JP2008181585A - 基準電圧発生回路及び半導体集積回路装置 - Google Patents

基準電圧発生回路及び半導体集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低Vtトランジスタを用いた回路において、プロセスばらつきや温度変動に起因する遅延時間のばらつきを低減可能な基準電圧発生回路等を提供する。
【解決手段】本発明の基準電圧発生回路は、低VtPMOSトランジスタLPと低VtNMOSトランジスタLNと所定の抵抗値を有する抵抗Rとを直列接続して構成され、一端に基準電圧VCLRを発生するモニタ回路20を備えている。モニタ回路20にはモニタ電流IRが供給され、その他端(ノードND5)が定電圧VFQに制御される。プロセスばらつきに応じて変化するモニタ電流IRに基づき、基準電圧VCLRの電圧値が所定の中心電圧値からプロセスばらつきに応じた範囲内で補正される。これにより、基準電圧VCLRに基づく電源電圧を供給される低Vtトランジスタを含む回路の遅延時間のばらつきを小さくすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、多数のMOSトランジスタを用いて構成された半導体集積回路装置の技術分野に関し、特に、多数のMOSトランジスタを用いた信号経路を介してアクセスされるDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体記憶装置の技術分野に関する。
近年、半導体集積回路装置の性能向上に伴い、高速動作と低電圧動作が要求されている。特に、DRAM等の半導体メモリでは、製造プロセスの微細化により高周波動作と高速アクセス及び低電圧動作を実現し、こうした高性能化への要求は一層強くなっている(例えば、特許文献1参照)。一般に、半導体メモリへのアクセス時には複雑な動作が必要であり、そのための遅延時間が想定される。この場合、製造された多数の半導体メモリ同士で遅延時間が一定であれば問題はないが、実際にはプロセスばらつきにより各々の半導体メモリにおける遅延時間にばらつきが生じる。このような遅延時間のばらつきは、プロセスばらつきに加えて温度変動によってさらに大きくなる。そして、遅延時間が最大となる条件と最小となる条件を対比したときの遅延差が増大し、これにより半導体メモリに対するアクセス時間の誤差が増大することが問題となる。
一方、動作遅延そのものに対する対策として、アクセス時間に寄与する回路において、MOSトランジスタのしきい値電圧(Vt)が標準よりも低く設定された低しきい値トランジスタ(低Vtトランジスタ)を用いる方法が知られている。このような低Vtトランジスタを用いることにより、一般的なトランジスタに比べてアクセス時間に関わる遅延時間を10%程度改善することができ、遅延時間のばらつきも若干小さくすることができる。
特開2000−11649号公報
しかしながら、上記従来の方法においては、プロセスばらつきによる低Vtトランジスタの特性のばらつきに起因して種々の問題が生じる。低Vtトランジスタのしきい値電圧が低下する方向にばらつく場合は、動作遅延が減少するが、動作電流及びリーク電流がともに増大して消費電流が大きくなる。一方、低Vtトランジスタのしきい値電圧が上昇する方向にばらつく場合は、消費電流が小さくなるが、動作遅延が大きくなる。この場合、消費電流の低減を目的として低Vtトランジスタの動作電源電圧を降圧すると、上記のしきい値電圧のばらつきの影響が相対的に大きくなるので、回路の遅延時間のばらつきが一層増大する。また、比較的広い温度範囲で回路を動作させる場合は、プロセスばらつきと温度変動の両方に起因して、低Vtトランジスタの特性のばらつきの影響が顕著になる。このように、従来の半導体集積回路装置では、消費電流を抑えつつ、プロセスばらつきや温度変動に起因する回路の遅延時間のばらつきを小さくすることが困難であり、アクセス時間の誤差等の不具合を招くことが問題であった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、低Vtトランジスタを用いた回路において、プロセスばらつきや温度変動に起因する特性のばらつきの影響を軽減するように補正された基準電圧を発生し、これにより消費電流を抑えつつ遅延時間のばらつきを低減可能な基準電圧発生回路及び半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の基準電圧発生回路は、低しきい値PMOSトランジスタと低しきい値NMOSトランジスタと所定の抵抗値を有する抵抗とを直列接続して構成され、一端に基準電圧を発生するモニタ回路と、前記モニタ回路にモニタ電流を供給するとともに、前記モニタ回路の他端を定電圧に制御する付加回路と、を備え、プロセスばらつきに応じて変化する前記モニタ電流に基づき、前記基準電圧の電圧値が所定の中心電圧値から前記プロセスばらつきに応じた範囲内で補正されることを特徴とする。
このような構成を備えた基準電圧発生回路によれば、モニタ回路に含まれる1対の低しきい値MOSトランジスタは、プロセスばらつきによりしきい値電圧及び電流の特性が異なるので、その特性に応じてモニタ電流及びモニタ回路の電圧降下が変化する。そして、モニタ電流の一端に発生する基準電圧は、モニタ回路の他端の定電圧を基準に電圧降下分の変化に応じ、所定の中心電圧から所定の範囲内で補正される。このとき、1対の低しきい値MOSトランジスタ及び抵抗の設計条件を適切に調整すれば、基準電圧の補正によって低しきい値MOSトランジスタの消費電流と遅延特性を適切に制御できる。そして、基準電圧を用いて低しきい値MOSトランジスタを含む回路を動作させれば、消費電流を抑えつつプロセスばらつきによる遅延時間のばらつきを縮小することができる。
