JP2003325919A - 景品交換システム - Google Patents

景品交換システム

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JP2003325919A
JP2003325919A JP2002139671A JP2002139671A JP2003325919A JP 2003325919 A JP2003325919 A JP 2003325919A JP 2002139671 A JP2002139671 A JP 2002139671A JP 2002139671 A JP2002139671 A JP 2002139671A JP 2003325919 A JP2003325919 A JP 2003325919A
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Atsushi Fujimoto
淳 富士本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性を高める。 【解決手段】 景品交換システムにおいて、第1の有価
体を取り扱う店舗またはその周辺に配置され、携帯通信
端末から会員識別情報の入力を受けると共に、第1の有
価体の入力を受け、さらに携帯通信端末を携帯する会員
から暗証情報の入力と、交換先の第2の有価体の選択を
受ける交換開始端末と、交換開始端末に入力された情報
のうち、少なくとも、会員識別情報と暗証情報をネット
ワーク経由で受信して保管する交換管理端末と、第2の
有価体を取り扱う店舗またはその周辺に配置され、携帯
通信端末から受け取った会員識別情報と、再入力された
暗証情報を、交換管理端末に保管してある会員識別情報
および暗証情報と照合することによって、交換を行う権
限である交換権の正当性を認証する認証端末とを備え、
この認証の結果が肯定的な場合に、会員に対し、第2の
有価体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は景品交換システムに
関し、例えば、パチンコやパチスロなどの遊技で遊技者
が獲得した賞球などを景品に交換する場合などに適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコやパチスロなどを設置し
た遊技場などにおいては、景品を陳列してある場所(景
品陳列スペース)があり、遊技者が遊技によって獲得し
た球(賞球)は、陳列してある景品のなかから遊技者が
選んだものと交換することができる。
【0003】また、前記賞球は、遊技者が望めば、現金
に交換することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら遊技場
は、主として遊技を行うための店舗であるため、多数の
パチンコ機やパチスロ機などを配列することに多くのス
ペースが消費され、前記景品陳列スペースの大きさは限
定されるから、景品の種類は、一般的なデパートや専門
店などの小売店に比べると、はるかに少ないのが普通で
ある。したがって、景品交換を行おうとする遊技者にと
っては、求める景品が存在しない場合も多く、利便性に
欠ける。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明では、所定の会の会員を識別するための会
員識別情報を保存し、出力する携帯通信端末を利用し
て、第1の有価体を第2の有価体に交換する景品交換シ
ステムにおいて、(1)前記第1の有価体を取り扱う店
舗またはその周辺に配置され、前記携帯通信端末から前
記会員識別情報の入力を受けると共に、第1の有価体の
入力を受け、さらに当該携帯通信端末を携帯する会員か
ら暗証情報の入力と、交換先の第2の有価体の選択を受
ける交換開始端末と、(2)当該交換開始端末に入力さ
れた情報のうち、少なくとも、前記会員識別情報と暗証
情報をネットワーク経由で受信して保管する交換管理端
末と、(3)前記第2の有価体を取り扱う店舗またはそ
の周辺に配置され、前記携帯通信端末から受け取った会
員識別情報と、再入力された前記暗証情報を、当該交換
管理端末に保管してある会員識別情報および暗証情報と
照合することによって、前記交換を行う権限である交換
権の正当性を認証する認証端末とを備え、この認証の結
果が肯定的な場合に、当該会員に対し、第2の有価体を
提供することを特徴とする。
【0006】なお、ここで、第1の有価体には、一例と
して、パチンコの賞球を含み、第2の有価体には、デパ
ートなどの商品のほか、無形のサービスなども含む。
【0007】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明にかかる景品交換システムを、パチンコや
パチスロなどを設置した遊技場などの会員に関連するポ
イントの管理などを実行する会員システムに適用した場
合を例に、実施形態について説明する。
【0008】ポイントは、その値が大きいほどユーザに
とって有益となる指標で、例えば、遊技で獲得した賞球
などをポイントに交換すれば、蓄積しているポイントの
値は増大し、蓄積しているポイント値の一部を、遊技を
行うために球などに交換すれば蓄積しているポイント値
は減少する。遊技に負けて球を失うことがつづけばポイ
ント値は減少する一方であるが、遊技に勝って多くの球
を獲得すればその球をポイントに交換することによって
大きなポイント値の蓄積が可能となる。ポイント値は、
その一部または全部をその値に応じた価格の景品と交換
することができる。
【0009】ただし本実施形態は、ポイントを景品に交
換する処理に関連するものであるので、主として、遊技
者がポイントを獲得してから当該ポイントを景品に交換
するまでの処理について説明する。
【0010】(A−1)実施形態の構成 本実施形態の会員システム10の全体構成例を図1に示
す。
【0011】図1において、当該会員システム10は、
インターネット11と、運用サーバ12と、景品処理サ
ーバ13と、景品キオスク端末14A、14Bと、メー
ル処理端末15A、15Bと、専用端末16A、16B
とを備えている。
【0012】このうち運用サーバ12は、この会員シス
テム10全体を運用し、管理する事業者RN1のサーバ
であり、景品処理サーバ13は、小売店舗TLA、TL
B側を代理または代表する事業者MK1のサーバであ
る。事業者RN1は遊技場HLA、HLB側を代理また
は代表するものであってよい。
【0013】遊技場HLA、HLBはそれぞれ別個の遊
技場で、各遊技場(例えば、HLB)には、多数のパチ
ンコ機やパチスロ機に混じって、景品キオスク端末(例
えば、14B)が配置されている。1つの遊技場に配置
される景品キオスク端末の数は複数であってもかまわな
いが、図示の例では1つとしている。
【0014】携帯電話機17は、各遊技場の遊技者であ
るとともに当該会員システム10に会員登録された会員
であり、なおかつ、小売店舗(例えば、HLB)では、
景品の引き渡しを受ける顧客ともなるユーザU1が携帯
するものである。
【0015】小売店舗TLA、TLBには多種多様な景
品の在庫があってそれらの景品が陳列され、メール処理
端末15A、15Bと、専用端末16A、16Bが配置
されている。図示の例では、小売店舗TLAには、景品
AT1,AT2,AT3が陳列されており(または在庫
があり)、小売店舗TLBには、景品AT1、AT4,
AT5が陳列されている(または在庫がある)。
【0016】この小売店舗TLA、TLBは、当該会員
システム10のための景品交換専門の店舗であってもよ
いが、景品交換のための顧客(例えば、ユーザU1)の
ほか、現金などで商品を購入する通常の顧客にも対応す
る一般の小売店(デパート、スーパーマーケット、ガソ
リンスタンド、書店、レストラン、あるいは、特定のジ
ャンルの商品を専門に揃えた専門店など)であってよ
い。なお、景品は必ずしも有体物である必要はなく、無
形のサービスであってもよい。
【0017】小売店舗TLA、TLBは、事業者MK1
が事業者RN1に申請することによって、当該会員シス
テム10の構成要素となるものであってよい。
【0018】前記携帯電話機17は一例として図7に示
す内部構成を備えている。
【0019】本実施形態において当該携帯電話機17
は、会員登録時などに会員システム10内でユーザU1
を一義的に特定するために予め決定された会員識別子I
D1を保存し、必要に応じて出力する機能を持つほか、
景品キオスク端末(例えば、14B)との通信により、
電子メールME1の作成日時(送信日時に等しい)DT
1を保存する機能や、専用端末(例えば、16B)との
通信により会員識別子ID1と作成日時DT1を出力す
る機能を備えている。
【0020】このような機能は、製造工程で携帯電話機
17に搭載するものであってもよく、製造、販売のあ
