JP2008242019A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適な状態で吸引ファンの駆動を制御することで、飛散トナーの低減を図り、吸引ファンの長寿命化を図るとともにファン騒音を低減させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム3を有する画像形成部14と、トナーとキャリアの2成分からなる現像剤を感光体ドラム3に搬送する現像ローラ202を有する現像装置2と、現像装置2付近に飛散するトナーを吸引するトナー吸引構造60を備えた画像形成装置において、トナー吸引構造60の構成として、現像装置2付近に飛散するトナーを含む空気を吸引する吸引ファン53と、印字される画像情報に基づき吸引ファン53の駆動を制御する吸引ファン制御機能601aを有する制御部601を備えることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子写真方式を採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ機等の画像形成装置に関し、特に、現像部付近に飛散するトナーを吸引する吸引手段を備えた画像形成装置に関する。
近年の複写機、ファクシミリ、プリンタ、およびこれらの各種機能を備えるいわゆる複合機等の画像形成装置において、高画質・高速化に伴い、要素技術開発としてキャリアおよびトナーの小粒径化が進められている。
しかしながら、キャリアおよびトナーの小粒径化が進むほど、画像形成装置内の現像領域付近では、現像時にキャリアが潜像担持体となる感光体ドラム上に移りやすく、また、トナーの飛散(以下、「飛散トナー」と称する。)が生じやすくなり、画質不良の原因となっている。また、高速化により現像装置の温度上昇が生じることにより、現像剤特性の変化、画像品質の変化、特に、高温高湿環境下においては、現像装置内で現像剤が固まって現像装置が動かなくなる等の不具合が生じていた。
そこで、このような不具合を解決するために、従来では、現像器の下部に吸引手段(吸引ファンを含む)を備え、前記吸引手段による吸引動作を前記現像器の画像形成時間以外の時間に行うようにしたものが提案されている(特許文献1)。この方式によれば、画像形成時において、感光体ドラム上のトナーを吸引によって乱すことなく飛散トナーを吸引することができる。
また、現像器近傍にダクトを配置し、そのダクト内部に気流を発生させる気流発生手段と、その気流の向きを切替える気流切替え手段を備えたものが提案されている(特許文献2を参照)。この方式によれば、現像器から噴出しようとする噴煙が気流によって現像器へ押し戻され、現像器による現像が終了すると、気流を吸い込み方向に切替えることができるので、現像器から噴出する飛散トナーを抑制して、フィルタ等の寿命を延ばしてメンテナンス性の向上を図ることができる。
さらに、ファンを用いる例として、装置冷却用のファンを備えた画像形成装置において、静電潜像を保持する感光体の昇温を推測して前記装置冷却用ファンを制御するようにしたものが提案されている(特許文献3を参照)。この方式によれば、感光体の温度上昇に応じて装置冷却用ファンの回転数を最小限に適正化して温度上昇を防止することができる。
特開平5−119599号公報 特開平11−295986号公報 特開2003−5614号公報
しかしながら、上述した従来技術では、吸引手段(吸引ファン)により飛散トナーの濃度が高いときに吸引したり、装置冷却用ファンにより感光体の昇温状態に応じて稼働させることで、装置冷却用ファンの回転数を最小限に適正化するようにしているが、吸引ファンや装置冷却ファンは装置の運転中は連続して駆動されるため、さらなる長寿命化や交換保守のためのメンテナンス性の向上、及びファン駆動による騒音の低減が望まれている。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、最適な状態で吸引ファンの駆動を制御することで、飛散トナーの低減を図り、吸引ファンの長寿命化を図るとともにファン騒音を低減させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置の各構成は、次の通りである。
請求項1に記載した画像形成装置は、静電潜像が形成される静電潜像担持体を有する画像形成部と、帯電性のトナーと磁性のキャリアの2成分を混合して帯電された現像剤を前記静電潜像担持体に搬送する現像ローラを有する現像部と、前記現像部付近に飛散するトナーを吸引する吸引手段を備え、印刷画像情報に基づき電子写真方式により前記静電潜像担持体上に形成された静電潜像を前記現像剤によって顕像化するようにした画像形成装置において、前記吸引手段として、前記現像部付近に飛散するトナーを含む空気を吸引する吸引ファンと、前記吸引ファンの駆動を制御する吸引ファン制御機能とを備え、前記吸引ファン制御機能として、印字される画像情報に基づき前記吸引ファンの駆動を制御することを特徴とするものである。
本発明において、印字される画像情報とは、スキャナに読み込まれた原稿画像情報やRAM等の記憶部に記憶された原稿画像情報に基づき画像処理部により印字(用紙への画像形成)に適した印字用画像に処理されたものを含むものとする。
請求項2に記載した画像形成装置は、請求項1に記載した構成に加えて、前記吸引ファン制御機能として、現像情報に基づき前記吸引ファンの駆動を制御することを特徴とするものである。
請求項3に記載した画像形成装置は、請求項1または2に記載した構成に加えて、前記画像情報として、トナー消費量を含むことを特徴とするものである。
請求項4に記載した画像形成装置は、請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記画像情報として、記録媒体上に印字される画像の印字率を含むことを特徴とするものである。
請求項5に記載した画像形成装置は、請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記画像情報として、ドットカウント値を含むことを特徴とするものである。
本発明において、ドットカウントとは、画像情報に基づいて印刷ドットの形成回数をカウントすることである。
請求項6に記載した画像形成装置は、請求項2乃至5のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記現像情報として、プロセス速度を含むことを特徴とするものである。
請求項7に記載した画像形成装置は、請求項2乃至6のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記現像情報として、前記現像部にトナーを補給するトナー補給動作状態を含むことを特徴とするものである。
請求項8に記載した画像形成装置は、請求項2乃至7のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記現像情報として、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の停止タイミングを含むことを特徴とするものである。
