JP2008168067A - 商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、コンピュータプログラム - Google Patents

商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遊技場で得た遊技価値とネットワーク上のWeb店舗で提供される商品との交換を行うためのシステムを提供する。
【解決手段】遊技場に設けられる遊技場装置30、商品を扱う店舗に設けられるWeb店舗サーバ40、及び遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置50との間で、商品取引仲介のための通信を行う商品取引仲介システム10である。この商品取引仲介システム10は、ユーザがユーザ端末装置50によりWeb店舗サーバ40で予約した商品の購入の条件を示す条件データを当該ユーザ端末装置50へ送信する。ユーザが遊技場により本人認証を行って条件データによる決済を行うと、商品取引システム10はWeb店舗サーバ40に決済の完了を報知する。Web店舗では、決済の完了を確認して当該商品を発送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが、遊技場において遊技によって得た玉やメダル、コイン等の数で決まる遊技価値を、商品と交換するときの取引仲介のための商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、及びコンピュータプログラムに関する。
パチンコ遊技機やパチスロ遊技機、コイン遊技機等の遊技機を設置した遊技場では、ユーザの獲得を目的として様々なサービスが行われている。特に、ユーザが遊技によって得た遊技価値を遊技場内で商品と交換することは、最も代表的なサービスの一つであるといえる。また、遊技価値をすぐには商品と交換せずに蓄積しておき、(以下、遊技価値をパチンコ遊技機の玉であるものとして、貯えた遊技価値を「貯玉」、貯玉の累積データを「貯玉データ」という)、この貯玉データを用いて商品と交換することで、より高価な商品との交換ができるようなサービスもある。
遊技場側では、商品交換サービスを行うために多種多様な商品を用意している。ユーザは、獲得した遊技価値や貯玉データと等価の商品の中から希望する商品を選択して交換できるようになっている。なお、遊技場のスペースの問題等から予め遊技場内に用意できる商品が限られているため、カタログなどを用いて商品の選択を行えるなどして、商品の種類を増やす努力も行われている。
最近は、特許文献1、2、3に示すようにインターネットを利用した商品交換も提案されている。
特開2001−340598号公報 特開2002−11220号公報 特開2002−210189号公報
特許文献1、2、3には、インターネット等のネットワーク上に存在するWeb店舗から、ユーザが、自身の所持する遊技価値に応じた商品を選択することができるようにするための技術が開示されている。これらの技術によると、例えばインターネット上にあるすべてのWeb店舗で販売される商品を遊技価値と交換可能な商品とすることも可能であり、ユーザによる商品の選択幅が従来よりも大幅に広がる。
インターネットを利用した商品交換サービスでは、遊技場及びWeb店舗が、受発注処理をできるだけ自動化して、ユーザに負担の少ない商品交換サービスを提供する方がよい。また、ユーザからは、個人情報をできるだけ外部に出さない形でサービスの提供を受けたいという要求もある。
本発明は、上記の問題に鑑み、遊技場で得た遊技価値とネットワーク上のWeb店舗で提供される商品との交換を行うための技術を提供することを課題とする。
本発明の商品取引仲介システムは、遊技場に設けられる遊技場装置、商品を扱う店舗に設けられる店舗装置、及び、前記遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置との間で、それぞれ通信手段を介して商品取引仲介のための通信を行うシステムである。この商品取引仲介システムは、前記ユーザが前記遊技価値を獲得することの代価として前記店舗で購入予約した商品の仮予約データを当該店舗の店舗装置より受け付ける受付手段と、前記仮予約データを受け付けた店舗装置の通信アドレスと当該仮予約データとを所定の記録領域に保持するとともに、前記遊技価値による前記商品の購入の条件を表す条件データを生成し、生成した条件データを予め登録されている通信アドレス又は前記仮予約データに含まれる通信アドレスにより特定される前記ユーザ端末装置へ送信する条件データ生成手段と、前記遊技価値を獲得した遊技場において前記条件データを保有するユーザの本人認証と当該条件データによる決済処理とを行った前記遊技場装置から決済完了を表す決済完了データを受信し、受信した決済完了データにより前記保持されている仮予約データを決済確定データに変更するとともに、この決済確定データを前記アドレスにより特定される店舗装置へ送信する決済確定手段と、を有する。
遊技場においてユーザの本人認証を行うので、従来のようなユーザのなりすましなどの不正を防止することが容易に行える。
前記店舗装置は、前記遊技価値の蓄積データをユーザ毎に保管する遊技価値保管装置と共にインターネット上に設けられたWeb店舗サーバであり、前記ユーザ端末装置からのユーザIDを含む権限情報の入力により、当該ユーザについて保管されている蓄積データの照会を可能にする照会手段を備えるものであってもよい。このような構成では、ユーザが店舗装置を介して自身の有する蓄積データを確認することができるようになる。
前記ユーザ端末装置が、前記ユーザ識別情報の入力手段と前記条件データの記録領域とを有する携帯通信端末である場合には、ユーザ端末装置を遊技場に持参して本人認証、条件データを提示できるために、決済処理がよりスムーズに行える。前記記録領域に、さらに、前記遊技場装置における前記本人認証の際に前記ユーザによる操作によってのみ読み出される認証用情報が記録されている場合には、本人認証がより正確に行われることになる。
本願発明の商品取引仲介システムは、複数の前記遊技場装置の遊技価値をシステム内で共通の財的価値に変換するためのルールを記録した換算変換テーブルを備えていてもよい。このような構成では、前記条件データ生成手段が、この換算変換テーブルに記録されているルールに従って前記条件データを生成する。
本発明の商品取引仲介方法は、遊技場に設けられる遊技場装置、商品を扱う店舗に設けられる店舗装置、及び、前記遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置との間で、通信を行う通信手段と、商品取引仲介のための情報処理を行う処理手段とを有するシステムが実行する方法である。この商品取引仲介方法は、前記処理手段が、いずれかの前記店舗装置から当該店舗において前記ユーザが前記遊技価値を獲得することの代価として購入予約した商品の仮予約データを受け付けて、当該店舗装置の通信アドレスと当該仮予約データとを所定の記録領域に保持するとともに、前記遊技価値による前記商品の購入の条件を表す条件データを生成する段階と、前記処理手段が、生成した条件データを予め登録されている通信アドレス又は前記仮予約データに含まれる通信アドレスにより特定される前記ユーザ端末装置へ送信する段階と、前記処理手段が、前記遊技価値を獲得した遊技場において前記条件データを保有するユーザの本人認証と当該条件データによる決済処理とを行った前記遊技場装置から決済完了を表す決済完了データを受信したときに、この決済完了データにより前記保持されている仮予約データを決済確定データに変更するとともに、この決済確定データを前記アドレスにより特定される店舗装置へ送信する段階と、を含む。
