JP2008170096A - 空気調和機の据付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、空気調和機に対する据付け構造を改良して、主据付け板と補助据付け板との連結に必要な強度が小ですみ、コスト低減および重量低減を図れる空気調和機の据付け装置を提供する。
【解決手段】室内壁面Rに取付け固定され、空気調和機Kの上端および下端を係止して、空気調和機を室内壁面に据付ける空気調和機の据付け装置Sであり、互いに所定間隔を存して並置される左右両側据付け板11,12からなる主据付け板10と、この主据付け板を構成する左右両側据付け板間に配置され、かつ左右両側据付け板を連結する補助据付け板20とから構成され、空気調和機の上端および下端を係止する係合部1および係合孔部3を上記左右両側据付け板のそれぞれ上端と下端に備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】室内壁面Rに取付け固定され、空気調和機Kの上端および下端を係止して、空気調和機を室内壁面に据付ける空気調和機の据付け装置Sであり、互いに所定間隔を存して並置される左右両側据付け板11,12からなる主据付け板10と、この主据付け板を構成する左右両側据付け板間に配置され、かつ左右両側据付け板を連結する補助据付け板20とから構成され、空気調和機の上端および下端を係止する係合部1および係合孔部3を上記左右両側据付け板のそれぞれ上端と下端に備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機を室内壁面に据付けるための据付け装置の改良に関する。
横長状の空気調和機を室内壁面に据付けるための据付け装置として据付け板が用いられていて、この据付け板は壁面に取付けねじを介して取付けられる。従来、上記据付け板は空気調和機の幅方向寸法と略同一の幅方向寸法に形成され、かつ幅方向寸法と比較して上下方向寸法が短い横長状をなす。
据付け板の上端に沿って、空気調和機の裏面上端に沿って形成される係止部と係合する係合部が設けられる。据付け板の下端には、左右2ヶ所に突部が形成され、ここに空気調和機の裏面下端に設けられる係止爪部を引掛けるための係合孔部が設けられる。特に、係止爪部と係合孔部は配管作業時の空気調和機の浮き防止用である。
上記据付け装置は、プレス加工により形成される1枚物の据付け板であり、必要か所には補強用リブや取付け用孔が設けられ、空気調和機に対する据付け強度が確保されている。しかしながら、空気調和機の幅方向長さと略同一の幅方向長さであるので、材料費が嵩むとともに金型代が嵩む。
そこで、[特許文献1]および[特許文献2]において、空気調和機を室内壁面に取付けるための据付け装置が開示されるに至った。いずれの据付け装置も、横長状の主据付け板と、この主据付け板に取付けられ、互いに所定間隔を存して並設される左右一対の補助据付け板とから構成される。なお、変形例として1枚物の補助据付け板もある。
しかしながら、上述の据付け装置は、1台の空気調和機を据付け対象としていながら、空気調和機上端の係止部と係合する係合部を主据付け板上端に備え、空気調和機下端の係止爪部と係合する係合孔部を補助据付け板下端に備えている。そして、据付け現場で主据付け板と補助据付け板を連結したうえで、取付けねじを介して壁面に取付ける。
そのあと、空気調和機を据付け装置に据付けるが、この状態で空気調和機の重量を主据付け板および補助据付け板が受けることとなり、互いの連結部にも空気調和機の重量がかかる。したがって、主据付け板と補助据付け板との連結部分を、特に頑丈な構造にしないと所期の効果が得られない。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、主据付け板と補助据付け板とから構成することには変りがないが、空気調和機に対する据付け構造を改良して、主据付け板と補助据付け板との連結に必要な強度が小ですみ、コスト低減および重量低減を図れる空気調和機の据付け装置を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明は、室内壁面に取付け固定され、空気調和機の上端および下端を係止して、空気調和機を室内壁面に据付ける空気調和機の据付け装置において、互いに所定間隔を存して並置される左右両側据付け板からなる主据付け板と、この主据付け板を構成する左右両側据付け板間に配置され、かつ左右両側据付け板を連結する補助据付け板とから構成され、上記空気調和機の上端および下端を係止する係合部を、上記主据付け板を構成する左右両側据付け板のそれぞれ上端と下端に備えた。