と、携帯電話機17の使用中にネットワーク経由でアプ
リケーションをダウンロードすることによって搭載する
ものであってもよい。
【0021】(A−1−1)携帯電話機の内部構成例 図7において、当該携帯電話機17は、通信部20と、
制御部21と、記憶部22とを備えている。
【0022】このうち通信部20は、前記景品キオスク
端末(例えば、14B)と通信するための部分である。
景品キオスク端末14Bとの通信には、IrDAなどの
赤外線、Bluetoothなどの電波を用いた近距離無線通信
を活用することができる。近距離無線通信機能を持たな
い携帯電話機の場合には、所定のコネクタを装着するこ
と等による有線通信を利用するようにしてもよい。
【0023】携帯電話機である以上、当該携帯電話機1
7がこれらの近距離無線通信機能などのほかに、電話機
としての機能など、一般的な携帯電話機としての機能も
搭載していることは当然である。
【0024】制御部21は、ハードウエア的には当該携
帯電話機17のCPU(中央処理装置)である。ソフト
ウエア的にはOS(オペレーティングシステム)が当該
制御部21に対応する。携帯電話機17にはパソコンな
どと同様に、複数のアプリケーションをインストールし
て実行させることが可能である。
【0025】例えば、上述した会員識別子ID1を保存
し、必要に応じて出力する機能を第1のアプリケーショ
ンによって実現し、景品キオスク端末(例えば、14
B)との通信により作成日時DT1を保存する機能を第
2のアプリケーションによって実現し、専用端末(例え
ば、16B)との通信により会員識別子ID1と作成日
時DT1を出力する機能を第3のアプリケーションによ
って実現するようにしてもよい。
【0026】記憶部22は揮発性(RAMなど)または
不揮発性(ROMやEEPROMなど)の記憶装置で、
前記会員識別子ID1のほかに、前記電子メールME1
の作成日時DT1を記憶する。会員識別子ID1のほう
はユーザU1が会員登録されたときに決定され、そのあ
とは変動しない静的な情報であるが、作成日時DT1の
ほうは、ユーザU1の遊技場(例えば、HLB)におけ
る遊技が終了して新たな景品交換を行うたびに、動的に
変化する。
【0027】この作成日時DT1は、電子メールME1
の作成日時を秒の精度(本実施形態の構成上、この作成
日時が本来の日時に対して誤算の少ないものである必要
はまったくないし、むしろ意図的に誤差のある作成日時
を使用したほうが秘匿性の向上をはかるうえで有利であ
る)で記述したものである。一例として、当該作成日時
DT1は、「2002年4月15日(月曜日)14時3
1分54秒」などとなる。現在、インターネット上で広
く使用されているMIME形式の電子メールの場合、電
子メールの作成日時をそのヘッダに記述するようになっ
ており、この作成日時DT1の記述は、MIME形式に
対応したものである。
【0028】会員識別子ID1だけでなく作成日時DT
1まで記憶部22に記憶するものとしたのは、会員識別
子ID1を用いて会員を特定しただけでは、後述する理
由から、ユーザU1が景品交換のたびに異なる暗証番号
(例えば、KE1)を利用することは現実には必ずしも
容易でないこともあって、同じユーザ(例えば、U1)
が、同時に複数の景品交換を行う場合、小売店舗(例え
ば、TLB)側で各景品交換(自身のメールボックス内
に記憶されている同じユーザ(例えば、U1)が作成さ
せた複数の電子メール)を区別することが困難になるか
らである。
【0029】このような複数景品交換の同時発生は、ユ
ーザU1がある景品交換に対応する商品の引き渡しを受
けるまえに、もう一度、遊技を行って、新たな賞球を獲
得しその賞球によって新たな景品交換を行う場合などに
発生し得る。
【0030】ユーザU1による複数景品交換が同時発生
した場合、記憶部22内には、同時発生した景品交換の
数と同数の作成日時が格納されることになる。例えば、
図7の例では、電子メールME1の作成日時であるDT
1と、電子メールME2の作成日時であるDT2と、電
子メールME3の作成日時であるDT3とが同時に格納
されている。
【0031】記憶部21が揮発性の記憶装置(RAMな
ど)である場合、会員識別子ID1および作成日時(D
T1など)の記憶を維持するための十分な電源バックア
ップ機構を搭載することが望ましい。
【0032】当該携帯電話機17と通信する景品キオス
ク端末14B、14Aは交換予約登録(景品交換の予約
の登録)を受け付ける装置で、その内部構成は、例え
ば、図6に示すものであってよい。景品キオスク端末1
4Aと14Bの内部構成は実質的に同じであるが、以下
の説明では、主として、景品キオスク端末14Bに注目
する。
【0033】(A−1−2)景品キオスク端末の内部構
成例 図6において、当該景品キオスク端末14Bは、通信部
29と、携帯機通信部30と、メール送信部31と、暗
号化処理部32と、制御部33と、ディスプレイ部34
と、操作部35と、計数部36と、記憶部37と、日付
生成部38と、小売店管理データベース39とを備えて
いる。
【0034】このうち通信部29は、前記運用サーバ1
2と通信するための部分である。
【0035】携帯機通信部30は、前記携帯電話機(例
えば、17)と通信するための部分である。前記携帯電
話機17が搭載している近距離無線通信機能の種類など
に応じて、当該携帯機通信部30の構成も異なったもの
となるのは当然である。
【0036】制御部33は当該景品キオスク端末14B
のCPUで、後述するワンタイムパスワード(例えば、
PW1)を生成する。
【0037】計数部36は、ユーザU1が所定の開口部
(図示せず)に流し込んだ多数の賞球GM1の数を検出
する部分で、検出した賞球GM1の数に対応したポイン
ト値を出力する。計数部36で検出された賞球GM1の
数が多いほど、多くのポイント値が獲得され、より高価
な景品をより多く受け取ることができる。検出した賞球
GM1の数に一定の係数(例えば、10)をかけ合わせ
ること等によって、賞球GM1の数をポイント値に変換
するようにしてもよいが、ここでは、説明を簡単にする
ために、賞球GM1の数をそのままポイント値とする。
したがって、賞球GM1の数が10000個であれば、
ユーザU1が獲得するポイント値は10000ポイント
である。
【0038】操作部35は、携帯電話機17を携帯した
ユーザU1が操作するためのボタンなどを有する部分
で、ディスプレイ部34はユーザU1が目視する画面を
表示する部分である。もしもタッチパネル装置などを利
用する場合には、当該ディスプレイ部34と、操作部3
5は、ユーザU1からみて、物理的に一体であり得る。
【0039】小売店管理データベース39は、景品(例
えば、AT1,AT5など)ごとにその景品を取り扱う
小売店舗の電子メールアドレス(例えば、小売店舗TL
Bの電子メールアドレスはADB)を対応付けて蓄積し
たデータベースである。
【0040】ユーザU1がディスプレイ部34や操作部
35を利用して、交換する景品の選択を行い、その選択
を確定すると、その景品を陳列している小売店舗の電子
メールアドレス(例えば、ADB)が当該小売店管理デ
ータベース39から検索されて、その電子メールアドレ
スを宛先アドレスとする電子メール(例えば、ME1〜
ME3)が送信される。
【0041】通常、一度の景品交換は複数の交換の系列
から構成される。例えば、前記賞球GM1の入力を受け
て計数部36が出力するポイント値PT1が10000
ポイントであるものとすると、そのうち2000ポイン
トを景品AT1に交換し、1500ポイントを景品AT
5に交換し、4500ポイントを景品AT4に交換し、
…という形式で、複数の交換の系列からなる景品交換が
実行される。
【0042】このため、1度の景品交換が複数の小売店
舗の景品にまたがって実行されることも多い。この場
合、交換系列を構成する各交換は小売店舗ごとに分類
し、小売店舗ごとの交換系列情報(例えば、図6に示す
SLA、SLB)を構成した上で、当該交換系列情報を
収容した電子メール(図1の例ではME1,ME2、M
E3)が、各小売店舗に宛てて送信されることになる。
例えば、交換系列SLAの一部(SLA1)を示す交換
系列情報が電子メールME1に収容されて小売店舗TL
Bの電子メールアドレスADBに宛てて送信され、交換
系列SLAの残り(SLA2)を示す交換系列情報が電
子メールME2に収容されて小売店舗TLAの電子メー
ルアドレスADAに宛てて送信され、交換系列SLBの
すべてを示す交換系列情報が電子メールME3に収容さ
れて小売店舗TLBの電子メールアドレスADBに宛て
て送信されるものであってよい。
【0043】また、例えば、図1に示す景品AT1のよ
うに、同じ景品が複数の小売店舗で陳列されていること
もあるが、そのようなケースでは、景品キオスク端末1
4Bを用いて選択を行う段階で、いずれの小売店舗で当
