JP2008170738A - 現像装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアとトナーを分離して吸引し、トナー飛散および現像槽の温度上昇を抑制する。
【解決手段】トナーとキャリアの2成分からなる現像剤によって一方向に回転する潜像担持体3の外周面上に形成される静電潜像を現像する現像装置2であって、現像剤を潜像担持体に搬送する現像ローラ202と、この現像ローラに対して潜像担持体の回転方向の下流側に備わるキャリア回収ローラ220と、現像槽の底部側に設けられ、一のファンからの気流の送風路240を含む冷却手段と、送風路の下側に設けられ、潜像担持体との対向面のうち、キャリア回収ローラの下側に設けた飛散トナーを吸引する吸引口252からの気流の吸引路250を含む吸引手段と、吸引口から吸引された飛散トナーを含む空気から飛散トナーを除去するフィルタと、フィルタを通過した空気及び送風路を経た空気を排気する排気口への気流の排気路を含む排気手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式を採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ機等の画像形成装置に用いられる現像装置、およびこの現像装置を備える画像形成装置に関し、特に、ダクトによる現像槽の冷却機構および現像領域付近の飛散トナーの吸引機構を有する現像装置に関する。
近年の複写機、ファクシミリ、プリンタ、およびこれらの各種機能を備えるいわゆる複合機等は、高画質・高速化に伴い、要素技術開発としてキャリアおよびトナーの小粒径化が進められている。しかしながら、キャリアおよびトナーの小粒径化が進むほど、画像形成装置内の現像領域付近では、現像時にキャリアが潜像担持体となる感光体ドラム上に移りやすく、また、トナーの飛散が生じやすくなり、画質不良の原因となっている。また、高速化により現像装置の温度上昇が生じることにより、現像剤特性の変化、画像品質の変化、特に、高温高湿環境下においては、現像装置内で現像剤が固まって現像装置が動かなくなる等の不具合が生じていた。
このような不具合を解決するために、特許文献1には、現像剤を収容する現像容器と、この現像容器内に設けられ、現像剤を感光体ドラムに供給するマグネットローラと、このマグネットローラの両端部に吸引口を近接させ、マグネットローラから飛散する現像剤を吸引口から吸引する吸引ファンとを具備する現像装置が開示されている。当該現像装置では、小型の吸引装置で飛散現像剤を効率良く吸引でき、感光体ドラムの小径化を可能とする。
また、特許文献2には、現像ユニットと転写ユニットへ記録紙を給紙する用紙搬送路とによって形成される空間に冷却ダクトを設け、当該ダクトに冷却風を送風することにより現像ユニットの冷却を行うと共に、用紙搬送路に向けて冷却ダクトに開口部を設け、用紙搬送路を通過する転写紙に冷却風を吹き付けるように構成し、さらに冷却ダクトの下部に飛散したトナーを吸引する飛散トナー吸引ダクトを設け、冷却ダクトと飛散トナー吸引ダクトとを一体化した積層構造とする現像ユニットを備える画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置では、熱定着プロセスによる装置内温度上昇を、装置のコンパクト化・省部品化を阻害せずに低減することが可能となる。
さらに、特許文献3には、像担持体上に形成された静電潜像に現像剤を静電吸着させる現像剤搬送体と、この現像剤搬送体と現像剤とを収容する空間および像担持体と平行な開口を有するハウジングと、このハウジング内を浮遊するトナーや紙粉を吸引する吸引ダクトと、現像装置を冷却する冷却ダクトとを設け、吸引ダクトと冷却ダクトとを共通の吸引手段で吸引する構成とした画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置では、現像装置のトナーの飛散が少なく、温度上昇を防止することができる。
特開平10−274883号公報 特開2006−23413号公報 特開2004−361869号公報
しかしながら、特許文献1に開示された現像装置では、マグネット(現像)ローラ両端下部より飛散トナーを吸引し、中央にあるフィルタを通して排気する吸引経路が設けられているが、キャリア回収部材に関して言及されてなく、吸引手段は、キャリアとトナーを分離して吸引できないので、キャリア減少やフィルタ目詰りを防止するには、至らなかった。また、冷却手段を備える旨に関しては、言及されてなく、冷却効果が得られることが明確でない。
また、特許文献2の画像形成装置は、吸引手段と冷却手段が2段の構成になっているが、キャリア回収部材に関して言及されてなく、吸引手段は、キャリアとトナーを分離して吸引できない。このため、現像剤中のキャリア減少やキャリアと分離されない状態でトナーが吸引されることによって、キャリアによるフィルタ目詰りが生じる。また、冷却手段について、用紙搬送路へ空気を送る構成になっており、現像装置下部全体を冷却する経路となっていないので冷却効果が不十分である。
さらに、特許文献3の画像形成装置は、吸引手段と冷却手段が重なるような配置の構成となっており、冷却手段は現像装置下部全体を冷却する構成となっていないので、現像槽の冷却効果が不十分である。また、キャリア回収部材に関して言及されてなく、吸引手段は、キャリアとトナーを分離して吸引できないので、キャリア減少やフィルタ目詰り等の不具合を解消するには、至っていない。
すなわち、上記各特許文献に開示されている現像装置や画像形成装置では、飛散トナーの抑制、および現像槽の温度上昇を抑制するための現像槽の冷却を十分に実現するには至らなかった。また、キャリアとトナーを分離しての吸引ができないので、キャリア減少やフィルタ目詰りが生じる不具合を解消するには、至らなかった。
そこで、本発明は、従来の現像装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、トナー飛散および現像槽の温度上昇の抑制し、かつ現像剤のキャリアとトナーを分離して吸引することの可能な、新規かつ改良された現像装置および画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある実施の態様によれば、現像槽内で帯電性のトナーと磁性のキャリアの2成分を混合して帯電された現像剤によって、一方向に回転する潜像担持体の外周面上に形成されている静電潜像を現像する現像装置であって、現像剤を潜像担持体に搬送する現像ローラと、この現像ローラに対して潜像担持体の回転方向の下流側に備わるキャリア回収ローラと、現像槽の底部側に設けられ、一のファンからの気流の送風路を含む冷却手段と、送風路の下側に設けられ、潜像担持体との対向面のうちキャリア回収ローラの下側に設けた現像装置内の飛散トナーを吸引する吸引口からの気流の吸引路を含む吸引手段と、吸引口から吸引された飛散トナーを含む空気から当該飛散トナーを除去するフィルタと、フィルタを通過した空気および送風路を経た空気を排気する排気口への気流の排気路を含む排気手段と、を備えることを特徴とする現像装置が提供される。