請求項9に記載した画像形成装置は、請求項2乃至8のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記現像情報として、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の連続運転時間を含むことを特徴とするものである。
請求項10に記載した画像形成装置は、請求項2乃至9のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記現像情報として、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の累積運転時間を含むことを特徴とするものである。
請求項1に記載した発明によれば、静電潜像が形成される静電潜像担持体を有する画像形成部と、帯電性のトナーと磁性のキャリアの2成分を混合して帯電された現像剤を前記静電潜像担持体に搬送する現像ローラを有する現像部と、前記現像部付近に飛散するトナーを吸引する吸引手段を備え、印刷画像情報に基づき電子写真方式により前記静電潜像担持体上に形成された静電潜像を前記現像剤によって顕像化するようにした画像形成装置において、前記吸引手段として、前記現像部付近に飛散するトナーを含む空気を吸引する吸引ファンと、前記吸引ファンの駆動を制御する吸引ファン制御機能とを備え、前記吸引ファン制御機能として、印字される画像情報に基づき前記吸引ファンの駆動を制御するようにしたことで、印字される画像情報に応じて飛散するトナー量が変化しても、飛散するトナーの量に応じて吸引ファンによる吸引状態を最適にできるので、飛散トナーの低減を図ることができ、吸引ファンを常時運転することなく飛散するトナーの量に応じて運転するため、吸引ファンの長寿命化を図るとともにファン騒音を低減させることができる。
また、請求項1〜10に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
詳しくは、請求項2に記載した発明によれば、請求項1に記載の発明で得られる効果に加えて、前記吸引ファン制御機能として、現像情報に基づき前記吸引ファンの駆動を制御するようにしたことで、現像部の運転状況に応じて飛散するトナーに対応して吸引ファンによる吸引を最適にできるので、飛散トナーの低減を図ることができ、吸引ファンを常時運転することがないので、吸引ファンの長寿命化を図るとともにファン騒音を低減させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1または2に記載の発明で得られる効果に加えて、前記画像情報として、トナー消費量を含むことで、現像により消費されるトナー量に比例して飛散するトナーが増減することから、トナー消費量に基づき飛散するトナーに応じて吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
請求項4に記載した発明によれば、請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記画像情報として、記録媒体上に印字される画像の印字率を含むことで、印字率で推測されるトナー消費に応じて吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
請求項5に記載した発明によれば、請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記画像情報として、ドットカウント値を含むことで、ドットカウントにより精度よく推測されるトナー消費に応じて吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
請求項6に記載した発明によれば、請求項2乃至5のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記現像情報として、プロセス速度を含むことで、例えば、プロセス速度はモノクロ印刷時で1.5倍速,カラー印刷時で1倍速,厚紙印刷時で1/2倍速に切替えられ、それらのプロセス速度に応じてトナーの飛散状態も変化するので吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
請求項7に記載した発明によれば、請求項2乃至6のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記現像情報として、前記現像部にトナーを補給するトナー補給動作状態を含むことで、トナー補給時に飛散トナーが増加するので吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
請求項8に記載した発明によれば、請求項2乃至7のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記現像情報として、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の停止タイミングを含むことで、現像槽の現像剤の撹拌搬送動作が停止にしても飛散トナーが沈降するのに所定時間必要とするので、その間、吸引ファンの吸引を継続させた後ファンを停止することで飛散トナーを低減できる。
請求項9に記載した発明によれば、請求項2乃至8のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記現像情報として、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の連続運転時間を含むことで、現像槽の連続駆動時間に応じて現像槽が温度上昇するので増加するので、連続運転時間に応じて吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
請求項10に記載した発明によれば、請求項2乃至9のうちの何れか一項に記載の発明で得られる効果に加えて、前記現像情報として、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の累積運転時間を含むことで、現像剤を撹拌搬送する動作の累積運転時間に応じて現像剤が劣化し飛散が増加するので、累積運転時間に応じて吸引ファンの吸引を対応させて制御することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記画像形成装置の装置本体の構成を示す部分詳細図である。
本実施形態に係る画像形成装置1Aは、図1,図2に示すように、スキャナ等に読み込まれた画像データや外部から伝達された画像データを電子写真方式によって、画像形成部14において回転駆動される円筒状の感光体ドラム(潜像担持体)3上に静電潜像を形成して、現像装置2において前記静電潜像を帯電性のトナーと磁性キャリアの2成分を混合して帯電された現像剤によって現像剤像として可視像化した後、記録媒体となる所定のシート状の記録用紙(以下、用紙と称する。)に転写してモノクロ(単色)画像として出力する画像形成装置であって、現像装置2付近に飛散するトナーを吸引する吸引手段として本発明に係るトナー吸引構造60を採用したものである。