該景品AT1の交換(引き渡し)を受けるかを、ユーザ
U1に決定させるようにするとよい。この決定を支援す
るために、各小売店舗の所在地などの情報を、ディスプ
レイ部34に画面表示することも望ましい。
【0044】日付生成部38は通常の時計と同様に、日
付や時刻を生成する部分で、前記作成日時DT1〜DT
3を生成する。日付生成部38が生成した同じ作成日時
(例えば、DT1)が、前記携帯電話機17の記憶部2
2に格納されるとともに、電子メール(例えば、ME
1)のヘッダ中の所定のフィールド(MIME形式に対
応したMIMEヘッダの場合には、Dateフィール
ド)に記述される。
【0045】記憶部37は、前記電子メールを作成する
際に必要なデータを一時的に記憶しておく部分である。
このデータには、電子メール(ME1,ME2)の本文
に記述する前記交換系列情報SLA(SLA1,SLA
2)、SLBのほか、電子メールの暗号化に寄与する暗
証番号KE1なども含まれる。
【0046】暗証番号KE1は、前記ディスプレイ部3
4に例えば画面表示される案内にしたがって操作部35
を操作することにより、ユーザU1が入力する文字列で
ある。文字列の文字数や使用可能な文字の種類はどのよ
うに決めてもかまわないが、例えば、文字数は4とし,
文字の種類は数字に限定してもよい。
【0047】暗証番号KE1は、後で景品の引き渡しを
受ける際に、専用端末(16Bなど)にユーザU1が入
力する番号であるから、その値はユーザU1が記憶して
おく必要がある。記憶しておくことが難しければ、当該
暗証番号KE1を紙などに記載しておいたり、ユーザU
1が携帯する携帯情報端末(図示せず)などに入力して
記憶させておいてもかまわないが、本来の暗証番号の性
質を考慮すると、このように紙に記載したり携帯情報端
末に記憶させたりする方法は、セキュリティ上、好まし
いものではなく、ユーザU1自身の頭脳に記憶しておく
ことが求められる。
【0048】その場合、たとえ4桁の数字であっても、
ユーザU1が長期間(景品交換にかかる全景品の引き渡
しを受けるまでの期間)それを記憶しておくことは必ず
しも容易ではないため、現実には、例えば、ユーザU1
の生年月日などから連想できる特定の数字だけが繰り返
し使用される可能性も高い。こうなると、会員識別子も
同じで暗証番号も同じであるため、これらだけに基づい
て生成されるパスワードは、ワンタイムパスワード(1
回だけしか利用しないパスワード)ではなくなってしま
うが、本実施形態では、上述した作成日時(DT1な
ど)も利用しているため、ユーザU1が同じ暗証番号K
E1を繰り返し利用したとしても、確実にワンタイムパ
スワードを構成することができる。異なる景品交換(例
えば、前記SLAとSLB)について、秒の単位まで同
じ作成日時を、同一ユーザが、複数得ることは不可能だ
からである。
【0049】本実施形態では、前記制御部33が会員識
別子と、暗証番号と、作成日時とをもとに、所定の生成
演算(ワンタイムパスワード生成用の演算手順)GP1
を実行することによって、前記ワンタイムパスワードP
W1を生成する。生成演算GP1としては、会員識別
子、暗証番号、作成日時の各値が1ビットでも変化すれ
ば、生成されるワンタイムパスワードの値PW1も異な
る値を取るような関数でさえあれば、どのような関数を
用いることも可能である。もっとも簡単な一例としては
(秘匿性を高める上では必ずしも好ましい方法ではない
が)、会員識別子と、暗証番号と、作成日時のそれぞれ
を2進数表現したものを、そのままこの順番で並べたも
のを、ワンタイムパスワードPW1としてもかまわな
い。
【0050】あるいは、当該生成演算GP1では、会員
識別子と、暗証番号と、作成日時の値を乗算して得られ
る積の下位から所定ビットまでを取り出した演算結果を
当該ワンタイムパスワードPW1としてもよい。会員識
別子と、暗証番号と、作成日時のなかに数字以外の文字
などを含むものがあれば、その文字は、シフトJISコ
ードなどの文字コードを利用して容易に数字に変換する
ことが可能である。
【0051】なお、会員識別子、暗証番号、作成日時の
各値が同じでないのに、生成演算GP1を用いて生成し
たワンタイムパスワードPW1の値が同じになる現象
(コリジョン)が発生したとしても、コリジョンの発生
頻度が十分に小さければ、実質的にワンタイムパスワー
ドであるといえる。
【0052】これにより、インターネット11上を伝送
されるパスワードは、実質的に1回だけしか利用されな
いワンタイムパスワードとなり、セキュリティ性を高め
ることができる。ワンタイムパスワードを用いるシステ
ムのなかには、会員が同じ暗証番号を再度、入力しよう
とすると、入力を拒否して、異なる暗証番号の入力を促
すものもあるが、本実施形態では、同じ暗証番号を再利
用するか否かは、会員の自由意思にまかせるようにする
とよい。入力拒否などによって強制的に異なる暗証番号
を入力させたとしても、会員がその暗証番号を忘れたり
(あるいは忘れないように紙に記載したり)すると、非
常に複雑な事態が発生し、かえって、システム全体の効
率やセキュリティ性を低下させる可能性が高いからであ
る。
【0053】なお、ユーザU1からみた場合、前記暗証
番号(例えば、KE1)がパスワードであるようにみえ
るが、システム内部では、当該ワンタイムパスワード
(例えば、PW1)がパスワードとして機能する。
【0054】メール送信部31は前記電子メール(例え
ば、ME1)を作成し、インターネット11上に送信す
る部分である。当該電子メールは前記MIME形式に対
応したものであってよい。
【0055】送信した電子メールは、通常の電子メール
(インターネットメール)と同様、いったんISP(イ
ンターネットサービスプロバイダ)網内のメールサーバ
における遊技場HLBのためのメールボックス(図示せ
ず)に蓄積されたあと、宛先のメールアドレス(例え
ば、ADA、ADB)に応じて、小売店舗TLA、TL
Bのメールボックスを有するメールサーバに届けられ
る。
【0056】したがって、メール送信部31は、基本的
に通常のメーラに対応した機能を持つが、メール送信部
31が作成するメールは人間が読み書きするものではな
いため、メール送信部31の管理のもと、メール本文ま
で、完全に形式的に作成することができる。前記交換系
列情報SLAやSLBの記述は、例えば、CSV形式な
どの定型的なものとするとよい。
【0057】暗号化処理部32は、制御部33が生成し
た前記ワンタイムパスワードPW1や、メール送信部3
1が作成した電子メールを送信する前に暗号化する部分
である。電子メールの暗号化には一例として、S/MI
MEを利用してもよい。S/MIMEの形式で暗号化を
行う場合、鍵のやり取りには公開鍵を用いるが、メッセ
ージの暗号化には共通鍵(対称鍵)を用いるため、この
共通鍵を、前記会員識別子ID1,暗証番号KE1、お
よび作成日時(例えば、DT1)に所定の演算手順(第
1の演算手順)OP1を施すことによって生成すること
になる。
【0058】ただし一般的なS/MIMEでは、当該共
通鍵は、公開鍵を用いて配送することになるが、本実施
形態の場合、携帯電話機17を携帯したユーザU1が各
小売店舗に出向くことが共通鍵の配送もかねるので、ネ
ットワーク経由で共通鍵の配送を行う必要はない。共通
鍵の構成要素である会員識別子ID1,暗証番号KE
1、および作成日時(例えば、DT1)は、携帯電話機
17に収容してユーザU1が各小売店舗(その専用端
末)へ持っていくことになるため、これらに基づいて、
前記第1の演算手順OP1を実行することにより、専用
端末内でまったく同じ前記共通鍵を生成できるからであ
る。
【0059】すなわち、本実施形態では、共通鍵も、1
回だけ使用される鍵になる。
【0060】景品キオスク端末16Bにおいて、小売店
舗に宛てた電子メールの送信と、運用サーバに宛てたワ
ンタイムパスワードの送信が完了した時点で、前記交換
予約登録が完了する。
【0061】次に、前記運用サーバ12の内部構成例
を、図2を用いて説明する。
【0062】(A−1−3)運用サーバの内部構成例 図2において、当該運用サーバ12は、通信部40と、
制御部41と、ユーザ管理データベース42と、復号処
理部43とを備えている。
【0063】このうち通信部40は、インターネット1
1経由で各小売店舗内に設置された専用端末(例えば、
16B)から、前記ワンタイムパスワードPW1の供給
を受ける部分である。ワンタイムパスワードPW1の通
信には様々なプロトコルを用いることが可能であるが、
一例としては、FTPを用いることができる。
【0064】復号処理部43は、ワンタイムパスワード
を復号する部分である。当該復号処理部43による復号
は、例えば、前記景品キオスク端末14Bから供給され
るワンタイムパスワードPW1と、専用端末16Bから
供給されるワンタイムパスワードPW1に対して実行さ
れる。
