JP2008177251A - 受光手段を備える半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置 - Google Patents

受光手段を備える半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光を照射して検査を行う必要のあるデバイスを平面的に配置して一度に検査することができる受光手段を備える半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置の提供。
【解決手段】半導体装置110の表面に、受光手段111aと、受光手段111aに電気的に接続され受光手段111aの動作を検査する検査情報処理手段111cと、検査情報処理手段111cに電気的に接続されている複数の検査用電極パッド113とを備えており、検査用電極パッド113は、半導体装置110上の対向する一組の辺の外縁部であり、かつ上記一組の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、受光手段を備える半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置に関するものであり、特に上記半導体装置の受光手段及びその機能を検査する場合に、光を照射して検査を行う必要のある複数の半導体装置を平面的に配置して一度に検査することのできる半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置に関するものである。
近年、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラ等の需要増加に伴い、CCDやCMOSイメージセンサといった画像撮像デバイスの需要が増加している。そのため、画像撮像デバイスの生産数量も増加しており、製造されたデバイスの生産現場での検査能力不足を解消する為に、製造されたデバイスを複数同時に検査する多数個同時測定手法が検査に取り入れられている。
例えばウエハ上に形成された半導体集積回路のデバイスを検査する場合、図10のように一列に並んだ複数個のデバイス810を一度に検査する手法が取られている。
図10は、ウエハ800上に形成された半導体集積回路のデバイス810を複数同時に検査する従来の方法を示す平面図である。従来では、例えば図10に示すように複数個のデバイス810を縦に一列に並べ、それぞれのデバイス810の電極パッド813に検査に用いるプローブカード910の探針(以降プローブ探針920と記載する)を接触させて接続し、検査する様子を示している。
図10に示すような従来の方法では、検査に用いるプローブ探針920が容易に接続できるように、デバイス810に設けられる電極パッド813はあまり小さく形成することができない。また、プローブ探針920を容易に接続するために、これらの電極パッド813はデバイス810の周囲に沿って形成されることが多い。また、さらにプローブ探針920をデバイス810の電極パッド813に容易に接続するために、デバイス810が上下に並ぶ部分に電極パッド813を設けないようにする技術も開示されている。
図11は、電極パッド813aがデバイスの左右の2辺に設けられている場合について示している平面図である。
このデバイス810aの検査工程では、図11のような電極パッド813aが設けられたデバイス810aが、縦に一列になるように並べられる。そして、検査では、一列に並んだ電極パッド813aに対してプローブ探針920を同時に接触させて検査装置と電気的に接続し、複数のデバイス810aを同時に検査する。
このように構成すると、縦に一列に並んだデバイス810aの左右の2辺に、プローブカード910の開口部930に沿って設けたプローブ探針920を接続することができる。そのため、デバイスの4辺にプローブ探針を接続する場合に比べて、容易にプローブ探針を接続することができる。
特許文献1は、さらにプローブ探針を容易に接続する方法として、デバイスの1辺のみに検査用の電極パッドを設ける技術について開示している。図12は特許文献1に開示されているデバイス810bの平面図であり、図13は特許文献1に開示されているデバイス810bを用いたプローブカード910によるプローブ探針920の接続の様子を示す平面図である。特許文献1に開示されているようなデバイス810bを用いると、それぞれのデバイス810bを検査するプローブ探針920は上記デバイス810bの1辺の電極パッド813bのみに接続すれば良いので、プローブカード910の開口部930の2辺に沿って設けたプローブ探針920によって同時に横に2個並んだデバイス810bを容易に検査することができる。
また、特許文献2では、チップに光を照射して検査を行うデバイスを複数同時に検査する技術について開示している。ウエハ上に形成された画像撮像デバイスを検査する場合には、特許文献2に開示するようにチップに光を照射して検査を行うことが不可欠である。特許文献2では、チップに光を照射して検査を行う工程と、チップに光を照射することなく検査を行う工程とを同時に検査する構成とし、デバイスを複数同時に検査している。
特開平5−47874号公報(平成5年(1993年)2月26日公開) 特開2002−217253号公報(平成14年(2002年)8月2日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、光を照射して検査を行う必要のあるデバイスを平面的に配置して一度に検査することができないという問題点を有している。
上記のように、チップに光を照射して検査を行う必要のあるデバイスでは、検査を行うときに(1)デバイスに検査のための光を照射する工程と、(2)デバイスにプローブ探針を接続して検査する工程と、を同時に行う必要がある。しかしながら複数のデバイスを平面的に並べてこのような検査を行う場合には、検査のためのプローブ探針がデスト対象のデバイスの上部を遮ってしまい、デバイスに光を照射することができないという問題が生じる。
特許文献2は、例えば図14に示すような構成で検査を行なう技術を開示している。図14は、チップ810cに光を照射して検査を行う工程(チップA)と、チップ810cに光を照射することなく検査を行う工程(チップB)とを同時に検査する様子を示す平面図である。
チップ810cに光を照射して検査を行う場合には、図14のチップAのように、光を照射する必要のあるデバイス810cの上部は光を遮らないように構成する必要がある。そのため、チップAを検査するためのプローブ探針920もチップAの上部を遮らないように形成する必要がある。
上述の理由から、図14では、チップAを検査するためのプローブ探針920についてもチップBの上部を通ってチップAに接続している。その結果、チップBの上部はプローブ探針920によって遮られてしまい、チップBに光を照射して検査を行うことはできなくなっている。
また、デバイスの左右の2辺に検査用の電極パッドを設ける構成や、特許文献1のようにデバイスの1辺のみに検査用の電極パッドを設ける構成の場合、図13に示すように縦1列分のデバイスの上部を遮ることなくプローブ探針を接続することは可能であるが、隣の列のデバイスの上部はプローブ探針によって覆われてしまう。つまり、光を照射する必要のある検査を平面的に並べたデバイスについて同時に検査を行うことができなかった。
また、特許文献2に記載するように、チップ810cに光を照射して検査を行う工程と、チップ810cに光を照射することなく検査を行う工程とを同時に検査する構成では、光の照射を必要とする検査と、光の照射を必要としない検査とを順番に行うことになり、結局は別々の検査をそれぞれ順番に行っていることになる。そのため、同一の工程で同時に検査を行うことのできるデバイスの個数が増加することにはなっていない。