本発明によれば、主据付け板と補助据付け板との連結に必要な強度が小ですみ、コスト低減および重量低減を図れるなどの効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図7は室内壁面Rに据付け装置Sを介して空気調和機(室内機)Kを据付けた状態を示す一部切欠した側面図である。
図7は室内壁面Rに据付け装置Sを介して空気調和機(室内機)Kを据付けた状態を示す一部切欠した側面図である。
上記据付け装置Sは後述するように構成されていて、室内壁面Rに取付けねじnを介して取付け固定される。上記空気調和機Kは、裏面側上端に沿って下方に向けて折曲形成される係止部aが設けられるとともに、裏面側下端に下方に向けて折曲形成される係止爪部bが左右2箇所、互いに所定間隔を存して設けられる。
上記据付け装置Sの上端は壁面Rから離間する方向に水平に折曲されるとともに、壁面Rと所定間隔を存した位置から上方へ折曲される逆L字状の係合部1を備えている。さらに、据付け装置Sの下端は壁面Rから離間する方向に水平に折曲される係合受け部2を備えていて、ここには係合孔部3が設けられる。
先に説明したように、上記空気調和機K上端に設けられる係止部aは据付け装置Sの係合部1に係合され、空気調和機K下端に設けられる係止爪部bは据付け装置Sの係合孔部3に係合される。したがって、空気調和機Kは据付け装置Sを介して室内壁面Rに据付けられることになる。
つぎに、上記据付け装置Sについて詳述する。
図1(A)は第1の実施の形態での据付け装置Sを分解した斜視図、図1(B)は同据付け装置Sの組立てを説明する一部斜視図、図1(C)は同据付け装置Sの組立て斜視図である。
図1(A)は第1の実施の形態での据付け装置Sを分解した斜視図、図1(B)は同据付け装置Sの組立てを説明する一部斜視図、図1(C)は同据付け装置Sの組立て斜視図である。
上記据付け装置Sは、金属板からなる主据付け板10および補助据付け板20とから構成される。上記主据付け板10は、上記補助据付け板20を間にして左右に配置される左側据付け板11と右側据付け板12とから構成される。換言すれば、補助据付け板20が中央部に位置し、この補助据付け板20の左側に左側据付け板11が配置され、補助据付け板20の右側に右側据付け板12が配置される。
左右両側据付け板12の上端に沿って上記係合部1が設けられ、この係合部1の幅方向寸法と比較して上下方向へ縦長状に形成される。下部において、互いに対向する側である内側部を基準にして外側部の幅寸法が狭く形成される。幅狭の下端には、上記係合孔部3を備えた上記係合受け部2が設けられる。
したがって、左右両側据付け板11,12は上端から下部に亘って幅広であり、かつ下部から下端に亘って幅狭になった左右対称形状をなしている。左右両側据付け板11,12には補強用リブや取付けねじの挿通用孔および、据付け装置の壁面取付けの際に工事作業者の理解を容易化するための基準線や矢印、あるいは図示しない情報などの刻印文字が記されている。
さらに、左右両側据付け板11,12の内側部における上下方向の略中央部には、板面に対して補助据付け板20の板厚分よりも若干小さい立ち上り寸法で切起し加工される嵌め込み部4が設けられている。
このように左右両側据付け板11,12に設けられる上記係合部1および係合受け部2と係合孔部3は、上記刻印文字や嵌め込み部4などとともに一度のプレス加工により全てが形成される。
このように左右両側据付け板11,12に設けられる上記係合部1および係合受け部2と係合孔部3は、上記刻印文字や嵌め込み部4などとともに一度のプレス加工により全てが形成される。