画像形成装置1Aの構成として、用紙Pを複数枚積載可能な給紙トレイ8と、この給紙トレイ8から供給される用紙Pを画像形成部14に搬送する用紙搬送部59と、画像形成部14で印字された用紙P上の未定着トナーを溶融させて定着させる定着ユニット6へ搬送する用紙搬送装置7とを備えており、予め設定された複数の排出処理モードに対応した用紙Pの搬送速度に基づいて、印字要求に応じて選択的に用紙Pの搬送速度を制御して給紙トレイ8から自動的に排紙トレイ9に用紙Pを供給可能としたものである。
まず、画像形成装置1Aの全体構成について説明する。画像形成装置1Aは、図1に示すように、主に、露光ユニット1、現像装置2、トナー供給装置30、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6、用紙搬送装置7、用紙搬送路7a、給紙トレイ8、排紙トレイ9および転写機構10等を備える装置本体1A1と、自動原稿処理装置1A2とにより構成されている。
装置本体1A1の上面部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台21が設けられ、この原稿載置台21の上方には、自動原稿処理装置1A2が上方に向かい揺動開放自在に設けられ、一方、この原稿載置台21の下方には、原稿の画像情報を読み取る原稿読み取り部であるスキャナ部22が配置されている。
そのスキャナ部22の下方には、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6、用紙搬送装置7、用紙搬送路7a、排紙トレイ9、および転写機構10が配設され、さらに、その下方には、用紙Pが収納された給紙トレイ8が配設されている。
露光ユニット1は、画像処理部(図示省略)から出力された画像データに応じて、レーザ光を帯電器4によって均一に帯電された感光体ドラム3の表面に照射して露光することにより感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を書込み形成する機能を有するものである。この露光ユニット1は、スキャナ部22の直下で且つ感光体ドラム3上方に配置され、レーザ照射部11および反射ミラー12を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)13a、13bが採用されている。本実施形態では、高速印字処理を行うために、複数のレーザ光を利用し、照射タイミングの高速化を低減する手法を用いた2ビーム手法を採用しているものとする。なお、本実施形態では、露光ユニット1にレーザスキャニングユニット(LSU)13a、13bを用いているが、発光素子をアレイ状に並べたもの、例えば、ELやLED書込みヘッドを用いるものであっても良い。
感光体ドラム3は、略円筒形状を呈し、露光ユニット1の下方に配設され、図示しない駆動手段と制御手段により所定方向(図中の矢印A方向)に回転するように制御されている。この感光体ドラム3の外周面に沿って、図2に示すように、画像転写終了後の位置を基準として感光体ドラム回転方向下流側に向かい、用紙剥離爪31、クリーナユニット5、電界発生部としての帯電器4、現像装置2、除電装置41の順に配置されている。
用紙剥離爪31は、ソレノイド32により感光体ドラム3の外周面に接離可能に配置されている。この用紙剥離爪31は、感光体ドラム3の外周面に当接した状態で、感光体ドラム3上の未定着トナー像を用紙Pに転写する際にその感光体ドラム3の表面に張り付いた用紙Pを剥離するものである。なお、用紙剥離爪31の駆動手段として、ソレノイド32の換わりに駆動用モータ等を採用しても良く、その他の駆動手段の選択も可能である。
現像装置2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化するものであって、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器4より下流側で感光体ドラム3の側方で略水平(図中で右側)に配置されている。この現像装置2の下方には、記録媒体搬送方向上流側にレジストローラ15が配置されている。なお、現像装置2の詳細については後述するものとする。
キャリア回収ローラ220は、現像装置2の下部に設けられ、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するものであり、キャリア除去装置230は、キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去する機能を備える。
トナー供給装置30は、トナーが充填されたトナー容器300から排出されるトナーを一時的に中間ホッパ部33に貯留してから現像装置2に供給するものであって、現像装置2に隣接するようにして配置されている。このトナー供給装置30の下側には、現像装置2の作動中に生ずる動作熱を強制冷却するために、現像装置2の現像槽200に風を送り込む不図示の送風ファン等を備えるダクトユニット50が設けられる。
レジストローラ15は、給紙トレイ8から供給された用紙Pの先端と感光体ドラム3上のトナー像とを整合して感光体ドラム3と転写ベルト103との間に搬送するように、図示しない駆動手段および制御手段により動作制御されている。
帯電器4は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であって、感光体ドラム3の上方でその外周面に近接して配置されている。なお、本実施形態では、チャージャー型の帯電器4を使用しているが、接触型のローラ方式によるものやブラシ方式によるものに代用しても良い。
除電装置41は、感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像を用紙Pに転写し易くするために、この感光体ドラム3の表面電位を低下させるための転写前除電手段であって、感光体ドラム回転方向で現像装置2より下流側で、かつ感光体ドラム3の下方でその外周面に近接して配置されている。なお、本実施形態では、除電装置41は、除電電極を用いて構成されているが、除電電極の替わりに除電ランプを使用したり、その他の方式により除電するようにしたものであっても良い。
クリーナユニット5は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収するものであって、感光体ドラム3を挟んで現像装置2と略対向する位置で感光体ドラム3の側方で略水平(図中で左側)に配置されている。
上述したように、感光体ドラム3上で顕像化された静電像は、静電像が有する電荷の逆極性の電界が搬送される用紙P上に転写機構10から印加されることで用紙P上に転写される。例えば、静電像が(−)極性の電荷を有している時は、転写機構10の印加極性は(+)極性となる。
転写機構10は、駆動ローラ101、従動ローラ102、および他のローラで架橋されるとともに、所定の抵抗値(本実施形態では、1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する転写ベルト103が配置された転写ベルト式ユニットで構成され、感光体ドラム3の下方で、転写ベルト103の表面が感光体ドラム3の外周面の一部と接触するように配置されている。この転写ベルト103により、用紙Pを感光体ドラム3に押圧しながら搬送するようになっている。感光体ドラム3と転写ベルト103の接触部104には、駆動ローラ101および従動ローラ102とは、異なる導電性で転写電界を印加可能な弾性導電性ローラ105が配置されている。