さらに、特許文献2に記載する方法では、チップ810cに光を照射して検査を行う工程と、チップ810cに光を照射することなく検査を行う工程とを同時に検査するため、このような検査を行うための検査装置900(テスタ)は複数の検査工程を同時に行う必要がある。つまり、そのような複雑な検査を行うことのできる専用の検査装置が必要となり、テストそのものが大掛りになってしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、光を照射して検査を行う必要のあるデバイスを平面的に配置して一度に検査することができる受光手段を備える半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置を提供することにある。
基板の表面に、受光手段と、上記受光手段に電気的に接続され上記受光手段の動作を検査する検査手段と、上記検査手段に電気的に接続され上記検査手段が行った処理信号を上記基板から外部に伝達するための複数の処理信号電極部とを備えており、上記処理信号電極部は、上記基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられていることを特徴としている。
上記半導体装置は、基板の表面に受光手段を備えているため、受光手段に光を照射して検査を行うためには、(1)半導体装置に検査のための光を照射する工程と、(2)半導体装置にプローブ探針を接続して検査する工程と、を同時に行う必要がある。これらの2個の工程を同時に行うためには、上記半導体装置に備えられている上記受光手段が検査のための光を遮られることなく受光できることが必要である。
上記の構成のよれば、半導体装置の基板の対向する一対の辺の外縁部のそれぞれに、処理信号電極部が備えられており、何れの辺に形成された処理信号電極部を用いても上記検査手段に処理信号を入出力することができる。そのため、上記半導体装置の動作を検査する場合に、上記半導体装置に電気的に接続する接続端子(プローブ探針)を上記半導体装置の何れかの辺に設けられた処理信号電極部に接続すればよい。
つまり、例えば上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように上記半導体装置を2列に配置した場合、並べられた上記半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記プローブ探針を接続するようにすれば、上記プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく全ての半導体装置の検査を行うことができる。
また、上記基板上の辺の一方に設けられている一組の上記処理信号電極部のそれぞれが、他方の辺の一組の処理信号電極部とそれぞれ電気的に接続されている構成であってもよい。
上記の構成のよれば、上記基板の一方に設けられた処理信号電極部に作用している処理信号は、もう一方の処理信号電極でも同様に作用することになる。
また、さらに上記受光手段と電気的に接続され、上記受光手段の動作を制御する受光信号処理手段と、上記検査手段と上記処理信号電極部との間であり、かつ上記受光信号処理手段と上記処理信号電極部との間に電気的に接続される動作切換手段と、上記動作切換手段と電気的に接続されている複数の制御信号電極部とを備えており、上記制御信号電極部は、上記基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられており、上記動作切換手段は、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記処理信号電極部の接続先を上記検査手段と上記受光信号処理手段とから選択する構成であってもよい。さらに、上記基板上の辺の一方に設けられている一組の上記制御信号電極部のそれぞれが、他方の辺の一組の制御信号電極部とそれぞれ電気的に接続されている構成であってもよい。
上記の構成のよれば、上記受光手段が通常使用される場合に用いられる電極パッド(電極部)などを上記半導体装置の検査の場合に用いることができるようになる。このように構成することによって、基板上に設ける電極パッドの数を減らすことができ、基板の面積を削減することができる。
また、さらに上記動作切換手段と上記処理信号電極部との間に電気的に接続されている出力選択手段を備えており、上記出力選択手段は、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記動作切換手段と上記処理信号電極部との接続を断続する構成であってもよい。
上記の構成のよれば、上記処理信号電極部と、上記動作切換手段とを接続すると、上記基板の対向するそれぞれの辺に設けられた処理信号電極部に上記動作切換手段を経由して上記受光信号処理手段または上記検査手段へ入出力する処理信号が伝えられる。また、上記接続を解除した場合、基板上のそれぞれの辺に設けられた処理信号電極部同士は電気的に接続されたままであるので、上記の一方の辺の処理信号電極部に入力された処理信号は他方の辺の処理信号電極部にそのまま出力されることになる。
即ち、上記出力選択手段が上記処理信号電極部と、上記動作切換手段との接続を解除する場合、上記半導体装置内に設けられた2組の処理信号電極部の間では当該半導体装置の動作に関係しない処理信号を伝達するように設定できる。
このため、例えば上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように上記半導体装置を配置し、それぞれの半導体装置間の隣り合う上記処理信号電極部を互いに電気的に接続するように構成すると、上記出力選択手段の断続によって平面的に配置された上記半導体装置の最も外側に設けられた処理信号電極部から任意の半導体装置の受光信号処理手段または検査手段に処理信号を入出力することができる。そのため、上記プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく任意の半導体装置と電気的に接続することができる。
また、上記制御信号電極部が電気的に抵抗手段と接続しており、上記抵抗手段が当該半導体装置の接地電極部に接続している構成であってもよい。
上記の構成のよれば、上記半導体装置が通常使用される状態では制御信号電極部の電位を半導体装置の接地電極部の電位(接地電位)に設定することができる。そのため、制御信号電極部などに電気的なノイズが入り、誤動作によって半導体装置が検査のための動作状態になることを防ぐことができる。
本発明の半導体装置検査装置は、上記課題を解決するために、上記に記載の半導体装置を複数同時に検査する半導体装置検査装置であって、複数の上記半導体装置の上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置されるとともに上記半導体装置が平面的に配置されており、上記半導体装置検査装置は、上記半導体装置を電気的に接続するためのプローブ探針と、上記半導体装置の備えている上記受光手段に光を照射する光学系とを備え、上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている上記処理信号電極部に上記プローブ探針を接触し、上記光学系から上記受光手段に光を照射して上記半導体装置の検査を行うことを特徴としている。
上記の構成のよれば、半導体装置が平面的であり、かつ上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置されている。
そして、並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部とプローブ探針とを接続するので、プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく半導体装置の検査を行うことができる。