上記補助据付け板20は、幅方向と比較して上下方向寸法が短い、横長形状をなす。この補助据付け板20にも補強用リブや取付けねじの挿通用孔および刻印文字などが設けられる。左右両側部における上下方向の略中央部に、上下方向寸法が嵌め込み部4の上下方向寸法よりも僅かに小に形成される矩形状の切欠部5が設けられる。これら刻印文字や切欠部5は一度のプレス加工により全てが形成される。
図1(A)に示すように、補助据付け板20に設けられる切欠部5を、左右両側据付け板11,12にそれぞれ設けられる嵌め込み部4と対向することで、補助据付け板20と左右両側据付け板11,12との組立て準備が整う。
図1(B)に示すように、左側据付け板11の嵌め込み部4端(最深部)が補助据付け板20の切欠部5先端に突き当たるまで挿入する。補助据付け板20の切欠部5上下部位は、左側据付け板11の板面に重なる。つぎに、右側据付け板12の嵌め込み部4端が補助据付け板20の切欠部5先端に突き当たるまで挿入する。補助据付け板20の切欠部5上下部位は、右側据付け板12の板面に重なる。
図1(B)に示すように、左側据付け板11の嵌め込み部4端(最深部)が補助据付け板20の切欠部5先端に突き当たるまで挿入する。補助据付け板20の切欠部5上下部位は、左側据付け板11の板面に重なる。つぎに、右側据付け板12の嵌め込み部4端が補助据付け板20の切欠部5先端に突き当たるまで挿入する。補助据付け板20の切欠部5上下部位は、右側据付け板12の板面に重なる。
このことから、図1(C)に示すように、補助据付け板20を間にして主据付け板10を構成する左右両側据付け板11,12が取付けられた状態で、略H状の据付け装置Sが構成される。
嵌め込み部4端が切欠部5先端に突き当たるまで挿入することで、補助据付け板20に対する左右両側据付け板11,12の位置を正しく設定でき、かつ据付け装置S全体の幅寸法を規制できる。
嵌め込み部4端が切欠部5先端に突き当たるまで挿入することで、補助据付け板20に対する左右両側据付け板11,12の位置を正しく設定でき、かつ据付け装置S全体の幅寸法を規制できる。
さらに、補助据付け板20に対して左右両側据付け板11,12を上方向もしくは下方向に寄せて、嵌め込み部4を切欠部5上端もしくは下端に突き当てることで、補助据付け板20に対する左右両側据付け板11,12の上下位置を正しく設定できる。
補助据付け板20の切欠部5を除く端部は左右両側据付け板11,12板面に重なるので、これらの重なり部分をスポット溶接しておき、据付け装置Sとして完成された状態で保管し、かつ据付け現場に搬入する。
補助据付け板20の切欠部5を除く端部は左右両側据付け板11,12板面に重なるので、これらの重なり部分をスポット溶接しておき、据付け装置Sとして完成された状態で保管し、かつ据付け現場に搬入する。
先に図7で説明したように、据付け装置Sを室内壁面Rに取付けねじnを介して取付けた後、空気調和機Kを持ち上げて、空気調和機K上端の係止部aを左右両側据付け板11,12上端の係合部1に係合し、かつ空気調和機K下端の係止爪部bを左右両側据付け板11,12下端の係合孔部3に係合する。
空気調和機Kは据付け装置Sを介して室内壁面Rに据付けられ、空気調和機Kの重量は係止部aと係止爪部bから左右両側据付け板11,12にかかる。換言すれば、空気調和機Kは左右両側据付け板11,12からなる主据付け板10のみに支持され、補助据付け板20に空気調和機Kの重量がかからない。
補助据付け板20は左右両側据付け板10の間に介在して、左右両側据付け板11,12の位置決めをなす機能のみを備えることになる。空気調和機Kの重量が左右両側据付け板11,12と補助据付け板20との連結部分にかからずにすむから、これらの連結部を特に頑丈な構造にする必要がない。
そして、据付け装置Sを3分割構造とすることで、空気調和機Kの据付けにおいて、機能的に重要でない中央部分の材料を削減することができ、材料費の低減が得られ、軽量化を図ることができる。
そして、据付け装置Sを3分割構造とすることで、空気調和機Kの据付けにおいて、機能的に重要でない中央部分の材料を削減することができ、材料費の低減が得られ、軽量化を図ることができる。
図2(A)は第2の実施の形態での据付け装置Saを分解した斜視図、図2(B)は同据付け装置Saの組立てを説明する一部斜視図、図2(C)はさらに同据付け装置Saの組立てを説明する一部斜視図、図2(D)は同据付け装置Saの組立て斜視図である。(なお、第1の実施の形態と同一部分には同番号を付して、新たな説明は省略する。以下、同じ)