本発明の基準電圧発生回路において、前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタは、前記プロセスばらつきにより動作遅延が大きくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ増加し、前記プロセスばらつきにより動作遅延が小さくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ減少するようにそれぞれのサイズを予め調整してもよい。
本発明の基準電圧発生回路において、前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタは、互いのゲート及びドレインを共通接続して構成してもよい。
上記の課題を解決するために、本発明の半導体集積回路装置は、低しきい値MOSトランジスタを含んで構成され、内部電源電圧が供給される内部回路と、所定の温度範囲内で温度を検知する温度センサ回路と、前記内部電源電圧の基準となる基準電圧を発生し、前記温度センサ回路により検知される温度に対応してそれぞれ調整された複数の基準電圧発生回路とを備え、前記複数の基準電圧発生回路の各々は、低しきい値PMOSトランジスタと低しきい値NMOSトランジスタと所定の抵抗値を有する抵抗とを直列接続して構成され、一端に前記基準電圧を発生するモニタ回路と、前記モニタ回路にモニタ電流を供給するとともに、前記モニタ回路の他端を定電圧に制御する付加回路とを含み、前記基準電圧発生回路は、プロセスばらつきに応じて変化する前記モニタ電流に基づき、前記基準電圧の電圧値が所定の中心電圧値から前記プロセスばらつきに応じた範囲内で補正されることを特徴とする。
このような構成を備えた半導体集積回路装置によれば、温度センサ回路と複数の基準電圧発生回路を設け、温度センサ回路により検知される温度に対応して、それぞれの基準電圧発生回路を調整し、実際の検知結果に応じて選択的に基準電圧発生回路を動作させる。よって、半導体集積回路装置では、プロセスばらつきの影響に加えて、温度変動の影響による消費電流の増加や遅延時間のばらつきを抑えることができる。
本発明の半導体集積回路装置において、前記温度センサ回路は、所定の温度を境界に2値で温度を検知し、低温側の温度に対応して調整された第1の前記基準電圧発生回路と、高温側の温度に対応して調整された第2の前記基準電圧発生回路とが設けられ、前記温度センサ回路により低温側の温度が検知されたときは前記第1の基準電圧発生回路を動作させ、前記温度センサ回路により高温側の温度が検知されたときは前記第2の基準電圧発生回路を動作させるように構成してもよい。
本発明の半導体集積回路装置において、前記第1の基準電圧発生回路及び前記第2の基準電圧発生回路は、前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタのそれぞれのサイズと、前記抵抗の抵抗値に基づいて予め調整してもよい。
本発明の半導体集積回路装置において、前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタは、前記プロセスばらつきにより動作遅延が大きくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ増加し、前記プロセスばらつきにより動作遅延が小さくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ減少するようにそれぞれのサイズを予め調整してもよい。
本発明の半導体集積回路装置において、前記内部回路は、前記低しきい値MOSトランジスタを含んで構成され前記内部電源電圧を供給されるディレイ回路を含むように構成してもよい。
本発明の半導体集積回路装置において、データを記憶するメモリ回路を更に備え、前記内部回路は、前記メモリ回路へのアクセスパスを構成する回路としてもよい。
本発明の基準電圧発生回路によれば、1対の低しきい値MOSトランジスタと抵抗からなるモニタ回路を適切に調整し、モニタ電流の変化に応じて一端に発生する基準電圧の電圧値を自動補正し、プロセスばらつきに起因する遅延時間のばらつきや消費電流の増加を抑えることができる。また、本発明の半導体集積回路装置によれば、上述の基準電圧発生回路を温度に対応して複数設け、温度センサ回路の検知結果に応じて選択的に動作させるようにしたので、基準電圧に基づく内部電源電圧を供給された回路においては、プロセスばらつきに加えて温度変動に起因する消費電流の増加や遅延時間のばらつきを抑えることができる。特に、メモリ回路を含む半導体集積回路装置において、アクセスパスに対して本発明を適用すれば、遅延時間のばらつきを縮小してアクセス時間の誤差に起因する不具合を防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、半導体集積回路装置としてのDRAMに対して本発明を適用する場合を説明する。