また、上記半導体装置は、該半導体装置が設けられている基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている制御信号電極部と、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記検査手段及び上記処理信号電極部の電気的な接続を断続する出力選択手段とをさらに備えており、上記検査装置は、上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている上記制御信号電極部に上記プローブ探針を接触し、上記制御信号電極部に制御信号を入力して上記出力選択手段を制御する構成であってもよい。
上記の構成のよれば、平面的に配置された半導体装置の最も外側に設けられている制御信号電極部とプローブ探針とを接続するので、プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく半導体装置の検査を行うことができる。
また、制御信号電極部は、半導体装置が設けられている基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている。このため、少なくとも半導体装置を2列に配置した場合では、プローブ探針がそれぞれの半導体装置に設けられている受光手段の上部を通ることなく接続することができる。
このため、半導体装置の内部での動作を上記制御信号電極部から入力する制御信号によって任意の半導体装置の検査手段及び処理信号電極部の電気的な接続を断続することができる。
たとえば、上記半導体装置が2列ずつ配置されている構成であってもよいし、上記半導体装置が8列ずつ配置されるとともに、上記列の外側からそれぞれ4列の間に配置されている半導体装置間の隣り合う一組の上記処理信号電極部及び上記制御信号電極部のそれぞれが互いに電気的に接続されている構成であってもよいし、さらに多くの半導体装置が平面状に配置されていても、任意の半導体装置の検査を行うことができる。
本発明の半導体装置の検査方法は、上記課題を解決するために、上記に記載の半導体装置を複数同時に検査する検査方法であって、複数の上記半導体装置の上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置するとともに上記半導体装置が平面的に配置する半導体装置配置工程と、上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続するプローブ探針接続工程と、上記受光手段に光を照射する光照射工程とを有することを特徴としている。
上記の構成のよれば、まず半導体装置配置工程によって、半導体装置が平面的であり、かつ上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置される。
本発明の半導体装置の検査方法では、それぞれの半導体装置の処理信号電極部は、基板上の対向する一対の辺の外縁部にそれぞれ設けられている。そのため、上記の何れの辺に設けられた処理信号電極部を用いても半導体装置の検査を行うことができる。
またプローブ探針接続工程では、並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続するため、プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく半導体装置の検査を行うことができる。特に、半導体装置を2列に配置した場合では、プローブ探針がそれぞれの半導体装置に設けられている受光手段の上部を通ることなく接続することができる。
また、上記半導体装置が、該半導体装置が設けられている基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている制御信号電極部と、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記検査手段及び上記処理信号電極部の電気的な接続を断続する出力選択手段とをさらに備えており、上記プローブ探針接続工程では、さらに上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている制御信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続し、上記プローブ探針接続工程に引き続いてさらに上記制御信号電極部に制御信号を入力して上記出力選択手段を制御する半導体装置制御工程を行う構成であってもよい。
本発明の半導体装置の検査方法では、それぞれの半導体装置の制御信号電極部は、基板上の対向する一対の辺の外縁部にそれぞれ設けられている。そのため、上記の何れの辺に設けられた制御信号電極部を用いても任意の半導体装置の検査手段及び処理信号電極部の電気的な接続を断続することができる。
また、プローブ探針を並べられた半導体装置の最も外側に設けられている制御信号電極部に電気的に接続するため、プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく半導体装置の検査を行うことができる。特に、半導体装置を2列に配置した場合では、プローブ探針がそれぞれの半導体装置に設けられている受光手段の上部を通ることなく接続することができる。
たとえば、上記半導体装置配置工程が、半導体装置が8列ずつ配置されるとともに、上記列の外側からそれぞれ4列の間に配置されている半導体装置間の隣り合う上記処理信号電極部及び上記制御信号電極部を互いに電気的に接続する工程である構成などを考えることができるが、横に並んだ4列の半導体装置のうち、1個の半導体装置についてのみ検査手段と処理信号電極部との電気的な接続を接続し、他は切断するように構成すると、並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部を用いて任意の半導体装置の検査を行うことができる。
本発明の半導体装置は、以上のように、基板の表面に、受光手段と、上記受光手段に電気的に接続され上記受光手段の動作を検査する検査手段と、上記検査手段に電気的に接続され上記検査手段が行った処理信号を上記基板から外部に伝達するための複数の処理信号電極部とを備えており、上記処理信号電極部は、上記基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている構成である。
上記半導体装置は、基板の表面に受光手段を備えているため、受光手段に光を照射して検査を行うためには、(1)半導体装置に検査のための光を照射する工程と、(2)半導体装置にプローブ探針を接続して検査する工程と、を同時に行う必要がある。これらの2個の工程を同時に行うためには、上記半導体装置に備えられている上記受光手段が検査のための光を遮られることなく受光できることが必要である。
上記の構成のよれば、半導体装置の基板の対向する一組の辺の外縁部のそれぞれに、処理信号電極部が備えられており、何れの辺に形成された処理信号電極部を用いても上記検査手段に処理信号を入出力することができる。そのため、上記半導体装置の動作を検査する場合に、上記半導体装置に電気的に接続する接続端子(プローブ探針)を上記半導体装置の何れかの辺に設けられた処理信号電極部に接続すればよい。
つまり、上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように、少なくとも上記半導体装置を2列に配置した場合、並べられた上記半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記プローブ探針を接続するようにすれば、上記プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく全ての半導体装置の検査を行うことができる。
また、本発明の半導体装置検査装置は、以上のように、複数の上記半導体装置の上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置されるとともに上記半導体装置が平面的に配置されており、上記半導体装置検査装置は、上記半導体装置を電気的に接続するためのプローブ探針と、上記半導体装置の備えている上記受光手段に光を照射する光学系とを備え、上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている上記処理信号電極部に上記プローブ探針を接触し、上記光学系から上記受光手段に光を照射して上記半導体装置の検査を行う構成である。