本発明のコンピュータプログラムは、遊技場に設けられる遊技場装置、商品を扱う店舗に設けられる店舗装置、及び、前記遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置との間で、それぞれ通信手段を介して商品取引仲介のための通信を行うコンピュータに、前記ユーザが前記遊技価値を獲得することの代価として前記店舗で購入予約した商品の仮予約データを当該店舗の店舗装置より受け付ける受付手段、前記仮予約データを受け付けた店舗装置の通信アドレスと当該仮予約データとを所定の記録領域に保持するとともに、前記遊技価値による前記商品の購入の条件を表す条件データを生成し、生成した条件データを予め登録されている通信アドレス又は前記仮予約データに含まれる通信アドレスにより特定される前記ユーザ端末装置へ送信する条件データ生成手段、前記遊技価値を獲得した遊技場において前記条件データを保有するユーザの本人認証と当該条件データによる決済処理とを行った前記遊技場装置から決済完了を表す決済完了データを受信し、受信した決済完了データにより前記保持されている仮予約データを決済確定データに変更するとともに、この決済確定データを前記アドレスにより特定される店舗装置へ送信する決済確定手段、を形成するためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、通信手段を利用した商品交換サービスにより、遊技場及び店舗における受発注処理が自動化でき、ユーザに負担の少ない商品交換サービスを提供することができる。また、ユーザは商品取引仲介システムにのみ個人情報を開示していれば、この商品交換サービスを受けることができ、個人情報の保護につながる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の商品取引仲介システムを適用した商品交換システム1の一実施形態を示す全体構成図である。この商品交換システム1は、遊技場の運営者とは異なる第三者機関に設置された情報処理システムである商品取引仲介システム10、遊技場、第三者機関、或いはそれ以外の場所のいずれかに設置される情報処理システムである貯玉管理システム20、複数の遊技場の各々の場内に接地される情報処理システムである遊技場システム30、及び一般のWeb店舗の運営を行う店舗法人により運営される情報処理システムであるWeb店舗サーバ40の、各個別システムを含んで構成される。商品取引仲介システム10、貯玉管理システム20、遊技場装置30、及びWeb店舗サーバ40は、それぞれ広域ネットワークNを通じて双方向通信可能な形態で接続される。なお、商品取引仲介システム10及び貯玉管理システム20は、同じ情報処理システムで一体に構成されてもよい。
広域ネットワークNにはユーザが所有している情報処理端末装置であるユーザ端末装置50も接続可能である。ユーザは、ユーザ端末装置50を用いて商品取引仲介システム10及びWeb店舗サーバ40との間で双方向通信が可能である。ユーザ端末装置50はWebブラウザを搭載しており、これにより商品取引仲介システム10及びWeb店舗サーバ40にアクセスする。ユーザ端末装置50には、パーソナルコンピュータや携帯型情報端末装置、携帯電話を用いることができる。
ユーザは、遊技場で住所等の個人情報を登録して遊技場会員になると、当該遊技場の遊技場装置30に貯玉データを管理するための貯玉口座が開設される。遊技場会員には、登録された遊技場装置30内で他のユーザと識別するための「遊技場会員ID」が割り当てられる。遊技場装置30に開設された貯玉口座の内容、すなわち、遊技により獲得した貯玉データは、貯玉管理システム20にも記憶される。貯玉管理システム20は、遊技場装置30を識別するために各遊技場に「遊技場ID」を割り当てており、この遊技場IDによって、遊技場装置30つまり遊技場を特定できるようになっている。貯玉管理システム20は、複数の遊技場装置30の貯玉データを管理するようになっている。
いずれかの遊技場で遊技するユーザは、商品取引仲介システム10に会員登録を行うことで、商品取引仲介システム10を用いた商品取引サービスを利用することができる。ユーザは、例えばユーザ端末装置50或いは遊技場装置30により商品取引仲介システム10にアクセスして、個人情報を入力することで登録を行う。商品取引仲介システム10に登録されたユーザには、商品取引仲介システム10により他のユーザと識別するための「ユーザID」が割り当てられる。商品取引仲介システム10では、「ユーザID」と「遊技場ID」及び「遊技場会員ID」とが互いに関連付けされて記憶され、ユーザIDから遊技場ID及び遊技場会員IDがわかるようになっている。ユーザが複数の遊技場で遊技場会員になっている場合には、ユーザIDからすべての遊技場における遊技場会員IDがわかるようになっている。
商品取引仲介システム10で取引可能な商品は、Web店舗サーバ40から商品取引仲介システム1に登録される。商品の登録は、Web店舗サーバ40から商品取引仲介システム10にアクセスして行われる。商品取引仲介システム10に登録された商品は、ユーザ端末装置50に表示される際に、登録されていることがわかるようになっている。この実施形態では、商品表示の際に、商品画像と同時に「貯玉レジ」と表示されることで、登録商品であることを示している。
ユーザは、ユーザ端末装置50によりWeb店舗サーバ40にアクセスして所望の商品を選択する。選択した商品が商品取引仲介システム10に登録されていれば、貯玉データを用いた決済が可能である。貯玉データによる決済で商品の購入を希望する行う場合には、その旨をユーザ端末装置50からWeb店舗サーバ40に通知する。Web店舗サーバ40は、貯玉データによる決済で商品の購入の希望があると、購入希望のあった商品の仮予約データをユーザのメールアドレス及び自身のメールアドレス等の通信アドレスとともに商品取引仲介システム10に送る。商品取引仲介システム10は、仮予約データから商品の購入の条件(決済に必要な貯玉データ数、決済期限、決済する遊技場)を表す条件データを生成して、ユーザ端末装置50宛に送る。ユーザは、条件データに従って遊技場に出向き、貯玉データによる決済を当該遊技場の遊技場装置30により行う。
決済の際には遊技場でユーザの本人認証が行われる。本人認証は、例えば免許証等を用いて遊技場装置30に登録されているユーザ情報と照合することで行ってもよいが、遊技場装置50に認証用情報を記録しておき、これにより本人承認を行ってもよい。遊技場でユーザの本人認証を行うために、Web店舗を用いた商品交換システムであっても不正な商品交換を防止することができる。
ユーザが遊技場で予約済みの商品についての決済を行うと、遊技場装置30から決済完了を表す決済完了データが商品取引仲介システム10へ送られる。商品取引仲介システム10は、決済完了データを受け取ると、決済が完了したことを示す決済確定データを仮予約データに含まれる通信アドレスに基づいてWeb店舗サーバ40に送信する。これを受信してWeb店舗は、商品をユーザ宛に発送する。このようにして、商品交換システム1を用いた貯玉による商品の交換が行われる。
以下、これらのシステムの構成及び動作を詳細に説明する。
<商品取引仲介システム>
商品取引仲介システム10は、上述のようにユーザと複数のWeb店舗との間で行われる貯玉データを用いた商品取引を仲介するものである。商品取引仲介システム10は、通信機能を備えた一種のコンピュータシステムであり、通常のWebサーバとしての機能を有している。
図2は、コンピュータシステムが本発明のコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより形成される商品取引仲介システム10の機能ブロック図である。商品取引仲介システム10は、商品DB(データベース)111、ユーザDB112、遊技場DB113、店舗DB114、受発注DB115を有するデータベース11と、システム全体の動作を制御する制御部12と、受発注管理部13と、店舗管理部14と、ユーザ・遊技場管理部15と、商品管理部16と、データ送受信部37と、を備える。データベース11の内容を他の各機能ブロックで管理しており、データ送受信部37により広域ネットワークNを介して他のシステムと通信を行うことで、商品取引の仲介を行う。
データベース11に含まれる商品DB111のデータの例示図を図3、ユーザDB112のデータの例示図を図4、遊技場DB113のデータの例示図を図5、店舗DB114のデータの例示図を図6、受発注DB115のデータの例示図を図7を用いて説明する。
商品DB111は、商品取引仲介システム10で商品を識別するための商品管理IDに関連付けして、当該商品を取り扱っているWeb店舗サーバの名前であるWeb店舗名、当該Web店舗で当該商品を識別するための商品管理ID2、当該商品の商品名、当該商品の画像データ、当該商品の取り扱い個数の最小単位を表す取扱単位、当該商品を仲介可能な期限を表す有効期限、当該商品の当該Web店舗からの仕入れ価格を表す仕入価格、当該商品のユーザへの販売価格を表す卸価格、当該商品が登録された日を表す登録日、を商品毎に記憶する。商品DB111のデータは、Web店舗サーバ40からの商品登録依頼に応じて、商品取引仲介システム10により作成される。
ユーザDB112は、商品取引仲介システム10でユーザを識別するためのユーザIDに関連付けして、ユーザがユーザ端末装置50から商品取引仲介システム10にログインする際に入力されるログインID及びパスワード、ユーザが会員になっている遊技場を表す遊技場ID、当該遊技場内でユーザを識別するための遊技場会員ID、ユーザ名、ユーザの住所、ユーザのメールアドレス、ユーザが商品取引仲介システム10を用いて行った商品の取引履歴を表す履歴、をユーザ毎に記憶する。遊技場ID及び遊技場会員IDは、ユーザが複数の遊技場の会員になっている場合には、各遊技場毎に記録される。ユーザDB112のデータは、ユーザ端末装置50又は遊技場装置30からのユーザ登録依頼に応じて、商取引仲介システム10により作成される。
