JP2008180436A - 調理排気フード - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、調理スペースで発生する汚染排気を室外に排出する調理排気フードに係り、調理排気フード本体の内部に排気誘導装置の収納スペースを設け、調理排気フード使用時に排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げるようにしたものである。
【解決手段】内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成し、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導して、調理排気フードを設置する際には同時に排気誘導装置を設置することとなり、排気誘導装置により加熱調理器使用時に発生する汚染排気を調理排気フードから良好に室外に排気できる。
【選択図】図1
【解決手段】内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成し、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導して、調理排気フードを設置する際には同時に排気誘導装置を設置することとなり、排気誘導装置により加熱調理器使用時に発生する汚染排気を調理排気フードから良好に室外に排気できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、調理スペースで発生する汚染水蒸気、油煙、煙、悪臭などを含む汚染排気を室外に排気する調理排気フードに係り、特に調理排気フード本体の内部に排気誘導装置の収納スペースを設け、調理排気フード使用時に排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げるようにした調理排気フードに関するものである。
従来、図5に示すレンジフード捕集補助装置を備えたレンジフードが知られている(例えば、特許文献1参照)。図5(a)は正面図、図5(b)は側方断面図である。
図5において、51はキッチン調理ユニットであり、ワークトップ52に設けられた開口にガス燃焼式の調理器53を落とし込んだビルトイン式である。
図5において、51はキッチン調理ユニットであり、ワークトップ52に設けられた開口にガス燃焼式の調理器53を落とし込んだビルトイン式である。
キッチン調理ユニット51の両横にはワークトップ52を支持する収納キャビネット54と、調理器53の下方には調理器用キャビネット55が配置されている。
そして、調理器53の上方には、レンジフード56を天井面から吊り下げて設置しており、レンジフード56は天蓋57及び排気ファン58を備えている。
そして、調理器53の上方には、レンジフード56を天井面から吊り下げて設置しており、レンジフード56は天蓋57及び排気ファン58を備えている。
調理器用キャビネット55の後方は腰壁59で構成されており、調理器用キャビネット55には腰壁59からガス配管スペース60を介して背板61が設けられている。
ガス配管62は腰壁59から配管スペース60を立ち上がり、背板61の穴から調理器53に接続されている。
ガス配管62は腰壁59から配管スペース60を立ち上がり、背板61の穴から調理器53に接続されている。
63はレンジフード捕集補助装置であり、シロッコファン等で構成した導流風発生装置64と、旋回ノズル形状に構成した回転動自在な風向可変ガイド65と、導流吹出口66とで構成されている。
風向可変ガイド65は調理器53の後方のワークトップ52の上面に貫通穴を設けて装着してある。
なお、67は鍋、68は汚染空気、69は横風、70は導流風である。
風向可変ガイド65は調理器53の後方のワークトップ52の上面に貫通穴を設けて装着してある。
なお、67は鍋、68は汚染空気、69は横風、70は導流風である。
図5に示す従来のレンジフード捕集補助装置63を備えたレンジフード56は、調理器53近傍のワークトップ52の上面から上方に向かってやや斜めに上昇する導流風70を発生させ、調理器53で発生した汚染空気68を導流風70によって勢いよくレンジフード56に案内するようにして、汚染空気68の捕集を開放した窓や空調装置からの横風69に影響されにくいようにしている。
また、従来、図6及び図7に示す調理スペースに設置した局所換気装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。図6は正面図、図7は図6のY線断面図である。
この局所換気装置は、3つの誘導気流発生装置71の吹出ノズル72にガイド板73がそれぞれ設けられている。ガイド板73は、各吹出ノズル72の吹出開口74から吸込排気流発生部75の各吸込開口76に向けてそれぞれ延びて設けられ、吹出ノズル72の吹出開口74から吹出される吹出誘導気流77を吸込開口76の内部に誘導するようにしている。