上記の構成のよれば、半導体装置が平面的であり、かつ上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置されている。
そして、並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部とプローブ探針とを接続するので、プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく半導体装置の検査を行うことができる。
また、本発明の半導体装置の検査方法は、以上のように、複数の上記半導体装置の上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置するとともに上記半導体装置が平面的に配置する半導体装置配置工程と、上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続するプローブ探針接続工程と、上記受光手段に光を照射する光照射工程とを有する構成である。
上記の構成のよれば、まず半導体装置配置工程によって、半導体装置が平面的であり、かつ上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置される。
そして、それぞれの半導体装置の処理信号電極部は、基板上の対向する一組の辺の外縁部にそれぞれ設けられているので、上記の何れの辺に設けられた処理信号電極部を用いても半導体装置の検査を行うことができる。
またプローブ探針接続工程では、並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続するため、プローブ探針が上記半導体装置の上記受光手段の上部を通ることなく半導体装置の検査を行うことができる。特に、半導体装置を2列に配置した場合では、プローブ探針がそれぞれの半導体装置に設けられている受光手段の上部を通ることなく接続することができる。
それゆえ、光を照射して検査を行う必要のあるデバイスを平面的に配置して一度に検査することができる受光手段を備える半導体装置、該半導体装置の検査方法及び半導体装置検査装置を提供することができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施の形態の半導体装置110の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の半導体装置110では、集積回路111が受光手段111aを備える半導体集積回路である。例えばCCDやCMOSイメージセンサといった画像撮像デバイスなどであっても良い。また上記集積回路111は、通常使用される状態で受光手段111aに入力した信号を処理して出力するための画像情報処理手段111b(受光信号処理手段)と、上記集積回路111の機能を検査するための検査情報処理手段111c(検査手段)とを備えている。
上記受光手段111aと画像情報処理手段111bとは電気的に接続されている。また、上記受光手段111aと検査情報処理手段111cとは電気的に接続されている。
また、本実施の形態の半導体装置110は、画像情報処理手段111bに入力、または出力される信号を上記半導体装置110から入出力するための画像信号用電極パッド112・・・を備えている。画像情報処理手段111bとこれらの画像信号用電極パッド112・・・とは、電気的に接続されており、画像処理信号121が伝達されている。
そして、上記画像信号用電極パッド112・・・は、半導体装置110の使用形態に応じて半導体装置110上の任意の位置に配置されていてもよい。
また、本実施の形態の半導体装置110は、検査情報処理手段111cに入力、または出力される信号を上記半導体装置110から入出力するための検査用電極パッド113(処理信号電極部)・・・を備えている。検査情報処理手段111cとこれらの検査用電極パッド113・・・とは、電気的に接続されており、検査処理信号122が伝達されている。
そして、上記検査用電極パッド113・・・は、本実施の形態では半導体装置110の左右の2辺に沿った位置に形成されている。
本実施の形態の半導体装置110では、上記のように限られた位置にのみ上記検査用電極パッド113が設けられている。そのため、上記検査情報処理手段111cは受光手段111aに入出力される信号を上記検査用電極パッド113を経由して入出力できるように変換する機能を含んでいても良い。
また、これらの検査用電極パッド113・・・は、半導体装置110の一方の辺(図1のL側の辺)に沿って113L,113L,・・・,113Lが形成されている。また半導体装置110の他方の辺(図1のR側の辺)には、113R,113R,・・・,113Rが形成されている。本実施の形態では、113L,113L,・・・,113Lと113R,113R,・・・,113Rとは、半導体装置110の左右の辺の上に対向するように形成されているが、これらの端子はL側の辺とR側の辺とで一組ずつ形成されていれば良く、必ずしも対向していなくとも良い。また113L及び113R,113L及び113R,・・・,113L及び113Rがそれぞれ電気的に同じ信号を入出力できるように構成されている。
尚、例えば図2に示すように、113L及び113R,113L及び113R,・・・,113L及び113Rがそれぞれ電気的に接続されていても良い。
また、本実施の形態では、上記画像信号用電極パッド112と上記検査用電極パッド113とは異なる電極パッドとして記載しているが、後述するように上記画像信号用電極パッド112と上記検査用電極パッド113とを共通の電極パッドとして形成し、集積回路111から電極パッドへ入出力する信号を切換器などによって集積回路111の通常使用する入出力信号または検査用の入出力信号を選択する構成としても良い。
次に、図3を用いて本実施の形態の半導体装置110の検査装置500について説明する。
図3は、本実施の形態の検査装置500の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の検査装置500は、半導体装置110に探針520(プローブ探針)を電気的に接続するための検査用のプローブカード510と、半導体装置110の集積回路111に光を照射して検査を行うための光学系540と、半導体装置110の検査を行う手段である半導体装置検査手段550とを備えている。
プローブカード510は、半導体装置110の上方に備えられており、検査対象の半導体装置110に対して探針520を接続するための部材である。プローブカード510には開口部530が形成されており、上記開口部530の下に備えられている複数の半導体装置110に対して、探針520を接続する。探針520は、プローブカード510に設けられている電極の一種であり半導体装置110の検査用電極パッド113と検査装置500に設けられる半導体装置検査手段550とを電気的に接続するための電極である。そのため、探針520と半導体装置検査手段550とは電気的に接続されている。
上述のように、上記探針520は半導体装置110の検査用電極パッド113に接続されている。探針520と検査用電極パッド113との接続方法は、電気的に接続されればよいので、探針520を検査用電極パッド113に押さえつけて接触させる方法などが用いられる。その他周知の方法で上記2種類の電極を電気的に接続しても良い。
また、本実施の形態の検査装置500は、半導体装置110の集積回路111に光を照射して検査を行うための光学系540が設けられている。上記光学系540は、電球またはレーザなどの光源と、これらから照射される光の光路を変更したり、収束させたりするための光学部材とを含んでいても良い。
