JPH0674507A - 調理装置 - Google Patents
調理装置Info
- Publication number
- JPH0674507A JPH0674507A JP22431092A JP22431092A JPH0674507A JP H0674507 A JPH0674507 A JP H0674507A JP 22431092 A JP22431092 A JP 22431092A JP 22431092 A JP22431092 A JP 22431092A JP H0674507 A JPH0674507 A JP H0674507A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stove
- air
- door
- exhaust
- closed
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンロの燃焼に必要な給気を行なって酸欠
を防止すると共に、調理室内の空気を排出することなく
排気ファンによりコンロの排気を効率的に捕収して排出
することのできる調理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 コンロ台１の上面１ｂから上方を枠体４に
より覆って閉ざされた換気空間ａを形成し、この換気空
間ａ内に排気ファン２を設置すると共に、コンロ台１の
近傍に外気を導入する給気ファン３を設け、且つ、上記
枠体４正面におけるコンロ１ａと対応する部分に扉５ａ
により開閉される開口部５を設けてなるものである。
を防止すると共に、調理室内の空気を排出することなく
排気ファンによりコンロの排気を効率的に捕収して排出
することのできる調理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 コンロ台１の上面１ｂから上方を枠体４に
より覆って閉ざされた換気空間ａを形成し、この換気空
間ａ内に排気ファン２を設置すると共に、コンロ台１の
近傍に外気を導入する給気ファン３を設け、且つ、上記
枠体４正面におけるコンロ１ａと対応する部分に扉５ａ
により開閉される開口部５を設けてなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はコンロ台と排気ファン
とからなる調理装置に関する。
とからなる調理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】調理の際にコンロから出る燃焼ガス、
煙、臭い等を排気する為にレンジフード等の排気ファン
が使用されるが、近年において気密化が進む調理室にお
いては、建物の隙間を介して行なわれる給気が不足する
為に、窓やドア等を締め切ったままレンジフードによる
排気を行なうとコンロの燃焼に伴う酸素消費によって室
内が酸欠を生じることがある。また、建物の隙間から給
気を行なう為には排気ファンの送風力を大きくする必要
が生じるので大きなモータが必要であったり、騒音が大
きくなったりする問題が生じる。
煙、臭い等を排気する為にレンジフード等の排気ファン
が使用されるが、近年において気密化が進む調理室にお
いては、建物の隙間を介して行なわれる給気が不足する
為に、窓やドア等を締め切ったままレンジフードによる
排気を行なうとコンロの燃焼に伴う酸素消費によって室
内が酸欠を生じることがある。また、建物の隙間から給
気を行なう為には排気ファンの送風力を大きくする必要
が生じるので大きなモータが必要であったり、騒音が大
きくなったりする問題が生じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記した給気
の問題を解決する為に、外気を導入する給気ファンをコ
ンロの下部等に設置することにより、コンロの燃焼に必
要な空気を供給するように構成した調理装置がある。し
かし、それらの調理装置においては、コンロから立ち昇
る排気が調理室内に拡散してレンジフードによる廃気の
捕収効率が低下すると共に、コンロの排気と一緒に調理
室内の空気がレンジフードから排気されるので、調理室
内の暖房や冷房が行なわれる場合には、折角空調した室
内の空気までもがコンロの排気と共に室外へ排出されて
しまう不合理がある。
の問題を解決する為に、外気を導入する給気ファンをコ
ンロの下部等に設置することにより、コンロの燃焼に必
要な空気を供給するように構成した調理装置がある。し
かし、それらの調理装置においては、コンロから立ち昇
る排気が調理室内に拡散してレンジフードによる廃気の