【0065】本実施形態では、運用サーバ12に対して
送信するワンタイムパスワードの生成に、景品キオスク
端末でも専用端末でも、前記生成演算GP1を用いてい
るので、復号処理部43では、景品キオスク端末から供
給されたワンタイムパスワードに対しても、専用端末か
ら供給されたワンタイムパスワードに対しても、当該生
成演算GP1に対応する復号演算(復号用の演算手順)
DP2を実行することになる。
【0066】なお、インターネット11上で真に1回だ
け同じパスワードが伝送されるようにするためには、専
用端末で使用する生成演算は、前記景品キオスク端末で
使用する生成演算GP1と異なるものとする必要がある
が、ここでは、簡単のために同じ演算手順としている。
また、もしも専用端末で景品キオスク端末と異なる生成
演算を用いる場合には、後述する一方向性の生成演算は
使用できない。
【0067】制御部41は当該運用サーバ12のCPU
である。
【0068】ユーザ管理データベース42は、会員シス
テム10に会員登録を済ませている全ての会員につき、
少なくともその会員識別子(例えば、ID1)を格納し
てあるデータベースで、会員が景品交換を行う場合に
は、当該会員識別子に加えて、前記暗証番号(例えば、
KE1)と、前記作成日時(例えば、DT1)を、会員
識別に対応付けた形で格納する。
【0069】すなわち、会員識別子ID1のユーザU1
が、作成時刻DT1,DT2,DT3の電子メールME
1、ME2,ME3によって、景品交換を行う場合に
は、(ID1,KE1,DT1)と、(ID1,KE
1,DT2)と、(ID1,KE1,DT3)の3つの
タプル(組)がユーザ管理データベース42内に生成さ
れる。
【0070】そして各タプルにおける3つの値の組合せ
が1つのワンタイムパスワードに対応する。
【0071】前記景品キオスク端末14B内の制御部3
3が、例えば、ID1,KE1,DT1をもとに前記生
成演算GP1を実行して前記ワンタイムパスワードPW
1を生成して、当該運用サーバ12に送信するものであ
る。この生成演算GP1は、前記共通鍵を生成するため
の前記第1の演算手順OP1と同じにすることもできる
が、セキュリティ上は異なる手順としたほうが有利であ
る。
【0072】生成演算GP1が、生成演算GP1の内容
さえ特定できれば元の値(ID1、KE1、DT1の各
値)を一義的に特定できる双方向性の演算手順である場
合には、当該生成演算GP1に対応する前記復号演算D
P2を実行することによって、運用サーバ12側で元の
値を得てユーザ管理データベース42にこれらの値(I
D1、KE1、DT1の各値)を格納することができる
が、ハッシュ関数のように、それが困難なもの(一方向
性の演算手順)である場合には、元の値を得ずにワンタ
イムパスワードPW1をそのまま、ユーザ管理データベ
ース42のタプルに格納するようにしてもよい。
【0073】制御部41は、前記専用端末から受信した
ワンタイムパスワードを復号演算DP2によって復号し
て得た会員識別子と暗証番号と作成日時の組の値が、予
め当該ユーザ管理データベース42に格納してあるいず
れかのタプルの値と一致すれば、正当な会員であり、な
おかつ、正当な景品交換権が検証できたものとして、肯
定的な認証結果を専用端末に返す。
【0074】もちろん、前記生成演算GP1が一方向性
の場合にはこのような復号そのものを行わず、専用端末
から受信されたワンタイムパスワードPW1が、すでに
景品キオスク端末から受信されユーザ管理データベース
42内のいずれかのタプルに格納されているワンタイム
パスワードと一致するかどうかを検査することをもっ
て、景品交換権の検証とする。
【0075】なお、検証が終了すれば、ワンタイムパス
ワードの役割も終わるので、ユーザ管理データベース4
2から、暗証番号、作成日時、あるいは、ワンタイムパ
スワードPW1は、削除してよい。
【0076】前記電子メールME1〜ME3を受信し、
各小売店舗に配置されるメール処理端末15A、15B
の内部構成は例えば、図4に示す通りである。メール処
理端末15Aと15Bの内部構成は実質的に同じである
が、以下の説明では、主として、メール処理端末15B
に注目する。また、メール処理端末15Bは基本的に小
売店舗TLBの店員CLBが操作するものとする。メー
ル処理端末15Bの機能は、ネットワーク機能を搭載し
た通常のパーソナルコンピュータによって実現可能であ
る。
【0077】(A−1−4)メール処理端末の内部構成
例 図4において、当該メール処理端末15Bは、通信部5
0と、制御部51と、ディスプレイ部52と、操作部5
3と、復号処理部54と、記憶部55と、在庫管理デー
タベース56とを備えている。
【0078】このうち通信部50は、前記ネットワーク
機能に対応する部分で、例えば、前記電子メールME
1,ME3の受信などを行うためには、通信部50に設
けられたメーラが機能する。
【0079】ただし本実施形態の場合、店員CLBが電
子メールME1,ME3を読むわけではなく、電子メー
ルME1、ME3の内容は制御部51なども含む当該メ
ール処理端末15Bによって自動的に読み取られ、処理
される。
【0080】メール処理端末15Bがインターネット1
1にダイヤルアップ接続したコンピュータである場合に
は、小売店舗TLBのための前記メールサーバ(メール
ボックス)に、定期的に、POP3やIMAP4などの
プロトコルを実行して、メールボックスからメールを取
り出す操作を行うようにしてもよいが、ハードディスク
の容量がそれほど大きくない場合などには、専用端末1
6Bへ前記運用サーバ12から景品交換権の正当性を認
める肯定的な認証結果が返ったときに、前記専用端末1
6B内の記憶部65に記憶されている作成日時(例え
ば、DT1)と会員識別子(例えば、ID1)を用いて
メールボックス内のメールを特定し、特定したメールだ
けを取り出すようにしてもよい。
【0081】例えば、前記景品キオスク端末14Bがメ
ールを送信する際に、前記電子メールME1の題名(Su
bjectフィールド)に、予め当該会員識別子を記述して
おくようにすれば、もともと作成日時のほうはヘッダの
Dateフィールドに記述されるため、メールヘッダを
検査するだけで、容易に、作成日時と会員識別子を用い
てメールを特定することができ、同一のユーザU1によ
る前記複数景品交換の同時発生に関するメール(ここで
は、ME1とME3)を識別することが可能となる。
【0082】もちろん、もし必要ならば、本文の内容ま
で検査してメールを特定するようにしてもよい。
【0083】当該通信部50は、インターネット11経
由で前記景品処理サーバ13との通信を行う場合にも機
能し、同じ小売店舗TLBに配置される前記専用端末1
6Bとの通信を行う場合にも機能する。
【0084】景品処理サーバ13との通信は、定期的に
(例えば、1日1回)、各小売店舗で引渡を行った景品
の数量、価格などを集計した結果(定期小売り集計デー
タ)を、景品処理サーバ13に伝えるものである。
【0085】制御部51は当該メール処理端末15Bの
CPUである。
【0086】ディスプレイ部52は、メール処理端末1
5Bや専用端末16Bが行った処理の結果を画面表示し
て店員CLBに目視させる部分である。当該ディスプレ
イ部52は、前記運用サーバ12による認証の結果に応
じて、例えば、店員CLBの目前で専用端末15Bを操
作している顧客が、「正当な会員ではない」とか、「正
当な会員ではあるが正当な景品交換権を持っていない」
などの警告メッセージを画面表示したり、「景品交換権
の正当性が確認できたので景品(AT1,AT4)の引
き渡しを行ってください」などの肯定的なメッセージを
表示したりする。
【0087】もちろん、警告メッセージが表示された顧
客に対しては、景品の引き渡しは行われない。
【0088】操作部53は、例えば、通常のパーソナル
コンピュータなどに接続されるキーボードやマウス等の
ような操作手段で、店員CLBがメール処理端末15B
に対して指示を伝えるために利用される。
【0089】復号処理部54は、例えば、前記S/MI
ME形式で暗号化されている電子メールME1やME3
などを復号して、制御部51などが読み取って処理する
ことのできる平文に変換する部分である。この復号は、
暗号化されている前記電子メール(例えば、ME1)の
メッセージに対し前記共通鍵を用いて復号演算を行うこ
とにより平文を生成する操作であるため、共通鍵が生成
されることが前提である。当該共通鍵は、前記運用サー
バ12から前記専用端末16Bに、肯定的な認証結果が
返ってきたとき、専用端末16Bの記憶部65内に格納
されているデータ(例えば、ID1,DT1,KE1)
をもとに当該復号処理部54内で生成するものであって
よい。
【0090】記憶部55は当該メール処理端末15Bの
記憶装置であり、ハードディスクやRAMなどによって
