JP2008169295A - ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤのトレッドゴムに使用することにより、タイヤの初期グリップ性能と走行安定性の両方を、従来のタイヤよりも向上させることが可能なゴム組成物、及び該ゴム組成物をトレッドゴムに用いた空気入りタイヤを堤供する。
【解決手段】ゴム成分100質量部に対して軟化点が140℃以上である芳香族ビニル化合物の単独重合体樹脂及び共重合体樹脂から選択される少なくとも1種を10〜60質量部と、更に、軟化点が140℃以上190℃以下でありインデンを含有するC9 樹脂から選択される少なくとも1種を5〜60質量部配合してなることを特徴とするゴム組成物をタイヤのトレッドゴムに使用する。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤのトレッドゴムに使用することにより、タイヤの初期グリップ性能と走行安定性の両方を、従来のタイヤよりも向上させることが可能なゴム組成物、及び該ゴム組成物をトレッドゴムに用いた空気入りタイヤに関する。
競技等に使用される高性能タイヤのトレッドは、乾燥路面上において走行初期から走行終了まで優れた操縦安定性(DRYグリップ性)を保つことが望まれる。そのため、従来から、タイヤが比較的低温である走行初期のDRYグリップ性(初期グリップ性能)を向上させる目的で、トレッドゴムに用いるゴム組成物に低軟化点の樹脂及び液状ポリマーを含めたオイル成分並びに低温で効果を発揮する軟化剤等を配合することが検討されている。
例えば、C9 芳香族系樹脂等を配合したゴム組成物が特許文献1に記載されているが、 該樹脂の混練り中での分散性を考慮し、該組成物には軟化点が140℃以下のC9 芳香族系樹脂を配合している。また、芳香族ビニル化合物を配合したゴム組成物が特許文献2及び3に記載されているが、いずれも軟化点が140℃以下の樹脂を配合している。
しかしながら、この様に低軟化点の樹脂を配合してゴム組成物を調製し、該ゴム組成物をトレッドゴムに使用して製造したタイヤは、初期グリップ性能が向上するものの、走行中、タイヤトレッドの温度が上昇するにつれてグリップ性能が低下する。一方、走行中にタイヤ温度が上昇した際のタイヤのグリップ性能(走行安定性)を向上させるためにC9 系樹脂等の高軟化点樹脂を単独でゴム組成物に配合すると、低温路面上でのタイヤの初期グリップ性能が大きく低下する。
こうした問題を解決する方法として高軟化点樹脂と低軟化点樹脂の両方をゴム組成物に配合する方法が考えられる。しかしながら、配合する総樹脂量がゴム組成物の温度特性に影響を与えるため、ゴム組成物に配合可能な樹脂の量が制限される。そのため、該方法によって得られるタイヤは初期グリップ性能及び走行安定性の両方が中庸であった。従って、タイヤの初期グリップ性能と走行安定性を高いレベルで両立することが可能な、タイヤのトレッドゴムに使用するためのゴム組成物を提供することが必要である。
特開平5−9336号公報 特開平10−195238号公報 特開平10−195242号公報
本発明者は、低軟化点樹脂が配合され初期グリップ性能が良好であるゴム組成物をトレッドゴムとして用いたタイヤは、走行中のどのような状況でグリップ性能が低下するかについて鋭意検討したところ、同じコース上であっても、その路面温度によってグリップ性の低下の度合いが大きく変化することを見出した。すなわち、路面温度が10℃以下の状況ではタイヤの走行安定性がほとんど低下しないのに対し、路面温度が40℃を超える状況ではタイヤの走行安定性が低下しやすいことが判った。
また、路面温度が42℃のサーキットにおいて、該ゴム組成物をトレッドゴムに使用したタイヤを装着した車両を走行させ、走行中の該タイヤの内部温度を測定したところ、10ラップ程度走行した後に該タイヤの内部温度が100℃〜110℃まで上昇していることが見出された。タイヤの内部温度の測定は車輌がガレージに戻ってきた後に行うため、走行中の該内部温度は更に高いことが予想される。低軟化点樹脂を配合したゴム組成物は100℃以上での動的弾性率(E’)の低下が大きいので、該ゴム組成物をトレッドゴムに用いたタイヤは、タイヤ内部が高温になった際に樹脂と共にゴム組成物が軟化し、走行安定性が低下することが懸念される。
