JP2008168350A - 粒子媒体の詰固方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セラミックシェル鋳型周囲および消失模型周囲の支持粒子媒体を詰固める方法および装置において、この鋳型または模型はコンテナに配置され、このコンテナは支持粒子媒体で充填される。コンテナ充填時に、コンテナが回転および振動するよう設定される。回転および傾斜の組み合わせにより、鋳型または模型の外部壁により形成される空隙部中の粒子媒体の自由表面が動的静止角を越えて移動するよう、空隙部が継続的かつ繰り返しその向きを変え、重力方向に対する空隙部の振動および継続向き変化の組み合わせにより、粒子媒体がこれらの空隙部に流入する。
【選択図】図1
Description
鋳型枠(コンテナ)中におけるセラミックシェル鋳型またはフォーム模型の外周囲の支持粒子を詰固めることは、必要な工程である。第1に、ルースサンドのような支持粒子は、流動化して、セラミックシェル鋳型またはフォーム模型の外周囲の深く凹ませた空洞中に移動させなければならない。自由な流動化を促進するため、粒子によるブリッジ(穴埋め)を避けなければならない。次に、かかる粒子は堅固にして、セラミックシェル鋳型またはフォーム模型を構造的に支持しなければならないが、この鋳型または模型は、シェル鋳型の壁厚さや耐火性被覆フォーム模型の表面性質によっては非常に脆くなる。これらの二つの要求は、相反するものである。
従来は、鋳型枠を単純に振動させて、シェル鋳型またはフォーム模型の外側部全てを覆う支持粒子を堅固化していた。鋳型枠の振動は、支持粒子が移動して堅固になるよう相当厳密になされる必要があるが、脆い鋳型や模型を変形や損傷しないような厳格さではない。これは別の矛盾した要求である。
シェル鋳型や耐火性被覆フォーム模型の外部で細長い溝形状の空洞への充填を容易にするために、シェル鋳型やフォーム模型は、これらの溝形状空隙部が垂直またはほぼ垂直になるように指向配置されてきた。これが不可能の場合は、詰固め方法の多くは、鋳型枠の充填速度を制御して、この問題を処理してきた。支持粒子の自由表面のわずかな上部分のみが流動するので、この処理は、水平溝形状空洞の充填が困難となるレベル位置まで、粒子媒体を充填することが必要となるとともに、流動化した粒子が溝形状空洞の端まで移動する可能性が生じるまで、充填処理を停止することが必要となる。次の充填困難な空洞に達するまでに、鋳型枠の充填が再開する。この技法は、正確な振動および粒子の追加、配合、および正確な充填レベル制御が要求される。
この技法の別の問題は、詰固処理の一部において、シェル鋳型またはフォーム模型の上部は上方から支持されるとともに、その下部は振動する支持粒子媒体に部分的に埋没して鋳型枠を移動するということである。その結果、シェル鋳型またはフォーム模型が曲がって変形し、鋳型の亀裂や模型コーティングの亀裂が生じることがある。
上記の問題を克服する試みは、米国特許第6,457,510号明細書に記載されており、これは、4つのバイブレータを同期させるとともに、鋳型枠の振動を変化させて支持粒子が側方移動するよう、相互に対する回転方向および偏心角度を変更するものである。
本発明の一実施態様においては、コンテナを継続的に振動させ、継続的に回転させ、継続的に傾斜させることにより、重力方向に対する鋳型または模型の向きを変化させる。本発明の別の実施態様においては、コンテナ周囲の支持粒子媒体の詰固め時に、角度増加分づつ(インクリメント)の角度で、コンテナを傾斜させる。コンテナを連続的に回転および振動させ、あるいはそれを間欠的にそれぞれの傾斜増加分つづの角度で回転および振動させる。更に本発明の別の実施態様においては、コンテナを重力方向に対する所定傾斜角度で傾斜させつつ、コンテナを回転および振動させる。
本発明は、重力鋳造鋳型または模型、および反重力鋳造鋳型または模型の周囲の支持粒子媒体を詰固めるよう実施することができる。
本発明の実施態様による例示方法においては、鋳型または消失模型は、鋳型枠中に配置され、この鋳型枠は支持粒子媒体で充填される。この鋳型枠は、コンテナが継続的にまたは固定的に重力方向に対する第2軸で傾斜した状態で、継続的に第1軸周囲を振動および回転するよう設定される。コンテナ振動、回転、および重力方向に対する傾斜の組み合わせによって、溝、チャンバ、裂け目、その他の鋳型または模型の壁の所定形状により形成される空隙部が、繰り返して規則正しく向きを変えるようになり、また空隙部の振動およびその連続向き変更を組み合わせた動作により、この空隙部内の支持粒子媒体の自由表面が、その動的静止角を越えて移動し、これらの空隙部へ流入する。システム化された鋳型枠動作の繰り返しにより、鋳型壁または模型壁で形成される空隙部が詰固め支持粒子媒体で充填される。空隙部の開口部が下向きになるように回転して空隙部の向きがサイクルする場合、空洞開口部を塞ぐ詰固粒子媒体によって、支持粒子媒体の空隙部からの排出が防止される。コンテナ中の粒子媒体の上方面に蓋を任意に配置して、詰固方法の実施時にコンテナの傾斜角度を増大させることができる。