捕収効率が低下すると共に、コンロの排気と一緒に調理
室内の空気がレンジフードから排気されるので、調理室
内の暖房や冷房が行なわれる場合には、折角空調した室
内の空気までもがコンロの排気と共に室外へ排出されて
しまう不合理がある。
【０００４】本発明の目的は、コンロの燃焼に必要な給
気を行なって酸欠を防止すると共に、調理室内の空気を
排出することなくレンジフードによりコンロの排気を効
率的に捕収して排出することのできる調理装置を提供す
ることである。
気を行なって酸欠を防止すると共に、調理室内の空気を
排出することなくレンジフードによりコンロの排気を効
率的に捕収して排出することのできる調理装置を提供す
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、コンロ台と該コンロ台の上方に設置す
る排気ファンとからなる調理装置であって、上記したコ
ンロ台の上面から上方を枠体により覆って閉ざされた換
気空間を形成し、この換気空間内に前記排気ファンを設
置すると共に、コンロ台の近傍に外気を導入する給気フ
ァンを設け、且つ、上記枠体正面におけるコンロと対応
する部分に扉により開閉される開口部を設けてなるもの
である。
解決するために、コンロ台と該コンロ台の上方に設置す
る排気ファンとからなる調理装置であって、上記したコ
ンロ台の上面から上方を枠体により覆って閉ざされた換
気空間を形成し、この換気空間内に前記排気ファンを設
置すると共に、コンロ台の近傍に外気を導入する給気フ
ァンを設け、且つ、上記枠体正面におけるコンロと対応
する部分に扉により開閉される開口部を設けてなるもの
である。
【０００６】
【作用】以上の手段によれば、コンロ台の上面から上方
を覆う枠体とコンロ台との間に、調理室に対して閉ざさ
れる換気空間が形成される。そして、上記した換気空間
内におけるコンロ台の上方部に排気ファンが設けられ、
また、コンロ台の近傍には給気ファンが設けられる。上
記枠体には正面部におけるコンロと対応する部分に扉に
より開閉される開口部が形成され、この開口部を開閉さ
せながらコンロ台上にて調理が行なわれる。
を覆う枠体とコンロ台との間に、調理室に対して閉ざさ
れる換気空間が形成される。そして、上記した換気空間
内におけるコンロ台の上方部に排気ファンが設けられ、
また、コンロ台の近傍には給気ファンが設けられる。上
記枠体には正面部におけるコンロと対応する部分に扉に
より開閉される開口部が形成され、この開口部を開閉さ
せながらコンロ台上にて調理が行なわれる。
【０００７】よって、枠体の開口部を閉じた状態におい
てコンロ台上にて燃焼が行なわれると、コンロの燃焼に
必要な空気が給気ファンからコンロに対して供給される
と同時に、燃焼に伴ってコンロから立ち昇る廃気が排気
ファンにより吸引捕収されて室外へ排気される。そし
て、開口部が扉により閉じている状態において、上記し
た給気の流入と排気の流出は閉ざされた換気空間内にて
行なわれ、調理室とは隔離された状態でコンロの燃焼に
伴う給気と排気が行なわれる。また、開口部の扉が開い
ている状態では、給気ファンによる給気と共に開口部か
ら調理室内の空気が換気空間内に導入されるので、排気
ファンの強運転が可能となる。
てコンロ台上にて燃焼が行なわれると、コンロの燃焼に
必要な空気が給気ファンからコンロに対して供給される
と同時に、燃焼に伴ってコンロから立ち昇る廃気が排気
ファンにより吸引捕収されて室外へ排気される。そし
て、開口部が扉により閉じている状態において、上記し
た給気の流入と排気の流出は閉ざされた換気空間内にて
行なわれ、調理室とは隔離された状態でコンロの燃焼に
伴う給気と排気が行なわれる。また、開口部の扉が開い
ている状態では、給気ファンによる給気と共に開口部か
ら調理室内の空気が換気空間内に導入されるので、排気
ファンの強運転が可能となる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、コンロ台
上に形成した換気空間内に排気ファンと外気を導入する
給気ファンを設け、コンロ台上にて行なわれる燃焼に必
要な空気の供給と、コンロから立ち昇る廃気の捕収排出
とを閉ざされた換気空間内にて行なうものであるから、
コンロ台から立ち昇る廃気を調理室内に拡散させること
なく効率的に捕収して排気することができると共に、開
口部の扉を閉じた状態においては排気と共に空調した調
理室内の空気が排出される不合理をなくすことができ
る。
上に形成した換気空間内に排気ファンと外気を導入する
給気ファンを設け、コンロ台上にて行なわれる燃焼に必