構成されている。前記POP3やIMAP4でメールボ
ックスから取り出したメールは、この記憶部55に格納
し、前記制御部51が当該メール(例えば、ME1)か
ら前記交換系列情報SLA1を抽出すると、当該交換系
列情報SLA1も当該記憶部55に格納する。
【0091】在庫管理データベース56は、当該小売店
舗TLBにおける景品(商品)の在庫を管理しているデ
ータベースである。在庫管理データベース56の登録内
容は前記景品キオスク端末(14Bなど)の小売店管理
データベース39に反映されるため、例えば、小売店舗
TLB内で、売り切れや、引き渡しによって、ある景品
の在庫がなくなった場合、在庫管理データベース56の
内容が更新され、これにともなって小売店管理データベ
ース39の内容も更新される。
【0092】例えば、小売店舗TLBにおいて、景品A
T5の在庫がなくなった場合には、前記小売店管理デー
タベース39から、景品AT5と小売店舗TLBの電子
メールアドレスADBを対応付けたタプルが削除され、
それ以降、ユーザU1は前記景品キオスク端末14Bに
よって当該景品AT5を選択することができなくなるも
のであってよい。そして、在庫が回復すれば、削除され
たタプルも回復し、ユーザU1はまた、当該景品AT5
を選択することができるようになる。
【0093】前記復号処理部54や、在庫管理データベ
ース56の機能は、パーソナルコンピュータ上で主とし
てソフトウエア的に実現することができる。
【0094】次は、当該メール処理端末15Bとともに
小売店舗TLBに配置される専用端末16Bの内部構成
について図3を用いて説明する。専用端末16Aも当該
専用端末16Bと同様な内部構成を備えている。専用端
末16Bは、上述した申請が認められたときに、事業者
MK1から(あるいは、事業者RN1から)当該小売店
舗TLBの事業者へレンタルされるものであってよい。
【0095】小売店舗TLA、TLBは、事業者MK1
が事業者RN1に申請することによって、当該会員シス
テム10の構成要素となるものであってよい。
【0096】(A−1−5)専用端末の内部構成例 図3において、当該専用端末16Bは、通信部60と、
携帯機通信部61と、制御部62と、ディスプレイ部6
3と、操作部64と、記憶部65と、パスワード生成部
66とを備えている。
【0097】このうち携帯機通信部61は、前記携帯電
話機17との通信を行う部分である。したがって、前記
景品キオスク端末14B内の携帯機通信部30と同様、
前記携帯電話機17が搭載している近距離無線通信機能
の種類などに応じて、当該携帯機通信部61の構成も異
なったものとなる。
【0098】制御部62は当該専用端末16BのCPU
である。
【0099】ディスプレイ部63は当該専用端末16B
に対する操作方法などをユーザU1に案内するためのメ
ッセージなどを画面表示する部分で、操作部64は、ユ
ーザU1が操作して専用端末16Bに対する指示を伝え
るためのボタンなどを有する部分である。もしもタッチ
パネル装置などを利用する場合には、前記景品キオスク
端末14Bと同様、当該ディスプレイ部63と、操作部
64は、ユーザU1からみて、物理的に一体であり得
る。
【0100】記憶部65は、操作部64や携帯機通信部
61から得られた情報を一時的に記憶する部分である。
操作部64から得られる情報としては、ユーザU1が入
力する前記暗証番号KE1があり、携帯機通信部61か
ら得られる情報としては、前記携帯電話機17から取得
する前記会員識別子ID1と、作成日時(例えば、DT
1)がある。
【0101】通信部60はインターネット11経由で前
記運用サーバ12との通信を行ったり、同じ小売店舗T
LB内に配置されているメール処理端末15Bと通信を
行ったりする機能を持つ部分である。
【0102】パスワード生成部66は、記憶部65内に
格納されているデータ(例えば、前記ID1,DT1、
KE1)に前記生成演算GP1にしたがった演算を施す
ことにより、ワンタイムパスワードPW1を生成する部
分である。パスワード生成部66で実行する生成演算は
必ずしも前記景品キオスク端末14Bで実行する生成演
算GP1と同じでなくてもよいが、ここでは、簡単のた
めに同じ生成演算GP1を実行するものとする。
【0103】したがって、パスワード生成部66で生成
されるパスワードは前記景品キオスク14B内で生成さ
れたワンタイムパスワードと同じPW1である。パスワ
ード生成部66によって生成された当該ワンタイムパス
ワードPW1は、前記通信部60により、インターネッ
ト11経由で、前記運用サーバ12に届けられる。
【0104】操作部64は、専用端末16Bに対し、ユ
ーザU1からの指示を伝えるための部分である。この操
作部64は、通常のパーソナルコンピュータに接続され
るようなキーボードやマウス等であってもよいが、ユー
ザU1が専用端末16Bに対して行う操作は、前記暗証
番号(例えば、KE1)の入力などの簡単なものに限ら
れるので、もっと小規模な入力装置で十分であると考え
られる。もちろん、ここに、前記タッチパネルを利用し
てもよい。
【0105】操作部64を介してユーザU1が入力した
暗証番号KE1は、ユーザU1が携帯する携帯電話機1
7から前記携帯機通信部61が受信した会員識別子ID
1および作成日時DT1と対応付けられた形式で、前記
記憶部65に記憶される。
【0106】通信部60がワンタイムパスワード(例え
ば、PW1)を送信すると、それに応じて運用サーバ1
2が返した認証結果は当該通信部60で受信され、その
認証結果が、景品交換権の正当性を認める肯定的なもの
である場合などには、当該記憶部65に記憶されている
作成日時と会員識別子と暗証番号が、通信部60を介し
て、前記メール処理端末15Bに送信される。これによ
り、前記メール処理端末15Bは、前記メールボックス
内で(あるいは、記憶部55内で)メールを特定するこ
とが可能になる。
【0107】前記メール処理端末15Bなどと通信する
景品処理サーバ13の内部構成は、例えば、図5に示す
とおりであってよい。当該景品処理サーバ13は、各小
売店舗TLA、TLBなどから供給される前記定期小売
り集計データをさらに集計する機能を有する。この集計
結果は、例えば、運用サーバ12へ届けて、決済処理を
行うようにしてもよい。ただしその場合には、前記運用
サーバ12は、BtoBの電子商取引に対応するECサ
イトとしての機能を持つ必要がある。
【0108】(A−1−6)景品処理サーバの内部構成
例 図5において、当該景品処理サーバ13は、通信部70
と、制御部71と、引渡管理データベース72とを備え
ている。
【0109】このうち通信部70は、各小売店舗TL
A、TLBなどに配置したメール処理端末15A、15
Bなどと通信する機能と、前記運用サーバ12と通信す
る機能を備えている。
【0110】この2つの通信は、これまで説明した各通
信端末間の通信(例えば、14Bと15B間の通信、1
4Bと12間の通信、16Bと15B間の通信など)と
比べると、はるかに高額な金銭(特に、12と13の間
は高額)に関する通信となるため、いっそう高いセキュ
リティ性が要求される。もし必要ならば、運用サーバ1
2、景品処理サーバ13、メール処理端末(例えば、1
5B)に、VPN装置を配置して、VPNを用いた通信
を行ったり、インターネット11経由で通信せずに、専
用線を用いた通信としてもよい。
【0111】制御部13は、景品処理サーバ13のCP
Uである。
【0112】引渡管理データベース72は、各小売店舗
ごとに、引渡を行った景品の数量、価格などを集計した
結果(総合集計データ)を蓄積する部分である。この蓄
積は、各メール処理端末(例えば、15B)から供給さ
れる前記定期小売り集計データをもとに定期的(例え
ば、1日1回)に更新される。
【0113】この引渡管理データベース72が格納する
総合集計データに基づいて、定期的に(例えば、1ヶ月
に1回)、運用サーバ12にアクセスして決済処理など
を行うようにしてもよい。
【0114】前記定期小売り集計データに、個々の会員
(例えば、U1)の会員識別子、個々の景品に関する引
渡の終了、非終了、引渡が行われた日付などを示す詳細
な情報を含ませるようにすれば、遊技場HLA、HLB
側を代理または代表する事業者RN1の側(すなわち、
運用サーバ12側)でも、前記総合集計データを検査す
ることによって、一連の交換系列からなる景品交換がど
の程度の期間で終了しているか、あるいは終了せずに残
っているか等を会員ごとに確認することも可能である。
【0115】総合集計データを運用サーバ12へ送信す
ることは、景品に関する代金の請求に相当し、前記決済
では、事業者RN1から事業者MK1に対し代金の支払
いが行われる。支払う代金は、事業者RN1が各遊技場
HLA、HLBから徴収したものであり、また、事業者
RN1からの支払いを受けた事業者MK1は、前記定期