遊技場DB113は、商品取引仲介システム10で遊技場を識別するための遊技場IDに関連付けして、遊技場から遊技場装置30により商品取引仲介システム10にログインする際に入力されるパスワード、遊技場の遊技場名、遊技場を運営する法人の遊技場法人名、遊技場法人の法人住所、当該遊技場における貯玉の換算率、遊技場30のPOS(Point Of Sales)に関するPOS情報、を遊技場毎に記憶する。POS情報により、後述する発注表に決済時に使用できるバーコードを表示できるようになる。遊技場DB113は、遊技場装置30からの遊技場登録依頼に応じて、商取引仲介システム10により作成される。
店舗DB114は、商品取引仲介システム10でWeb店舗を識別するための店舗IDに関連付けして、店舗からWeb店舗サーバ40により商品取引仲介システム10にログインする際に入力されるパスワード、Web店舗の店舗名、Web店舗を運営する店舗法人名、Web店舗法人の法人住所、当該Web店舗による決済を行うための条件を表す決済条件、をWeb店舗毎に記憶する。店舗DB114のデータは、Web店舗サーバ40からのWeb店舗登録依頼に応じて、商取引仲介システム10により作成される。
受発注DB115は、商品取引の依頼を識別するための予約番号に関連付けして、当該商品取引の依頼日で商品の予約をした予約日、当該商品取引の依頼を行ったユーザのユーザID、依頼のあった商品の商品管理ID、商品取引を行うWeb店舗の店舗ID、当該商品の商品名、依頼のあった商品の数量、当該商品を仲介可能な期限を表す有効期限、当該商品と等価な貯玉の数を表す消費貯玉データ、ユーザが決済を行う遊技場の遊技場ID、決済を行った際に遊技場から送られる商品の発注を識別する遊技場発注No、遊技場から発注日を表す遊技場発注日、Web店舗の商品の受注を識別する予約受付番号、Web店舗の受注日を表す店舗受注日、を受発注毎に記録する。受発注DB115のデータは、Web店舗サーバ40からの仮予約データ送付により、データベース11内の他のデータベースを検索して作成され、商品の受発注に伴うイベントの発生に応じて更新される。受発注DB115により、商品の受発注状況が把握できるようになっている。
データベース11は、例えば上記コンピュータシステムの大容量記憶装置内に形成される。商取引仲介システム10は、ユーザIDによりユーザDB112及び遊技場DB113を検索することで、当該ユーザの会員になっている遊技場及び当該遊技場における貯玉データの換算率を知ることができる。また、商取引仲介システム10は、Web店舗名及び商品名から当該商品の卸価格を検索することができる。換算率及び卸価格により、受発注DB115に記録される消費貯玉データを算出することができる。
制御部12は、商品取引仲介システム10の各構成要素の動作を制御するものである。制御部12は、広域ネットワークN上の他のシステムへ送信する各種電文を作成するとともに、広域ネットワークN上の他のシステムから受信した電文を解読して、解読した電文に応じた処理を各構成要素に実行させる。例えば制御部12は、Web店舗サーバ40から仮予約データを受信すると、受発注管理部13により作成される受発注DB115のデータから条件データを作成してユーザ端末装置50へ送信する。また制御部12は、遊技場装置30から決済完了データを受信すると、Web店舗サーバ40に決済完了を示す決済確定データを送信する。
受発注管理部13は、ユーザ端末装置50、遊技場装置30からの商品の受注、Web店舗サーバ40への商品の発注を行い、受発注にともなうデータの管理を受発注DB115により行う。ユーザ端末装置50から商品の発注を受け付けることで、受発注管理部13は、予約番号を付して受発注DB115のデータを作成する。また、受発注管理部13は、受発注に関するイベントがあると、受発注DB115の当該データを更新して受発注状況を反映させる。
店舗管理部14は、商品取引仲介システム10により取引可能な商品を扱うWeb店舗を、店舗DB114を用いて管理する。店舗管理部14は、Web店舗サーバ40から受信するWeb店舗名、店舗法人名等の店舗情報に基づいて、Web店舗毎に店舗IDを割り振って店舗DB114のデータを作成する。また、店舗管理部14は、Web店舗サーバ40から店舗DB114の内容の修正、削除の依頼があれば、その依頼に応じて店舗DB114の内容を修正、削除する。
ユーザ・遊技場管理部15は、商品取引仲介システム10を用いた商品取引を希望するユーザ、遊技場を、ユーザDB112、遊技場DB113を用いて管理する。ユーザ・遊技場管理部15は、ユーザ端末装置50からユーザ名、登録している遊技場名、遊技場会員ID、住所等の個人情報を受け付けて、この個人情報に基づいてユーザ毎にユーザIDを割り振ってユーザDB112のデータを作成する。ユーザ・遊技場管理部15は、遊技場装置30から遊技場名、遊技場法人名等の遊技場情報を受け付けると、この遊技場情報に基づいて遊技場毎に遊技場IDを割り振って遊技場DB113のデータを作成する。また、店舗管理部14は、ユーザ端末装置50、遊技場装置30からユーザDB112、遊技場DB113の内容の修正、削除の依頼があれば、その依頼に応じてユーザDB112、遊技場DB113の内容を修正、削除する。
商品管理部16は、商品取引仲介システム10で取引可能な商品を、商品DB111を用いて管理する。商品管理部16は、Web店舗サーバ40から受信する商品に関する商品情報に基づいて、商品毎に商品管理IDを割り振って、商品DB111のデータを作成する。商品管理部16は、Web店舗サーバ40から商品DB111の内容の修正、削除の依頼があれば、その依頼に応じて商品DB111の内容を修正、削除する。商品管理部16は、商品DB111の各データの有効期限を監視しており、有効期限が過ぎた商品については、そのデータを削除する。
データ送受信部37は、広域ネットワークNを介して貯玉管理システム20、遊技場装置30、Web店舗サーバ40、及びユーザ端末装置50との間で通信を行う。貯玉管理システム20、遊技場装置30、Web店舗サーバ40、及びユーザ端末装置50からデータを受け付け、商品取引仲介システム10による処理結果を所定のシステム当てに送信する。
<貯玉管理システム>
貯玉管理システム20は、複数の遊技場の各々に設置される遊技場装置30より受信した遊技場毎の遊技場会員の貯玉データを管理する。この貯玉管理システム20は、各遊技場装置30の貯玉データのバックアップシステムとしての役割も有する。通常、貯玉管理システム20は、各遊技場装置30から1日1回貯玉データを受信して、関連データの更新を行う。但し、各遊技場装置30からリアルタイムで貯玉データを受信し、データの更新を行う運用も可能である。
貯玉管理システム20もまた、通信機能を備えた一種のコンピュータシステムである。図8は、コンピュータシステムが所定のコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより形成される貯玉管理システム20の機能ブロック図である。貯玉管理システム20は、データ送受信部21、貯玉管理システム20で貯玉を管理されるユーザについてのデータをユーザDB22を用いて管理するユーザ管理部24、遊技場毎に貯玉DB23を用いて貯玉データを管理する貯玉管理部25、及び制御部26を少なくとも備えて構成される。
データ送受信部21は、広域ネットワークN上の各システムとの間で双方向の通信、好ましくは暗号通信を行うためのものである。データ送受信部21の機能は、例えばVPN(Virtual Private Network)を構築するためのネットワーク用品及び通信制御プログラム、あるいはその同等品を利用することにより容易に実現することができる。
ユーザDB22は、ユーザの属性情報、例えばユーザ名、パスワード、認証用情報、当該ユーザが遊技場会員となっている遊技場の遊技場ID、遊技場会員ID、及び当該ユーザのユーザIDを相互に関連付けて記憶するものである。ユーザID及び遊技場IDは、商品取引仲介システム10で用いられるユーザID及び遊技場IDと同じものである。ユーザが複数の遊技場で遊技場会員となっている場合には、当該ユーザのユーザIDにすべての遊技場の遊技場ID及び遊技場会員IDを関連付けて記憶する。ユーザDB22の内容は、貯玉会員の新規登録、削除、個人情報の変更等に応じて更新される。図9は、このようなユーザDB22の例示図である。図9の例では、貯玉会員が2つの遊技場の遊技場会員であり、遊技場ID及び遊技場会員IDがそれぞれ2つある。