この局所換気装置は、3つの誘導気流発生装置71の吹出ノズル72にガイド板73がそれぞれ設けられている。ガイド板73は、各吹出ノズル72の吹出開口74から吸込排気流発生部75の各吸込開口76に向けてそれぞれ延びて設けられ、吹出ノズル72の吹出開口74から吹出される吹出誘導気流77を吸込開口76の内部に誘導するようにしている。
そして、ガスコンロを備えた燃焼加熱式の調理機器78の調理台79の下方中央部に設けられた吹出ファン80からの室内空気を誘導気流ダクト81により吹出ノズル72に導くようにしている。
図6及び図7において、82は吸込排気流発生部75に設けられた排気ファン、83は排気ダクト、84は排気ボックス、85は排気流、86は排気フード、87は給気ファンで室外空気を吸込み、給気ダクト88、給気ボックス89を介して給気開口90から室内に給気するようにしている。91は給気流、92は天井である。
特開2003−144250号 公報
WO2004/072558号 公報
図6及び図7において、82は吸込排気流発生部75に設けられた排気ファン、83は排気ダクト、84は排気ボックス、85は排気流、86は排気フード、87は給気ファンで室外空気を吸込み、給気ダクト88、給気ボックス89を介して給気開口90から室内に給気するようにしている。91は給気流、92は天井である。
図5に示すレンジフード捕集補助装置63を備えたレンジフード56は、レンジフード捕集補助装置63をキッチン調理ユニット51に設けているため、レンジフード捕集補助装置63と汚染空気68を排気するレンジフード56とを、例えばレンジフードなどを扱う設備業者とシステムキッチンなどを扱うキッチン施工業者により、別個に設ける必要があり、両業者の連携がうまく取れない問題があった。
また、レンジフード捕集補助装置63は導流風発生装置64をワークトップ52の下方に設けており、汚染空気68を吸込まずにワークトップ52下方の空気を吸込んでレンジフード56に向けて吹出しているため、レンジフード56による汚染空気68の排気が必ずしも良好ではなかった。
また、レンジフード捕集補助装置63は導流風発生装置64をワークトップ52の下方に設けており、汚染空気68を吸込まずにワークトップ52下方の空気を吸込んでレンジフード56に向けて吹出しているため、レンジフード56による汚染空気68の排気が必ずしも良好ではなかった。
図6及び図7に示す局所換気装置は、誘導気流発生装置71を調理台79の内部に組込んでいるため、誘導気流発生装置71と調理機器78により発生する汚染空気を排気する吸込排気流発生部75とを、図5の従来例と同様に別個に設ける必要があり、連携がうまく取れない問題があった。
また、誘導気流発生装置71は調理機器78により発生する汚染空気を吸込まずに調理台79の内部の空気を吸込んで吸込排気流発生部75に向けて排気流85を形成しているため、吸込排気流発生部75による汚染空気の排気が必ずしも良好ではなかった。
また、誘導気流発生装置71は調理機器78により発生する汚染空気を吸込まずに調理台79の内部の空気を吸込んで吸込排気流発生部75に向けて排気流85を形成しているため、吸込排気流発生部75による汚染空気の排気が必ずしも良好ではなかった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、調理排気フード本体の内部に排気誘導装置の収納スペースを設け、調理排気フード使用時に排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げるようにして、調理排気フードの設置時には必ず排気誘導装置をセットとして設置することを目的としている。
請求項1に係る本発明は、排気ファンを備え、加熱調理器の上方に設置して加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排出する調理排気フードにおいて、内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成するとともに、排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げ可能な吊り下げ手段を形成し、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置に固定し他端を収納スペースに設けた吊り下げ手段の収納機構に固定して、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げ手段で吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導可能とした排気誘導装置付調理排気フードである。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る本発明の構成に加え、吊り下げ手段はワイヤーロープとした排気誘導装置付調理排気フードである。
請求項3に係る本発明は、請求項1に係る本発明の構成に加え、吊り下げ手段は所定幅の耐火シートであり、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置の吹出口近くに固定した排気誘導装置付調理排気フードである。