このような構成とすることにより、潜像担持体となる感光体ドラムと現像ローラが当接する現像領域付近の飛散トナーをキャリア回収ローラの下部から吸引することによって、トナーとキャリアを十分に分離した状態で飛散トナーを吸引可能となる。このため、キャリアを含んだ状態で吸引することによって生ずるフィルタ等の目詰まりやキャリアの減少を抑制することができる。また、送風路を介してダクトからの送風を現像槽の底部から当てることにより、現像装置の冷却効果が得られるようになる。
このとき、上記実施の態様において、冷却手段には、現像ローラが設けられている側に対する対向面の一方の端部に送風路の導入部となる送風入口が設けられ、他方の端部に送風路の導出部となる送風出口が設けられ、送風路は、現像槽の底部の略全面を被覆するように形成されていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、冷却手段と吸引手段とを別々の経路で2段に設けた上で、現像装置下部全体を冷却することができるので、現像装置の冷却効果をより顕著に奏するようになる。
このとき、上記実施の態様において、吸引口は、キャリア回収ローラの両端下部に設けられることとしてもよい。
このような構成とすることにより、特にトナーの飛散が生じやすい回収ローラ両端部のみを吸引することで、吸引手段による吸引負荷を無駄に増大させないことができる。
このとき、上記実施の態様において、吸引口から吸引された飛散トナーを含む空気は、フィルタの前段で一箇所に集束されてから当該フィルタを通過し、フィルタは、上側から挿抜可能な構造であることとしてもよい。
このような構成とすることにより、吸引路を中央部から両端にかけて吸引する経路とすることで、飛散トナーのより円滑な吸引を可能とし、吸引路内にトナー等の堆積物を生じさせないようにすることができるようにした上で、フィルタのメンテナンスが容易になる。
このとき、上記実施の態様において、吸引路と送風路が連結されて一の気流路が形成されており、この一の気流路の何れかの1箇所にのみファンが設けられていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、例えば、排気口にファンを1つ設けることによって、当該ファンで冷却と吸引を兼用で行うことができるようになる。
このとき、上記実施の態様において、吸引路、冷却路、および排気路の湾曲部分は、R状に形成されていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、各管路の気流の流れが円滑になり、吸引、冷却、排気の効果がより顕著になる。
このとき、上記実施の態様において、現像槽の底部がアルミニウムで形成されていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、より大きな冷却効果を奏するので、現像装置の環境温度の変動による現像剤特性の変化、画像品質の変化、現像装置内で現像剤が固まって現像装置が動かなくなるという不具合を防止できる。
このとき、上記実施の態様において、現像槽の上部には、現像槽内の圧力を調整する圧力調整用フィルタが設けられていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、現像装置内の圧力が高くなったときに圧抜き用としてフィルタが働くため、飛散トナーを抑制することができる。
上記課題を解決するために、本発明の別の実施の態様によれば、上記の実施の態様の何れかの現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置が提供される。
このような構成とすることにより、キャリアおよびトナーの小粒径化が進んでも、画像形成装置内の現像領域付近での現像時におけるトナーの飛散の発生を抑制できるので、画像形成装置で記録用紙等に形成される画像の画質不良を低減可能となる。また、高速化により現像装置の温度上昇に対しても、十分な冷却効果が得られるので、現像装置の環境温度の変動による現像剤特性の変化や画像品質の変化等の不具合を防止できる。
以上説明したように本発明によれば、飛散トナーの吸引と現像槽の冷却を別々の経路でそれぞれ行なうことで、十分な冷却を行なうことが可能となる。また、キャリア回収ローラの両端下部より画像形成装置内の飛散トナーを吸引することにより、これまで不十分であったキャリアとトナーの分離を十分に行ってからトナーのみを吸引でき、キャリアを含んだ状態で吸引することによるフィルタの目詰りやキャリアの減少を抑制することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明に係る現像装置が使用される画像形成装置の第1の実施の形態の構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明に係る現像装置が使用される画像形成装置の第1の実施の形態の全体の構成を示す説明図であり、図2は、かかる画像形成装置の装置本体の構成を示す部分詳細図である。
本実施の形態に係る画像形成装置1Aは、図1、図2に示すように、スキャナ等に読み込まれた画像データや外部から伝達された画像データを電子写真方式によって、回転駆動される円筒状の感光体ドラム(潜像担持体)3上に静電潜像を形成して、この静電潜像を帯電性のトナーと磁性キャリアの2成分を混合して帯電された現像剤によって現像剤像として可視像化した後、記録媒体となる所定のシート状の記録用紙(以下、用紙と称する。)に転写してモノクロ(単色)画像として出力する画像形成装置であって、感光体ドラム3上の静電潜像を可視像化する現像装置として、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するキャリア回収ローラ220と、キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去するキャリア除去装置(キャリア除去手段)230とを備えた本発明に係る特徴的な現像装置2を採用したものである。
画像形成装置1Aの構成として、用紙Pを複数枚積載可能な給紙トレイ8と、この給紙トレイ8から供給される用紙Pを画像形成部14に搬送する用紙搬送部59と、画像形成部14で印字された用紙P上の未定着トナーを溶融させて定着させる定着ユニット6へ搬送する用紙搬送装置7とを備えており、予め設定された複数の排出処理モードに対応した用紙Pの搬送速度に基づいて、印字要求に応じて選択的に用紙Pの搬送速度を制御して給紙トレイ8から自動的に排紙トレイ9に用紙Pを供給可能としたものである。