貯玉DB23は、遊技場装置30から送られてくる貯玉データを遊技場毎に記憶するものである。図10は、このような貯玉DB23の例示図である。図10の例では、遊技場を特定するための遊技場IDを、当該遊技場から送られてくる貯玉データに関連付けて記憶している。このような構成では、遊技場IDと遊技場会員IDを特定することにより、所望の遊技場における遊技場会員の貯玉データを特定できるようになる。貯玉DB23は、遊技場装置30から貯玉データが送られてくるたびに更新される。通信負荷の軽減を重視する場合は、更新は1日1回程度とする。通信負荷が問題にならない場合の更新は、1日数回あるいはリアルタイムであっても良い。
貯玉データは、遊技場装置30に記録されている貯玉データと同じ内容のものとなる。例えば遊技場装置30の内容を複写して、これに取得元の遊技場の遊技場IDを付与して管理することにより貯玉DB23を構築することができる。
ユーザIDにより、ユーザDB22を参照して当該ユーザが遊技場会員となっている遊技場の遊技場ID及び遊技場会員IDが特定される。この遊技場ID及び遊技場会員IDにより、貯玉DB23を参照して当該ユーザの貯玉データが特定される。つまり、ユーザのユーザIDにより、ユーザの貯玉データを検索することができる。ユーザが複数の遊技場の遊技場会員である場合でも、すべての遊技場の貯玉データを検索することができる。
ユーザDB22及び貯玉DB23は、例えば上記コンピュータシステムの大容量記憶装置内に形成される。
ユーザ管理部24は、ユーザDB22の内容を管理する。例えば、ユーザの会員登録の際に入力される個人情報にユーザIDを割り当て、これをユーザDB22に記憶させる。
ユーザの会員登録は、例えばユーザが貯玉データを有する遊技場の遊技場装置30の遊技場ID及び遊技場会員IDを含む個人情報を入力することにより行われる。また、ユーザ端末装置50又は遊技場装置30からユーザによる貯玉の確認の依頼があると、そのユーザIDに基づいてユーザDB22から当該ユーザの遊技場ID及び遊技場会員IDを読み出す。なお、ユーザに関する上記の各情報は、図示しないデータ入力手段(例えばテンキー、キーボード、カードリーダ等)から直接入力するようにしても良い。
貯玉管理部25は、遊技場装置30から受信した貯玉データをもとに貯玉DB23の記録、更新、削除等を行う。また、ユーザから貯玉照会の要求があると、貯玉DB23から当該ユーザの貯玉データを抽出する。これによりユーザは、貯玉管理システム20で管理している貯玉データを確認できるようになる。
制御部26は、貯玉管理システム20の各構成要素の動作を制御するものである。制御部26は、また、貯玉管理システム20から各遊技場装置30へ送信する各種電文を作成するとともに、各遊技場装置30から受信した電文を解読して、解読した電文に応じた処理を各構成要素に実行させる。
<遊技場システム>
遊技場装置30は、遊技場内において遊技場会員に遊技サービスを提供するための複数の遊技機(図示せず)の管理を行うとともに、遊技場会員の貯玉口座に貯えられる貯玉データを遊技場会員毎に記憶する。貯玉データは、貯玉・再プレイサービスに用いる他に、遊技場会員の申し出により所定の換算率で景品に交換されても良い。遊技場装置30は、自身に割り当てられている遊技場IDとともに貯玉データを貯玉管理システム20に送信する。貯玉管理システム20への貯玉データの送信は、例えば1日の営業が終了して、遊技場装置30内で各遊技場会員の貯玉データの集計が終えたタイミングで行われる。遊技機の管理については、本願発明とは直接関係がないので、詳細な説明は省略する。
遊技場装置30は、ユーザの本人認証を行う際に用いられる。商品交換システム1では、ユーザが実際に出向くのは遊技場のみであるので、ここでの本人確認が不正な商品交換を防止する上で重要になる。そのために遊技場装置30は、種々の周辺機器が接続され、通信機能を備えた一種のコンピュータシステムであり、図11に例示されるように、遊技場会員を認証するためのデータが入力されるデータ入力部31、ユーザが遊技場会員として登録されたユーザかどうかを確認する個人認証部32、貯玉数が入出力される遊技価値管理部33、会員認証に用いるための遊技場会員の個人情報をユーザDB34を用いて管理するとともに、入力された貯玉数を遊技場会員毎に貯玉DB35を用いて管理する遊技場会員管理部36、貯玉会員管理システム20との間で双方向の暗号通信を行うためのデータ送受信部37、各種データを出力するためのデータ出力部38、及び制御部39の機能ブロックを少なくとも備えて構成される。
データ入力部31は、周辺機器の一つであるカード挿入機構、機能選択又は新たに生じた遊技価値、貯玉データの引き落とし指示その他の指示を入力するためのテンキー、選択された機能ないし入力されたデータに基づく各種演算を行うための演算手段、上記コンピュータシステムとの間のデータ入出力インタフェースを備えた公知のカードリーダライタ等の少なくとも一つを有するものである。データ入力部31には、ユーザの認証用情報が入力可能である。
遊技価値管理部33は、遊技場会員が遊技によって獲得した遊技価値(玉数、メダル数等)を計数する計数機(図示省略)と上記コンピュータシステムとの間のインタフェースである。
データ出力部38は、小型液晶ディスプレイ、音声出力装置、又はプリンタ等の情報出力手段及び上記コンピュータシステムとの間のインタフェース手段である。
小型液晶ディスプレイは、各種データやメッセージ等を、遊技場の担当者または遊技場会員が視認できる形態でほぼリアルタイムに提示(表示)するものであり、音声出力装置はメッセージ等を合成音声によって遊技場会員に提示(視聴)するものであり、プリンタはレシート印刷の形でメッセージ等を遊技場担当者または遊技場会員に提示(印刷出力)するものである。これらをすべて具備して出力するデータ等を様々な形態で提供することはサービス向上の観点からは望ましいが、データ等を提示すれば足りるという観点からは、いずれか一つを具備する構成であっても良い。このデータ出力部38は、データ入力部31と一体構成のものであっても良い。
データ送受信部37は、広域ネットワークNを用いて他のシステムとの間で双方向の通信を行う。貯玉管理システム20との間では、好ましくは暗号通信を行う。なお、本実施形態では、遊技場会員に関するデータというセキュリティ性が要求される通信を行うことから暗号通信方式を採用するものであるが、VPN以外の他の暗号通信方式を用いても良いのは勿論である。
ユーザDB14は、遊技場会員となったユーザの氏名、住所等の個人情報、商品取引の際にユーザを確認するための認証用情報を、遊技場会員IDに関連付けして記憶するものである。また、遊技場会員の遊技履歴(遊技日時等)を記憶する。ユーザDB14の内容は、遊技場会員の新規登録、削除、個人情報の変更、遊技履歴の更新等に応じて更新される。図12は、このようなユーザDB14の内容例を示した図である。
貯玉DB35は、遊技場会員の貯玉データを、当該遊技場会員の遊技場会員IDに関連付けして記憶する。貯玉DB35の内容は、遊技場会員の貯玉の蓄積、使用等の申し出に応じて更新される。図13は、このような貯玉DB35の内容例を示した図である。
ユーザDB14及び貯玉DB35は、例えば上記コンピュータシステムの大容量記憶装置内に形成される。
個人認証部32、遊技場会員管理部36、及び制御部39については、上記コンピュータシステムのOSが所定の(アプリケーション)プログラムを読み込んで実行することにより形成される機能ブロックである。
個人認証部32は、データ入力部31から入力されたデータにより、ユーザDB14を参照して遊技場会員の認証を行う。認証が行われると、遊技場会員は、当該遊技場会員の貯玉口座に貯えられた貯玉データを使用することができるようになる。また、ユーザによる商品取引のための認証が行われると、遊技場装置30を用いて貯玉データによる決済処理が行われる。
遊技場会員管理部36は、ユーザDB14及び貯玉DB35を管理する。具体的には、これらのユーザDB14及び貯玉DB35へのデータの記録、読み出し、並びに、記録されたデータの更新等を行う。遊技場会員管理部36は、また、ユーザの会員登録の際に入力される個人情報に遊技場会員IDを割り当て、ユーザDB14に記憶させる。また、ユーザの会員登録の際に、割り当てた遊技場会員IDに関連付けして貯玉口座を貯玉DB35に設ける。