要な空気の供給と、コンロから立ち昇る廃気の捕収排出
とを閉ざされた換気空間内にて行なうものであるから、
コンロ台から立ち昇る廃気を調理室内に拡散させること
なく効率的に捕収して排気することができると共に、開
口部の扉を閉じた状態においては排気と共に空調した調
理室内の空気が排出される不合理をなくすことができ
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。図１乃至図３にて示す調理装置Ａは、調理室の周
壁Ｂに沿わせて設置したコンロ台１の上面１ｂよりも上
方を枠体４によって覆うことにより閉ざされる換気空間
ａを形成し、この換気空間ａ内におけるコンロ１ａ上方
に排気ファンユニット２を設置すると共に、コンロ１ａ
下方に給気ファンユニット３を設置して構成し、、上記
した給気ファンユニット３によって導入した外気をコン
ロ１ａに対して供給すると同時に、該コンロ１ａからか
ら立ち昇る廃気を排気ファンユニット２によって吸引排
気するものである。
する。図１乃至図３にて示す調理装置Ａは、調理室の周
壁Ｂに沿わせて設置したコンロ台１の上面１ｂよりも上
方を枠体４によって覆うことにより閉ざされる換気空間
ａを形成し、この換気空間ａ内におけるコンロ１ａ上方
に排気ファンユニット２を設置すると共に、コンロ１ａ
下方に給気ファンユニット３を設置して構成し、、上記
した給気ファンユニット３によって導入した外気をコン
ロ１ａに対して供給すると同時に、該コンロ１ａからか
ら立ち昇る廃気を排気ファンユニット２によって吸引排
気するものである。
【００１０】コンロ台１は、その上面１ｂ部に３台のコ
ンロ１ａを設置すると共に、該上面１ｂにおける正面側
と背面側とに沿って多数の空気吹き出し口６を一列状に
穿設して構成し、調理室の周壁Ｂに背面を沿わせた状態
で設置してある。
ンロ１ａを設置すると共に、該上面１ｂにおける正面側
と背面側とに沿って多数の空気吹き出し口６を一列状に
穿設して構成し、調理室の周壁Ｂに背面を沿わせた状態
で設置してある。
【００１１】また、上記したコンロ台１の上面１ｂには
枠体４が載せられている。枠体４は図１及び図３にて示
すような縦長で下面が開口する箱体であり、この枠体４
をコンロ台１の上面１ｂに載せる状態で取付け固定する
ことにより、該枠体４とコンロ台４との間に換気空間ａ
を構成する。上記した調理装置Ａの場合、換気空間ａは
枠体４の内部とコンロ台ａの内部とを空気吹き出し口６
で連通する形で構成してある。尚、上記した枠体４はボ
ルト等の取付金具を用いてコンロ台１に対して着脱可能
に取付支持すると共に、コンセント７ａ，７ｂにより両
者１，２間の電気配線を着脱可能に接続しあるので、組
立及び分離の作業を容易に行なうことができる。
枠体４が載せられている。枠体４は図１及び図３にて示
すような縦長で下面が開口する箱体であり、この枠体４
をコンロ台１の上面１ｂに載せる状態で取付け固定する
ことにより、該枠体４とコンロ台４との間に換気空間ａ
を構成する。上記した調理装置Ａの場合、換気空間ａは
枠体４の内部とコンロ台ａの内部とを空気吹き出し口６
で連通する形で構成してある。尚、上記した枠体４はボ
ルト等の取付金具を用いてコンロ台１に対して着脱可能
に取付支持すると共に、コンセント７ａ，７ｂにより両
者１，２間の電気配線を着脱可能に接続しあるので、組
立及び分離の作業を容易に行なうことができる。
【００１２】枠体４の正面におけるコンロ１ａと対応す
る部分には扉５ａにより開閉される開口部５を開設して
ある。開口部５は、枠体４下部の正面から両側面にかけ
て切欠する形で設けてあり、コンロ１ｂ上において行な
われる調理はこの開口部５を介して行なうようになって
いる。
る部分には扉５ａにより開閉される開口部５を開設して
ある。開口部５は、枠体４下部の正面から両側面にかけ
て切欠する形で設けてあり、コンロ１ｂ上において行な
われる調理はこの開口部５を介して行なうようになって
いる。
【００１３】また、扉５ａは上記した開口部５を内側か
ら覆う状態で設けてある。扉５ａは透明で且つ耐熱性の
あるガラス板や合成樹脂板からなり、図２にて示すよう
に両側縁部に沿って形成した係合片５１を枠体４内部の
両側壁に沿って垂直に設けたガイドレール５２のガイド
溝５２ａ内に係合してある。これによれば、扉５ａは上
記したガイドレール５２にガイドされながら上下摺動自
在に支持され、該扉５ａの上下摺動により開口部５が開
閉される。
ら覆う状態で設けてある。扉５ａは透明で且つ耐熱性の
あるガラス板や合成樹脂板からなり、図２にて示すよう
