JPH01313130A - 消失模型鋳造方法 - Google Patents

消失模型鋳造方法

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JPH01313130A
JPH01313130A JP63144593A JP14459388A JPH01313130A JP H01313130 A JPH01313130 A JP H01313130A JP 63144593 A JP63144593 A JP 63144593A JP 14459388 A JP14459388 A JP 14459388A JP H01313130 A JPH01313130 A JP H01313130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding sand
model
pattern
casting
vanishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63144593A
Other languages
English (en)
Inventor
Motofumi Omori
大森 元文
Keiichiro Noguchi
野口 啓一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は消失模型鋳造方法に関する。
[従来の技術] 従来より、精密鋳造方法の一種である消失模型鋳造方法
は金型が不要であり、特に複雑な外形形状を、有する鋳
物を製造する際に多く用いられてきた。また、近年にな
り主に消失模型を形成する材料の改善と、消失模型を大
量に安価かつ高精度で作る技術の改良により、量産生産
が可能な消失模型鋳造方法が近年になり一般化してきた
。このような量産生産が可能な消失模型鋳造方法で使用
される消失模型の材料にポリスチレン樹脂を使用する場
合には、ポリスチレン樹脂の有する粘結作用によりバイ
ンダー(粘結剤)を含まない鋳物砂を使用することが可
能となる。一方、このような消失模型は一般に強度的に
低いので消失模型の形状を保持する提案が多数なされて
おり、例えば特開昭60−44152の「充填鋳造法に
おける造形方法jによれば、仕切り板を多数設けられる
消失模型の間に配置して消失模型が鋳物砂と消失模型の
自重で変形するのを防止しようとしている。
また、実開昭59−148149の「消失性模型1によ
れば消失性模型の変形しやすい部位に補強部材を取り付
けるようにして、消失性模型の変形を防止する提案がな
されている。
さらにまた、特公昭49−32167のr消失性原型を
使用する鋳造法1は、注湯開始直前から注湯を完了する
までの間、型砂層を減圧状態に保つことで、内部に発生
するガスを外部に排出させて、型砂層の崩壊を防止する
提案がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の消失模型鋳造方法は上述したよう
にしているので、消失模型をセットする際に仕切り板が
必要であり、また消失模型に補強部材を取り付ける余分
な工程が必要であるという問題点があった。さらに溶湯
が注湯されて消失模型が気化する際に発生するガスは消
失模型の外周面から排出されるが、例えば消失模型が管
状の中空体である場合にはガスが内部にこもり外部に排
出されない結果、所望の鋳物形状が得られない問題点が
あった。
したがって、本発明の消失模型鋳造方法は上述した問題
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
機械的な強度の低い消失模型を使用した場合でも消失模
型に特別な補強部材を取り付けなくとも機械的な強度が
確保され、また、消失模型に溶湯が注湯されて消失模型
が気化する際に発生するガスが一様に外部に排出するよ
うにして精度を確保された消失模型鋳造方法を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上述した問題点を解決し、目的を達成するために、本発
明になる消失模型鋳造方法は以下のようにしている、す
なわち、所望の形状を有する消失模型を鋳物砂で隙間無
く充填し保持した後に、前記消失模型に溶湯を注入して
鋳物に置換させて所望の鋳物を得る消失模型鋳造方法に