制御部39は、遊技場装置30の各構成要素の動作を制御するものである。また、遊技場装置30から広域ネットワークN上の他のシステムへ送信する各種電文を作成するとともに、商品取引仲介システム10及び他のシステムから受信した電文を解読して、解読した電文に応じた処理を各構成要素に実行させる。特に、制御部39は決済処理が終了すると決済完了データを作成して商品取引仲介システム10へ送信する。
<Web店舗サーバ>
Web店舗サーバ40は、従来の電子商店と同じ構成を有している。Web店舗サーバ40は、ユーザに対して購入可能な商品の提示を行うためにWebサーバとしての機能を有しており、ユーザ端末装置50のWebブラウザによりアクセス可能となっている。また、貯玉との交換が可能な商品については、商品取引仲介システム10に当該商品を登録を依頼する。商品取引仲介システム10に登録された商品について登録内容の変更の必要がある場合には、商品取引仲介システム10に登録内容の変更を依頼する。商品取引仲介システム10の登録内容を随時最新のものにすることで、商品取引仲介システム10とWeb店舗サーバ40のそれぞれの商品情報の整合性をとる。
Web店舗サーバ40は、通信機能を備えた一種のコンピュータシステムであり、図14に例示されるように、Web店舗を運営する店舗の店員によりデータが入力されるデータ入力部41、Web店舗サーバ40で取り扱う商品の管理を商品DB43を用いて行う商品管理部42、商品取引仲介システム10及びユーザ端末装置50との間で双方向通信を行うためのデータ送受信部44、各種データを出力するためのデータ出力部45、及び制御部46の機能ブロックを少なくとも備えて構成される。
データ入力部41は、キーボード、マウス等の入力及び上記コンピュータシステムとの間のインタフェース手段である。
商品管理部42は、商品の商品名、画像データ、取扱単位、有効期限、値段等の商品情報を、Web店舗サーバ40内で商品を識別するための商品管理ID2に関連付けして商品DB43に記録して管理する。商品DB43の内容は、商品の新規登録、削除、有効期限や値段の更新等に応じて更新される。図15は、このような商品DB43のデータの例示図である。
データ送受信部44は、広域ネットワークNを用いて他のシステムとの間で通信を行うためのインタフェースである。データ出力部45は、小型液晶ディスプレイ、又はプリンタ等の情報出力手段及び上記コンピュータシステムとの間のインタフェース手段である。
制御部46は、Web店舗サーバ40の各構成要素の動作を制御するものである。また、Web店舗サーバ40から商品取引仲介システム10及びユーザ端末装置50へ送信する各種電文を作成するとともに、商品取引仲介システム10及びユーザ端末装置50から受信した電文を解読して、解読した電文に応じた処理を各構成要素に実行させる。
<ユーザ端末装置>
ユーザ端末装置50は、汎用の情報処理システムであり、Webブラウザを搭載している。ユーザ端末装置50は、Webブラウザを用いて広域ネットワークNを介してWeb店舗サーバ40及び商品取引仲介システム10にアクセス可能になっている。ユーザ端末装置50は、少なくとも認証用情報及び条件データを記録するための記憶装置を有しており、認証用情報は、遊技場における決済の際に、本人認証に用いられる。認証用情報は、好ましくはユーザ端末装置50のユーザによる操作によってのみ読み出されるように保護されたデータある。このようなユーザ端末装置50は、Webブラウザを搭載した従来のコンピュータシステム、携帯電話等で構成することができるため、詳細な説明は省略する。なお、ユーザ端末装置50は、決済の際に遊技場に持参することもあるために、携帯型の通信端末装置であることが望ましい。
[商品管理システム1の運用形態1]
次に、上記のように構成される商品管理システム1の運用形態を説明する。商品管理システム1では、Web店舗サーバ40から商品取引仲介システム10への、貯玉決済の対象となる商品の登録、ユーザ端末装置50による商品の購入予約、遊技場装置30による商品の決済を行うことができる。Web店舗サーバ40からの商品の登録により、商品取引仲介システム10は、貯玉決済可能な商品を管理することができる。商品の購入予約及び決済により、ユーザは商品を購入することができる。
<商品取引仲介システムへの商品の登録>
図16は、商品取引仲介システム10へ貯玉決済可能な商品の登録を行う場合の処理の例示図である。この処理では、商品取引仲介システム10とWeb店舗サーバ40とが広域ネットワークNを介して通信を行う。商品登録には、Web店舗サーバ40が商品取引仲介システム10に予め登録されている必要がある。登録されると、Web店舗サーバ40のデータが、商品取引仲介システム10の店舗DB114に記録される。
商品の登録には、まず、Web店舗サーバ40から商品取引仲介システム10にログインする必要がある。ログイン時には、Web店舗サーバ40から商品取引仲介システム10にアクセスして当該Web店舗サーバの店舗ID及びパスワードを送信する(ステップS10)。商品取引仲介システム10は、店舗DB114により受信した店舗ID及びパスワードを確認して、ログイン処理を行う(ステップS11)。
ログインが完了すると、Web店舗サーバ40から登録する商品についての商品情報が送信される。Web店舗サーバ40は、商品DB43から当該商品の商品管理ID2、商品名、画像データ、取扱単位、有効期限、値段を読み出して商品取引仲介システム10に送信する(ステップS12)。商品取引仲介システム10は、商品情報を受信して当該商品を商品DB111に登録する(ステップS13、S14)。商品取引仲介システム10は、Web店舗サーバ40から受信したデータに商品管理IDを割り付けて、その登録日、卸価格を付して、商品DB111に当該商品を登録する。
登録が終了すると、商品取引仲介システム10からWeb店舗サーバ40に商品の登録が完了したことを登録完了データを送信する(ステップS15)。登録完了データには、商品が貯玉により決済可能であることを示す「貯玉レジ」の画像データも含まれる。商品を提示する場合には、貯玉レジの画像が表示されてこの商品が貯玉により決済可能であることを示す(ステップS16)。商品取引仲介システム10からの登録完了データは、例えばWeb店舗サーバ40のデータ出力部45から出力されることでWeb店舗に報知される。これによろWeb店舗の店員は商品の登録が完了したことを知ることができる。
商品の登録が終了すると、Web店舗サーバ40はログアウトを行い、商品取引仲介システム10はログアウト処理を行う(ステップS17、S18)。
図17は、このようにして登録された商品をユーザに提示する場合の例示図である。商品(この場合はスチームアイロン)の画像の他に、商品番号、商品名、価格、及び貯玉レジ対象商品の画像が表示される。このような画像は、ユーザ端末装置50のWebブラウザにより表示される。ユーザは、これにより商品の概要を知ることができる。
次に、商品の購入の際の処理を説明する。
<商品の購入予約>
図18は、ユーザが貯玉決済を行う商品の予約を行う場合の処理の例示図である。この処理では、商品取引仲介システム10と、Web店舗サーバ40と、ユーザ端末装置50とが広域ネットワークNを介して通信を行う。ユーザは、予め商品取引仲介システム10に登録しており、ユーザDB112にユーザの個人情報が記録されている。
商品の予約には、まず、ユーザがユーザ端末装置50により所望のWeb店舗サーバ40にアクセスして商品を閲覧する。これによりユーザ端末装置50には、図17のような画像が表示される(ステップS20)。ユーザが「買い物かごへ入れる」ボタンをクリックして商品を選択すると、図19のような買い物かご画面がユーザ端末装置50に表示される(ステップS20)。図19に示す買い物かご画面では、選択した商品の商品番号、商品名等の商品情報が表示され、この商品の決済方法が示される。また図19の買い物かご画面を表示するための画面データには、この商品を提供するWeb店舗サーバ40を備えるWeb店舗の店舗名及び買い物かご番号が付されている。
決済方法は、通常のクレジットカード、銀行振り込み、代金引換に加え、貯玉レジを選択できるようになっている。選択した商品の変更、申し込み数量の変更等は、「修正」ボタンをクリックすることで可能である。通常の決済方法については、本願発明とは直接的な関係がないので説明を省略する。ユーザがユーザ端末装置50により貯玉レジを選択して「申込」ボタンをクリックすることで、貯玉レジが選択される(ステップS22)。
貯玉レジが選択されると、ユーザ端末装置50からWeb店舗サーバ40に貯玉レジの使用が申請される(ステップS23)。申請の際にユーザ端末装置50からWeb店舗サーバ40に送られるデータには、買い物かご番号が含まれる。申請を受けると、Web店舗サーバ40は商品取引仲介システム10に貯玉レジの申請が合ったことを報知するとともに、貯玉レジで決済を行う商品の商品名、店舗名、買い物かご番号等のデータを含む仮予約データを生成して商品取引仲介システム10へ送る。