そこで、本発明は、タイヤのトレッドゴムに使用することにより、タイヤの初期グリップ性能と走行安定性の両方を、従来のタイヤよりも向上させることが可能なゴム組成物、及び該ゴム組成物をトレッドゴムに用いた空気入りタイヤを堤供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するために、室温においてE’を下げる効果を有し、且つ高温でのE’が高い樹脂を配合したゴム組成物に関して鋭意検討したところ、特定の高い軟化点を有する芳香族ビニル樹脂を単独で、又はこれに加えて更に高い軟化点を有する樹脂をゴム組成物に配合することによって、従来のタイヤよりも高い初期グリップ性能と走行安定性を併せ持つタイヤを製造できるトレッドゴム用のゴム組成物が調製できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のゴム組成物は、ゴム成分100質量部に対して軟化点が140℃以上である芳香族ビニル化合物の単独重合体樹脂及び共重合体樹脂から選択される少なくとも1種を10〜60質量部配合してなることを特徴とする。
本発明のゴム組成物は、前記ゴム組成物が、ゴム成分100質量部に対して、更に、軟化点が140℃以上190℃以下でありインデンを含有するC9 樹脂から選択される少なくとも1種を5〜60質量部配合してなることが好適である。
また、前記ゴム成分は、ブタジエン部のビニル結合量が10%以上であるブタジエン共重合体を70質量%以上含むことが好ましい。
更に、前記ブタジエン系重合体がスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)を含むことが好ましい。
また、前記スチレン−ブタジエン共重合体は、スチレン含有率が20〜60質量%であることが好適である。
また、本発明のゴム組成物は、更に前記ゴム成分100質量部に対してカーボンブラックを60〜200質量部配合してなることが好適である。
更に、本発明の好適例において、前記C9 樹脂が軟化点155℃以上180℃以下のα-メチルスチレン−ビニルトルエン−インデン共重合体樹脂である。
本発明の空気入りタイヤは、前記ゴム組成物をトレッドゴムに使用して製造することが好適である。
本発明は、タイヤのトレッドゴムに使用することにより、タイヤの初期グリップ性能と走行安定性の両方を、従来のタイヤよりも向上させることが可能なゴム組成物、及び該ゴム組成物をトレッドゴムに用いた空気入りタイヤを堤供することができる。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分100質量部に対して、軟化点が140℃以上である芳香族ビニル化合物の単独重合体樹脂及び共重合体樹脂から選択される少なくとも1種を10〜60質量部配合してなる。ここで、軟化点が140℃未満の樹脂を配合するとタイヤの走行安定性が損なわれる。また、混練り中での分散性を考えれば、該樹脂は軟化点が180℃以下であることが好ましい。該樹脂の配合量は、ゴム組成物に該樹脂の特性を付与するため、ゴム成分100質量部に対して10質量部以上配合することが必要であるが、60質量部を超えると低温においてゴム組成物が硬化する。軟化点140℃以上の芳香族ビニル化合物の単独重合体樹脂又は共重合体樹脂としては、α-メチルスチレン単独重合体樹脂、α-メチルスチレン−スチレン共重合体樹脂、及びα-メチルスチレン−ビニルトルエン共重合体樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は、ゴム組成物に単独で及び2種以上を配合できる。
本発明のゴム組成物は、更に、ゴム成分100質量部に対して、軟化点が140℃以上190℃以下でありインデンを含有するC9 樹脂から選択される少なくとも1種を5〜60質量部配合することが好ましい。ここで、軟化点が140℃未満のインデンを含有するC9 樹脂をゴム組成物に配合すると、タイヤの走行安定性を改善できない。また、混練り中の樹脂の分散性を考慮すると、軟化点は190℃以下が好ましい。該樹脂の配合量は、ゴム組成物に該樹脂の特性を付与するため、ゴム成分100質量部に対して5質量部以上配合することが必要であるが、60質量部を超えると低温においてゴム組成物が硬化する。前記インデンを含有するC9 樹脂とは、インデンの単独重合体、並びに、C9 芳香族系モノマーの共重合体樹脂のうち、原料のモノマーにインデンが含まれる樹脂のことをいい、該C9芳香族系モノマーとしては、ビニルトルエン、α-メチルスチレン、クマロン等が挙げられる。即ち、前記C9 樹脂としては、ビニルトルエン−α-メチルスチレン−インデン樹脂、ビニルトルエン−インデン樹脂、α-メチルスチレン−インデン樹脂、クマロン−インデン樹脂等が挙げられる。