まず、画像形成装置1Aの全体構成について説明する。画像形成装置1Aは、図1に示すように、主に、露光ユニット1、現像装置2、トナー供給装置30、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6、用紙搬送装置7、用紙搬送路7a、給紙トレイ8、排紙トレイ9および転写機構10等を備える装置本体1A1と、自動原稿処理装置1A2とにより構成されている。
装置本体1A1の上面部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台21が設けられ、この原稿載置台21の上方には、自動原稿処理装置1A2が上方に向かい揺動開放自在に設けられ、一方、この原稿載置台21の下方には、原稿の画像情報を読み取る原稿読み取り部であるスキャナ部22が配置されている。
そのスキャナ部22の下方には、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6、用紙搬送装置7、用紙搬送路7a、排紙トレイ9、および転写機構10が配設され、さらに、その下方には、用紙Pが収納された給紙トレイ8が配設されている。
露光ユニット1は、画像処理部(図示省略)から出力された画像データに応じて、レーザ光を帯電器4によって均一に帯電された感光体ドラム3の表面に照射して露光することにより感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を書込み形成する機能を有するものである。この露光ユニット1は、スキャナ部22の直下で且つ感光体ドラム3上方に配置され、レーザ照射部11および反射ミラー12を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)13a、13bが採用されている。本実施の形態では、高速印字処理を行うために、複数のレーザ光を利用し、照射タイミングの高速化を低減する手法を用いた2ビーム手法を採用しているものとする。なお、本実施の形態では、露光ユニット1にレーザスキャニングユニット(LSU)13a、13bを用いているが、発光素子をアレイ状に並べたもの、例えば、ELやLED書込みヘッドを用いるものであっても良い。
感光体ドラム3は、略円筒形状を呈し、露光ユニット1の下方に配設され、図示しない駆動手段と制御手段により所定方向(図中の矢印A方向)に回転するように制御されている。この感光体ドラム3の外周面に沿って、図2に示すように、画像転写終了後の位置を基準として感光体ドラム回転方向下流側に向かい、用紙剥離爪31、クリーナユニット5、電界発生部としての帯電器4、現像装置2、除電装置41の順に配置されている。
用紙剥離爪31は、ソレノイド32により感光体ドラム3の外周面に接離可能に配置されている。この用紙剥離爪31は、感光体ドラム3の外周面に当接した状態で、感光体ドラム3上の未定着トナー像を用紙Pに転写する際にその感光体ドラム3の表面に張り付いた用紙Pを剥離するものである。なお、用紙剥離爪31の駆動手段として、ソレノイド32の換わりに駆動用モータ等を採用しても良く、その他の駆動手段の選択も可能である。
現像装置2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化するものであって、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器4より下流側で感光体ドラム3の側方で略水平(図中で右側)に配置されている。この現像装置2の下方には、記録媒体搬送方向上流側にレジストローラ15が配置されている。なお、現像装置2の詳細については後述するものとする。
キャリア回収ローラ220は、現像装置2の下部に設けられ、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するものであり、キャリア除去装置230は、キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去する機能を備える。
トナー供給装置30は、トナーが充填されたトナー容器300から排出されるトナーを一時的に中間ホッパ部33に貯留してから現像装置2に供給するものであって、現像装置2に隣接するようにして配置されている。このトナー供給装置30の下側には、現像装置2の作動中に生ずる動作熱を強制冷却するために、現像装置2の現像槽200に風を送り込む不図示の送風ファン等を備えるダクトユニット50が設けられる。なお、ダクトユニット50の詳細については、後述する。
レジストローラ15は、給紙トレイ8から供給された用紙Pの先端と感光体ドラム3上のトナー像とを整合して感光体ドラム3と転写ベルト103との間に搬送するように、図示しない駆動手段および制御手段により動作制御されている。
帯電器4は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であって、感光体ドラム3の上方でその外周面に近接して配置されている。なお、本実施の形態では、チャージャー型の帯電器4を使用しているが、接触型のローラ方式によるものやブラシ方式によるものに代用しても良い。
除電装置41は、感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像を用紙Pに転写し易くするために、この感光体ドラム3の表面電位を低下させるための転写前除電手段であって、感光体ドラム回転方向で現像装置2より下流側で、かつ感光体ドラム3の下方でその外周面に近接して配置されている。なお、本実施の形態では、除電装置41は、除電電極を用いて構成されているが、除電電極の替わりに除電ランプを使用したり、その他の方式により除電するようにしたものであっても良い。
クリーナユニット5は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収するものであって、感光体ドラム3を挟んで現像装置2と略対向する位置で感光体ドラム3の側方で略水平(図中で左側)に配置されている。
上述したように、感光体ドラム3上で顕像化された静電像は、静電像が有する電荷の逆極性の電界が搬送される用紙P上に転写機構10から印加されることで用紙P上に転写される。例えば、静電像が(−)極性の電荷を有している時は、転写機構10の印加極性は(+)極性となる。