請求項4に係る本発明は、請求項1〜3のいずれかに係る本発明の構成に加え、吊り下げ手段の収納機構は巻き取り式とした排気誘導装置付調理排気フードである。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜4のいずれかに係る本発明の構成に加え、排気ファン及び給気ファンを備え、調理側の対面を開放した対面型キッチンに設けられた加熱調理器の上方に設置して加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排出すると同時に室外空気を取入れて室内に給気を行う給排気型の調理排気フードであって、調理排気フード本体は底面が四角状で反調理側に排気誘導装置の出入口を設け、調理側に給気の吹出口を設けた排気誘導装置付調理排気フードである。
請求項6に係る本発明は、請求項5に係る本発明の構成に加え、調理排気フード本体の上方内部に給気ファンにより取入れた室外空気を吹込む給気チャンバーを形成し、給気チャンバー内に排気ファンを駆動する電動機及び給気ファンを駆動する電動機を設けた排気誘導装置付調理排気フードである。
本発明による作用を以下に説明する。
本発明の作用は、内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成するとともに、排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げ可能な吊り下げ手段を形成し、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置に固定し他端を収納スペースに設けた吊り下げ手段の収納機構に固定して、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げ手段で吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導可能としたから、調理排気フードを設置する際には同時に排気誘導装置を設置することとなり、排気誘導装置により加熱調理器使用時に発生する汚染排気を調理排気フードから良好に室外に排気できる。
本発明の作用は、内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成するとともに、排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げ可能な吊り下げ手段を形成し、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置に固定し他端を収納スペースに設けた吊り下げ手段の収納機構に固定して、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げ手段で吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導可能としたから、調理排気フードを設置する際には同時に排気誘導装置を設置することとなり、排気誘導装置により加熱調理器使用時に発生する汚染排気を調理排気フードから良好に室外に排気できる。
請求項1に係る本発明は、排気ファンを備え、加熱調理器の上方に設置して加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排出する調理排気フードにおいて、内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成するとともに、排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げ可能な吊り下げ手段を形成し、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置に固定し他端を収納スペースに設けた吊り下げ手段の収納機構に固定して、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げ手段で吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導可能としたから、調理排気フードを設置する際には同時に排気誘導装置を設置することとなり、調理排気フードの設置業者により、調理排気フード本体にマッチした排気誘導装置を設置することができる。
また、加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排気誘導装置に吸込んで調理排気フードから良好に室外に排気することができる。
また、加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排気誘導装置に吸込んで調理排気フードから良好に室外に排気することができる。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る本発明の構成に加え、吊り下げ手段はワイヤーロープとしたから、簡単な構成で排気誘導装置を吊り下げることができる。