前記C9 樹脂の軟化点は、140〜180℃の範囲が好ましく、155〜180℃の範囲が更に好ましい。また、前記C9 樹脂としては、軟化点155℃以上180℃以下のα-メチルスチレン−ビニルトルエン−インデン共重合体樹脂が特に好ましい。前記C9 樹脂は、α-メチルスチレン−ビニルトルエン−インデン共重合体樹脂であると高温での走行安定性が確保され、かかる軟化点が155℃未満であると高温での十分な走行安定性が得られず、180℃を超えると樹脂のゴム成分中での分散性が低下するためゴム組成物の破壊物性が低下する。
本発明のゴム組成物において、前記ゴム成分はブタジエン部のビニル結合量が10%以上であるブタジエン共重合体を70質量%以上含むことが好適である。ブタジエン部のビニル結合量が10%未満であるとゴム組成物の高温域での剛性が低下して所望の効果が得られず、該ブタジエン共重合体のゴム成分中での含有率が70質量%未満であるとゴム組成物の基本的な耐熱性が大きく低下する。
なお、本発明のゴム組成物のゴム成分は、特に限定されず、上記ブタジエン共重合体の他、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、エチレン−プロピレン共重合体、イソブチレン−イソプレン共重合体、ポリクロロプレン等のジエン系ゴムを含んでもよい。
また、本発明のゴム組成物において、前記ブタジエン共重合体がスチレン−ブタジエン共重合体を含むことが好ましい。ブタジエン共重合体がスチレン−ブタジエン共重合体を含むと、ゴム組成物はヒステリシスロスが向上するためグリップ性能が向上する。スチレン−ブタジエン共重合体は、乳化重合や溶液重合等の如何なる合成法で合成してもよい。スチレン−ブタジエン共重合体以外のブタジエン共重合体としてはアクリロニトリル−ブタジエン共重合体等が挙げられる。
また、前記スチレン−ブタジエン共重合体のスチレン含有率は20〜60質量%であることが好ましい。スチレン含有率が20質量%未満であると、低温及び高温においてタイヤが所望のグリップ性能を得ることができず、スチレン含有率が60質量%を超えると、ブロック剛性が必要以上に高くなり路面へのゴムの食い込みが少なくなるため、タイヤが所望のグリップ性能を得ることができない。更に、タイヤのグリップ性能が顕著に高くなることから、前記スチレン−ブタジエン共重合体のスチレン含有率は20〜45質量%であることがより好ましい。
本発明のゴム組成物は、更にカーボンブラックを上記ゴム成分100質量部に対して60〜200質量部配合してなることが好ましい。ここで、前記ゴム組成物へのカーボンブラックの配合量が60質量部未満であると、タイヤのDRYグリップ性向上への寄与が十分ではなく、200質量部を超えるとタイヤの耐摩耗性を低下させ、更に加工性が極端に悪化する。また、前記ゴム組成物へのカーボンブラックの配合量は70〜140質量部であることがより好ましい。前記カーボンブラックは、窒素吸着比表面積が約80〜280m/gであることが好ましい。カーボンブラックの窒素吸着比表面積が80m/g未満では十分な弾性率が得られず耐摩耗性が悪化し、280m/gを超えるとグリップ力、耐摩耗性の向上が望めない一方で混練作業性が悪化する。前記カーボンブラックの例としては、HAF、ISAF、及びSAF等が挙げられ、耐摩耗性能とグリップ性能の両立という点からSAFが好ましい。カーボンブラックは、1種単独で使用しても2種以上を併用してもよく、市販品を好適に使用できる。
前記ゴム組成物には、この他にゴム業界で使用されるアルキルフェノール系樹脂を用いることができる。該アルキルフェノール系樹脂としては、p-t-ブチルフェノール−アセチレン等のアルキルフェノール−アセチレン系樹脂、及びクレゾール類、キシレノール類、p-t-ブチルフェノール、及びp-t-オクテルフェノール類を含むアルキルフェノール−ホルムアルテヒド系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂の軟化点としては130〜160℃が好ましい。軟化点が130℃未満では走行安定性が低下し、また160℃を超えると樹脂の極性が高いため混練の際に樹脂が均一に分散せず、耐摩耗性が著しく低下する。これらのアルキルフェノール系樹脂は単独で使用しても、2種以上を使用してもよい。該樹脂の配合量はゴム成分100質量部に対して10〜100質量部であることが好ましい。該樹脂の配合量が10質量部未満の場合には樹脂によるグリップ性能が向上せず、100質量部を超えると混練作業性を著しく悪化させる。また、これらの効果が顕著であることから、該樹脂の配合量は20〜80質量部であることがより好ましい。