に両側縁部に沿って形成した係合片５１を枠体４内部の
両側壁に沿って垂直に設けたガイドレール５２のガイド
溝５２ａ内に係合してある。これによれば、扉５ａは上
記したガイドレール５２にガイドされながら上下摺動自
在に支持され、該扉５ａの上下摺動により開口部５が開
閉される。
【００１４】また、扉５ａの上部には引き紐５３の一端
が接続してある。引き紐５３は枠体４内の上方に取り付
けた滑車５４に掛けてＵターンさせ、他端に重り５５を
取り付けてある。上記重り５５は扉５ａの重さを相殺す
るので、扉５ａの開閉を軽く円滑に行なうことができる
ようになる。
が接続してある。引き紐５３は枠体４内の上方に取り付
けた滑車５４に掛けてＵターンさせ、他端に重り５５を
取り付けてある。上記重り５５は扉５ａの重さを相殺す
るので、扉５ａの開閉を軽く円滑に行なうことができる
ようになる。
【００１５】尚、上記した扉５ａは、図５にて示した調
理装置Ａ２のようにモータ５７の駆動によって開閉して
もよい。また、この調理装置Ａ２のように扉５ａをモー
タ５７の駆動により開閉するものにあっては、枠体４の
上方に光センサ等からなる人感センサ８を設け、このセ
ンサ８によりコンロ台１の前に調理者が立った際に扉５
ａが自動的に開くように構成することができる。
理装置Ａ２のようにモータ５７の駆動によって開閉して
もよい。また、この調理装置Ａ２のように扉５ａをモー
タ５７の駆動により開閉するものにあっては、枠体４の
上方に光センサ等からなる人感センサ８を設け、このセ
ンサ８によりコンロ台１の前に調理者が立った際に扉５
ａが自動的に開くように構成することができる。
【００１６】換気空間ａ内の上方部に設置する排気ファ
ンユニット２は、前面が開口するカバー２１の内部にシ
ロッコファン２２を設けてなり、このファン２２をモー
タ２３にて回転させることによりコンロ１ａから立ち昇
る廃気を吸引して排気ダクト２４を通して室外に排気す
る。
ンユニット２は、前面が開口するカバー２１の内部にシ
ロッコファン２２を設けてなり、このファン２２をモー
タ２３にて回転させることによりコンロ１ａから立ち昇
る廃気を吸引して排気ダクト２４を通して室外に排気す
る。
【００１７】一方、コンロ台１の内部の換気空間ａには
給気ファンユニット３が設けてある。給気ファンユニッ
ト３は排気ファンユニット２と同様なシロッコファンに
より構成され、給気ダクト３１を介して導入した外気を
送風口３２からコンロ台１内に向けて送風する。そし
て、給気ファンユニット３によりコンロ台１内の換気空
間ａに導入された空気は、コンロ台１上面に穿設した空
気吹き出し口６からコンロ１ａ上へ向けて吹き出され、
コンロ１ａの燃焼に必要な空気を供給すると共に、エア
ーカーテンとしてコンロ１ａから立ち昇る排気と共に廃
気ファンユニット２の吸引により捕集されて排気され
る。
給気ファンユニット３が設けてある。給気ファンユニッ
ト３は排気ファンユニット２と同様なシロッコファンに
より構成され、給気ダクト３１を介して導入した外気を
送風口３２からコンロ台１内に向けて送風する。そし
て、給気ファンユニット３によりコンロ台１内の換気空
間ａに導入された空気は、コンロ台１上面に穿設した空
気吹き出し口６からコンロ１ａ上へ向けて吹き出され、
コンロ１ａの燃焼に必要な空気を供給すると共に、エア
ーカーテンとしてコンロ１ａから立ち昇る排気と共に廃
気ファンユニット２の吸引により捕集されて排気され
る。
【００１８】上記した調理装置Ａにおける排気ファンユ
ニット２のモータ２３、給気ファンユニット３のモータ
３３は、調理室の周壁Ｂ等に設置する操作部６０からの
スイッチ操作によって作動および停止させる。図４は、
上記した操作部内に内蔵される制御部５０に関するブロ
ック図であり、操作スイッチｃ１と扉開閉センサｃ２か
らなる入力系と、排気ファンｄ１及び給気ファンｄ２と
からなる出力系装置が上記した制御部に５０に接続され
ている。操作スイッチｃ１は排気ファンユニット２及び
給気ファンユニット３の作動の強、中、弱３段階調節と
停止を行なうものであり、上記した強中弱の各段階に伴
う送風量は制御部５０に予め設定されている。扉開閉セ
ンサｃ２はガイドレール５２の下端にリミットスイッチ
等を設けることにより構成し、開口部５の扉５ａが開閉
どちらの状態にあるかを検出する。そして、扉５ａが開
いている時において、制御部５０は排気ファンユニット
２及び給気ファンユニット３を操作スイッチｃ１に対応
して設定した強中弱の送風量に基づいて運転する。例え
ば、強運転においては排気ファンユニット２の最大能力
