JP2008173305A - ヒンジ構造及び遊技機 - Google Patents

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【課題】枠体の揺動軸支部近傍における構造的強度を向上させ、不正な枠体のこじ開けを有効に阻止し得るヒンジ構造及びそのヒンジ構造を有する遊技機を提供すること。
【解決手段】このヒンジ構造18は、筐体枠4とその前方に配置されて前面開閉可能とされた装飾枠12とを、両枠体4,12の左側面4c,12bにおいて揺動軸支するヒンジ構造であって、筐体枠4にはその幅方向内側に突出する突出片5が揺動軸支部18a近傍に設けられ、装飾枠12にが両枠体4,12の閉鎖状態において突出片5の後方に位置するとともに開放状態において突出片5の前方に位置する係合片13が設けられ、両枠体4,12の閉鎖状態において突出片5と係合片13との当接により揺動軸支部18a近傍における装飾枠12の前方への移動を阻止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヒンジ構造及び遊技機に係り、特に、パチンコ機等の遊技機において高い構造的強度によってヒンジ近傍の破壊を防止し、不正な枠体のこじ開けを阻止し得るヒンジ構造等に関する。
パチンコ機等の弾球遊技機では、弾球された球が遊技盤面上を流下して、その流下の過程で球が遊技盤面上のゲージ(釘ともいう。)や羽根車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技盤面上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
このようなパチンコ機は、機器全体が複数の枠により囲まれるように構成されて、球の円滑な流下、遊技者による不正遊技防止、パチンコホールへの設置性の向上、メンテナンス性の向上、遊技の演出等様々な機能を実現している。
具体的には、筐体枠がパチンコ機全体の主に上下面及び左右側面を囲むように構成されている。この筐体枠は、一般に木材又は樹脂等で形成された枠体であって、全体として略直方体形状を呈してその前後面部分が大きく開口して略筒状とされ、例えて言えば「四角筒」様形状とされている。
そして、その筐体枠の前方、すなわち、遊技者側には機枠が配置されている。この機枠は、遊技盤を保持するための枠体であって、筐体枠に対して開閉及び施錠可能に揺動軸支されている。さらに、この機枠はその裏面側に景品球払出し装置、入賞球処理装置、球の各種通路を含む裏機構盤を保持している。
機枠のさらに前方には装飾枠が配置されている。この装飾枠は遊技者に直接対向する位置に配置された枠体であって、一般に、中央近傍に遊技盤を視認するための開口が形成されてその開口部分に例えばガラス等の透明板を保持している。さらに装飾枠は透明板の周囲に、遊技を演出するための造作物や色彩・模様が付されるとともに電飾用ランプや効果音発生用スピーカ等が設けられた装飾部材を保持している。
これらの枠体は、単独で又は協働して外部からの不正遊技を防止する機能を発揮している。すなわち、装飾枠及び透明板が遊技盤の前面を覆って前面からの不正を防止し、各枠体(筐体枠、機枠、装飾枠)が協働してパチンコ機の左右側面及び上面を囲み、左右側面及び上面からの不正を防止している。
このような、パチンコ機の枠体、特に筐体枠の構造について、例えば特許文献1に開示のものがある。
特開2005−000430号公報
各枠体は、パチンコ機の左右側面又は上面において互いに当接するようにパチンコ機を囲んでいるが、各枠体の当接部分には、製造上や組立て上の寸法精度に起因する隙間が存在する。そしてその隙間にバールのような不正工具をこじ入れて、枠体をこじ開けることによってパチンコ機内部に不正アクセスを試みる不正遊技が行われる場合がある。
特に枠体の一側面(通常は、遊技者から見て左側面。)に配置された揺動軸支部近傍は他の部分に比較して強度が弱く、この部分からのこじ開けが頻繁に行われている。そのため、この揺動軸支部においてこじ開けに対する強度を向上させ、不正遊技を有効に阻止し得る方策が必要とされている。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、枠体の揺動軸支部近傍における構造的強度を向上させ、不正な枠体のこじ開けを有効に阻止し得るヒンジ構造及びそのヒンジ構造を有する遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために本発明の例示的側面としてのヒンジ構造は、第1枠体と第1枠体の前方に配置されて前面開閉可能とされた第2枠体とを、両枠体の一側面において揺動軸支するヒンジ構造であって、第1枠体に、その幅方向内側に突出する突出片が揺動軸支部近傍に設けられ、第2枠体に、両枠体の閉鎖状態において突出片の後方に位置するとともに両枠体の開放状態において突出片の前方に位置する係合片が設けられ、両枠体の閉鎖状態において突出片と係合片との当接により揺動軸支部近傍における第2枠体の前方への移動を阻止することを特徴とする。