図1は、本実施形態のDRAMにおいて、基準電圧VCLRを補正するために主要部の構成を示すブロック図である。基準電圧VCLRは、本実施形態のDRAMの主要な回路に供給される内部電源電圧VCLの基準として用いられる。図1に示す主要部は、温度センサ回路11と、2つの基準電圧発生回路12、13と、VLNG/VBDR発生回路14と、VF発生回路15と、VCL発生回路16と、2つのスイッチトランジスタST1、ST2と、3つの抵抗R1、R2、R3を含んで構成される。
以上の構成において温度センサ回路11は、DRAMの仕様に基づく所定の温度範囲内で高温側又は低温側の2値で温度を検知し、低温側の検知信号D1又は高温側の検知信号D2を選択的に活性化して出力する。DRAMの仕様としては、例えば−5〜110℃の温度範囲が定められ、概ね60℃付近を境界にして温度センサ回路11により2値の温度検知がなされる。低温側の検知信号D1はスイッチトランジスタST1のゲートに入力され、高温側の検知信号D2はスイッチトランジスタST2のゲートに入力され、2つのスイッチトランジスタST1、ST2の一方のみがオンとなる。
基準電圧発生回路12は、低Vtトランジスタのプロセスばらつきに応じて電圧値が補正された基準電圧VCLRを発生する回路である。また、低Vtトランジスタの温度変動の影響を補正するため、低温側(例えば、−5〜60℃)の基準電圧発生回路12と高温側(例えば、60〜110℃)の基準電圧発生回路13が並列に配置されている。そして、低温側の基準電圧発生回路12が一方のスイッチトランジスタST1に接続され、高温側の基準電圧発生回路13が他方のスイッチトランジスタST2に接続され、2つのスイッチトランジスタST1、ST2の中間ノードから基準電圧VCLRが出力される。
温度センサ回路11により低温側の温度が検知された場合は、低温側の基準電圧発生回路12からスイッチトランジスタST1を経由して基準電圧VCLRが出力され、温度センサ回路11により高温側の温度が検知された場合は、高温側の基準電圧発生回路13からスイッチトランジスタST2を経由して基準電圧VCLRが出力される。一方、VCL発生回路16は、入力された基準電圧VCLRに基づき、基準電圧VCLRと電圧値が等しい内部電源電圧VCLを発生し、DRAM各部の内部回路に供給する。なお、温度センサ回路11及び基準電圧発生回路12、13の詳細な構成及び動作については後述する。
VLNG/VBDR発生回路14は、温度変動やプロセスばらつきに影響されない高精度のバンドギャップ基準電圧としての定電圧VLNG、VBDRを発生する回路である。VLNG/VBDR発生回路14からは、定電圧VLNGが2つの基準電圧発生回路12、13に供給され、定電圧VBDRが温度センサ回路11及びVF発生回路15に供給される。VF発生回路15は、定電圧VBDRに基づき定電圧VFを発生し、出力側と接地電位VSSRの間の抵抗R1、R1、R3の各ノードから定電圧VF1、VF2を発生する。定電圧VF1はVF発生回路15の入力側にフィードバックされ、定電圧VF2は2つの基準電圧発生回路12、13に供給される。例えば、VBDR=1.2V、VLNG=0.66V、VF=1.4V、VF1=1.2V、VF2=0.7Vに設定される。
次に図1の温度センサ回路11の回路構成について、図2を用いて説明する。図2に示す温度センサ回路11は、定電圧発生部21と、温度依存バイアス部22と、定電流源ISと、6つのPMOSトランジスタP10〜P15と、6つのNMOSトランジスタN10〜N15と、2つのレベル変換回路23a、23bを含んでいる。このうち、定電圧発生部21は、VLNG/VBDR発生回路14から供給される定電圧BVDRと接地電位VSSRの間に直列接続された抵抗群からなる。また、温度依存バイアス部22は、NMOSトランジスタN10のゲートと接地電位VSSRの間に接続されたNMOSトランジスタからなる。
定電圧発生部21は、定電圧VBDRを抵抗分割し、NMOSトランジスタN11のゲートに基準電圧VREF1を供給し、温度依存バイアス部22のNMOSトランジスタのゲートに基準電圧VERF2を供給する。例えば、VBDR=1.2Vに対し、VREF1=0.5V、VREF2=0.7Vに設定される。温度依存バイアス部22は、NMOSトランジスタの特性の温度依存性を利用して、NMOSトランジスタN10のゲートのバイアスを温度に依存して変化させる。例えば、−5〜110℃の温度範囲内で、60℃を境界に、低温側では0.5V以下、高温側では0.5V以上で変化するように設定すればよい。このように定電圧発生部21と温度依存性バイアス部22の調整により、温度センサ回路11に対し所望の切り替え温度ポイントを設定することができる。
PMOSトランジスタP10、P11及びNMOSトランジスタN10、N11は、差動回路を構成し、定電流源ISにより電源電圧VDDRから接地電位VSSRに所定の電流が流れる。このような構成により、定電圧発生部21が出力する基準電圧VREF1と、温度依存バイアス部22が出力するバイアス電位の大小関係に応じて2つのノードND10、ND11の電位が変化する。一方のノードND10は、PMOSトランジスタP12及びNMOSトランジスタN12の各ゲートに接続され、他方のノードND11は、PMOSトランジスタP13及びNMOSトランジスタN13の各ゲートに接続されている。PMOSトランジスタP12及びNMOSトランジスタN12からなる直列回路と、PMOSトランジスタP13及びNMOSトランジスタN13からなる直列回路は、ともに電源電圧VDDRと接地電位VSSRの間に接続されている。例えば、切り替え温度が60℃である場合、低温側の温度に対しては、ノードND10がハイレベルかつノードND11がローレベルになり、高温側の温度に対しては、ノードND10がローレベルかつノードND11がハイレベルになる。