前記ゴム組成物には、ゴム成分、樹脂成分、カーボンブラックの他、プロセスオイル等の油分、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、軟化剤、酸化亜鉛、及びステアリン酸等のゴム業界で通常使用される配合剤を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択し配合することができる。これら配合剤は、市販品を好適に使用できる。
前記プロセスオイル等の油分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択して使用可能である。前記油分としては、アロマティックオイル、ナフテン系オイル、パラフィン系オイル、エステル系オイル、溶液状共役ジエンゴム、及び溶液状水素添加共役ジエンゴム等が挙げられる。油分がゴム組成物に含まれていると該ゴム組成物の流動性をコントロールできるため、加硫前のゴム組成物の粘度を低下させて流動性を高めることにより、極めて良好にゴム組成物の押出を行うことができる点で有利である。
前記油分の前記ゴム組成物における含有量は、ゴム成分100質量部に対して、ゴム成分が油展されている場合はこれらの油展分も含めて35〜200質量部が好ましく、40〜150質量部がより好ましい。ゴム成分100質量部に対して油分の含有量が35質量部未満であると、未加硫ゴムのムーニー粘度が極端に高くなって加工性が悪化し、更にタイヤのDRYグリップ性も悪化する場合があり、200質量部を超えるとムーニー粘度が極端に低くなって加工性が悪化し、更にトレッドが柔らかくなり過ぎて耐摩耗性が悪化する場合がある。
また、上記加硫剤として、従来の硫黄に加えて、有機チオスルフェート化合物(例えば1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・2水和物)、ビスマレイミド化合物(例えばフェニレンビスマレイミド)の少なくとも1種を併用することができる。
また、上記加硫促進剤としては、テトラキス−2−エチルへキシルチウラムジスルフィド、テトラキス−2−イソプロピルチウラムジスルフィド、テトラキス−ドデシルチウラムジスルフィド、及びテトラキス−ベンジルチウラムジスルフィド等のチウラム化合物、ジ−2−エチルへキシルジチオカルバメート亜鉛、ドデシルジチオカルバメート亜鉛、及びベンジルジチオカルバメート亜鉛等のジチオカルバミン酸塩類化合物、並びにジベンゾチアジルジスルフィド、4,4’−ジメチルジベンゾチアジルジスルフィド、N-シクロへキシル−2−ベンソチアジル−スルフェンアミド、N-t-ブチル−2−ベンゾチアジル−スルフェンアミド、N-t-ブチル−2−ベンゾチアジル−スルフェンイミド、N-オキシジエチレン−ベンゾチアジル−スルフェンアミド、及びN,N’-ジシクロへキシル−2−ベンゾチアジル−スルフェンアミド等のベンゾチアゾリル加硫促進剤等が挙げられる。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分、樹脂、及び必要に応じて適宜選択した前記その他の配合剤等を、混練り、熱入れ、押出、及び加硫等することにより製造できる。
混練りの条件としては、特に制限はなく、混練り装置への各成分の投入量、ローターの回転速度、ラム圧、混練り温度、混練り装置の種類等の諸条件によって適宜選択できる。前記混練り装置としては、一般にゴム組成物の混練りに用いるバンバリーミキサー、インターミックス、及びニーダー等が挙げられる。
熱入れの条件は、特に制限はなく、熱入れ温度、熱入れ時間、熱入れ装置等の諸条件について目的に応じて適宜選択することができる。前記熱入れ装置としては、通常ゴム組成物の熱入れに用いるロール機等が挙げられる。
