオープン階段において、
踏板接合具は、踏板位置決め片の上端部から前方に延びる踏板浮上がり防止片を有し、
踏板の後端面には浮上がり防止溝が設けられており、
各踏板を踏板接合具により側桁に取り付けた状態では、上記踏板浮上がり防止片が浮上がり防止溝に嵌合された状態で踏板と踏板固定片とが一体化されていることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項8のプレカットオープン階段において、
浮上がり防止溝は、踏板の左右両端の木ロ面に到達しない溝形状であることを特徴とするプレカットオープン階段。 - 請求項1〜9のいずれか1つのプレカットオープン階段において、
踏板接合具は、一定厚さを有する金属板を折り曲げ加工してなるものであることを特徴とするプレカットオープン階段。
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2007
- 2007-01-30 JP JP2007019183A patent/JP4999479B2/ja active Active
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