ノードND10の信号は、PMOSトランジスタP12及びNMOSトランジスタN12により反転され、レベル変換回路23aにより電源電圧VDDRの振幅が電源電圧VPPの振幅に変換される。レベル変換回路23aでは、例えば、VDDR=1.8Vの振幅から、VPP=3.2Vの振幅に変換され、これによりスイッチトランジスタST1を確実にオンするために十分大きな信号レベルが得られる。レベル変換回路23aによるレベル変換後の信号は、電源電圧VDDRと接地電位VSSRの間に直列に接続されたPMOSトランジスタP14及びNMOSトランジスタN14により反転され、その中間ノードから上述の検知信号D1が出力される。なお、高温側のPMOSトランジスタP13、P15、NMOSトランジスタN13、N15、レベル変換回路23bを含む回路部分についても同様の構成及び動作となる。
次に図1の基準電圧発生回路12、13の回路構成について、図3を用いて説明する。以下では、低温側の基準電圧発生回路12を例にとって説明するが、高温側の基準電圧発生回路13についても構成及び動作は同様である。図3に示す基準電圧発生回路12は、6つのPMOSトランジスタP20〜P25と、6つのNMOSトランジスタN20〜N25と、モニタ回路20から構成され、モニタ回路20は低VtPMOSトランジスタLPと、低VtNMOSトランジスタLNと、抵抗Rが直列接続されて構成されている。なお、PMOSトランジスタP20〜P25とNMOSトランジスタN20〜N25については、標準的なしきい値電圧を有する標準Vtトランジスタを用いる。
図3において、VLNG/VBDR発生回路14からの定電圧VLNGは、PMOSトランジスタP24のゲートに印加されている。また、VF発生回路15からの定電圧VF2はPMOSトランジスタP22のゲートに印加されている。PMOSトランジスタP22とNMOSトランジスタN22からなる第1の直列回路と、PMOSトランジスタP23とNMOSトランジスタN23からなる第2の直列回路は、PMOSトランジスタP24の一端と接地電位VSSRの間に並列に配置されている。そして、電源電圧VDDRからPMOSトランジスタP24を介して、電流I1が第1の直列回路に流れ、電流I2が第2の直列回路に流れる。
一方、NMOSトランジスタN22はNMOSトランジスタN20とカレントミラーを構成し、NMOSトランジスタN23はNMOSトランジスタN21とカレントミラーを構成している。PMOSトランジスタP20とNMOSトランジスタN20からなる第3の直列回路と、PMOSトランジスタP21とNMOSトランジスタN21からなる第4の直列回路は、電源電圧VDDRと接地電位VSSRの間に並列に配置されている。よって、第3の直列回路を流れる電流I3は電流I1に一致し、第4の直列回路を流れる電流I4は電流I2に一致する。また、PMOSトランジスタP20はPMOSトランジスタP21とカレントミラーを構成しているので、電流I3と電流I4が一致する。その結果、第1〜第4の直列回路を流れる電流I1、I2、I3、I4がいずれも等しくなる。
PMOSトランジスタP21とNMOSトランジスタN21の間のノードND4は、PMOSトランジスタP25のゲートに接続される。PMOSトランジスタP25は、モニタ回路20の低VtPMOSトランジスタLP、低VtNMOSトランジスタLN、抵抗R、及びNMOSトランジスタN24、N25と直列に接続されている。この直列回路は、電源電圧VDDRと接地電位VSSRの間に配置され、モニタ電流IRが流れるものとする。ここで、低VtPMOSトランジスタLP、低VtNMOSトランジスタLN、抵抗Rからなるモニタ回路20は、モニタ電流IRに基づき一端に発生する基準電圧VCLRの電圧値を補正する役割がある。
抵抗RとNMOSトランジスタN24の間のノードND5は、PMOSトランジスタP23のゲートに接続されている。上述したような回路構成の対称性から、ノードND5の電圧VFQは定電圧VF2と等しくなり、VF2=0.7VのときはVFQ=0.7Vに保たれる。2つのNMOSトランジスタN24、N25は、互いのゲート及びドレインがノードND5に共通接続され、接地電位VSSRでバックバイアスされている。これらのNMOSトランジスタN24、N25は、定電圧VFQを保持しつつモニタ電流IRを引き抜くように動作する。
PMOSトランジスタP25とモニタ回路20の間のノードND6からは、補正された基準電圧VCLRが出力される。低VtPMOSトランジスタLPと低VtNMOSトランジスタLNは、互いのゲート及びドレインが共通接続され、各々のソース電位でバックバイアスされている。モニタ回路20の両端の電圧は、低VtPMOSトランジスタLP及び低VtNMOSトランジスタLNのVt特性と抵抗Rの抵抗値に依存して定まり、それにより基準電圧VCLRの電圧値が変化する。本実施形態では、基準電圧VCLRの電圧値として、低Vtトランジスタのプロセスばらつきに応じて、1.4Vセンターで±0.1V(1.3〜1.5V)の範囲で変化させる場合を想定する。そのための設計条件については後述する。