押出の条件は、特に制限はなく、押出時間、押出速度、押出装置、及び押出温度等の諸条件に応じて適宜選択できる。前記押出装置としては、一般にタイヤ用ゴム組成物の押出に用いる押出機等が挙げられる。前記押出温度は、適宜決定することができる。
加硫を行う装置、方式、条件等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。加硫を行う装置としては、一般にタイヤ用ゴム組成物の加硫に用いる金型による成形加硫機等が挙げられる。加硫する温度は通常約100〜約190℃である。
本発明のゴム組成物は、空気入りタイヤのトレッドゴム、特にサーキット走行等に使用する高速競技車用タイヤのトレッドゴムに用いることが好適である。なお、トレッドゴム以外のタイヤ部材としては、公知の部材を使用することができる。また、該空気入りタイヤに充填する気体としては、通常の或いは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
本発明の空気入りタイヤの構成の一例としては、該空気入りタイヤが、1対のビード部、該ビード部にトロイド状をなして連なるカーカス、該カーカスのクラウン部をたが締めするベルト及びトレッドを有してなるタイヤであることが挙げられる。本発明のタイヤは、ラジアル構造を有していてもよいし、バイアス構造を有していてもよい。
本発明の空気入りタイヤのトレッドの構造としては、特に制限はなく、1層構造であってもよいし、多層構造であってもよく、また、直接路面に接地する上層のキャップ部と、該キャップ部のタイヤの内側に隣接して配置される下層のベース部とから構成される、いわゆるキャップ・ベース構造を有していてもよい。本発明においては、少なくとも前記キャップ部が前記ゴム組成物で形成されていることが好ましい。
本発明のタイヤは、その製造方法につき特に制限はないが、例えば、以下のようにして製造することができる。即ち、まず、本発明のゴム組成物を調製し、該ゴム組成物を生タイヤケースのクラウン部に予め貼り付けられた未加硫のベース部の上に貼り付ける。その後、所定のモールドで所定温度、所定圧力の下で加硫成形することにより製造することができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更可能である。
(比較例1〜3及び実施例1〜10)
下記の表1に示す配合(単位は質量部)に従い、バンバリーミキサーを用いて各ゴム組成物を混練して調製した。該ゴム組成物を用いて乗用車タイヤ(サイズ:225/40R18)のトレッドを形成し、試作タイヤを製造した。その後、該ゴム組成物及び該試作タイヤについて、DRYグリップ性等を以下の方法に従って評価した。結果を表1に示す。
<動的弾性率 E’(MPa)>
得られたゴム組成物を145℃、45分で加硫した後、JIS K6265に記されるフレクソメーターによる定応力測定を行いサンプル内部に亀裂が発生するまでの時間を耐熱疲労時間とし測定を行った。データは比較例1を100として指数化した値を示す。
<DRYグリップ性>
試作タイヤを最高時速300km/hで走行可能な高性能車両に装備させて、サーキットで走行させ、計測1周目の走行初期グリップ(初期グリップ性能)と計測12周目の走行末期グリップ(走行安定性)におけるテストドライバーのフィーリングを下記の基準にて評価した。数値が正の値で大きくなる程、DRYグリップ性に優れることを意味する。
+3・・・運転頻度の低い一般ドライバーが明確に差を認識できる程度
+2・・・運転頻度の高い一般ドライバーが差を認識できる程度
+1・・・プロのドライバーが差を認識できる程度
0 ・・・コントロール
−1・・・プロのドライバーが差を認識できる程度
−2・・・運転頻度の高い一般ドライバーが差を認識できる程度
−3・・・運転頻度の低い一般ドライバーが明確に差を認識できる程度
Figure 2008169295
*1 日本合成ゴム(株)社製、0120(スチレン含有率35%、ビニル結合量16%、35%アロマティックオイル油添)
*2 旭化成(株)社製、タフデン4350(スチレン含有率39%、ビニル結合量38%、50%アロマティックオイル油添)
*3 SAF(N2SA 150m/g)
*4 富士興産(株)社製、フコール アロマックス#3
*5 精工化学(株)社製、マイクロクリスタリンワックス
*6 大内新興化学工業(株)社製、N−(1,3−ジメチルブチル)−
N’−フェニル−p−フェニレンジアミン