転写機構10は、駆動ローラ101、従動ローラ102、および他のローラで架橋されるとともに、所定の抵抗値(本実施の形態では、1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する転写ベルト103が配置された転写ベルト式ユニットで構成され、感光体ドラム3の下方で、転写ベルト103の表面が感光体ドラム3の外周面の一部と接触するように配置されている。この転写ベルト103により、用紙Pを感光体ドラム3に押圧しながら搬送するようになっている。感光体ドラム3と転写ベルト103の接触部104には、駆動ローラ101および従動ローラ102とは、異なる導電性で転写電界を印加可能な弾性導電性ローラ105が配置されている。
弾性導電性ローラ105は、弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成されている。この弾性導電性ローラ105が弾性を有することで、感光体ドラム3と転写ベルト103とが線接触でなく転写ニップと呼ばれる所定の幅を有する面接触となるので、搬送される用紙Pへの転写効率の向上を図ることができる。
さらに、転写ベルト103の転写領域の用紙搬送方向下流側には、搬送される用紙Pが転写領域で印加された電界を除電し、次工程への搬送をスムーズに行う為の除電ローラ106が転写ベルト103の背面側に配置されている。
また、図2に示すように、転写機構10には、転写ベルト103の残留トナーによる汚れを取るクリーニングユニット107と、転写ベルト103の除電を行う複数の除電機構108が配置されている。この除電機構108に用いられる除電を行うための手法として、装置を介して接地する手法、若しくは積極的に転写電界の極性と逆極性を印加する手法がある。
転写機構10で用紙P上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット6に搬送されて加圧・加熱されることで未定着トナーが溶融されて用紙P上に定着される。当該定着ユニット6は、図2に示すように、加熱ローラ6a、加圧ローラ6bを備え、この加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとによって、用紙Pを挟持した状態で加熱ローラ6aを回転させ、加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの間を通過させることにより、用紙P上に転写されたトナー像を溶融して定着させるものである。定着ユニット6の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを搬送する搬送ローラ16が設けられている。この搬送ローラ16の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを排紙トレイ9に排紙するための排紙ローラ17が設けられている。
加熱ローラ6aは、その外周部には、用紙剥離爪611、ローラ表面温度検出部材であるサーミスター612、ローラ表面クリーニング部材613が配置され、内周部には、加熱ローラ表面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)とする熱源614が設けられている。
加圧ローラ6bは、ローラの両端部で加熱ローラ6aに対し所定圧量で加圧ローラ6bが圧接することが可能な加圧部材621が配置され、さらに、加圧ローラ6bの外周には加熱ローラ6aの外周と同様に用紙剥離爪622、ローラ表面クリーニング部材623が配置されている。
定着ユニット6は、図2に示すように、いわゆる定着ニップ部と呼ばれる加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの圧接部600において、搬送される用紙P上の未定着トナーを加熱ローラ6aにより加熱して溶融し、加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの圧接力による用紙P上への投鋲作用で、未定着トナーを用紙P上に定着するようになっている。
給紙トレイ8は、図1に示すように、画像情報が出力(印字)されるシート(用紙)を複数枚蓄積しておくためのものであり、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6等で構成される画像形成部14の下側に構成されている。この給紙トレイ8の排紙側上部には、用紙ピックアップローラ8aが配置されている。
この用紙ピックアップローラ8aは、給紙トレイ8内に積載収容された用紙Pを最上層から1枚ずつピックアップし、下流側に向かって(便宜上の用紙Pの流れ出し側、換言するとカセット側を上流、排紙側を下流とする。)用紙搬送路7a上のレジストローラ(「アイドルローラ」とも称する。)15側に搬送するようになっている。
本実施の形態に係る画像形成装置1Aでは、高速印字処理を行うことを目的とするため、画像形成部14の下方に定型サイズの用紙Pを各々のトレイに500〜1500枚収納可能な複数の給紙トレイ8が配置され、一方、装置側面には、複数の用紙種類を多量に収納可能な大容量給紙カセット81が配置されるとともに、この大容量給紙カセット81の上方に、主に不定型サイズの印字等に対応する手差しトレイ82が設けられている。
排紙トレイ9は、手差しトレイ82とは反対側の装置側面に配置されている。また、排紙トレイ9に変わって、排紙用紙のステープル、パンチ処理等を行う後処理装置や複数段排紙トレイ等をオプションとして配置することも可能な構成となっている。
用紙搬送装置7は、前述した感光体ドラム3と給紙トレイ8との間に構成され、用紙搬送装置7に備わる用紙搬送路7aを経由させて、給紙トレイ8から供給される用紙Pを一枚ずつ転写機構10に搬送し、転写機構10において、感光体ドラム3からトナー像が転写された用紙を定着ユニット6に搬送し、定着ユニット6において、未定着トナー像を用紙に定着した後に、指定された排紙処理モードに応じて形成された用紙搬送路や分岐爪によって用紙を搬送するように構成されている。
本実施の形態に係る画像形成装置1Aは、予め設定された排出処理モードとして、片面印字モードおよび両面印字モードが設定されている。片面印字モードにおいて、排出処理として印字面を上方に向けて排出されるフェースアップ排出、および、印字面を下方に向けて排出されるフェースダウン排出が設定されている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置1Aに備わる現像装置2とその周辺構成について図面を参照して説明する。図3は、本実施の形態に係る画像形成装置に備わる現像装置およびトナー供給装置の構成を側面側から示す概略構成図である。
本実施の形態では、図3に示すように、現像装置2に隣接してトナー供給装置30が設けられている。このトナー供給装置30の下側には、現像装置2の作動中に生ずる動作熱を強制冷却するために、現像装置2の外装部を形成する現像槽200に風を送り込む送風ファン等を備えるダクトユニット50が設けられる。