なお、図3の構成の各部において、基準電圧VCLR1.4Vセンターに対応する電圧条件の一例は次の通りである。すなわち、VF2=0.7V、VLNG=0.66V、VDDR=1.7〜1.9V(1.8Vセンター)、VSSR=0Vを外部から供給したとき、ノードND1の電圧が0.83V、ノードND2、ND3の電圧が0.93V、ノードND4の電圧が1.1V、ノードND5の電圧(VFQ)が0.7Vとなり、ノードND6には、上述したように1.3V〜1.5Vの範囲内で変化する基準電圧VCLRが発生する。
次に、基準電圧発生回路12、13の設計条件について、図4を用いて説明する。図4(a)は、図3のモニタ回路20を含む直列回路をモデル化して示した図である。ここで、直列回路にモニタ電流IRが流れると、抵抗値RPの低VtPMOSトランジスタLPの両端には電圧ΔVP(RP・IR)が生じ、抵抗値RNの低VtNMOSトランジスタLNの両端には電圧ΔVN(RN・IR)が生じる。一方、所定の抵抗値(Rと表す)に設計された抵抗Rの両端には電圧ΔVR(R・IR)が生じる。従って、ノードND6の基準電圧VCLRの電圧値は、定電圧VFQにΔVP、ΔVN、ΔVRを加えたものなる。なお、低VtPMOSトランジスタLPと低VtNMOSトランジスタLNのプロセスばらつきに応じて各々の抵抗値RP、RNが変化する。
図4(b)は、想定される温度範囲が−5℃〜110℃のとき、下限温度の−5℃で一方の基準電圧発生回路12を調整するとともに、上限温度の110℃で他方の基準電圧発生回路13を調整する場合において、低VtPMOSトランジスタLP、低VtNMOSトランジスタLN、抵抗Rに対する設計条件をそれぞれ示している。図4(b)の設計条件としては、低VtPMOSトランジスタLP及び低VtNMOSトランジスタLNのサイズ(ゲート幅W/ゲート長L)と抵抗Rの抵抗値が示される。これらの設計条件は、それぞれの温度において、想定されるDRAMのプロセスばらつきに対して基準電圧VCLRを1.3〜1.5Vの範囲で変化させるための条件の一例である。
次に図5において、モニタ回路20の動作条件を、プロセスばらつきに応じてモデル化して示している。なお、温度条件は図4(b)の−5℃と110℃の両方を考慮する必要があるが、ここでは簡単のため、−5℃の場合について説明する。図5では、低Vtトランジスタの特性のばらつきの範囲内で、標準的な特性を典型モデルとし、典型モデルに比べVtが高く動作遅延が大きい特性をスローモデルとし、典型モデルに比べVtが低く動作遅延が小さい特性をファストモデルとして表している。これら3つのモデルについて、低Vtトランジスタのサイズと特性の分布を考慮して求めた動作条件を示している。定電圧VFQ(0.7V)と抵抗Rの抵抗値(100kΩ)については、3つのモデルで同様の値となるが、低Vtトランジスタの抵抗値RP、RNがモデルごとに異なるので(それぞれカッコ内にslow、typ、fastと表記して区別される)、モニタ回路20全体の直列抵抗に変化が生じてモニタ電流IRも変化する。
図6は、図5のうち低VtNMOSトランジスタLNの電圧ΔVNに着目し、スローモデルとファストモデルの違いを比較した図である。典型モデルに比べると、低VtNMOSトランジスタの抵抗値RNは、スローモデルでは増加し、ファストモデルでは減少する。従って、スローモデルの電圧値ΔVNがファストモデルよりも増加し、図6の電圧電流直線が横軸の増加方向にシフトしている。このとき、図5のモニタ電流IRの条件を当てはめると、スローモデルの場合が0.42μA、ファストモデルの場合が0.75μAであり、それぞれが動作点P1、P2となる。
図6において動作点P1、P2の電圧値ΔVPの比較から、スローモデルとファストモデルの間には、電圧差Vdが生じ、これが基準電圧VCLRの電圧値の差に寄与する。図6では低VtNMOSトランジスタLNの抵抗値RNの場合を示しているが、低VtPMOSトランジスタLPの抵抗値RPについても同様の傾向がある。この場合、基準電圧値のセンター値(1.4V)については抵抗Rの抵抗値により調整した上で、基準電圧VCLRの所望の電圧値の差(0.2V)については、低Vtトランジスタのサイズにより調整する必要がある。
上述したような設計条件に従ってモニタ回路20を構成することにより、典型モデルでは1.4Vの電圧値となる基準電圧VCLRを、スローモデルでは1.5Vに増加させ、ファストモデルでは1.3Vに減少させることができる。これにより、低Vtトランジスタの特性のばらつきが緩和され、基準電圧VCLRと同様に変化する内部電源電圧VCLが供給される回路の遅延時間等の特性のばらつきも縮小する。すなわち、低Vtトランジスタの動作遅延が大きくなる方向にばらついたときは、電圧値が0.1V高くなる分だけモニタ電流IRの低減をある程度抑え、遅延時間の増加を緩和することができる。逆に、低Vtトランジスタの動作遅延が小さくなる方向にばらついたときは、電圧値が0.1V低くなる分だけモニタ電流IRの増加をある程度抑え、遅延時間の減少を緩和することができる。従って、低Vtトランジスタのプロセスばらつきに対し、遅延時間のばらつきが全体的に小さくなるような補正が可能となる。
次に、基準電圧発生回路12、13における基準電圧VCLRの電源変動の影響について図7及び図8を用いて説明する。図3の回路構成では、基準電圧発生回路12の各部に電源電圧VDDRが供給されているが、この電源電圧VDDRについても電圧値の変動を考慮する必要がある。例えば、電源電圧VDDRとして、1.8Vセンターで±0.1V(1.7〜1.9V)の範囲の変動が想定される。図7及び図8は、上述の設計条件に従ってモニタ回路20を構成した場合において、電源電圧VDDRの変動に対する基準電圧VCLRの特性を上述の3つのモデルについて示している。それぞれ、図7が−5℃の場合の特性であり、図8が110℃の場合の特性である。