ユーザがユーザ端末装置50から貯玉レジの申請を行うと、ユーザ端末装置50には商品取引仲介システム10へのログイン画面が表示される。ユーザは、ログイン画面からログインID及びパスワードを入力することで商品取引仲介システム10にログインする(ステップS24)。ユーザが商品取引仲介システム10に未登録の場合には、この段階で登録を即す画面が商品取引仲介システム10により提示され、登録完了後にログインすることになる。ログインの際には、ログインID及びパスワードの他にWeb店舗の店舗名及び買い物かご番号を含むログインデータが、ユーザ端末装置50から商品取引仲介システム10に送られる。
商品取引仲介システム10は、Web店舗サーバ40から仮予約データを受信し且つユーザ端末装置50からログインデータを受信すると、仮予約データに含まれる店舗名及び買い物かご番号とログインデータに含まれる店舗名及び買い物かご番号とを比較して、同じ商品取引に関するデータであることを確認する。商品取引仲介システム10は、確認後に、商品DB111を参照して依頼のあった商品が商品DB111に登録されているか否かを確認して、登録されている場合に、仮予約データに予約番号及び予約日を付して受発注DB115に新たなデータを記録する(ステップS25)。登録されていない場合には、その旨をWeb店舗サーバ40に報知する。Web店舗サーバ40はこれに応じて、ユーザ端末装置50に貯玉レジが使えないことを報知するとともに、他の方法での決済を即す画面を提示する。
受発注DB115に新たなデータを記録すると、商品取引仲介システム10は、ログインデータによりユーザDB112を参照してユーザが会員登録をしている遊技場を特定する。次いで遊技場DB113を参照して当該遊技場における換算率を調べ、当該商品のデータの卸価格に相当する貯玉数を表す消費貯玉データを算出する。ユーザが複数の遊技場の会員になっている場合には、遊技場毎に消費貯玉データを算出する。その後、商品取引仲介システム10は、図20に示すような画面をユーザ端末装置50に表示させる(ステップS26)。ユーザは、この画面により予約する商品の名前、数量、消費する貯玉データ等の予約内容を確認する。ユーザが複数の遊技場の会員である場合には、消費貯玉データ等が遊技場毎に表示される。ユーザは、複数の遊技場の会員である場合には、どの遊技場の貯玉データを用いて決済を行うかをこの画面から選択することができる。
なお、商品取引仲介システム10は、消費貯玉データと貯玉管理システム20に記録された当該ユーザの貯玉データとを比較して、当該ユーザの貯玉データが少ない場合には、その旨を図20の画面の備考欄に表示するようにしてもよい。
ユーザが、図20の画面から「予約内容確認」ボタンをクリックすると、商品取引仲介システム10は、ユーザ端末装置50に図21のような画面を表示させる。図21は、予約申し込みの確認画面である。この画面では、申込者の指名、住所、申込商品を確認することができる。なお、商品取引仲介システム10に登録している住所以外の場所への商品の発送を希望する場合には、この画面の「お届け先」の欄に記入することで、希望の発送先を指定できる。この画面の「予約申込」ボタンをクリックすることで、ユーザ端末装置50から商品取引仲介システム10への申し込みが実行される(ステップS27)。
商品取引仲介システム10は、図20による予約内容確認により、消費貯玉データ、遊技場の遊技場ID、申込数量を、受発注DB115に記録する。また図21による予約申込があると、商品取引仲介システム10はこれを受け付けて(ステップS28)、申し込み内容をWeb店舗サーバ40に発注する(ステップS29)。発注時に、発注者のユーザ名、商品名、配送先等の商品の発送に必要な情報を含む発注データをWeb店舗サーバ40に送る。Web店舗サーバ40は発注データを受信すると(ステップS30)、発注データに予約受付番号を付して所定の記憶領域に記憶するとともに、予約受付番号を付した発注表を商品取引仲介システム10を介してユーザ端末装置50に送付する(ステップS31、S32、S33)。商品取引仲介システム10は、発注表をユーザ端末装置50に転送する際に、受発注DB115に予約受付番号及び店舗受注日を記録する。また、転送する発注表に決済する遊技場の遊技場名及び消費貯玉データ等を含む条件データを添付する。発注表は、例えば図22に示すようなものである。
ユーザ端末装置50が条件データを入手すると、ユーザによる商品の予約は終了する。ユーザ端末装置50は、条件データを所定の記憶領域に記憶する。ユーザは、ユーザ端末装置50により商品取引仲介システム10からログアウトを行う(ステップS34)。商品取引仲介システム10は、これに応じてログアウト処理を行う(ステップS35)。
以上のような処理により、ユーザは商品の予約を完了する。ユーザ端末装置50には条件データが送付されており、ユーザはこの条件データにより遊技場で決済を行うことができる。発注表の「申込書ダウンロード」ボタンをクリックすることで、発注表をダウンロードして印刷することができる。「申込書ダウンロード」ボタンをクリックすると、予約受付番号が商品取引仲介システム10に送られる。商品取引仲介システム10は、ユーザ端末装置50から予約受付番号を受信すると、受発注DB115から当該予約受付番号のデータを読み出して、決済に必要な情報を印刷可能な形式でユーザ端末装置50に送る。このようにして印刷された発注表を、ユーザは遊技場に持参して決済を行う。発注表には、POS情報に基づいたバーコードも印刷される。
なお、ユーザが商品の予約を行う前に自身が保有する貯玉データを確認する場合には、Web店舗サーバ40を介した貯玉データの照会を行えるようにしてもよい。この場合、Web店舗サーバ40は、ユーザ端末装置50からのユーザID、パスワード、認証用情報等を含む権限情報の入力を受け付けてこれを遊技場装置30又は貯玉管理システム20へ送信する。遊技場装置30又は貯玉管理システム20は、この権限情報によりデータベースを検索して該当するユーザの貯玉データを検出する。遊技場装置30又は貯玉管理システム20は、検出した貯玉データをWeb店舗システム40へ送信する。Web店舗システム40は、受信した貯玉データをユーザ端末装置50に送信する。これによりユーザ端末装置50には貯玉データが表示させる。
<商品の決済>
図23は、ユーザが遊技場で貯玉決済を行う場合の処理の例示図である。この処理では、遊技場装置30と、商品取引仲介システム10と、貯玉管理手段20と、Web店舗サーバ40とが広域ネットワークNを介して通信を行う。なお、貯玉管理システム20は、遊技場装置30で貯玉の管理を行っている場合には必ずしも必要ではない。
ユーザは、遊技場に発注表を持参して遊技場装置30により決済処理を行う。決済を行うにあたり、遊技場ではユーザの本人認証を行う。本人認証には遊技場装置34のユーザDB34に記録された認証用情報を用いる。ユーザ端末装置50が携帯可能なコンピュータシステムであり、認証用情報を有している場合には、ユーザ端末装置50の認証用情報と遊技場装置30の認証用情報とを比較することで本人認証が可能である。ユーザ端末装置50の認証用情報を用いない場合には、遊技場のスタッフが免許証等の身元を証明する書類の提示をユーザに求めて、本人認証を行う。免許証等を用いない場合には、例えばユーザの会員登録時に遊技場装置30の認証用情報にユーザの顔画像を登録しておき、これを用いて本人認証を行うようにしてもよい。
ユーザの本人認証が終わると、遊技場装置30から商品取引仲介システム10にログインを行う(ステップS40)。ログイン時には、遊技場ID及びパスワードが遊技場装置30から商品取引仲介システム10に送られる。ログインが完了すると、遊技場装置30には図24に示すような画面が表示される。この画面から発注表に記載されている予約受付番号が入力される。入力された予約受付番号は商品取引仲介システム10に送られる。これにより注文内容の照会を要求する(ステップS41)。
商品取引仲介システム10は、遊技場装置30から送られてきた予約受付番号により受発注DB115の該当するデータから商品名、届け先住所、消費貯玉データ等を読み出して、遊技場装置30に表示させる(ステップS42、S43)。遊技場装置30には、図25に示すような画像が表示される。ユーザは、この画面により予約した商品を最終的に確認することができる。