現像装置2は、図3に示すように、外装部を形成する現像槽200のトナー供給装置30に備わるトナーを供給するための開口部30aと当接する部位には、トナーを導入するためのトナー導入口201が形成されている。現像槽200内部には、現像ローラ202、パドルローラ203、混合ローラ204、搬送ローラ205、仕切り板206、規制部材207が設けられている。現像装置2は、現像ローラ202の周面と感光体ドラム3の周面(周面領域に付着した現像剤)とが接するように、画像形成装置1A内に取り付けられる。現像ローラ202の周面領域において、感光体ドラム3との接触部付近が現像位置となる。また、現像槽200の開放部200aの現像ローラ202下側で隣接する位置には、感光体ドラム3に付着したキャリアを回収するキャリア回収ローラ220を備えるキャリア除去装置230が配置されている。
現像槽200では、トナー供給装置30から供給され、トナー導入口201から導入されたトナーが搬送ローラ205で混合ローラ204へ搬送され、磁性キャリアと混合されて二成分系現像剤が形成される。混合ローラ204は、前述した新たに形成された二成分系現像剤と、上記の仕切り板206で還流された余剰現像剤とを混合する。このように混合ローラ204で混合して得られた現像剤がパドルローラ203で撹拌されながら帯電されてから、静電潜像を現像するための現像ローラ202に供給され、感光体ドラム3に担持された静電潜像に搬送される。
また、現像ローラ202に供給された現像剤は、まず、仕切り板206の一端側に一体成形で設けられる摺擦部材211が現像ローラ202へ搬送する現像剤の搬送量(層厚)を規制しつつ現像剤を摺擦して現像剤の予備帯電をする。その後、現像槽200に備わる支持部材212によって支持される規制部材207が現像ローラ202で搬送される現像剤の層厚を規制することによって、現像剤供給量が規制され、規制された余剰現像剤は、余剰現像剤を還流させる還流板となる仕切り板206によって、規制部材207と離隔する位置へ還流される。これら規制部材207、摺擦部材211、および仕切り板206は、現像ローラ202に対応する長さに形成されている。
さらに、仕切り板206上には、余剰現像剤を所定の方向に振り分ける複数の整流板208が設けられ、仕切り板206の下側には、余剰現像剤を搬送する搬送スクリュー210で搬送する仕切り板側搬送部209が設けられている。なお、これら現像装置2に備わる構成要素の細部の詳細な説明は、後述するものとする。
トナー供給装置30は、現像装置2に隣接して配設され、トナーが充填されたトナー容器300から排出されるトナーを一時的に中間ホッパ部33に貯留してから現像装置2に供給する。本実施の形態では、トナー容器300はトナーが充填される容器本体310が支持部材350に回転可能に支持される構成となっている。
中間ホッパ部33に送出されたトナーは、中間ホッパ部33内にて、まず、撹拌部材34によって撹拌される。撹拌部材34は、撹拌軸34aに撹拌羽根34bが設けられている構成であり、撹拌軸34aが回転することによって撹拌軸34a周りを撹拌羽根34bが回転してトナー容器300から供給された中間ホッパ部33内のトナーが撹拌される。
撹拌部材34によって撹拌されたトナーは、撹拌部材34の撹拌動作によって搬送ローラ35を介して供給ローラ36側に送出される。供給ローラ36は、撹拌部材34から搬送ローラ35を経て送出されたトナーを中間ホッパ部33の現像装置2と当接する部位に形成された開口部30aへトナーを送出することによってトナーを現像装置2に供給する。
また、トナー容器300の支持部材350の底面側(画像形成装置1Aにトナー容器300を装着したときの下面)には、図3に示すように、トナー容器300から供給されるトナーを支持部材350外部に排出するためのトナー供給孔300aを開閉するためのシャッタ開閉機構400が設けられている。つまり、シャッタ開閉機構400により支持部材350のトナー供給孔300aが開放状態になると、トナー供給孔300aと中間ホッパ部33に設けられた開口部33aとが連通状態となり、トナー容器300から排出されるトナーが中間ホッパ部33に供給される。
次に、本実施の形態に係る特徴的な現像装置2の構成について図面を参照して詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係る現像装置の構成を示す断面図、図5(a)は当該現像装置を構成する混合ローラの構成を示す側面断面図、(b)は(a)のB1−B1矢視図、(c)は(a)のB2−B2矢視図、(d)は(a)のB3−B3矢視図、(e)は(a)のB4−B4矢視図である。
現像装置2は、図4に示すように、外装部を形成する現像槽200を備え、当該現像槽200におけるトナー供給装置30に備わるトナーを供給するための開口部30aと当接する部位には、トナーを導入するためのトナー導入口201が形成されている。この現像槽200内部には、現像剤が貯留されるとともに、現像ローラ202、パドルローラ203、混合ローラ204、搬送ローラ205、規制部材207および回収ローラ220が設けられている。
現像装置2は、現像槽200から一部露出した現像ローラ202の周面と感光体ドラム3の周面(周面領域に付着した現像剤)とが対向して近接するように画像形成装置1A内に取り付けられる。そして、現像ローラ202の周面領域において、感光体ドラム3との対向部付近が現像位置(現像領域)となる。
現像槽200では、トナー供給装置30から供給され、トナー導入口201から導入されたトナーが搬送ローラ205で混合ローラ204へ搬送され、磁性キャリアと混合されて二成分系現像剤が形成される。混合ローラ204は、前述した新たに形成された二成分系現像剤と現像槽200内に既存の現像剤とを混合する。混合ローラ204で混合して得られた現像剤は、パドルローラ203で撹拌されながら帯電されてから静電潜像を現像するための現像ローラ202に供給され、現像ローラ202により感光体ドラム3に担持された静電潜像に搬送される。現像ローラ202に供給された現像剤は、現像槽200を構成する支持部材212によって支持される規制部材207により現像ローラ202で搬送される現像剤の層厚が規制される。これにより、感光体ドラム3に供給される現像剤供給量が規制される。
現像槽200は、現像装置2内の温度上昇対策として、ダクトユニット50からの送風で強制冷却するより大きな効果を奏するために、熱伝導性の大きいアルミニウム等の金属材料により形成されており、感光体ドラム3の周面に臨む位置に開放部200aが存在する。
現像槽200の上部を構成する支持部材212の外側上部には、現像槽200内の圧抜きをするための圧抜機構部217が設けられている。この圧抜機構部217を定期的に作動させることにより、現像装置2内の圧抜きが実行され、装置内のトナー飛散を防止できるようになる。