図7及び図8において、電源電圧VDDRが十分に低い範囲を除き、基準電圧VCLRは電源電圧VDDRの変動によらず安定している。電源電圧VDDRが1.5V以上の範囲において基準電圧VCLRは、スローモデルでは1.5V、典型モデルでは1.4V、ファストモデルでは1.3Vをほぼ保持することがわかる。従って、電源電圧VDDRが1.7〜1.9Vの範囲内の変動は、基準電圧VCLRに影響を与えないことがわかる。
次に、低Vtトランジスタを含む内部回路としてのディレイ回路に対し、本実施形態の構成を適用する場合の効果について図9〜図11を用いて説明する。例えば、遅延時間への要求が厳しいDRAMのワード線選択のための構成に含まれるディレイ回路が想定される。図9は、DRAMのディレイ回路の一構成例を示している。図9に示すディレイ回路は、0.2ns、0.8ns、1.6ns等の遅延時間を有する複数の遅延素子を多段に接続し、さらにAND回路やバッファを含んで構成される。ディレイ回路において、入力(IN)から出力(OUT)に至るトータルの遅延時間は、複数の遅延素子とその他の回路要素の各遅延時間が累積されたものになる。
図9の複数の遅延素子の各々は、図3のモニタ回路20と同様、直列接続された1対の低Vtトランジスタ(PMOS及びNMOS)を含み(不図示)、それぞれに内部電源電圧VCLが供給される。このディレイ回路はモニタ回路20と同一チップ内に構成されるので、同一構造の低Vtトランジスタのプロセスばらつきが一致する。また、内部電源電圧VCLは、図3の基準電圧VCLRに基づき生成されるので、同様の電圧値を有する。従って、−5〜110℃の温度範囲内で、ディレイ回路の各遅延素子の遅延時間は、モニタ回路20の低Vtトランジスタの動作条件を反映して変化する。その結果、ワード線選択動作の際、ディレイ回路による遅延時間のばらつきを十分に抑えることができる。
図9に示すディレイ回路の遅延時間のシミュレーション結果について、図10及び図11を用いて説明する。図10では、温度条件が−5℃及び110℃の2通りについて、図5に示される3つのモデルのそれぞれに対し、図9のディレイ回路の内部電源電圧VCLと遅延時間の関係をグラフで表示している。また、図11は、図10との比較のため、従来のように標準Vtトランジスタにより図9のディレイ回路を構成した場合の遅延時間の変化を示している。
図10においては、温度条件と3つのモデルの組合せにより、曲線(a)〜(f)で表される6通りのシミュレーション結果を比較している。ここで、ファストモデル、典型モデル、スローモデルについて、図5で示した基準電圧VCLRの各電圧値1.3V、1.4V、1.5Vに対し、さらに設計時の保証電圧範囲として−0.1V/+0.05Vを設定する必要がある。そのため、ファストモデルでは1.2〜1.35V、典型モデルでは1.3〜1.45V、スローモデルでは1.4〜1.55Vの保証電圧範囲をそれぞれ設定する。従って、図10のシミュレーション結果のうち、それぞれのモデルの保証電圧範囲で遅延時間の上限と下限を比較すればよい。
その結果、遅延時間が最大となる条件(最遅条件)は、スローモデルの温度110℃に相当する曲線(a)のVCR=1.4Vの交点に合致する。また、遅延時間が最小となる条件(最速条件)は、ファストモデルの温度−5℃に相当する曲線(f)のVCR=1.35Vの交点に合致する。遅延時間は、最遅条件で8.0ns、最速条件で6.5nsであるから、両者の差は1.5nsとなる。
一方、図11においては、標準Vtトランジスタを用いた従来のディレイ回路に対し、外部電源電圧VDDが供給されるものとし、その設計時の保証電圧範囲としては、1.8Vセンターで1.7〜1.9Vの範囲を想定する。また、温度条件が−5℃及び110℃の2通り、及び標準Vtトランジスタの遅延時間に関する特性のばらつきを3通り(スロー、典型、ファスト)に対し、それぞれ外部電源電圧VDDと遅延時間の関係をグラフで表示し、曲線(a)〜(f)で表される6通りのシミュレーション結果を比較している。この場合、図11のシミュレーション結果のうち、外部電源電圧VDDが1.7V〜1.9Vの保証電圧範囲で遅延時間の上限と下限を比較すればよい。
その結果、遅延時間が最大となる条件(最遅条件)は、特性がスローの110℃に相当する曲線(a)のVDD=1.7Vの交点に合致する。また、遅延時間が最小となる条件(最速条件)は、特性がファストで温度が−5℃に相当する曲線(f)のVDD=1.9Vの交点に合致する。遅延時間は、最遅条件で7.9ns、最速条件で5.2nsであるから、両者の差は2.7nsとなる。このように、本実施形態の構成を採用することにより、ディレイ回路における遅延時間の差(ばらつき)は、図11の2.7nsから図10の1.5nsと大幅に減少する。
次に、本実施形態を適用したDRAMの通常動作において、図1に示す低Vtトランジスタに対応した主要部の回路構成に基づく効果に関し、図12及び図13を用いて説明する。遅延時間が問題となるDRAMの通常動作として、ビット線選択動作(図12)とビット線プリチャージ動作(図13)に関し、それぞれの遅延特性について説明する。なお、図12及び図13において、標準Vtトランジスタを用いた従来の構成の遅延特性を、本実施形態との比較のために示している。