小売り集計データに応じて各小売店舗TLA、TLBへ
その代金を分配する。
【0116】事業者RN1による各遊技場HLA、HL
Bからの代金の徴収、および、事業者MK1による各小
売店舗TLA、TLBへの代金の分配にも、必要に応じ
て、電子商取引を利用することができる。
【0117】遊技場(例えば、HLB)と小売店舗(例
えば、TLB)のあいだにみられるように、これまで全
く取り引きがなく、信用の蓄積もない相手と、直接、電
子取引をはじめることには、お互いに抵抗が大きいが、
あいだに事業者RN1やMK1などが介在することによ
って、電子商取引をスムーズに進めることができる。
【0118】また、サーバの設備を持たず、多くがイン
ターネット11に対しダイヤルアップ接続を行う小売店
舗や遊技場が直接通信する手段は、電子メールなどに限
定されるが、あいだに、常時インターネット11に接続
されている景品処理サーバ13などを介在させることに
より、代金の請求や、支払いなどのための通信を円滑に
実行すること可能になる。
【0119】以下、上記のような構成を有する本実施形
態の動作について説明する。
【0120】本実施形態の動作は、図9の動作シーケン
スに示す。
【0121】当該動作シーケンスは、S10〜S17の
各ステップから構成されている。
【0122】(A−2)実施形態の動作 例えば、遊技場HLBで遊技を行うことによって賞球G
M1を獲得したユーザU1が、賞球を景品に交換しよう
とする場合、前記景品キオスク端末14Bを利用する。
【0123】景品キオスク端末14Bにおいて、ユーザ
U1が操作部35を操作しながら賞球GM1を前記開口
部に流し込めば、計数部36の検出した賞球GM1の数
(ポイント値)が、前記ディスプレイ部34に表示され
るとともに、当該ポイント値で交換可能な商品群(景品
群)の画面表示(その商品の外観を示す映像や仕様に関
する説明文など)が行われ、操作部35を操作してユー
ザU1が交換したい商品を選択する。
【0124】賞球GM1をもとに計数部36が検出した
ポイント値が10000ポイントであるとすると、例え
ば、図8に示すように、そのうちの2000ポイントで
景品AT1を選び、1500ポイントでAT5を選び、
4500ポイントでAT4を選ぶ、…というように、ユ
ーザU1の好みに応じて、10000ポイント分の景品
交換系列を決定する。
【0125】ポイント値が余った場合には、現金に交換
したり、ポイント値の形で、インターネット上などに配
置したポイント管理サーバ(図示せず)に蓄積するよう
にしてもよい。ポイント管理サーバでは、会員識別子ご
とにポイント値を蓄積、管理するので、新たな遊技の際
の球貸しや新たな景品交換の一部として、ユーザU1が
蓄積してあるポイント値を活用することができる。例え
ば、図8に示す残りの2000ポイントは、このように
してポイント管理サーバに蓄積することもできる。
【0126】ユーザU1が景品キオスク端末14Bを操
作することにより、交換系列が確定し前記暗証番号KE
1を入力すると、景品キオスク端末14は、図9のステ
ップS10に示すように、携帯電話機17から会員識別
子ID1を取得することで当該会員識別子ID1をメー
ルヘッダの題名(Subjectフィールド)に記述し、作成
日時(例えば、DT1)をDateフィールドに記述
し、なおかつ、交換系列情報(例えば、前記SLA1)
を本文に記述した電子メール(例えば、ME1)を自動
的に作成し、各小売店舗に宛てて送信する。このとき、
作成日時(例えば、DT1)は、携帯電話機17に供給
して、携帯電話機17内の記憶部22に記憶させる(S
11,S13)。
【0127】交換系列情報(例えば、SLA)に関する
景品を取り扱う小売店舗が、複数の小売店舗におよぶ場
合には、複数の電子メール(ここでは、ME1,ME
2)が作成され、送信されることになるため、S10、
S11の処理は、作成される電子メールの数だけ繰り返
される。
【0128】図1の例では、この景品交換のために、小
売店舗TLBに宛てた電子メールME1と、小売店舗T
LAに宛てた電子メールME2が作成され、送信されて
いる。
【0129】例えば、景品AT1(2000ポイント。
ユーザU1が小売店舗としてTLBを選択)と、景品A
T4(4500ポイント)からなる交換系列情報SLA
1は、電子メールME1に収容されて小売店舗TLBの
メール処理端末15Bに対応するメールボックスに届け
られ、景品AT3(1500ポイント)からなる交換系
列情報SLA2は、電子メールME2に収容されて小売
店舗TLAのメール処理端末15Aに対応するメールボ
ックスに届けられる。
【0130】当該電子メールME1は前記第1の演算手
順OP1に応じて、会員識別子ID1,暗証番号KE
1、作成日時DT1から生成された共通鍵によって暗号
化され、同様に電子メールME2は、前記第1の演算手
順OP1に応じて、会員識別子ID1,暗証番号KE
1、作成日時DT2から生成された共通鍵によって暗号
化される。この作成日時DT2は、DT1と同じであっ
てもよいが、異なる場合でもほとんど同じ値となる。
【0131】このときまた、景品キオスク端末14B
は、会員識別子(ここでは、ID1)と、暗証番号(こ
こでは、KE1)と、作成日時(ここでは、DT1)に
前記生成演算GP1を施すことでワンタイムパスワード
PW1を生成し、さらにこのワンタイムパスワードPW
1を、運用サーバ12に送信する(S12)。
【0132】なお、前記ステップS10、S11,S1
2,S13の順番は、図示した通りでなくてもかまわな
い。例えば、電子メールの送信(S13)をワンタイム
パスワードの送信(S12)よりも先に行ってもかまわ
ないし、作成日時の携帯電話機17への供給(S11)
よりも先にワンタイムパスワードの送信(S12)を行
ってもかまわない。
【0133】また、作成日時の携帯電話機17への供給
を会員識別子の取得より先に行ってもかまわない。ただ
しこの場合には、作成日時は、実際に電子メールが作成
された日時を示すものではなくなる。作成日時は、同じ
景品キオスク端末(例えば、14B)に関する作成日時
相互間の関係さえ整合性が取れていれば、実際に電子メ
ールが作成された日時からずれていてもかまわない。例
えば、実際に電子メールが作成される所定時間前(例え
ば、10秒前)に携帯電話機17に対して当該電子メー
ルの作成日時の供給を行うことは、当該会員システム1
0の動作に関する限り、何ら不都合をまねかない。ただ
しこの場合、当該電子メールのDateフィールドに
も、実際の作成より10秒前のこの作成日時が記述され
る必要がある。
【0134】前記ステップS12でワンタイムパスワー
ド(ここでは、PW1)を受信する運用サーバ12で
は、生成演算GP1が前記双方向性の演算手順である場
合には、元の値(ID1、KE1、DT1の各値)を求
めた上で前記ユーザ管理データベース42に蓄積する。
電子メールはME1とME2の2通であるため、ワンタ
イムパスワードも2つ(PW1とPW2)受信され、ユ
ーザ管理データベース42には、2つのタプルすなわ
ち、(ID1、KE1、DT1)のタプルと、(ID
1、KE1、DT2)のタプルが追加される。
【0135】同様に、生成演算GP1が前記一方向性の
演算手順である場合には、元の値を得ずにワンタイムパ
スワードPW1、PW2をそのまま、ユーザ管理データ
ベース42に蓄積するので、ここでも、2通の電子メー
ルに対応して2つのタプルが追加されることになる。
【0136】これにより、交換系列情報SLA(SLA
1およびSLA2)に対応する前記交換予約登録が完了
する。
【0137】なお、このとき、ユーザU1が携帯する前
記携帯電話機17の記憶部22内には、会員登録時など
から記憶されている会員識別子ID1に加え、作成日時
DT1,DT2が記憶される。
【0138】このあと、ユーザU1は、ただちに小売店
舗HLBやHLAに出向いて景品AT1,AT4,AT
3の引渡を受けてもかまわないが、ここではこれらの景
品の引渡を受ける前に、ユーザU1が再度、遊技場HL
Bで遊技を行い、賞球を獲得した上で同様な手順によっ
てもう1度、交換予約登録を行ったものとする。したが
って、ステップS14に移行する前に、前記ステップS
10〜S13の処理がもう1度、繰り返されることにな
る。
【0139】この交換予約登録でも、ユーザU1は前回
と同じ暗証番号KE1を入力するが(もちろんユーザU
1が望めばKE1以外の暗証番号を入力してもよい)、
電子メールME3の作成日時DT3は、前記DT1やD
T2とは大きく異なる値となる。新たに遊技を開始して
からその遊技が終了して賞球を獲得し、交換予約登録を
行うまでには、短くても数十分以上、長ければ数時間以
上かかるのが普通だからである。
【0140】景品キオスク端末14Bは、これらの値
(ID1、KE1、DT3)に、前記生成演算GP1を
適用して得られたワンタイムパスワードPW3を運用サ