現像槽200内の開放部200aに臨む位置には、現像ローラ202が配置され、トナー導入口201に臨む位置には、トナー導入口201から現像槽200内へ供給された現像剤(トナー)を混合ローラ204へ搬送する搬送ローラ205が回転自在に配置されている。
現像槽200の混合ローラ204の下側と対向する位置には、現像槽200内のトナーの濃度を検出するためのトナー濃度センサ213が設けられており、混合ローラ204により混合・撹拌されるトナー量が適正量よりも減少したときの検出値に基づいて、トナー導入口201からトナーを補給するように構成されている。
また、現像槽200の開放部200aの現像ローラ202下側には、換言すると、現像ローラ202に対して、感光体ドラム3の回転方向の下流側の位置には、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するためのキャリア回収ローラ220が感光体ドラム3と約1mmの微小間隔を有して配置されている。このキャリア回収ローラ220の回転方向の上流側の位置には、当該キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去するキャリア除去装置230が備わっている。
本実施の形態では、図4に示すように、現像槽200の底部200bの下側には、現像装置2の作動中に生ずる動作熱を強制冷却する冷却手段として、ダクトユニット50の送風ファンからの気流の送風路240が設けられ、この送風路240の下側には、現像装置2の現像領域付近の飛散トナーを吸引する吸引手段として、キャリア回収ローラ220の両端下部に設置される吸引口252から、不図示の吸引ファンまでの気流の吸引路250が設けられている。これらの送風路240と吸引路250は、本実施の形態では、現像装置2の現像槽200を支える基盤部材260に一体成形されているが、送風路240が現像槽200の底部200bに近接するように上層側に設けられ、吸引路250が送風路240の下方に位置するように下層側に設けられる二層構造であれば、送風路240および吸引路250が別体成形されていてもよい。なお、送風路240および吸引路250が一体成形された基盤部材260の構成の詳細な説明については、後述する。
現像ローラ202は、図4に示すように、感光体ドラム3との間に現像ギャップ(0.5〜1.5mm程度)を設けて配置され、複数の周方向位置に断面形状が長方形の棒磁石からなるN極の磁性を有する磁極部材N1、N2、N3、N4およびS極の磁性を有する磁極部材S1、S2、S3が離隔して放射状に配設された多極着磁のマグネットローラ214と、このマグネットローラ214に回転自在に外嵌された略円筒形状のアルミニウム合金および黄銅等で形成される非磁性のスリーブ215とを備えている。
マグネットローラ214は、両端部が現像槽200の両側壁に非回転に固定・支持されており、磁極部材N1が感光体ドラム3の周面と対向する位置に配置されている。磁極部材N1、N2、N3、N4は、現像ローラ202の周方向となる幅寸法の中央がそれぞれ現像ローラ中心軸O2に対して、磁極の中心軸がP1、P2、P3、P4になっており、この磁極中心軸P1、P2、P3、P4を棒磁石の全長にわたって有している。感光体ドラム3の周面と対向する磁極部材N1は、感光体ドラム3の中心軸(図4の範囲外)および現像ローラ202の中心軸O2を通る直線に対して磁極中心軸P1がほぼ一致するように配置されている。
このように構成された磁極部材N1、N2、N3、N4およびS1、S2、S3による磁界によって、スリーブ215の外周に沿ってトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を吸着して磁気ブラシを形成される。感光体ドラム3と現像ローラ202の回転により形成された磁気ブラシによって、上述した現像ギャップ部で感光体ドラム3の表面を摺擦して現像が行なわれる。
規制部材207は、現像ローラ202との間で現像剤の搬送量を規制しつつ現像剤の主帯電を行うものであり、断面形状が略矩形の非磁性の金属板からなり、規制部材207の幅方向一端面が現像ローラ202(スリーブ215)の外周面と所定の大きさの隙間部を有して対向している。この規制部材207は、カバー体216により取り付けられ、開放部200aに設置されている。なお、規制部材207は、アルミニウム、ステンレス等の非磁性の金属板により形成される。
混合ローラ204は、図5(a)に示すように、トナー供給装置30から供給されたトナーを撹拌、搬送するもので、現像ローラ202に対して略平行に配置された回転軸204aと、複数の分離された皿状の撹拌体204bとを備える。
撹拌体204bは、回転軸204aの軸心方向に対して略45度傾斜して配置され、回転軸204aの略中央部に配置された撹拌体204b3を中心に、軸線方向で図中右端の撹拌体204b1と複数の撹拌体204b2からなる集合体204B1と、複数の撹拌体204b2と図中左端に有する撹拌体204b4からなる集合体204B2とに分割して構成されている。
本実施の形態では、これら集合体204B1、204B2に含まれる撹拌体204b2は同数である。すなわち、混合ローラ204の撹拌体204bは、奇数枚となる。このように撹拌体204bを奇数枚とすることにより、全体としての現像剤の流れのバランスを崩して設定された一方向への現像剤の撹拌搬送が可能となる。
回転軸204aの両端側に配置される撹拌体204b1、204b4は、図5(b)、(e)に示すように、回転軸204aを中心に点対称の略半月状に形成されている。詳しくは、撹拌体204b1、204b4は、それぞれ回転軸204aを通る長い法線L1に沿った方向に対して略垂直に分割された半月状となっている。
撹拌体204b1、204b4と撹拌体204b3との間に設けられる各撹拌体204b2は、図5(c)に示すように、略楕円形状であり、回転軸204aの軸心方向に対して傾斜して複数配置されている。このような構成とすることにより、個々の撹拌体により大きな回転軸方向の搬送力を生じさせることができる。
回転軸204aの略中央部に配置される撹拌体204b3は、図5(d)に示すように、略楕円形状で形成され、前述したトナー濃度センサ213と対向する位置に切欠部204cが形成され、トナー濃度センサ213からの検出光が通過可能となるようにされている。この切欠部204cは回転軸204aを中心に点対称の位置にさらに1カ所に形成されている。すなわち、切欠部204cは、回転軸204aを中心に点対称に一対設けられている。このように、撹拌体204b3に混合ローラ204の撹拌体204bの通過に伴う現像剤かさ密度変動によるトナー濃度センサ213の出力リップルを防止できる。