図12(a)は、ビット線選択動作時のアクセスパスに本実施形態の構成を採用した場合の遅延特性について、遅延要素ごとの遅延時間を比較して示している。本実施形態の場合はモデルと温度条件に応じた4つの条件(スローモデル/−5℃、スローモデル/110℃、ファストモデル/−5℃、ファストモデル/110℃)についての遅延特性を示すとともに、従来の構成の場合は標準Vtトランジスタの特性のばらつきと温度条件に応じて2つの条件(スロー/110℃、ファスト/−5℃)についての遅延特性を示している。この場合、従来の構成の2つの条件は、図11の結果(最遅条件/最速条件)に対応させたものである。電圧条件についても図11の結果に基づき、スローではVDD=1.7V、ファストではVDD=1.9Vとする。なお、本実施形態の外部電源電圧VDDについては、従来の構成と適合させるため、スローモデルでVDD=1.7V、ファストモデルでVDD=1.9Vとする。
ビット線選択動作は、バンク選択、Xデコーダ入力、ワード線選択、センスアンプ起動、ビット線選択の各要素に分けられ、それぞれの遅延時間(T1、T2、T3、T4、T5)が6条件に対して示される。遅延時間の合計Ta1は、Ta1=T1+T2+T3+T4+T5で求められ、ビット線選択動作の完了時点から時間T6だけ先行してリードタイミングが規定されるので、tRCD(アクティブトゥリード)は、tRCD=Ta1−T6と算出することができる。
図12(b)は、図12(a)の結果のうち、遅延時間の合計Ta1をグラフに表して比較した図である。図12(b)に示すように、本実施形態の場合の遅延時間の差D1=4.0nsと、従来の構成の場合の遅延時間の差D2=7.3nsが得られた。このように、本実施形態を適用したDRAMではビット線選択動作の際、プロセスばらつきや温度変動に伴う遅延時間の差を小さくすることができ、DRAMのアクセス時間の誤差を低減可能となる。
次に図13(a)は、ビット線プリチャージ時のアクセスパスに本実施形態の構成を採用した場合の遅延特性について、遅延要素ごとの遅延時間を比較して示している。ここでは、図12(a)と同様の条件により、本実施形態の4条件及び従来の構成の2条件について遅延特性を示している。ビット線プリチャージ動作は、バンク選択、Xデコーダ制御、プリチャージ制御、ビット線プリチャージの各要素に分け、それぞれの遅延時間(T11、T12、T13、T14)が示されるとともに、遅延時間の合計Ta2=T11+T12+T13+T14と、プリチャージ制御オフのタイミングを規定する時間T15と、これらにより算出されるtRP(プリチャージトゥリード)=Ta2−T15が示されている。
図13(b)は、図13(a)の結果のうち、遅延時間の合計Ta2をグラフに表して比較した図である。図13(b)に示すように、本実施形態の場合の遅延時間の差D11=4.4nsと、従来の構成の場合の遅延時間の差D12=6.6nsが得られた。このように、本実施形態を適用したDRAMでは、上述のビット線選択動作の加えて、ビット線プリチャージ動作の際のプロセスばらつきや温度変動に伴う遅延時間の差を小さくすることができる。
以上説明したように、本発明の構成を採用したDRAM等の半導体集積回路装置は、プロセスばらつきがある場合であっても、モニタ回路20の動作により基準電圧VCLRが適切に自動補正される。これにより、低Vtトランジスタを含み内部電源電圧VCLが供給される内部回路の遅延時間のばらつきを縮小することができるとともに、温度変動や電源変動に起因する遅延時間のばらつきも縮小できる。特に、DRAM等の半導体メモリにおいて、アクセスパスを構成する内部回路に対して適用すれば、遅延時間のばらつきを抑えてアクセス時間の誤差を低減することができるので有用性が高い。
なお、本実施形態では、温度センサ回路11により2値で温度を検知し、高温側と低温側にそれぞれ対応してそれぞれ調整された2つの基準電圧発生回路12、13を設ける構成を説明したが、かかる構成に限られることなく、より多段階で温度検知を行うように構成してもよい。この場合は、温度検知の段階ごとに調整された複数の基準電圧発生回路を設け、選択的に動作させればよい。また、本実施形態の構成に限られることなく、温度変動の影響が問題にならない場合は温度センサ回路11を設けずに、プロセスばらつきに応じて調整された1つの基準電圧発生回路を設ける構成としてもよい。
本実施形態のDRAMにおける主要部の構成を示すブロック図である。 図1の温度センサ回路の回路構成を示す図である。 図1の基準電圧発生回路の回路構成を示す図である。 基準電圧発生回路の設計条件について説明する図である。 モニタ回路の動作条件をプロセスばらつきに応じてモデル化して示す図である。 図5のうち低VtNMOSトランジスタLNの電圧ΔVNに着目し、スローモデルとファストモデルの違いを比較した図である。 基準電圧発生回路において、−5℃の場合の基準電圧VCLRの電源変動の影響について説明する図である。 基準電圧発生回路において、110℃の場合の基準電圧VCLRの電源変動の影響について説明する図である。 DRAMのワード線選択動作に用いるディレイ回路の一構成例を示す図である。 図9のディレイ回路の遅延時間のシミュレーション結果について説明する図である。 図10との比較のため、従来の標準Vtトランジスタにより図9のディレイ回路を構成した場合の遅延時間の変化を示す図である。 DRAMのビット線選択動作に関する遅延時間について説明する図である。 DRAMのビット線プリチャージ動作に関する遅延時間について説明する図である。