本発明の実施態様における例示装置において、コンテナは、回転可能な取付具に配置され、またこの固定具を回転する第1モータが設けられ、コンテナに対してその第1軸を回転させる。この取付具は、順に、傾斜可能なフレームに設けられ、このフレームを傾斜する第2モータを設けコンテナを重力方向に対する第2軸で傾斜する。一つまたはそれ以上のバイブレータは、フレームを支持するテーブルに、フレーム自体に、固定具自体に、および/またはコンテナ自体に設けられる。支持粒子の供給源が設けられ、鋳型または模型をコンテナに配置した後にコンテナを粒子で充填する。
本発明による詰固方法および装置は、パーツが最小限となることを目的としており複雑な粒子供給配合が不要であるという点で有利である。さらに、本発明の詰固方法および詰固装置は、重力鋳造の鋳型または消失模型、および反重力鋳造の鋳型または消失模型の周囲に配置した支持粒子媒体の詰固を実施できる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1は、鋳型外部壁に空隙部を有するセラミックシェル鋳型の長手方向断面図である。
図1Aは、仮定的な円筒形状の鋳型を収容する鋳型枠を通る断面図であって、この鋳型は、ライザから鋳型枠側へ径方向放射状に延長する鋳型外部壁に、複雑で細長く溝形状を有する環状の空隙部を有している。この鋳型枠は、砂のような支持粒子で充填されている。
図1Bは、静止角にある支持粒子媒体の溝形状の空隙部への侵入を示す拡大図である。
図2は、図1による鋳型枠を傾斜して、支持粒子媒体を溝形状の空隙部に流入させている図であって、この傾斜の限界は、支持粒子媒体が鋳型枠の縁を越えて溢れるまでである。溝形状の空隙部1および4は、完全に充填されている。残りの溝形状の空隙部は、鋳型枠の傾斜が少ないため、部分的に充填されているのみである。
図3は、図1による鋳型枠を示しており、支持粒子媒体のかさ密度よりも高い物質からなる浮動蓋が取り付けられている。この浮動蓋は、重力により支持粒子媒体を閉じ込めるものであり、蓋なしの場合よりも大なる角度での支持粒子媒体の溢れを防止する。十分な振動が存するとともに傾斜角度がより大きいので、溝形状の空隙部1〜4の充填が可能となるとともに、これらの空隙部における支持粒子の堅固化が可能となる。
図4は、図1による鋳型枠であって、それがゆっくりと鋳型の長手方向軸Lを180度回転した後を示している。溝形状の空隙部1〜4は、完全に充填されている。支持粒子媒体は、開口部が下向きの状態で溝形状の空隙部5〜8へより深く侵入している。
図5は、長手方向軸L周囲を数回回転させた後の同じ鋳型枠を示している。溝形状の空隙部1〜5は、詰固め支持粒子媒体で完全に充填されている。残りの溝形状の空隙部は、詰固工程をいくら長く継続しても、この傾斜角度では充填されない。
図6は、支持粒子媒体中にエンジンブロックのロストフォーム模型を有する鋳型枠の断面図である。この模型の外表面と連絡する内部オイル溝形成通路を有するエンジンブロックの模型が示されている。この模型は、45度の角度で傾斜している。
図7Aは、正方形の断面を有するロストフォーム鋳型枠の長手方向断面図であって、この鋳型には、環状のフランジおよび環状の強化リブが取り付けられている。この鋳型枠は、レイザに取り付けた一対のエンジンシリンダヘッドに対応したロストフォーム模型を収容している。鋳型枠は、支持粒子媒体で充填されている。鋳型枠を傾斜する前に支持粒子媒体の表面上に配置される正方形状の蓋が示されており、これは注入カップ用の開口部を有している。蓋の重量による力の鋳型枠軸に沿ったベクトルが示されており、これは、静止角の上方の支持粒子媒体のくさびによる対向ベクトルよりも大きい。
図7Bは、図7Aに示す鋳型枠の平面図である。
図8Aは、図6に示す所定の傾斜角度で傾斜したエンジンブロック模型とともに鋳型枠を回転させる詰固装置の一部断面の立面図である。
図8Bは、図8Aに示す装置の平面図である。
図9は、図1〜図5の空隙部5と類似する複雑な溝形状の空隙部を有する詰固テストセルの立面図であって、本発明の実施により詰固めた砂で完全に充填されている。
図10の図11A〜図10Lは、理論上の詰固順序を示したテストセルの概略図である。
図11Aは、本発明の実施態様による、コンテナが傾斜する前における反重力鋳造セラミックシェル鋳型周囲の支持粒子媒体を詰固する自給式装置の立面図である。
図11Bは、図11Aの丸で示した部位の拡大断面図である。
図11Cは、コンテナが所定傾斜角度に傾斜した後における図11Aの自給式装置の立面図であって、所定の部品を便宜上断面的に示している。
図11Dは、図11Cの矢印11Dの方向による図である。
図11Eは、Acmeスクリュー用の駆動モータの部分的立面図である。
図12Aは、本発明の別の実施態様による、手動ウィンチによるハーネスプーリを使用してコンテナを傾斜した後の反重力鋳造セラミックシェル鋳型周囲の支持粒子媒体の詰固装置の立面図である。この傾斜装置は、1Gを越える振動でも影響を受けない。