ユーザは商品を最終的に確認すると、図25の「申込」ボタンをクリックすることで、遊技場装置30が決済処理を実行する(ステップS44)。決済は、遊技場装置30の貯玉DB35から消費貯玉データ分の貯玉データを減算して、貯玉DB35のデータを更新することで行われる。その後、貯玉管理システム20の貯玉DB23を更新する。或いは、遊技場装置30から貯玉管理システム20に、ユーザID、遊技場ID、減算する貯玉データを含むデータを送信して、貯玉管理システム20の貯玉DB23を直接更新するようにしてもよい。
貯玉データによる決済が終了すると、遊技場装置30から商品取引仲介システム10へ予約受付番号を含む決済完了データが送信される。決済完了データにより、商品取引仲介システム10に決済の完了が報知される。
商品取引仲介システム10は、受信した決済完了データと受発注DB115、商品DB111、ユーザDB112、及び店舗DB114から、店舗名、商品名、ユーザ名とその住所、配送先を含む決済確定データをWeb店舗サーバ40に送信することで、商品の発送依頼を行う(ステップS45)。商品取引仲介システム10は、受発注DB115及び店舗DB114からWeb店舗サーバ40のメールアドレスを確認して、例えば電子メールにより決済確定データを送信する。Web店舗サーバ40は決済確定データを受信すると(ステップS46)、商品の発送の手配を行い、受注番号を商品取引仲介システム10に送信する(ステップS47)。商品取引仲介システム10は、受注番号を受信するとこれを遊技場装置30に転送する(ステップS48)。商品取引仲介システム10は、受注番号を受発注DB115に記録してもよい。また、商品取引仲介システム10は、商品取引の内容(取引した商品名、決済した遊技場名、取引日時等)をユーザDB112の当該ユーザのデータの履歴の欄に記録する。
遊技場装置30は、受注番号を受信すると、図26に示すような画面を表示して受注の完了をユーザに知らせる。ユーザは、図26に示す画面を確認後に遊技場装置30により商品取引仲介システム10からログアウトを行う(ステップS49、S50)。商品取引仲介システム10は、これに応じてログアウト処理を行う(ステップS51)。
以上のようにして、商品の貯玉データによる決済が終了する。ユーザは、Web店舗から発送された商品を所望の場所で受け取ることができる。Web店舗サーバ40は、インターネット等の広域ネットワークNに接続可能であれば、商品取引仲介システム10に登録することで顧客の獲得につながるというメリットがある。ユーザは、貯玉と交換可能な商品の種類が格段に多くなり、また、所望の場所で商品を受け取ることができるために、商品の輸送の手間を省くことができる。
以上の実施形態では、ユーザによる商品選択の際に商品取引仲介システム10により消費貯玉データを算出しているが、これに限らず、各遊技場で消費貯玉データを算出して、その場で決済するようにしてもよい。
なお、商品の購入予約があった日から所定の日数の間にユーザによる決済処理が行われない場合には、商品取引仲介システム10が当該商品の取引に関する受発注DB115のデータを消去するなどして、商品の予約がキャンセルされる。キャンセル時には、ユーザDB112の当該ユーザのデータの履歴の欄にキャンセルを行ったことが記録される。商品取引仲介システム10は、キャンセルの多いユーザに対して以降の商品取引の中止などのペナルティを与えるようにしてもよい。
また、Web店舗から了承があれば一度キャンセルした商品について再予約を許可するようにしてもよい。再予約は、例えば、ユーザがユーザ端末装置50により商品取引仲介システム10にログインして、予約受付番号を商品取引仲介システム10に送ることで可能にする。
商品取引仲介システム10は、ユーザ端末装置50から送られてきた予約受付番号から受発注DB115の該当データを検索して、新たな予約日及び新たな予約受付番号を設定する。新たな予約受付番号は、ユーザ端末装置50に送られる。ユーザは、この新たな予約受付番号により遊技場で決済を行うことになる。決済は、図23で説明した同じ処理で行われるので説明を省略する。
[商品管理システム1の運用形態2]
上記の実施形態では、ユーザが遊技場の遊技場会員になっている場合を説明したが、ユーザがいずれの遊技場の遊技場会員になっていない場合でも、商品取引仲介システム10を用いた商品取引を行うことができる。以下、この場合について説明する。
この実施形態では、ユーザの遊技場への登録に関する情報及び貯玉に関する情報が不要になる。そのために図1の構成から、貯玉管理システム20が不要になる。また、遊技場装置30の構成は、図11の構成からユーザDB34、貯玉DB35、個人認証部32が不要になる。
商品取引仲介システム10’の構成は、図27に示すようになる。図27は、図2の構成に個人認証部18を追加した構成である。個人認証部18は、図11の遊技場装置30に設けられる個人認証部32と同様の機能を有する。
商品取引仲介システム10’のユーザDB112’に記録されるデータは、図28のような内容になる。図28は、図4の内容から遊技場ID及び遊技場会員IDが削除されて、ユーザの認証用情報が追加される。認証用情報は、例えば、図12に示す遊技場装置30のユーザDB34に記録される認証用情報と同じ内容である。
商品取引仲介システム10’の受発注DB115’に記録されるデータは、図29のような内容になる。図29は、図7の内容から消費貯玉データが削除されて、商品価格が追加される。商品価格は、例えば、商品DB111の卸価格である。
このような構成の商品管理システム1では、商品の購入予約を図18と同様の処理により行うが、商品確認(ステップS25)以降の商品取引仲介システム10’の処理内容が異なる。以下は、ステップS25以降の説明であり、これ以前の処理は、上記したものと同じであるので省略する。
商品取引仲介システム10’は、商品確認が終了すると、図30に示すような画面をユーザ端末装置50に表示させる(ステップS26)。ユーザは、この画面により予約する商品の名前、数量、価格、有効期限等の予約内容を確認する。図20と異なって決済に必要な貯玉数である消費貯玉データは表示されない。これは、ユーザがいずれの遊技場の会員にもなっていないため、どの遊技場の換算率を用いて消費貯玉データを算出すればよいかが不明であるためである。
ユーザが、図30の画面から「予約内容確認」ボタンをクリックすると、商品取引仲介システム10’は、ユーザ端末装置50に図21のような予約申込の確認画面を表示させる。この画面の「予約申込」ボタンをクリックすることで、ユーザ端末装置50から商品取引仲介システム10’への申し込みが実行される(ステップS27)。
商品取引仲介システム10’は、図30による予約内容確認により、申込数量を受発注DB115に記録する。また図21による予約申込があると、商品取引仲介システム10’はこれを受け付けて(ステップS28)、申し込み内容をWeb店舗サーバ40に発注する(ステップS29)。発注時に、発注者のユーザ名、商品名、配送先等の商品の発送に必要な情報を含む発注データをWeb店舗サーバ40に送る。Web店舗サーバ40は発注データを受信すると(ステップS30)、発注データに予約受付番号を付して所定の記憶領域に記憶するとともに、予約受付番号を付した条件データである発注表を、商品取引仲介システム10’を介してユーザ端末装置50に送付する(ステップS31、S32、S33)。商品取引仲介システム10’は、発注表をユーザ端末装置50に転送する際に、受発注DB115’に予約受付番号及び店舗受注日を記録する。ユーザが条件データを入手してログアウトすることで、ユーザによる商品の購入予約が終了する(ステップS33、S34、S35)。
購入予約が終了すると、ユーザは、所定の遊技場で決済を行う。この実施形態では、遊技場装置30と、商品取引仲介システム10と、Web店舗サーバ40とが広域ネットワークNを介して通信を行って決済が行われる。ユーザの本人認証には、商品取引仲介システム10’のユーザDB112’に記録された認証用情報を用いる。ユーザ端末装置50が携帯可能なコンピュータシステムであり、認証用情報を有している場合には、ユーザ端末装置50の認証用情報と商品取引仲介システム10’の認証用情報とを比較することで本人認証が可能である。ユーザ端末装置50の認証用情報を用いない場合には、遊技場のスタッフが免許証等の身元を証明する書類の提示をユーザに求めて、本人認証を行う。
ユーザの本人承認後は、図23に示す処理と同様の処理を行うが、決済処理(ステップS44)の際に用いる消費貯玉データは、遊技場装置30により算出される。遊技場装置30は当該遊技場で設定されている換算率と商品価格とから算出する。商品価格は、遊技場装置30からの注文内容の照会に対する商品取引仲介システム10からの応答時に、受発注DB115’の該当するデータから商品名及び届け先住所とともに商品取引仲介システム10’で読み出されて、遊技場装置30に表示される(ステップS41、S42、S43)。