そして、半導体装置検査手段550は、半導体装置110に対して各種の検査を行う手段である。半導体装置検査手段550と探針520とは電気的に接続されているので、探針520を経由して半導体装置110を電気的に検査することができる。また、半導体装置検査手段550は光学系540にも接続されており、半導体装置110の受光手段111aに光を照射して行う検査なども行うことができる。
半導体装置110に光を照射する検査では、例えば受光手段111aの感度や光に対する感度の直線性、飽和状態などを検査する。この検査では、例えば光学系540から受光手段111aに照射する光の強度、波長を変化させたり、光の照射強度を時間変化させたりすることによって、受光手段111aの受光特性などの検査が行われる。
次に、図4を用いて本実施の形態の半導体装置110の検査方法について説明する。
図4(a)は、本実施の形態の半導体装置110を検査装置500によって検査する様子を示す平面図である。また(b)は、(a)に記載する検査装置500のA−A’断面図である。
また、図5は本実施の形態の半導体装置110がウエハ100の上に形成されている様子を示す平面図である。
図4(a)は、ウエハ100に本実施の形態の半導体装置110が横に2個、縦に複数個(図4(a)では5個)並んで形成されており、上記複数の半導体装置110が同時に検査されている様子を示している。また図4(a)では、半導体装置110の検査を行う検査装置500の検査用のプローブカード510と、上記プローブカード510に設けられ、半導体装置110の検査を行うための探針520とが記載されている。本実施の形態では、上記プローブカード510の開口部530から見えている半導体装置110を同時に検査する。尚、紙面の上方(図4に示すz方向)には、半導体装置110の集積回路111に光を照射して検査を行う光学系540が設けられている。
検査装置500は、図4(b)のように、ウエハ100の上に形成された半導体装置110の上方(図4(b)のz方向)にプローブカード510が設けられている。上記ウエハ100とプローブカード510とは対向するように設けられている。また、上記プローブカード510に形成されている探針520が、半導体装置110上に形成されている検査用電極パッド113に接触しており、検査装置500と半導体装置110とが電気的に接続している。
また、プローブカード510のさらに上方には、半導体装置110の集積回路111に光を照射して検査を行うための光学系540が設けられている。
本実施の形態の半導体装置110は、検査用電極パッド113・・・が上記のように半導体装置110の対向する2個の辺に沿って形成されており、一方の辺(図2のL側の辺)に形成される検査用電極パッドである113L,113L,・・・,113Lと他方の辺(図2のR側の辺)に形成されている113R,113R,・・・,113Rとはそれぞれ対応する検査用電極パッドと電気的に接続されているとともに、集積回路111に電気的に接続されている。
そして、図5に示すように、それぞれの半導体装置110に設けられた検査用電極パッドである113L,113L,・・・,113Lがウエハ100のL側の縦に並び、検査用電極パッドである113R,113R,・・・,113Rがウエハ100のR側の縦に並ぶように設けられている。
そのため、図4(a)に示すように、横に2個並ぶ半導体装置110の左側の列ではそれぞれの半導体装置110の検査用電極パッド113のうち113L,113L,・・・,113Lと探針520・・・とを接触させて接続するようにすると、図4(a)のように配置する全ての半導体装置110の上部を探針520が遮ることなく検査装置500と半導体装置110とを電気的に接続することができる。また、半導体装置110の右側の列では同様に、それぞれの半導体装置110の検査用電極パッド113のうち113R,113R,・・・,113Rと探針520・・・とを接触させて接続するようにすると、図4(a)のように配置する全ての半導体装置110の上部を探針520が遮ることなく検査装置500と半導体装置110と電気的に接続することができる。つまり、それぞれの半導体装置110に設けられた受光手段111aと光学系540との間を探針520によって遮ることがない。
本実施の形態の半導体装置110では、上記のように半導体装置110に設けられた検査情報処理手段111cと検査装置500とを電気的に接続することによって半導体装置110の検査を行うことができる。行われる検査の方法は、半導体装置110の構成によって適宜設定すればよく、周知の検査方法を用いることができる。
即ち、本実施の形態の半導体装置110は、2列に並べて平面的に設けられたそれぞれの半導体装置110に同時に光を照射して検査を行うことができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、上記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本実施の形態の半導体装置210の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の半導体装置210では、実施の形態1と同様に、集積回路111が受光手段111aを備える半導体集積回路である。また、実施の形態1と同様に、画像情報処理手段111bと、検査情報処理手段111cとを備えている。
そして、本実施の形態の半導体装置210は、さらに画像情報処理手段111bと検査情報処理手段111cとに電気的に接続し、上記集積回路111が通常使用される状態で上記画像情報処理手段111bに入力、または出力される信号と、上記集積回路111の動作の検査のために検査情報処理手段111cに入力、または出力される信号とを切り替えて入出力用電極パッド212(処理信号電極部)に伝える動作切換手段214を備えている。
上記入出力用電極パッド212は、実施の形態1では別に設けられていた画像信号用電極パッド112と検査用電極パッド113とを共通の入出力用電極パッドとして設けたものであり、上記動作切換手段214と電気的に接続している。このように構成することによって、基板上に設ける電極パッドの数を減らすことができ、基板の面積を削減することができる。
そして、上記動作切換手段214は、切換信号用電極パッド215(制御信号電極部)を経由して外部から電気的に入力される信号(制御信号223)によって、接続先を切り替えるように構成されている。例えば制御信号223がない場合には、画像情報処理手段111bと入出力用電極パッド212とを接続し、制御信号223が入力された場合に検査情報処理手段111cと入出力用電極パッド212とを接続するように構成しても良い。
上記制御信号223は、半導体装置210を構成するときに適宜設定すれば良い信号である。例えば半導体装置210の接地電位に対して一定の高さの電圧が一定時間持続するような信号であっても良い。
このように構成する場合、例えば図6に示すように上記切換信号用電極パッド215が接続する信号線をプルダウン抵抗216(接地電極部)によって半導体装置210の接地端子218(接地電極部)に電気的に接続し、半導体装置210の接地電位となるようにしてもよい。このように構成すれば、半導体装置210が通常使用される状態では切換信号用電極パッド215の電位を半導体装置210の接地電位に設定することができる。そのため、上記切換信号用電極パッド215などに電気的なノイズが入り、誤動作によって半導体装置210が検査のための動作状態になることを防ぐことができる。
上記入出力用電極パッド212・・・は、実施の形態1に記載する検査用電極パッド113・・・のように、半導体装置210の左右の2辺に沿った位置に形成されている。半導体装置210の一方の辺(図6のL側の辺)に沿って212L,212L,・・・,212Lが形成されている。また半導体装置210の他方の辺(図6のR側の辺)には、212R,212R,・・・,212Rが形成されている。212L,212L,・・・,212Lと212R,212R,・・・,212Rとは、半導体装置210の左右の辺の上に対向するように形成されている。また212L及び212R,212L及び212R,・・・,212L及び212Rがそれぞれ電気的に接続されている。