第1枠体と第2枠体との閉鎖状態で、第1枠体の突出片の後方に第2枠体の係合片が位置するので、バール等の不正工具により第2枠体をこじ開けようとしても、突出片と係合片との当接により第2枠体の前方への移動が阻止され、こじ開けができない。したがって、不正なこじ開けが有効に阻止され、不正遊技を防止することができる。
ここで、第1枠体から見て第2枠体側を前方、その逆方向を後方とする。また、ヒンジ構造における揺動軸支部の回転中心軸方向を高さ方向とし、その高さ方向に沿って枠体の左右側面が延びている。枠体の左右側面に相互に直交する方向を幅方向とし、枠体の幅方向中央部に向かう方向を内側方向とする。
第1枠体及び突出片がアルミニウムで形成され、かつ係合片が金属で形成されていてもよい。突出片及び係合片がともに金属で形成されているので、ヒンジ構造は高い強度を確保することができ、こじ開けに対する高い耐性を備えることができる。また、第1枠体及び突出片がアルミニウムにより一体形成されていれば、第1枠体の製造が容易かつ低コストとなる。
揺動軸支部が、突出片と係合片との当接部より前方であって、かつ幅方向内側に配置されていてもよい。揺動軸支部が突出片と係合片との当接部より前方であってかつ幅方向内側に配置されているので、第2枠体の開閉時に突出片と係合片とが干渉したり衝突したりすることなくスムーズに開閉を行うことができる。
本発明の他の例示的側面としての遊技機は、遊技機全体を囲む第1枠体と、遊技媒体による遊技を演出する遊技装置体と、遊技装置体を保持し、第1枠体に対して前面開閉可能に揺動軸支された機枠と、遊技装置体に対して一定距離離間して配置された前面透明板と、前面透明板又はその周囲を囲む装飾部材を保持し、第1枠体の前方に配置されて前面開閉可能とされた第2枠体と、上記のヒンジ構造と、遊技媒体を貯留する貯留皿とを有することを特徴とする。
本発明の更に他の例示的側面としての遊技機は、遊技機全体を囲む筐体枠と、遊技媒体による遊技を演出する遊技装置体と、遊技装置体を保持し、筐体枠に対して前面開閉可能に揺動軸支された第1枠体と、遊技装置体に対して一定距離離間して配置された前面透明板と、前面透明板又はその周囲を囲む装飾部材を保持し、第1枠体の前方に配置されて前面開閉可能とされた第2枠体と、上記のヒンジ構造と、遊技媒体を貯留する貯留皿とを有することを特徴とする。
これらの遊技機は上記のヒンジ構造を有しており、バール等の不正工具による枠体のこじ開けを効果的に阻止することができるので、パチンコホールの経営者や店員が安心して遊技を提供することができる。この遊技機をパチンコホールに設置することにより、不正遊技を試みる遊技者をパチンコホールから遠ざけることができ、結果的に他の遊技者も安心して遊技を行うことができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、外部から遊技機内部に針金等の異物を侵入させる不正遊技を効果的に防止することができる。したがって、パチンコホールの経営者や店員が安心して遊技を提供することができるとともに、遊技者が安心して遊技を行うことができる。さらに、遊技機の部品コストや組立てコストを低減することができるので、結果として遊技機全体のコスト低減に寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るヒンジ構造を有する遊技機としてのパチンコ機2の外観を示す外観斜視図である。パチンコ機2は、筐体枠(第1枠体)4、遊技盤(遊技装置体)6、機枠8、前面透明板10、装飾枠(第2枠体)12、ヒンジ構造18、上皿(貯留皿)14を有して構成されている。この筐体枠4及び装飾枠12を有して枠体ユニット3が構成されている。パチンコ機2は、さらに、球発射装置(図示せず。)、発射ハンドル16を有している。
パチンコ機2は、組合せ式パチンコ機、封入循環式パチンコ機等を含む。また、遊技機としてはパチンコ機の他に、遊技媒体としてコインを使用するパチスロ機やスロットマシン、各種ゲーム機やアーケードマシン等が概念できる。