おいて、前記消失模型の上面部位に減圧装置に接続され
る減圧部を有する邪魔板体を配設して鋳物砂の自重が前
記上面部位に加わることを抑制して鋳物砂を充填し、該
鋳物砂の充填後に消失模型に対して溶湯が注湯される際
に発生するガスを前記減圧部から排気するようにしてい
る。
[作用コ 鋳枠の中にセットされる消失模型を先ず、消失模型の上
面部位が略埋没するまで鋳物砂で充填した後、消失模型
の上面部位に減圧装置に接続される減圧部を有する邪魔
板体を配設して鋳物砂の自重が前記上面部位に加わるこ
とを抑制して鋳物砂を充填し、鋳物砂の充填後に消失模
型に対して溶湯な注湯する際に邪魔板体に設けられた減
圧部から発生ガスを排気させながら消失模型に溶湯を注
入して鋳物に置換させて所望の鋳物を得るようにする。
[実施例コ 以下に、本発明が適用される好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。
第1図(a)、(b)は実施例の消失模型鋳造方法の構
成と工程を説明する要部断面図である。
第1図(a)において、基台4の上面には鋳枠2が図示
のように設けられるが、この鋳枠2の底面には基台4の
内部を通過するガス抜き用の減圧管5の一端が開口され
ており、後述するガスを鋳枠2の外部に排気するように
構成されている。鋳枠2内の底面近傍に設けられる底板
3には無数の穴が穿設されており上記のガスはこの穴を
通過するようにしている。
また、上端部に湯口13が挿入されるとともにゲート1
2を介して破線図示の中空部11Aを有する模型11は
図示のように一体成型されるが、この消失模型1は予め
別工程でポリスチレン樹脂等で製作される。ここで、鋳
物砂7は上記の底板3上に均一の厚みで充填されており
、消失模型1はこの鋳物砂7上に載置される。一方、上
記の基台4の側面部には加速度が0.8から1.2gの
バイブレータ6が固定されており、鋳物砂7に振動を与
えることで消失模型lの外形面と内部とに隙間無く鋳物
砂7が充填されるようにしている。
次に、第1図(b)において、鋳枠2の上方には鋳物砂
充填装置10が配設されており、鋳物砂が鋳枠2内に充
填されるようにする一方、基台4の下面には防振体61
が設けられており、バイブレータ6の振動が基台4を介
して特に鋳物砂7に伝達するようにしている。
また、フィルタ一体8は不図示の支持体により、図示さ
れるように模型11の上部開口部の上方に着脱自在に配
設されているが、このフィルタ一体8の下面部分にはフ
ィルター8Aが設けられており、模型1iの外周面に充
填される鋳物砂7と中空部11A内に充填される鋳物砂
7Aとが密度的なバランスをとれるようにしている。
また、湯口蓋13Aが湯口13に被せられており鋳物砂
7が湯口13内に入らないようようにされている。
次に、第2図(a)、(b)は第1図(a)、(b)に
続く工程を説明する要部断面図であり、第2図(a)に
おいて邪魔板体9は模型11の上部開口部の上方に着脱
自在に配設されているが、この邪魔板体9の下面部分に
は通気体9Aが設けられており、後述するように模型1
1の外周面から排気されるガスと模型11の上部開口部
から排気されるガスとがバランスをとれるようにしてい
る。また、邪魔板体9の下面部分は図示のように傾斜面
9Cが形成されており、図中の矢印で移動方向が示され
ているように鋳物砂7は模型11の上部開口部の中心に
向かって容易に移動可能にしている。
次に、第2図(b)には溶湯17が溶湯供給体15から
消失模型1に対して注湯される様子と、注湯時に発生さ
れるガスが排気される様子が示されているが、この排気
動作は上記の邪魔板体9の上面に接続される排気管9B
と上記の減圧管5Bに夫々接続されるポンプ18.19
の排気動作によりガスは鋳枠2の外部に図示のように上
下両方向から排気されるようにしている。
以上説明した消失模型鋳造方法の動作について説明する
と、第1図(a)に図示のように底板3上に充填された
鋳物砂7上に消失模型1が載置される。
次に、鋳物砂7が鋳物砂充填装置10から鋳枠2内に消
失模型1が略埋没する高さまで充填されるが、この際に
フィルタ一体8は不図示の支持体により、図示されるよ
うに模型11の上部開口部の上方に配設されて、模型1
1の外周面に充填される鋳物砂7と中空部11A内に充
填される鋳物砂7Aとが密度的なバランスをとれるよう