上記据付け装置Saは、主据付け板10aと、補助据付け板20aとから構成され、上記主据付け板10aは、上記補助据付け板20aを間にして左右に配置される左側据付け板11aと右側据付け板12aとから構成される。
左右両側据付け板11a,12a上端に沿って係合部1が設けられ、下端には係合孔部3を備えた係合受け部2が形成される。補強用リブや取付けねじの挿通用孔や、図示しない刻印文字が記されていることも同様である。左右両側据付け板11a,12aの内側部には、上下方向に所定間隔を存して一対の嵌め込み部4,4が設けられる。
上記据付け装置Saは、主据付け板10aと、補助据付け板20aとから構成され、上記主据付け板10aは、上記補助据付け板20aを間にして左右に配置される左側据付け板11aと右側据付け板12aとから構成される。
左右両側据付け板11a,12a上端に沿って係合部1が設けられ、下端には係合孔部3を備えた係合受け部2が形成される。補強用リブや取付けねじの挿通用孔や、図示しない刻印文字が記されていることも同様である。左右両側据付け板11a,12aの内側部には、上下方向に所定間隔を存して一対の嵌め込み部4,4が設けられる。
上記補助据付け板20aは、第1の実施の形態と同一の寸法形状をなし、補強用リブや取付けねじの挿通用孔および刻印文字などが設けられていることも変りがない。補助据付け板20aの左右両側部において、上下方向に所定間隔を存して一対の切欠部5,5が設けられる。
図2(A)に示すように、補助据付け板20aの左右両側部に設けられる一対の切欠部5と、左右両側据付け板11a,12aに設けられる一対の嵌め込み部4とを対向し、嵌め込み部4を切欠部5に挿入する。そして、図2(B)に示すように、嵌め込み部4端を切欠部5先端に突き当たらせる。
したがって、補助据付け板20aに対する左右両側据付け板11a,12aの位置を正しく設定でき、かつ据付け装置Sa全体の幅寸法を規制できる。図2(C)に示すように、補助据付け板20aに対して左右両側据付け板11a,12aを上方向もしくは下方向に寄せて、嵌め込み部4を切欠部5上端もしくは下端に当てることで、補助据付け板20aに対する左右両側据付け板11a,12aの上下位置を正しく設定できる。
図2(D)に示すように、左右両側据付け板11a,12aからなる主据付け板10aと補助据付け板20aとで、略H状の据付け装置Saが形成される。補助据付け板20aの切欠部5を除く端部は左右両側据付け板11a,12a板面に重なるので、これらの重なり部分をスポット溶接しておき、据付け装置Saとして完成された状態で保管し、かつ据付け現場に搬入する。
空気調和機Kは据付け装置Saを介して室内壁面Rに据付けられ、空気調和機Kの重量は係止部aと係止爪部bから主据付け板10aである左右両側据付け板11a,12aにかかり、補助据付け板20aにはかからない。すなわち、空気調和機Kの重量が左右両側据付け板11a,12aと補助据付け板20aとの連結部分にかからずにすみ、これらの連結部を特に頑丈な構造にする必要がない。
さらに、ここでは補助据付け板20aに上下方向に離間して一対の切欠部5,5を備え、これら切欠部5,5を左右両側据付け板11a,12aの一対の嵌め込み部4,4に挿入している。したがって、左右両側据付け板11a,12aと補助据付け板20aとの連結にガタツキが生じる余地が無く、強固にして確実に連結できることとなる。
図3(A)は第3の実施の形態での据付け装置Sbを分解した斜視図、図3(B)は同据付け装置Sbの組立てを説明する一部斜視図、図3(C)はさらに同据付け装置Sbの組立てを説明する一部斜視図、図3(D)は同据付け装置Sbの組立て斜視図である。
上記据付け装置Sbは、主据付け板10bと、補助据付け板20bとから構成され、上記主据付け板10bは、上記補助据付け板20bを間にして左右に配置される左側据付け板11bと右側据付け板12bとから構成される。
上記据付け装置Sbは、主据付け板10bと、補助据付け板20bとから構成され、上記主据付け板10bは、上記補助据付け板20bを間にして左右に配置される左側据付け板11bと右側据付け板12bとから構成される。