筐体枠4は、このパチンコ機2全体を囲むための枠体であり、全体として略直方体形状を呈してその前後面部分が大きく開口して略筒状とされている。筐体枠4の材料としては木材や樹脂が用いられる場合もあるが、本実施の形態においては、筐体枠4の材料としてアルミニウムが用いられている。
この筐体枠4は、全体をダイキャスト等により一体成形することももちろん可能である。しかしながら、上面4a、下面4b、左側面4c、右側面4dをそれぞれ押出成形によって形成し、それぞれの端部を連結して筐体枠4とすれば、より一層部品コストを低減することができる。
この筐体枠4の前方(すなわち、遊技者側。)から見て左側面4c側には機枠8及び装飾枠12を揺動軸支するためのヒンジ構造18が設けられている。例えば、左側面4cに近い側の上面4a及び下面4bに揺動軸支部18aが設けられ、この揺動軸支部18aに軸支されることによって、機枠8及び装飾枠12が筐体枠4の右側面4d側から開閉可能とされている。なお、ヒンジ構造18の詳細については後述する。
遊技盤6は、このパチンコ機2において、遊技媒体としての球20による遊技を演出するためのものである。遊技盤6の遊技盤面6aには、略円形状に周囲を囲むようにレール22が取り付けられ、このレール22によって遊技領域6bが画定されている。
その遊技領域6b内には多数のゲージ24、入賞口26、図柄表示装置28、アウト口30、その他の各種役物が配置されている。図示しない球発射装置により球20が遊技領域6b内の上部に向けて発射されると、球20がゲージ24に衝突してその流下方向を変えつつ遊技領域6b内を流下するようになっている。その流下の途中で、あるものは入賞口26に入賞して景品球払出しの契機となり、あるものは図柄表示装置28による図柄変動遊技開始の契機となり、また、あるものはいずれの入賞口26にも入賞せずにアウト口30からパチンコ機2の外部へと排出される。このように、遊技盤6上を球20が流下する際に、様々な遊技が演出されるようになっている。
遊技盤6の裏面側には入賞口26に入賞した入賞球やアウト口30に流入したアウト球を排出するための球通路、図柄表示装置28の図柄表示制御を行う図柄表示制御基板(図示せず。)、各種役物の動作制御を行う役物制御基板が配置されるが詳細は省略する。
機枠8は、遊技盤6を保持するための枠体であり、その中央近傍に遊技盤6を取り付けるための取付け開口が形成されている。取付け開口の周囲に遊技盤6を着脱可能に取り付けるための取付け部を有し、機枠8は遊技盤6の周囲を囲むように構成されている。その機枠8は、筐体枠4の前面側に配置されてヒンジ構造18において筐体枠4に軸支され、筐体枠4に対して前面開閉可能に揺動軸支されている。機枠8は、樹脂又は金属によって形成され、その裏面側には裏機構盤(図示せず。)が配置される。その裏機構盤には、入賞球を計数して排出処理する入賞球処理装置(図示せず。)、景品球を計数して払い出す景品球払出し装置(図示せず。)等が配置されている。
前面透明板10は、遊技盤6に対して一定距離離間して配置された透明板である。前面透明板10は透明平板で形成され、遊技盤6との間に球20が流下する流下空間を形成する機能、遊技者が前面透明板10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
そのため、前面透明板10の素材としては一般にガラスが使用されるが、もちろん透明アクリル等の樹脂材料が使用されてもよい。また、本実施の形態においては、前面透明板10が後述する装飾枠12に保持されるが、前面透明板10が遊技盤6の前面に取り付けられて、遊技盤6とともに機枠8に保持されるように構成されていてもよい。
装飾枠12は、前面透明板10又はその周囲を囲む装飾部材32を保持するための枠体である。本実施の形態においては、装飾枠12は、前面透明板10及び装飾部材32の両方を保持しているが、もちろん、前面透明板10を保持せず装飾部材32のみを保持するものであってもよい。
装飾枠12は、機枠8の前方に配置されて揺動軸支部18aにおいて機枠8とともに筐体枠4に軸支され、筐体枠4に対して前面開閉可能に揺動軸支されている。その装飾枠12は、例えば樹脂によって形成され、その中央部には前面透明板10を取り付けるための取付け開口が形成されている。その前面透明板10の周囲には、パチンコ機2を装飾するための造形物や電飾用ランプ等が付された装飾部材32が取り付けられ、パチンコ機2の遊技演出に寄与している。