で運転し、弱運転においては１５０ｍ3 ／ｈ以下の送風
量で運転する。ちなみに上記した調理装置Ａにおいて
は、扉５ａが開いている状態の強運転時に、コンロ１ａ
における理論燃焼排ガス量の３０倍以上に設定してあ
る。
ニット２のモータ２３、給気ファンユニット３のモータ
３３は、調理室の周壁Ｂ等に設置する操作部６０からの
スイッチ操作によって作動および停止させる。図４は、
上記した操作部内に内蔵される制御部５０に関するブロ
ック図であり、操作スイッチｃ１と扉開閉センサｃ２か
らなる入力系と、排気ファンｄ１及び給気ファンｄ２と
からなる出力系装置が上記した制御部に５０に接続され
ている。操作スイッチｃ１は排気ファンユニット２及び
給気ファンユニット３の作動の強、中、弱３段階調節と
停止を行なうものであり、上記した強中弱の各段階に伴
う送風量は制御部５０に予め設定されている。扉開閉セ
ンサｃ２はガイドレール５２の下端にリミットスイッチ
等を設けることにより構成し、開口部５の扉５ａが開閉
どちらの状態にあるかを検出する。そして、扉５ａが開
いている時において、制御部５０は排気ファンユニット
２及び給気ファンユニット３を操作スイッチｃ１に対応
して設定した強中弱の送風量に基づいて運転する。例え
ば、強運転においては排気ファンユニット２の最大能力
で運転し、弱運転においては１５０ｍ3 ／ｈ以下の送風
量で運転する。ちなみに上記した調理装置Ａにおいて
は、扉５ａが開いている状態の強運転時に、コンロ１ａ
における理論燃焼排ガス量の３０倍以上に設定してあ
る。
【００１９】また、扉５ａが閉じている時において、制
御部５０は扉５ａが開いている時よりも送風量を全体的
に減少させた状態で操作スイッチｃ１よる強中弱の３段
階切替に対応する。そして、扉５ａが閉じた状態におい
ては給気ファンユニット３による給気量をコンロ１ａの
理論燃焼空気量以上とし、排気ファンユニット２の排気
量を理論排ガス量以上としている。
御部５０は扉５ａが開いている時よりも送風量を全体的
に減少させた状態で操作スイッチｃ１よる強中弱の３段
階切替に対応する。そして、扉５ａが閉じた状態におい
ては給気ファンユニット３による給気量をコンロ１ａの
理論燃焼空気量以上とし、排気ファンユニット２の排気
量を理論排ガス量以上としている。
【００２０】尚、図５にて示した調理装置Ａ２のよう
に、扉５ａをモータ５７により駆動し、人感センサ８の
感知に基づいて開閉させるものにあっては、調理者がコ
ンロ１ｂの前に立って扉５ａが開かれるのと同時に上記
した強運転が自動的に行なわれるように制御することも
できる。
に、扉５ａをモータ５７により駆動し、人感センサ８の
感知に基づいて開閉させるものにあっては、調理者がコ
ンロ１ｂの前に立って扉５ａが開かれるのと同時に上記
した強運転が自動的に行なわれるように制御することも
できる。
【００２１】以上のように構成した調理装置によれば、
コンロ台１と枠体４との間に閉ざされた換気空間ａが形
成され、この換気空間ａの中に給気ファンユニット３と
排気ファンユニット２とが設けらる。従って、コンロａ
の燃焼により調理が開始されると、給気ファンユニット
３の作動により排気ダクト３１を介して外気が導入さ
れ、この空気がコンロ台１の内部を通過し、コンロ上面
１ｂの前面側及び背面側に穿設した空気吹き出し口６列
からコンロ１ａ上へ向けて吹き出される。このように空
気吹き出し口６から吹き出される空気は、コンロ１の燃
焼に必要な空気を供給すると同時に、コンロ１ａから立
ち昇る排気を前後から挟むエアカーテンとなって排気フ
ァンユニット２の給気口向かう。よって、コンロ１ａか
ら上昇した廃気は、排気ファンユニット２の吸引力によ
り効率的に補収され、排気ダクト２４を介して室外へ排
出される。
コンロ台１と枠体４との間に閉ざされた換気空間ａが形
成され、この換気空間ａの中に給気ファンユニット３と
排気ファンユニット２とが設けらる。従って、コンロａ
の燃焼により調理が開始されると、給気ファンユニット
３の作動により排気ダクト３１を介して外気が導入さ
れ、この空気がコンロ台１の内部を通過し、コンロ上面
１ｂの前面側及び背面側に穿設した空気吹き出し口６列
からコンロ１ａ上へ向けて吹き出される。このように空
気吹き出し口６から吹き出される空気は、コンロ１の燃
焼に必要な空気を供給すると同時に、コンロ１ａから立
ち昇る排気を前後から挟むエアカーテンとなって排気フ
ァンユニット２の給気口向かう。よって、コンロ１ａか
ら上昇した廃気は、排気ファンユニット２の吸引力によ
り効率的に補収され、排気ダクト２４を介して室外へ排
出される。