また、本実施の形態の半導体装置210は、上記動作切換手段214の接続先と、検査情報処理手段111cとの動作を制御するための制御信号223を入力するための切換信号用電極パッド215を備えている。上記切換信号用電極パッド215は、上記入出力用電極パッド212と同様に半導体装置210の左右の2辺に沿った位置に形成されている。また半導体装置210の一方の辺(図6のL側の辺)に切換信号用電極パッド215Lが形成され、半導体装置210の他方の辺(図5のR側の辺)に切換信号用電極パッド215Rが形成されている。切換信号用電極パッド215Lと切換信号用電極パッド215Rとは半導体装置210の左右の辺の上に対向するように形成されており、それぞれ電気的に接続されている。上記切換信号用電極パッド215・・・は上記動作切換手段214と上記検査情報処理手段111cとに電気的に接続している。
そして、本実施の形態の半導体装置210は、図6に示す実施の形態1と同様にようにウエハ200の上に2列に形成されている。
尚、実施の形態1の図1のように、半導体装置210の左右の辺の上に対向するように形成されている電極パッド212L・・・,215Lと電極パッド212R・・・,215Rとはそれぞれ電気的に同じ信号を入出力できるように構成されていればよい。
次に、本実施の形態の半導体装置210の検査方法について説明する。
まず、本実施の形態の半導体装置210を、実施の形態1の半導体装置110と同様に検査装置500に接続する。
即ち、図4(a)に示す実施の形態1と同様に、横に2個並ぶ半導体装置210の左側の列では、それぞれの半導体装置210の入出力用電極パッド212のうち212L,212L,・・・,212L,及び切換信号用電極パッド215Lと探針520・・・とを接触させて接続する。また、半導体装置210の右側の列では、それぞれの半導体装置210の入出力用電極パッド212のうち212R,212R,・・・,212R,及び切換信号用電極パッド215Rと探針520・・・とを接触させて接続する。
本実施の形態の半導体装置210では、半導体装置210の左右の辺に形成されるそれぞれ対応する入出力用電極パッド212・・・及び切換信号用電極パッド215は電気的に接続されている。そのため、上記のように半導体装置210と検査装置500とを電気的に接続すると、実施の形態1と同様に、半導体装置210の上部を探針520が遮ることなく電気的に接続することができる。つまり、それぞれの半導体装置210に設けられた受光手段111aと光学系540との間を探針520によって遮ることがない。
つぎに、本実施の形態の半導体装置210の検査を行うために、切換信号用電極パッド215に集積回路111の機能を検査するために外部から電気的に入力される信号(制御信号223)を入力する。
上記のように検査装置500に接続されたそれぞれの半導体装置210では、切換信号用電極パッド215Lまたは切換信号用電極パッド215Rのいずれかが探針520を経由して検査装置500と電気的に接続している。そのため、検査装置500に接続されたそれぞれの半導体装置210の切換信号用電極パッド215に上記制御信号223を入力することができる。
切換信号用電極パッド215に上記制御信号223が入力されると、この制御信号223が動作切換手段214と検査情報処理手段111cとに入力される。
制御信号223が動作切換手段214に入力されると、動作切換手段214は検査情報処理手段111cと入出力用電極パッド212とを電気的に接続するように回路を切り替える。
また、制御信号223が検査情報処理手段111cに入力されると、検査情報処理手段111cは検査のための動作状態となる。この状態では、検査情報処理手段111cは半導体装置210の検査を行うための信号を処理し、入出力用電極パッド212を通して外部に設けられた検査装置500との間で半導体装置210の検査を行うための信号を入出力する。行われる検査の方法は、半導体装置210の構成によって適宜設定すればよく、周知の検査方法を用いることができる。
即ち、本実施の形態の半導体装置210は、切換信号用電極パッド215を経由して動作切換手段214及び検査情報処理手段111cに制御信号223を電気的に入力することによって、2列に並べて平面的に設けられたそれぞれの半導体装置210に同時に光を照射して検査を行うことができる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について図7〜図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1または上記実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、上記の実施の形態1または上記実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、本実施の形態の半導体装置310の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の半導体装置310では、実施の形態1と同様に、集積回路111が受光手段111aを備える半導体集積回路である。また、実施の形態1と同様に、画像情報処理手段111bと、検査情報処理手段111cとを備えている。
また、本実施の形態の半導体装置310は、実施の形態2と同様に、動作切換手段214と、半導体装置310の左右の2辺に沿った位置に形成されている入出力用電極パッド212・・・とを備えている。
さらに、本実施の形態の半導体装置310では、上記動作切換手段214によって選択された信号を上記入出力用電極パッド212・・・に出力するか、出力しないかを選択する出力選択手段317を備えている。
上記出力選択手段317は、外部から電気的に入力される信号(制御信号223)によって、半導体装置310に設けられた集積回路111と入出力用電極パッド212・・・とを電気的に接続するか切断するかを選択する切換回路である。制御信号223の入力方法については後述する。
また、実施の形態2と同様に、制御信号223は半導体装置310の左右の2辺に沿った位置に形成されている切換信号用電極パッド315,315,315から入力される。また、上記制御信号223は切換信号用電極パッド315,315,315から入力される信号の組み合わせとして入力される。
本実施の形態では、半導体装置310の一方の辺(図7のL側の辺)に切換信号用電極パッド315L,315L,315Lが形成され、半導体装置310の他方の辺(図7のR側の辺)に切換信号用電極パッド315R,315R,315Rが形成されている。切換信号用電極パッド315L,315L,315Lと切換信号用電極パッド315R,315R,315Rとは半導体装置310の左右の辺の上に対向するように形成されており、それぞれ電気的に接続されている。上記切換信号用電極パッド315・・・は上記動作切換手段214、上記検査情報処理手段111c、及び上記出力選択手段317に電気的に接続している。
尚、実施の形態1の図1のように、半導体装置310の左右の辺の上に対向するように形成されている電極パッド212L・・・,315L・・・と電極パッド212R・・・,315R・・・とはそれぞれ電気的に同じ信号を入出力できるように構成されていればよい。
上記制御信号223は半導体装置310を構成するときに適宜設定すれば良い信号であるが、例えば半導体装置310の接地電位に対して一定の高さの電圧が一定時間持続するような信号(HIGHレベル信号=1)と、半導体装置310の接地電位(LOWレベル信号=0)との組み合わせとして表現しても良い。切換信号用電極パッド315・・・に入力する信号の組み合わせによる上記動作切換手段214、上記検査情報処理手段111c、及び上記出力選択手段317の詳細な動作については後述する。