請求項3に係る本発明は、請求項1に係る本発明の効果に加え、吊り下げ手段は所定幅の耐火シートであり、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置の吹出口近くに固定したから、汚染排気をコアンダ効果により耐火シートを上昇させ、調理排気フード本体の汚染排気の吸込口に案内することができる。
請求項4に係る本発明は、請求項1〜3のいずれかに係る本発明の効果に加え、吊り下げ手段の収納機構は巻き取り式としたから、簡単な構成で確実に排気誘導装置を吊り下げ足り、収納したりすることができる。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜4のいずれかに係る本発明の効果に加え、排気ファン及び給気ファンを備え、調理側の対面を開放した対面型キッチンに設けられた加熱調理器の上方に設置して加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排出すると同時に室外空気を取入れて室内に給気を行う給排気型の調理排気フードであって、調理排気フード本体は底面が四角状で反調理側に排気誘導装置の出入口を設け、調理側に給気の吹出口を設けたから、給気によって対面型キッチンにおける横風による汚染排気の室内への拡散を防止することができる。
請求項6に係る本発明は、請求項5に係る本発明の効果に加え、調理排気フード本体の上方内部に給気ファンにより取入れた室外空気を吹込む給気チャンバーを形成し、給気チャンバー内に排気ファンを駆動する電動機及び給気ファンを駆動する電動機を設けたから、給気チャンバーに吹込む室外空気をこれら電動機の発熱により加熱して、給気が冬季に室内の空気調和された空気よりも密度が大きくて室内下方に流れて調理排気フードに吸込まれ難くなる現象を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付した図面により詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の第一の実施の形態を示す図面であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は図1における調理排気フード本体のA−A矢視図である。
図4は、本発明の第二の実施の形態を示す正面図である。
図1〜図3は、本発明の第一の実施の形態を示す図面であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は図1における調理排気フード本体のA−A矢視図である。
図4は、本発明の第二の実施の形態を示す正面図である。
図1〜図3において、1は調理排気フード本体、2は排気誘導装置、3は加熱調理器である。
調理排気フード本体1は、加熱調理器3の使用時に発生する汚染水蒸気、油煙、煙、悪臭などを含む汚染排気を室外に排出する排気ファン11、排気ファン11を駆動する排気ファン用電動機12、汚染排気の排出時に室外空気を取入れて室内に給気を行う給気ファン13及び給気ファン13を駆動する給気ファン用電動機14を備え、加熱調理器3の上方に位置する天井31内に埋め込んで固定している。
調理排気フード本体1は、加熱調理器3の使用時に発生する汚染水蒸気、油煙、煙、悪臭などを含む汚染排気を室外に排出する排気ファン11、排気ファン11を駆動する排気ファン用電動機12、汚染排気の排出時に室外空気を取入れて室内に給気を行う給気ファン13及び給気ファン13を駆動する給気ファン用電動機14を備え、加熱調理器3の上方に位置する天井31内に埋め込んで固定している。
排気誘導装置2は、内部にクロスフロー式の誘導ファン21及び誘導ファン21を駆動する誘導ファン用電動機22を備え、底面に誘導気流の吸込口23と上面に誘導気流の吹出口24を設け、幅400mmの耐火シート25を吊り下げ手段として調理排気フード本体1から加熱調理器3の近くに吊り下げている。
調理排気フード本体1は、底面が正方形で加熱調理器3の反調理側に排気誘導装置2の出入口26を設け、この出入口26の上方に加熱調理器3の不使用時に排気誘導装置2を収納する収納スペース27を形成し、収納スペース27には吊り下げ手段としての耐火シート25の収納機構28を設けている。
調理排気フード本体1は、底面が正方形で加熱調理器3の反調理側に排気誘導装置2の出入口26を設け、この出入口26の上方に加熱調理器3の不使用時に排気誘導装置2を収納する収納スペース27を形成し、収納スペース27には吊り下げ手段としての耐火シート25の収納機構28を設けている。
吊り下げ手段としての耐火シート25は一端を排気誘導装置2の吹出口24近くに固定し、他端を収納機構28に固定している。
収納機構28は電動機による巻き取り式である。なお、図示していないが、耐火シート25には端部に沿って誘導ファン用電動機22に電力を供給する扁平なフラットケーブルを付設している。