ーバ12へ送信するとともに、交換系列情報SLB(こ
のSLBでは、前記景品AT5の景品交換を選択してい
るものとする)を収容した前記電子メールME3を送信
する。今回、作成される前記電子メールはME3の1通
だけであるが、当該ME3は、前記ME1と同じ小売店
舗TLBに宛てて送信されたものとする。
【0141】したがって、小売店舗TLBのメール処理
端末15Bに対応するメールボックス(または記憶部5
5)のなかには、同じユーザU1に関する電子メールが
ME1とME3の2通、蓄積された状態となる。
【0142】なお、この交換予約登録によって、携帯電
話機17の記憶部22内には、上述した会員識別子ID
1と、作成日時DT1,DT2に加え、前記作成日時D
T3が記憶される。
【0143】このあと、当該携帯電話機17を携帯した
ユーザU1は、景品の引渡を受けるために小売店舗TL
BまたはTLAに出向く。順番は、どちらの小売店舗が
先でもかまわないが、ここでは、最初に小売店舗TLB
に出向いたものとする。
【0144】そして、ユーザU1が、景品AT1,AT
4,AT5を持って前記メール処理端末15Bの近傍に
いる店員CLBの前へいき、専用端末16Bに前記暗証
番号KE1を入力すると、前記ステップS14によって
携帯電話機17から会員識別子ID1と作成日時(例え
ば、DT1)が専用端末16Bに供給され、専用端末1
6Bと運用サーバ12のあいだでは、前記生成演算GP
1(および復号演算DP2)によるワンタイムパスワー
ドの送信(S15)およびそれに対する認証結果の応答
(S16)が行われる。
【0145】当該ステップS16によって肯定的な認証
結果が返ってきた場合、専用端末15Bは、その認証結
果のもとになったワンタイムパスワード(例えば、PW
1)の生成に使用した会員識別子(ここでは、ID1)
と作成日時(例えば、DT1)をメール処理端末15B
へ供給する(S17)。
【0146】このあと、少なくとも景品の引渡が行われ
るまでにはメール処理端末15Bの記憶部55内に、会
員識別子ID1をもとに前記電子メールME1,ME3
が記憶され、作成日時DT1,DT3の相違に基づいて
これらを識別し、前記交換系列情報SLA1,SLBを
抽出しておく。系列に含まれるすべての景品について引
渡が終了した場合、その系列の記憶は、記憶部55内か
ら削除するようにしてよい。
【0147】ただし景品の重量やかさによっては、ユー
ザU1が一度に、すべての景品の引渡を受けることが困
難なケースもあり得るので、そのケースには、一部の景
品の引渡だけ後日に行うことができるようにしてもよ
い。
【0148】また、景品交換は、交換系列情報単位(す
なわち、1電子メール単位)で行い、系列内の一部の景
品の引渡は認めないシステム構成としてもよい。
【0149】この場合、メール処理端末15Bの記憶部
55の記憶容量に余裕がなければ、今回、引渡を受けな
い交換系列情報にかかる電子メール(例えば、SLA1
を収容した電子メールME1)は、メールボックスから
取り出す操作を行わず、メールボックスのなかに残して
おくようにしてもよい。このように、選択的な取り出し
を行える点に、前記作成日時(ここでは、DT1,DT
3)の相違で、同一ユーザ(ここでは、U1)の複数の
電子メールを識別する利点がある。
【0150】また、すべての景品の引渡を終えた交換系
列情報を収容した電子メールの作成日時は、携帯電話機
17内の記憶部22から削除する。
【0151】景品の引渡に際して、店員CLBは各景品
に対するユーザU1の景品交換権をメール処理端末15
Bのディスプレイ部52の画面表示などによって確認し
たあと、景品の引渡を行う。
【0152】もちろん、必要に応じて、小売店舗TLB
のなかから景品AT1,AT4,AT5を集めるのは、
店員CLBの仕事としてもかまわない。
【0153】また、この景品の引渡は、前記賞球GM1
に対する景品交換として行われるものであるから、引渡
に際してユーザU1から店員CLB等への金銭の支払い
は行われないことは当然である。
【0154】なお、前記ステップS15およびステップ
S12では、ワンタイムパスワードをそのままインター
ネット11上で伝送させたが、前記生成演算GP1の内
容を秘密にしておけば、ワンタイムパスワード自体が秘
匿性を有するため、これによって、会員識別子などが、
インターネット11上で第3者に漏洩することも防止で
きる。
【0155】小売店舗TLBで引渡を受ける景品につい
ては、ユーザU1自身の頭脳で記憶しておくようにして
もよいが、専用端末16Bの機能として、ユーザU1の
前記景品交換権の正当性が確認できた段階で、前記交換
系列情報SLA1、SLBに関する景品の商品名や外観
を示す映像などを画面表示してユーザU1に教えるよう
にしてもよい。
【0156】なお、景品の引渡を受ける前の携帯電話機
17の記憶部22内には、3つのワンタイムパスワード
PW1〜PW3の基礎となる作成日時DT1〜DT3が
記憶されているが、専用端末16Bでは、メール処理端
末15Bの記憶部55内またはメールボックス内に格納
されている電子メールのヘッダの内容((会員識別子お
よび)作成日時)との整合性を確認することにより、D
T1およびDT3を前記ステップS15で送信するワン
タイムパスワードの生成等に使用し、DT2は使用しな
いと判断することができる。
【0157】小売店舗TLAに宛てて送信された電子メ
ールME2は、小売店舗TLA内のメール処理端末15
Aやメールボックスに格納されているのであって、当該
小売店舗TLB内のメール処理端末15Bやメールボッ
クスには格納されていないからである。
【0158】また一度使用した作成日時(例えば、DT
1)はその時点で携帯電話機17の記憶部22から削除
するようにしてよい。この場合、前記景品の引渡を受け
る前に、作成日時の削除が行われることになる。
【0159】携帯電話機17の記憶部22内の作成日時
DT1〜DT3を使用する順番は、予め決めておいても
よく(この順番は、例えば、記憶部22に対するFIF
O(先入れ先出し)としてもよい)、ディスプレイ部6
3や操作部64の機能を介して、ユーザU1にその場で
選択させるようにしてもよい。
【0160】なお、ユーザU1から専用端末16Bへの
暗証番号KE1の入力よりも、携帯電話機17から専用
端末16Bへの会員識別子ID1と作成日時(例えば、
DT1)の供給のほうが、先であってもかまわない。
【0161】小売店舗TLBにおける景品の引渡が終わ
ると、ユーザU1は小売店舗TLAに出向いて景品AT
3の引渡を受けることになるが、この引渡に関連して、
専用端末16A、メール処理端末15A、携帯電話機1
7で行われる処理は、前記小売店舗TLBの場合と同様
である。
【0162】(A−3)実施形態の効果 本実施形態によれば、遊技場の景品陳列スペースに比べ
て景品(商品)の種類がはるかに豊富な一般的な小売店
舗で景品の引渡を受けることができるので、ユーザ(U
1)は所望の景品を選ぶことができ、利便性が向上す
る。
【0163】(B)他の実施形態 上記実施形態では、携帯電話機17を用いたが、携帯電
話機17はその他の通信端末に置換することも可能であ
る。例えば、PHS端末、PDA端末、あるいはスマー
トカード(磁気カード等でも可)などの携帯通信端末に
置換することが可能である。
【0164】また、上記実施形態でユーザ(U1)が行
うものとした操作の全部または一部を、ユーザU1の意
向を受けた遊技場(例えば、HLB)の店員や、小売店
舗(例えば、TLB)の店員が行うようにしてもよい。
【0165】さらに、上記実施形態では、各景品キオス
ク端末から直接、各小売店舗へ電子メールME1,ME
2,ME3を送信するようにしたが、電子メールME1
〜ME3はいったんすべて運用サーバ12へ送信し、運
用サーバ12で交換先の景品の在庫情報などに応じて景
品交換を行う小売店舗を決定した上で、各小売店舗へ電
子メールを送信するようにしてもよい。
【0166】この場合、前記小売店管理データベース3
9は、景品キオスク端末には設けず、一元的に運用サー
バ12だけに設けることができる。ただしこの場合に
は、景品交換を行う小売店舗の決定結果などをユーザU
1に返す仕組みが必要になるものと考えられる。
【0167】なお、上記実施形態では、実際に景品を引
き渡す前に、ユーザU1に景品の選択などを行わせ、そ
の選択結果を予め静的に電子メールで各小売店舗に伝え
ておくようにしたが、本発明の構成上、このような手順
は必須ではない。
【0168】例えば、分散型データベースを構成する各
データベースを遊技場と小売店舗に設置しておき、ユー
ザU1が賞球をポイント値に変換したときにそのポイン
ト値を遊技場のデータベースに蓄積し、任意の小売店舗
で景品の引き渡しを受けるたびに、当該データベースに
蓄積してあるポイント値を減少していく構成とすれば、