現像ローラ202と混合ローラ204との間には、図4に示すように、混合ローラ204で混合して得られた現像剤を撹拌しながら帯電させてから現像ローラ202に供給するパドルローラ203が設けられている。
パドルローラ203は、その長手方向に延びる支軸および該支軸に平行な向きの羽根を備えており、支軸まわりに回転することができる。パドルローラ203がその支軸まわりに回転することにより、現像剤を攪拌することができる。
上述したように、現像ローラ202の下方には、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するためのキャリア回収ローラ220が感光体ドラム3に当接するようにして備わる。このキャリア回収ローラ220の回転方向の下流側の位置には、当該キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去するキャリア除去装置230が備わっている。
次に、本実施の形態に係る現像装置2を構成する特徴的な基盤部材260について図面を参照して詳細に説明する。図6は、本実施の形態の現像装置の基盤部材の構成を示す斜視図であり、図7は、本実施の形態の現像装置の基盤部材の上から見た概略を示す平面図である。
基盤部材260は、現像槽200の底部200b側に設けられ、ダクトユニット50に備わる送風ファン51から送られる空気流の送風路240を含む冷却手段と、送風路240の下側に設けられ、現像装置2の現像領域付近の飛散トナーを吸引する吸引口からの気流の吸引路250を含む吸引手段が一体成形で含む構成である。この基盤部材260は、現像槽200を冷却するために送風する送風ファン51と、飛散トナーを吸引するための吸引源となる吸引ファン53と、送風路240および吸引路250からの空気を排気口55に導入する排気路54とを含むダクトユニット50と接続される構成となっている。
現像ローラ202が設けられている側に対する対向面の一方の端部に送風ファン51からの気流の送風路240の導入部となる送風入口240aが設けられ、他方の端部に送風路240の導出部となる送風出口240bが設けられる。本実施の形態では、現像装置2の底部200bの全体を冷却可能とするために、送風路240は、図7に示すように、現像槽200の底部200bの略全面を被覆するように形成されている。送風路240を経た空気は、送風出口240bから送出されたら、そのまま、送風用排気路54b、共通排気路54を経て、排気口55に排気される。
一方、吸引路250は、導入部となる吸引口252がトナーの飛散が生じやすいキャリア回収ローラ220の両端部のみを吸引することによって、吸引ファン53の吸引負荷を無駄に増大させないために、キャリア回収ローラの両端下部に設けられる。そして、キャリア回収ローラ220の両端部の2箇所に設けた吸引口252から吸引された飛散トナーを含む空気は、吸引口252から吸引された飛散トナーを含む空気から当該飛散トナーを除去するフィルタ52の前段で一箇所に集束されてから、フィルタ52を経て一括吸引口253から吸引ファン53で吸引される。当該フィルタ52および一括吸引口253を通過して、当該通過した空気は、吸引用排気路54a、共通排気路54を介して排気口55へ排気される。このように、吸引路250を吸引ファン53の前段にある一括吸引口253を有する中央部から、感光体ドラム3との対向面のうちキャリア回収ローラ220の下側の両端に設けられた吸引口252にかけて吸引する経路とすることによって、飛散トナーが円滑に吸引され、吸引路250内にトナー等の堆積物を生じさせないようにすることができる。
フィルタ52は、メンテナンスを容易にするために、基盤部材260の吸引ファン53よりの部位に設けられたフィルタ収納部52aに上側から挿抜可能に備わっている。また、本実施の形態では、各路の気流の流れを円滑にして、吸引、冷却、排気のより大きい効果を奏するために、吸引路250、冷却路240、および排気路54の湾曲部分は、図7に示すように、R状に形成されている。
このように、本実施の形態では、感光体ドラム3と現像ローラ202が当接する現像領域付近の飛散トナーをキャリア回収ローラ220の下部から吸引することによって、トナーとキャリアを十分に分離した状態で飛散トナーを吸引できるようになる。このため、キャリアを含んだ状態で吸引することによって生ずるフィルタ等の目詰まりやキャリアの減少を抑制することができる。また、送風路240を介して送風ファン51からの送風を現像槽200の底部200bの略全面部から当てられる構成となっていることにより、現像装置2の現像槽200の顕著な冷却効果を奏するようになる。
なお、上記の第1の実施の態様において、送風路240と吸引路250には、それぞれ送風ファン51、吸引ファン53に対応するように、別の経路で二層構造となっているが、送風路240と吸引路250が連結されて一の気流路として形成され、この一の気流路の何れかの1箇所にのみファンが設けられる構成としてもよい。このような構成とすることによって、例えば、排気口にファンを1つ設けることによって、当該ファンで冷却と吸引を兼用で行うことができるようになる。
(実施例)
次に、本発明の現像装置の構成とすることによる効果を本発明の現像装置による実施例1と従来の現像装置の構成とした場合との比較例を元に説明する。図8は、実施例1における各種設定条件を示す表であり、図9は、実施例1における冷却手段による空冷の有無による現像槽温度上昇の比較例を示すグラフであって、当該空冷の有無と雰囲気温度に対する温度上昇量との関係を示し、図10は、本発明の構成の現像装置と従来の現像装置との比較例を示す表であって、両装置を比較して、500K実写エージング後のキャリア減少量と、フィルタの増加重量(100kごとに交換して増加重量の和)、500K実写エージング中に現像剤が固化して動作不良となった回数を示す。なお、従来の現像装置は、本発明の現像装置に備わる冷却手段のような冷却機構がなく、またキャリア回収ローラは、設けられていないものとし、本発明の現像装置と同様に、現像ローラの両端下部より吸引する構成とする。
実施例1では、図8に示すような各種条件で現像装置2を設計して、作動させると、上述したように、本発明の現像装置2は、冷却手段となる送風路240が吸引手段となる吸引路250の上部に設けられ、現像槽200の底部200bの全体に亘って送風される構成となっている。このため、図9に示すように、当該冷却手段による空冷が無い場合は、雰囲気温度に対する温度上昇量は、24.1度であるのに対して、当該空冷が有る場合は、雰囲気温度に対する温度上昇量は、15.5度となり、本発明の吸引路250や送風ファン51を含む冷却手段による強制冷却の効果として、8.6度の温度冷却が実現され、現像装置の動作不良等の不具合を防止するのに好適な温度となる目標値の18度以下にすることができる。このため、高速化により現像装置2の温度上昇が生じて、現像装置内で現像剤が固まることによって、現像装置2が動作不良を起こす不具合が未然に防げるようになる。