*7 三井化学(株)社製、FTR0120、軟化点120℃
*8 三井化学(株)社製、FTR0140、軟化点140℃
*9 三井化学(株)社製、FTR2140、軟化点140℃
*10 新日本石油化学(株)社製、ネオポリマー170S、軟化点170℃
*11 Rutgers Chemicals社製、 NOBARES C150、軟化点160℃
*12 大内新興化学工業(株)社製、N−t−ブチル−2−ベンゾチアジル−スルフェン
*13 (株)フレキシス社製、テトラキスベンジルチウラムジスルフィド
スチレン含有率35%、ビニル結合量16%のSBR135質量部に対して軟化点120℃のα-メチルスチレン樹脂のみを使用した場合(比較例1)の120℃のE’を100として、他の測定結果を指数化した。比較例1の配合では、初期DRYグリップ性は非常に良好であるが走行安定性が低い。これに対して、軟化点170℃のC9 樹脂を使用した場合(比較例2)は、120℃でのE’が150になり走行安定性は著しく改良される半面、初期グリップ性能は大きく低下する。また、上記2つの樹脂をブレンドしたもの(比較例3)は、120℃でのE’、初期グリップ性能、及び走行安定性とも比較例1とほとんど同じであり改善されない。これは、低軟化点の樹脂を使用しているためであると考えられる。
これに対して、軟化点140℃(実施例1)、140℃(実施例2)のα-メチルスチレン樹脂のみを配合したものは、120℃でのE’が改善され(実施例1、2)、初期グリップ性能を維持したまま走行安定性が改善される(実施例1)。実施例1の配合に対して、さらに軟化点170℃のC9 樹脂を配合すると初期DRYグリップ性を損なうことなく、走行安定性が大幅に改善される(実施例3〜5)。同様の効果は更に軟化点160℃のα-メチルスチレン−ビニルトルエン−インデン共重合体樹脂を配合した場合にも確認された(実施例)。
スチレン含有率39%、ビニル結合量38%のSBR150質量部に対して、実施例3〜5と同様に軟化点140℃のα-メチルスチレン樹脂と軟化点170℃のC9 樹脂の両方を配合した場合も、120℃でのE’が改善され(実施例7、8)、初期DRYグリップ性を損なうことなく走行安定性が大幅に改善される(実施例7)。また、実施例8に対してカーボンブラック及びアロマティックオイルの配合量を増加させて、それぞれ100質量部及び30質量部(実施例9)、120質量部及び50質量部(実施例10)配合した場合にも、それぞれ120℃でのE’が改善され(実施例9、10)、初期グリップ性能を損なうことなく走行安定性が大幅に改善される(実施例10)。120℃でのE’は実施例10よりも実施例9の方が良好であった。

Claims (8)

  1. ゴム成分100質量部に対して軟化点が140℃以上である芳香族ビニル化合物の単独重合体樹脂及び共重合体樹脂から選択される少なくとも1種を10〜60質量部配合してなることを特徴とするゴム組成物。
  2. ゴム成分100質量部に対して、更に、軟化点が140℃以上190℃以下でありインデンを含有するC9 樹脂から選択される少なくとも1種を5〜60質量部配合してなることを特徴とする請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 前記ゴム成分は、ブタジエン部のビニル結合量が10%以上であるブタジエン共重合体を70質量%以上含むことを特徴とする請求項1に記載のゴム組成物。
  4. 前記ブタジエン共重合体がスチレン−ブタジエン共重合体を含むことを特徴とする請求項3に記載のゴム組成物。
  5. 前記スチレン−ブタジエン共重合体は、スチレン含有率が20〜60質量%であることを特徴とする請求項4に記載のゴム組成物。
  6. 更に、カーボンブラックを前記ゴム成分100質量部に対して60〜200質量部配合してなることを特徴とする請求項1に記載のゴム組成物。
  7. 前記C9 樹脂が、軟化点155℃以上180℃以下のα-メチルスチレン−ビニルトルエン−インデン共重合体樹脂であることを特徴とする請求項2に記載のゴム組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のゴム組成物をトレッドゴムに使用したことを特徴とする空気入りタイヤ。
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