この装飾枠12は、施錠装置1によって筐体枠4と閉鎖状態に施錠可能となっている。閉鎖状態では、装飾枠12及び前面透明板10によって遊技盤6の前面側が覆われる。それにより、遊技盤面6a上の球20の流下路が形成されるとともに遊技者が前面から遊技盤6へとアクセスできないようになっている。
ヒンジ構造18は、筐体枠4とその前方に配置されて前面開閉可能とされた装飾枠12とを左側面4cにおいて揺動軸支するためのものである。図2(a),(b)は、このヒンジ構造の概略構造を模式的に示す部分拡大図である。
このヒンジ構造18は、揺動軸支部18a,突出片5、係合片13を有して構成される。揺動軸支部18aは、筐体枠4と装飾枠12との軸支部分であり両枠体4,12の開閉時における回転中心を担う部分である。揺動軸支部18aは、例えば、筐体枠4の上面4aの左側面4c側に取り付けられたブラケット4fに形成された軸孔4gに、装飾枠12に固定された回転軸(回転中心軸)12aが嵌合することにより構成される。
突出片5は、アルミニウムで形成されており、筐体枠4の幅方向内側に突出している。本実施の形態においては、突出片5は、筐体枠4とともに一体成形されているが、もちろん別部材としての突出片5が筐体枠4に取り付けられていてもよい。
そして、係合片13は、鉄により形成された板金部材であり、装飾枠12に取り付け固定されている。係合片13は、装飾枠12の内側から幅方向外側、すなわち装飾枠12の左側面12bに向けて突出するように固定されている。
図2(a)に示すように、両枠体4,12の閉鎖状態においては係合片13が突出片5の後方に位置するようになっている。したがって、この状態で、筐体枠4の左側面4cと装飾枠12の左側面12bとの隙間12cから例えばバール等の不正工具をこじ入れ、装飾枠12をこじ開けようとしても、突出片5と係合片13との当接により装飾枠12が前方へ移動できず、こじ開けができないようになっている。突出片5、係合片13が、ともに金属により形成されているので、構造的に強度が高く、こじ開けを確実に阻止することができる。
一方、図2(b)は、筐体枠4に対して装飾枠12が開放した状態を示している。装飾枠12の開放によって、装飾枠12とともに係合片13が回転軸12aを中心として回転し、突出片5の前方に移動する。したがって、例えばメンテナンス等において装飾枠12を筐体枠4から取り外す場合、この開放状態であれば突出片5と係合片13とが当接しないので、装飾枠12を簡単に取り外すことができる。
ここで、回転軸12aは、突出片5と係合片13との当接部13aより前方であって、かつ幅方向内側、すなわち図2(a)(b)中の斜線領域A内に配置されている。したがって、装飾枠12の開放動作において、係合片13が突出片5に干渉したり衝突したりすることがなく、スムーズに装飾枠12の開放動作(同様に閉鎖動作。)を行うことができる。
上皿14は、球20を球発射装置に導くべく貯留するためのもので、下皿15とともに遊技者の持ち球を貯留する機能を有する。上皿14は、パチンコ機2の前面であって遊技盤6の下方、すなわち、装飾枠12の下方部分に配置され、下皿15は、その上皿14のさらに下方に配置されている。本実施の形態においては、上皿14と下皿15とを別々に構成しているが、もちろん上皿14と下皿15とが一体となって1つの貯留皿が構成されていてもよい。
上皿14は、景品球としてパチンコ機2から払い出された球20を受け取る機能や、その球20を球供給装置(いわゆる整流器、図示せず。)を介して球発射装置に導くべく貯留する機能を有している。また、球20が多量となって上皿14に貯留し切れなくなった場合や遊技者が遊技を終了する場合に、球排出ボタン14bによって下皿15へと球20を排出することができるようになっている。
図示しない球発射装置は、遊技媒体としての球(パチンコ球)20を遊技領域6bの上部に向けて発射(弾球)するためのものである。球発射装置は、例えば発射位置に送り出された球20を遊技領域6bに向けて弾球する発射杆、その発射杆を駆動して弾球往復動を行わせる発射モータ、発射杆を付勢して弾球のための力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、機枠8に取り付けられている。
発射ハンドル16は、球発射装置による弾球強度を調整するためのハンドルであって、遊技者が手で操作するためのものである。例えば、パチンコ機2の前面下部右側に配置されて略円筒形状を呈しており、円筒周面に沿ってその強度調整杆16aが回転可能となっている。遊技者は、発射ハンドル16を手で保持しつつ、強度調整杆16aを回転させることにより、球20の発射強度を調整することができるようになっている。