にしている。また、湯口蓋13Aを湯口13に被せて、
鋳物砂7が湯口13内に入らないようようにされる。こ
の状態で、バイブレータ6が起動されて鋳枠2と基台6
とを振動させて充填された鋳物砂7が模型11の外形面
に隙間無く充填させる。
次に、第2図(a)に図示のようにフィルター体8の替
りに邪魔板体9が模型11の上部開口部の上方に配設さ
れた後に、鋳物砂7が充填される。この後にバイブレー
タ6が起動されて鋳枠2と基台6とを振動させて充填さ
れた鋳物砂7が模型11の外形面に隙間無く充填させる
ようにされる。もしくは、鋳物砂を充填しながら振動を
加える。この充填時に邪魔板体9の下面に形成された傾
斜面9Cが鋳物砂7が移動しやすく働くので、鋳物砂7
は模型11に対して隙間無く充填されることになる。
そして、このようにして注湯の前準備が整い、第2図(
b)に図示されるように溶湯17が溶湯供給体15から
湯口13に注湯される。この時に高温度の溶湯17が消
失模型lを溶解ならびに気化させて溶湯17により置換
してゆき最後には全ての消失模型lが溶湯17で置換さ
れるので、冷却後に鋳物砂7を鋳枠2から取り出して鋳
物砂7を除去して完成品鋳物を得る。
一方、消失模型1が溶解ならびに気化される際に発生す
るガスはポンプ18.19とが起動されて発生する負圧
により鋳物砂7の間を通過して下方の減圧管5Bと上方
の排気管9Bとを介して鋳枠2内から外部に排気される
ことになる。このようにして排気されるガスはポンプ1
8.19とが独立して駆動されることから、排気量は個
別的に制御することが可能であり、模型1が気化する際
に発生するガスは理想的に排気される。
[発明の効果] 本発明の消失模型鋳造方法は上述の構成を備えているの
で、機械的な強度の低い消失模型を使用することが可能
で、また、消失模型に、溶湯が注湯されて消失模型が気
化する際に発生するガスが一様に外部に排出するように
して精度を確保された消失模型鋳造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は実施例の消失模型鋳造方法の構
成と工程を説明する要部断面図、第2図(a)、(b)
は第1図(a)、(b)に続く工程を説明する要部断面
図である。 図中、1・・・消失模型、2・・・鋳枠、3・・・底板
、4・・・基台、5・・・減圧管、6・・・バイブレー
タ−17・・・鋳物砂、8・・・フィルタ一体、9・・
・邪魔板体、10・・・鋳物砂充填装置、11・・・模
型、17・・・溶湯、18.19・・・ポンプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  所望の形状を有する消失模型を鋳物砂で隙間無く充填
    し保持した後に、前記消失模型に溶湯を注入して鋳物に
    置換させて所望の鋳物を得る消失模型鋳造方法において
    、前記消失模型の上面部位に減圧装置に接続される減圧
    部を有する邪魔板体を配設して鋳物砂の自重が前記上面
    部位に加わることを抑制して鋳物砂を充填し、該鋳物砂
    の充填後に消失模型に対して溶湯が注湯される際に発生
    するガスを前記減圧部から排気することを特徴とする消
    失模型鋳造方法。
JP63144593A 1988-06-14 1988-06-14 消失模型鋳造方法 Pending JPH01313130A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245201A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Sintokogio Ltd 消失模型鋳造法および該鋳造法に用いる鋳型
CN102950250A (zh) * 2011-08-19 2013-03-06 山西兴源精密铸造有限公司 一种消失模生产砼泵弯头工艺
CN102974760A (zh) * 2012-11-22 2013-03-20 攀钢集团矿业有限公司 一种消失模铸造装置及铸造方法
CN110681826A (zh) * 2019-11-09 2020-01-14 朱建月 一种用于铸件铸造的智能化加工设备、铸造方法及铸件

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