各データベース間で蓄積しているポイント値の一貫性
(更新内容の一貫性)を維持する分散型データベースの
機構がはたらくため、ポイント値がゼロになるまで、ユ
ーザU1は前記データベースを設置してある小売店舗な
らばどこででも、動的に景品交換を繰り返すことができ
る。
【0169】上記実施形態では、暗証番号KE1を4桁
の数字としたが、必要に応じて、アルファベットや仮名
などを使用できるようにしてもよく、桁数も、4より少
なくしても、多くしてもかまわない。
【0170】また、上記実施形態では作成日時(例え
ば、DT1)も利用してワンタイムパスワードを構成し
たが、必要に応じて、作成日時は利用せず、会員識別子
と暗証番号だけからワンタイムパスワードを構成しても
かまわない。
【0171】なお、作成日時の記述形式は、必ずしも上
述した「2002年4月15日(月曜日)14時31分
54秒」などである必要はない。例えば、曜日(ここで
は、月曜日)の記述は省略してもよく、年(ここでは、
2002)の記述は、その全部または一部を省略しても
よい。
【0172】また、ワンタイムパスワードの実現法に
は、上述した方法以外にも様々な方法があり、本発明で
もその多くを利用することが可能である。
【0173】さらに、上記実施形態では前記ワンタイム
パスワード(PW1など)はそのままインターネット1
1上を伝送したが、ワンタイムパスワードを(例えば、
前記共通鍵で)暗号化した上でインターネット11上を
伝送させてもよい。
【0174】また、上記実施形態では、ワンタイムパス
ワードの生成に、景品キオスク端末でも専用端末でも同
じ生成演算GP1を用いるようにしたが、景品キオスク
端末と専用端末で異なる生成演算を用いてもよいことは
当然である。ただしその場合には、当該生成演算は双方
向性であることを要する。
【0175】なお、上記実施形態では景品キオスク端末
(例えば、14B)は遊技場の内部に配置され、メール
処理端末(例えば、15B)や専用端末(例えば、16
B)は小売店舗の内部に配置されるものとしたが、これ
らの配置場所は、必ずしも、遊技場や小売店舗の内部で
なくてもかまわない。例えば、複数の遊技場が隣接して
いる場合には、遊技場の中間の位置に、前記専用端末を
配置するようにしてもよい。
【0176】また、上記実施形態では、専用端末(16
Bなど)はハードウエア的な端末装置で、申請が認めら
れたときに事業者MK1から小売店舗の事業者へレンタ
ルされるものとしたが、専用端末の機能の大部分は、ソ
フトウエア的に実現可能であるから、前記専用端末と同
様な機能を持つ専用ソフトを、パーソナルコンピュータ
であるメール処理端末(例えば、15B)にインストー
ルすることによって、当該パーソナルコンピュータに前
記専用端末の機能も搭載することが可能である。
【0177】なお、上記実施形態では、遊技場(例え
ば、HLB)と小売店舗(例えば、TLB)のあいだの
代金の請求および支払いに、運用サーバ12と景品処理
サーバ13が介在するようにしたが、介在するサーバ
は、運用サーバ12または景品処理サーバ13のいずれ
か一方だけであってもよい。
【0178】また、上記実施形態では交換予約登録に、
特に有効期限を設けなかったが、交換予約登録に有効期
限(一例としては、2週間程度)を設定し、その有効期
限が経過しても、ユーザ(例えば、U1)が引渡を受け
るために小売店舗に現れない場合などには、当該交換予
約登録に関する電子メール(例えば、前記ME1)を、
前記メールボックスや、記憶部55から削除するように
してもよい。メールボックスや、メール処理端末の記憶
部55の記憶容量にも限界があるため、このようにしな
ければ、新たに着信する電子メールを格納することが不
可能になる可能性が生じるからである。
【0179】さらに、上記実施形態では、パチンコやパ
チスロなどを設置した遊技場の会員を例に取ったが、本
発明はその他の会員にも適用可能である。例えば、ゲー
ムセンタの会員に対して本発明を適用すること等も可能
である。
【0180】なお、上記実施形態では主としてハードウ
エア的に本発明を実現したが、本発明はソフトウエア的
に実現することも可能である。
【0181】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、会員にとって利便性の高い会員システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る会員システムの全体構成例を示
す概略図である。
【図2】実施形態で使用する運用サーバの主要部の構成
例を示す概略図である。
【図3】実施形態で使用する専用端末の主要部の構成例
を示す概略図である。
【図4】実施形態で使用するメール処理端末の主要部の
構成例を示す概略図である。
【図5】実施形態で使用する景品処理サーバの主要部の
構成例を示す概略図である。
【図6】実施形態で使用する景品キオスク端末の主要部
の構成例を示す概略図である。
【図7】実施形態で使用する携帯電話機の主要部の構成
例を示す概略図である。
【図8】実施形態の動作説明図である。
【図9】実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
10…会員システム、11…インターネット、12…運
用サーバ、13…景品処理サーバ、14A、14B…景
品キオスク端末、15A、15B…メール処理端末、1
6A、16B…専用端末、17…携帯電話機、ADA、
ADB…電子メールアドレス、ME1、ME2、ME3
…電子メール、ID1…会員識別子、DT1、DT2,
DT3…(電子メールの)作成日時、KE1…暗証番
号、PW1、PW2,PW3…ワンタイムパスワード、
GM1…賞球、AT1〜AT5…景品。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の会の会員を識別するための会員識
    別情報を保存し、出力する携帯通信端末を利用して、第
    1の有価体を第2の有価体に交換する景品交換システム
    において、 前記第1の有価体を取り扱う店舗またはその周辺に配置
    され、前記携帯通信端末から前記会員識別情報の入力を
    受けると共に、第1の有価体の入力を受け、さらに当該
    携帯通信端末を携帯する会員から暗証情報の入力と、交
    換先の第2の有価体の選択を受ける交換開始端末と、 当該交換開始端末に入力された情報のうち、少なくと
    も、前記会員識別情報と暗証情報をネットワーク経由で
    受信して保管する交換管理端末と、 前記第2の有価体を取り扱う店舗またはその周辺に配置
    され、前記携帯通信端末から受け取った会員識別情報
    と、再入力された暗証情報を、当該交換管理端末に保管
    してある会員識別情報および暗証情報と照合することに
    よって、前記交換を行う権限である交換権の正当性を認
    証する認証端末とを備え、 この認証の結果が肯定的な場合に、当該会員に対し、第
    2の有価体を提供することを特徴とする景品交換システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1の景品交換システムにおいて、 前記交換開始端末は、 前記第2の有価体の選択に応じた選択結果データを電子
    メールに収容して送信するメール送信処理部を備え、 前記認証端末は、 前記電子メールを受信して前記選択結果データを取り出
    すメール受信処理部と、 前記携帯通信端末と通信を行う携帯通信端末対応部とを
    備えたことを特徴とする景品交換システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の景品交換システムにおいて、 静的な前記会員識別情報と、景品交換のたびに動的に変
    動する前記暗証情報を利用してワンタイムパスワードを
    構成することを特徴とする景品交換システム。
  4. 【請求項4】 請求項2の景品交換システムにおいて、 前記メール送信処理部は、 前記電子メールに、当該電子メールを送信した日時を示
    す日時情報を記録する日時情報記録部を備え、 前記携帯通信端末は、 前記メール送信処理部から電子メールを送信した日時を
    示す日時情報を保存し出力する日時情報処理部を備え、 前記認証端末が交換権の正当性を認証する際には、前記
    電子メールに記録されている日時情報と、前記携帯通信
    端末の日時情報処理部が出力する日時情報が一致する場
    合に、前記認証の結果を肯定的なものとすることを特徴
    とする景品交換システム。
  5. 【請求項5】 請求項1の景品交換システムにおいて、 前記第1の有価体または第2の有価体には、無体物も含
    むことを特徴とする景品交換システム。
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