図12Bは、図12Aによる装置の平面図である。
図13は、本発明のさらに別の実施態様による、セラミックシェル鋳型または消失模型周囲の支持粒子媒体を詰固めする油圧作動詰固装置の斜視図である。
図14は、本発明の別の実施態様による、セラミックシェル鋳型または消失模型周囲の支持粒子媒体を詰固めする別の油圧作動詰固装置の等角図である。
図15は、図14による多機能浮動蓋の拡大断面図である。
図16は、図14による装置の斜視図であって、水平線を越えて傾斜した鋳型枠を示している。
図17は、図14および図16による鋳型枠の部品の部分的斜視図であり、一部が断面として示されている。
図18は、図14による装置の斜視図であり、鋳型枠に直接設けたバイブレータを示している。この装置の主要構造は、鋳型枠と共に回転するバイブレータを収容するよう拡大化している。
重力鋳造の実施例
反重力鋳造
また、この実施例における一実施態様においては、コンテナを継続的に振動させ、継続的に回転させ、継続的に傾斜させることにより、重力方向に対する鋳型または模型の向きを変化させる。本発明の別の実施態様においては、コンテナ周囲の支持粒子媒体の詰固め時に、角度増加分づつ(インクリメント)の角度で、コンテナを傾斜させる。コンテナを連続的に回転および振動させ、あるいはそれを間欠的にそれぞれの傾斜増加分つづの角度で回転および振動させる。更に本発明の別の実施態様においては、コンテナを重力方向に対する所定傾斜角度で傾斜させつつ、コンテナを回転および振動させる。
更に、この実施例は、重力鋳造鋳型または模型、および反重力鋳造鋳型または模型の周囲の支持粒子媒体を詰固めるよう実施することができる。
更にまた、この実施例の実施態様による例示方法においては、鋳型または消失模型は、鋳型枠中に配置され、この鋳型枠は支持粒子媒体で充填される。この鋳型枠は、コンテナが継続的にまたは固定的に重力方向に対する第2軸で傾斜した状態で、継続的に第1軸周囲を振動および回転するよう設定される。コンテナ振動、回転、および重力方向に対する傾斜の組み合わせによって、溝、チャンバ、裂け目、その他の鋳型または模型の壁の所定形状により形成される空隙部が、繰り返して規則正しく向きを変えるようになり、また空隙部の振動およびその連続向き変更を組み合わせた動作により、この空隙部内の支持粒子媒体の自由表面が、その動的静止角を越えて移動し、これらの空隙部へ流入する。システム化された鋳型枠動作の繰り返しにより、鋳型壁または模型壁で形成される空隙部が詰固め支持粒子媒体で充填される。空隙部の開口部が下向きになるように回転して空隙部の向きがサイクルする場合、空洞開口部を塞ぐ詰固粒子媒体によって、支持粒子媒体の空隙部からの排出が防止される。コンテナ中の粒子媒体の上方面に蓋を任意に配置して、詰固方法の実施時にコンテナの傾斜角度を増大させることができる。
また、この実施例の実施態様における例示装置において、コンテナは、回転可能な取付具に配置され、またこの固定具を回転する第1モータが設けられ、コンテナに対してその第1軸を回転させる。この取付具は、順に、傾斜可能なフレームに設けられ、このフレームを傾斜する第2モータを設けコンテナを重力方向に対する第2軸で傾斜する。一つまたはそれ以上のバイブレータは、フレームを支持するテーブルに、フレーム自体に、固定具自体に、および/またはコンテナ自体に設けられる。支持粒子の供給源が設けられ、鋳型または模型をコンテナに配置した後にコンテナを粒子で充填する。
更に、この実施例による詰固方法および装置は、パーツが最小限となることを目的としており複雑な粒子供給配合が不要であるという点で有利である。さらに、本発明の詰固方法および詰固装置は、重力鋳造の鋳型または消失模型、および反重力鋳造の鋳型または消失模型の周囲に配置した支持粒子媒体の詰固を実施できる。
10 シェル鋳型
10a レイザ通路
10b 鋳型空隙部
10g ゲート通路
10s 鋳型部
10w 鋳型外壁
12 襟部
20 鋳型枠
30 支持粒子媒体
40 取付蓋
Claims (41)
- 鋳型または模型の周囲の粒子媒体を詰固する方法であって、コンテナの粒子媒体中に鋳型または模型を配置するステップと、粒子媒体が鋳型壁または模型壁の空隙部に誘導されこれを充填するよう、前記コンテナに対し、振動、回転、および傾斜の組み合わせを行うステップとからなることを特徴とする粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナを第1軸で回転させ、前記コンテナを第2軸で傾斜させることを含むことを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナは、その長手方向軸を回転することを特徴とする請求項2に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記第2軸は、前記第1軸に対して垂直であることを特徴とする請求項2に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナを継続的に振動させ、継続的に回転させ、そして継続的に傾斜させて、鋳型または模型の重力方向に対する向きを変化させることを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記回転は、第1方向に回転させ、それから反対方向に回転させるという1回以上の周期変動の回転であることを特徴とする請求項5に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 