なお、本実施の形態においては、遊技機としてのパチンコ機2について説明したが、もちろん上述のように、遊技機としてはパチスロ機やスロットマシン、各種ゲーム機やアーケードマシン等が概念できる。ここで、パチスロ機やスロットマシンの場合は、コインが遊技媒体に相当し、回胴体が遊技装置体に相当する。
また、本実施の形態においては、枠体ユニット3が筐体枠4及び装飾枠12を有して構成され、筐体枠4に突出片5が設けられている場合について説明したが、もちろん枠体ユニット3が機枠8及び装飾枠12を有して構成され、機枠8に突出片5が設けられていてもよい。この場合は、機枠8が第1枠体として機能することとなる。
それにより、機枠8と装飾枠12との閉鎖状態において、機枠8の突出片5と装飾枠12の係合片13との当接により、機枠8と装飾枠12との間のこじ開けが阻止される。この場合において、機枠8及び突出片5がアルミニウムによって形成されていてももちろんよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
本発明の実施の形態1に係るヒンジ構造を有するパチンコ機の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヒンジ構造の概略構造を模式的に示す部分拡大図であって、(a)は筐体枠と装飾枠との閉鎖状態を示し、(b)は筐体枠と装飾枠との開放状態を示す。
符号の説明
A:斜線領域
1:施錠装置
2:パチンコ機(遊技機)
3:枠体ユニット
4:筐体枠(第1枠体、枠体ユニットの一部)
4a:上面
4b:下面
4c:左側面
4d:右側面
4f:ブラケット
4g:軸孔
5:突出片
6:遊技盤(遊技装置体)
6a:遊技盤面
6b:遊技領域
8:機枠
10:前面透明板
12:装飾枠(第2枠体、枠体ユニットの一部)
12a:回転軸(回転中心軸)
12b:左側面
12c:隙間
13:係合片
13a:当接部
14:上皿(貯留皿)
14b:球排出ボタン
15:下皿
16:発射ハンドル
16a:強度調整杆
18:ヒンジ構造
18a:揺動軸支部
20:球(遊技媒体)
22:レール
24:ゲージ
26:入賞口
28:図柄表示装置
30:アウト口
32:装飾部材

Claims (5)

  1. 第1枠体と該第1枠体の前方に配置されて前面開閉可能とされた第2枠体とを、該両枠体の一側面において揺動軸支するヒンジ構造であって、
    前記第1枠体に、その幅方向内側に突出する突出片が前記揺動軸支部近傍に設けられ、
    前記第2枠体に、前記両枠体の閉鎖状態において前記突出片の後方に位置するとともに前記両枠体の開放状態において前記突出片の前方に位置する係合片が設けられ、
    前記両枠体の閉鎖状態において前記突出片と前記係合片との当接により揺動軸支部近傍における前記第2枠体の前方への移動を阻止するヒンジ構造。
  2. 前記第1枠体及び前記突出片がアルミニウムで形成され、かつ前記係合片が金属で形成されている請求項1に記載のヒンジ構造。
  3. 前記揺動軸支部の回転中心軸が、前記突出片と前記係合片との当接部より前方であって、かつ幅方向内側に配置されている請求項1又は請求項2に記載のヒンジ構造。
  4. 遊技機全体を囲む前記第1枠体と、
    遊技媒体による遊技を演出する遊技装置体と、
    該遊技装置体を保持し、前記第1枠体に対して前面開閉可能に揺動軸支された機枠と、
    前記遊技装置体に対して一定距離離間して配置された前面透明板と、
    該前面透明板又はその周囲を囲む装飾部材を保持し、前記第1枠体の前方に配置されて前面開閉可能とされた前記第2枠体と、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のヒンジ構造と、
    前記遊技媒体を貯留する貯留皿と、を有する遊技機。
  5. 遊技機全体を囲む筐体枠と、
    遊技媒体による遊技を演出する遊技装置体と、
    該遊技装置体を保持し、前記筐体枠に対して前面開閉可能に揺動軸支された前記第1枠体と、
    前記遊技装置体に対して一定距離離間して配置された前面透明板と、
    該前面透明板又はその周囲を囲む装飾部材を保持し、前記第1枠体の前方に配置されて前面開閉可能とされた第2枠体と、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のヒンジ構造と、
    前記遊技媒体を貯留する貯留皿と、を有する遊技機。
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