弾性導電性ローラ105は、弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成されている。この弾性導電性ローラ105が弾性を有することで、感光体ドラム3と転写ベルト103とが線接触でなく転写ニップと呼ばれる所定の幅を有する面接触となるので、搬送される用紙Pへの転写効率の向上を図ることができる。
さらに、転写ベルト103の転写領域の用紙搬送方向下流側には、搬送される用紙Pが転写領域で印加された電界を除電し、次工程への搬送をスムーズに行う為の除電ローラ106が転写ベルト103の背面側に配置されている。
また、図2に示すように、転写機構10には、転写ベルト103の残留トナーによる汚れを取るクリーニングユニット107と、転写ベルト103の除電を行う複数の除電機構108が配置されている。この除電機構108に用いられる除電を行うための手法として、装置を介して接地する手法、若しくは積極的に転写電界の極性と逆極性を印加する手法がある。
転写機構10で用紙P上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット6に搬送されて加圧・加熱されることで未定着トナーが溶融されて用紙P上に定着される。当該定着ユニット6は、図2に示すように、加熱ローラ6a、加圧ローラ6bを備え、この加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとによって、用紙Pを挟持した状態で加熱ローラ6aを回転させ、加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの間を通過させることにより、用紙P上に転写されたトナー像を溶融して定着させるものである。定着ユニット6の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを搬送する搬送ローラ16が設けられている。この搬送ローラ16の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを排紙トレイ9に排紙するための排紙ローラ17が設けられている。
加熱ローラ6aは、その外周部には、用紙剥離爪611、ローラ表面温度検出部材であるサーミスター612、ローラ表面クリーニング部材613が配置され、内周部には、加熱ローラ表面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)とする熱源614が設けられている。
加圧ローラ6bは、ローラの両端部で加熱ローラ6aに対し所定圧量で加圧ローラ6bが圧接することが可能な加圧部材621が配置され、さらに、加圧ローラ6bの外周には加熱ローラ6aの外周と同様に用紙剥離爪622、ローラ表面クリーニング部材623が配置されている。
定着ユニット6は、図2に示すように、いわゆる定着ニップ部と呼ばれる加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの圧接部600において、搬送される用紙P上の未定着トナーを加熱ローラ6aにより加熱して溶融し、加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの圧接力による用紙P上への投鋲作用で、未定着トナーを用紙P上に定着するようになっている。
給紙トレイ8は、図1に示すように、画像情報が出力(印字)されるシート(用紙)を複数枚蓄積しておくためのものであり、露光ユニット1、現像装置2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6等で構成される画像形成部14の下側に構成されている。この給紙トレイ8の排紙側上部には、用紙ピックアップローラ8aが配置されている。
この用紙ピックアップローラ8aは、給紙トレイ8内に積載収容された用紙Pを最上層から1枚ずつピックアップし、下流側に向かって(便宜上の用紙Pの流れ出し側、換言するとカセット側を上流、排紙側を下流とする。)用紙搬送路7a上のレジストローラ(「アイドルローラ」とも称する。)15側に搬送するようになっている。
本実施形態に係る画像形成装置1Aでは、高速印字処理を行うことを目的とするため、画像形成部14の下方に定型サイズの用紙Pを各々のトレイに500〜1500枚収納可能な複数の給紙トレイ8が配置され、一方、装置側面には、複数の用紙種類を多量に収納可能な大容量給紙カセット81が配置されるとともに、この大容量給紙カセット81の上方に、主に不定型サイズの印字等に対応する手差しトレイ82が設けられている。
排紙トレイ9は、手差しトレイ82とは反対側の装置側面に配置されている。また、排紙トレイ9に変わって、排紙用紙のステープル、パンチ処理等を行う後処理装置や複数段排紙トレイ等をオプションとして配置することも可能な構成となっている。
用紙搬送装置7は、前述した感光体ドラム3と給紙トレイ8との間に構成され、用紙搬送装置7に備わる用紙搬送路7aを経由させて、給紙トレイ8から供給される用紙Pを一枚ずつ転写機構10に搬送し、転写機構10において、感光体ドラム3からトナー像が転写された用紙を定着ユニット6に搬送し、定着ユニット6において、未定着トナー像を用紙に定着した後に、指定された排紙処理モードに応じて形成された用紙搬送路や分岐爪によって用紙を搬送するように構成されている。
本実施形態に係る画像形成装置1Aは、予め設定された排出処理モードとして、片面印字モードおよび両面印字モードが設定されている。片面印字モードにおいて、排出処理として印字面を上方に向けて排出されるフェースアップ排出、および、印字面を下方に向けて排出されるフェースダウン排出が設定されている。
次に、本実施形態に係る現像装置2とその周辺構成について図面を参照して説明する。図3は本実施形態に係る画像形成装置を構成する現像装置およびトナー供給装置の構成を側面側から示す概略構成図である。
本実施形態では、図3に示すように、現像装置2に隣接してトナー供給装置30が設けられている。このトナー供給装置30の下側には、現像装置2の作動中に生ずる動作熱を強制冷却するために、現像装置2の外装部を形成する現像槽200に風を送り込む送風ファン等を備えるダクトユニット50が設けられる。
現像装置2は、図3に示すように、外装部を形成する現像槽200を備え、この現像槽200におけるトナー供給装置30に備わるトナーを供給するための開口部30aと当接する部位には、トナーを導入するためのトナー導入口201が形成されている。現像槽200内部には、現像剤が貯留されるとともに、現像ローラ202、パドルローラ203、混合ローラ204、搬送ローラ205、仕切り板206、規制部材207が設けられている。