左側据付け板11bの右側部に一対の嵌め込み部4,4が設けられるとともに、上部側嵌め込み部4の斜め上方近傍部位と、下部側嵌め込み部4の斜め下方近傍部位には、それぞれ矩形状の孔部7が設けられる。
右側据付け板12bの左側部に一対の嵌め込み部4,4が設けられ、上部側嵌め込み部4の斜め上方近傍部位と、下部側嵌め込み部4の斜め下方近傍部位には、それぞれ矩形状の孔部7が設けられる。
右側据付け板12bの左側部に一対の嵌め込み部4,4が設けられ、上部側嵌め込み部4の斜め上方近傍部位と、下部側嵌め込み部4の斜め下方近傍部位には、それぞれ矩形状の孔部7が設けられる。
これに対して補助据付け板20bの左右両側部に設けられる一対の切欠部5,5の、それぞれ上端と下端は、上下方向に短いリブ8,8が形成される。これらリブ8の上下方向寸法は、上記左右側据付け板11b,12bに設けられる矩形状孔部7の上下方向寸法よりも僅かに短く形成される。
図3(A)および(B)に示すように、補助据付け板20bの一対の切欠部5と左右両側据付け板11b,12bの一対の嵌め込み部4とを対向し、補助据付け板20bの一対のリブ8と左右両側据付け板11b,12bの一対の孔部7とを対向する。
そして、嵌め込み部4端が切欠部5先端に突き当たるまで挿入し、かつ補助据付け板20bに対して左右両側据付け板11b,12bを上方向もしくは下方向に寄せて、嵌め込み部4を切欠部5上端もしくは下端に当てる。したがって、補助据付け板20bに対する左右両側据付け板11b,12bの位置を正しく設定できる。
そして、嵌め込み部4端が切欠部5先端に突き当たるまで挿入し、かつ補助据付け板20bに対して左右両側据付け板11b,12bを上方向もしくは下方向に寄せて、嵌め込み部4を切欠部5上端もしくは下端に当てる。したがって、補助据付け板20bに対する左右両側据付け板11b,12bの位置を正しく設定できる。
図3(C)に示すように、補助据付け板20bのリブ8を略直角に折り曲げて左右両側据付け板11b,12bの孔部7に挿入し、かつ孔部7から突出したリブ8の先端を補助据付け板20bの板面(裏面)に接するように、さらに折り曲げる。
このようにして、左右両側据付け板11b,12bからなる主据付け板10bと補助据付け板20bとで、略H状に形成される据付け装置Sbが組立てられる。ここでは、上述の効果の他に、左右両側据付け板11b,12bと補助据付け板20bとの重なり部分を、孔部7とリブ8との係合とすることにより、溶着などの加工を不要として安価に組立てることができる。
図4(A)は第3の実施の形態における据付け装置Scを分解した斜視図、図4(B)は同据付け装置Scの組立てを説明する一部斜視図、図4(C)は同据付け装置Scの組立て斜視図である。
上記据付け装置Scは、主据付け板10cと、補助据付け板20cとから構成され、上記主据付け板10cは、上記補助据付け板20cを間にして左右に配置される左側据付け板11cと右側据付け板12cとから構成される。さらに、後述する点を除いて全て第3の実施の形態と同一であるので、同部分には同番号を付して新たな説明を省略する。
上記補助据付け板20cは、ここでは型紙(厚紙もしくは段ボール)を用いたことを特徴としている。左右両側据付け板11c,12cの側部には嵌め込み用リブ14が、水平方向と垂直方向に90°の角度を存し板面に対して直角に切り起し形成される。これに対して補助据付け板20cには、直状の切込み部15が上記嵌め込み用リブ14と対向して設けられる。
図4(A)および図4(B)に示すように、補助据付け板20cの両側部を左右両側据付け板11c,12cの側部に対向するとともに、左右両側据付け板11c,12cの嵌め込み用リブ14を補助据付け板20cの切込み部15に対向する。そして、嵌め込み用リブ14を切込み部15に挿入し、かつ切込み部15から突出する嵌め込み用リブ14を補助据付け板20cの板面に沿って折曲げる。
実際には、左側据付け板11cと右側据付け板12cおよび補助据付け板20cは別個のままで保管し、それぞれを据付け現場に搬入する。そして、据付け現場において上述のようにして据付け装置Scを組立て、取付けねじnを介して壁面Rに取付けた後、空気調和機Kを据付ける。