【００２２】調理者がコンロ１ａ上にて調理をする場合
には、前記したように開口部５の扉５ａを開いた状態で
行なうが、この状態においては給気ファンユニット３よ
りも送風力に優る排気ファンユニット２の作動により換
気空間ａ内が負圧となるので、調理室内の空気が開口部
５からも給気される。また、扉５ａを閉めた状態でコン
ロ１ａの燃焼が行なわれる場合には、給気の流入と排気
の流出が閉ざされた換気空間ａ内にて行なわれ、調理室
に対して隔離された状態でコンロ１ａの燃焼に伴う給気
と排気が行なわれることになる。よって、扉５ａを閉じ
た状態においては調理中に出る廃気と一緒に空調した調
理室内の空気が排出されることもない。
には、前記したように開口部５の扉５ａを開いた状態で
行なうが、この状態においては給気ファンユニット３よ
りも送風力に優る排気ファンユニット２の作動により換
気空間ａ内が負圧となるので、調理室内の空気が開口部
５からも給気される。また、扉５ａを閉めた状態でコン
ロ１ａの燃焼が行なわれる場合には、給気の流入と排気
の流出が閉ざされた換気空間ａ内にて行なわれ、調理室
に対して隔離された状態でコンロ１ａの燃焼に伴う給気
と排気が行なわれることになる。よって、扉５ａを閉じ
た状態においては調理中に出る廃気と一緒に空調した調
理室内の空気が排出されることもない。
【００２３】さらに、コンロ１ａが枠体４により前面的
に覆われているので、コンロ１ａから出る廃気が調理室
内に拡散することを防止し、排気ファンユニット２によ
り効率的に補収して排気することができる。また、扉５
ａを開いた状態にあっても開口部５からは室内の空気が
流れ込むので、コンロ１ａから出た排気が開口部５から
調理室側に流出することはなく、扉５ａが閉じた状態ど
同様に排気を効率的に捕集することができる。
に覆われているので、コンロ１ａから出る廃気が調理室
内に拡散することを防止し、排気ファンユニット２によ
り効率的に補収して排気することができる。また、扉５
ａを開いた状態にあっても開口部５からは室内の空気が
流れ込むので、コンロ１ａから出た排気が開口部５から
調理室側に流出することはなく、扉５ａが閉じた状態ど
同様に排気を効率的に捕集することができる。
【図１】 本発明を実施した調理装置を示す縦断面
図。
図。
【図２】 図１におけるII−II線断面図。
【図３】 枠体を分離した状態の調理装置を示す斜視
図。
図。
【図４】 制御部を示すブロック図。
【図５】 開口部の扉をモータにより駆動する調理装
置を示す縦断面図。
置を示す縦断面図。
Ａ，Ａ２・・・調理装置 ａ・・・換気空間 １・・・コンロ台 １ａ・・・コンロ １ｂ・・・上面 ２・・・排気ファンユニット ３・・・給気ファンユニット ４・・・枠体 ５・・・開口部 ５ａ・・・扉
Claims (1)
- 【請求項１】 コンロ台と該コンロ台の上方に設置す
る排気ファンとからなる調理装置であって、上記したコ
ンロ台の上面から上方を枠体により覆って閉ざされた換
気空間を形成し、この換気空間内に前記排気ファンを設
置すると共に、コンロ台の近傍に外気を導入する給気フ
ァンを設け、且つ、上記枠体正面におけるコンロと対応
する部分に扉により開閉される開口部を設けてなる調理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22431092A JP2502013B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22431092A JP2502013B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 調理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| CN108167874A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-06-15 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 燃气灶具 |
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-
1992
- 1992-08-24 JP JP22431092A patent/JP2502013B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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