符号の説明
11…温度センサ回路
12、13…基準電圧発生回路
14…VLNG/VBDR発生回路
15…VF発生回路
16…VCL発生回路
21…定電圧発生部
22…温度依存バイアス部
23a、23b…レベル変換回路
P10〜P15、P20〜P25…PMOSトランジスタ
N10〜N15、N20〜N25…NMOSトランジスタ
ST1、ST2…スイッチトランジスタ
R、R1、R2、R3…抵抗
IS…定電流源
VCLR…基準電圧
VCL…内部電源電圧
VDDR…電源電圧
VDD…外部電源電圧
VLNG、VBDR、VF、VF1、VF2…定電圧
IR…モニタ電流
ND1〜ND6、ND11、ND12…ノード

Claims (9)

  1. 低しきい値PMOSトランジスタと低しきい値NMOSトランジスタと所定の抵抗値を有する抵抗とを直列接続して構成され、一端に基準電圧を発生するモニタ回路と、
    前記モニタ回路にモニタ電流を供給するとともに、前記モニタ回路の他端を定電圧に制御する付加回路と、
    を備え、プロセスばらつきに応じて変化する前記モニタ電流に基づき、前記基準電圧の電圧値が所定の中心電圧値から前記プロセスばらつきに応じた範囲内で補正されることを特徴とする基準電圧発生回路。
  2. 前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタは、前記プロセスばらつきにより動作遅延が大きくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ増加し、前記プロセスばらつきにより動作遅延が小さくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ減少するようにそれぞれのサイズが予め調整されていることを特徴とする請求項1に記載の基準電圧発生回路。
  3. 前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタは、互いのゲート及びドレインが共通接続されることを特徴とする請求項2に記載の基準電圧発生回路。
  4. 低しきい値MOSトランジスタを含んで構成され、内部電源電圧が供給される内部回路と、
    所定の温度範囲内で温度を検知する温度センサ回路と、
    前記内部電源電圧の基準となる基準電圧を発生し、前記温度センサ回路により検知される温度に対応してそれぞれ調整された複数の基準電圧発生回路と、
    を備え、
    前記複数の基準電圧発生回路の各々は、
    低しきい値PMOSトランジスタと低しきい値NMOSトランジスタと所定の抵抗値を有する抵抗とを直列接続して構成され、一端に前記基準電圧を発生するモニタ回路と、
    前記モニタ回路にモニタ電流を供給するとともに、前記モニタ回路の他端を定電圧に制御する付加回路と、
    を含み、前記基準電圧発生回路は、プロセスばらつきに応じて変化する前記モニタ電流に基づき、前記基準電圧の電圧値が所定の中心電圧値から前記プロセスばらつきに応じた範囲内で補正されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 前記温度センサ回路は、所定の温度を境界に2値で温度を検知し、
    低温側の温度に対応して調整された第1の前記基準電圧発生回路と、高温側の温度に対応して調整された第2の前記基準電圧発生回路と、が設けられ、
    前記温度センサ回路により低温側の温度が検知されたときは前記第1の基準電圧発生回路を動作させ、前記温度センサ回路により高温側の温度が検知されたときは前記第2の基準電圧発生回路を動作させることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記第1の基準電圧発生回路及び前記第2の基準電圧発生回路は、前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタのそれぞれのサイズと、前記抵抗の抵抗値に基づいて予め調整されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記低しきい値PMOSトランジスタ及び前記低しきい値NMOSトランジスタは、前記プロセスばらつきにより動作遅延が大きくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ増加し、前記プロセスばらつきにより動作遅延が小さくなる場合は前記基準電圧が所定量だけ減少するようにそれぞれのサイズが予め調整されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記内部回路は、前記低しきい値MOSトランジスタを含んで構成され前記内部電源電圧を供給されるディレイ回路を含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
  9. データを記憶するメモリ回路を更に備え、前記内部回路は、前記メモリ回路へのアクセスパスを構成する回路であることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
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