現像装置2は、現像槽200から一部露出した現像ローラ202の周面と感光体ドラム3の周面(周面領域に付着した現像剤)とが接するように、画像形成装置1A内に取り付けられる。現像ローラ202の周面領域において、感光体ドラム3との接触部付近が現像位置(現像領域)となる。また、現像槽200の開放部200aの現像ローラ202下側で隣接する位置には、感光体ドラム3に付着したキャリアを回収するキャリア回収ローラ220を備えるキャリア除去装置230が配置されている。
現像槽200では、トナー供給装置30から供給され、トナー導入口201から導入されたトナーが搬送ローラ205で混合ローラ204へ搬送され、磁性キャリアと混合されて二成分系現像剤が形成される。混合ローラ204は、前述した新たに形成された二成分系現像剤と、上記の仕切り板206で還流された余剰現像剤とを混合する。このように混合ローラ204で混合して得られた現像剤は、パドルローラ203で撹拌されながら帯電されてから、静電潜像を現像するための現像ローラ202に供給され、感光体ドラム3に担持された静電潜像に搬送される。
また、現像ローラ202に供給された現像剤は、まず、仕切り板206の一端側に一体成形で設けられる摺擦部材211が現像ローラ202へ搬送する現像剤の搬送量(層厚)を規制しつつ現像剤を摺擦して現像剤の予備帯電をする。その後、現像槽200に備わる支持部材212によって支持される規制部材207が現像ローラ202で搬送される現像剤の層厚を規制することによって、現像剤供給量が規制され、規制された余剰現像剤は、余剰現像剤を還流させる還流板となる仕切り板206によって、規制部材207と離隔する位置へ還流される。これら規制部材207、摺擦部材211、および仕切り板206は、現像ローラ202の軸線方向に沿って該現像ローラ202に対応する長さに形成されている。
さらに、仕切り板206上には、余剰現像剤を所定の方向に振り分ける複数の整流板208が設けられ、仕切り板206の下側には、余剰現像剤を搬送する搬送スクリュー210で搬送する仕切り板側搬送部209が設けられている。
トナー供給装置30は、現像装置2に隣接して配設され、トナーが充填されたトナー容器300から排出されるトナーを一時的に中間ホッパ部33に貯留してから現像装置2に供給する。本実施形態では、トナー容器300はトナーが充填される容器本体310が支持部材350に回転可能に支持される構成となっている。
中間ホッパ部33に送出されたトナーは、中間ホッパ部33内にて、まず、撹拌部材34によって撹拌される。撹拌部材34は、撹拌軸34aに撹拌羽根34bが設けられている構成であり、撹拌軸34aが回転することによって撹拌軸34a周りを撹拌羽根34bが回転してトナー容器300から供給された中間ホッパ部33内のトナーが撹拌される。
撹拌部材34によって撹拌されたトナーは、撹拌部材34の撹拌動作によって搬送ローラ35を介して供給ローラ36側に送出される。供給ローラ36は、撹拌部材34から搬送ローラ35を経て送出されたトナーを中間ホッパ部33の現像装置2と当接する部位に形成された開口部30aへトナーを送出することによってトナーを現像装置2に供給する。
また、トナー容器300の支持部材350の底面側(画像形成装置1Aにトナー容器300を装着したときの下面)には、図3に示すように、トナー容器300から供給されるトナーを支持部材350外部に排出するためのトナー供給孔300aを開閉するためのシャッタ開閉機構400が設けられている。つまり、シャッタ開閉機構400により支持部材350のトナー供給孔300aが開放状態になると、トナー供給孔300aと中間ホッパ部33に設けられた開口部33aとが連通状態となり、トナー容器300から排出されるトナーが中間ホッパ部33に供給される。
ここで、本実施形態に係る現像装置2の特徴的な構成について図面を参照してさらに詳述する。図4は本実施形態に係る現像装置の構成を示す断面図、図5(a)は前記現像装置を構成する混合ローラの構成を示す側面断面図、(b)は(a)のB1−B1矢視図、(c)は(a)のB2−B2矢視図、(d)は(a)のB3−B3矢視図、(e)は(a)のB4−B4矢視図である。
現像装置2の現像槽200は、図4に示すように、現像装置2内の温度上昇対策として、ダクトユニット50からの送風で強制冷却するより大きな効果を奏するために、熱伝導性の大きいアルミニウム等の金属材料により形成されており、感光体ドラム3の周面に臨む位置に開放部200aが存在する。
現像槽200の上部を構成する支持部材212の外側上部には、現像槽200内の圧抜きをするための圧抜機構部217が設けられている。この圧抜機構部217を定期的に作動させることにより、現像装置2内の圧抜きが実行され、装置内のトナー飛散を防止できるようになる。
現像槽200内の開放部200aに臨む位置には、現像ローラ202が配置され、トナー導入口201に臨む位置には、トナー導入口201から現像槽200内へ供給された現像剤(トナー)を混合ローラ204へ搬送する搬送ローラ205が回転自在に配置されている。
現像槽200の混合ローラ204の下側と対向する位置には、現像槽200内のトナーの濃度を検出するためのトナー濃度センサ213が設けられており、混合ローラ204により混合・撹拌されるトナー量が適正量よりも減少したときの検出値に基づいて、トナー導入口201からトナーを補給するように構成されている。
また、現像槽200の開放部200aの現像ローラ202下側には、換言すると、現像ローラ202に対して、感光体ドラム3の回転方向の下流側の位置には、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するためのキャリア回収ローラ220が感光体ドラム3と約1mmの微小間隔を有して配置されている。このキャリア回収ローラ220の回転方向の上流側の位置には、当該キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去するキャリア除去装置230が備わっている。
本実施形態では、図4に示すように、現像槽200の底部200bの下側には、現像装置2の作動中に生ずる動作熱を強制冷却する冷却手段として、ダクトユニット50の送風ファンからの気流の送風路240が設けられ、この送風路240の下側には、現像装置2の現像領域付近の飛散トナーを吸引するトナー吸引構造60として、キャリア回収ローラ220の両端下部に設置される吸引口252から不図示の吸引ファンまでの気流の吸引路250が設けられている。これらの送風路240と吸引路250は、本実施形態では、現像装置2の現像槽200を支える基盤部材260に一体成形されている。
尚、基盤部材260の構成は、送風路240が現像槽200の底部200bに近接するように上層側に設けられ、吸引路250が送風路240の下方に位置するように下層側に設けられる二層構造であれば、送風路240および吸引路250が別体成形されていてもよい。
現像ローラ202は、図4に示すように、感光体ドラム3との間に現像ギャップ(0.5〜1.5mm程度)を設けて配置され、複数の周方向位置に断面形状が長方形の棒磁石からなるN極の磁性を有する磁極部材N1、N2、N3、N4およびS極の磁性を有する磁極部材S1、S2、S3が離隔して放射状に配設された多極着磁のマグネットローラ214と、このマグネットローラ214に回転自在に外嵌された略円筒形状のアルミニウム合金および黄銅等で形成される非磁性のスリーブ215とを備えている。