決済処理の際には、ユーザが遊技場装置30に貯玉を直接入力する。ユーザは、消費貯玉データ相当の貯玉をデータ入力部31から入力して、決済を行う。貯玉が不足する場合には、決済は行われず、期限までに決済できない場合には、商品がキャンセルされる。
決済が終了すると、遊技場装置30から商品取引仲介システム10’へ予約受付番号を含む決済完了データが送信される。決済完了データにより、商品取引仲介システム10’に決済の完了が報知される。以下、図23のステップ45以降と同様の処理により、ユーザに商品が発送される。
この実施形態でも、先の実施形態と同様のメリットを、ユーザ及びWeb店舗が得ることができる。キャンセル時も、先の実施形態と同様に、Web店舗の了承により再予約を許可するようにしてもよい。また、この実施形態では、遊技場装置30にユーザの個人情報を残すことがないのでユーザの個人情報の保護にもつながる。
本発明の商品取引仲介システムを適用した商品交換システムの全体構成図。 商品取引仲介システムの機能ブロック図。 商品取引仲介システムの商品DBに記録されるデータの例示図。 商品取引仲介システムのユーザDBに記録されるデータの例示図。 商品取引仲介システムの遊技場DBに記録されるデータの例示図。 商品取引仲介システムの店舗DBに記録されるデータの例示図。 商品取引仲介システムの受発注DBに記録されるデータの例示図。 貯玉管理システムの機能ブロック図。 貯玉管理システムのユーザDBに記録されるデータの例示図。 貯玉管理システムの貯玉DBに記録されるデータの例示図。 遊技場装置の機能ブロック図。 遊技場装置のユーザDBに記録されるデータの例示図。 遊技場装置の貯玉DBに記録されるデータの例示図。 Web店舗システムの機能ブロック図。 Web店舗システムの商品DBに記録されるデータの例示図。 商品取引仲介システムに商品を登録する処理の説明図。 ユーザ端末装置の表示画面の例示図。 ユーザによる商品選択処理の説明図。 ユーザ端末装置の表示画面の例示図。 ユーザ端末装置の表示画面の例示図。 ユーザ端末装置の表示画面の例示図。 ユーザ端末装置の表示画面の例示図。 決済処理の説明図。 遊技場装置の表示画面の例示図。 遊技場装置の表示画面の例示図。 遊技場装置の表示画面の例示図。 他の商品取引仲介システムの機能ブロック図。 他の商品取引仲介システムのユーザDBに記録されるデータの例示図。 他の商品取引仲介システムの受発注DBに記録されるデータの例示図。 ユーザ端末装置の表示画面の例示図。
符号の説明
1…商品交換システム、10、10’…商品取引仲介システム、11…データベース、111…商品DB、112、112’…ユーザDB、113…遊技場DB、114…店舗DB、115、115’…受発注DB、12…制御部、13…受発注管理部、14…店舗管理部、15…ユーザ・遊技場管理部、16…商品管理部、17…データ送受信部、18…個人認証部、20…貯玉管理システム、21…データ送受信部、22…ユーザDB、23…貯玉DB、24…ユーザ管理部、25…貯玉管理部、26…制御部、30…遊技場装置、31…データ入力部、32…個人認証部、33…遊技価値管理部、34…ユーザDB、35…貯玉DB、36…遊技場会員管理部、37…データ送受信部、38…データ出力部、39…制御部、40…Web店舗システム、41…データ入力部、42…商品管理部、43…商品DB、44…データ送受信部、45…データ出力部、46…制御部、50…ユーザ端末装置

Claims (7)

  1. 遊技場に設けられる遊技場装置、商品を扱う店舗に設けられる店舗装置、及び、前記遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置との間で、それぞれ通信手段を介して商品取引仲介のための通信を行うシステムであって、
    前記ユーザが前記遊技価値を獲得することの代価として前記店舗で購入予約した商品の仮予約データを当該店舗の店舗装置より受け付ける受付手段と、
    前記仮予約データを受け付けた店舗装置の通信アドレスと当該仮予約データとを所定の記録領域に保持するとともに、前記遊技価値による前記商品の購入の条件を表す条件データを生成し、生成した条件データを予め登録されている通信アドレス又は前記仮予約データに含まれる通信アドレスにより特定される前記ユーザ端末装置へ送信する条件データ生成手段と、
    前記遊技価値を獲得した遊技場において前記条件データを保有するユーザの本人認証と当該条件データによる決済処理とを行った前記遊技場装置から決済完了を表す決済完了データを受信し、受信した決済完了データにより前記保持されている仮予約データを決済確定データに変更するとともに、この決済確定データを前記アドレスにより特定される店舗装置へ送信する決済確定手段と、
    を有する商品取引仲介システム。
  2. 前記店舗装置が、前記遊技価値の蓄積データをユーザ毎に保管する遊技価値保管装置と共にインターネット上に設けられたWeb店舗サーバであり、前記ユーザ端末装置からのユーザIDを含む権限情報の入力により、当該ユーザについて保管されている蓄積データの照会を可能にする照会手段を備えるものである、
    請求項1記載の商品取引仲介システム。
  3. 前記ユーザ端末装置は、前記ユーザ識別情報の入力手段と前記条件データの記録領域とを有する携帯通信端末である、
    請求項2記載の商品取引仲介システム。
  4. 前記記録領域には、さらに、前記遊技場装置における前記本人認証の際に前記ユーザによる操作によってのみ読み出される認証用情報が記録されている、
    請求項3記載の商品取引仲介システム。
  5. 複数の前記遊技場装置の遊技価値をシステム内で共通の財的価値に変換するためのルールを記録した換算変換テーブルを備えており、
    前記条件データ生成手段は、この換算変換テーブルに記録されているルールに従って前記条件データを生成する、
    請求項1記載の商品取引仲介システム。
  6. 遊技場に設けられる遊技場装置、商品を扱う店舗に設けられる店舗装置、及び、前記遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置との間で、通信を行う通信手段と、商品取引仲介のための情報処理を行う処理手段とを有するシステムが実行する方法であって、
    前記処理手段が、いずれかの前記店舗装置から当該店舗において前記ユーザが前記遊技価値を獲得することの代価として購入予約した商品の仮予約データを受け付けて、当該店舗装置の通信アドレスと当該仮予約データとを所定の記録領域に保持するとともに、前記遊技価値による前記商品の購入の条件を表す条件データを生成する段階と、
    前記処理手段が、生成した条件データを予め登録されている通信アドレス又は前記仮予約データに含まれる通信アドレスにより特定される前記ユーザ端末装置へ送信する段階と、
    前記処理手段が、前記遊技価値を獲得した遊技場において前記条件データを保有するユーザの本人認証と当該条件データによる決済処理とを行った前記遊技場装置から決済完了を表す決済完了データを受信したときに、この決済完了データにより前記保持されている仮予約データを決済確定データに変更するとともに、この決済確定データを前記アドレスにより特定される店舗装置へ送信する段階と、を含む、
    商品取引仲介方法。
  7. 遊技場に設けられる遊技場装置、商品を扱う店舗に設けられる店舗装置、及び、前記遊技場で獲得した遊技価値を保有するユーザが操作するユーザ端末装置との間で、それぞれ通信手段を介して商品取引仲介のための通信を行うコンピュータに、
    前記ユーザが前記遊技価値を獲得することの代価として前記店舗で購入予約した商品の仮予約データを当該店舗の店舗装置より受け付ける受付手段、
    前記仮予約データを受け付けた店舗装置の通信アドレスと当該仮予約データとを所定の記録領域に保持するとともに、前記遊技価値による前記商品の購入の条件を表す条件データを生成し、生成した条件データを予め登録されている通信アドレス又は前記仮予約データに含まれる通信アドレスにより特定される前記ユーザ端末装置へ送信する条件データ生成手段、
    前記遊技価値を獲得した遊技場において前記条件データを保有するユーザの本人認証と当該条件データによる決済処理とを行った前記遊技場装置から決済完了を表す決済完了データを受信し、受信した決済完了データにより前記保持されている仮予約データを決済確定データに変更するとともに、この決済確定データを前記アドレスにより特定される店舗装置へ送信する決済確定手段、
    を形成するためのコンピュータプログラム。
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