粒子媒体の詰固時において前記コンテナを角度増加分で傾斜させることを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナに対し、傾斜角度増加分ごとに回転および振動を行うことを特徴とする請求項7に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナが所定傾斜角で傾斜している間に、前記コンテナに対し回転および振動を行うことを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 回転および傾斜の組み合わせにより、鋳型または模型の外部壁により形成される空隙部中の粒子媒体の自由表面が動的静止角を越えて移動するよう、空隙部が継続的かつ繰り返しその向きを変え、重力方向に対する空隙部の振動および継続向き変化の組み合わせにより、粒子媒体がこれらの空隙部に流入することを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 回転および傾斜の組み合わせにより、空隙部の開口部が下方に面するよう位置させることを特徴とする請求項10に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナ中の持粒子媒体の堅固化により、下方に面する開口部を塞いで、空隙部中の粒子媒体の空隙部からの漏出を防止することを特徴とする請求項11に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 回転および傾斜により、前記空隙部の開口部が再び上方に面して粒子媒体が再び前記空隙部に流入するよう位置変更することを特徴とする請求項10に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記空隙部が粒子媒体で完全に充填されると、空隙部の開口部が上方に面するとともに空隙部が下方に傾斜しつつ、振動および重力の組み合わせにより粒子媒体の堅固化が生じることを特徴とする請求項10に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 粒子媒体の詰固後に前記コンテナを垂直向きに戻す最終ステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 振動または手動水平化により前記コンテナが垂直向きに戻した後で、粒子媒体を水平化させるステップを含むことを特徴とする請求項15に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 粒子媒体のかさ密度より高密の物質からなる蓋を前記コンテナ中の粒子媒体の自由表面に配置するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 非拘束の前記蓋により、前記コンテナが粒子媒体の静止角を越えて傾斜する場合に粒子媒体が前記コンテナから溢れ出ないよう防止することを特徴とする請求項17に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナを初期の垂直位置に対して50度まで傾斜させることを特徴とする請求項18に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナ中が雰囲気圧未満となるよう、少なくとも部分的に前記蓋を前記コンテナに対して封止することを特徴とする請求項17に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記蓋は、前記蓋全体にわたる圧力差によって、前記コンテナの向きとは無関係に詰固時に後退するとき、粒子媒体の上部表面と係合維持するようにして移動することを特徴とする請求項20に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記蓋の一部または全部は、可撓性膜からなり、この可撓性膜全体にわたる圧力差により粒子媒体表面と密接することを特徴とする請求項21に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記蓋は、回転ユニオンを介して減圧源と連絡しており、前記蓋を前記コンテナとともに回転させることを特徴とする請求項20に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナが継続的に垂直向きと反転向きとの間で前後に180度まで傾斜するとき、前記コンテナに対し、連続的回転および振動を与えることを特徴とする請求項20に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 