上述したように、補助据付け板20cは左側据付け板11cと右側据付け板12c間の寸法を出すためだけの最小限の機能を備えればよいので、素材を型紙に変えることができ、金属板からなるものと比較して材料費と金型費の低減を図れる。
図5(A)は第4の実施の形態での据付け装置Sdの組立て斜視図、図5(B)は同据付け装置Sdを説明する一部側面図、図5(C)は同据付け装置Sdの組立て正面図である。
上記据付け装置Sdは、第2の実施の形態と全く同一の主据付け板10aと、第2の実施の形態と一部を除いて同一の後述する補助据付け板20dとから構成される。したがって、第2の実施の形態と同一部分には同番号を付して新たな説明は省略する。
上記据付け装置Sdは、第2の実施の形態と全く同一の主据付け板10aと、第2の実施の形態と一部を除いて同一の後述する補助据付け板20dとから構成される。したがって、第2の実施の形態と同一部分には同番号を付して新たな説明は省略する。
上記補助据付け板20dは図5(A)に示すように、上端に沿って板面から水平方向に90°折り曲げられる支持用片部16を備えている。据付け装置Sdを壁面Rに取付けた後、据付け装置Sdに空気調和機Kを据付ける前に、図5(B)および図5(C)に示すように、上記支持用片部16に水平器Mを支持し、据付け装置Sdが正確に水平度を出しているかを確認する。
すなわち、補助据付け板20dに設けられる支持用片部16は水平器Mを安定して置くことができる置き場であって、据付け装置Sdの水平度をより正確に、かつ簡単な作業で確認できることとなる。
図6は第5の実施の形態での据付け装置Seの組立てられた正面図である。
上記据付け装置Seは、主据付け板10eと、補助据付け板20eとから構成される。上記主据付け板10eは、上記補助据付け板20eを間にして左右に配置される左側据付け板11eと右側据付け板12eとから構成される。
上記据付け装置Seは、主据付け板10eと、補助据付け板20eとから構成される。上記主据付け板10eは、上記補助据付け板20eを間にして左右に配置される左側据付け板11eと右側据付け板12eとから構成される。
左右両側据付け板11e,12eと補助据付け板20eとの組立て構造については、先に説明した第1の実施の形態と同一であるので、同部分には同番号を付して新たな説明は省略する。
ここでは、左右両側据付け板11e,12eを完全に同一形状として、左右共通部品としたことを特徴とする。したがって、左右両側据付け板11e,12eを製作するための金型が共通となって、金型費の低減を図ることができる。
ここでは、左右両側据付け板11e,12eを完全に同一形状として、左右共通部品としたことを特徴とする。したがって、左右両側据付け板11e,12eを製作するための金型が共通となって、金型費の低減を図ることができる。
なお、本発明は上述した各実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲でさらに構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
R…室内壁面、K…空気調和機、11…左側据付け板、12…右側据付け板、10…主据付け板、20…補助据付け板、1…係合部、3…係合孔部。
Claims (2)
- 室内壁面に取付け固定され、空気調和機の上端および下端を係止して、空気調和機を室内壁面に据付ける空気調和機の据付け装置において、
互いに所定間隔を存して並置される左側据付け板と右側据付け板からなる主据付け板と、この主据付け板を構成する左右両側据付け板間である中央部に配置され、かつ左右両側据付け板を連結する補助据付け板とから構成され、
上記空気調和機の上端および下端を係止する係合部を、上記主据付け板を構成する左右両側据付け板のそれぞれ上端と下端に備えたことを特徴とする空気調和機の据付け装置。 - 上記補助据付け板は、金属板もしくは型紙からなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の据付け装置。
Priority Applications (2)
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