図8は、ウエハ300の上に形成された本実施の形態の半導体装置310が検査装置600によって検査される様子を示す平面図である。本実施の形態では、検査装置600に設けられた検査用のプローブカード610の開口部630から見えている半導体装置310を同時に検査する。
本実施の形態の半導体装置310は、横に8個、縦に複数個(図8では5個)の半導体装置310が並んでウエハ300上に形成されている。また、左側に形成される4列の半導体装置310は、隣り合う入出力用電極パッド212L,212L,・・・,212L及び切換信号用電極パッド315L,315L,315Lと、入出力用電極パッド212R,212R,・・・,212R及び切換信号用電極パッド315R,315R,315Rとが電気的に接続されている。これらの隣り合う入出力用電極パッド212・・・及び切換信号用電極パッド315・・・は、ウエハ300上に周知の方法で半導体装置310を形成する場合に各パターンが接続されるように形成しても良いし、本実施の形態の検査工程を行う前に周知の方法で接続しても良い。
同様に右側に形成される4列の半導体装置310の入出力用電極パッド212L・・・及び切換信号用電極パッド315L・・・と、入出力用電極パッド212R・・・及び切換信号用電極パッド315R・・・とが電気的に接続されている。
そして左端の列に形成される半導体装置310の入出力用電極パッド212L,212L,・・・,212L及び切換信号用電極パッド315L,315L,315Lが、プローブカード610に設けられた開口部630の左側から伸びる探針620・・・と接触することにより左半分に形成されたそれぞれの半導体装置310と検査装置600とが電気的に接続される。
同様に、右端の列に形成される半導体装置310の入出力用電極パッド212R,212R,・・・,212R及び切換信号用電極パッド315R,315R,315Rが、プローブカード610に設けられた開口部630の右側から伸びる探針620・・・と接触することにより右半分に形成されたそれぞれの半導体装置310と検査装置600とが電気的に接続される。
本実施の形態では、上記左右に8列に形成した半導体装置310の列を、左から第1列、第2列・・・第8列と呼ぶことにする。
本実施の形態の半導体装置310は、上述するように切換信号用電極パッド315・・・に入力する制御信号223の組み合わせによってそれぞれの半導体装置310に設けられた集積回路111と入出力用電極パッド212・・・とを接続するか、接続しないかを選択する出力選択手段317を備えている。
本実施の形態の半導体装置310では、例えば上記切換信号用電極パッド315,315,315に入力する信号の組合せ(1及び0の組み合わせ)によって、上記動作切換手段214、上記検査情報処理手段111c、及び上記出力選択手段317の動作を次の表1のように設定しても良い。
Figure 2008177251
表1のような出力選択手段317の動作は、例えばウエハ300上に周知の方法で半導体装置310を形成する場合に、半導体装置310を形成する列の位置毎に周知の方法で出力選択手段317に記録を行っていても良いし、本実施の形態の検査工程を行う前に周知の方法で記録するようにしてもよい。
尚、行われる検査の方法は、半導体装置310の構成によって適宜設定すればよく、周知の検査方法を用いることができる。
また、このように構成する場合、例えば図7に示すように上記切換信号用電極パッド315,315,315が接続する信号線をプルダウン抵抗316,316,316によって半導体装置310の接地端子218に電気的に接続し、半導体装置310の接地電位となるようにしてもよい。このように構成すれば、半導体装置310が通常使用される状態では切換信号用電極パッド315・・・の電位を半導体装置310の接地電位に設定することができる。そのため、上記切換信号用電極パッド315・・・などに電気的なノイズが入り、誤動作によって半導体装置310が検査のための動作状態になることを防ぐことができる。
このように上記動作切換手段214、上記検査情報処理手段111c、及び上記出力選択手段317の動作を設定することにより、横方向に8列に並べて平面的に設けられたそれぞれの半導体装置310に同時に光を照射して検査を行うことができる。特に本実施の形態の方法では、横に8列分の半導体装置310を同時に検査することができるので、実施の形態1および実施の形態2の方法と比較して更に高速に検査を行うことができる。また同時に検査できる半導体装置の個数が増加したことにより、プローブカードを半導体装置に接触させる回数を減らすことができる。そのため、検査装置及びプローブカードの使用寿命を延ばすことができる。
尚、本実施の形態では、半導体装置に設けられる出力選択回路に入力する制御信号223が1と0とで表現される5通りのパターンである場合について記載したが、それぞれのパターンは例えば図9(a)に記載するように半導体装置の接地電位に対して一定の高さの電圧が一定時間持続するような信号であってもよく、また(b)のように半導体装置の接地電位に対して一定の高さの電圧があるパターンとして出現する波形であっても良いし、これらのパターンによって検査装置600に電気的に接続する半導体装置310を特定するように構成しても良い。これらの制御信号223のパターンは周知のものを用いることができる。
また、上記制御信号223を出力選択回路に入力する信号線の数は本実施の形態のように3本に限定されるものではなく、上記制御信号223によって検査装置600と電気的に接続される半導体装置310を特定することができる信号線の本数であれば何れの本数であってもかまわない。例えば1本の電線であっても良いし、複数の電線によっても良い。これらの切換動作の制御により、同時に検査することのできる半導体装置の列の数は8列に限られるものではなく、上記出力選択回路によって区別することのできる列数の半導体装置を同時に検査することができる。
さらに上記の実施の形態では、半導体装置は横方向に2列または8列に配置されていたが、上記配列の方向は適宜変更することができ、配列した半導体装置を任意の方向へ複数列配置した平面状の半導体装置群に対して光を照射して行う必要のある検査を同時に行うことができる。
なお本発明は、以上説示した各構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本発明では、半導体装置の左右の2辺に沿った位置に電気的に互いに接続された電極を備えており、上記電極が半導体装置の機能を検査するための検査情報処理手段に電気的に接続しているため、複数の半導体装置を平面的に配置し、光を照射しながら上記半導体装置の機能を一度に検査することができる。そのため、本発明を用いることによってCCDやCMOSイメージセンサに代表される各種画像撮像デバイスの製品検査を複数同時に検査することができるだけでなく、これらの各種画像撮像デバイスのデータの読み出しを行う分野に応用することが可能である。
本発明における半導体装置の実施の一形態を示すブロック図である。 本発明における半導体装置の別の実施の一形態を示すブロック図である。 本発明における検査装置の実施の一形態を示すブロック図である。 (a)は本発明における検査装置の実施の一形態を示す平面図であり、図1または図2の半導体装置を検査している様子を示す平面図である。(b)は本発明における検査装置の実施の一形態を示す断面図であり、(a)のA−A’断面図である。 本発明における半導体装置の実施の一形態を示す平面図であり、図1または図2の半導体装置がウエハに形成されている様子を示す平面図である。 本発明における半導体装置の別の実施の一形態を示すブロック図であり、図2の半導体装置がさらに動作切換手段を備えているブロック図である。 本発明における半導体装置の別の実施の一形態を示すブロック図であり、図5の半導体装置がさらに出力選択手段を備えているブロック図である。 本発明における検査装置の別の実施の一形態を示す平面図であり、図6の半導体装置を検査している様子を示す平面図である。 本発明における半導体装置の別の実施の一形態を示すグラフであり、図6の半導体装置の切換信号用電極パッドに入力する制御信号の形状の例を示すグラフである。 従来の検査装置の検査の方法を示す平面図である。 従来の半導体装置を示す平面図である。 従来の半導体装置を示す平面図である。 従来の半導体装置の検査の方法を示す平面図である。 従来の半導体装置の検査の方法を示す平面図である。