マグネットローラ214は、両端部が現像槽200の両側壁に非回転に固定・支持されており、磁極部材N1が感光体ドラム3の周面と対向する位置に配置されている。磁極部材N1、N2、N3、N4は、現像ローラ202の周方向となる幅寸法の中央がそれぞれ現像ローラ中心軸O2に対して、磁極の中心軸がP1、P2、P3、P4になっており、この磁極中心軸P1、P2、P3、P4を棒磁石の全長にわたって有している。感光体ドラム3の周面と対向する磁極部材N1は、感光体ドラム3の中心軸(図4の範囲外)および現像ローラ202の中心軸O2を通る直線に対して磁極中心軸P1がほぼ一致するように配置されている。
このように構成された磁極部材N1、N2、N3、N4およびS1、S2、S3による磁界によって、スリーブ215の外周に沿ってトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を吸着して磁気ブラシを形成される。感光体ドラム3と現像ローラ202の回転により形成された磁気ブラシによって、上述した現像ギャップ部で感光体ドラム3の表面を摺擦して現像が行なわれる。
規制部材207は、現像ローラ202との間で現像剤の搬送量を規制しつつ現像剤の主帯電を行うものであり、断面形状が略矩形の非磁性の金属板からなり、規制部材207の幅方向一端面が現像ローラ202(スリーブ215)の外周面と所定の大きさの隙間部を有して対向している。この規制部材207は、カバー体216により取り付けられ、開放部200aに設置されている。なお、規制部材207は、アルミニウム、ステンレス等の非磁性の金属板により形成される。
混合ローラ204は、図5(a)に示すように、トナー供給装置30から供給されたトナーを撹拌、搬送するもので、現像ローラ202に対して略平行に配置された回転軸204aと、複数の分離された皿状の撹拌体204bとを備える。
撹拌体204bは、回転軸204aの軸心方向に対して略45度傾斜して配置され、回転軸204aの略中央部に配置された撹拌体204b3を中心に、軸線方向で図中右端の撹拌体204b1と複数の撹拌体204b2からなる集合体204B1と、複数の撹拌体204b2と図中左端に有する撹拌体204b4からなる集合体204B2とに分割して構成されている。
本実施形態では、これら集合体204B1、204B2に含まれる撹拌体204b2は同数である。すなわち、混合ローラ204の撹拌体204bは、奇数枚となる。このように撹拌体204bを奇数枚とすることにより、全体としての現像剤の流れのバランスを崩して設定された一方向への現像剤の撹拌搬送が可能となる。
回転軸204aの両端側に配置される撹拌体204b1、204b4は、図5(b)、(e)に示すように、回転軸204aを中心に点対称の略半月状に形成されている。詳しくは、撹拌体204b1、204b4は、それぞれ回転軸204aを通る長い法線L1に沿った方向に対して略垂直に分割された半月状となっている。
撹拌体204b1、204b4と撹拌体204b3との間に設けられる各撹拌体204b2は、図5(c)に示すように、略楕円形状であり、回転軸204aの軸心方向に対して傾斜して複数配置されている。このような構成とすることにより、個々の撹拌体により大きな回転軸方向の搬送力を生じさせることができる。
回転軸204aの略中央部に配置される撹拌体204b3は、図5(d)に示すように、略楕円形状で形成され、前述したトナー濃度センサ213と対向する位置に切欠部204cが形成され、トナー濃度センサ213からの検出光が通過可能となるようにされている。この切欠部204cは回転軸204aを中心に点対称の位置にさらに1カ所に形成されている。すなわち、切欠部204cは、回転軸204aを中心に点対称に一対設けられている。このように、撹拌体204b3に混合ローラ204の撹拌体204bの通過に伴う現像剤かさ密度変動によるトナー濃度センサ213の出力リップルを防止できる。
現像ローラ202と混合ローラ204との間には、図4に示すように、混合ローラ204で混合して得られた現像剤を撹拌しながら帯電させてから現像ローラ202に供給するパドルローラ203が設けられている。
パドルローラ203は、その長手方向に延びる支軸および該支軸に平行な向きの羽根を備えており、支軸まわりに回転することができる。パドルローラ203がその支軸まわりに回転することにより、現像剤を攪拌することができる。
上述したように、現像ローラ202の下方には、感光体ドラム3に付着した磁性キャリアを回収するためのキャリア回収ローラ220が感光体ドラム3に当接するようにして備わる。このキャリア回収ローラ220の回転方向の下流側の位置には、当該キャリア回収ローラ220によって回収された磁性キャリアをキャリア回収ローラ220から除去するキャリア除去装置230が備わっている。
次に、本実施形態に係る特徴的なトナー吸引構造60について図面を参照して詳細に説明する。図6は本実施形態に係るトナー吸引構造の構成を示す斜視図、図7は前記トナー吸引構造の上から見た概略構成を示す平面図である。
トナー吸引構造60は、図4に示すように、現像槽200の底部200b側に設けられダクトユニット50に備わる送風ファン51から送られる空気流の送風路240を含む冷却手段と、送風路240の下側に設けられ現像装置2の現像領域付近の飛散トナーを吸引する吸引口からの気流の吸引路250とを一体成形で構成した基盤部材260を含むとともに、現像槽200を冷却するために送風する送風ファン51と、飛散トナーを吸引するための吸引源となる吸引ファン53と、送風路240および吸引路250からの空気を排気口55に導入する排気路54とを含むダクトユニット50を構成の一部として、基盤部材260とダクトユニット50とを連通接続する構成となっている。そして、トナー吸引構造60は、吸引ファン53の駆動を制御する機能を備えている。
基盤部材260は、現像ローラ202が設けられている側に対する対向面の一方の端部に送風ファン51からの気流の送風路240の導入部となる送風入口240aが設けられ、他方の端部に送風路240の導出部となる送風出口240bが設けられている。
本実施形態では、現像装置2の底部200bの全体を冷却可能とする冷却手段を構成する送風路240は、図7に示すように、現像槽200の底部200bの略全面を被覆するように形成されている。送風路240を経た空気は、送風出口240bから送出されたら、そのまま、送風用排気路54b、共通排気路54を経て、排気口55に排気される。
一方、トナー吸引構造60を構成する吸引路250は、図4,図7に示すように、導入部となる吸引口252がトナーの飛散が生じやすいキャリア回収ローラ220の両端部のみを吸引することによって、吸引ファン53の吸引負荷を無駄に増大させないために、キャリア回収ローラの両端下部に設けられる。
キャリア回収ローラ220の両端部の2箇所に設けた吸引口252から吸引された飛散トナーを含む空気は、吸引口252から吸引された飛散トナーを含む空気から当該飛散トナーを除去するフィルタ52の前段で一箇所に集束されてから、フィルタ52を経て一括吸引口253から吸引ファン53で吸引される。当該フィルタ52および一括吸引口253を通過した空気は、吸引用排気路54a、共通排気路54を介して排気口55へ排気される。このように、吸引路250を吸引ファン53の前段にある一括吸引口253を有する中央部から、感光体ドラム3との対向面のうちキャリア回収ローラ220の下側の両端に設けられた吸引口252にかけて吸引する経路とすることによって、飛散トナーが円滑に吸引され、吸引路250内にトナー等の堆積物を生じさせないようにすることができる。