また、本発明の現像装置2では、キャリア回収ローラ220の両端下部に吸引路250の導入部となる吸引口252が設けられ、これらの吸引口252から吸引された飛散トナーを含んだ空気は、吸引路250を経て、現像ローラ202の備わる側に対して対面側の現像槽200の側面の中央に設けたフィルタ52を有する一括吸引口253に集められてから、吸引ファン53、吸引用排気路54a、共通排気路54を経て、排気口55に向かう構成となっている。このため、本発明の現像装置は、キャリア回収ローラ220の下部から吸引することによって、トナーとキャリアを十分に分離した状態で飛散トナーを吸引することができるので、図10に示すように、従来の現像装置と比較して、フィルタ等の目詰まりやキャリアの減少を抑制することができる。
さらに、飛散が生じやすいキャリア回収ローラ220の両端部を積極的に吸引することによって吸引負荷を無駄に増大させず、吸引路250を中央部から両端にかけて吸引する経路とすることで円滑な吸引が実現させるので、吸引路250内にトナー等の堆積物が生じない。このため、図10に示すように、現像装置内で現像剤が固まる等により発生する現像装置2の動作不良回数も削減できる。
すなわち、本発明の現像装置2では、キャリアとトナーを十分に分離して吸引できるため、フィルタ52にキャリアを含ませずに、増加重量も低減されるようになり、キャリアの減少も抑制できる。また、現像装置2の現像槽200の冷却を吸引と別経路で現像装置2の底部200bの全体を冷却できるようにしたので、動作不良も生じなくなった。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1の実施の形態では、一つのトナー容器を設置するモノクロ用の画像形成装置に設置される現像装置に本発明が適用されているが、複数のトナー容器を設置するカラー用の現像装置に本発明の現像装置のダクトによる現像槽の冷却機構および飛散トナーの吸引機構を適用することも可能である。
本発明に係る現像装置が使用される画像形成装置の第1の実施の形態の全体の構成を示す説明図である。 同実施の形態における画像形成装置の装置本体の構成を示す部分詳細図である。 同実施の形態に係る画像形成装置に備わる現像装置およびトナー供給装置の構成を側面側から示す概略構成図である。 同実施の形態に係る現像装置の構成を示す断面図である。 (a)は、同実施の形態の現像装置を構成する混合ローラの構成を示す側面断面図、(b)は、(a)のB1−B1矢視図、(c)は、(a)のB2−B2矢視図、(d)は、(a)のB3−B3矢視図、(e)は、(a)のB4−B4矢視図である。本発明の第1の実施形態を示す断面図である。 同実施の形態の現像装置の基盤部材の構成を示す斜視図である。 同実施の形態の現像装置の基盤部材の上から見た概略を示す平面図である。 本発明の現像装置の実施例1における各種設定条件を示す表である。 実施例1における冷却手段による空冷の有無による現像槽温度上昇の比較例を示すグラフである。 本発明の構成の現像装置と従来の現像装置との比較例を示す表である。
符号の説明
1A 画像形成装置
2 現像装置
3 潜像担持体(感光体ドラム)
50 ダクトユニット
51 送風ファン
52 フィルタ
53 吸引ファン
54 排気路(共通排気路)
54a 吸引用排気路
54b 送風用排気路
55 排気口
200 現像槽
200b 底部
202 現像ローラ
217 圧抜機構部
220 キャリア回収ローラ
240 送風路
240a 送風入口
240b 送風出口
250 吸引路
252 吸引口
253 一括吸引口
260 基盤部材

Claims (9)

  1. 現像槽内で帯電性のトナーと磁性のキャリアの2成分を混合して帯電された現像剤によって、一方向に回転する潜像担持体の外周面上に形成されている静電潜像を現像する現像装置であって、
    前記現像剤を前記潜像担持体に搬送する現像ローラと、
    前記現像ローラに対して前記潜像担持体の回転方向の下流側に備わるキャリア回収ローラと、
    前記現像槽の底部側に設けられ、一のファンからの気流の送風路を含む冷却手段と、
    前記送風路の下側に設けられ、前記潜像担持体との対向面のうち前記キャリア回収ローラの下側に設けた前記現像装置内の飛散トナーを吸引する吸引口からの気流の吸引路を含む吸引手段と、
    前記吸引口から吸引された前記飛散トナーを含む空気から該飛散トナーを除去するフィルタと、
    前記フィルタを通過した空気および前記送風路を経た空気を排気する排気口への気流の排気路を含む排気手段と、
    を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記冷却手段には、前記現像ローラが設けられている側に対する対向面の一方の端部に前記送風路の導入部となる送風入口が設けられ、他方の端部に前記送風路の導出部となる送風出口が設けられ、前記送風路は、前記現像槽の底部の略全面を被覆するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記吸引口は、前記キャリア回収ローラの両端下部に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記吸引口から吸引された前記飛散トナーを含む空気は、前記フィルタの前段で一箇所に集束されてから該フィルタを通過し、前記フィルタは、上側から挿抜可能な構造であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の現像装置。
  5. 前記吸引路と前記送風路が連結されて一の気流路が形成されており、該一の気流路の何れかの1箇所にのみ前記一のファンが設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の現像装置。
  6. 前記吸引路、前記冷却路、および前記排気路の湾曲部分は、R状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の現像装置。
  7. 前記現像槽の底部がアルミニウムで形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の現像装置。
  8. 前記現像槽の上部には、前記現像槽内の圧力を調整する圧力調整用フィルタが設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の現像装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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