符号の説明
100,200,300 ウエハ
110,210,310 半導体装置
111 集積回路
111a 受光手段
111b 画像情報処理手段(受光信号処理手段)
111c 検査情報処理手段(検査手段)
112 画像信号用電極パッド
113 検査用電極パッド(処理信号電極部)
121 画像処理信号
122 検査処理信号
212 入出力用電極パッド(処理信号電極部)
214 動作切換手段
215,315 切換信号用電極パッド(制御信号電極部)
216,316 プルダウン抵抗(抵抗手段)
218 接地端子(接地電極部)
223 制御信号
317 出力選択手段
500,600 検査装置
510,610 プローブカード
520,620 探針(プローブ探針)
530,630 開口部
540 光学系

Claims (13)

  1. 基板の表面に、受光手段と、上記受光手段に電気的に接続され上記受光手段の動作を検査する検査手段と、上記検査手段に電気的に接続され上記検査手段が行った処理信号を上記基板から外部に伝達するための複数の処理信号電極部とを備えており、
    上記処理信号電極部は、上記基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 上記基板上の辺の一方に設けられている一組の上記処理信号電極部のそれぞれが、他方の辺の一組の処理信号電極部とそれぞれ電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. さらに上記受光手段と電気的に接続され、上記受光手段の動作を制御する受光信号処理手段と、上記検査手段と上記処理信号電極部との間であり、かつ上記受光信号処理手段と上記処理信号電極部との間に電気的に接続される動作切換手段と、上記動作切換手段と電気的に接続されている複数の制御信号電極部とを備えており、
    上記制御信号電極部は、上記基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられており、
    上記動作切換手段は、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記処理信号電極部の接続先を上記検査手段と上記受光信号処理手段とから選択することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 上記基板上の辺の一方に設けられている一組の上記制御信号電極部のそれぞれが、他方の辺の一組の制御信号電極部とそれぞれ電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. さらに上記動作切換手段と上記処理信号電極部との間に電気的に接続されている出力選択手段を備えており、
    上記出力選択手段は、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記動作切換手段と上記処理信号電極部との接続を断続することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 上記制御信号電極部が電気的に抵抗手段と接続しており、上記抵抗手段が当該半導体装置の接地電極部に接続していることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体装置を複数同時に検査する半導体装置検査装置であって、
    複数の上記半導体装置の上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置されるとともに上記半導体装置が平面的に配置されており、
    上記半導体装置検査装置は、
    上記半導体装置を電気的に接続するためのプローブ探針と、上記半導体装置の備えている上記受光手段に光を照射する光学系とを備え、
    上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている上記処理信号電極部に上記プローブ探針を接触し、
    上記光学系から上記受光手段に光を照射して上記半導体装置の検査を行うことを特徴とする半導体装置検査装置。
  8. 上記半導体装置は、該半導体装置が設けられている基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている制御信号電極部と、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記検査手段及び上記処理信号電極部の電気的な接続を断続する出力選択手段とをさらに備えており、
    上記検査装置は、
    上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている上記制御信号電極部に上記プローブ探針を接触し、
    上記制御信号電極部に制御信号を入力して上記出力選択手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置検査装置。
  9. 上記半導体装置が2列ずつ配置されていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置検査装置。
  10. 上記半導体装置が8列ずつ配置されるとともに、上記列の外側からそれぞれ4列の間に配置されている半導体装置間の隣り合う一組の上記処理信号電極部及び上記制御信号電極部のそれぞれが互いに電気的に接続されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置検査装置。
  11. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体装置を複数同時に検査する検査方法であって、
    複数の上記半導体装置の上記処理信号電極部がそれぞれ列を形成するように配置するとともに上記半導体装置が平面的に配置する半導体装置配置工程と、
    上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている処理信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続するプローブ探針接続工程と、
    上記受光手段に光を照射する光照射工程とを有することを特徴とする半導体装置の検査方法。
  12. 上記半導体装置が、該半導体装置が設けられている基板上の対向する一対の辺の外縁部であり、かつ上記一対の辺のそれぞれに一組ずつ設けられている制御信号電極部と、上記制御信号電極部に入力された制御信号によって上記検査手段及び上記処理信号電極部の電気的な接続を断続する出力選択手段とをさらに備えており、
    上記プローブ探針接続工程では、さらに上記の並べられた半導体装置の最も外側に設けられている制御信号電極部に上記半導体装置を検査するためのプローブ探針を電気的に接続し、
    上記プローブ探針接続工程に引き続いてさらに上記制御信号電極部に制御信号を入力して上記出力選択手段を制御する半導体装置制御工程を行うことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の検査方法。
  13. 上記半導体装置配置工程が、半導体装置が8列ずつ配置されるとともに、上記列の外側からそれぞれ4列の間に配置されている半導体装置間の隣り合う上記処理信号電極部及び上記制御信号電極部を互いに電気的に接続する工程であることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の検査方法。
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