収納機構28は電動機による巻き取り式である。なお、図示していないが、耐火シート25には端部に沿って誘導ファン用電動機22に電力を供給する扁平なフラットケーブルを付設している。
調理排気フード本体1の底面には中央に正方形の蓋パネル15、その外側に幅が30mmの環状の開口からなる汚染排気の吸込口16、さらに外側に給気の吹出口17を備えた給気パネル18を設けている。
この給気パネル18の反調理側に上記出入口26を設けており、調理側及び調理側の左右には上記吹出口17を設け、吹出口17に設けた各吹出羽根19は給気を内方に導くように内方に傾斜させている。
この給気パネル18の反調理側に上記出入口26を設けており、調理側及び調理側の左右には上記吹出口17を設け、吹出口17に設けた各吹出羽根19は給気を内方に導くように内方に傾斜させている。
調理排気フード本体1の上方内部は給気ファン13の吹込口41を開口して給気チャンバー42を形成しており、給気チャンバー42内に排気ファン用電動機12及び給気ファン用電動機14を設けている。
給気ファン13により給気ダクト43を介して室外空気を吸込んで給気チャンバー42に吹込んだ給気は、調理排気フード本体1の下方内部に設けた給気通路44を介して給気の吹出口17から吹出羽根19に案内されて給気を内方に微風速で吹出すのである。
給気ファン13により給気ダクト43を介して室外空気を吸込んで給気チャンバー42に吹込んだ給気は、調理排気フード本体1の下方内部に設けた給気通路44を介して給気の吹出口17から吹出羽根19に案内されて給気を内方に微風速で吹出すのである。
給気通路44は下方外方に45度の傾斜角度で設けた仕切板45により給気を吹出口17に案内している。
また、仕切板45の内方側に排気チャンバー46を形成し、排気チャンバー46の中央部にオイルを除去するためのフィルター47を設け、環状の吸込口16から吸込まれた汚染排気は排気チャンバー46からフィルター47を通って排気ファン11に吸込まれ排気ダクト48を介して室外に排気されるのである。
また、仕切板45の内方側に排気チャンバー46を形成し、排気チャンバー46の中央部にオイルを除去するためのフィルター47を設け、環状の吸込口16から吸込まれた汚染排気は排気チャンバー46からフィルター47を通って排気ファン11に吸込まれ排気ダクト48を介して室外に排気されるのである。
加熱調理器3はIHクッキングヒーターであり、調理台32に埋め込まれたビルトインタイプである。
そして、調理台32は調理側の対面を開放した対面型キッチンに設けられている。なお、33は加熱調理器3に載置された鍋、34はキッチンの床である。
そして、調理台32は調理側の対面を開放した対面型キッチンに設けられている。なお、33は加熱調理器3に載置された鍋、34はキッチンの床である。
本発明の第一の実施の形態に係る排気誘導装置付調理排気フードは、以上のように調理排気フード本体1と排気誘導装置2とから構成しており、以下に、本発明の第一の実施の形態に係る排気誘導装置付調理排気フードの作用について説明する。
加熱調理器3に設けられているIHヒーター、ラジエントヒーター及びグリルのいずれかを使用して調理をする場合、図1及び図2に示すように排気誘導装置2を収納機構28を作動することにより加熱調理器3に近くに吊り下げた状態に維持し、誘導ファン用電動機22を駆動して誘導ファン21を作動させるとともに、排気ファン用電動機12及び給気ファン用電動機14を駆動して排気ファン11及び給気ファン13を作動させるのである。
加熱調理器3で発生した汚染排気の一部は、排気誘導装置2の底面の吸込口23から吸込まれて上面の吹出口24から吹出され、耐火シート25のコアンダ作用により上方に案内されるとともに誘引された他の汚染排気と一緒に調理排気フード本体1の吸込口16に吸込まれ、排気チャンバー46、フィルター47、排気ファン11及び排気ダクト48を介して室外に排気されるのである。
このように、汚染排気を調理排気フード本体1から室外に排気するときには、排気誘導装置2を加熱調理器3の近くに吊り下げた状態で作動させることができるので、排気誘導装置2で汚染排気の一部を吸込んで調理排気フード本体1に導くとともにコアンダ作用及び誘引作用により汚染排気を調理排気フード本体1に導くことができるので、汚染排気を室外に排気する性能を向上させることができる。
このように、汚染排気を調理排気フード本体1から室外に排気するときには、排気誘導装置2を加熱調理器3の近くに吊り下げた状態で作動させることができるので、排気誘導装置2で汚染排気の一部を吸込んで調理排気フード本体1に導くとともにコアンダ作用及び誘引作用により汚染排気を調理排気フード本体1に導くことができるので、汚染排気を室外に排気する性能を向上させることができる。
汚染排気を室外に排気すると同時に、室外空気は給気ダクト43を介して給気ファン13に吸込まれ吹込口41から給気チャンバー42に吹出され排気ファン用電動機12及び給気ファン用電動機14の発熱により加熱されて給気通路44を通って吹出口17から吹出羽根19に案内されて内方に吹出され、汚染排気を包み込むように汚染排気と一緒に調理排気フード本体1の吸込口16に吸込まれるのである。