フィルタ52は、メンテナンスを容易にするために、基盤部材260の吸引ファン53よりの部位に設けられたフィルタ収納部52aに上側から挿抜可能に備わっている。また、本実施形態では、各路の気流の流れを円滑にして、吸引、冷却、排気のより大きい効果を奏するために、吸引路250、送風路240、および排気路54の湾曲部分は、図7に示すように、R状に形成されている。
次ぎに、トナー吸引構造60による特徴的な吸引ファン53の駆動制御について図面を参照して説明する。図8は本実施形態に係るトナー吸引構造の制御系の構成を示すブロック図である。
トナー吸引構造60は、図8に示すように、制御部601を備え、メインモータ駆動部602、トナー補給モータ駆動部603、トナー濃度センサ213、高圧電源604、画像処理部606等から出力される信号に基づき、ファンモータ駆動部605を駆動制御するようにされている。
制御部601には、上記各部から入手した印字される画像情報や現像情報に基づき吸引ファン53の駆動を制御する吸引ファン制御機能601aが具備されている。
画像情報としては、画像を印字する時のトナー消費量、記録媒体上に印字される画像の印字率、及びドットカウント値などが用いられる。
現像情報としては、画像形成部14の感光体ドラム3が回転するプロセス速度、現像装置2にトナーを補給するトナー補給動作状態、現像槽200の現像剤を撹拌搬送する動作の停止タイミング、現像槽200の現像剤を撹拌搬送する動作の連続運転時間、及び現像槽200の現像剤を撹拌搬送する動作の累積運転時間などが用いられる。
メインモータ駆動部602は、感光体ドラム3を回転駆動するものである。
トナー補給モータ駆動部603は、トナー供給装置30の撹拌部材34,搬送ローラ35,供給ローラ36を駆動するものである。
トナー濃度センサ213は、現像槽200内のトナーの濃度を検出するものである。
高圧電源604は、感光体ドラム3等を帯電させるための主帯電部であって、グリッドバイアス、現像バイアス、転写バイアスを付加するものである。
ファンモータ駆動部605は、吸引ファン53を駆動するものである。
画像処理部606は、AM等の記憶部に記憶された原稿画像情報に基づき印字(用紙への画像形成)に適した印字用画像に処理するものであり、感光体ドラムへの露光を制御するLDドライバ607に接続されている。LDドライバ607は、画像処理部606による印字用画像データに基づき露光ユニット1による感光体ドラム3の表面への静電潜像の書込みを制御するものである。
次に、本実施形態に係るトナー吸引構造60による吸引ファン53の駆動制御の一例を示す。図9(a)は本実施形態に係るトナー吸引構造の制御部に予め記憶されたプロセス速度係数に関するテーブルを示す表、(b)は前記制御部に予め記憶されたトナー消費係数に関するテーブルを示す表、(c)は前記制御部に予め記憶された現像装置が運転される時の経過時間係数に関するテーブルを示す表である。
本実施形態における吸引ファン53は、トナー吸引構造60の制御部601の一機能である吸引ファン制御機能601aにより駆動制御される。
吸引ファン制御機能601aは、図9(a)〜(c)に示すように、印字される画像情報や現像情報に基づき求められるプロセス速度係数A,トナー消費係数B,経過時間係数Cを用いて吸引ファン53の回転数Nを決定して吸引ファン53を駆動制御する。
制御部601には、図9(a)〜(c)に示すように、プロセス速度係数A,トナー消費係数B,経過時間係数Cのテーブルが予め設定され、メインモータ駆動部602,トナー補給モータ駆動部603,トナー濃度センサ213,高圧電源604,及び画像処理部606から出力される信号に基づき、各係数を決定するようにされている。
プロセス速度係数Aは、メインモータ駆動部602によるプロセス速度に基づき決定され、図9(a)に示すように、プロセス速度と係数との関係を、プロセス速度の1.5倍速で1.00、1倍速で0.61、1/2倍速で0.53とするよう設定されている。
トナー消費係数Bは、画像処理部606により算出される平均印字率に基づき決定され、図9(b)に示すように、平均印字率と係数との関係を、平均印字率0%で0.60、以下5%毎に表に示すように設定され、40%以上で1.00とするように設定されている。
尚、トナー消費係数Bは、トナー消費量に基づき算出することが可能である。
トナー消費量は、例えば、画像情報に基づいて印刷ドットの形成回数をカウントしてトナー消費量を算出することができる。また、画像処理部606に、画像情報に基づいて印刷ドットの形成回数をカウントするドットカウント部を備え、該ドットカウント部のカウント結果に基づいてトナー消費量を算出するものであってもよい。
経過時間係数Cは、現像装置2が運転終了後から経過した時間に基づき決定され、図9(c)に示すように、経過時間と係数との関係を、経過時間0分でONの時を0.67,0FFの時を1.00として、以下0.5分経過毎に表に示すように設定され、10分以上経過した場合はONの時を1.00とするように設定されている。尚、4分以上経過した場合、OFFの時は吸引ファン53の運転を停止するようになっている。
以上のように設定されたプロセス速度係数A,トナー消費係数B,経過時間係数Cに基づき、吸引ファン53の回転数Nは、吸引ファン制御機能601aによって下記式に基づき決定される。
N=A・B・C・No(rpm)
(尚、Noは吸引ファン53の定格回転数であり、最悪条件に耐える送風量である。)
これにより、吸引ファン53を画像形成装置1Aの運転状態に応じて最適な回転数で駆動することができる。
以下に、具体的にトナー吸引構造60による吸引ファン53の駆動制御を説明する。
図8に示すように、印刷ジョブを受けると、画像処理部606では、要求された画像情報に応じて処理された画像データが制御部601に出力される。
制御部601では、前記印刷ジョブに応じて駆動するメインモータ駆動部602,トナー補給モータ駆動部603,トナー濃度センサ213,高圧電源604,及び画像処理部606から出力される信号が入力される。
制御部601において吸引ファン制御機能601aにより、各部から入力された画像情報及び現像情報に基づきプロセス速度係数A,トナー消費係数B,経過時間係数Cが決定され、決定された各係数を用いて吸引ファン53の回転数Nが決定される。これにより、装置運転状況に応じて最適な回転数で吸引ファン53を駆動制御することができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、トナー吸引構造60により画像形成装置1Aの運転状態に応じて吸引ファン53の回転数を設定して駆動制御できるので、現像装置2周辺に飛散するトナーを確実に吸引することができ、飛散トナーの低減を図ることができる。さらに、飛散トナーの発生状況に応じて過不足ない回転数で吸引ファン53を駆動することで、吸引ファン53の長寿命化を図るとともにファン騒音を低減させることができる。