詰固前に前記コンテナ中の重力鋳造用鋳型の注入カップを粒子媒体で一時的に覆い、それから詰固後に注入カップの覆いを除去するよう十分に粒子媒体を除去することを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナの外部に突出する突出充填管を有する反重力鋳造用鋳型を前記コンテナに配置することを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナを粒子媒体で充填しつつ、前記充填管を型締することを特徴とする請求項26に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 粒子媒体の詰固後に鋳造用蓋が粒子媒体の上部に配置され、その表面に空隙部が生じる可能性を除去することを特徴とする請求項27に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 粒子媒体は、セラミックシェル鋳型周囲で詰固められることを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 粒子媒体は、耐火性消失模型周囲で詰固められることを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナに対し振動、傾斜、および回転の組み合わせを行う際に、鋳型または模型を備えた前記コンテナは粒子媒体で充填されることを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 前記コンテナに対し振動、傾斜、および回転の組み合わせを行う前に、鋳型または模型を備えた前記コンテナは粒子媒体で部分的にまたは完全に充填されることを特徴とする請求項1に記載の粒子媒体の詰固方法。
- 鋳型または模型を導入するコンテナを設け、このコンテナを配置する回転可能な固定具を設け、この固定具を回転させ前記コンテナを第1軸周囲で回転させる第1モータを設け、前記固定具が配置される傾斜可能なフレームを設け、このフレームを傾斜して前記コンテナを第2軸周囲で傾斜させる第2モータを設け、前記傾斜可能なフレームが配置されるベースを設け、前記ベース、前記フレーム、前記固定具、または前記コンテナの少なくともいずれか一つに配置されるバイブレータを設けたことを特徴とする鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記固定具は、前記傾斜可能なフレームのローラベアリングに配置した回転可能なネストであることを特徴とする請求項33に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記傾斜可能なフレームは、前記ベースに連結した支柱のトラニオンで支持されることを特徴とする請求項33に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記固定具は、前記コンテナが固定される回転可能なハブであり、このハブは、傾斜可能なプラットフォームに固定されることを特徴とする請求項35に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記ハブは、ベルト駆動により前記傾斜可能なプラットフォームで回転することを特徴とする請求項36に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 粒子媒体のかさ容量より高密の物質からなる蓋を設け、この蓋は、前記コンテナ中の粒子媒体の上部表面に配置されることを特徴とする請求項33に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記蓋は、粒子媒体の反対面で雰囲気圧に曝される可撓性気密膜からなり、上部表面が詰固で変化する場合に上部表面を封止するとともにこれと適合することを特徴とする請求項38に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記蓋は、膨張可能なシールであることを特徴とする請求項39に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
- 前記蓋は、減圧源と連絡した回転ユニオンであることを特徴とする請求項39に記載の鋳型または模型周囲の粒子媒体の詰固装置。
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