そして、室外空気である給気を排気ファン用電動機12及び給気ファン用電動機14の発熱により加熱するのは、給気が冬季に室内の空気調和された空気よりも密度が大きくて室内下方に流れて調理排気フード本体1に吸込まれ難くなる現象を低減して、換気に伴う空気調和負荷を低減するためである。
そして、室外空気である給気を排気ファン用電動機12及び給気ファン用電動機14の発熱により加熱するのは、給気が冬季に室内の空気調和された空気よりも密度が大きくて室内下方に流れて調理排気フード本体1に吸込まれ難くなる現象を低減して、換気に伴う空気調和負荷を低減するためである。
以上の第一の実施の形態では、調理排気フード本体1に排気ファン11及び給気ファン13を設けているが、給気ファン13を設けず排気ファンのみとすることもできる。
また、排気ファン11を調理排気フード本体1の近くに別途設けて調理排気フード本体1とダクトで接続してもよい。給気ファン13を設ける場合も同様に調理排気フード本体1の近くに別途設けて調理排気フード本体1とダクトで接続してもよい。
また、排気ファン11を調理排気フード本体1の近くに別途設けて調理排気フード本体1とダクトで接続してもよい。給気ファン13を設ける場合も同様に調理排気フード本体1の近くに別途設けて調理排気フード本体1とダクトで接続してもよい。
第一の実施の形態では、排気誘導装置2に設けた誘導ファン用電動機22への電力供給をフラットケーブルで行ったが、排気誘導装置2内に蓄電池を設けて、排気誘導装置2を調理排気フード本体1の収納スペース27に収納した加熱調理器3の不使用時に自動的に充電できるような機構を設けることもできる。
この場合、蓄電池は誘導ファン用電動機22の運転を例えば連続1時間運転可能な容量とし、さらに、予備として排気誘導装置2に対して直接家庭用電源から電力を供給して誘導ファン用電動機22を運転できるようにするのである。また、予備の蓄電池を備えることもできる。
この場合、蓄電池は誘導ファン用電動機22の運転を例えば連続1時間運転可能な容量とし、さらに、予備として排気誘導装置2に対して直接家庭用電源から電力を供給して誘導ファン用電動機22を運転できるようにするのである。また、予備の蓄電池を備えることもできる。
さらに、第一の実施の形態では、排気誘導装置2における吊り下げ手段としての耐火シートの収納機構は、電動機による巻き取り式としたが、コイルばねによる巻き取り式でもよい。
また、第一の実施の形態では、排気誘導装置2における汚染排気の吸込口23を底面に設けたが、下方前面に設けてもよく、底面及び下方前面の両方に設けてもよく、吹出口24についても上面に設けたが、上方前面に設けてもよく、上面及び上方前面の両方に設けてもよい。
また、第一の実施の形態では、排気誘導装置2における汚染排気の吸込口23を底面に設けたが、下方前面に設けてもよく、底面及び下方前面の両方に設けてもよく、吹出口24についても上面に設けたが、上方前面に設けてもよく、上面及び上方前面の両方に設けてもよい。
第一の実施の形態では、調理排気フードを調理側の対面を開放した対面型キッチンに設け、調理排気フード本体1を天井埋め込みタイプとしたが、調理排気フード本体1を天井吊りタイプとしてもよく、対面型キッチンではなく壁に沿って調理台を設けたキッチンに用いることもできる。
また、第一の実施の形態では、加熱調理器3としてIHクッキングヒーターを用いているが、ガス燃焼式の加熱調理器としてもよいことは勿論である。
また、第一の実施の形態では、加熱調理器3としてIHクッキングヒーターを用いているが、ガス燃焼式の加熱調理器としてもよいことは勿論である。
次に、本発明の第二の実施の形態を図4に基づき説明する。
第二の実施の形態は、第一の実施の形態に係る吊り下げ手段について、他の形態を示すものである。
第二の実施の形態は、第一の実施の形態に係る吊り下げ手段について、他の形態を示すものである。
図4において、29は吊り下げ手段としてのワイヤーロープであり、この実施の形態では、第一の実施の形態における吊り下げ手段としての耐火シート25に替えてワイヤーロープ29を用いるのである。
そして、この実施の形態では、ワイヤーロープ29を用いることに伴い、吹出口24からの誘導気流を上方に案内するための案内板30を排気誘導装置2の上面に設けている。案内板30の高さは150mmとしている。
そして、この実施の形態では、ワイヤーロープ29を用いることに伴い、吹出口24からの誘導気流を上方に案内するための案内板30を排気誘導装置2の上面に設けている。案内板30の高さは150mmとしている。
この第二の実施の形態は、上記のワイヤーロープ29を吊り下げ手段とした点及び排気誘導装置2の上面に誘導気流の案内板30を固定した点を除き、第一の実施の形態と同じであるので、説明を省略する。
なお、第二の実施の形態は、吊り下げ手段をワイヤーロープ29としたので、構成を簡単にできる。
なお、第二の実施の形態は、吊り下げ手段をワイヤーロープ29としたので、構成を簡単にできる。
1 調理排気フード本体
2 排気誘導装置