また、本実施形態によれば、トナー吸引構造60を、感光体ドラム3と現像ローラ202が当接する現像領域付近の飛散トナーをキャリア回収ローラ220の下部から吸引するように構成したので、トナーとキャリアを十分に分離した状態で飛散トナーを吸引できるようになる。このため、キャリアを含んだ状態で吸引することによって生ずるフィルタ等の目詰まりやキャリアの減少を抑制することができる。
尚、本実施形態では、トナー吸引構造60を、送風路240と吸引路250にそれぞれ送風ファン51、吸引ファン53に対応するように別の経路の二層構造で構成しているが、送風路240と吸引路250とを連結して一気流路として形成し、この一気流路の何れかの1箇所にのみファンが設けられる構成としてもよい。このような構成とすることによって、例えば、排気口にファンを1つ設けることによって、当該ファンで冷却と吸引を兼用で行うことができるようになる。
また、本実施形態では、吸引ファン制御機能601aは、プロセス速度係数A,トナー消費係数B,経過時間係数Cを用いて吸引ファン53の回転数Nを決定するようにしているが、その他の画像情報や現像情報を用いて、例えば、画像処理部606におけるドットカウント値、トナー供給装置30によるトナー補給運転状態、現像槽200内のトナーの濃度、高圧電源604による感光体ドラム3への電圧付加状況等に応じた係数を設定し、それらの係数に基づき吸引ファン53の最適な回転数を決定するものであっても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、一つのトナー容器を設置するモノクロ用の画像形成装置に設置される現像装置に本発明が適用されているが、複数のトナー容器を設置するカラー用の現像装置に本発明の現像装置のダクトによる現像槽の飛散トナーの吸引機構を適用することも可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置の装置本体の構成を示す部分詳細図である。 前記画像形成装置を構成する現像装置およびトナー供給装置の構成を側面側から示す概略構成図である。 前記現像装置の構成を示す断面図である。 (a)は前記現像装置を構成する混合ローラの構成を示す側面断面図、(b)は(a)のB1−B1矢視図、(c)は(a)のB2−B2矢視図、(d)は(a)のB3−B3矢視図、(e)は(a)のB4−B4矢視図である。 本実施形態に係るトナー吸引構造の構成を示す斜視図である。 前記トナー吸引構造の上から見た概略構成を示す平面図である。 前記トナー吸引構造の制御系の構成を示すブロック図である。 (a)は前記トナー吸引構造の制御部に予め記憶されたプロセス速度係数に関するテーブルを示す表、(b)は前記制御部に予め記憶されたトナー消費係数に関するテーブルを示す表、(c)は前記制御部に予め記憶された現像装置が運転される時の経過時間係数に関するテーブルを示す表である。
符号の説明
1A 画像形成装置
2 現像装置(現像部)
3 感光体ドラム(静電潜像担持体)
30 トナー供給装置
50 ダクトユニット
51 送風ファン
52 フィルタ
53 吸引ファン
54 排気路
55 排気口
60 トナー吸引構造(吸引手段)
200 現像槽
200b 底部
202 現像ローラ
213 トナー濃度センサ
240 送風路
250 吸引路
252 吸引口
253 一括吸引口
260 基盤部材
601 制御部
601a 吸引ファン制御機能
602 メインモータ駆動部
603 トナー補給モータ駆動部
604 高圧電源
605 ファンモータ駆動部
606 画像処理部
607 LDドライバ
A プロセス速度係数
B トナー消費係数
C 経過時間係数
N 回転数

Claims (10)

  1. 静電潜像が形成される静電潜像担持体を有する画像形成部と、帯電性のトナーと磁性のキャリアの2成分を混合して帯電された現像剤を前記静電潜像担持体に搬送する現像ローラを有する現像部と、前記現像部付近に飛散するトナーを吸引する吸引手段を備え、印刷画像情報に基づき電子写真方式により前記静電潜像担持体上に形成された静電潜像を前記現像剤によって顕像化するようにした画像形成装置において、
    前記吸引手段は、前記現像部付近に飛散するトナーを含む空気を吸引する吸引ファンと、前記吸引ファンの駆動を制御する吸引ファン制御機能とを備え、
    前記吸引ファン制御機能は、印字される画像情報に基づき前記吸引ファンの駆動を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記吸引ファン制御機能は、現像情報に基づき前記吸引ファンの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像情報は、トナー消費量を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像情報は、記録媒体上に印字される画像の印字率を含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像情報は、ドットカウント値を含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像情報は、プロセス速度を含むことを特徴とする請求項2乃至5のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像情報は、前記現像部にトナーを補給するトナー補給動作状態を含むことを特徴とする請求項2乃至6のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像情報は、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の停止タイミングを含むことを特徴とする請求項2乃至7のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像情報は、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の連続運転時間を含むことを特徴とする請求項2乃至8のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記現像情報は、前記現像部における現像剤が収容される現像槽の現像剤を撹拌搬送する動作の累積運転時間を含むことを特徴とする請求項2乃至9のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009300519A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2016018027A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 株式会社リコー 画像形成装置
JP2018077358A (ja) * 2016-11-09 2018-05-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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