3 加熱調理器
11 排気ファン
12 排気ファン用電動機
13 給気ファン
14 給気ファン用電動機
16 汚染排気の吸込口
21 誘導ファン
22 誘導ファン用電動機
23 誘導気流の吸込口
24 誘導気流の吹出口
25 耐火シート(吊り下げ手段)
26 出入口
27 収納スペース
28 収納機構
29 ワイヤーロープ(吊り下げ手段)
42 給気チャンバー
2 排気誘導装置
3 加熱調理器
11 排気ファン
12 排気ファン用電動機
13 給気ファン
14 給気ファン用電動機
16 汚染排気の吸込口
21 誘導ファン
22 誘導ファン用電動機
23 誘導気流の吸込口
24 誘導気流の吹出口
25 耐火シート(吊り下げ手段)
26 出入口
27 収納スペース
28 収納機構
29 ワイヤーロープ(吊り下げ手段)
42 給気チャンバー
Claims (6)
- 排気ファンを備え、加熱調理器の上方に設置して加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排出する調理排気フードにおいて、内部に誘導ファンを備え下方に誘導気流の吸込口と上方に誘導気流の吹出口を設けた排気誘導装置と、内部に排気誘導装置を収納する収納スペースを備え底面に汚染排気の吸込口を設けた調理排気フード本体とを形成するとともに、排気誘導装置を加熱調理器の近くに吊り下げ可能な吊り下げ手段を形成し、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置に固定し他端を収納スペースに設けた吊り下げ手段の収納機構に固定して、調理排気フード使用時には排気誘導装置を吊り下げ手段で吊り下げて誘導気流により汚染排気を調理排気フード本体の吸込口に誘導可能としたことを特徴とする排気誘導装置付調理排気フード。
- 吊り下げ手段はワイヤーロープであることを特徴とする請求項1に記載の排気誘導装置付調理排気フード。
- 吊り下げ手段は所定幅の耐火シートであり、吊り下げ手段の一端を排気誘導装置の吹出口近くに固定したことを特徴とする請求項1に記載の排気誘導装置付調理排気フード。
- 吊り下げ手段の収納機構は巻き取り式であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の排気誘導装置付調理排気フード。
- 排気ファン及び給気ファンを備え、調理側の対面を開放した対面型キッチンに設けられた加熱調理器の上方に設置して加熱調理器使用時に発生する汚染排気を排出すると同時に室外空気を取入れて室内に給気を行う給排気型の調理排気フードであって、調理排気フード本体は底面が四角状で反調理側に排気誘導装置の出入口を設け、調理側に給気の吹出口を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排気誘導装置付調理排気フード。
- 調理排気フード本体の上方内部に給気ファンにより取入れた室外空気を吹込む給気チャンバーを形成し、給気チャンバー内に排気ファンを駆動する電動機及び給気ファンを駆動する電動機を設けたことを特徴とする請求項5に記載の排気誘導装置付調理排気フード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007013783A JP2008180436A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 調理排気フード |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007013783A JP2008180436A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 調理排気フード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008180436A true JP2008180436A (ja) | 2008-08-07 |
Family
ID=39724464
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008180436A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104369629A (zh) * | 2014-10-21 | 2015-02-25 | 中山市六源通电子科技有限公司 | 基于胎压传感的路况判断提醒方法 |
-
2007
- 2007-01-24 JP JP2007013783A patent/JP2008180436A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104369629A (zh) * | 2014-10-21 | 2015-02-25 | 中山市六源通电子科技有限公司 | 基于胎压传感的路况判断提醒方法 |
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